JP4673512B2

JP4673512B2 - Bag filter type dust collection stabilization method

Info

Publication number: JP4673512B2
Application number: JP2001209403A
Authority: JP
Inventors: 伸介江口; 安司横田
Original assignee: Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 2001-07-10
Filing date: 2001-07-10
Publication date: 2011-04-20
Anticipated expiration: 2021-07-10
Also published as: JP2003020481A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バグフィルター方式の装入車集塵安定化法に関し、特に装入車集塵機における高効率なバグ式集塵機での高効率な長期安定使用を可能とするバグフィルター方式の装入車集塵安定化法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術分野】
製鉄工業においてコークス製造時の集塵方法として、コークス炉への石炭装入時の集塵を行う装入車集塵機、コークス窯出し時の集塵を行うガイド集塵機及び、赤熱コークスの乾式消火設備（以下、ＣＤＱと略称する）への投入、排出、放散時の集塵を行うＣＤＱ集塵機をそれぞれ配置し、それぞれ個別に集塵を行うことは、集塵箇所や捕集粉の性状を考慮した場合、防災上有効な方案であることのみならず、集塵機の専用化によるメンテナンス性が良いことや、環境管理を行う上で、管理強化すべき集塵機の特定が容易にできる等、従来から普及している方法である。
【０００３】
装入車集塵機においては、特に乾燥炭操業の場合、装入車における発塵粉は、カラカラの高温状態になることから、散水によってダクト内温度を下げ、集塵機材の焼損を防止している。しかし、そのためにブロワーによリ吸引される石炭粉を含む発塵が、ばらつきはあるものの表面水分の多い湿潤ガスとなる。この様な湿潤ガスを吸引する場合、従来キンパクター等湿式集塵機が用いられてきたが、集塵効率が低く環境に悪影響を及ぼす可能性があった。
【０００４】
一方集塵効率の高いバグフィルター方式(以下単にバグ式と略称する)の装入車集塵機については、バグ室のろ布表面へ水分が高い石炭粉やタール分を含む集塵粉が付着して目詰まりを発生しやすい。このことから、短期間でバグ室のろ布交換を行うかもしくは手作業でろ布表面付着物のもみ取り作業を行う等して、ろ布の長期使用を図る必要があるが、これらは悪環境下での作業で、コスト高となる等従来からバグ式装入車集塵機として長期間安定した運転を満足出来ない場合があった。また、バクフィルター表面に良剥離性乾燥粉をプレコートし、集塵粉が付着した場合には、逆洗によってプリコートごと払落すことも実施されている。しかし、湿潤ガスがプリコートを通過してろ布まで到達しないように、かなりプリコートを厚くせざるを得なかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
このようにバグ式装入車集塵機での高効率で長期安定運転の確立が強く望まれている。かかる現状に鑑みて、本発明の目的は、集塵機装備力を増強することなく高効率で長期安定操業が可能なバグ式装入車集塵安定化法を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために種々検討の結果、バグ式の装入車集塵機で集塵する際に、バグフィルターろ布面に生じる湿炭等の目詰まりを、隣接するガイド集塵機又はＣＤＱ集塵機で集塵される高温熱ガスの一部流入で解消できることを見出し本発明を完成した。
【０００７】
即ち、本発明のバグフィルター方式の装入車集塵安定化法は、（１）コークス炉上を移動する石炭装入車から各炭化室へ原料炭を装入する際に発生する発塵を、エアー吸引フード接続口からダクトラインを経由してバグフィルター方式の装入車集塵機で集塵する際に、バグフィルターろ布面に生じた湿炭等を、ガイド集塵機又はＣＤＱ集塵機で集塵される高温粉塵含有ガスの一部を前記装入車集塵機に流入させる乾燥集塵処理で取り除くことを特徴とする。
【０００８】
上記（１）のバグフィルター方式の装入車集塵安定化法は、（２）装入車集塵機のバグ室と、隣接するガイド集塵機又はＣＤＱ集塵機の少なくとも一つのバグ室とを、ダンパーを介してダクトからの入り口ラインと排出ラインにそれぞれ接続し、両バグ室を装入車集塵機用とガイド集塵機用又はＣＤＱ集塵機用にダンパー開閉操作で切り替えることによって、装入車集塵機用として使用した後のバグフィルターろ布面に付着した湿炭等を、高温粉塵含有ガスの一部を前記装入車集塵機のバグ室に流入させる乾燥集塵処理で乾燥させることが好ましい。
【０００９】
上記（２）のバグフィルター方式の装入車集塵安定化法は、（３）ダンパー開閉操作による両バグ室への切り替えは、装入車集塵の一回終了毎に相互に開閉を逆作動させて行なうことが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を添付図に従って詳細に説明する。図１と図２は本発明の一例を示す装入車集塵機と隣接するガイド集塵機（又はＣＤＱ集塵機）でのバグ室切り替え前後の使用状態を示す概略フロー説明図である。先ず図１において、Ａ（図１中の丸数字１）は装入車集塵機用として従来使用されていたバグ室であり、Ｂ〜Ｅ（図１中の丸数字２〜５）は隣接して配置されるガイド集塵機用（又はＣＤＱ集塵機用）として使用されていたバグ室である。この場合には、図示していないがコークス炉上を移動する石炭装入車から各コークス炉炭化室へ原料炭を装入する際に発生する湿潤ガスは、図示していない吸引フード接続口から装入車集塵ダクトライン1を通って装入車集塵機用のバグ室Ａ（丸数字１）へ入口ダンパー１ａを経由して流入し集塵処理された後は、排出ダンパー１ｂを経由し排出ライン２に設けたブロワー３から煙突４へ排気されるものである。この状態では短期間にバグ室Ａ（丸数字１）のろ布面に湿炭等の目詰まりが生じ易いことは前述した通りである。
【００１１】
一方、赤熱したコークスを炭化室からコークガイド車を経由して窯出しする際に発生する高温乾燥粉塵含有ガス(又は窯出しされた赤熱コークスをＣＤＱへ投入する時に発生する高温粉塵含有ガス)は、図示していない吸引フード接続口からガイド車集塵ダクトライン５を通って隣接したガイド車集塵機用の複数のバグ室Ｂ〜Ｅ（丸数字２〜５）等へ入り口ダンパー２ａ〜５ａを経由して流入し集塵処理された後は、排出ダンパー２ｂ〜５ｂを経由し排出ライン６に設けたブロワー７から煙突８へ排気される。なお、上記した窯出しされた赤熱コークスをコークバケットで運びＣＤＱの上部へ投入する時に発生するＣＤＱ高温粉塵含有ガスを、先に提案した特願平2001-154211号のように別途設けたＣＤＱ集塵機ヘのダクトの途中からダンパー切り替えによりガイド車集塵ダクトライン５を通って待機中のガイド車集塵機用の複数のバグ室Ｂ〜Ｅ（丸数字２〜５）へ流入しここでガイド車集塵用と交互にＣＤＱ集塵用処理をする場合であっても良く、同じ処理方式が可能である。
【００１２】
本発明では、上記したバグ室Ａ（丸数字１）のろ布面に付着した湿炭等を、ガイド集塵機（又はＣＤＱ集塵機）のバグ室Ｂ〜Ｅ（丸数字２〜５）へ流入し集塵される高温乾燥粉塵含有ガスの一部をダンパー開閉操作の切り替えによりバグ室Ａ（丸数字１）へ流入させて乾燥集塵処理で乾燥させるものである。かかる高温粉塵含有ガスの一部をバグ室Ａ（丸数字１）へ流入させるダンパー開閉操作の切り替え手段は任意であり特に限定されない。
【００１３】
特に好ましい切り替え手段としては、図１に示すように装入車集塵機のバグ室Ａ（丸数字１）と、隣接するガイド集塵機（又はＣＤＱ集塵機）の少なくとも一つのバグ室〔図ではＢ（丸数字２）、但しＣ〜Ｅ（丸数字３〜５）のいずれでもよい〕とを、それぞれダンパー１ａから２ａ’に、及び２ａから１ａ’にダクトの入り口ラインを延長して接続し、同時にダンパー１ｂから２ｂ’に、及び２ｂから１ｂ’にダクトの排出ラインに延長して接続することで、両バグ室とバグ室Ａ（丸数字１）とＢ（丸数字２）を装入車集塵機用とガイド集塵機用（又はＣＤＱ集塵機用）のどちらか一方にこれらのダンパー開閉操作で切り替え使用するものである。
【００１４】
この場合、入り口ラインのダンパー１ａと２ａ’及び２ａと１ａ’は、相互に開閉を逆作動させ、同時にダンパー１ｂと２ｂ’及び２ｂと１ｂ’も相互に開閉を逆作動させるように自動操作することが望ましい。ここで、図１における装入車集塵状態では、太線で示すようにバグ室Ａ（丸数字１）は装入車集塵機用として使用し、バグ室Ｂ（丸数字２）はガイド集塵機用（又はＣＤＱ集塵機用）として使用している状態である。従って入口ダンパー１ａと２ａが開で１ａ’と２ａ’は閉、出口ダンパー１ｂと２ｂが開で１ｂ’と２ｂ’は閉となる。
【００１５】
次に図２における装入車集塵状態では、太線で示すようにバグ室Ｂ（丸数字２）は装入車集塵機用として使用している状態である。この場合には、バグ室Ａ（丸数字１）はガイド集塵機用（又はＣＤＱ集塵機用）として使用する。従って入口ダンパー１ａ’と２ａ’が開で１ａと２ａは閉、出口ダンパー１ｂ’と２ｂ’が開で１ｂと２ｂは閉としてある。なお、ダンパー開閉による両バグ室へのかかる切り替えは、装入車集塵の一回終了毎に逆開閉操作して行なうことが、好ましいが、場合によっては装入車集塵の複数回終了毎におこなってもよい。
【００１６】
通常、一つのコークス炉において、石炭装入と窯出しとは同時期に行なわれる場合が多く、装入車集塵とガイド集塵とは１ｖｓ．１の関係にある。そのため、上述したバグ室を装入車集塵の一回終了毎に同時に切り替えて使用することにより、装入車集塵時におけるバグろ布面に付着しやすい湿炭等を、その都度ガイド車集塵やＣＤＱからの熱ガスの一部を積極的に取り込むことで、確実に乾燥集塵処理することによりこの湿炭等による目詰まりを可及的に防止し、以後のバグ式装入車集塵機の長期安定使用が可能となる。
【００１７】
【実施例】
以下、本発明の具体的な実施例を挙げて説明する。
【００１８】
〔実施例１〕
本出願人が保有するコークス炉コークス製造設備（コークス炉５０門を１半団とする左右２炉団にそれぞれ１基づつの隣接した装入車集塵機とガイド集塵機が設置され、左右２炉団の中央部には１基のＣＤＱを組み合わせたコークス製造設備）において、前述したように装入車集塵の一回終了毎に図１から図２の状態になるようにバグ室Ａ（丸数字１）とバグ室Ｂ（丸数字２）を切り替えた。この場合、各ダンパーを電気信号による制御手段で逆開閉操作して実施した。かかる自動開閉操作でバグ室Ａ（丸数字１）とバグ室Ｂ（丸数字２）を切り替える状態で８ケ月間操業を行った結果、従来の装入車集塵機用に使用していたバグ室Ａ（丸数字１）の圧力損失の推移を表１に示す。装入車投入部の吸引圧力は０．４ｋＰａでセッテイングを行った。
【００１９】
【表１】

【００２０】
その結果、本実施例の改造以前における従来方式での装入車集塵機用に使用していたバグ室Ａ（丸数字１）の圧力損失は１．８〜１．７ｋＰａであったが、ガイド車集塵機用のバグ室Ｂ（丸数字２）との交互切り替えを行うこととなってからのバグ室Ａ（丸数字１）のろ布圧力損失は、８ヶ月経過現在で０．４〜０．５ｋＰａと安定に推移していることが確かめられた。一方、バグ室Ｂ（丸数字２）についても、ろ布圧力損失は従来とほとんど同程度で推移していることが確認されている。このように、本発明の上記方式を実機に採用以降、装入車集塵機用のファンの増強や新設集塵機を設置することなく、既存のバグ式装入車集塵機のみで増強させることに成功している。
【００２１】
【発明の効果】
以上説明した本発明方法によれば、装入車集塵時におけるバグろ布面に付着しやすい湿炭等を、ガイド車集塵機（又はＣＤＱ集塵機）への熱ガスの一部を積極的に取り込み乾燥集塵処理することによりこの湿炭等による目詰まりを可及的に防止し、以後のバグ式装入車集塵機の長期安定使用が可能となる。また、特にダンパーによる両バグ室への切り替えを、装入車集塵の一回終了毎に自動的に逆開閉操作すれば、装入車集塵時におけるバグろ布面に付着しやすい湿炭等による目詰まりを長期に亘って防止できることから、バグ式装入車集塵機の長期安定使用が可能となり工業的に極めて価値の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
【００２２】
【図１】図１は、装入車集塵機と隣接するガイド集塵機でのバグ室切り替え前の使用状態を示す本発明の概略フロー説明図である。
【００２３】
【図２】図２は、装入車集塵機と隣接するガイド集塵機でのバグ室切り替え後の使用状態を示す本発明の概略フロー説明図である。
【符号の説明】
【００２４】
Ａ（丸数字１）装入車集塵機のバグ室
Ｂ〜Ｅ（丸数字２〜５）ガイド集塵機用（又はＣＤＱ集塵機用）のバグ室
１装入車集塵メインダクトライン
２排出ライン
３ブロワー
４煙突
５ガイド車集塵メインダクトライン
６排出ライン
７ブロワー
８煙突[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a bag filter type charging vehicle dust collection stabilization method, and more particularly to a bag filter type charging vehicle collection that enables high-efficiency long-term stable use in a high-efficiency bag type dust collector. It relates to the dust stabilization method.
[0002]
[Prior art]
In the steel industry, as a method of collecting dust during coke production, a charged car dust collector that collects dust when charging coal into a coke oven, a guide dust collector that collects dust when discharged from a coke oven, and a dry fire extinguishing system for red hot coke ( (Hereinafter abbreviated as CDQ) CDQ dust collectors that collect dust at the time of input, discharge, and emission are arranged separately, and collecting each dust separately, considering the properties of the dust collection location and collected powder In addition to being an effective plan for disaster prevention, it has been widely used since it has good maintainability due to the exclusive use of dust collectors, and it is easy to identify dust collectors that should be strengthened for environmental management. Is the way.
[0003]
In the charging vehicle dust collector, particularly in the case of dry coal operation, the dust generation powder in the charging vehicle is in a high temperature state, so the temperature in the duct is lowered by watering to prevent burning of the dust collecting equipment. However, the dust generation including the coal powder sucked by the blower for that purpose becomes a wet gas with a large surface moisture although there is variation. In the case of sucking such a wet gas, a wet dust collector such as a kinpactor has been conventionally used, but the dust collection efficiency is low and there is a possibility of adversely affecting the environment.
[0004]
On the other hand, with a bag filter type dust collector with high dust collection efficiency (hereinafter simply abbreviated as bag type), coal powder with high moisture or dust containing tar content adheres to the filter cloth surface of the bag room. Prone to clogging. For this reason, it is necessary to replace the filter cloth in the bag room in a short period of time or to manually remove the filter cloth surface deposits, etc. In the work below, there was a case where it was not possible to satisfy the long-term stable operation as a bug-type charging car dust collector because of the high cost. In addition, when the peelable dry powder is precoated on the surface of the vacuum filter and the dust collecting powder adheres, the precoat is also removed by backwashing. However, the precoat had to be quite thick so that the wet gas did not pass through the precoat and reach the filter cloth.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Thus, establishment of high-efficiency and long-term stable operation with a bug-type charging vehicle dust collector is strongly desired. In view of the present situation, an object of the present invention is to provide a bug-type charging vehicle dust collection stabilization method that is capable of high-efficiency and long-term stable operation without increasing the capacity of a dust collector.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies in order to solve the above problems, the present inventors have confirmed that clogging of wet charcoal and the like generated on the bag filter filter surface when collecting dust with a bag-type charging vehicle dust collector, an adjacent guide The present invention was completed by finding that it can be eliminated by partial inflow of high-temperature hot gas collected by a dust collector or a CDQ dust collector.
[0007]
In other words, the bag filter type charging vehicle dust collection stabilization method of the present invention (1) prevents dust generated when charging raw coal into each carbonization chamber from a coal charging vehicle moving on a coke oven. , when via a duct line from the air suction hood connection opening for collecting dust in instrumentation Nyukuruma precipitator bag filter method, the wet coal and the like generated in the bag filter filter cloth surfaces are dust collecting by the guide precipitator or CDQ dust collector A part of the high-temperature dust-containing gas is removed by a dry dust collecting process for flowing into the charging vehicle dust collector .
[0008]
The above (1) bag filter type charging vehicle dust collection stabilization method is as follows: (2) a bug chamber of a charging vehicle dust collector and at least one bug chamber of an adjacent guide dust collector or CDQ dust collector are disposed via a damper. After connecting to the entrance line and the discharge line from the duct and switching the two bug chambers for the input car dust collector and the guide dust collector or CDQ dust collector by opening and closing the damper, It is preferable to dry the wet charcoal and the like adhering to the filter surface of the bag filter by a dry dust collecting process in which a part of the high-temperature dust-containing gas flows into the bag chamber of the charging vehicle dust collector .
[0009]
(2) The bag filter dust collection stabilization method of (2) above is as follows: (3) Switching to both bag chambers by opening and closing the damper reverses the opening and closing of each other at each end of charging vehicle dust collection It is preferable to operate .
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 and FIG. 2 are schematic flow explanatory diagrams showing the use state before and after the bag room switching in the guide dust collector (or CDQ dust collector) adjacent to the charging vehicle dust collector showing an example of the present invention. First, in FIG. 1, A (circle numeral 1 in FIG. 1) is a bug chamber conventionally used for a charging car dust collector, and B to E (circle numerals 2 to 5 in FIG. 1) are adjacent to each other. It is a bug chamber used as a guide dust collector (or a CDQ dust collector) to be arranged. In this case, although not shown, the wet gas generated when charging the raw coal into the coke oven carbonization chamber from the coal charging vehicle moving on the coke oven is caused by the suction hood connection port not shown. After passing through the inlet car dust collector duct line 1 and entering the bag room A (round numeral 1) for the car inlet dust collector via the inlet damper 1a and being collected, it is discharged via the outlet damper 1b. The air is exhausted from the blower 3 provided in the line 2 to the chimney 4. In this state, as described above, the filter cloth surface of the bug chamber A (circle numeral 1) is likely to be clogged with wet charcoal in a short time.
[0011]
On the other hand, the high-temperature dry dust-containing gas that is generated when the red-hot coke is discharged from the carbonization chamber via the coke guide car (or the high-temperature dust-containing gas that is generated when the red hot coke that has been discharged from the kiln is put into the CDQ) is From the suction hood connection port (not shown) through the guide car dust collecting duct line 5 to the adjacent bag rooms B to E (round numerals 2 to 5) for the guide car dust collector and the like via the entrance dampers 2a to 5a Then, after flowing in and collecting the dust, the air is exhausted from the blower 7 provided in the discharge line 6 to the chimney 8 via the discharge dampers 2b to 5b. In addition, CDQ high temperature dust containing gas generated when the above-mentioned reddish coke discharged from the kiln is carried in a coke bucket and put into the upper part of the CDQ is separately provided as in the previously proposed Japanese Patent Application No. 2001-154211 In the middle of the duct, the damper is switched to pass through the guide car dust collecting duct line 5 and flow into a plurality of bag rooms B to E (round numerals 2 to 5) for the waiting guide car dust collectors, where the guide car dust is collected. Alternatively, CDQ dust collection processing may be performed alternately and the same processing method is possible.
[0012]
In the present invention, wet charcoal and the like adhering to the filter cloth surface of the above-described bug chamber A (circle numeral 1) flows into the bag chambers B to E (circle numerals 2 to 5) of the guide dust collector (or CDQ dust collector) and collected. Part of the high-temperature dry dust-containing gas to be dusted is caused to flow into the bug chamber A (circle numeral 1) by switching the damper opening / closing operation , and dried by the dry dust collection process. Switching means for the damper opening / closing operation for allowing a part of the high-temperature dust-containing gas to flow into the bag chamber A (circle numeral 1) is arbitrary and is not particularly limited.
[0013]
As particularly preferable switching means, as shown in FIG. 1, the bag chamber A (round numeral 1) of the charging vehicle dust collector and at least one bug chamber [B (round numeral in the figure) of the adjacent guide dust collector (or CDQ dust collector) . 2), but any of C to E (circle numbers 3 to 5) may be connected to the dampers 1a to 2a 'and 2a to 1a' by extending the duct entrance line, and at the same time, the damper 1b From 2b 'to 2b' and 2b to 1b 'by extending and connecting to the duct discharge line, both bag chambers and bag chambers A (circle number 1) and B (circle number 2) are used for charging vehicle dust collectors. These dampers are used by switching between these damper opening / closing operations for either the guide dust collector (or the CDQ dust collector).
[0014]
In this case, the dampers 1a and 2a ′ and 2a and 1a ′ of the entrance line are automatically operated so that the opening and closing of the dampers are reversed, and the dampers 1b and 2b ′ and 2b and 1b ′ are also operated to reverse the opening and closing of each other. It is desirable. Here, in the charged vehicle dust collection state in FIG. 1, as indicated by the thick line, the bug chamber A (circle number 1) is used for the charged vehicle dust collector, and the bug chamber B (circle number 2) is used for the guide dust collector ( Or for a CDQ dust collector). Accordingly, the inlet dampers 1a and 2a are opened, 1a 'and 2a' are closed, the outlet dampers 1b and 2b are opened, and 1b 'and 2b' are closed.
[0015]
Next, in the charged vehicle dust collection state in FIG. 2, the baggage room B (circle numeral 2) is used for the charged vehicle dust collector as indicated by the thick line. In this case, the bug chamber A (circle numeral 1) is used as a guide dust collector (or a CDQ dust collector). Accordingly, the inlet dampers 1a 'and 2a' are open, 1a and 2a are closed, the outlet dampers 1b 'and 2b' are open, and 1b and 2b are closed. It should be noted that such switching to both bag rooms by opening and closing the damper is preferably performed by reverse opening and closing operation at each end of charging vehicle dust collection. You may do it.
[0016]
Usually, in one coke oven, coal charging and kiln out are often performed at the same time, and charging vehicle dust collection and guide dust collection are 1 vs. 1 relationship. For this reason, by using the above-described bug chambers at the same time for every end of charging vehicle dust collection, it is possible to remove wet charcoal that tends to adhere to the bag filter surface at the time of dust collection. By actively taking in some of the hot gas from the dust collection and CDQ, the dry dust collection process ensures the prevention of clogging by wet coal as much as possible. A long-term stable use of the dust collector is possible.
[0017]
【Example】
Hereinafter, specific examples of the present invention will be described.
[0018]
[Example 1]
The coke oven coke production facility owned by the applicant (one left and right two furnace groups with 50 coke ovens as one half group, one adjacent charging car dust collector and one guide dust collector are installed. in coke production facility) that combines the CDQ of 1 group in central, 30. as described above, from Figure 1 at a time for each end of Sonyukuruma precipitator so as to the state of FIG. 2 bug chamber a (circled number 1 ) And Bug Room B (circled number 2) . In this case, each damper was reversely opened and closed by a control means using an electric signal. Such automatic opening and closing operation by a bag chamber A (circled numeral 1) Bugs chamber B (Circled Number 2) results of 8 months operations while switching the bug chamber A which has been used for conventional instrumentation Nyukuruma precipitator Table 1 shows the transition of the pressure loss of (circle numeral 1) . Setting was carried out at a suction pressure of 0.4 kPa at the charging vehicle input part.
[0019]
[Table 1]

[0020]
As a result, the pressure loss in the bag room A (circled number 1) used for the charging vehicle dust collector in the conventional system before the modification of the present embodiment was 1.8 to 1.7 kPa. The filter cloth pressure loss in bag chamber A (circle number 1) after switching to bag room B (circle number 2) for the dust collector is 0.4 to 0.5 kPa as of 8 months. It was confirmed that it was stable. On the other hand, it has been confirmed that the filter cloth pressure loss is also almost the same as that of the conventional bag room B (circle numeral 2) . In this way, after adopting the above method of the present invention to the actual machine, it succeeded in enhancing only the existing bug-type charged vehicle dust collector without increasing the fan for the charged vehicle dust collector or installing a new dust collector. Yes.
[0021]
【The invention's effect】
According to the method of the present invention described above, a part of the hot gas to the guide car dust collector (or CDQ dust collector) is actively taken in, such as wet charcoal that tends to adhere to the bag filter cloth surface during dust collection of the loaded vehicle. By carrying out the dry dust collection treatment, clogging due to wet coal and the like is prevented as much as possible, and the bag-type charging vehicle dust collector thereafter can be used stably for a long time. In addition, if the damper is switched between the two bug chambers automatically by opening and closing each time the dust collection of the charging vehicle is completed once, the wet charcoal that easily adheres to the bag filter surface during dust collection of the charging vehicle. Since it is possible to prevent clogging due to, etc. over a long period of time , the bag-type charging vehicle dust collector can be used stably for a long period of time, which is an industrially extremely valuable invention.
[Brief description of the drawings]
[0022]
FIG . 1 is a schematic flow explanatory diagram of the present invention showing a use state before switching a bug chamber in a guide dust collector adjacent to a charging vehicle dust collector.
[0023]
FIG . 2 is an explanatory schematic flow diagram of the present invention showing a use state after switching a bag room in a guide dust collector adjacent to a charging vehicle dust collector.
[Explanation of symbols]
[0024]
A ( Circle number 1) Bag room of the charged car dust collector
B to E (circle numbers 2 to 5) Bug chamber for guide dust collector (or CDQ dust collector) 1 Charging car dust collection main duct line 2 Discharge line 3 Blower 4 Chimney 5 Guide car dust collection main duct line 6 Discharge line 7 Blower 8 Chimney

Claims

コークス炉上を移動する石炭装入車から各炭化室へ原料炭を装入する際に発生する発塵を、エアー吸引フード接続口からダクトラインを経由してバグフィルター方式の装入車集塵機で集塵する際に、バグフィルターろ布面に付着した湿炭等を、ガイド集塵機又はＣＤＱ集塵機で集塵される高温粉塵含有ガスの一部を前記装入車集塵機に流入させる乾燥集塵処理で乾燥させることを特徴とするバグフィルター方式の装入車集塵安定化法。Dust generated when charging coking coal from a coal charging vehicle moving on a coke oven into each carbonization chamber is collected with a bag filter type charging vehicle dust collector via a duct line from the air suction hood connection port. when dust collection, etc. wet coal adhering to the bag filter filter cloth surface, the guide precipitator or CDQ dust collector in a dry precipitator processing part to flow into the instrumentation Nyukuruma precipitator hot dust containing gas dust collection Bag filter type charge collection stabilization method characterized by drying .

装入車集塵機のバグ室と、隣接するガイド集塵機又はＣＤＱ集塵機の少なくとも一つのバグ室とを、ダンパーを介してダクトからの入り口ラインと排出ラインにそれぞれ接続し、両バグ室を装入車集塵機用とガイド集塵機用又はＣＤＱ集塵機用にダンパー開閉操作で切り替えることによって、装入車集塵機用として使用した後のバグフィルターろ布面に付着した湿炭等を、高温粉塵含有ガスの一部を前記装入車集塵機のバグ室に流入させる乾燥集塵処理で乾燥させる請求項１記載のバグフィルター方式の装入車集塵安定化法。The bag compartment of the charging vehicle dust collector and at least one bug chamber of the adjacent guide dust collector or CDQ dust collector are respectively connected to the entrance line and the discharge line from the duct via a damper, and both bag chambers are connected to the charging vehicle dust collector. by switching damper opening and closing operation for use with the guide precipitator or CDQ dust collector, and the like wet coal adhering to the bag filter filter cloth surface after used for Sonyukuruma dust collector, wherein a portion of the hot dust-containing gas 2. The bag filter dust collection stabilization method of the bag filter type according to claim 1 , wherein the drying is performed by a dry dust collection process that flows into the bag chamber of the charge vehicle dust collector.

ダンパー開閉操作による両バグ室への切り替えは、装入車集塵の一回終了毎に相互に開閉を逆作動させて行なう請求項２に記載のバグフィルター方式の装入車集塵安定化法。The bag filter type charging vehicle dust collection stabilization method according to claim 2, wherein switching to both bag chambers by the damper opening and closing operation is performed by reversely opening and closing each other at each end of charging vehicle dust collection. .