JP4676326B2 - ワンタッチ開封機能付き包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、各種商品の包装に使用する厚紙製の包装箱であって、ワンタッチ開封機能を備えたものに関する。
一般に、家電製品等の包装箱として、図6に示すようなものが多用されている。この包装箱は、周壁51の後部上端に蓋板52を開閉自在に連設し、閉じた蓋板52を二重にロックして封緘できるいわゆるダブルロック機構を備えたものである。
このダブルロック機構として、蓋板52の先端には折曲片53が設けられ、周壁51の前部上端から延びる中蓋54の基部には差込穴55が形成されている。
また、周壁51を前部の上端から切り込んで形成された揺動片56の先端には差込片57が設けられ、折曲片53の基部には蓋板52へ切れ込む差込穴58が形成されている。
そして、封緘に際しては、蓋板52を閉じ、折曲片53を差込穴55に差し込み、次いで、揺動片56の揺動に伴い、差込片57を差込穴58に差し込む。このようなダブルロック式の包装箱は、例えば、下記特許文献1に記載されている。
実公平6−21850号公報
しかしながら、上記のようなダブルロック式の包装箱では、開封する際、蓋板52の切込部を介して差込片57に指を掛け、差込片57を手前にスライドさせて、差込穴58から引き出し、次に、折曲片53を差込穴55から上方へ引き抜いて、蓋板52を起こさなければならず、開封に手間がかかるという問題がある。
そこで、この発明は、ワンタッチでロックを解除して開封できる包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る包装箱は、周壁前部を切り込んで形成した揺動片の差込片に2本の折目線を入れ、折目線を境界として、差込片の中間に指掛部を、両側に側折部をそれぞれ設け、蓋板の裏側へその先端に連設した折曲片を折り込み、蓋板と折曲片の間に差込穴を介して差込片を挿入し、指掛部の下方に折曲片の貫穴を位置させ、側折部を貫穴の両側方で折曲片に載せて蓋板を係止し、指掛部を押すと、側折部が折目線沿いに折れ曲がって、側折部と折曲片との係合が外れ、折曲片の反発で蓋板が自動的に開くようにしたのである。
また、差込片に入れた2本の折目線を、差込片の先端へかけて間隔が狭くなるように傾斜させ、開封時に側折部が折れ曲がりやすくしたのである。
さらに、差込片の指掛部を側折部より先端側へ突出させ、折曲片の貫穴に臨む受止片を設け、指掛部の突出部分を受止片に載せて蓋板を係止して、封緘性を高めると共に、指掛部を押すと、受止片が撓んで、指掛部の突出部分と受止片との係合も外れるようにしたのである。
また、周壁の前部上端に連設した前フラップを切り込んで差込片を形成し、周壁の側部上端から延びる側フラップを内側へ折り曲げて、その上に前フラップを重ね、前フラップの上に蓋板の折曲片を重ね、前フラップに対する折曲片の反発により、蓋板の起立方向への付勢力が強められるようにしたのである。
この包装箱では、指掛部を押すだけで、側折部と折曲片との係合が外れ、また、指掛部の突出部分と受止片との係合が外れて、折曲片の反発で蓋板が自動的に開くので、片手で簡単に開封することができ、商品の取出時における煩わしさが解消される。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この包装箱の段ボール製ブランクでは、前板1の両側に側板2が連設され、一方の側板2に後板3及び継代片4が順次連設されている。前板1及び後板3の下端には底板5が、側板2の下端には底板6がそれぞれ連設され、側板2の上端には側フラップ7が、前板1の上端には前フラップ8がそれぞれ連設されている。また、後板3の上端には蓋板9及び折曲片10が順次連設されている。
前板1には、上端から切り込んで揺動片11が形成され、その先端には、前フラップ8を切り込んで差込片12が設けられている。差込片12には、先端へかけて間隔が狭くなるように傾斜する2本の折目線13が入れられ、折目線13を境界として、差込片12の中間には指掛部14が、両側には側折部15がそれぞれ設けられている。指掛部14の先端は、側折部15より弧状に突出している。
折曲片10の基部には、蓋板9へ切れ込む差込穴16が形成され、差込穴16は、折曲片10に設けられた貫穴17に連通している。貫穴17には、蓋板9の反対側の端縁から蓋板9へ向けて突出する受止片18が設けられ、受止片18の基端には、貫穴17の端縁から少し切り込まれた位置に幅方向の罫線が入れられている。
このブランクを組み立てて商品を包装するには、図2に示すように、前板1、一対の側板2及び後板3を角筒状に折り曲げ、継代片4を反対側の側板2に貼り付けて周壁を形成し、底板5,6を貼り合わせ、底板5同士を噛み合わせて底面を閉止する。
そして、箱内に商品を収納し、図3に示すように、側フラップ7を内側へ折り曲げ、その上に前フラップ8を重ね、蓋板9の裏側へ折曲片10を折り込み、前フラップ8の上に折曲片10を重ねて、蓋板9を閉じ、揺動片11の揺動に伴い、差込片12を差込穴16を介して蓋板9と折曲片10の間に挿入する。
これにより、側折部15が貫穴17の両側方で折曲片10に載置されると共に、指掛部14の突出部分が受止片18に載置されて、蓋板9が閉じた状態で係止されるので、この包装箱は確実に封緘される。
一方、この包装箱を開封する際には、図4に示すように、蓋板9の切込部から露出した差込片12の指掛部14を押すと、指掛部14は下方に位置する貫穴17に押し込まれ、側折部15が折目線13沿いに上方へ折れ曲がって、側折部15と折曲片10との係合が外れ、受止片18が撓んで、指掛部14の突出部分と受止片18との係合も外れる。
そして、図5に示すように、折曲片10の反発で蓋板9が自動的に開く。このとき、前フラップ8に対する折曲片10の反発により、蓋板9の起立方向への付勢力が強められ、蓋板9は、手で開かなくても、跳ね上るように起立するので、この包装箱は、片手で簡単に開封することができる。
なお、この実施形態では、前フラップ8を側フラップ7の上に重ねたが、前フラップ8を前板1の裏側へ折り込み、折曲片10を側フラップ7の上に直接重ねるようにしても、折曲片10の反発により蓋板9が自動的に開く効果を得ることができる。また、前フラップ8を省略しても、同様の効果を得ることができる。
そのほか、この実施形態では、周壁が四角筒のものを例示したが、周壁が六角筒や八角筒等の包装箱においても、前板の上部と蓋板の先端部とを上記のように構成することにより、同様のワンタッチ開封機能を付与することができる。
この発明の実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 従来の包装箱の封緘状態を示す斜視図
符号の説明
1 前板
2 側板
3 後板
4 継代片
5 底板
6 底板
7 側フラップ
8 前フラップ
9 蓋板
10 折曲片
11 揺動片
12 差込片
13 折目線
14 指掛部
15 側折部
16 差込穴
17 貫穴
18 受止片

Claims (4)

  1. 周壁の後部上端に蓋板9を開閉自在に連設し、周壁の前部を上端から切り込んで形成した揺動片11の先端に差込片12を設け、蓋板9の先端に折曲片10を連設して、折曲片10の基部から蓋板9へ切れ込む差込穴16を形成し、蓋板9を閉じ、揺動片11の揺動に伴い、差込片12を差込穴16に差し込んで封緘する包装箱において、差込片12に2本の折目線13を入れ、折目線13を境界として、差込片12の中間に指掛部14を、両側に側折部15をそれぞれ設け、蓋板9の裏側へ折曲片10を折り込み、蓋板9と折曲片10の間に差込穴16を介して差込片12を挿入し、指掛部14の下方に折曲片10の貫穴17を位置させ、側折部15を貫穴17の両側方で折曲片10に載せて蓋板9を係止することを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱において、差込片12に入れた2本の折目線13を、差込片12の先端へかけて間隔が狭くなるように傾斜させたことを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1又は2に記載の包装箱において、差込片12の指掛部14を側折部15より先端側へ突出させ、折曲片10の貫穴17に臨む受止片18を設け、指掛部14の突出部分を受止片18に載せて蓋板9を係止することを特徴とする包装箱。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の包装箱において、周壁の前部上端に連設した前フラップ8を切り込んで差込片12を形成し、周壁の側部上端から延びる側フラップ7を内側へ折り曲げて、その上に前フラップ8を重ね、前フラップ8の上に蓋板9の折曲片10を重ねるようにしたことを特徴とする包装箱。
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