JP4672367B2 - 医療用具に使用するための形成された補強部材及びその製造方法 - Google Patents

医療用具に使用するための形成された補強部材及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、医療用具に関する。より詳細には、本発明は、医療用具に使用するための形成された補強部材及びその製造方法に関する。
血管内カテーテルにおいて使用するために補強部材を構成することは周知である。そのようなカテーテルの長さに沿って、湾曲や他の形状を構成することも周知である。従来技術において、カテーテルの本体内にそのような湾曲や形状を構成するために、多数の異なる構造や機構が提案されている。これらの異なる構造や機構には、それぞれ幾つかの長所や短所がある。カテーテル等の医療用具において形状や湾曲を構成するために、既存のものに代わる構造や機構を提供することが依然求められている。
本発明は上記した懸案を鑑みてなされたものである。
本発明は、既存のものに代わる医療用具を製造するための設計及び方法に関する。幾つかの実施例は、医療用具において使用するために構成された補強部材の形成に関する。例えば、一実施例では、医療用具において使用するために構成された補強部材を形成する方法を提供する。他の実施例には、形成されて組み込まれた補強部材を有する医療用具の製造方法が含まれる。さらに別の実施例では、形成された補強部材を備えた医療用具を提供する。
本発明はまた、カテーテルを製造するための方法に関し、該方法は、ステンレス鋼、タングステン及びこれらの組合せのいずれかを含み、且つ、1センチメートル当たり24乃至118の交差箇所となる均一なブレイド密度を有する管状の補強ブレイドを提供する工程と、前記管状の補強ブレイドに湾曲部を形成する工程と、前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドに焼きなましを施す工程と、きなましを施された前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドを第1管状部材上に配置する工程と、第2管状部材を焼きなましを施された前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイド上に配置する工程とからなり、焼きなましを施された前記管状の補強ブレイドに形成された湾曲部は、完成したカテーテルが所望の形状を維持するように、前記第2管状部材が該管状の補強ブレイド上に配置されてもその形状を保持することを特徴とする
本発明の幾つかの実施例については、以下の詳細な説明において図面を参照して、より詳細に記載される。
以下の詳細な説明は、図面を参照して読まれるべきであり、それぞれの図面において、類似する要素には同一符号が付されている。
図面は、必ずしも寸法比率が等しいものではなく、例示する実施例を表すためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
当業者には、本発明が、本明細書において記載され意図された特定の実施例以外にも、様々な形態で実施できることが理解されるであろう。従って、形状や細部における変更は、本発明の範囲及び精神から逸脱することなくなされたものである。
幾つかの実施例は、医療用具において使用するために構成された補強部材の形状を形成する方法に関する。そのような方法は、補強部材を構成する工程、補強部材に偏向する力をかけて所望の形状に変形させる工程、及び補強部材に焼きなましを施して所望の形状を維持する工程からなる。焼きなまし工程の後で、偏向する力は除去されて、補強部材は焼きなましを施されて形成された所望の形状にほぼ維持される。このように形成された補強部材は、次に、医療用具に組み込まれる。例えば、幾つかの実施例において、形成された補強部材は、カテーテルの本体に組み込まれるので、カテーテルの本体の最終的な形状を決定する。幾つかの実施例において、形成された補強部材は、医療用具の所望の形状又は湾曲を維持し、形状又は湾曲の保持力を高める。そのような医療用具は、偏向されたり伸ばされた後で、所望の形状や湾曲状態に復元し、また、所望の位置からある形状や湾曲状態に変形させようとする力に抵抗するように、良好に構成される。
一実施例は、図1乃至図4において説明される。図1は、補強部材20の一部を示す。この実施例において、補強部材20は補強ブレイドを有する。当業者には、コイル、チューブ、ワイヤ、繊維、メッシュ、フィラメント、及びこれらの組合せといった他の補強部材や、補強構造として使用するための他の類似する構造が、別の実施例において使用できることが認識されるであろう。図示された特定のブレイドを有する補強部材20は、カテーテルや特定の血管内カテーテル等の医療用具に使用されるように構成される。血管内カテーテルの幾つかの例には、ガイドカテーテル、診断用カテーテル、血管造影用カテーテル、バルーンカテーテル、アテローム切除術用カテーテル等が含まれる。カテーテルの他に、医療用具において使用するために構成された補強構造が意図されていることも理解されよう。
補強部材20は、組み込まれる特定の医療用具において使用されるために適切な寸法及び形状を有する。図2に示すように、補強部材20は、ほぼ円形の断面を有し、血管内カテーテルにおいて使用されるように寸法が適切に設定されている。補強部材の意図された用途や所望の特徴に応じて、様々な形状や寸法が使用されてもよい。幾つかの実施例において、補強部材は、平坦であったり、湾曲形状であったり、楕円形であったり、或いは多面を有する断面、例えば、三角形、正方形、長方形、五角形、六角形等の断面であってもよい。
さらに、補強部材20は、適切な補強構造を構成するために、好適な技術を使用して形成されてもよい。ブレイドを有する補強部材20の場合、ブレイドは、いずれの好適な技術又はパターンを使用して形成されてもよい。幾つかの実施例において、使用されるパターンや技術には、1本取り(1 over 1)、2本取り(2 over 2)、3本取り(3 over 3)等が含まれる。ブレイドは、好適な数のストランドやフィラメントを使用して形成されてもよい。そのようなブレイドを有する補強部材に使用されるストランドやフィラメントの数は、所望されるブレイドの特徴や、ブレイドを形成するために使用されるパターンや技術に応じて変更されてもよい。幾つかの実施例において、使用されるストランドの数は、16乃至32の範囲であってもよく、別の実施例においては、8乃至32の範囲である。ストランドやフィラメントは、使用されるブレイドやパターンの特徴に応じて、適切に寸法が設定され形成される。例えば、幾つかの実施例において、ブレイドは約0.00025インチ(約0.0006cm)乃至約0.00225インチ(約0.0057cm)の厚さを有するブレイドフィラメントを使用して形成され、他の実施例においては、約0.0015インチ(約0.0038cm)乃至約0.0020インチ(約0.0050cm)の厚さを有するブレイドフィラメントが使用される。幾つかの実施例において、フィラメントの断面は、円形、楕円形、或いは多面形、例えば、三角形、正方形、長方形、五角形、六角形等であってもよい。
完成されたブレイドは、特定の医療用具に組み込まれて使用されるために、適切に寸法が設定でき形成できるように製造される。幾つかの実施例において、補強部材は、少なくとも約30ピック(pic)のブレイド密度を有するブレイドからなり、他の実施例においては、約60ピック乃至300ピックのブレイド密度を有するブレイドからなる。幾つかの実施例におけるブレイドの直径は、約0.00025インチ(約0.00063cm)乃至約0.00225インチ(約0.0057cm)であり、他の実施例においては、約0.0015インチ(約0.0038cm)乃至約0.005インチ(約0.013cm)である。幾つかの実施例におけるブレイドの長さは、約20インチ(約50.8cm)乃至約60インチ(約152.4cm)であり、他の実施例においては、約31.5インチ(約80cm)乃至約47.25インチ(約120cm)である。
補強部材20の少なくとも一部、又は、補強部材20を構成するフィラメント或いはストランドの少なくとも幾つかの部分は、金属材料、ポリマー材料、又はこれらの組合せから形成されてもよい。好適な金属材料には、焼きなましを施されて所望の形状に形成されたものが含まれる。金属材料の幾つかの例には、ステンレス鋼、タングステン、ニッケル、コバルト、チタニウム、金、イリジウム、又はこれらの合金、或いはこれらの組合せが含まれる。好適なステンレス鋼合金の特定の例には、304、440A及び440Cステンレス鋼合金が含まれる。特定の実施例において、補強部材は、血管内カテーテルにおいて使用されるように構成された補強ブレイドであり、主にステンレス鋼からなるフィラメントで形成される。幾つかの実施例において、補強部材20は、異なる種類の材料からなるフィラメントやストランドを組み合わせたものを有する。例えば、幾つかの実施例において、補強部材20は、ステンレス鋼からなるフィラメント及びタングステンからなるフィラメントの組合せから形成された補強ブレイドである。
好適なポリマー材料には、焼きなましを施されて所望の形状に形成されたものも含まれる。好適なポリマー材料の幾つかの例には、ナイロン、ポリエステル、アクリル、及びこれらの混合物の組合せが含まれる。
上記したように、補強部材20は、偏向する力を付与されて所望の形状に形成される。当業者には、多くの異なる技術や構造のいずれも、補強部材を偏向して所望の形状に形成するために使用できることが認識されるであろう。図3に示すように、この実施例において、補強部材20が形成されたマンドレル24に挿入されることにより、偏向する力が補強部材20に付与される。図4に示すように、マンドレル24は、補強部材20を偏向して所望の形状に形成し、補強部材20をその形状において維持する。マンドレルは、補強部材20を所望の形状に維持でき、以下に述べる特定の実施例において使用される焼きなまし温度にほぼ耐えられる、いずれの好適な材料から形成されてもよい。
補強部材20は、偏向部材24により所望の形状に保持されている間に焼きなましを施される。本明細書において、「焼きなまし(anneal)」とは、補強部材の材料を一定の温度で一定の時間をかけて熱処理をして、先の処理により生じた内部ひずみを除去することである。したがって、焼きなまし工程は、補強部材20が所望の形状になると、焼きなまし温度まで加熱し、その焼きなまし温度において補強部材20を一定時間維持することにより行われる。補強部材20に焼きなましを施して所望の形状を形成すために必要な時間及び温度は、補強部材20を形成するために使用される材料に極めて影響される。当業者であれば、当技術分野において周知の材料科学の一般的な知識から、異なる種類の材料に必要な焼きなまし時間及び温度を容易に決定できるであろう。適切な焼きなまし時間及び温度により、補強部材に適切な焼きなましを施して、所望の形状が維持されるが、補強部材の物質的な構造が著しく破損されることはない。さらに、幾つかの実施例において、焼きなまし工程は、適切な焼きなまし時間及び温度において行われるので、補強部材20を形成する材料が著しく硬化することはない。他の幾つかの実施例においては、幾らか硬化が生じてもよい。
例えば、補強部材が主にステンレス鋼の長尺フィラメントから構成されたブレイドである場合、幾つかの実施例における焼きなまし温度は、約500°F(約260℃)乃至約1000°F(約538℃)であり、焼きなまし時間は、約0.25時間乃至約5時間である。幾つかの実施例において、焼きなまし温度は、約600°F(約316℃)乃至約900°F(約482℃)であり、焼きなまし時間は、約0.5時間乃至約4時間である。
または、補強部材が主に長尺のポリマーフィラメントから構成されたブレイドである場合、幾つかの実施例における焼きなまし温度は、約280°F(約138℃)乃至約370°F(約188℃)であり、焼きなまし時間は、約0.1時間乃至約2時間である。幾つかの実施例において、焼きなまし温度は、約300°F(約149℃)乃至約420°F(約216℃)であり、焼きなまし時間は、約0.1時間乃至約2時間である。
焼きなまし処理即ち焼きなまし工程の後で、補強部材20は、偏向部材24から取り除かれる。焼きなまし工程により、補強部材20は、所望の形状にほぼ維持される。次に、補強部材は、医療用具に組み込まれる。その後で、例えば、補強部材20は、血管内カテーテル等のカテーテルの本体に組み込まれてもよい。
図5及び図6は、他の実施例を示し、その方法は、図1乃至図4において示された実施例に類似するが、形成されたジグ124に補強部材20を挿入することにより、偏向する力が補強部材20にかかる。図6に示されるように、補強部材20は、ジグ124内に保持されて、所望の形状と合致するように形成される。補強部材20がジグ124に挿入された後で、焼きなまし工程は、補強部材20が所望の形状に維持される間に行われる。焼きなまし工程の後で、補強部材20は形成されたジグ124から取り除かれる。焼きなまし工程により、補強部材20は、形成されたジグ124から取り除かれても、ほぼ所望の形状に維持される。
幾つかの実施例において、焼きなまし工程に先がけて、補強部材が医療用具の少なくとも他の構成要素や部分と組み合わされてもよい。例えば、図8に関して、補強部材120は、上記したような一般的な方法により、焼きなましを施されて形成される前に、内管状部材の上方に配置即ち形成される。図8は、補強部材120の断面を示し、補強部材120は、内管状部材即ち内管状層150の周囲に配置されて管状アセンブリ152を形成する。このような実施例において、完成品である医療用具がカテーテルである場合、内管状層150は、テトラフルオロエチレン(PTFE)や、テトラフルオロエチレンとペルフルオロアルキル ビニル エーテル(PFA)(より詳細には、ペルフルオロプロピル ビニル エーテル、又は、ペルフルオロメチル ビニル エーテル)との共重合体等の滑らかな材料から形成されてもよい。管状アセンブリ152は、内管状部材150及び補強部材120を有し、偏向されて所望の形状に形成されてから、上記したような一般的な方法を用いて焼きなましを施される。焼きなまし工程は、補強部材120を所望の形状に維持するために焼きなましを施すことである。その後で、管状アセンブリ152は、完成されたカテーテルに組み込まれてもよい。
上記したように、形成された補強部材や、補強部材を有する管状アセンブリは、医療用具に組み込まれてもよい。例えば、形成された補強部材は、図8及び図9に示すように、カテーテル200に組み込まれてもよい。説明のために、カテーテル200は、図8及び図9において、血管内カテーテルとして示されており、特に、血管内ガイドカテーテルとして示される。当然のことながら、カテーテル200は、多数の異なる種類の血管内カテーテル又は非血管内カテーテルのいずれであってもよい。当業者であれば、多数の実施例に好適な異なる種類のカテーテルに精通しているであろう。他の血管内カテーテルの幾つかの例には、診断用カテーテル、バルーンカテーテル、アテローム切除術用カテーテル、ステント搬送用カテーテル等が含まれるが、これらに限定されない。さらに、特定のカテーテルに関して述べたが、本発明は、補強部材を有するほぼいずれの医療用具にも適用されてもよい。例えば、形成された補強部材の構造及び方法は、ガイドワイヤ、血管内回転装置等の医療用具と共に使用されることを意図している。
図8及び図9は、本明細書に開示された一般的な方法により形成された補強部材220(図9)を組み込んだカテーテル220を示す。図8に関して、カテーテル200は、基端部214及び先端部216を有するほぼ長尺のシャフト212を備える。先端チップ218は、先端部216の先端に配置される。補強部材220は、シャフト212の全長に亘って延び、或いは、シャフト212の一部又は幾つかの部分を貫通して延びる。さらに、補強部材220は、先端チップ218の手前まで延びてもよく、先端チップ218の一部へ延びてもよく、或いは、先端チップ218の全長に亘って延びてもよい。
カテーテルシャフト212は、意図された用途に応じて、カテーテル200の所望の特性を提供できるように、製造され、構成され、材料から形成されてもよい。例えば、シャフト212は、例えば患者の血管系を通して、カテーテル200を所望通りに操作するための望ましいレベルの可撓性と、適切なトルク伝達性を維持できるような構造及び材料を使用して製造されてもよい。幾つかの実施例において、カテーテル200は、管状構造を備えることを特徴とするシャフト212を有してもよく、その管状構造には、シャフト212の長さに亘って延びる少なくとも単一のルーメン213(図9)が含まれる。シャフト212内のルーメン213は、流体を搬送できるような内径、或いは、場合によっては、ガイドワイヤや、診断用カテーテル、バルーンカテーテル、ステント搬送用カテーテル等の他のカテーテル等の別の医療用具を収容できる内径を有してもよい。幾つかの実施例において、シャフト212内のルーメン213は、外径が5F乃至10F(約1.6mm乃至約3.3mm)の他の医療用具を収容するように構成される。
補強層220を備えるシャフト212は、補強層220に加えてさらに1つ以上の層を有してもよい。例えば、図9はシャフト212の一部を示す一部破断側面図であるが、この実施例において、シャフト212は、3層の管状構造、即ち、内管状層224、その周囲に配置された補強層220、及び補強層220の周囲に配置された外管状層226を有してもよい。内管状層224は、上記したように内ルーメン213を構成する。
シャフト212に追加されたこれらの層、例えば、内管状層224及び外管状層226は、所望の特徴を付与するいずれの好適な材料から製造されてもよい。幾つかの好適な材料の例として、ポリオキシメチレン(POM)やポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリエーテル ブロック エステルやポリエーテル ブロック アミド(PEBA)やフッ化エチレンプロピレン(FEP)やポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタンやポリテトラフルオロエチレン(PTFE))やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)やポリイミドやポリアミドやポリフェニレン サルファイド(PPS)やポリフェニレン オキシド(PPO)やポリスルフォンやナイロンやペルフルオロ(プロピル ビニール エーテル)(PFA)やポリエーテルエステル等のポリマー、ポリマー/金属の合成物等、又はこれらの混合物やブレンドや組合せが含まれるが、これらに限定されない。好適なポリエーテル ブロック エステルの一例は、登録商標アーニテル(ARNITEL)において入手可能であり、好適なポリエーテル ブロック アミド(PEBA)の一例は、米国ペンシルバニア州バーズボロに所在のアトケム ポリマーズ社(ATOMCHEM POLYMERS )から登録商標ペバックス(PEBAX)において入手可能である。好適なポリオキシメチレン(POM)の一例は、ダウケミカル社(Dow Chemicals )から登録商標デルリン(Delrin)において入手可能である。
そのような実施例において、内管状層224は、テトラフルオロエチレン(PTFE)や、テトラフルオロエチレンとペルフルオロアルキル ビニル エーテル(PFA)(より詳細には、ペルフルオロプロピル ビニル エーテル、又は、ペルフルオロメチル ビニル エーテル)との共重合体等の滑らかな材料から形成されてもよい。
外管状層226は、補強層220の上方に配置された1つ以上の外管状セグメントから構成されてもよく、シャフトに所望の特徴を付与するための好適な材料や構造を備えて構成されてもよい。例えば、外管状層226は、上記のいずれの材料からなってもよく、幾つかの特定の実施例においては、ナイロンやポリエーテル ブロック アミド(PEBA)やこれら2つのブレンドを有してもよく、他の実施例では、約5D乃至約90Dのデュロメータ硬度を有してもよい。外管状層226の材料は、液晶ポリマー(LCP)とブレンドされてもよい。例えば、その混合物は、約6%までの液晶ポリマーを含んでもよい。これは、トルク伝達性を高めることが確認されている。外管状層226は、シャフト212に沿って配置された複数の外管状セグメントから形成されてもよく、各セグメントは、シャフトの異なる部分に対して異なる可撓性を付与するために、異なる硬度を有する材料から形成される。
シャフトは、押出し成形、熱接着加工、モールディング等の好適な技術を使用して構成されてもよい。
好適なカテーテルシャフト構造及び材料の他の例は、米国特許第5569218号明細書、第5603705号明細書、第5674208号明細書、第5680873号明細書、第5733248号明細書、第5853400号明細書、第5860963号明細書及び第5911715号明細書に記載されており、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
カテーテル200は、形成された補強部材220を用いて、所望通りに湾曲又は形成されてもよい。例えば、ガイドワイヤ等のカテーテルは、異なる体内の通路や治療に適した様々な形状を有してもよい。患者の生体構造内でカテーテルの位置を固定するには、形成された補強部材により少なくとも部分的にシャフト212に形成された湾曲部や屈曲部256により行われることが多い。これらの予め形成された湾曲部256は、シャフト212の選択された部分を、患者の血管系や他の体内部分の対向する壁に対して固定する。適切な固定を行うには、湾曲されたシャフト212の形状を目的部位の周囲の生体構造の一般的な湾曲形状に合わせることが多い。冠動脈の一つを治療する場合等の血管の処置において、カテーテルの先端チップ218を所望の角度で配置するために、湾曲部をシャフト216の先端部216の基端側に設けることが多い。冠状動脈における治療のために設計されたカテーテル200の実施例において、例えば、シャフト212が患者の大動脈から挿入されると、その湾曲部は、冠状動脈口の一つに係合する角度に先端チップ218を配置する。これらの異なる形状は、ジャドキンス右型、ジャドキンス左型、アンプラッツ右型、アンプラッツ左型、ベントソン型、シェパードフック型、コブラ型、ヘッドハンター型、サイドワインダー型、ニュートン型、ソーンズ型等の名前で当業者に知られており、それぞれ異なる形状をなすように形成される。
以上のように、様々な形状及び湾曲が、そのような形状を維持するために焼きなましを施された補強部材を使用して形成且つ維持される。少なくとも幾つかの実施例において、これらの湾曲した形状を維持するために、補強部材に焼きなましを施す利点の一つは、補強部材が組み込まれるカテーテル等の医療用具の湾曲部における保持力と支持力を増加させることである。そのようなカテーテルは、偏向された後、又は、伸ばされた後で、湾曲状態に復元し、湾曲部がより広い角度に広がろうとする力に抵抗するように良好に構成される。
本発明の幾つかの例示的な実施例について詳述してきたが、他の実施例についても、請求項の範囲内において実施可能であることを、当業者は容易に認識できるであろう。本明細書に記載された発明の数々の効果については、前記説明に記載されている。しかしながら、本願に開示されている事項は、多くの点において、単に例示的なものであることは理解されるべきである。構成に変更を加えることは可能であり、特に、寸法、形状、部品の配置については、本発明の範囲を逸脱することなく、変更可能である。加えて、変更は、本発明による工程の順序、方法の実行、及び他の構成に関して、詳細に行われてもよい。本発明の範囲は、当然ながら、特許請求の範囲の言語において定められる。
一実施例において形成される前の補強部材を示す部分側面図。 図1の2−2線における補強部材の断面図。 マンドレルへ挿入される図1の補強部材を示す部分側面図。 マンドレルに装着された図1の補強部材を示す部分側面図。 他の実施例において、ジグへ挿入される図1の補強部材を示す一部破断側面図。 ジグに挿入された図5の補強部材を示す部分側面図。 内層の周囲に配置された他の補強部材を示す断面図。 形成された補強部材を中に備え、先端部の基端側に湾曲部を有するカテーテルの概観を示す平面図。 図8のカテーテルのシャフトの一部を示す一部破断側面図。

Claims (7)

  1. カテーテルを製造するための方法であって、
    ステンレス鋼、タングステン及びこれらの組合せのいずれかを含み、且つ、1センチメートル当たり24乃至118の交差箇所となる均一なブレイド密度を有する管状の補強ブレイドを提供する工程と、
    前記管状の補強ブレイドに湾曲部を形成する工程と、
    前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドに焼きなましを施す工程と、
    きなましを施された前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドを第1管状部材上に配置する工程と、
    第2管状部材を焼きなましを施された前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイド上に配置する工程とからなり、焼きなましを施された前記管状の補強ブレイドに形成された湾曲部は、完成したカテーテルが所望の形状を維持するように、前記第2管状部材が該管状の補強ブレイド上に配置されてもその形状を保持することを特徴とする方法。
  2. 前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドに焼きなましを施す工程は、260℃乃至538℃の範囲の温度において前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドを熱処理する工程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドに焼きなましを施す工程は、0.25時間乃至5時間に亘って行われる請求項1に記載の方法。
  4. 前記湾曲部が形成された管状の補強ブレイドに焼きなましを施す工程は、前記管状の補強ブレイドに湾曲部を形成することにより生じた内部ひずみを除去する工程を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記湾曲部は、前記管状の補強ブレイドをマンドレルに装着することにより形成される請求項1に記載の方法。
  6. 前記湾曲部は、前記管状の補強ブレイドをジグ内に取り付けることにより形成される請求項1に記載の方法。
  7. 前記管状の補強ブレイドは基端部及び先端部を有し、該先端部において1つ以上の湾曲部を有する請求項1に記載の方法。
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