JP4679760B2 - 切断機のチップコンベア - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鋸盤をはじめ各種切断機から生ずる切屑等をチップボックス等に回収するためのチップコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】
切断機として代表的な鋸盤に用いられるチップコンベアは、スクリューコンベア方式と、多数のスクレーパをチェーンに取付けてチェーンを回動させて切屑を掻き出すスクレーパ方式とに大別される。後者は構造的に比較的簡単で低コストであるため広く普及している。このスクレーパ方式のチップコンベア1は、図3及び図4に示すように、鋸盤2の鋸刃3の下方に設けられ、被削物4の切削部より落下してくる切屑を集めて、鋸盤2の外部に載置されたチップボックス5等に排出する。詳しくは、チップコンベア1は斜めに配設された樋状ケース6を有し、この樋状ケース6の両端部にそれぞれスプロケット7及び8を軸支し、このスプロケット7及び8にチェーン9を巻き掛け、そのチェーン9の外方に樋状ケース6の底部に当接するよう複数のスクレーパ10を等間隔で固着し、一方のスプロケット7をチェーン9の下側が張り側となるようにモータ11で回転駆動させて、樋状ケース6内の切屑をスクレーパ10で掻き上げ、樋状ケース6の一端の排出口12から外部に排出するように構成されている。
【0003】
ところで、スクリュー式でもスクレーパ式でも、切屑だけを排出している限り特に問題はないが、切屑以外のもの、例えば被削物の切断片などの小異物が樋状ケース6に落ち込むと、異物噛み込み現象によりチップコンベア1が停止したり故障したりする懸念が多分にあった。すなわち、スクレーパ方式のチップコンベアでは、チエーン9を巻き掛ける両端のスプロケット7及び8の回転軸が一般的には樋状ケース6に固定的に支持されているため、被削物4の切断片などの小異物が樋状ケース6内の従動側スプロケット8部に落下した場合には、スプロケット8を周回するスクレーパ10と樋状ケース6の底壁部との間に噛み込み、装置を停止させてしまったり、時には破損に至らしめるという大きな欠点があった。また、長期間の使用等によってチェーン9が伸びた場合には、チェーン9の張りを調整して弛みを除去する必要があった。
【0004】
そこで、本願出願人は実公昭62−28332号で改良型のチップコンベアを提案した。この改良型のチップコンベア1aは、図5に示すように、チェーン9の張り側9aと戻り側9bとの間に、低い方の一端に従動スプロケット8を軸支し、高い方の一端を樋状ケース6に揺動自在に支持したチェーンセパレートアーム16を配設したもので、このチェーンセパレートアーム16を、圧縮コイルばね17によって前記低い方の一端に向け弾性的に押圧するようにしている。従って、樋状ケース6内の従動側スプロケット8部に切断片等の小異物が落下しても、スクレーパ10が当該異物の上に無理なく乗り上げ、この際、チェーンセパレートアーム16が従動スプロケツト8、チェーン9及びスクレーパ10と共に一体的に上方に持ち上がるから、異物噛み込み現象を起こすことなく、この異物を無理なく排出口12へと掻き出すことができ、また、チェーンセパレートアーム16がチェーン9の張り側と戻り側の間に介在しているので、これら両側が互いに接触することもなく、かつ、チェーン9の張りが圧縮コイルばね17によって一定に維持されるから、チェーン9の張りの経年変化が発生せず張りの調整の手間がかからない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述した改良型のチップコンベアは異物噛み込み現象等を防止する上で非常に有効であるが、このチップコンベアをさらに機能的に向上させるため、以下の課題の解決が望まれている。
1.ステンレス鋼などの粘性の高い被削物を切断する際に生ずる切屑は、粗粉状ではなく薄長い上にカールしているので、絡まり合って大きな「金属たわし」状の塊になりやすい。この大きな金属たわし状の切屑塊は、スクレーパ10とチェーンセパレートアーム16の連結部材16bや固定梁25との間や、駆動スプロケット7と樋状ケース6底部との間に噛み込み、チップコンベア1aを停止させたり故障させたりすることがある。
2.従来のチップコンベア1aではスクレーパがチェーンに対して直角に取付けられていたので、スクレーパ10が駆動スプロケット7で折り返す時に、図6のように駆動スプロケット7に到達した瞬間からスクレーパ10が前掬い状態に傾斜し始め、駆動スプロケット7の軸と同じ高さ位置まで周回した段階ではスクレーパ10がほぼ水平状態となることから、排出口12直近まで掻き出された切屑の一部がスクレーパ10で掻き上げられ、そのまま元の方向へ持帰られてしまう場合がある。
【0006】
本発明はスクレーパ方式のチップコンベアにおける前述2つの課題を解消することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る切断機のチップコンベアは、鋸刃下方にあって低位置から高位置へと斜めに配設された切屑回収用の樋状ケースと、前記樋状ケースの上端部内にあって樋状ケースに軸支されモータによって回転される駆動スプロケットと、前記樋状ケースの下端部内に配設された従動スプロケットと、前記駆動及び従動スプロケットの間に巻き掛けられ、外側に複数個のスクレーパが取付けられたチェーンと、前記チェーンの張り側と戻り側との間に配設され、低い方の一端に前記従動スプロケットを軸支し高い方の一端が前記樋状ケースに揺動自在に支持されたチェーンセパレートアームと、前記チェーンセパレートアームをその長手方向の前記低い方の一端に向けて弾性的に押圧して前記チェーンに張りを与えるばね手段とからなり、前記チェーンを下方が張り側となるよう駆動することにより前記樋状ケース底部に落下した切屑及び小異物を前記スクレーパによつて切断機外部に排出し得るよう構成された切断機のチップコンベアにおいて、前記駆動スプロケットの位置を、当該スプロケットに接近する前記スクレーパが前記樋状ケース底部から離脱するように前記樋状ケースの上端部内で上側にずらすと共に、前記駆動スプロケット近傍の張り側チェーン内面を、当該張り側チェーンのスクレーパが前記樋状ケース底部に近接するように弾性的に押圧する押圧手段を配設したことを特徴とする。
【0008】
これにより、スクレーパが駆動スプロケットに近付いて来ても上下方向に充分な空間があり、しかも押圧部材によって樋状ケース底壁部側に附勢されるから、粗粉状の細かい切屑から金属たわし状の大きな切屑塊、さらには切断片などの小異物に至るまで、スクレーパとチェーンセパレートアームの連結部材や固定梁との間や、駆動スプロケットと樋状ケースとの間に噛み込むことなく、確実に排出口まで掻き出すことができる。
【0009】
また、本発明の切断機のチップコンベアは、スクレーパを、その先端側が進行方向に対して後方斜め方向に向くように傾斜させたことを特徴とする。
【0010】
これにより、スクレーパが押圧部材を通過して駆動スプロケットに掛かり駆動スプロケットの回転軸と同じ高さ位置まで周回した段階でも、スクレーパは下方に傾斜した姿勢をとるので、スクレーパによって掻き出された切屑はスムーズにスクレーパから離れる。従って、排出口直近まで掻き出された切屑がスクレーパにより掬われて元の方向に逆戻りすることがなく、切屑の掻き出し効率を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1(A)(B)に示すように、本発明に係るチップコンベア21は従来同様に切断機の鋸刃下方において傾斜して配設されるが、その樋状ケース22が上端側にいくにつれて次第に上下方向幅が拡大された末広がり形状とされている。換言すると、樋状ケース22は下端部側が浅く上端部側が深く成形されている。樋状ケース22の下端部は端壁部22aで閉じられているが、上端部は開放されて排出口12を形成している。また、樋状ケース22の上側は下端部から上端部近傍まで切り欠かれて切屑受開口23とされ、樋状ケース22の底壁部22bは下端部から上端部まで連続した切屑案内面24を形成している。この底壁部22bは樋状ケース22の排出口12において直角方向下方に短く曲げられた折曲部22cを形成し、排出口12の縁に切屑が引っ掛かからないようにされている。
【0012】
駆動スプロケット7の回転軸7aは、従来のように、スクレーパ30の下部が駆動スプロケット7の位置において樋状ケース22の底壁部に対し隙間ゼロを保持する位置ではなくて、かなり上方寄りの位置で樋状ケース22の両側壁で軸支され、樋状ケース22の一方の側壁の外側面に取付けられたモータ11の駆動軸が、駆動スプロケット7の回転軸7aに連結されている。
【0013】
駆動スプロケット7よりもやや樋状ケース22の下端部寄り位置に、樋状ケース22の水平幅方向(図1(A)で紙面垂直方向、図1(B)で上下方向)に固定梁25が掛渡されている。この固定梁25の中央部に樋状ケース22の長手方向に向いた挿通孔26が貫通形成され、この挿通孔26に梯子状のチェーンセパレートアーム16の軸部16eが挿入されている。このチェーンセパレートアーム16は図1(B)に示すように、樋状ケース22の長手方向に延在した左右一対の長手部材16a,16a、これら長手部材16a,16aの上端部1箇所と上端部寄りの中間部2箇所において両長手部材16a,16aを相互連結する第1〜第3連結部材16b,16c,16d、第1連結部材16bの中央部から樋状ケース22の上端部側へ突出して前述の挿通孔26に挿入された軸部16e、及び軸部16eに外嵌された圧縮コイルばね(ばね手段)17で構成されている。挿通孔26の内径はチェーンセパレートアーム16の上端部の外径よりも充分大きくされていて、樋状ケース22内でチェーンセパレートアーム16の下端部側が上下方向に揺動可能とされている。このチェーンセパレートアーム16の一対の長手部材16aの下端部は、樋状ケース22の下端部まで等長で延在し、この長手部材16aの両下端部に、従動スプロケット8の回転軸8aの両端部が軸支されている。駆動スプロケット7と従動スプロケット8との間には無端状チェーン9が巻き掛けられ、このチェーン9に圧縮コイルばね17の附勢力、すなわちチェーンセパレートアーム16を樋状ケース22の下端部方向に押圧する力で適度の張りが付与されている。
【0014】
前記第2及び第3連結部材16c,16dは丸軸で、そのうちの駆動スプロケット7に近い方の第2連結部材16cの中央に長板状の押圧部材(押圧手段)28の基端部が上下方向に揺動可能に軸支されている。この第2連結部材16cには捩りばね29が巻装され、この捩りばね29の一端が片側の長手部材16aの上に止着されると共に、他端が押圧部材28の上に止着されている。押圧部材28の先端部は樋状ケース22の排出口12側に向けて斜め下方に延在し、張り側チェーン9aの上面に当接している。そして捩りばね29による附勢力が押圧部材28を介して張り側チェーン9aの上面に適度の押圧力として作用するようになっている。なお、図2のように、押圧部材28の基端部に形成されたL字状切欠部31が第3連結部材16dに当接し、これによって押圧部材28は図2の状態からさらに時計方向に回動し得ないように規制されおり、図2の状態において、後述するスクレーパ30が押圧部材28の先端を通過するとき、スクレーパ30と切屑案内面24との間の隙間が実質的にゼロ(微小隙間があっても構わない)となるように構成されている。
【0015】
チェーン9の外側には、複数のスクレーパ30が樋状ケース22内を横断するように等間隔で取付けられている。各スクレーパ30は図1(A)のように鋭角(例えば60°)に屈曲されて側面視でV字状を成し、その先端側が進行方向に対して後方斜め方向に向けられている。
【0016】
本発明の一実施形態に係るチップコンベア21は前述の如く構成され、チェーンセパレートアーム16の下端部側重量が樋状ケース22の切屑案内面24上で支承された状態で、駆動スプロケット7がチェーン9の下方が張り側となるように、すなわち図1(A)で反時計方向に回転駆動される。これにより、スクレーパ30が樋状ケース22の切屑案内面24に当接した状態で排出口12側へと移動し、落下してくる切屑を掻き上げて排出口12から外部へ排出する。
【0017】
ここで、被削物4の切断片等の小異物が樋状ケース22内の従動スプロケット8部に落下したとき、スクレーパ30はチェーン9、従動スプロケット8及びチェーンセパレートアーム16と共に上方に持ち上がり、あるいは圧縮コイルばね17が伸縮するなどにより、スクレーパ30と樋状ケース22との間に異物が噛み込むことなく、その異物を無理なく排出口12へと導くことができる。また、何らかの外力によりチェーン9が弛んだ場合、張り側と戻り側との間にチェーンセパレートアーム16が介在するので、スクレーパ30がこのチェーンセパレートアーム16に当接案内され、張り側・戻り側が互いに接触することがない。更に、圧縮コイルばね17によりチェーンセパレートアーム16を介して従動スプロケット8が駆動スプロケット7から遠去かる向きに弾性的に押圧されるので、チェーン9の張り側には常に適度の張りが作用する。
【0018】
ここで、ステンレス鋼など高粘性のワークを切断する際に生ずる大きな金属たわし状切屑塊が樋状ケース22内に落ち込むと、この大きな切屑塊はスクレーパ30によって樋状ケース22に沿って掻き上げられ、駆動スプロケット7に近付いて来る。図5の従来のチップコンベア1aでは、駆動スプロケット7の回転軸7aが、スクレーパ10の下部が駆動スプロケット7の位置において樋状ケース6の底壁部に対し実質的に隙間ゼロを保持する位置に設けられているため、スクレーパ10は駆動スプロケット7に近付くに従って上下方向の空間が狭まるので、金属たわし状切屑塊がスクレーパ10とチェーンセパレートアーム16の連結部材16bや固定梁25との間、あるいは駆動スプロケット7と樋状ケース22底部との間に噛み込むおそれがあった。
【0019】
本発明では駆動スプロケット7が従来よりも高い位置に配設され、かつ、駆動スプロケット7の近傍の張り側チェーン9a内面を押圧部材28で弾性的に押圧しているので、スクレーパ30が駆動スプロケット7に近付いて来ても上下方向に充分な空間があり、しかもスクレーパ30は押圧部材28によって樋状ケース22の切屑案内面24側に適度の力で押圧されているから、粗粉状の細かい切屑から金属たわし状の大きな切屑塊、さらには切断片などの小異物に至るまで、スクレーパ30とチェーンセパレートアーム16の連結部材16bや固定梁25との間、あるいは駆動スプロケット7と樋状ケース22底部との間に噛み込むことなく確実に排出口12まで掻き出される。このとき、スクレーパ30は図2のようにその先端側が進行方向に対して斜め後方に向けられているので、押圧部材28を通過して駆動スプロケット7に掛かり、駆動スプロケット7の回転軸7aと同じ高さ位置まで周回した段階でも、スクレーパ30は下方に傾斜した姿勢をとるので、スクレーパ30によって掻き出された切屑はスムーズにスクレーパ30から離れる。従って、排出口12直近まで掻き出された切屑がスクレーパ30により掬われて元の方向に逆戻りするようなことがない。
【0020】
以上、本発明の一実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であり、例えば前記実施形態では捩りばね29の附勢力を長板状押圧部材28を介して張り側チェーン9aに作用させたが、附勢力としては捩りばね29の他にゴム等の各種弾性部材を利用可能であり、また長板状押圧部材28に代えてスイングアームの先端にローラを回転自在に取付けたものや、同じくスイングアームの先端にアイドルスプロケットを取付けたもの等を用いてもよい。さらに、チェーン9とのスムーズな摺接構造を担保して弾性部材を直接的にチェーンに当接させる構成も可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明は前述の如く、駆動スプロケットの配設高さを従来よりも高くし、かつ、駆動スプロケット近傍の張り側チェーン内面を押圧手段で押圧するようにしたから、スクレーパが駆動スプロケットに近付いて来ても上下方向に充分な空間があり、しかもスクレーパは押圧手段によって樋状ケースの底面側に適度の力で押圧されているから、粗粉状の細かい切屑から金属たわし状の大きな切屑塊、さらには切断片などの小異物に至るまで、従来のような噛み込みを生ずることなく、確実に排出口まで掻き上げることができる。従って、例えば夜間の全自動無人運転時での切断機の不測の自動停止などを最大限に回避することが可能となる。
【0022】
また、スクレーパの先端側を進行方向に対して斜め後方に向けたので、スクレーパが押圧部材を通過して駆動スプロケットに掛かり、駆動スプロケットの回転軸と同じ高さ位置まで周回した段階でも、スクレーパは下方に傾斜した姿勢をとるので、スクレーパによって掻き出された切屑はスムーズにスクレーパから離れる。従って、排出口直近まで掻き出された切屑がスクレーパにより掬われて元の方向に逆戻りするのを防止して切屑の掻き出し効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係るチップコンベアの縦断面図、(B)は同じく平面図。
【図2】本発明に係るチップコンベアの要部拡大図。
【図3】従来のスクレーパ方式チップコンペアを用いた鋸盤の正面図。
【図4】従来の鋸盤の平面図。
【図5】(A)は従来のチップコンベアの縦断面図、(B)は同じく平面図。
【図6】従来のチップコンベアの駆動スプロケット回りの拡大図。
【符号の説明】
1,1a 従来のチップコンベア
2 鋸盤(切断機)
3 鋸刃
4 被削物
5 チップボツクス
6 樋状ケース
7 駆動スプロケット
7a 駆動スプロケットの回転軸
8 従動スプロケツト
8a 従動スプロケツトの回転軸
9 チェーン
9a チェーンの張り側
9b チェーンの戻り側
10 スクレーパ
11 モータ
12 排出口
16 チェーンセパレートアーム
16a 長手部材
16b,16c,16d 連結部材
16e 軸部
17 圧縮コイルばね(ばね手段)
21 本発明のチップコンベア
22 樋状ケース
22a 端壁部
22b 底壁部
22c 折曲部
23 切屑受開口
24 切屑案内面
25 固定梁
26 挿通孔
28 押圧部材
30 スクレーパ

Claims (2)

  1. 鋸刃下方にあって低位置から高位置へと斜めに配設された切屑回収用の樋状ケースと、前記樋状ケースの上端部内にあって樋状ケースに軸支されモータによって回転される駆動スプロケットと、前記樋状ケースの下端部内に配設された従動スプロケットと、前記駆動及び従動スプロケットの間に巻き掛けられ、外側に複数個のスクレーパが取付けられたチェーンと、前記チェーンの張り側と戻り側との間に配設され、低い方の一端に前記従動スプロケットを軸支し高い方の一端が前記樋状ケースに揺動自在に支持されたチェーンセパレートアームと、前記チェーンセパレートアームをその長手方向の前記低い方の一端に向けて弾性的に押圧して前記チェーンに張りを与えるばね手段とからなり、前記チェーンを下方が張り側となるよう駆動することにより前記樋状ケース底部に落下した切屑及び小異物を前記スクレーパによって切断機外部に排出し得るよう構成された切断機のチップコンベアにおいて、
    前記駆動スプロケットの位置を、当該スプロケットに接近する前記スクレーパが前記樋状ケース底部から離脱するように前記樋状ケースの上端部内で上側にずらすと共に、前記駆動スプロケット近傍の張り側チェーン内面を、当該張り側チェーンのスクレーパが前記樋状ケース底部に近接するよう弾性的に押圧する押圧手段を配設したことを特徴とする切断機のチップコンベア。
  2. 前記スクレーパを、その先端側が進行方向に対して後方斜め方向に向くように傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の切断機のチップコンベア。
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