JP4671726B2 - コンテンツ出力装置、コンテンツ出力プログラム、コンテンツ配信システム - Google Patents

Description

本発明は、コンテンツ出力装置、コンテンツ出力プログラム、コンテンツ配信システムに係り、特に漫画等の台詞の表示を含むコンテンツの出力装置、出力プログラム、配信システムに関する。

インターネットを経由した種々のコンテンツの配信サービスが普及し、現在漫画の配信サービスも存在する。一方、携帯電話の普及、高機能化にともない、携帯電話がコンテンツ出力装置として使用されることが多い。

従来、携帯電話による漫画コンテンツ表示方法として、紙芝居方式およびスクロール方式が存在した。紙芝居方式は、漫画の１コマずつを順次画面に表示し、スクロール方式は、複数コマをスクロールして画面に表示する。

紙芝居方式のように１コマずつを表示すると、作者が意図した、ストーリの流れ、スピード感、画像のメリハリを充分表現できず、読者の作品に対する興味を阻害する。また、スクロール方式の各コマの表示は、各コマを読者が視認するタイミング、スピードと必ずしも合致せず、読者を充分に楽しませることはできなかった。

しかし、ストーリの流れ、スピード感、画像のメリハリ等を重視して、複数コマを１画面に表示すると、フキダシが縮小され、セリフを読み取りにくくなる。

本発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案されたもので、漫画を充分楽しめる形態で出力し得るコンテンツ出力装置、コンテンツ出力プログラムおよびコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。

本発明によれば、コンテンツ出力に際して読者を充分に楽しませることができる。

本発明に係るコンテンツ出力装置は、携帯電話に設けられた表示手段と、携帯電話に設けられた受信手段であって、少なくとも複数の画像データ（以下、コンテンツ画像データという。）およびこれら画像データに対応する文字データを含む漫画コンテンツデータを受信する受信手段と、携帯電話に設けられた画像表示制御手段であって、前記表示手段に前記コンテンツ画像データを順次表示する画像表示制御手段と、携帯電話に設けられた文字表示制御手段であって、前記表示手段における、前記コンテンツ画像データとは独立の文字表示領域に、前記各コンテンツ画像データの表示から、０．２秒乃至０．５秒の遅延時間の後に、前記各コンテンツ画像データに対応する文字データを表示する文字表示制御手段とを備える。これによって、携帯電話における漫画コンテンツ出力に際して、読者を充分に楽しませることができ、かつ、コマ画像と吹出しの関連性を最適化し得る。なお、
実用的な誤差を考慮したとき、遅延時間を略０．３秒として良好な結果をえている。

本発明に係るコンテンツ出力装置において、前記文字表示制御手段は、前記１個の画像データに対応する前記文字データを、分割表示し、前記分割表示された文字データを切り替える操作制御手段をさらに備える。これによって、表示手段表示容量を越えた文字データの表示が可能である。

本発明に係るコンテンツ出力装置において、前記画像表示制御手段は、前記コマーシャル画像データの上に前記コンテンツ画像データを重ね、これによって、前記コンテンツ画像データの間からコマーシャル画像データが垣間見えるように表示する。これによって、コマーシャルが常に気になる存在としてユーザに意識されるように表示され、ユーザに対して強い印象を与え、広告効果が高められている。

本発明は、携帯電話に設けられた表示手段と、携帯電話に設けられた受信手段であって、少なくとも複数の画像データ（以下、コンテンツ画像データという。）およびこれら画像データに対応する文字データを含む漫画コンテンツデータを受信する受信手段と、携帯電話に設けられた画像表示制御手段であって、前記表示手段に前記コンテンツ画像データを表示する画像表示制御手段と、携帯電話に設けられた文字表示制御手段であって、前記各コンテンツ画像データに対応する文字データを表示する文字表示制御手段とを備えたコンテンツ出力装置のためのコンテンツ出力プログラムであって、前記受信手段によって前記漫画コンテンツデータを受信するステップと、前記個々のコンテンツ画像データを前記表示手段に順次表示するステップと、前記表示されたコンテンツ画像データに対応する文字データを、前記各コンテンツ画像データの表示から、０．２秒乃至０．５秒の遅延時間の後に、前記表示手段における、前記コンテンツ画像データとは独立の文字表示領域に表示するステップとを、前記コンテンツ出力装置に実行させる。これによって、携帯電話における漫画コンテンツ出力に際して、読者を充分に楽しませることができ、かつ、コマ画像と吹出しの関連性を最適化し得る。

本発明に係るコンテンツ配信システムは、請求項１乃至４のいずれかに記載のコンテンツ出力装置と、前記漫画コンテンツデータを保有するサーバと、前記サーバと前記コンテンツ出力装置とを接続する通信手段とを備え、前記漫画コンテンツデータの前記文字データは、複数の言語によって作成され、前記コンテンツ出力装置は、前記サーバに対していずれかの言語を指定して前記漫画コンテンツデータを要求することが可能であり、前記サーバは、前記コンテンツ出力装置からの前記言語の指定、および前記漫画コンテンツデータの要求に応じて、前記指定された言語の前記漫画コンテンツデータを前記コンテンツ出力装置に送信し、前記コンテンツ出力装置は、受信したコンテンツ画像データを順次表示するとともに、前記コンテンツ画像データの表示から前記遅延時間の後に、前記コンテンツ画像データに対応する前記文字データを表示する、これによって、携帯電話における漫画コンテンツ出力に際して、多様な言語によっって、読者を充分に楽しませることができ、かつ、コマ画像と吹出しの関連性を最適化し得る。

次に本発明に係るコンテンツ出力装置、コンテンツ出力プログラム、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信プログラムの好適な実施例を図面に基づいて説明する。

［コンテンツ出力装置］
図１はコンテンツ出力装置としての携帯電話を示すブロック図、図２は図１の携帯電話の操作入力部を示す正面図、
図３は、図１の携帯電話を含むコンテンツ配信システムを示すブロック図である。

図４は、図３のコンテンツ配信システムによって配信されるコンテンツの例を示す図、図５は、図４のコンテンツを図１の携帯電話で表示した状態を示す図である。図６は、図１の携帯電話における操作画面を示す図である。

図１において、携帯電話１０００は、カラーＬＣＤ（液晶ディスプレイ）等の表示部１０１０と、表示すべき画像に基づいて表示部１０１０を駆動して画像を表示する表示制御部１０１２とを有し、携帯電話１０００においては、例えば漫画（図４）のコンテンツを受信し、図５に示すように表示する。

表示制御部１０１２には、携帯電話１０００全体を制御し、ＣＰＵや各ブロックとの情報の入出力を行うインターフェース（図示しない）等で構成する制御部１０２０に接続され、制御部１０２０には、システムメモリ１０３０、ＲＯＭ１０３２、メモリカード等外部メモリ１０３４が接続されている。表示部１０１０に表示すべき画像は制御部１０２０によって生成され、あるいはシステムメモリ１０３０、ＲＯＭ１０３２、外部メモリ１０３４に格納されている。

制御部１０２０には基地局との通信のための送受信部１０４０が接続され、音声通話およびデータ通信が可能である。音声通話に関しては、マイク１０５２およびスピーカ１０５４が接続された音声入出部１０５０が、制御部１０２０に接続されている。

携帯電話１０００におけるコンテンツ出力のためのプログラム、データは外部メモリ１０３４からロードされ、あるいはデータ通信によってダウンロードされる。

制御部１０２０には、基地局との通信や種々の操作のための操作入力部１０６０と、マナーモード呼び出しのためのバイブレータ１０７０を駆動するバイブレーション制御部１０７２、時間管理のためのタイマ１０８０、電子マネー等に使用されるＩＤ等が記憶されたＩＣチップ１０９０、携帯電話１０００をＴＶリモコンとして使用するためのＴＶリモコン部１０９２、携帯電話１０００ユーザの指紋認証のための指紋認証部１０９４が接続されている。

コンテンツ出力装置は携帯電話１０００に限定されるものではなく、種々の携帯通信端末やノートパソコンやＰＤＡ等、種々の携帯ゲーム装置などの小型の情報処理端末を適用し得る。

図２において、携帯電話１０００における操作入力部１０６０にはテンキー２０００や十字キー２０１０が設けられ、コンテンツ出力の操作、例えば、コンテンツ選択、言語選択、コンテンツの送り等の操作に使用される。

後述する、コンテンツ配信システム（図３）は、複数の携帯電話１０００がネットワークＩＮを介して接続されるサーバＳＶを備え、サーバＳＶにおいては、例えば漫画のコンテンツを配信し、複数頁の書籍における各頁の画像（図４はその１頁の画像の例を示す。）を、コマを単位として、表示部１０１０における表示に適するコマの組み合わせを順次送信する。

図４の頁においては、５つのコマＦ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４、Ｆ５が、ストーリの流れに沿って、右上から左、下、右下、左下の順序で配列されている。

右上のコマＦ１は、上辺Ｓ１１が水平、左右辺Ｓ１２，Ｓ１３が垂直、下辺Ｓ１４が右傾斜し、全体として５角形である。左上のコマＦ２は、長方形である。コマＦ１、Ｆ２の下に配置されたコマＦ３は、水平な上辺Ｓ３１、下辺Ｓ３２、垂直な左辺Ｓ３３を有し、下辺右端から垂直に立ち上がった後、左斜めに伸びて、垂直に立ち上がる辺Ｓ３４よりなり、全体として凹６角形をなす。

このように、漫画の画像は多様な形状、サイズのコマが複雑に組み合わされ、ユーザがストーリの流れを楽しめるようにするためには、このようなコマを複数組み合わせて表示する必要があり、コマの表示倍率は多様に変化する。

そして、コマが小さく縮小表示されると、吹出し等の文字も縮小され、ユーザは判読が困難になる。文字が判読できない場合、コンテンツの内容が充分にユーザに伝わらず、ユーザのコンテンツに対する興味は減退する。

そして、コマＦ１には登場キャラクタのセリフが吹出しＳＰ１１によって表示されるとともに、効果音ＳＰ１２が表示されている。コマＦ２には登場キャラクタのセリフが吹出しＳＰ２１、ＳＰ２２によって表示されている。コマＦ３には登場キャラクタのセリフが吹出しＳＰ３１、ＳＰ３２によって表示されている。

図５において、図４の漫画画像におけるコマＦ１〜Ｆ３が表示部１０１０に表示され、表示可能かつストーリの流れが充分に楽しめるように、コマおよびコマ数が選択、表示されている。

そして、コマＦ１〜Ｆ３の下方には文字表示領域ＣＨが設けられ、吹出しＳＰ１１、ＳＰ１２、ＳＰ２１、ＳＰ２２、ＳＰ３１、ＳＰ３２に記載された文字あるいはその外国語訳の文字がストーリの流れに沿って、適宜表示される。文字表示領域ＣＨの表示は、吹出しＳＰ１１、ＳＰ１２、ＳＰ２１、ＳＰ２２、ＳＰ３１、ＳＰ３２に記載された文字あるいは外国語訳の文字のすべてを一括表示し、あるいはこれらの文字を分割して、順次文字表示領域ＣＨに表示する。これによって、コマの縮小によって吹出しＳＰ１１、ＳＰ１２、ＳＰ２１、ＳＰ２２、ＳＰ３１、ＳＰ３２の文字が判読困難あるいは不可能の場合にも、文字表示領域ＣＨにおいてこれらの文字を明瞭に表示することができ、また外国人が理解し得る表示とすることができる。

表示部１０１０には、コンテンツデータにはコマーシャルデータが含まれ、コマーシャルの画像ＣＭは、コマＦ１〜Ｆ３および文字表示領域ＣＨの背景に表示され、これによってコンテンツ提供者は広告収入を得ることができる。文字表示領域ＣＨにおける文字はコマーシャルＣＭの色彩に応じて設定され、コマーシャルＣＭの色彩によって文字が不鮮明になることが防止されている。

コマＦ１〜Ｆ３および文字表示領域ＣＨは、コマーシャルＣＭの画像の上に重なる状態で表示され、コマＦ１〜Ｆ３および文字表示領域ＣＨの表示前には全面にコマーシャルＣＭが表示される。またコマＦ１〜Ｆ３および文字表示領域ＣＨの表示後には、常にコマーシャルＣＭがコンテンツの隙間から垣間見える。また、コマＦ１〜Ｆ３等の切り替え時にもコマーシャルＣＭが出現する。このように、コマーシャルＣＭが常に気になる存在としてユーザに意識されるように、表示されることによって、ユーザに対して強い印象を与える。これによって広告効果が高められている。

文字表示領域ＣＨの表示の言語は、例えば図６のコンテンツ選択画面によって選択し得る。

図６のコンテンツ選択画面には、ユーザが取得を希望するコンテンツを選択するためのコンテンツメニューＭ１、文字表示領域ＣＨの表示の言語を選択する言語メニューＭ２が表示される。メニューＭ１、Ｍ２にはスクロール上下ボタンＢＵ、ＢＤ、スクロールバーＳＢが設けられ、操作入力部１０６０における十字キー２０１０の上下等の操作に対応して、スクロール上下ボタンＢＵ、ＢＤが押され、コンテンツＣＴ、言語ＬＧを選択し得る。

なお図６のメニューＭ１、Ｍ２は日本語仕様の携帯電話１０００における表示であり、他の言語仕様の携帯電話では、当該言語による表示が行われることはいうまでもない。
［コンテンツ配信システム］
図３において、コンテンツ配信システムは、コンテンツ出力装置として複数の携帯電話１０００がネットワークＩＮを介して接続されるサーバＳＶを備え、サーバＳＶには、必要に応じて携帯ゲーム端末３０００その他の通信端末が接続される。

サーバＳＶにおいては、例えば漫画のコンテンツを配信し、例えば、複数頁の書籍における各頁の画像（図４はその１頁の画像の例を示す。）を、コマを単位として、表示部１０１０における表示に適するコマの組み合わせを順次送信する。

［コンテンツ出力プログラムおよびコンテンツ配信プログラム］
図７は、図３のコンテンツ配信システムにおけるサーバの処理を示すフローチャート、図８は、図１の携帯電話における処理を示すフローチャートである。

サーバＳＶにおいて、携帯電話１０００からの要求に応じて、コンテンツを配信する際には、図７の各ステップよりなる処理を実行する。

ステップＳ７０１：携帯電話１０００からのアクセス要求があったときには、認証の処理を実行し、アクセス可と判断したときはステップＳ７０２に進む。アクセス不可のときはそのまま処理を終了する。

ステップＳ７０２：携帯電話１０００におけるコンテンツ選択（図６のメニューＭ１の選択処理）の結果の受信を待ち、受信したときはステップＳ７０３に進む。

ステップＳ７０３：携帯電話１０００における言語選択（図６のメニューＭ２の選択処理）の結果の受信を待ち、受信したときはステップＳ７０４に進む。

ステップＳ７０４：選択されたコンテンツ、言語を設定し、ステップＳ７０５に進む。

ステップＳ７０５：ステップＳ７０４の設定に基づいて、コンテンツデータ（図９）を生成し、ステップＳ７０６に進む。

図９において、コンテンツデータＣＴは画像データＤＩＭにリンクされ、画像データＤＩＭは、図５に示すような１画面ごとのＮ枚の画像００１.ｇｉｆ〜Ｎ．ｇｉｆを含む。コンテンツデータＣＴには各画像００１.ｇｉｆ〜Ｎ．ｇｉｆに対応する字幕データｓｐ０１〜ｓｐＮが含まれ、各画像の表示に際して文字表示領域ＣＨ（図５）に表示される。

字幕データｓｐ０１〜ｓｐＮは１個または複数の言語（例えばｋ言語）で表現されており、複数の言語が準備されているときは、字幕データｓｐ０１〜ｓｐＮを含む複数のライブラリＤＬ１〜ＤＬｋが用意される。

コンテンツデータＣＴはいずれかの言語のライブラリの字幕データを取り込み、構成される。すなわちコンテンツデータＣＴ、作品タグに続いて、各画像のタグと対応する字幕データの組合せによって構成される。

なお、図１０に示すように用意されている全ての言語の字幕データをコンテンツデータＣＴに含めておき、そのまま携帯電話１０００に送信してもよい。

ステップＳ７０６：ステップＳ７０５で生成されたコンテンツデータの全部または一部を携帯電話１０００に送信する。コンテンツデータのサイズが大きい場合や、携帯電話１０００におけるメモリ１０３０のワークエリアが不十分な場合等、コンテンツデータを１度に送信すべきでないときは、コンテンツデータを分割送信する。

ステップＳ７０７：ステップＳ７０６による送信で全データが送信されたか否かを判断する。全データを送信していないときはステップＳ７０６に戻り、全データの送信が完了したときはそのまま処理を終了する。

携帯電話１０００において、サーバＳＶからコンテンツを取得する際には、図８のステップよりなる処理を実行する。

ステップＳ８０１：携帯電話１０００のユーザがコンテンツを取得しようとするときには、まずサーバＳＶに対してアクセス要求を行う。これに対して、サーバＳＶがアクセス承認したときは、ステップＳ８０２に進み、アクセス不可のときはそのまま処理を終了する。

ステップＳ８０２：サーバＳＶからコンテンツを受信する。コンテンツ受信は、図７に関連して説明したように、一括受信と分割受信とのいずれかにより実行される。

ステップＳ８０３：１回に表示部１０１０に表示すべきコマ画像を表示し、ステップＳ８０４に進む。

ステップＳ８０４：ステップＳ８０３のコマ画像表示から所定の遅延時間をとり、ステップＳ８０５に進む。

ステップＳ８０５：コマ画像に対応する吹出し、効果音その他の文字を文字表示領域ＣＨに表示する。ステップＳ８０４で設定される遅延時間は、ステップＳ８０３で表示されたコマ画像に対し、文字表示領域ＣＨの適正な表示タイミングを与える。ユーザが表示されたコマ画像を順次見るとき、対応する吹出し等が事前に文字表示領域ＣＨに表示されるとすると、文字情報はコマ画像から遊離した存在となり、一方、文字表示領域ＣＨの表示がコマ画像表示から大幅に遅れるとすると、吹出し等の情報が欠如したコマ画像が表示されるという印象を与える。すなわち、コマ画像表示から文字表示領域ＣＨ表示までの遅延時間の適正化は、ユーザが漫画のコンテンツを楽しむ上で極めて重要であり、本願発明者等の実験によれば、０．２秒乃至０．５秒が適正な遅延時間であり、遅延時間を０．３秒（実用的な誤差が生じる場合を含む。）としたときに、特に、コマ画像に対して最適な関連性をもって吹出しが表示される。

ステップＳ８０６：コンテンツの全画像の表示が完了したか否かを判断する。全画像の表示が完了したときはそのまま処理を終了し、未完であればステップＳ８０７に進む。

ステップＳ８０７：１回のコマ画像表示の後、ユーザの画面送り（移行）の操作を待って、画面を進めるが、所定時間内に画面送り（移行）の操作が行われたか否かを判断するため時間を計測する。所定時間が経過したときは、処理が中断されたと判断してそのまま処理を終了し、所定時間経過前であればステップＳ８０８に進む。

ステップＳ８０８：ユーザが画面送り（移行）の操作を実行したか否かを判断する。画面送り（移行）の操作を実行したときは、ステップＳ８０３に戻って、次の画面を表示し、画面送り（移行）の操作を実行しなかったときは、ステップＳ８０６に戻る。

なお以上の実施例では、吹出し、効果音等の情報を文字によって出力したが、スピーカ１０５４から音声情報として出力することも可能である。

本発明に係るコンテンツ出力装置としての携帯電話を示すブロック図である。（実施例） 図１の携帯電話を示す正面図である。（実施例） 図１の携帯電話を含むコンテンツ配信システムを示すブロック図である。（実施例） 図３のコンテンツ配信システムによって配信されるコンテンツの例を示す図である。（実施例） 図４のコンテンツを図１の携帯電話で表示した状態を示す図である。（実施例） 図１の携帯電話における操作画面を示す図である。（実施例） 図３のコンテンツ配信システムにおけるサーバの処理を示すフローチャートである。（実施例） 図１の携帯電話における処理を示すフローチャートである。（実施例） サーバからコンテンツ出力装置に配信されるコンテンツデータの例を示すプログラムコードである。（実施例） サーバからコンテンツ出力装置に配信される他のコンテンツデータの例を示すプログラムコードである。（実施例）

符号の説明

１０００ 携帯電話
１０１０ 表示部
１０２０ 表示制御部
１０３０ システムメモリ
１０３２ ＲＯＭ
１０３４ 外部メモリ
１０４０ 送受信部
１０５０ 音声入出力部
１０５４ スピーカ
１０６０ 操作入力部
ＳＶ サーバ
ＩＮ ネットワーク
ＣＨ 文字表示部

Claims (5)

1. 携帯電話に設けられた表示手段と、
   携帯電話に設けられた受信手段であって、少なくとも複数の画像データ（以下、コンテンツ画像データという。）およびこれら画像データに対応する文字データを含む漫画コンテンツデータを受信するとともに、コマーシャルの画像データ（以下、コマーシャル画像データという。）を受信する受信手段と、
   携帯電話に設けられた画像表示制御手段であって、前記表示手段に前記コンテンツ画像データを順次表示する画像表示制御手段と、
   携帯電話に設けられた文字表示制御手段であって、前記表示手段における、前記コンテンツ画像データとは独立の文字表示領域に、前記各コンテンツ画像データの表示から、０．２秒乃至０．５秒の遅延時間の後に、前記各コンテンツ画像データに対応する文字データを表示し、これによって前記各画像データと前記対応する文字データとの関連性を最適化する文字表示制御手段と、
   を備えたコンテンツ出力装置であって、
   前記画像表示制御手段は、前記コマーシャル画像データの上に前記コンテンツ画像データを重ね、これによって、前記コンテンツ画像データの間からコマーシャル画像データが垣間見えるように表示するコンテンツ出力装置。
   
2. 遅延時間は略０．３秒であることを特徴とする請求項１記載のコンテンツ出力装置。
   
3. 前記文字表示制御手段は、前記１個の画像データに対応する前記文字データを、分割表示し、
   前記分割表示された文字データを切り替える操作制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項１記載のコンテンツ出力装置。
   
4. 請求項１記載のコンテンツ出力装置のためのコンテンツ出力プログラムであって、
   前記受信手段によって、前記コンテンツデータを受信するステップと、
   前記画像表示制御手段によって、前記コマーシャル画像データ、前記コンテンツ画像データを前記表示手段に表示するステップと、
   前記文字表示制御手段によって、前記文字データを、前記文字表示領域に表示するステップと、
   を、前記コンテンツ出力装置に実行させるコンテンツ出力プログラム。
   
5. 請求項１乃至３のいずれかに記載のコンテンツ出力装置と、
   前記漫画コンテンツデータおよびコマーシャル画像データを保有するサーバと、
   前記サーバと前記コンテンツ出力装置とを接続する通信手段と、
   を備え、
   前記漫画コンテンツデータの前記文字データは、複数の言語によって作成され、
   前記コンテンツ出力装置は、前記サーバに対していずれかの言語を指定して前記漫画コンテンツデータを要求することが可能であり、
   前記サーバは、前記コンテンツ出力装置からの前記言語の指定、および前記漫画コンテンツデータの要求に応じて、前記指定された言語の前記漫画コンテンツデータを前記コンテンツ出力装置に送信する、
   コンテンツ配信システム。
   

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