JP4675792B2 - 遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法 - Google Patents

遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法に関し、特に、複数の通信方式による無線通信を行うことが可能な通信端末のための遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法に関する。
従来からの携帯電話ネットワークを用いた無線通信に加えて、無線LAN(Local Area Network)等の他の通信方式を用いた無線通信を利用できるように複数の通信手段を備えることで、複数の通信方式による無線通信が可能な通信端末として機能する携帯電話が知られている。
このような携帯電話では、無線LANの基地局(以下、「アクセスポイント」という。)への接続を行うために、無線LAN機能に関わる無線LAN通信部の電源をオンにしておく必要がある。この場合、携帯電話ネットワークの基地局と比べて、無線LANのアクセスポイントが設置されている場所は限られており、1つのアクセスポイントが受け持つ通信エリアも狭いため、無線LANを用いた無線通信が利用できない場所であっても無線LAN通信部の電源がオンのままとなってしまい、携帯電話において無駄な電力が消費されていた。
これを解決するために、特許文献1に記載の携帯電話は、GPS(Global Positioning System)による位置情報や携帯電話ネットワークの基地局から取得した位置情報に基づいて、無線LANのアクセスポイントとの通信が可能な通信エリア内にいることを判定し、その判定結果に基づいて無線LAN通信部の電源を制御することができる。これにより、携帯電話の位置がアクセスポイントの通信エリア外である場合には、無線LAN通信部の電源をオフにすることで無駄な電力消費を抑えることができる。
また、特許文献2では、2つの異なる方式の携帯電話ネットワークを用いた無線通信が可能な携帯電話が記載されている。この携帯電話は、一方の通信方式の位置登録情報に基づいて他方の通信方式の通信エリア(サービス圏)の内側か外側かを判定し、通信許容区域の外側の場合には該他方の通信方式に用いる通信部の電源をオフにすることで、無駄な電力消費を抑えることができる。
特開2005−229399号公報 特開2004−48550号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の発明では、通信部の電源制御するときに、携帯電話が位置情報の取得、通信エリアに関する情報の取得及び通信エリア内外の判定を行なうため、携帯電話にはこれらの処理に伴う負荷がかかっていた。また、携帯電話は、通信許容区域情報を処理するための記憶手段や判定手段といった特別な構成を備える必要があった。
そこで、本発明は、複数の通信手段を備えることで複数の通信方式による無線通信が可能な通信端末において処理の負荷を大きく増加させることがなく、簡潔な構成にて、通信手段の電源を制御することにより、通信端末における無駄な電力消費を低減することができる遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の遠隔制御装置は、第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信手段と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信手段とを備える通信端末を遠隔で制御する遠隔制御装置であって、通信端末による第2通信手段を介した無線通信を許容するか否かを判定する判定手段と、判定手段が第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、第2通信手段の消費電力が少ない状態とする制御を行う端末電源制御手段と、を備え、判定手段は、第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容せず、通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容する。
本発明によれば、通信端末の第2通信手段の電源を制御するために必要な判定処理は遠隔制御装置によって行なわれる。したがって、通信端末における無駄な電力消費を低減するために第2通信手段の電源を制御するときに、判定処理に起因する負荷を通信端末にかけることがない。さらに、通信端末は当該判定処理を行なう必要がないため、通信端末を簡潔な構成とすることができる。
また、判定手段は、第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容せず、通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容するように構成してもよい。
このように構成することで、通信端末の位置だけでなく、通信許容端末の数に応じて、第2通信手段の電源の制御することができる。例えば、同一の通信許容区域内に多くの通信許容端末が存在するために電波が混雑して通信が困難な場合には、通信端末の第2通信手段の電源を制御することで、通信端末による無駄な電力消費をさらに低減することができる。さらに、通信許容区域よりも範囲の狭い特定通信許容区域に基づいた詳細な判定に基づいて電源の制御を行うことができる。したがって、例えば、通信許容区域の一部に通信許容端末が偏在するような場合であっても、特定通信許容区域内の通信許容端末の数が少ない場合には、電源をオンにした状態を保つことで通信端末の第2通信手段の電源を適切に制御することができる。
また、端末電源制御手段は、判定手段が第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、通信端末の第1通信手段を介して、第2通信手段の消費電力が少なくなるように電源の制御を通信端末に指示するように構成してもよい。このように構成することで、第2通信手段の消費電力が少なくなるように制御する場合に、通信端末に特別な負荷をかけることなく、第2通信手段の消費電力が少なくなるようにすることができる。
さらに、上記の遠隔制御装置において、端末電源制御手段は、判定手段が第2通信手段を介した無線通信を許容すると判定した場合に、通信端末の第1通信手段を介して、第2通信手段の電源をオンにする制御を通信端末に指示するように構成してもよい。このように構成することで、通信端末における無駄な電力消費を低減するために第2通信手段の消費電力が少なくなるように制御されている場合であっても、通信端末に特別な負荷をかけることなく、第2通信手段の電源をオンの状態にすることができる。
また、上記の遠隔制御装置において、判定手段は、通信端末の位置が第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内である場合に、第2通信手段を介した無線通信を許容するように構成してもよい。このように構成することで、第2通信手段を介した無線通信を利用できる位置に通信端末があるか否かに応じて電源を制御することができるため、より的確な制御を行うことができる。また、通信端末に通信許容区域を記憶させる必要もないため、通信端末を簡潔な構成とすることができる。
本発明は、上記のように遠隔制御装置に係る発明として記述できる他に、以下のように通信ネットワークシステムに係る発明及び遠隔制御方法に係る発明としても記述することができる。
本発明の通信ネットワークシステムは、複数の通信端末と、複数の通信端末を遠隔で制御する遠隔制御装置とを備える通信ネットワークシステムであって、通信端末は、第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信手段と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信手段とを備え、遠隔制御装置は、通信端末による第2通信手段を介した無線通信を許容するか否かを判定する判定手段と、判定手段が第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、通信端末の第1通信手段を介して、第2通信手段の消費電力が少なくなるように電源の制御を通信端末に指示する端末電源制御手段と、を備え、判定手段は、第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容せず、通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容するよう構成されている
また、本発明の遠隔制御方法は、第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信手段と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信手段とを備える通信端末を遠隔で制御する遠隔制御方法であって、通信端末による第2通信手段を介した無線通信を許容するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップで第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、通信端末の第1通信手段を介して、第2通信手段の消費電力が少なくなるように電源の制御を通信端末に指示する端末電源制御ステップと、を備え、判定ステップは、第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容せず、通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、通信端末の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、第2通信手段を介した無線通信を許容するよう構成されている。
なお、上記の通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法に係る発明は、上記の遠隔制御装置に係る発明と対応する技術的特徴を有し、同様の作用及び効果を奏する発明である。
本発明によれば、通信端末の通信手段の電源を制御するために必要な判定処理は遠隔制御装置によって行なわれる。したがって、携帯端末に判定処理に起因する負荷が生じることがない。また、通信端末は当該判定処理を行なう必要がないため、通信端末を簡潔な構成とすることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法の一実施形態を説明する。
図1は、遠隔制御装置10を含む通信ネットワークシステムの概念図であり、図2は、当該通信ネットワークシステムの全体構成図である。
本実施形態に係る通信ネットワークシステム1は、複数の通信端末(図2に示される通信端末20を含む)と、複数の通信端末を遠隔で制御する遠隔制御装置10と、を備えている。以下、通信端末20を制御対象とした場合を例として、通信ネットワークシステムの構成を説明する。
遠隔制御装置10は、複数の基地局及び図示しない交換機等の機器から構成される携帯電話ネットワーク上に設けられており、基地局60A〜60Cを介して通信端末20との間で相互に情報通信ができるように構成されている。また、遠隔制御装置10は、無線LANサービスのネットワークに接続されている情報通信ネットワークNと接続されており、無線LANのアクセスポイント(基地局)70A〜70Fに対するデータ送受信制御等の機能を備えるアクセスポイント制御装置30との間で相互に情報通信ができるように構成されている。
遠隔制御装置10の制御対象となる通信端末20は、無線LANの通信方式を含む複数の通信方式が利用可能な通信端末である。図2に示される通信端末20は、第1通信部21を介した第1の通信方式に基づく携帯電話機能と、第2通信部22を介した第2の通信方式に基づく無線LAN機能とを有している。このような通信端末としては、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)及びパソコンがある。
図1に示されるように、基地局60B,60Cは、通信許容区域R1,R2をそれぞれ有している。通信許容区域R1,R2は、通信端末20が携帯電話ネットワーク用の通信方式(第1の通信方式)とは異なる無線LAN用の通信方式(第2の通信方式)によって無線通信を行うことを許容する区域である。なお、第1の通信方式としては、例えば「W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)」及び「GSM(Global System for MobileCommunications)」があり、第2の通信方式としては例えば「IEEE 802.11a」、「IEEE 802.11b」及び「IEEE 802.11g」等の標準規格がある。
この通信許容区域R1,R2は、1つの基地局が通信端末20と通信を行うことができる通信エリア(以下、「セル」と呼ぶことで、アクセスポイントの通信エリアと区別する。)と一致するように画定する。そのため、図1に示されるように、複数の基地局の存在する場所では通信許容区域R1,R2には重複する部分が生じる。また、一般的に、基地局のセルはアクセスポイントの通信エリアよりも広いため、通信端末20の位置が通信許容区域R1,R2の内側であっても、いずれのアクセスポイントとも通信できない部分が存在する。なお、周辺にアクセスポイントが存在しない基地局60Aには、通信許容区域が設定されない。
また、通信許容区域R1,R2の内側には、特定通信許容区域S1〜S5が形成されている。特定通信許容区域S1〜S5は、後述する詳細位置測定によって得られた通信端末20の位置を参照して、通信端末20の第2通信部22の電源を制御するために設定される区域である。この特定通信許容区域S1〜S5は、アクセスポイントの通信エリア(図示せず)と少なくとも一部が重複するように画定されるが、アクセスポイントの通信エリアとは必ずしも一致させる必要はない。例えば、特定通信許容区域S3のように複数のアクセスポイントの通信エリアを内包するような特定通信許容区域を画定してもよい。
次に、図2を参照しつつ、通信ネットワークシステム1を構成する要素及びその機能を説明する。なお、上述の通信ネットワークシステムの構成に関する説明と同様に、通信端末20を制御対象とした場合を例として、各要素及びその機能を説明する。
まず、遠隔制御装置10を構成する要素及びその機能を説明する。遠隔制御装置10は、機能的な構成要素として、送受信部11と、端末位置記憶部12と、エリア記憶部13と、位置測位処理部14と、判定部(判定手段)15と、端末電源制御部(端末電源制御手段)16とを備え、通信端末20を含む複数の通信端末を遠隔で制御する。
送受信部11は、基地局60A〜60C及びアクセスポイント制御装置30との間でデータの送受信を行う部分である。具体的には、送受信部11は、基地局のセル内の通信端末に関する情報及び通信端末20の位置測位に関するデータ等を基地局60A〜60Cから受信して、端末位置記憶部12、位置測位処理部14、判定部15及び端末電源制御部16に出力する。また、送受信部11は、位置測位処理部14、判定部15又は端末電源制御部16から入力された指示信号を基地局60A〜60C又はアクセスポイント制御装置30に送信する。
端末位置記憶部12は、通信端末20を含む制御対象とする通信端末の位置を記憶する部分であり、判定部15の指示に応じて通信端末の位置に関する情報を出力する。この端末位置記憶部12は、通常、基地局60A〜60Cのそれぞれによって形成されるセルに対応させて通信端末の位置を記憶する。ここで、通信端末20の携帯電話ネットワーク用の通信方式(第1の通信方式)がW−CDMAである場合、通信端末20は複数の基地局と同時に通信することが可能であるが、通信する基地局の位置に基づいて定められる位置(例えば、通信端末20が帰属している基地局の位置又は複数の基地局のセルによって形成されるエリア内の代表地点)を通信端末20の位置として記憶する。換言すれば、基地局のセルの情報に基づいて測位した結果を端末の位置とすることができる。また、判定部15の指示に応じて、端末位置記憶部12は、このような基地局の位置に代えて、後述する位置測位処理部14によって求められた通信端末20の位置を記憶することができる。
エリア記憶部13は、通信許容区域R1,R2及び特定通信許容区域S1〜S5を記憶する部分であり、判定部15の指示に応じて記憶している情報を出力する。このエリア記憶部13が記憶する通信許容区域R1,R2及び特定通信許容区域S1〜S5は、区域の中心座標(緯度及び経度)及び半径等を含む区域の形状を特定するパラメータによって画定される。なお、通信許容区域R1,R2及び特定通信許容区域S1〜S5は、電波強度から算出された区域によって画定してもよい。
位置測位処理部14は、端末位置記憶部12に記憶される通信端末20の位置の測位を行なう部分である。上述のように、通信する基地局の位置に基づいて定められる位置が通信端末20の位置であると仮定した上で、基地局のセルの情報を用いて測位するセルベース測位方式と呼ばれる方法によって、位置測位処理部14は通信端末20の位置を測位する。また、位置測位処理部14は、セルベース測位方式のほかに、3基以上の基地局からの同期信号をもとにした測位(複数基地局測位方式)や、後述する通信端末20のGPS測位部23による測位(GPS方式)によって、通信端末20の詳細位置測位を行うことができる。複数基地局測位方式やGPS方式による通信端末20の詳細位置測位は、後述する判定部15の指示に応じて行われる。
判定部15は、遠隔制御装置10が通信端末20を制御対象とした処理を行ってから所定時間が経過したとき、又は、通信端末20から送信される電波の受信感度が最も高い基地局が変更されたときに、通信端末20による無線LAN用の通信方式(第2の通信方式)を用いた無線通信を許容するか否かの判定に必要な処理を行い、判定結果を端末電源制御部16に出力する部分である。この判定部15は、端末位置記憶部12から出力された位置情報を受けて、通信端末20の位置が無線LAN用の通信方式による通信部を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内(図1の例では、R1又はR2の内側)であるか否かを判定する。
具体的には、判定部15は、通信端末20(すなわち、通信端末20の位置と仮定されている基地局)の位置座標(例えば、緯度及び経度)が通信許容区域R1又はR2の内側であるか否かを判定する。そして、判定部15は、通信端末20の位置が通信許容区域R1又はR2の内側である場合には、無線LAN用の通信方式を用いる第2通信部22を介した無線通信を許容する判定をし、通信端末20の位置が通信許容区域R1又はR2の外側である場合には、第2通信部22を介した無線通信を許容しない判定をする。判定部15は、第2通信部22を介した無線通信を許容する又は許容しない旨の判定結果を端末電源制御部16に出力する。
判定部15は、上述のように、通信端末20の位置が無線LAN用の通信方式による通信部を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内であるか否かの判定に加えて、次のような判定を行うように構成することが好ましい。
まず、判定部15は、通信端末20の位置が通信許容区域R1又はR2の内側であると判定した場合に、通信許容区域R1,R2内で無線LAN用の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が所定数(以下、第1の所定数という)よりも多いか否かを判定し、対応する判定結果を端末電源制御部16に出力するように構成することが好ましい。この通信許容端末の数に関する判定では、判定部15は、通信許容端末の数が所定数よりも少ない場合には、無線LAN用の通信方式を用いた無線通信を許容する判定をして、通信許容端末の数が所定数よりも多い場合には、無線LAN用の通信方式を用いた無線通信を許容しない判定をする。
ここで、通信許容端末とは、遠隔制御の対象とされている通信端末(例えば、携帯電話及び携帯電話機能を有する通信端末)に限らず、無線LAN用の通信方式による無線通信を行うことが許容されているすべての通信端末を含むようにしてもよい。この場合には、無線LAN機能のみを有する通信端末の数も通信許容端末の数に含まれる。
通信許容端末の数は、1つの基地局のセル内に存在する通信許容端末の数又は通信許容区域内にあるアクセスポイントに実際に接続している通信許容端末の合計数として把握することができる。具体的には、前者の場合、1つの基地局のセル(通信許容区域)内おいて、無線LANのアクセスポイントに接続することができる通信許容端末の数(この場合には、アクセスポイントの通信エリア内に位置していない通信端末を含むこととなる)を用いて、判定部15は所定数と比較し、判定を行う。また、後者の場合、アクセスポイント制御装置30を介して、1つの通信許容区域内に存在する各アクセスポイントに実際に接続している通信許容端末の合計数を把握して、その数を通信許容端末の数として、判定部15は所定数と比較し、判定を行う。
なお、第1の所定数は特に限定されないが、通信許容区域内のアクセスポイントに対して接続することができる通信端末の許容数の合計と同数とすることが好ましい。
また、判定部15は、通信許容端末の数が第1の所定数よりも多いと判定した場合に、通信端末20の位置が通信許容区域R1又はR2の内側に形成される特定通信許容区域S1〜S5のいずれかの内側であるか否かを判定し、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が所定数(以下、第2の所定数という)よりも多いか否かを判定し、対応する判定結果を端末電源制御部16に出力するように構成することが好ましい。この特定通信許容区域及び第2の所定数に基づいた判定は、通信許容区域及び第1の所定数に基づいた判定と同様の手順により行われ、判定部15は、遠隔制御の対象である通信端末が特定通信許容区域S1〜S5のいずれかの内側に位置し、通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、無線LAN用の通信方式を用いた無線通信を許容する判定をして、それ以外の場合には、無線LAN用の通信方式を用いた無線通信を許容しない判定をする。
特定通信許容区域S1〜S5のいずれかに基づく判定においても、通信許容区域R1又はR2の場合と同様に、通信許容端末の数は、1つの基地局のセル内に存在する通信許容端末の数又は特定通信許容区域内にあるアクセスポイントに実際に接続している通信許容端末の合計数として把握することができる。
第1の所定数の場合と同様に、第2の所定数は特に限定されないが、特定通信許容区域内のアクセスポイントに対して接続することができる通信端末の許容数の合計と同数とすることが好ましい。
さらに、判定部15は、後述する端末電源制御部16に記憶されている情報を用いて、制御対象である通信端末の電源状態を判定するように構成することが好ましい。
端末電源制御部16は、判定部15から出力された判定結果を受けて、通信端末における無線LAN用の通信方式による通信部の電源制御を通信端末に指示する部分である。
この端末電源制御部16は、無線LAN用の通信方式に対応する通信部の電源の制御を通信端末に指示する制御信号を生成し、送受信部11及び基地局60A〜60Cのいずれかを介して、携帯電話ネットワーク用の通信方式に対応する通信部に送信する。
具体的には、通信端末20が遠隔制御の対象であるとき、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、端末電源制御部16は、通信端末20の第1通信部21を介して、第2通信部22の消費電力が少なくなるような電源制御を指示する制御信号を通信端末20に送信する。なお、第2通信部22の消費電力が少なくなる電源の制御、換言すれば、消費電力を低減させるための電源の制御には、例えば、第2通信部22の電源をオフにする制御及び第2通信部22を待機状態とする省電力モードに移行させる制御がある。
また、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容すると判定した場合に、端末電源制御部16は、通信端末20の第1通信部21を介して、第2通信部22の電源オンを指示する制御信号を通信端末20に送信する。
なお、上記の処理に加えて、制御対象とする通信端末の電源状態に応じた処理を行なうように遠隔制御装置10を構成する場合、端末電源制御部16は、通信端末における無線LAN用の通信方式による通信部の電源状態(具体的には、電源のオン及びオフ、並びに、該通信部を待機状態にする省電力モードであるか否か)を記憶し、電源状態に関する情報を判定部15に出力できるように構成することが好ましい。このような構成としたとき、端末電源制御部16は、記憶している電源状態と同じ状態への制御を第2通信部22に指示する場合には、制御信号の生成及び送信を省略することができる。
このように構成することで、上述した遠隔制御装置10は、制御対象である通信端末(例えば、通信端末20)の無線LAN用の通信方式に対応する通信部(第2通信部22)の電源を制御するために必要な判定処理を行う。さらに、判定処理の結果に応じた制御信号を通信端末に送信して、当該通信部の電源を制御することができる。
次に、通信端末20を構成する要素及びその機能を説明する。なお、本実施の形態では、通信端末20が携帯電話機能と無線LAN機能とを備える携帯電話である場合を例として説明する。
通信端末20は、機能的な構成要素として、第1通信部(第1通信手段)21と、第2通信部(第2通信手段)22と、GPS測位部23と、制御部24と、操作部25と、表示部26とを備える。
第1通信部21は、携帯電話ネットワーク用の通信方式(第1の通信方式)によって基地局との間で無線通信によってデータの送受信を行う部分である。この第1通信部21は、通信端末20までの電波が届く範囲にある場合には複数の基地局60A〜60Cとの間で同時に通信ができるように構成されている。
また、第1通信部21は、基地局60A〜60Cのいずれか及び遠隔制御装置10の送受信部11を介することによって、第2通信部22の電源の制御を指示する制御信号を端末電源制御部16から受信して、制御部24に出力する。
第2通信部22は、無線LAN用の通信方式(第2の通信方式)によってアクセスポイント70A〜70Fのいずれかとの間で無線通信によってデータの送受信を行う部分である。この第1通信部22は、アクセスポイント70A〜70Fのいずれかの通信エリア内に通信端末20が位置するとき、通信可能なアクセスポイントとの間で無線通信を行うことができるように構成されている。図2は、通信端末20がアクセスポイント70Aの通信エリア内に位置し、アクセスポイント70Aと通信可能な状態を示している。
また、第2通信部22は、第2通信部22の端末電源制御部16から制御部24へ入力された制御信号を受けて、制御部24の指示により、電源のオン、オフ及び省電力モードへの移行ができるように構成されている。
GPS測位部23は、衛星からのGPS信号を受信し、通信端末20の位置を測位する部分である。このGPS測位部23は、遠隔制御装置10の位置測位処理部14による指示を受けて、測位結果を制御部24へ出力し、詳細位置測位の結果として位置測位処理部14へ送信することができるように構成されている。
制御部24は、通信端末20における各種のデータ処理や各構成との間での信号の入出力を行いつつ、通信端末20の動作を制御する部分である。この制御部24は、上述した複数基地局測位方式による通信端末の位置測位を行うために、基地局60A〜60Cから第1通信部21へ送信された同期信号に対して所定の処理を行い、第1通信部21から基地局60A〜60Cを介して遠隔制御装置10の位置測位処理部14に送信できるように構成されている。また、制御部24は、上述したGPS方式による通信端末の位置測位を行うために、GPS測位部23による測位結果を、詳細位置測位の結果として、第1通信部21を介して遠隔制御装置10の位置測位処理部14へ送信できるように構成されている。
操作部25は、使用者によって通信端末20を操作するための部分であり、図示しない数字キーや十字キー等で構成されている。使用者は、この操作部25を用いて通信端末20を操作することで、携帯電話機能及び無線LAN機能を利用した情報通信を行なうことができる。また、表示部26は、通信端末20の動作状態等を表示する部分であり、使用者は表示部26に表示される内容を確認することで、基地局やアクセスポイントから受信したデータの内容や、外部に送信したデータの内容を確認することができる。
このように構成することで、上述した通信端末20は、第1通信部21を介して携帯電話ネットワークを利用した情報通信を行い、第2通信部22を介して無線LANを利用した情報通信を行うことができる。また、遠隔制御装置10の端末電源制御部16からの制御信号を受けて、通信端末20は、第2通信部22の電源の制御をすることができる。
アクセスポイント制御装置30は、アクセスポイント70A〜70Fと情報通信ネットワークNとを接続する装置であり、無線LANのアクセスポイント70A〜70Fに対するデータ送受信制御等の機能を備えている。また、遠隔制御装置10の判定部15による要求に応じて、アクセスポイント70A〜70Fのそれぞれに接続している通信端末の数を送信できるように構成されている。
基地局60A〜60Cは、通信ネットワークシステム1において通信端末20と携帯電話ネットワークとを接続する装置であり、通信端末20の第1通信部21との間で情報通信を行う。
アクセスポイント70A〜70Fは、通信ネットワークシステム1において、アクセスポイント制御装置30を経由させて、通信端末20と情報通信ネットワークNとを接続する装置であり、通信端末20の第2通信部22との間で情報通信を行う。
次に、本発明の実施形態に係る遠隔制御方法について、図3から図5を参照しつつ説明する。なお、以下では、第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信部21と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信部22とを備える通信端末20を遠隔で制御する場合を例として、本実施形態に係る遠隔制御方法を説明する。また、同一のステップには同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図3は、本発明の実施形態に係る遠隔制御装置10の動作を示すフローチャートである。
まず、遠隔制御装置10の判定部15は、通信端末20の状態が処理実施の所定条件を満たしているか否かを判定する(S11)。具体的には、遠隔制御装置10が通信端末20を制御対象とした処理を行ってから所定時間が経過したとき、又は、通信端末20から送信される電波の受信感度が最も高い基地局が変更されたときに、判定部15は所定条件が満たされたと判定する。所定条件が満たされない場合は、S11の処理を繰り返す。
所定条件が満たされたと判定した場合(S11でYesの場合)、判定部15は、端末位置記憶部12及びエリア記憶部13から得られる情報をもとに、通信端末20の現在位置が通信許容区域内であるか否かを判定する(S12)。具体的には、通信端末20から送信される電波の受信感度が最も高い基地局が通信許容区域(例えば、通信許容区域R1,R2)を有している場合、判定部15は通信端末20の現在位置が通信許容区域内であると判定し、そうでない場合、判定部15は通信端末20の現在位置が通信許容区域外であると判定する。
通信端末20の現在位置が通信許容区域内であると判定した場合(S12でYesの場合)、判定部15は、通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数以下であるか、又は、第1の所定数よりも多いかを判定する(S13)。
通信許容端末の数が第1の所定数以下であると判定した場合(S13でYesの場合)、判定部15は、通信端末20の第2通信部22を介した無線通信を許容する旨の判定結果を端末電源制御部16に出力する。判定結果の入力を受けて、端末電源制御部16は第2通信部22の電源をオンにする制御信号を出力し、送受信部11及び基地局を介して通信端末20へ送信することで、第2通信部22の電源オンを通信端末20に指示して(S14)、処理を終了する。
一方、S12で通信端末20の現在位置が通信許容区域外であると判定した場合(S12でNoの場合)、又は、S13で通信許容端末の数が第1の所定数よりも多いと判定した場合(S13でNoの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容しない旨の判定結果を端末電源制御部16に出力する。判定結果の入力を受けて、端末電源制御部16は第2通信部22の電源オフ又は省電力モードへの移行を指示する制御信号を出力し、通信端末20へ送信することで、第2通信部22の消費電力が少なくなるような電源の制御を通信端末20に指示して(S15)、処理を終了する。すなわち、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、端末電源制御部16は第2通信部22の消費電力が少ない状態とする制御を行う。
このような処理により、第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信部21と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信部22とを備える通信端末20を遠隔制御装置10によって遠隔で制御することができる。なお、遠隔制御装置10は、S13における通信許容区域内に位置する通信許容端末の数に基づいた判定処理を省略して、S12の処理の直後に、判定部15の判定結果に応じて、S14又はS15の処理を行うようにしてもよい。
次に図4に示すフローチャートを参照して、本発明の実施形態に係る遠隔制御装置10の動作について変形例を説明する。本変形例は、S21、S22及びS23において、遠隔制御装置10が通信端末20の詳細位置測定及びその測定結果に基づいた処理を行う点で、図3に示される遠隔制御方法と異なる。
本変形例では、まず、図3に示される遠隔制御方法と同様に、遠隔制御装置10の判定部15は、通信端末20の状態が処理実施の所定条件を満たしているか否かを判定する(S11)。S11の後、判定部15は、通信端末20の現在位置が通信許容区域内であるか否かを判定し(S12)、通信端末20の現在位置が通信許容区域内である場合(S12でYesの場合)、通信許容端末の数が第1の所定数以下であるか、又は、第1の所定数よりも多いかを判定する(S13)。
本変形例では、S13で通信許容端末の数が第1の所定数よりも多いと判定した場合(S13でNoの場合)、判定部15は、3基以上の基地局を用いる複数基地局測位方式又は通信端末20のGPS測位部23を用いるGPS方式による詳細位置測定を位置測位処理部14に指示する(S21)。
位置測位処理部14による詳細位置測定の結果が得られた後にエリア記憶部13に記憶された位置情報をもとに、判定部15は、通信端末20の現在位置が特定通信許容区域内(例えば、特定通信許容区域S1〜S5の内側)であるか否かを判定する(S22)。
通信端末20の現在位置が特定通信許容区域内であると判定した場合(S22でYesの場合)、判定部15は、特定通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第2の所定数以下であるか、又は、第2の所定数よりも多いかを判定する(S23)。
S13で通信許容端末の数が第1の所定数以下であると判定した場合(S13でYesの場合)、又は、S23で通信許容端末の数が第2の所定数以下であると判定した場合(S23でYesの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容する旨の判定結果を端末電源制御部16に出力し、端末電源制御部16は第2通信部22の電源オンを通信端末20に指示して(S14)、処理を終了する。
また、S12で通信端末20の現在位置が通信許容区域外であると判定した場合(S12でNoの場合)、S22で通信端末20の現在位置が特定通信許容区域外であると判定した場合(S22でNoの場合)、又は、S23で通信許容端末の数が第2の所定数よりも多いと判定した場合(S23でNoの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容しない旨の判定結果を端末電源制御部16に出力し、端末電源制御部16は第2通信部22の消費電力が少なくなるような電源の制御を通信端末20に指示して(S15)、処理を終了する。すなわち、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、端末電源制御部16は第2通信部22の消費電力が少ない状態とする制御を行う。
次に図5に示すフローチャートを参照して、本発明の実施形態に係る遠隔制御装置10の動作について他の変形例を説明する。本変形例は、S31において、通信端末20の第2通信部22の電源状態に基づいた処理を行う点で、図3に示される遠隔制御方法と異なる。
本変形例では、まず、図3に示される遠隔制御方法と同様に、遠隔制御装置10の判定部15は、通信端末20の状態が処理実施の所定条件を満たしているか否かを判定する(S11)。S11の後、端末電源制御部16から得られる情報をもとに、判定部15は、通信端末20の第2通信部22の電源状態がオンであるか否かを確認する(S31)。
第2通信部22の電源状態がオンである場合(S31でYesの場合)、図3に示される遠隔制御方法のS12及びS13と同様に、判定部15は、通信端末20の現在位置が通信許容区域内であるか否かを判定し(S32)、通信端末20の現在位置が通信許容区域内である場合(S32でYesの場合)、通信許容端末の数が第1の所定数以下であるか、又は、第1の所定数よりも多いかを判定する(S33)。
S33で通信許容端末の数が第1の所定数以下であると判定した場合(S33でYesの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容する旨の判定をして、端末電源制御部16から通信端末20へ制御信号を送信することなく処理を終了する。
また、S32で通信端末20の現在位置が通信許容区域外であると判定した場合(S32でNoの場合)、又は、S33で通信許容端末の数が第1の所定数よりも多いと判定した場合(S33でNoの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容しない旨の判定結果を端末電源制御部16に出力し、端末電源制御部16は第2通信部22の消費電力が少なくなるような電源の制御を通信端末20に指示して(S34)、処理を終了する。
一方、第2通信部22の電源状態がオン以外(すなわち、オフ又は省電力モード)である場合(S31でNoの場合)、図3に示される遠隔制御方法のS12及びS13と同様に、判定部15は、通信端末20の現在位置が通信許容区域内であるか否かを判定し(S35)、通信端末20の現在位置が通信許容区域内である場合(S35でYesの場合)、通信許容端末の数が第1の所定数以下であるか、又は、第1の所定数よりも多いかを判定する(S36)。
S36で通信許容端末の数が第1の所定数以下であると判定した場合(S36でYesの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容する旨の判定結果を端末電源制御部16に出力し、端末電源制御部16は第2通信部22の電源オンを通信端末20に指示して(S37)、処理を終了する。
また、S35で通信端末20の現在位置が通信許容区域外であると判定した場合(S35でNoの場合)、又は、S36で通信許容端末の数が第1の所定数よりも多いと判定した場合(S36でNoの場合)、判定部15は通信端末20による第2通信部22を介した無線通信を許容しない旨の判定をして、端末電源制御部16から通信端末20へ制御信号を送信することなく処理を終了する。すなわち、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、端末電源制御部16は第2通信部22の消費電力が少ない状態とする制御を行う。この場合には、通信端末20へ制御信号を送信しないため、受信した制御信号を処理するために通信端末20において消費される電力を低減することができる。これにより、判定部15は第2通信部22の消費電力が少なくなるように通信端末20の電源を制御することができる。
なお、図3に示される遠隔制御方法の場合と同様に、遠隔制御装置10は、S33及びS36における通信許容区域内に位置する通信許容端末の数に基づいた判定処理を省略して、S32及びS35の処理の直後に、判定部15の判定結果に応じて、S34又はS37の処理を行うようにしてもよい。また、S33又はS36で通信許容端末の数が第1の所定数よりも多いと判定した場合、図4のS21からS23と同様の詳細位置測定に関する処理を行うようにしてもよい。
以上説明した本実施形態に係る遠隔制御装置、通信ネットワークシステム及び遠隔制御方法の作用・効果について説明する。
通信端末の第2通信部22の電源を制御するために必要な判定処理は遠隔制御装置10によって行なわれる。したがって、通信端末20における無駄な電力消費を低減するために第2通信部22の電源を制御するときに、判定処理に起因する負荷を通信端末20にかけることがない。さらに、通信端末20は当該判定処理を行なう必要がないため、通信端末20を簡潔な構成とすることができる。
また、端末電源制御部16は、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、通信端末20の第1通信部21を介して、第2通信部22の消費電力が少なくなるように電源の制御を通信端末20に指示するように構成してもよい。このように構成することで、通信端末20第2通信部22の消費電力が少なくなるように制御する場合に、通信端末に特別な負荷をかけることなく、第2通信部の消費電力が少なくなるようにすることができる。
さらに、遠隔制御装置10において、端末電源制御部16は、判定部15が第2通信部22を介した無線通信を許容すると判定した場合に、通信端末20の第1通信部21を介して、第2通信部22の電源をオンにする制御を通信端末20に指示するように構成してもよい。このように構成することで、通信端末20における無駄な電力消費を低減するために第2通信部22の消費電力が少なくなるように制御されている場合であっても、通信端末20に特別な負荷をかけることなく、第2通信部22の電源をオンの状態にすることができる。
また、遠隔制御装置10において、判定部15は、通信端末の位置が第2通信部22を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内である場合に、第2通信部22を介した無線通信を許容するように構成してもよい。このように構成することで、第2通信部22を介した無線通信を利用できる位置に通信端末20があるか否かに応じて電源を制御することができるため、より的確な制御を行うことができる。また、通信端末20に通信許容区域を記憶させる必要もないため、通信端末20を簡潔な構成とすることができる。
また、判定部15は、通信許容区域内で第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合に、第2通信部22を介した無線通信を許容しないように構成してもよい。このように構成することで、通信端末20の位置だけでなく、通信許容端末の数に応じて、第2通信部22の電源の制御することができる。例えば、同一の通信許容区域内に多くの通信許容端末が存在するために電波が混雑して通信が困難な場合には、通信端末20の第2通信部22の電源を制御することで、通信端末20による無駄な電力消費をさらに低減することができる。
また、判定部15は、通信端末20の位置が通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であるか否かを判定し、特定通信許容区域内に位置する通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合に、第2通信部22を介した無線通信を許容しないように構成してもよい。このように構成することで、通信許容区域よりも範囲の狭い特定通信許容区域に基づいた詳細な判定に基づいて電源の制御を行うことができる。したがって、例えば、通信許容区域の一部に通信許容端末が偏在するような場合であっても、特定通信許容区域内の通信許容端末の数が少ない場合には、電源をオンにした状態を保つことで通信端末20の第2通信部22の電源を適切に制御することができる。
なお、通信ネットワークシステム1及び遠隔制御方法も、遠隔制御装置10と対応する技術的特徴を有し、同様の作用及び効果を奏する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。
具体的には、遠隔制御装置10が設けられる位置は特に限定されず、アクセスポイント制御装置30と情報通信ネットワークNとの間に設けられてもよい。また、遠隔制御装置10は、基地局60A〜60C及びアクセスポイント制御装置30のいずれとも直接的には接続されず、情報通信ネットワークNに対してのみ接続される位置に設けられてもよい。
また、第2の通信方式は、例示した「IEEE 802.11a」、「IEEE 802.11b」及び「IEEE 802.11g」に限られず、第2の通信方式が「WiMAX(IEEE 802.16a)」、「IEEE 802.20」及び「PHS(Personal Handyphone System)」等である場合にも、本発明を適用することができる。
本発明の実施形態に係る遠隔制御装置を含む通信ネットワークシステムの概念図である。 図1に示される通信ネットワークシステムの全体構成図である。 本発明の実施形態に係る遠隔制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る遠隔制御装置の動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る遠隔制御装置の動作の他の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…通信ネットワークシステム、10…遠隔制御装置、11…送受信部、12…端末位置記憶部、13…エリア記憶部、14…位置測位処理部、15…判定部、16…端末電源制御部、20…通信端末、21…第1通信部、22…第2通信部、23…GPS測位部、24…制御部、25…操作部、26…表示部、30…アクセスポイント制御装置、60A〜60C…基地局、70A〜70F…アクセスポイント、N…情報通信ネットワーク、R1,R2…通信許容区域、S1〜S5…特定通信許容区域。

Claims (6)

  1. 第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信手段と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信手段とを備える通信端末を遠隔で制御する遠隔制御装置であって、
    前記通信端末による前記第2通信手段を介した無線通信を許容するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、前記第2通信手段の消費電力が少ない状態とする制御を行う端末電源制御手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、
    前記第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で前記第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、前記通信端末の位置が前記通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、前記特定通信許容区域内に位置する前記通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、前記第2通信手段を介した無線通信を許容せず、
    前記通信許容区域内で前記第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、前記通信端末の位置が前記通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、前記特定通信許容区域内に位置する前記通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、前記第2通信手段を介した無線通信を許容することを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 前記端末電源制御手段は、前記判定手段が前記第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、前記通信端末の第1通信手段を介して、前記第2通信手段の消費電力が少なくなるように電源の制御を前記通信端末に指示することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御装置。
  3. 前記端末電源制御手段は、前記判定手段が前記第2通信手段を介した無線通信を許容すると判定した場合に、前記通信端末の第1通信手段を介して、前記第2通信手段の電源をオンにする制御を前記通信端末に指示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記判定手段は、前記通信端末の位置が前記第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内である場合に、前記第2通信手段を介した無線通信を許容することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遠隔制御装置。
  5. 複数の通信端末と、前記複数の通信端末を遠隔で制御する遠隔制御装置とを備える通信ネットワークシステムであって、
    前記通信端末は、第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信手段と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信手段とを備え、
    前記遠隔制御装置は、前記通信端末による前記第2通信手段を介した無線通信を許容するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、前記通信端末の第1通信手段を介して、前記第2通信手段の消費電力が少なくなるように電源の制御を前記通信端末に指示する端末電源制御手段と、を備え
    前記判定手段は、前記第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で前記第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、前記通信端末の位置が前記通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、前記特定通信許容区域内に位置する前記通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、前記第2通信手段を介した無線通信を許容せず、
    前記通信許容区域内で前記第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、前記通信端末の位置が前記通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、前記特定通信許容区域内に位置する前記通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、前記第2通信手段を介した無線通信を許容する、通信ネットワークシステム。
  6. 第1の通信方式によって無線通信を行う第1通信手段と、第2の通信方式によって無線通信を行う第2通信手段とを備える通信端末を遠隔で制御する遠隔制御方法であって、
    前記通信端末による前記第2通信手段を介した無線通信を許容するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記第2通信手段を介した無線通信を許容しないと判定した場合に、前記通信端末の第1通信手段を介して、前記第2通信手段の消費電力が少なくなるように電源の制御を前記通信端末に指示する端末電源制御ステップと、を備え
    前記判定ステップは、前記第2通信手段を介して無線通信を行うことを許容する通信許容区域内で前記第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、前記通信端末の位置が前記通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、前記特定通信許容区域内に位置する前記通信許容端末の数が第2の所定数よりも多い場合には、前記第2通信手段を介した無線通信を許容せず、
    前記通信許容区域内で前記第2の通信方式による無線通信を行うことが許容されている通信許容端末の数が第1の所定数よりも多い場合であって、前記通信端末の位置が前記通信許容区域の内側に形成される特定通信許容区域内であり、前記特定通信許容区域内に位置する前記通信許容端末の数が第2の所定数よりも少ない場合には、前記第2通信手段を介した無線通信を許容する
    ことを特徴とする遠隔制御方法。
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