JP4681776B2

JP4681776B2 - Ultrasound endoscope tip

Info

Publication number: JP4681776B2
Application number: JP2001268441A
Authority: JP
Inventors: 哲也樽本; 健一大原
Original assignee: Hoya Corp
Current assignee: Hoya Corp
Priority date: 2001-09-05
Filing date: 2001-09-05
Publication date: 2011-05-11
Anticipated expiration: 2021-09-05
Also published as: JP2003070791A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体を送り込んで膨らませるためのバルーンを、超音波プローブを囲んで取り付けるようにした超音波内視鏡の先端部に関する。
【０００２】
【従来の技術】
超音波プローブで体腔内の断層像を得ようとする場合、超音波プローブの焦点深度等との関係から、超音波プローブと被検部との間には、一般に少なくとも２〜３cm程度の間隔をとる必要がある。
【０００３】
また、超音波は液体中は伝わり易いが空気中は伝わり難いので、超音波プローブと被検部との間を、超音波伝達性のよい脱気水等の液体で充満させる必要がある。
【０００４】
そこで超音波内視鏡においては、一般に、超音波プローブが設けられた挿入部の先端を囲むように膨縮自在なバルーンを設けて、脱気水等のような液体を注入して膨らませたバルーンを被検体に押しあてて用いるようにしている。
【０００５】
そのようなバルーンを膨らませる場合、バルーン内への液体注入量はできるだけ少ないことが望ましく、且つ目的部位に対してバルーンが広い面積で接触して超音波プローブとの間に適当な間隔がとれることが望ましい。
【０００６】
そこで、バルーンを挿入部先端の超音波発受信方向の背面側の面に粘着させて、バルーンが超音波発受信方向に、より大きく膨らむようにしたものがあった。しかし、バルーンの内面を挿入部先端の側面に粘着させるのは、その作業がはなはだ煩わしく、粘着状態が不確実になって使用中に外れてしまいがちである。
【０００７】
そこで従来は、例えば図８に示されるように、超音波内視鏡の挿入部先端である先端部本体１にバルーンを固定するためのバルーン固定部材９０として、バルーンを緊縛固定する前後一対のＯリング部９０ａ，９０ｂを曲板状の連結部９０ｃで一体的に連結して、連結部９０ｃによりバルーンの背面方向への膨らみを規制したものがある（特開平５−２９３１０５号）。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の超音波内視鏡の先端部では、図９に示されるように、前後一対のＯリング部９０ａ，９０ｂによってバルーン１０の前後両端を先端部本体１に緊縛固定することから、先端部本体１が長くなって患者が挿入時に受ける苦痛が大きくなるだけでなく、先側のＯリング９０ａの存在によって超音波走査範囲Ｕを前方寄りに向けることができない欠点がある。
【０００９】
そこで本発明は、超音波走査方向の背面側へのバルーンの膨らみを確実に規制することができ、しかも挿入部先端の前方寄りの方向を超音波走査することができ、かつ挿入部先端を短く形成することもできる超音波内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の超音波内視鏡の先端部は、挿入部の先端に、その側方から前方寄りの方向にわたって扇状に超音波を発受信走査する超音波プローブが配置されて、膨縮自在なバルーンが挿入部の先端を囲む状態に着脱自在に取り付けられ、バルーン内に液体を送り込んでバルーンを膨らませるようにした超音波内視鏡の先端部において、バルーンをサック状に形成してその口元を挿入部の先端に緊縛固定できるようにすると共に、挿入部の先端にバルーンが取り付けられた状態のときにバルーンの内側になる位置であって超音波走査方向の背面にあたる挿入部の先端の側面位置に溝を形成し、バルーンの外面側からバルーンを間に挟むように溝に弾力的に係脱させることができる突出部と、突出部が溝に係合しているときにバルーンの外面に当てがわれた状態になってバルーンの外方への膨らみを規制する翼状部とを一体的に形成したバルーン押さえ部材により、バルーンが超音波走査方向の背面方向に膨らむのを規制するようにしたものである。
【００１１】
なお、溝が、挿入部の軸線と平行方向に挿入部の先端の側面に形成されていてもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図４は、後述するバルーンが取り付けられていない状態の超音波内視鏡の挿入部の先端の正面図、図５はその部分断面側面図であり、体内に挿入される挿入部可撓管の先端に連結された先端部本体１の中間位置付近に形成された斜面２に、光学観察窓等が配置されている。
【００１３】
先端部本体１の先側半部には、超音波を扇状に発受信走査するコンベックスタイプの超音波プローブ３が配置されている。４はその表面の音響レンズ部であり、先端部本体１の側方から前方にわたる範囲（超音波走査範囲Ｕ）が超音波走査される。
【００１４】
先端部本体１には、弾力性のある材料からなるＯリングを係合させるための円周溝５が、超音波プローブ３の後端と斜面２との間の位置に形成されていて、そこにバルーンの一端を緊縛固定することができる。
【００１５】
先端部本体１の側面の超音波走査方向の背面にあたる位置には、先端部本体１の軸線と平行方向に直線溝６が形成されている。この直線溝６は、図４に示されるように、最大幅より口元幅の方が細く括れた断面形状に形成されている。
【００１６】
また、先端部本体１の先側半部の側壁面に開口する送排水口７からは、挿入部可撓管内に挿通配置された送排水路を介して、手元側からの操作によって脱気水等の液体を任意に送排出することができる。
【００１７】
図６は、上述のようなバルーン１０を先端部本体１に取り付ける際の状態を示しており、弾力性のあるゴム材等によってサック状に形成されたバルーン１０内に先端部本体１を差し込み、円周溝５に対してバルーン１０の外側からＯリング１１を係合させる。
【００１８】
そのようにして、バルーン１０の口元部分が円周溝５部分に緊縛固定され、先端部本体１に取り付けられたバルーン１０をそのまま膨らませると、図７に示されるようにバルーン１０が全方向に大きく膨らんでしまう。
【００１９】
図３は、バルーン１０が超音波走査方向の背面方向に膨らむのを規制するためのバルーン押さえ部材２０を示しており、バルーン１０を間に挟んでバルーン１０の外面側から直線溝６に係合する突出部２０ａと、その突出部２０ａから翼状に両側に広がってバルーン１０の外面に当てがわれる翼状部２０ｂとが一体的に形成されている。
【００２０】
なお、突出部２０ａは直線溝６に対してバルーン１０を間に挟んだ状態でがたつきなく嵌まり込む断面形状に形成されていて、弾性変形することにより直線溝６の括れた入口部を通過できるように、弾力性のある例えば中程度の硬度のゴム材などによって形成されている。
【００２１】
図２は、バルーン押さえ部材２０を直線溝６に係合させてバルーン１０を膨らませた状態を示し、図１はそのＩ−Ｉ断面を示しており、バルーン押さえ部材２０の突出部２０ａと直線溝６との間にバルーン１０が挟み付けられた状態で、バルーン押さえ部材２０の突出部２０ａがバルーン１０の外面側から直線溝６に係合している。このようにして、バルーン押さえ部材２０が先端部本体１に確実に取り付けられる。
【００２２】
そして突出部２０ａが直線溝６に係合した状態では、全方向に広がろうとするバルーン１０が、突出部２０ａから左右両側に広がった翼状部２０ｂによって外面側から押さえ付けられ、その結果、超音波走査方向の背面側へのバルーン１０の膨らみが確実に規制される。
【００２３】
このようにして、バルーン１０は超音波走査方向には自由に大きく膨らみ、その背面側にはほとんど膨らまないので、バルーン１０を少ない注水量で大きく膨らませることができる。
【００２４】
また、超音波プローブ３の音響レンズ部４を先端部本体１の先端まで回り込むように配置することができるので、図２に例示されるように、先端部本体１の前方寄りの方向まで超音波走査範囲Ｕに含めて、優れた走査能を得ることができる。
【００２５】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えばバルーン押さえ部材２０の突出部２０ａと直線溝６の形状等は、曲線的、分散的等各種の態様をとることができる。
【００２６】
【発明の効果】
本発明によれば、超音波走査方向の背面にあたる挿入部の先端の側面位置に形成された溝に、バルーン押さえ部材の突出部をバルーンの外面側から弾力的に係合させることにより、バルーン押さえ部材の翼状部がバルーンの外面に当てがわれた状態になって、超音波走査方向の背面側へのバルーンの膨らみを確実に規制することができ、しかも、挿入部先端の前方を超音波走査する妨げにならないので優れた走査能を得ることができ、また、挿入部先端を短く形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部のバルーンが膨らんだ状態の正面断面図（図２におけるＩ−Ｉ断面図）である。
【図２】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部のバルーンが膨らんだ状態の側面略示図である。
【図３】本発明の実施例のバルーン押さえ部材の斜視図である。
【図４】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部のバルーンが取り付けられていない状態の一部を断面で示す正面図である。
【図５】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部のバルーンが取り付けられていない状態の一部を断面で示す側面図である。
【図６】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部のバルーンを取り付ける際の状態を示す側面図である。
【図７】本発明の実施例の超音波内視鏡の先端部のバルーン押さえ部材が取り付けられていない状態でバルーンが膨らまされた状態の側面略示図である。
【図８】従来の超音波内視鏡の先端部のバルーンを取り付ける前の状態を示す側面図である。
【図９】従来の超音波内視鏡の先端部のバルーンが膨らんだ状態の側面略示図である。
【符号の説明】
１先端部本体
３超音波プローブ
４音響レンズ部
５円周溝
６直線溝
７送排水口
１０バルーン
２０バルーン押さえ部材
２０ａ突出部
２０ｂ翼状部
Ｕ超音波走査範囲[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a distal end portion of an ultrasonic endoscope in which a balloon for sending and inflating a liquid is attached so as to surround an ultrasonic probe.
[0002]
[Prior art]
When attempting to obtain a tomographic image in a body cavity with an ultrasonic probe, a distance of at least about 2 to 3 cm is generally provided between the ultrasonic probe and the test portion due to the relationship with the depth of focus of the ultrasonic probe. It is necessary to take.
[0003]
Further, since the ultrasonic wave is easily transmitted in the liquid but not easily transmitted in the air, it is necessary to fill the space between the ultrasonic probe and the test portion with a liquid such as deaerated water having a good ultrasonic transmission property.
[0004]
Therefore, in an ultrasonic endoscope, generally, a balloon that can be expanded and contracted is provided so as to surround the distal end of an insertion portion provided with an ultrasonic probe, and a balloon inflated by injecting a liquid such as deaerated water or the like. Is used by being pressed against the subject.
[0005]
When such a balloon is inflated, it is desirable that the amount of liquid injected into the balloon is as small as possible, and that the balloon is in contact with the target site over a wide area so that an appropriate distance can be obtained between the ultrasound probe and the balloon. Is desirable.
[0006]
In view of this, there has been one in which the balloon is adhered to the back side surface in the ultrasonic wave transmitting / receiving direction at the distal end of the insertion portion so that the balloon is further expanded in the ultrasonic wave transmitting / receiving direction. However, adhering the inner surface of the balloon to the side surface at the distal end of the insertion portion is very troublesome, and the adhesive state is uncertain and tends to come off during use.
[0007]
Therefore, conventionally, as shown in FIG. 8, for example, as a balloon fixing member 90 for fixing the balloon to the distal end main body 1 which is the distal end of the insertion portion of the ultrasonic endoscope, a pair of front and rear O-fixing the balloon is tightly fixed. There is one in which the ring portions 90a and 90b are integrally connected by a curved plate-like connecting portion 90c, and the swelling of the balloon in the back direction is restricted by the connecting portion 90c (Japanese Patent Laid-Open No. 5-293105).
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, at the distal end portion of the conventional ultrasonic endoscope as described above, as shown in FIG. 9, the front and rear ends of the balloon 10 are bound and fixed to the distal end portion body 1 by a pair of front and rear O-ring portions 90a and 90b. Therefore, not only does the distal end main body 1 become long and the pain experienced by the patient during insertion is increased, but also the ultrasonic scanning range U cannot be directed forward due to the presence of the front O-ring 90a.
[0009]
Therefore, the present invention can surely regulate the balloon bulge to the back side in the ultrasonic scanning direction, and can ultrasonically scan the direction closer to the front of the insertion portion tip, and shorten the insertion portion tip. An object of the present invention is to provide a distal end portion of an ultrasonic endoscope that can be formed.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an ultrasonic probe for transmitting and receiving ultrasonic waves in a fan shape is arranged at the distal end of the insertion portion at the distal end of the insertion portion from the side toward the front. The balloon is sucked at the distal end portion of the ultrasonic endoscope in which the inflatable balloon is detachably attached so as to surround the distal end of the insertion portion, and the balloon is inflated by feeding liquid into the balloon. The mouth is tightly fixed to the distal end of the insertion portion, and the back surface in the ultrasonic scanning direction is located inside the balloon when the balloon is attached to the distal end of the insertion portion. Forming a groove in the side surface position of the distal end of the insertion portion, and a protrusion that can be elastically engaged with and disengaged from the outer surface of the balloon so that the balloon is sandwiched therebetween, and the protrusion is engaged with the groove And The balloon holding member integrally formed with the wing-like part that regulates the outward balloon expansion when it is applied to the outer surface of the balloon prevents the balloon from inflating in the back direction of the ultrasonic scanning direction. It is intended to regulate.
[0011]
In addition, the groove | channel may be formed in the side surface of the front-end | tip of an insertion part in the direction parallel to the axis line of an insertion part.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
4 is a front view of the distal end of the insertion portion of the ultrasonic endoscope in a state where a balloon to be described later is not attached, and FIG. 5 is a partial cross-sectional side view of the insertion portion flexible tube inserted into the body. An optical observation window or the like is arranged on the slope 2 formed near the middle position of the tip body 1 connected to the tip.
[0013]
A convex-type ultrasonic probe 3 that emits and receives ultrasonic waves in a fan shape is disposed in the front half of the tip body 1. Reference numeral 4 denotes an acoustic lens portion on the surface, and a range (ultrasonic scanning range U) extending from the side to the front of the tip body 1 is ultrasonically scanned.
[0014]
A circumferential groove 5 for engaging an O-ring made of a resilient material is formed in the tip body 1 at a position between the rear end of the ultrasonic probe 3 and the inclined surface 2. One end of the balloon can be tightly fixed.
[0015]
A straight groove 6 is formed at a position corresponding to the back surface in the ultrasonic scanning direction on the side surface of the distal end main body 1 in a direction parallel to the axis of the distal end main body 1. As shown in FIG. 4, the linear groove 6 is formed in a cross-sectional shape in which the mouth width is narrower than the maximum width.
[0016]
In addition, from the water supply / drainage port 7 that opens to the side wall surface of the front half of the distal end portion main body 1, deaerated water is operated by operation from the hand side through a water supply / drainage channel that is inserted and arranged in the insertion portion flexible tube. Etc. can be sent and discharged arbitrarily.
[0017]
FIG. 6 shows a state when the balloon 10 as described above is attached to the distal end body 1, and the distal end body 1 is inserted into the balloon 10 formed in a sack shape by an elastic rubber material or the like. The O-ring 11 is engaged with the circumferential groove 5 from the outside of the balloon 10.
[0018]
In this way, when the mouth portion of the balloon 10 is tightly fixed to the circumferential groove 5 portion and the balloon 10 attached to the tip body 1 is inflated as it is, the balloon 10 is omnidirectional as shown in FIG. It swells greatly.
[0019]
FIG. 3 shows a balloon pressing member 20 for restricting the balloon 10 from expanding in the back direction of the ultrasonic scanning direction, and engages with the linear groove 6 from the outer surface side of the balloon 10 with the balloon 10 interposed therebetween. The projecting portion 20a and the wing-shaped portion 20b that extends from the projecting portion 20a to both sides in a wing shape and is applied to the outer surface of the balloon 10 are integrally formed.
[0020]
The protruding portion 20a is formed in a cross-sectional shape that fits in the straight groove 6 without rattling in the state where the balloon 10 is sandwiched between them, and elastically deforms the entrance portion where the straight groove 6 is constricted. It is made of a rubber material having elasticity, for example, medium hardness so that it can pass through.
[0021]
FIG. 2 shows a state in which the balloon pressing member 20 is engaged with the linear groove 6 and the balloon 10 is inflated. FIG. 1 shows a II cross section of the balloon pressing member 20 and the protruding portion 20a of the balloon pressing member 20 and the linear groove. 6, the protrusion 20 a of the balloon pressing member 20 is engaged with the linear groove 6 from the outer surface side of the balloon 10. In this way, the balloon pressing member 20 is securely attached to the distal end body 1.
[0022]
In a state where the protruding portion 20a is engaged with the linear groove 6, the balloon 10 which is going to spread in all directions is pressed from the outer surface side by the wing-like portion 20b spreading from the protruding portion 20a to the left and right sides. Expansion of the balloon 10 toward the back side in the sound wave scanning direction is reliably regulated.
[0023]
In this way, the balloon 10 swells freely in the ultrasonic scanning direction and hardly swells on the back side thereof, so that the balloon 10 can be swelled greatly with a small amount of water injection.
[0024]
Further, since the acoustic lens portion 4 of the ultrasonic probe 3 can be disposed so as to go around to the tip of the tip portion main body 1, the ultrasonic wave is applied to the front side of the tip portion main body 1 as illustrated in FIG. Including the scanning range U, excellent scanning ability can be obtained.
[0025]
In addition, this invention is not limited to the said Example, For example, the shape of the protrusion part 20a and the linear groove | channel 6 of the balloon pressing member 20 can take various aspects, such as curvilinear and dispersive.
[0026]
【The invention's effect】
According to the present invention, the balloon pressing member is elastically engaged from the outer surface side of the balloon to the groove formed in the side surface position of the distal end of the insertion portion corresponding to the back surface in the ultrasonic scanning direction, thereby The wing-like part of the member is in contact with the outer surface of the balloon, so that the balloon can be reliably restricted from bulging to the back side in the ultrasonic scanning direction. Therefore, excellent scanning ability can be obtained, and the tip of the insertion portion can be formed short.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front cross-sectional view (II cross-sectional view in FIG. 2) in a state where a balloon at a distal end portion of an ultrasonic endoscope according to an embodiment of the present invention is inflated.
FIG. 2 is a schematic side view of a state in which a balloon at a distal end portion of an ultrasonic endoscope according to an embodiment of the present invention is inflated.
FIG. 3 is a perspective view of a balloon pressing member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front view showing, in section, a part of a state in which a balloon at the distal end portion of the ultrasonic endoscope according to the embodiment of the present invention is not attached.
FIG. 5 is a side view showing, in section, a part of a state where a balloon at the distal end portion of the ultrasonic endoscope according to the embodiment of the present invention is not attached.
FIG. 6 is a side view showing a state when a balloon at the distal end portion of the ultrasonic endoscope according to the embodiment of the present invention is attached.
FIG. 7 is a schematic side view of a state in which a balloon is inflated in a state where a balloon pressing member at a distal end portion of an ultrasonic endoscope according to an embodiment of the present invention is not attached.
FIG. 8 is a side view showing a state before attaching a balloon at the tip of a conventional ultrasonic endoscope.
FIG. 9 is a schematic side view showing a state in which a balloon at a distal end portion of a conventional ultrasonic endoscope is inflated.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tip part main body 3 Ultrasonic probe 4 Acoustic lens part 5 Circumferential groove 6 Straight groove 7 Water supply / drain port 10 Balloon 20 Balloon pressing member 20a Projection part 20b Wing-like part U Ultrasonic scanning range

Claims

挿入部の先端に、その側方から前方寄りの方向にわたって扇状に超音波を発受信走査する超音波プローブが配置されて、膨縮自在なバルーンが上記挿入部の先端を囲む状態に着脱自在に取り付けられ、上記バルーン内に液体を送り込んで上記バルーンを膨らませるようにした超音波内視鏡の先端部において、
上記バルーンをサック状に形成してその口元を上記挿入部の先端に緊縛固定できるようにすると共に、上記挿入部の先端に上記バルーンが取り付けられた状態のときに上記バルーンの内側になる位置であって上記超音波走査方向の背面にあたる上記挿入部の先端の側面位置に溝を形成し、上記バルーンの外面側から上記バルーンを間に挟むように上記溝に弾力的に係脱させることができる突出部と、上記突出部が上記溝に係合しているときに上記バルーンの外面に当てがわれた状態になって上記バルーンの外方への膨らみを規制する翼状部とを一体的に形成したバルーン押さえ部材により、上記バルーンが上記超音波走査方向の背面方向に膨らむのを規制するようにしたことを特徴とする超音波内視鏡の先端部。An ultrasonic probe for transmitting and receiving ultrasonic waves in a fan shape from the side to the front side is arranged at the distal end of the insertion portion, so that the inflatable balloon can be attached and detached so as to surround the distal end of the insertion portion. At the distal end of an ultrasonic endoscope that is attached and inflates the balloon by sending liquid into the balloon,
The balloon is formed in a sac shape so that its mouth can be tightly fixed to the distal end of the insertion portion, and at a position that is inside the balloon when the balloon is attached to the distal end of the insertion portion. Thus, a groove can be formed in the side surface position of the distal end of the insertion portion corresponding to the back surface in the ultrasonic scanning direction, and the balloon can be elastically engaged and disengaged so as to sandwich the balloon from the outer surface side of the balloon. A protrusion and a wing-like part that regulates the outward expansion of the balloon when it is engaged with the groove when the protrusion is engaged with the groove are integrally formed. A distal end portion of an ultrasonic endoscope, wherein the balloon pressing member restricts the balloon from expanding in the back direction in the ultrasonic scanning direction.

上記溝が、上記挿入部の軸線と平行方向に上記挿入部の先端の側面に形成されている請求項１記載の超音波内視鏡の先端部。The distal end portion of the ultrasonic endoscope according to claim 1, wherein the groove is formed on a side surface of the distal end of the insertion portion in a direction parallel to the axis of the insertion portion.