JP4678010B2 - ベルト搬送装置及びこれを備えた液体吐出装置 - Google Patents

ベルト搬送装置及びこれを備えた液体吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は、無端の搬送ベルトによって記録媒体を搬送するベルト搬送装置及びこれを備えた液体吐出装置に関する。
特許文献1には、搬送媒体である記録紙が搬送される搬送ベルトをクリーニングするためのクリーニングローラと、搬送ベルトの表面を読み取るラインセンサとを有する液体吐出装置であるインクジェット記録装置が開示されている。このインクジェット記録装置は、ラインセンサで搬送ベルトの表面を定期的に読み取って、この読み取ったデータから搬送ベルトの汚れレベルを検出し、検出した汚れレベルと前回クリーニング完了後の汚れレベルとに差がある場合に、クリーニングローラによりクリーニングを行う。
特開平11−192692号公報(図1)
しかしながら、搬送ベルトの汚れを直接検出し、この検出した汚れレベルからクリーニングを行うか否かを判断すると、搬送媒体に付着しない程度の軽微なインク汚れに対しても、クリーニングが行われてしまい、搬送効率が低下する。
そこで、本発明の目的は、搬送効率を向上させたベルト搬送装置及びこれを備えた液体吐出装置を提供することである。
本発明のベルト搬送装置は、互いに平行な回転軸を有する2つのローラと、前記2つのローラに巻き掛けられており、前記2つのローラの回転に伴って搬送媒体の下面と当接しつつ搬送媒体を搬送する外周面を有する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送された後の搬送媒体の下面を撮像する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段によって得られた下面画像に基づいて、前記搬送媒体の下面が許容上限レベルを超えて汚れているか否かを判断する判断手段とを備えている。そして、前記判断手段が、前記下面画像と、これと同じ寸法を有する基準画像とを対応する微小領域ごとに比較することに基づいて、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れているか否かを判断する。
本発明のベルト搬送装置によれば、搬送媒体の下面を撮像することによって、搬送ベルトの汚れを速やかに検出することができる。搬送ベルトの汚れを直接検出するものではないので、搬送媒体を汚すことがない搬送ベルトの汚れは検出されず、搬送媒体を汚す搬送ベルトの汚れだけが検出される。したがって、不必要な搬送ベルトのクリーニング及び/または搬送ベルトの停止などを最小限に止めることができ、搬送効率が向上する。また、搬送ベルトの汚れに関する判断を自動化することで、ユーザの手間を削減することができる。また、搬送ベルトの汚れている領域を特定することができる。
加えて、前記搬送ベルトによって搬送される前の前記搬送媒体の下面を撮像する第2の撮像手段をさらに備えており、前記判断手段が、前記第2の撮像手段によって得られた画像を前記基準画像として利用することが好ましい。これによると、搬送ベルトによる搬送直前の下面画像を基準画像として利用することで、例えば元々模様のある搬送媒体を搬送する場合などにおいて、判断精度が向上する。
また、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、その旨をユーザに通知する通知手段をさらに備えていることが好ましい。これによると、ユーザが、検出された搬送ベルトの汚れに自らの意思を尊重して対処することが可能となる。
また、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記2つのローラの回転を停止させるローラ停止手段をさらに備えていることが好ましい。これによると、新たに搬送ベルト上に搬送される搬送媒体が許容上限レベルを超えて汚れるのを防止することができる。
さらに、前記搬送媒体が搬送される搬送方向の上流側に、前記搬送媒体を前記搬送ベルトに供給する搬送媒体供給装置と、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを越えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記搬送媒体供給装置を停止させる搬送停止手段とをさらに備えていることが好ましい。これによると、新たに搬送される搬送媒体が許容上限レベルを超えて汚れるのを確実に防止することができる。
加えて、前記搬送ベルトの前記外周面をクリーニングするクリーニング手段をさらに備えていることが好ましい。これにより、汚れた搬送ベルトをクリーニングすることができる。
また、前記クリーニング手段は、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記搬送ベルトの前記外周面を自動的にクリーニングしてもよい。これによると、クリーニングを自動的に開始させることで、ユーザの手間を削減することができる。
また、本発明のベルト搬送装置は、別の観点では、互いに平行な回転軸を有する2つのローラと、前記2つのローラに巻き掛けられており、前記2つのローラの回転に伴って搬送媒体の下面と当接しつつ搬送媒体を搬送する外周面を有する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送された後の搬送媒体の下面を撮像する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段によって得られた下面画像に基づいて、前記搬送媒体の下面が許容上限レベルを超えて汚れているか否かを判断する判断手段と、前記搬送ベルトの前記外周面をクリーニングするクリーニング手段とを備えている。そして、前記クリーニング手段は、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記搬送ベルトの前記外周面を自動的にクリーニングし、前記判断手段は、前記搬送媒体の下面が許容上限レベルを超えて汚れている場合に、その汚れレベルを判定するものであって、前記クリーニング手段による前記搬送ベルトの前記外周面のクリーニング時間を、前記判断手段が判定した汚れレベルに基づいて制御するクリーニング制御手段をさらに備えていることが好ましい。これにより、搬送媒体の下面を撮像することによって、搬送ベルトの汚れを速やかに検出することができる。搬送ベルトの汚れを直接検出するものではないので、搬送媒体を汚すことがない搬送ベルトの汚れは検出されず、搬送媒体を汚す搬送ベルトの汚れだけが検出される。したがって、不必要な搬送ベルトのクリーニング及び/または搬送ベルトの停止などを最小限に止めることができ、搬送効率が向上する。また、搬送ベルトの汚れに関する判断を自動化することで、ユーザの手間を削減することができる。また、汚れた搬送ベルトをクリーニングすることができる。また、クリーニングを自動的に開始させることで、ユーザの手間を削減することができる。また、クリーニングの実行時間を適切なものとすることができる。
本発明の液体吐出装置は、上述したいずれかのベルト搬送装置と、前記搬送ベルト上を搬送されている前記搬送媒体に向けて液体を吐出する液体吐出ヘッドとを備えている。
本発明の液体吐出装置によれば、縁なし印字を行うなどして搬送ベルトが汚れた場合にも、搬送媒体の下面(非印刷面)の汚れを少なくすることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタの全体的な構成を示す側面図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1(液体吐出装置)は、4つのインクジェットヘッド2(液体吐出ヘッド)と、ベルト搬送装置20とを有するカラーインクジェットプリンタである。また、インクジェットプリンタ1は、インクジェットプリンタ1を制御するための制御部60(図2参照)を備えている。
ベルト搬送装置20は、図1中左方に給紙部11及び図1中右方に排紙部12を有しており、給紙部11から排紙部12に向かって用紙(搬送媒体)を搬送する用紙搬送経路を形成している。給紙部11のすぐ下流側には、用紙を挟持して搬送する一対の送りローラ5a,5bが配置されている。一対の送りローラ5a,5bによって用紙は図1中左方から右方へ送られる。これら給紙部11と送りローラ5a,5bとで搬送媒体供給装置を構成している。
用紙搬送経路の中間部には、互いに平行な回転軸を有する2つのベルトローラ6,7と、両ローラ6,7間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト8とが設けられている。搬送ベルト8の外周面8aにはシリコーン処理が施されており、粘着力を有している。ベルトローラ7と対向する位置には、押さえローラ4が配置されており、給紙部11から送りローラ5a,5bによって送り出されて、ガイド54を介して送られた用紙を搬送ベルト8の外周面8aに押さえ付けている。
搬送ベルト8の下方には、搬送モータ9が配置されており、搬送モータ9の軸9aとベルトローラ6の軸6aとに駆動ベルト10が架け渡されている。搬送モータ9の回転軸9aが図1中時計回りに回転することで、ベルトローラ6が時計回りに回転駆動される。そして、ベルトローラ6,7に架け渡された搬送ベルト8がベルトローラ6の回転に伴って用紙搬送方向(図1中矢印で示す方向)に走行する。こうして、搬送ベルト8は、押さえローラ4によって外周面8aに押さえ付けられた用紙を、その粘着力により当接した状態で保持しながら、ベルトローラ6の図1中時計回りの回転駆動によって下流側(右方)に向けて搬送する。
用紙搬送経路に沿った搬送ベルト8のすぐ下流側には、剥離機構13が設けられている。剥離機構13は、搬送ベルト8の搬送面8aに粘着されている用紙を搬送面8aから剥離して、図1中右方の排紙部12に設けられた排出プレート55へ向けて送る。
ガイド54(送りローラ5a,5bと押さえローラ4との間)の下方には、搬送ベルト8によって搬送される前の給紙部11から供給された用紙の下面(非印刷面)を撮像するラインイメージセンサ51(第2の撮像手段)が設けられている。ガイド54には、ラインイメージセンサ51が用紙の下面を撮像できるように窓が設けられている。
排出プレート55の下方には、搬送ベルト8によって搬送された後の用紙の下面を撮像するラインイメージセンサ52(第1の撮像手段)が設けられている。排出プレート55には、ラインイメージセンサ52が用紙の下面を撮像できるように窓が設けられている。
ベルトローラ6の右斜め下の位置には、ベルトローラ6とで搬送ベルト8を挟むようにして、且つ、搬送ベルト8の外周面8aと常に接触するように吸収体21が配置されている。吸収体21は、図1中紙面垂直方向に長手方向を有する直方体形状をしており、その長手方向の幅が搬送ベルト8の幅(図1中紙面垂直方向の幅)とほぼ同じ長さとなっている。吸収体21は、開閉バルブ24(図2参照)を介して図示しないタンクに接続されており、後述する判断部66からの指令によって、開閉バルブ24が「開状態」にされると、タンクの洗浄液が吸収体21に供給される。一方、判断部66からの指令によって開閉バルブ24が「閉状態」にされると、吸収体21への洗浄液の供給が遮断される。このようにして、吸収体21は、洗浄液を吸収し、搬送ベルト8の外周面8aに塗布する。
吸収体21よりも搬送ベルト8の走行方向下流側(ベルトローラ6よりも下流側であって、且つ、4つのインクジェットヘッド2のすぐ上流側にあるベルトローラ7よりも上流側)であって、ベルトローラ6の左斜め下の位置には、先端が搬送ベルト8の外周面8aと常に接触するようにブレード31が配置されている。ブレード31は、その先端で搬送ベルト8の外周面8aに付着した洗浄液やインクなどを掻き取り、その掻き取った洗浄液などをブレード31の下方に設けられた廃棄部32に廃棄する。このように、吸収体21、ブレード31及び廃棄部32とで搬送ベルト8の外周面8aをクリーニングするクリーニング装置53(クリーニング手段)を構成している。
4つのインクジェットヘッド2は、4色のインク(マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック)に対応して、用紙搬送方向に沿って4つ並べられて設けられている。つまり、このインクジェットプリンタ1は、ライン式プリンタである。4つのインクジェットヘッド2は、その下端にヘッド本体3をそれぞれ有している。ヘッド本体3は、用紙搬送方向に直交した方向(図1中紙面に対して垂直方向)に長尺な細長い直方体形状となっている。また、ヘッド本体3の底面には、インクを下方に向けて吐出するための微小径のノズルが多数並べて形成されており、この底面が外周面8aに対向するインク吐出面3aとなっている。
ヘッド本体3は、インク吐出面3aと搬送ベルト8のインクジェットヘッド2側の外周面8aとが平行となり、且つ、これらの面の間に少量の隙間が形成されるように配置されている。この隙間部分は用紙搬送経路の一部を構成し、用紙が印刷される画像形成領域となっている。この構成で、搬送ベルト8上を搬送される用紙が4つのヘッド本体3のすぐ下方側を順に通過する際に、この用紙の上面すなわち印刷面に向けてノズルから各色のインクが吐出されることで、用紙上に所望のカラー画像を形成できるようになっている。
次に、インクジェットプリンタ1の制御系について、図2を参照して説明する。図2は、本発明に係るインクジェットプリンタの制御構成を示す概略ブロック図である。インクジェットプリンタ1に含まれる制御部60は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する制御プログラム及び制御プログラムに使用されるデータが記憶されているROM(Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)とから構成されている。
制御部60は、図2に示すように、ヘッド制御部61、搬送制御部62、ローラ制御部63、基準画像データ取得部64、撮像画像データ取得部65、判断部66及びクリーニング制御部67を有している。
ヘッド制御部61は、制御部60がPC(パーソナルコンピュータ)80からの印刷信号を受信したときに、ヘッド駆動回路71を制御して対応するインクジェットヘッド2からインクを吐出させる。
搬送制御部62は、制御部60がPC80からの印刷信号を受信したときに、送りモータ14を駆動して両送りローラ5a,5bを回転させて用紙を搬送ベルト8上に供給するように、モータドライバ72を制御する。
ローラ制御部63は、制御部60がPC80からの印刷信号を受信したときに、搬送モータ9を駆動してベルトローラ6を回転させて、搬送ベルト8上の用紙を用紙搬送方向に搬送するようにモータドライバ73を制御する。
基準画像データ取得部64は、ラインイメージセンサ51によって読み込まれた搬送ベルト8によって搬送される前の用紙の下面の画像データを基準画像データとして取得する。
撮像画像データ取得部65は、ラインイメージセンサ52によって読み込まれた搬送ベルト8によって搬送された後の用紙の下面の画像データを撮像画像データとして取得する。
判断部66(判断手段)は、基準画像データ取得部64によって取得された基準画像データと、撮像画像データ取得部65によって取得された撮像画像データとを対応する微小領域ごとに比較する。ここで、比較とは、基準画像データと撮像画像データとのそれぞれ対応する微小領域内において1画素ごとに濃度を測定する。そして、測定した微小領域内の画素全体の濃度を合計し、この濃度の合計に基準画像データの微小領域と撮像画像データの微小領域とで所定値以上の差があるか否かを比較する。所定値以上の差がある場合には、この微小領域は汚れていると判断する。用紙の全ての微小領域において比較を行い、汚れていると判断された微小領域の数が所定値(許容上限レベル)を超えている場合に、用紙の下面が搬送ベルト8上を搬送されることにより汚れている、つまり、搬送ベルト8が用紙の下面を汚す程度に汚れていると判断し、搬送制御部62によって送りモータ14の駆動を停止させて、両送りローラ5a,5bの回転を停止させるとともに、ローラ制御部63によって搬送モータ9の駆動を停止させて、ベルトローラ6の回転を停止させる。すなわち、搬送制御部62が搬送停止手段、ローラ制御部63がローラ停止手段を構成している。
また、判断部66は、その汚れた微小領域の数から汚れレベルを判定する。さらに、判断部66は、警報装置74(通知手段)により用紙の下面が許容上限レベルを超えて汚れていると、ユーザに通知する。警報装置74は、図示しないランプを点滅させる、または、警報音を発生させるなど、ユーザに通知を行う構成であればいかなる構成であってもよい。
クリーニング制御部67は、判断部66により用紙の下面が許容上限レベルを超えて汚れていると判断された場合に、判断部66により判定された汚れレベルに応じたクリーニング時間に基づいて、クリーニング装置53により搬送ベルト8の外周面8aのクリーニングを行う。
次に、搬送ベルト8の外周面8aのクリーニングを行う一連の動作について、図3を参照して説明する。図3は、搬送ベルト8の外周面8aのクリーニングを行うフローチャートである。
まず、制御部60がPC80から印刷信号を受信すると、ローラ制御部63が搬送モータ9を駆動して、搬送ベルト8を走行させる。また、搬送制御部62が送りモータ14を駆動して、搬送ベルト8への用紙の供給を開始する。この後、基準画像データ取得部64によって取得された基準画像データと、撮像画像データ取得部65によって取得された撮像画像データとを、判断部66により対応する微小領域ごとに比較する(S1)。比較して汚れていると判断された微小領域の数が許容上限レベル以下の場合(S1:No)、搬送ベルト8の外周面8aは汚れていない、もしくは用紙の下面を汚さない程度の汚れであると判断し、印刷を継続する。比較して汚れていると判断された微小領域の数が許容上限レベルを超えている場合(S1:Yes)、警報装置74によって警報を発生させることにより、ユーザに搬送ベルト8の外周面8aが汚れていることを通知する(S2)。さらに、搬送制御部62により送りモータ14の駆動を停止するとともに、ローラ制御部63により搬送モータ9の駆動を停止する。このとき、両送りローラ5a,5bの回転が止まり(S3)、ベルトローラ6の回転が止まる(S4)ので、搬送ベルト8への用紙の供給及び搬送ベルト8による用紙の搬送が停止する。
続いて、自動クリーニングを行うか、手動クリーニングを行うかユーザに選択させる(S5)。手動クリーニングを行う場合(S5:No)、インクジェットプリンタ1の図示しない筐体を開けたときに、ローラ制御部63によりベルトローラ6が回転し、搬送ベルト8が所定長だけ走行される。このとき、搬送ベルト8上に用紙が残っておれば排出され、その開口面に搬送ベルト8の汚れている外周面8aが位置するように移動する。そして、ユーザにより、搬送ベルト8の外周面8aが手動クリーニングされる(S7)。
また、自動クリーニングを行う場合(S5:Yes)、クリーニング制御部67によるクリーニング時間に基づいて、クリーニング装置53による搬送ベルト8の外周面8aの自動クリーニングが行われる(S6)。この自動クリーニングでは、送りローラ5a,5bが停止した状態で、ベルトローラ6の回転駆動が再開される。搬送ベルト8上の用紙は排出される。このときの回転速度は、印刷中の回転速度より低い。ベルトローラ6の回転開始に合わせて、開閉バルブ24が開状態とされ、吸収体21に一定量の洗浄液が供給される。その後、開閉バルブ24は閉状態とされる。ベルトローラ6が回転されると、吸収体21は、搬送ベルト8の外周面8aを摺察しながら洗浄液を塗布していく。吸収体21の下流側では、ブレード31が外周面8aに付着したインクを洗浄液とともに払拭する。このようにしてクリーニングが終了すると、自動的に印刷が再開される(S8)。なお、自動クリーニング終了後に、自動的に印刷を再開せずに、手動クリーニングを行った後、印刷を開始してもよい。
以上説明したインクジェットプリンタ1によれば、ラインイメージセンサ51によって取得された搬送ベルト8によって搬送される前の用紙の下面の画像データである基準画像データと、ラインイメージセンサ52によって取得された搬送ベルト8によって搬送された後の用紙の下面の画像データである撮像画像データとを比較する。この比較の結果、比較して汚れていると判断された微小領域の数から用紙の下面の汚れを検出しているため、搬送ベルト8の汚れを速やかに検出することができる。また、搬送ベルト8の汚れを直接検出するものではないので、用紙を汚すことがない搬送ベルト8の汚れは検出されず、用紙を汚す搬送ベルト8の汚れだけが検出される。したがって、不必要な搬送ベルト8のクリーニング及び/または搬送ベルト8の停止などを最小限に止めることができ、搬送効率が向上する。縁なし印字を行うなどして、搬送ベルト8が汚れた場合にも、用紙の下面の汚れを少なくすることができる。
また、判断部66により、搬送ベルト8の汚れに関する判断を自動化することで、ユーザの手間を削減することができる。さらに、判断部66により、基準画像データと撮像画像データとを対応する微小領域ごとに比較していることで、搬送ベルト8の汚れている領域を特定することができる。このように、汚れた領域が特定可能なことは、メリットがある。例えば、搬送ベルト8の幅方向に亘って、複数の吸収体21を離散的に配置しておけば、特定された領域に対応する吸収体21だけに洗浄液を供給するればよく、洗浄液を無駄に使用することが無くなる。
さらに、ラインイメージセンサ51によって取得された用紙の下面の画像を基準画像データとして利用していることで、例えば元々模様のある用紙を搬送する場合などにおいて、判断精度が向上する。
加えて、警報装置74を有していることにより、ユーザが、検出された搬送ベルト8の汚れに自らの意思を尊重して対処することが可能となる。
また、判断部66が、用紙の下面が許容上限レベルを超えて汚れていると判断したときに、搬送制御部62により両送りローラ5a,5bの回転を停止し、且つ、ローラ制御部63によりベルトローラ6の回転を停止することにより、新たに用紙が供給されることがなく、新たに供給される用紙が許容上限レベルを超えて汚れるのを確実に防止することができる。
さらに、クリーニング装置53を有していることにより、汚れた搬送ベルト8をクリーニングすることができる。このとき、判断部66が判定した用紙の下面の汚れレベルに応じたクリーニング時間をクリーニング制御部67により決定しているため、クリーニングの実行時間を適切なものとすることができる。
次に、上述した本実施形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。但し、上述した本実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
上述した実施形態においては、図3に示すように、搬送ベルト8の外周面8aが汚れていると判断した場合(S1:Yes)、必ず自動クリーニングもしくは手動クリーニングをユーザが選択して行っていたが、クリーニングを行うか否かをユーザに確認して、ユーザの判断により自動クリーニングもしくは手動クリーニングを行ってもよい。例えば、図4に示すように、搬送ベルト8の外周面8aが汚れていると判断した場合(S101:Yes)、ユーザに搬送ベルト8の外周面8aが汚れていることを通知する(S102)とともに、両送りローラ5a,5bの回転及びベルトローラ6の回転を停止し(S103,S104)、印刷を停止する。そして、印刷停止する直前に印刷された用紙の下面をユーザが目視で確認する(S105)。そして、クリーニングが必要と判断した場合(S106:Yes)、クリーニング手法を選択して(S107)、自動クリーニング(S108)もしくは手動クリーニング(S109)を行い、印刷を再開してもよい(S110)。
また、図5に示すように、搬送ベルト8の外周面8aが汚れていると判断した場合(S201:Yes)、ユーザに搬送ベルト8の外周面8aが汚れていることを通知する(S202)。このとき、両送りローラ5a,5bの回転及びベルトローラ6の回転を停止せず、印刷を継続しておく。そして、通知直前に印刷された用紙の下面をユーザが目視で確認する(S203)。そして、クリーニングが必要と判断した場合(S204:Yes)、両送りローラ5a,5bの回転及びベルトローラ6の回転を停止し(S205,S206)、クリーニング手法を選択して(S207)、自動クリーニング(S208)もしくは手動クリーニング(S209)を行い、印刷を再開してもよい(S210)。
また、上述した実施形態においては、搬送ベルト8が汚れていると判断された場合に、自動クリーニングを行うか手動クリーニングを行うか毎回ユーザが選択していたが、印刷開始前に事前にクリーニング手法を選択していてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、判断部66により、用紙の下面が上限レベルを超えて汚れているか否かを判断していたが、用紙の下面の状態を検出するのみであれば、判断部66、ローラ制御部63及び搬送制御部64を備えていなくてもよい。
加えて、上述した実施形態においては、ラインイメージセンサ51によって取得された用紙の下面の画像を基準画像データとしていたが、予め用紙の下面を基準画像データとして記憶しておくことにより、ラインイメージセンサ51を備えていなくてもよい。
また、上述した実施形態においては、クリーニング装置53を備えていたが、手動でのみクリーニングを行うのであれば、クリーニング装置53を備えていなくてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、ローラ制御部63及び搬送制御部64により給紙部11からの用紙の供給を停止していたが、搬送制御部64のみを備えていても、給紙部11からの用紙の供給を停止可能である。
加えて、上述した実施形態においては、クリーニング制御部67により、判断部66が判定した汚れレベルに基づいたクリーニング時間を設定していたが、クリーニング制御部67を備えずに、搬送ベルト8の汚れを除去できる十分なクリーニング時間を固定して設定していてもよい。
上述した実施形態では、搬送ベルト8として1枚の幅広無端状ベルトを用いる場合、基準画像データを取得するラインイメージセンサ51及び撮像画像データを取得するラインイメージセンサ52を、搬送方向において、搬送ベルトの汚れやすい位置毎に対応して複数配置すると良い。例えば、縁なし印字を行うときの用紙の幅方向両端部に対応して各センサ51,52を配置する。これにより、用紙の裏面の汚れ具合を的確に知ることができる。
上述した実施形態では、搬送ベルト8として複数本の無端状ベルトを用いる場合、基準画像データを取得するラインイメージセンサ51及び撮像画像データを取得するラインイメージセンサ52を、搬送方向において、いずれかの無端状ベルトの延長線上に配置すると良い。このとき、無端状ベルトは、印刷によって汚れやすい位置にあるベルトを選ぶと良い。これによって、汚れた無端状ベルトだけを確実にクリーニングすることができる。また、駆動源への負荷を軽減でき、洗浄液の使用量も削減できる。もちろん、両センサ51,52を、搬送方向において、各無端状ベルトに対応してそれぞれ配置しても良い。このとき、各無端状ベルトに対応してクリーニング装置53(吸収体21とブレード31)を個別に配置することで、汚れた無端状ベルトだけをクリーニングすることができる。
上述した実施形態では、ラインイメージセンサ52を、排出プレート55の下方に配置していたが、より上流に位置する剥離機構13の下方や剥離機構13及び排出プレート55に跨るように配置しても良い。剥離機構13と排出プレート55とが離隔しているときには、これらの間に配置しても良い。これによって、搬送ベルト8の汚れを早いタイミングで知ることができる。
上述した実施形態では、クリーニング装置53を構成する吸収体21とブレード31が搬送ベルト8の外周面8aを常に摺察するように配置されていた。吸収体21とブレード31による摺察は、ベルトローラ6の回転駆動に対する抵抗を生む。駆動源の持つ駆動力に余裕がなければ、クリーニングを行うときだけ摺察するとよい。これによって、駆動源に対する負荷が減る。また、吸収体21とブレード31の長寿命化が図れる。
本発明は、上述の実施形態のようなインクジェットプリンタに限定されず、ベルト搬送装置であれば、様々な装置に適用可能である。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの全体的な構成を示す側面図である。 本発明に係るインクジェットプリンタの制御構成を示す概略ブロック図である。 搬送ベルト8の外周面8aのクリーニングを行うフローチャートである。 変形例に係る印刷を自動停止してクリーニングを行うフローチャートである。 別の変形例に係る印刷を手動停止してクリーニングを行うフローチャートである。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 インクジェットヘッド
5a,5b 送りローラ
6,7 ベルトローラ
8 搬送ベルト
8a 外周面
11 給紙部
20 ベルト搬送装置
51,52 ラインイメージセンサ
53 クリーニング装置
60 制御部
62 搬送制御部
63 ローラ制御部
66 判断部
67 クリーニング制御部
74 警報装置

Claims (9)

  1. 互いに平行な回転軸を有する2つのローラと、
    前記2つのローラに巻き掛けられており、前記2つのローラの回転に伴って搬送媒体の下面と当接しつつ搬送媒体を搬送する外周面を有する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトによって搬送された後の搬送媒体の下面を撮像する第1の撮像手段と
    前記第1の撮像手段によって得られた下面画像に基づいて、前記搬送媒体の下面が許容上限レベルを超えて汚れているか否かを判断する判断手段とを備えており、
    前記判断手段が、前記下面画像と、これと同じ寸法を有する基準画像とを対応する微小領域ごとに比較することに基づいて、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れているか否かを判断することを特徴とするベルト搬送装置。
  2. 前記搬送ベルトによって搬送される前の前記搬送媒体の下面を撮像する第2の撮像手段をさらに備えており、
    前記判断手段が、前記第2の撮像手段によって得られた画像を前記基準画像として利用することを特徴とする請求項に記載のベルト搬送装置。
  3. 前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、その旨をユーザに通知する通知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト搬送装置。
  4. 前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記2つのローラの回転を停止させるローラ停止手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  5. 前記搬送媒体が搬送される搬送方向の上流側に、前記搬送媒体を前記搬送ベルトに供給する搬送媒体供給装置と、
    前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを越えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記搬送媒体供給装置を停止させる搬送停止手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  6. 前記搬送ベルトの前記外周面をクリーニングするクリーニング手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  7. 前記クリーニング手段は、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記搬送ベルトの前記外周面を自動的にクリーニングすることを特徴とする請求項に記載のベルト搬送装置。
  8. 互いに平行な回転軸を有する2つのローラと、
    前記2つのローラに巻き掛けられており、前記2つのローラの回転に伴って搬送媒体の下面と当接しつつ搬送媒体を搬送する外周面を有する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトによって搬送された後の搬送媒体の下面を撮像する第1の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段によって得られた下面画像に基づいて、前記搬送媒体の下面が許容上限レベルを超えて汚れているか否かを判断する判断手段と、
    前記搬送ベルトの前記外周面をクリーニングするクリーニング手段とを備えており、
    前記クリーニング手段は、前記搬送媒体の下面が前記許容上限レベルを超えて汚れていると前記判断手段が判断したときに、前記搬送ベルトの前記外周面を自動的にクリーニングし、
    前記判断手段は、前記搬送媒体の下面が許容上限レベルを超えて汚れている場合に、その汚れレベルを判定するものであって、
    前記クリーニング手段による前記搬送ベルトの前記外周面のクリーニング時間を、前記判断手段が判定した汚れレベルに基づいて制御するクリーニング制御手段をさらに備えていることを特徴とするベルト搬送装置。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載のベルト搬送装置と、
    前記搬送ベルト上を搬送されている前記搬送媒体に向けて液体を吐出する液体吐出ヘッドとを備えていることを特徴とする液体吐出装置。
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