JP4669221B2 - 文書評価装置サブアッセンブリ - Google Patents

文書評価装置サブアッセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP4669221B2
JP4669221B2 JP2003519890A JP2003519890A JP4669221B2 JP 4669221 B2 JP4669221 B2 JP 4669221B2 JP 2003519890 A JP2003519890 A JP 2003519890A JP 2003519890 A JP2003519890 A JP 2003519890A JP 4669221 B2 JP4669221 B2 JP 4669221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
document
subassembly
pipe core
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003519890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004538473A (ja
Inventor
エム.,ジュニア. ゾラズ,エドワード
ヒュットナー,ジョセフ
ワニンガー,マリオ
ゼイラー,マルクス
スティーグミューラー,ユーリッヒ
Original Assignee
エムイーアイ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エムイーアイ インコーポレーテッド filed Critical エムイーアイ インコーポレーテッド
Publication of JP2004538473A publication Critical patent/JP2004538473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669221B2 publication Critical patent/JP4669221B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • G07D7/121Apparatus characterised by sensor details

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

本発明は、光源と文書の間の距離が文書ごとに異なる場合であっても一定の放射照度レベルの光によって文書を照明する小型の文書評価装置サブアッセンブリに関する。
たとえば紙幣評価の分野では、自動販売機などで使用される評価装置は、典型的には、光学式、磁気式その他のセンサを利用して、挿入された紙幣からデータを取得している。いくつかのユニットでは、複数の発光ダイオード(LED)光源およびフォトトランジスタ受取器が紙幣通路の反対側に配置され、紙幣が通過したとき紙幣を透過した光に対応する複数の信号を生成する。これらの信号は、通路内における紙幣の位置や紙幣の真正性などある種の情報を決定するように処理される。これらの信号は、典型的には、メモリ内に格納してある本物の紙幣に対応する所定の計測値と比較される。
LED光源を利用する従来の紙幣評価システムはさらに、システムの性能要件を満たすために、レンズを使用して光を集束する。しかし、いくつかの構成は、文書を正確に評価するのに十分な光信号強度レベルを提供しない。別の設計は、高パワーの光源および集束要素を利用しており、したがって製造にコストがかかる。さらに、紙幣通路は一般に、紙幣詰まりを回避するために十分に大きくなるように設計されるため、センサ計測値は、検知信号が紙幣の光源からの距離に応じて異なることにより悪影響を受けることがある。
文書評価装置のためのサブアッセンブリを提示する。本サブアッセンブリは、ハウジングと、上部拡散表面を有するライト・パイプ・コアと、上部拡散表面に関連付けられた光制御層と、少なくとも1つの光源とを含む。
本発明による別の実施は、以下の特徴のうち1つまたはいくつかを含むことがある。光制御層は光制御フィルムとすることができる。本サブアッセンブリは、上部拡散表面と光制御フィルムの間にプリズム構造層を含むことがあり、またこのプリズム構造層は輝度増強フィルムとすることができる。この拡散表面は、ランダムな粗い構造、一定ピッチ・パターン構造および可変の突起パターンのうち少なくとも1つを含むことがある。このハウジングは、ライト・パイプ・コアの少なくとも一方の端部上に少なくとも1つの入力光ポートを含むことがある。この光源は光ハウジングと少なくとも1つの発光ダイオード(LED)とを含むことがあり、またこの光ハウジングは反射性材料から製造することができる。この光源は、少なくとも1つの追加的な光ハウジングおよびLEDを含むことがある。このハウジングはさらに、ライト・パイプ・コアを囲繞するように構成された第1および第2の反射シェルも含むことがある。
別の実施では、文書検知配置を開示する。この文書検知配置は、文書通路の第1の側部に位置決めするための光源サブアッセンブリと、この文書通路の第2の側部で光源サブアッセンブリの向こう側に位置決めするための少なくとも1つの光センサとを含む。このサブアッセンブリは、ハウジングと、このハウジングに着座し、上部拡散表面を有するライト・パイプ・コアと、この上部拡散表面に関連付けられた光制御層と、ハウジングに結合された少なくとも1つの光源とを含む。
この実施は、以下の特徴のうち1つまたはいくつかを含むことがある。この光制御層は光制御フィルムとすることができる。このサブアッセンブリは上部拡散表面と光制御層の間にプリズム構造層を含むことがあり、またこのプリズム構造層は輝度増強フィルムとすることができる。この拡散表面は、ランダムな粗い構造、一定ピッチ・パターン構造、および可変の突起パターンのうち少なくとも1つを含むことがある。このハウジングは、ライト・パイプ・コアの少なくとも一方の端部上に少なくとも1つの入力光ポートを含むことがある。この光源は、光ハウジングと少なくとも1つの発光ダイオード(LED)とを含むことがある。追加的な光ハウジングおよびLEDを含めることもあり、またこれらのLEDは異なる波長とすることができる。この光ハウジングは反射性材料から製造することができる。このハウジングはさらに、ライト・パイプ・コアを囲繞するように構成された第1および第2の反射シェルも含むことがある。
さらに、文書通路において文書を照明するための一方法を記載する。本技法は、反射性ハウジングと、上部拡散表面を有するライト・パイプ・コアと、光制御層と、少なくとも1つの光源を含んだサブアッセンブリとを設けること、ならびに実質的に均質の光からなる実質的に矩形のビームを用いて文書を照明することを含む。
本方法の実施は、以下の特徴のうち1つまたはいくつかを含むことがある。本方法は、光強度出力を増加させるためにサブアッセンブリ内でプリズム構造層を利用することを含むことがある。本方法はさらに、文書を通過する光に基づいて文書の真正性を示す信号を生成すること、または文書の表面から反射する光に基づいて文書の真正性を示す信号を生成することも含むことがある。
本発明による別の技法は、文書評価装置サブアッセンブリを製作する方法に関するものである。本方法は、文書通路を横切って光出力を提供するためのライト・パイプ・コアを製作すること、このコアの一方の出力側上に拡散性構造を製作すること、ならびにこの拡散性構造に光制御フィルムを付加することを含む。
この製作方法の実施は以下の特徴のうち1つまたはいくつかを含むことがある。本技法はさらに、ライト・パイプ・コアに反射性ハウジングを接続することを含む。さらに本方法は、このハウジングに少なくとも1つのLED光源パッケージを結合することを含むことがあり、またさらにこの拡散性構造と光制御フィルムの間に少なくとも1層の輝度増強フィルムを付加することを含むことがある。
本発明による別の光バー構造製作技法は、文書通路を横切って光出力を提供するためのライト・パイプ・コアを製作すること、拡散性構造層を製作すること、ならびにこのコアの一方の出力側上にルーバ構造層を製作することを含む。
この方法の実施は、以下の特徴のうち1つまたはいくつかを含むことがある。この光バー構造には反射性ハウジングを接続することができる。このハウジングには少なくとも1つのLED光源パッケージを結合することができる。このルーバ構造層より下方にはプリズム構造層を製作することができる。
記載した構成の利点には、紙幣通路の高さおよび幅の全体にわたって文書に対して均質な照明を提供し、より正確な評価処理を得るために、挿入された文書の位置範囲にわたる信号変動を制限する文書評価装置サブアッセンブリが含まれる。サブアッセンブリ構成の開示した実施ではさらに、文書認識の安全性を向上するために文書の表面全体に対する全走査を可能にするように文書通路の幅全体を照明している。この設計によりさらに、最小量の光源コンポーネントからの複数波長の光を利用することが可能となり、またこのサブアッセンブリは、物理空間の限定された文書評価装置内で使用するのに理想的な小型のサイズを有する。
図1は、その幅4をカバーするように単一の直線の形に配列された複数の光スポット3からなる光スポット構成2を有する文書通路5の簡略上面図である。この幅4は、サンプリングしようとする1組の文書のうち最大幅の文書と比べてより広くなっており、また銀行券または紙幣6はこの文書通路と比べてより狭くなるように表している。この例において、この文書6は矢印7の方向で移動するに連れて若干斜めになっている。
「文書(document)」という用語は、銀行券、銀行手形、紙幣、クーポン類、小切手、商品券類、硬貨、有価証券、証券書類およびその他の同様の任意の価値対象物(ただし、これらに限らない)を含め実質的に平坦な任意の価値物品を意味することに留意されたい。同様に、本明細書では文書評価装置で使用するサブアッセンブリに関してそのサブアッセンブリを記載しているが、これらのサブアッセンブリは別のデバイスで使用することも可能である。
再度図1を参照すると、スポット3は1つまたは複数の光源によって(典型的には、1つまたは複数の発光ダイオード(LED)によって)生成することができる。こうした構成によって、挿入された紙幣6を紙幣通路を通過させて矢印7の方向に移動する際に、挿入された紙幣6に対して実質的に100%の走査カバー範囲が可能となる。詳細には、この紙幣は光源(または、複数の光源)と通路の反対側に配列された1つまたは複数の受光用センサ(図示せず)との間を搬送することができる。こうした構成では、受取器が生成する信号はその紙幣を通って伝達された光に対応すると共に、紙幣の長さおよび幅、具体的な任意の時点の紙幣位置、紙幣真正性、紙幣の発行国などの情報を決定するように処理することができる。光受取器はさらに、紙幣からの反射光を受け取るように光源と同じ側に配列させることも可能である。
一実施では、紙幣からデータをサンプリングするために紙幣通路を横切るように10個から12個の間の光スポットを使用することができるが、使用するスポットの数はこれより多くしたり少なくしたりすることが可能である。各スポットは直径を概ね7.5mmとすることができ、各スポットは3つ以上の波長でサンプリングされる。たとえば、可視光、赤外線および近赤外スペクトルの波長を有する光スポットを使用することが可能であり、得られたデータは紙幣から異なるタイプの情報が収集されるように処理している。紙幣の特徴、真正性、帰属国、額面金額および/または通路内での紙幣位置を決定するための信号処理技法は、本出願の範囲を越えており、本明細書では詳細に検討しないことにする。
図2は単一のLED光源および受取器からなる従来式構成15の側面図であり、この構成15では光源16と受取器20を紙幣通路5の反対側に配置している。LED光源16は、紙幣通路5の前側壁17内の開口を通過して紙幣6に向かうように実質的に平行な光ビーム21を生成するために集束レンズ18の焦点の近傍に配置させている。紙幣の一部分によってこの光ビーム21のうちある部分が阻止され、紙幣を通過した透過光信号22が得られる。後側壁19からある十分な距離「d」の位置に、集束レンズを含むことがあるようなPINダイオードなどの検出器20を配置させ、光紙幣を透過した光に付随するノイズを最小限にしている。紙幣通路の高さ「h」は紙幣が詰まる割合を最小限にするように概ね2mmから2.5mmとすることができ、また紙幣通路の幅4(図1参照)はさまざまな幅をもつ紙幣に対応できるように90mmを超えることがある。
紙幣の真贋鑑定で必要となるデータ処理を簡略化するために、紙幣を実質的に均質に照明することが望ましい。実際上は、既存のLED光源のサイズ、ならびに光透過特性のために、平行ビームおよび均質スポットの生成を図2に示すタイプの構成で近似させることしかできていない。こうしたセンサを図1に示すような構成で配置されたグループとすると、文書位置を決定するのに十分であることもあるが、発生した信号は、真正性を決定するためのデータを生成させるには全体として十分ではない。さらに、いくつかのLEDダイを使用する場合、これらのダイの最小間隔ではスポットのオフセットを生じさせることがあり、したがってダイ配置に対して課する許容範囲を厳しくしなければならず、製作コストが増大することになる。
図3は、文書評価装置構成30の一実施の簡略化した拡大断面端部図である。この構成30には、文書通路5の第1の側部にある光センサ配置32と、この通路の第2の側部で光バー35を含んだサブアッセンブリ40と、が含まれている。この実施では、Lexan(登録商標)材料で構成することができるような2つの透明なウィンドウ31および33によって、これらの間に文書通路5の一部分を画定させている。光センサ配置32は、プリント回路基板(PCB)34上に装着させた10個の検出器からなるセンサ・アレイ33の前側に配列された10個のレンズ31からなるアレイを含む。これらの検出器は文書が光源とセンサの間で通路5を通過する際に文書を透過した光に対応して電気信号を生成しており、次いでこの信号はPCB34と接続させたマイクロプロセッサ(図示せず)によって処理している。検出器からなる適当なアレイを通路の光源と同じ側部に配置し、文書から反射させた光に基づいて信号を生成することも可能である。この検出器が生成した信号を用いて文書の有効性を判定することもできる。
図3の光バー35は光PCB37に装着されており、文書通路5の空間内での文書の位置によらずその文書を一定レベルで照明するように上側表面からZ方向で放出される光を提供している。文書がこの文書評価装置構成30を通るように搬送される際に、文書は、その搬送状態および/または文書の状態や具合(fitness)に応じて光センサ配置32またはサブアッセンブリ40のいずれかにより近づくことがある。たとえば、ある具体的な搬送機構では、配置30を通過するように銀行券を等速で搬送することがあるが、通路5の高さ「h」範囲内におけるその銀行券の正確な位置がその銀行券ごとにさまざまとなることがある。この位置はある具体的な銀行券が手の切れそうな新札であるか、古く擦れてだらりとした紙幣であるかによって異なることがある。文書評価装置で使用する場合、光バー35によって放射される光は長さ(紙幣通路の幅)が少なくとも70ミリ・メートル(mm)で奥行きが少なくとも7mmの面積をカバーしており、かつ概ね2.5mmの高さ「h」にわたって均一とする必要がある。しかし、このライト・パイプ・コアの幾何学構成では、長い側と実質的により短い側とを含むことになり、異なる高さ「h」において照射に大きな相違が生じることがある。以下で詳細に説明するような適当な光制御フィルム(light control film:LCF)を使用すると、照射パターンに関するこうした幾何学的制約が克服され、通路の高さ「h」範囲内での文書の位置によらずに文書を一定レベルで照明することが可能となる。
図4Aは、文書評価装置サブアッセンブリ40の一実施の分解斜視図である。このサブアッセンブリは、上側表面44を含むライト・パイプ・コア42を含む。このライト・パイプ・コアを囲繞するように第1の反射シェル46および第2の反射シェル48を構成されており、またライト・パイプ・コアの上側表面44に取り付けるように輝度増強フィルム(Brightness enhancement film:BEF)50および光制御フィルム(LCF)52を配置させている。図4Bは、図4Aのサブアッセンブリ40の一実施をBEF50とLCF52を取り付けていない状態で図示したものであり、また図4Cは図4Aのサブアッセンブリ40の別の実施についてBEF50とLCF52の少なくとも一方を取り付けた状態を図示したものである。この2つの反射シェル部品46、48は、図4Bおよび4Cに示すようにライト・パイプ・コア42の周りで一緒に留め合わせて、このコアとシェルの間の空間が最小となるようにしている。
再び図4Aを参照すると、ライト・パイプ・コア42は透明なポリカーボネートまたはアクリル材料から製造することができ、また上側表面44を除くすべての面は内部反射に都合がよいように磨かれることがある。第1および第2の反射シェル46および48はホワイト・グレードのポリブチレン・テレフタレート(PBT)重合体材料から製造することができる。この内部表面は反射性材料を含むことがあり、またこの材料は白色とすることができ拡散反射性とすることができる。適当なPBT反射性材料は商標名「Pocan B 7375」という名称でBayer Companyから入手可能であるが、Spectralon(登録商標)など同様の白色乾燥拡散性材料を使用することも可能である。白色材料とすると、少なくとも可視光波長から近赤外線波長のスペクトルまでの領域にわたって適当な実質的に平坦なスペクトル応答を生じさせることができる。保護用シェルの両末端部に配置させた第1の開口45および第2の開口47によって光源に対する入力ポート(図示せず)を形成させており、一方上側表面44は出力光エリアを形成している。この出力光エリアは、コアからの光を取り出すための拡散体構造を有することができる。適当な拡散体構造は、その表面をサンディングしてランダムで粗いパターンを得ることによる、あるいは上側表面44上に粗いランダムな構造を成形させることによって製造することも可能である。また別の拡散体構造を使用することも可能である。
図5は、第1の多重ダイLEDパッケージ54および第2の多重ダイLEDパッケージ56の配置を示すための、図4A乃至4Cのサブアッセンブリ40の切開斜視図である。この多重ダイ・パッケージ54および56はそれぞれに、2個以上のLEDを含むことがあり、またこの実施では、ライト・パイプ・コア42の相対する端部に配置されて光源を形成している。これらのLEDは異なる波長とする場合や、同じ波長とする場合がある。異なる波長のLEDを利用する場合では、これらのLEDを同じLEDパッケージ内に入れることや、異なるLEDパッケージ内に入れることがある。この配置では、そのLEDをPCB上で水平方向に装着しており、またそのライト・パイプ・コアは図4A乃至4Cに示すように一般に台形の形状を有している。しかしさらに、いくつかの用途では単一のLED光源をたとえば第1の開口45だけに配置させて使用することも可能であることを理解されたい。
図6Aは、ライト・パイプ・コア42について、LED光源54からの光がその上側表面44を出る様子を表している拡大簡略断面概要図である。詳細には、図6Aは、入力ポート45(図4Aに示した反射シェル部分46および48により形成されている)を介してライト・パイプ・コア42に入るLED光源54からの光を表している。第1の傾斜壁49aは図4Aに示した壁46aおよび48aを組み合わせたものであり、また、第2の傾斜壁49bは図4Aに示した壁46bおよび48bを組み合わせたものである。図6Aのライト・パイプ・コア42の実施では、線束51など臨界角(透明なプラスチック屈折率により規定され、典型的には1.5である)を超える入射角を有する線束に関しては全内部反射(TIR)により、あるいは光線束53など入射角が臨界角未満の線束に関してはライト・パイプを取り囲むミキサー・シェルの壁の反射によって光が反射される。反射した光線束は、ミキシング構造内に戻るように送り出され、ビームが上側表面44上の拡散体エリアに到達し、エリア55に模式的に表したようにして出て行くまで図示したように複数回の反射を受けることがある。LEDからの光は一般に、側壁49aおよび49bの台形形状の斜面のためにライト・パイプを水平方向に横切るように曲折される。
図6Aにはさらに、別の光源を受け入れることができるような入力ポート47を表している。しかし、入力ポート45の位置などライト・パイプ・コア42の一方の端部に光源を1つだけ使用することもできることを理解されたい。こうした構成を使用するような場合には、入力ポート47は反射性材料に置き換えて、サブアッセンブリの内部光反射特性を高くする。
図6Bは、紙幣評価装置で使用するのに適したライト・パイプ・コア42の一実施の寸法を表している。適当なライト・パイプ・コアは約97.92mmの底部長さBL、約12.5mmの幅W、ならびに約5.38mmの高さHを有する。上部長さTLは約77.49mmであると共に底部長さに対して概ね中央に配置して、第1の端部部分58の傾斜と第2の端部部分59の傾斜が実質的に同じとなるようにしている。これらの部分の傾斜は、第1および第2の反射シェル部分46、48が形成する第1の傾斜壁49aおよび第2の傾斜壁49bによって整合させることができる。ライト・パイプ・コアの上側表面44は、光強度出力を制御するように拡散体表面43を含むことがある。図6Cは、上側表面44上においてアレイ状の突起41をあるパターンで配列させている図6Bの部分Cの拡大図を表している。突起のピッチは、光バーに沿って出てくる光と光バーを横切って出てくる光の強度を釣り合わせるように調整し、その光分布を実質的に均質にすることができる。一実施では、これらの突起の密度は、拡散体エリアがLED光源から遠ざかるに従って増大する。この方式により、TIR条件が崩れて光がコアから出ることができる場所において局所的なスポットからなるエリアが生成される。一実施では、これらの突起は形状が実質的に円筒形であるが、別の形状も可能である。
図7は、サブアッセンブリの一実施について、サブアッセンブリのY−Z面(図10参照)での放出プロフィール60の概略極座標プロットを表した簡略図である。詳細には、フィルムがまったくない状態では、実質的にランベルト式ローブ(lambertian lobe)パターン62の光がライト・パイプ・コアの拡散体表面43から出るように放射されている。しかし、光が図4Aに示すように第1層の輝度増強フィルム(BEF)50も透過している場合では光出力パターン64が生じる。図7に示すように、光は、その放射角度が概ね35°の出力角度に制限されるような(70°の全体角度:そのBEFの種類に応じて異なる)より狭いローブとなるようにしてBEFから出ている。出力角度を超える角度で拡散体から出る光はこのフィルムによってその一部が反射されてライト・パイプ・コア42内に戻されて再利用されており、これにより選択的出力角度(±35°)で利用可能な全体の出力信号が増加する。図7にはさらに、ライト・パイプ・コアおよびLCFを通過する光により得られる制御式光パターン66も含めている。このLCFは、5%の残留強度で規定される狭い60°の出力角度を生成するように機能させることができる。これによって、従来のコリメーション・レンズを使用した場合に達成されるものと比べてさらにより小型の設計を用いて疑似コリメーション効果を生成させており、この際に最小焦点距離に関する寸法上の制約がない。
図8は、Minnesota Mining and Manufacturing Corporation(「3M社」)により製造され入手可能であるような適当なBEFのプリズム構造72を表した拡大簡略側面概要図70である。各プリズム構造72は、その隣接するプリズム構造と実質的に平行にある先端部74を有している。図のように光源からの光線束の約50%がBEFによって反射されて再利用されており、使用可能な屈折線束が40%〜70%だけ増加する。
図9は、適当なLCFのルーバ付き構造76を表している。このルーバ78はごく小型のベネチアン・ブラインドと同様に動作しており、光源からの光の方向「Z」での出力角度を制限し、ある程度のエネルギー損失を犠牲にしてより低い構造と直角としている。図示した例では、光源からのY方向での光出力は60°に制限されており、一方光源からのX方向での光出力は方向付けしておらず、したがって180°のパターンの非制約状態である。適当なLCFは3M社によって製造されている。
図10Aは、文書評価装置用の光コア・アッセンブリの代替実施80の拡大させ簡略化した分解斜視概要図である。適当なコンポーネント構成には、文書評価装置内に光を供給するために上部拡散表面、BEF50およびLCF52を含むことがあるような矩形のライト・パイプ・コア82が含まれる。このBEFは、プリズム構造72の各先端部74がLCFのルーバ78と実質的に平行となり、さらにライト・パイプ・コア82の長尺側「L」のエッジと実質的に平行でありかつこのコアの短尺側「S」と直角となるように整列させている。3M社から入手可能な適当なBEFは、BEF90/50(ここで、90はプリズム角であり、また50はマイクロ・メートル(μm)を単位としたプリズム・ピッチ)である。3M社から入手可能な適当なタイプのLCFはLCF−Pであり、LCF−Pは5%の最大透過におけるカットオフに関して60°の観察角度を有する。レンズを使用している従来の光源アッセンブリと比較してフィルムの厚さが薄い(BEFは0.2mm未満、またLCFは1mm未満である)ので有利である。
図10Bは、図10Aの同じ寸法を有すると共に文書評価装置での使用に適するような光コア・アッセンブリの代替実施200を表している。光コア・アッセンブリ200は一体構造とすることができ、また光コア202と、出力される光強度を増加させるためのプリズム構造層204と、光がZ方向でアッセンブリから出る際の光の方向を制御するためのルーバ構造層206とを含むことがある。さらに光拡散層(図示せず)も含むことがある。さらに、いくつかの用途ではより多くの層やより少ない層を含んだ実施形態を利用することも可能であることを理解されたい。たとえば、光コア202、拡散層およびルーバ構造層206を含むような実施形態も文書評価用途での使用に適することができる。その他の変形形態、たとえば光コア202とプリズム構造204だけを含むような変形形態を利用することも可能である。
図11は、図10Aおよび10Bを参照して上述したようにして実現することができるライト・パイプ・コアの別の実施84の簡略図である。この実施では、そのLEDは垂直方向に位置決めすることができ、またそのライト・パイプ・コアは図のように単純な直方体とすることができる。ある用途では、6つの波長を使用すると共に、単一のLEDパッケージで2つまたは3つのダイを収容することができる。いくつかの波長では、ライト・パイプの各端部に各1つのダイとするように2つのダイを使用することができる。別の波長では、ライト・パイプの各端部に2つずつ配列させて4つのダイを使用することができる。図12Aは、4つのダイを使用する場合の各波長に関するパッケージ内におけるダイの幾何学的マッピングであり、また図12Bおよび12Cは使用するダイが2つだけの場合である。適当なある構成では、光出力を最適化するために、各LEDパッケージは白色の反射性ハウジングまたはパッケージを含むことがあり、また開口45および47(図4A参照)はこのパッケージを収容しかつ非効率な結合による光損失を制限するように最小のサイズとしている。各LED光源に関する光ハウジングの内部表面は反射性材料を備えることがあり、またこの材料は拡散性の反射性材料とすることができる。適当なLEDパッケージはOSRAM CompanyからのTOPLED(登録商標)シリーズである。このLEDパッケージは反射シェルと同様のプラスチック材料によることができる。たとえば、この光ハウジングは、少なくとも可視光波長から近赤外線波長スペクトルまでの領域にわたって適当な実質的に平坦なスペクトル応答を生じさせることができる白色材料から製造することができる。光は、表面をサンディングすること、またはライト・パイプ・コアの上側面上に成形させた粗いランダム構造を生成させることのいずれかによって製造することができるような拡散体構造によってライト・パイプ・コア84から取り出される。別法では、図6Cを参照して上で説明したように、上側表面上に拡散体として機能させるようなアレイ状の突起を形成させることも可能である。さらに、別の拡散体構造を利用することも可能である。
図13乃至18は、サブアッセンブリ40の有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。これらの図において、Y位置はライト・パイプ・コアの短尺側(単位:ミリ・メートル(mm))の光出力に対応しており、またX位置はライト・パイプ・コアの長尺側(単位:mm)に沿った光出力に対応している。図13はY寸法方向90(短尺側)における強度をプロットした図であり、また図14はX寸法方向100(長尺側)における強度をプロットした図である。図13において、プロット92はBEFおよびライト・パイプ・コアを使用しているケースに関するもの、プロット94はライト・パイプ・コアを単独で使用している(図4Bの場合と同様の)ケースに関するもの、プロット96はライト・パイプ・コアにLCFを付加して使用しているケースに関するもの、またプロット98はライト・パイプ・コアに付加してBEFおよびLCFを使用している(図4C参照)ケースに関するものである。X方向における計測値に関しては図14のX方向100での強度プロットに示すように、プロット102、104、106および108が対応して得られた。図13および14のプロットの両者によって、BEFフィルムが光強度の全体的な出力を増加させること、ならびにLCFフィルムが若干の光強度出力を犠牲にして光信号を均質化させることが示されている。
図15および図16は、BEFフィルムのみを伴うライト・パイプ・コアに関する文書レベルにある信号強度のさまざまな分布を図示したものであり、文書と光バーの間の距離は紙幣通路の紙幣高さの許容範囲「h」内で2.2mmから5.2mmまでのさまざまな距離としている。図15および16は、Y方向110とX方向120(図10に示すように、Y方向はライト・パイプ・コアの短尺側「S」のエッジと平行な方向であり、またX方向はライト・パイプ・コアの長尺側Lのエッジと平行な方向である)のそれぞれにおける状況を表している。具体的には図15を参照すると、光バーから2.2mmしか離れていない(112)文書に関する照明強度プロット112は、3.2mm離れている(114)文書の場合と比べてより強度がより大きく、またライト・パイプ・コアからY軸方向にそれぞれ4.2mm(116の場合)と5.2mm(118の場合)離れている文書では照明強度が小さくなる。同様に、図16のX軸方向の照明強度プロットでは、光バーから2.2mm離れている(122)文書に関して光強度が最大であり、文書が光バーからそれぞれ3.2mm、4.2mmおよび5.2mm離れるに連れてプロット124、126および128で示すように光強度は低くなっている。光強度のこうした変動は文書評価の信号の発生に関しては受容し難いものであるが、別の用途では適当であることもある。
図17および図18は、BEFおよびLCFを使用する場合のY軸130およびX軸140の両者のプロットに関する改良型の結果を表している。X方向とY方向の両者に関する図17および18の曲線が概ね重なり合っていることは、光源からの文書位置のばらつきに対応する2.2mmから5.2mmの所望の範囲において信号が概ね一定となるというLCFフィルムによる主要な寄与を示している。別の言い方をすると、通路内での文書のさまざまな高さの値(2.2mmから5.2mmまで)に関する図17および18における各プロットの規模は実質的に同じであり、このことは、文書評価装置の用途での使用に極めて望ましい。
文書評価装置サブアッセンブリのさまざまな実施について記載してきた。しかし、当業者であればさまざまな追加および修正が可能であることを理解するであろうことを理解されたい。たとえば、代替的な一構成では、光バーの縦長の方向における光分布を制御するために、その光学構造を第1組と90°の位置に設置することが可能であるようなBEFとLCFフィルム(または、プリズム層とルーバ層)の第2の組を含むことがあり得る。この文書評価装置サブアッセンブリは、ライト・パイプ、拡散構造層、プリズム層およびルーバ層、あるいはこれらの層のいくつかをさまざまに組み合わせたものを含んだ一体型の光コアを含むことがある。光出力の均質性を向上させるような別の実施も企図されるが、こうした実施では若干の光強度損失を受けることがある。こうした実施は、文書評価などいくつかの用途では受容しがたいものであるが、別の機能を実行する別のデバイスでは受容することができる。こうした修正形態や変形形態は添付の特許請求の範囲内に属している。
文書通路の幅をカバーしている光スポット構成を表している文書通路の簡略上面図である。 従来のLED光源と受取器の構成の側面図である。 本発明によるサブアッセンブリを含む文書評価装置構成の簡略拡大断面端部図である。 本発明による文書評価装置サブアッセンブリの一実施の分解斜視図である。 図4Aのサブアッセンブリの実施においてフィルムをすべて除いた状態を表した図である。 図4Aのサブアッセンブリの実施において少なくとも1つのフィルムが付けられている状態を表した図である。 図4A乃至4Cによるサブアッセンブリの切開斜視図である。 本発明によるサブアッセンブリの拡大簡略断面概要図である。 紙幣評価装置での使用に適したライト・パイプ・コアの寸法を表した図である。 図6Bの部分Cの拡大図である。 実質的にランベルト式ローブ状のパターン、光コアを出て輝度増強フィルムを通過させた光により得られる光出力パターン、ならびに光制御フィルムによって生成される制御型光パターンを含む放出プロフィールの図である。 輝度増強フィルムのプリズム構造を表している拡大簡略側面概要図である。 光制御フィルムのルーバ付き構造を表した図である。 本発明による光アッセンブリの代替的な一実施の拡大簡略斜視概要図である。 本発明による光アッセンブリの別の実施の拡大簡略斜視概要図である。 本発明によるサブアッセンブリで使用するためのライト・パイプ・コアの別の実施の簡略図である。 図11のライト・パイプ・コアと一緒に使用するのに適したLEDダイのさまざまな幾何学的マッピングを表した図である。 図11のライト・パイプ・コアと一緒に使用するのに適したLEDダイのさまざまな幾何学的マッピングを表した図である。 図11のライト・パイプ・コアと一緒に使用するのに適したLEDダイのさまざまな幾何学的マッピングを表した図である。 本発明によるサブアッセンブリの有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。 本発明によるサブアッセンブリの有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。 本発明によるサブアッセンブリの有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。 本発明によるサブアッセンブリの有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。 本発明によるサブアッセンブリの有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。 本発明によるサブアッセンブリの有効性を計測するために収集した実験結果をプロットした図である。

Claims (40)

  1. 文書評価装置用サブアセンブリであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに着座し、上部拡散表面を有するライト・パイプ・コアと、
    ルーバ構造を有し、該ライト・パイプ・コアの上に配置される光制御層と、
    該ライト・パイプ・コアの該上部拡散表面と該光制御層との間に配置されたプリズム構造層と、
    前記ハウジングに結合され、光源からの光が該ライト・パイプ・コアに入射するように配置された少なくとも1つの光源とを備え
    該光制御層が、疑似コリメーション効果を有するを有するフィルムである文書評価装置用サブアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記光制御層が光制御フィルムであるサブアセンブリ。
  3. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、該ライト・パイプ・コアは、ある幅とその幅よりも大きな長さを有し、該ルーバ構造は、該ライト・パイプ・コアの長手方向と実質的に平行に方向付けられるサブアセンブリ。
  4. 請求項3に記載のサブアセンブリにおいて、該ルーバ構造は、光が該光制御層の平面に概ね垂直な方向に沿って該サブアセンブリから出て行くように、該光の方向を制御するように構成されるサブアセンブリ。
  5. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、該ライト・パイプ・コアは、ある幅とその幅よりも大きな長さを有し、該プリズム構造層は、該サブアセンブリからの出力である光の強度を増加させるように構成され、該ルーバ構造は、該光が該ライト・パイプ・コアの幅の方向に沿って該サブアセンブリから出て行く角度を制限するように構成されるサブアセンブリ。
  6. 請求項5に記載のサブアセンブリにおいて、所定の角度よりも大きな角度で該ライト・パイプ・コアの該上部拡散表面から出て行く光が、部分的に、再循環のために該プリズム構造層によって該ライト・パイプ・コアに反射されるように構成されるサブアセンブリ。
  7. 請求項5に記載のサブアセンブリにおいて、該ルーバ構造が疑似コリメーション効果を有するように構成されるサブアセンブリ。
  8. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記プリズム構造層が輝度増強フィルムであるサブアセンブリ。
  9. 請求項8に記載のサブアセンブリにおいて、該プリズム構造層内のプリズム構造の各々の頂点が該ルーバ構造内のルーバと実質的に平行となるように、該輝度増強フィルムを整列させるサブアセンブリ。
  10. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記上部拡散表面が、ランダムな粗い構造、一定ピッチ・パターン構造及び可変の突起パターンのうち少なくとも1つを含むサブアセンブリ。
  11. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記ハウジングが、前記ライト・パイプ・コアの2つの対抗する端部の各々にそれぞれの入力光ポートを含むサブアセンブリ。
  12. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記ハウジングが、反射性内部表面を含むサブアセンブリ。
  13. 請求項12に記載のサブアセンブリにおいて、前記内部表面が拡散反射性であるサブアセンブリ。
  14. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記光源が、光ハウジングと、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)とを備えるサブアセンブリ。
  15. 請求項14に記載のサブアセンブリにおいて、前記光ハウジングが反射性材料から構成されているサブアセンブリ。
  16. 請求項15に記載のサブアセンブリにおいて、前記反射性材料が拡散反射性であるサブアセンブリ。
  17. 請求項15に記載のサブアセンブリにおいて、少なくとも1つの追加的な光ハウジング及びLEDをさらに備えるサブアセンブリ。
  18. 請求項17に記載のサブアセンブリにおいて、前記LEDのうち少なくとも1つは他のLEDと波長が異なるサブアセンブリ。
  19. 請求項1に記載のサブアセンブリにおいて、前記ハウジングが、前記ライト・パイプ・コアを囲繞するように構成された第1及び第2の反射シェルを備えるサブアセンブリ。
  20. 文書検知装置であって、
    文書通路の第1の側部に位置決めするための光源サブアセンブリであって、ハウジングと、前記ハウジングに着座し、上部拡散表面を有するライト・パイプ・コアと、ルーバ構造を有し、該ライト・パイプ・コアの上に配置される光制御層と、該ライト・パイプ・コアの該上部拡散表面と該光制御層との間に配置されるプリズム構造層と、前記ハウジングに結合され、光源からの光が該ライト・パイプ・コアに入射するように構成された少なくとも1つの光源とを含むサブアセンブリと、
    前記文書通路の第2の側部で前記光源サブアセンブリの向こう側に位置決めするための少なくとも1つの光センサとを備え
    該光制御層が、疑似コリメーション効果を有するを有するフィルムである文書検知装置
  21. 請求項20に記載の文書検知装置において、前記光制御層が光制御フィルムである文書検知装置
  22. 請求項20に記載の文書検知装置において、該ライト・パイプ・コアは、ある幅とその幅よりも大きな長さを有し、該ルーバ構造は、該ライト・パイプ・コアの長手方向に実質的に平行に方向付けられる文書検知装置
  23. 請求項22に記載の文書検知装置において、該ルーバ構造は、光が該光制御層の平面に概ね垂直な方向に沿って該サブアセンブリから出て行くように、該光の方向を制御するように構成される文書検地装置
  24. 請求項20に記載の文書検知装置において、該ライト・パイプ・コアは、ある幅とその幅よりも大きな長さを有し、該プリズム構造層は、該サブアセンブリからの出力である光の強度を増加させるように構成され、該ルーバ構造は、該光が該ライト・パイプ・コアの幅の方向に沿って該サブアセンブリから出て行く角度を制限するように構成される文書検知装置
  25. 請求項24に記載の文書検知装置において、所定の角度よりも大きな角度で該ライト・パイプ・コアの該上部拡散表面から出て行く光が、部分的に、再循環のために該プリズム構造層によって該ライト・パイプ・コアに反射されるように構成される文書検知装置
  26. 請求項24に記載の文書検知装置において、該ルーバ構造が疑似コリメーション効果を有するように構成される文書検知装置
  27. 請求項22に記載の文書検知装置において、前記プリズム構造層が輝度増強フィルムである文書検知装置
  28. 請求項20に記載の文書検知装置において、前記上部拡散表面が、ランダムな粗い構造、一定ピッチ・パターン構造及び可変の突起パターンのうち少なくとも1つを含む文書検知装置
  29. 請求項20に記載の文書検知装置において、前記ハウジングが、前記ライト・パイプ・コアの2つの対向する端部の各々にそれぞれの入力光ポートを含む文書検知装置
  30. 請求項20に記載の文書検知装置において、前記ハウジングが反射性内部表面を含む文書検知装置
  31. 請求項30に記載の文書検知装置において、前記内部表面が拡散反射性である文書検知装置
  32. 請求項20に記載の文書検知装置において、前記光源が、光ハウジングと、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)とを備える文書検知装置
  33. 請求項32に記載の文書検知装置において、前記光源が、少なくとも1つの追加的な光ハウジングおよびLEDを備える文書検知装置
  34. 請求項32に記載の文書検知装置において、前記光ハウジングが反射性材料から構成されている文書検知装置
  35. 請求項34に記載の文書検知装置において、前記反射性材料が拡散反射性である文書検知装置
  36. 請求項20に記載の文書検知装置において、前記ハウジングが、前記ライト・パイプ・コアを囲繞するように構成された第1及び第2の反射シェルを備える文書検知装置。
  37. 文書通路において文書を照明するための方法であって、
    反射性ハウジングと、該反射性ハウジング内に着座され上部拡散表面を有するライト・パイプ・コアと、ルーバ構造を有し、該ライト・パイプ・コアの上に配置された光制御層と、該ライト・パイプ・コアの該上部拡散表面と該光制御層との間に配置されたプリズム構造層と、該反射性ハウジングに接続され、光源からの光が該ライト・パイプ・コアに入射するように構成された少なくとも1つの光源とを含むサブアセンブリを設ける工程と、
    該文書が文書通路内にある間、該サブアセンブリからの実質的に均質の光からなる実質的に矩形のビームを用いて該文書を照明する工程とを含み、
    該光制御層が、疑似コリメーション効果を有するを有するフィルムである方法。
  38. 請求項37に記載の方法において、光強度出力を増加させるように前記サブアセンブリ内でプリズム構造層を利用する工程をさらに含む方法。
  39. 請求項37に記載の方法において、文書を通過する光に基づいて文書の真正性を示す信号を生成する工程をさらに含む方法。
  40. 請求項37に記載の方法において、文書の表面から反射する光に基づいて文書の真正性を示す信号を生成する工程をさらに含む方法。
JP2003519890A 2001-08-06 2002-08-02 文書評価装置サブアッセンブリ Expired - Fee Related JP4669221B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US31033401P 2001-08-06 2001-08-06
PCT/US2002/024531 WO2003015037A2 (en) 2001-08-06 2002-08-02 Document validator subassembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004538473A JP2004538473A (ja) 2004-12-24
JP4669221B2 true JP4669221B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=23202041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003519890A Expired - Fee Related JP4669221B2 (ja) 2001-08-06 2002-08-02 文書評価装置サブアッセンブリ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6994203B2 (ja)
EP (1) EP1415188B1 (ja)
JP (1) JP4669221B2 (ja)
CN (1) CN1328610C (ja)
AU (1) AU2002327420B2 (ja)
ES (1) ES2405322T3 (ja)
WO (1) WO2003015037A2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1429296A1 (en) * 2002-12-13 2004-06-16 Mars, Inc. Apparatus for classifying banknotes
JP4366104B2 (ja) * 2003-04-17 2009-11-18 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類判別装置
WO2006065808A2 (en) * 2004-12-14 2006-06-22 Mars Incorporated Document processor with optical sensor arrangement
US7584890B2 (en) * 2006-06-23 2009-09-08 Global Payment Technologies, Inc. Validator linear array
JP4656658B2 (ja) * 2006-08-22 2011-03-23 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 紙幣処理装置
ES2764959T3 (es) * 2006-08-22 2020-06-05 Crane Payment Innovations Inc Disposición de detección óptica para un dispositivo de aceptación de documentos
JP5431337B2 (ja) * 2007-09-26 2014-03-05 エムイーアイ インコーポレーテッド 文書識別機部分組立体
DE102008016461A1 (de) * 2008-03-31 2009-10-01 Giesecke & Devrient Gmbh Beleuchtung für eine Prüfvorrichtung
JP5588499B2 (ja) 2009-04-08 2014-09-10 エムイーアイ インコーポレーテッド 通貨種の特徴を調べる
US20100290034A1 (en) * 2009-05-18 2010-11-18 Thompson Craig A Inspection Lamp and Method for Facilitating Rapid Paper Currency Examination and Authentication
GB2473883A (en) * 2009-09-29 2011-03-30 3M Innovative Properties Co Read head illumination system, for scanning device
KR101152992B1 (ko) * 2010-12-16 2012-06-04 엘지엔시스(주) 감지장치 및 금융자동화기기
CN103376476B (zh) * 2012-04-16 2016-06-08 山东新北洋信息技术股份有限公司 薄片类介质检测装置及薄片类介质处理装置
JP6701625B2 (ja) * 2015-05-15 2020-05-27 富士電機株式会社 紙葉類識別装置の光ガイド装置
US20190143551A1 (en) * 2016-05-11 2019-05-16 Graphtec Corporation Medium end-detecting device

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1312320C (en) 1987-11-12 1993-01-05 Makoto Oe Plane light source unit
US5756981A (en) 1992-02-27 1998-05-26 Symbol Technologies, Inc. Optical scanner for reading and decoding one- and-two-dimensional symbologies at variable depths of field including memory efficient high speed image processing means and high accuracy image analysis means
US5786582A (en) 1992-02-27 1998-07-28 Symbol Technologies, Inc. Optical scanner for reading and decoding one- and two-dimensional symbologies at variable depths of field
CA2097109C (en) * 1992-06-01 2000-01-11 Shozo Kokawa Liquid crystal display
DE69435168D1 (de) * 1993-01-19 2009-01-02 Canon Kk Längliche Beleuchtungsvorrichtung und Informationsauslesevorrichtung, die eine solche Beleuchtungsvorrichtung aufweist
US5899552A (en) * 1993-11-11 1999-05-04 Enplas Corporation Surface light source device
TW334523B (en) * 1994-03-02 1998-06-21 Toso Kk Back light
JP3545803B2 (ja) 1994-03-16 2004-07-21 株式会社エンプラス 偏光化機能付面光源装置
US5982540A (en) * 1994-03-16 1999-11-09 Enplas Corporation Surface light source device with polarization function
JPH07306907A (ja) 1994-05-13 1995-11-21 Asahi Optical Co Ltd データシンボル読み取り装置
US5586212A (en) 1994-07-06 1996-12-17 Hewlett-Packard Optical wave guide for hand-held scanner
JP2742880B2 (ja) * 1994-08-12 1998-04-22 大日本印刷株式会社 面光源、それを用いた表示装置、及びそれらに用いる光拡散シート
DE19517194A1 (de) * 1995-05-11 1996-11-14 Giesecke & Devrient Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Prüfung von Blattgut, wie z.B. Banknoten oder Wertpapiere
US6204903B1 (en) * 1995-07-28 2001-03-20 Sumitomo Chemical Company, Limited Reflector, reflective polarizing plate and reflective liquid crystal display
US5917664A (en) * 1996-02-05 1999-06-29 3M Innovative Properties Company Brightness enhancement film with soft cutoff
US5838403A (en) 1996-02-14 1998-11-17 Physical Optics Corporation Liquid crystal display system with internally reflecting waveguide for backlighting and non-Lambertian diffusing
US5992749A (en) 1996-03-01 1999-11-30 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Data symbol reader
JPH09274184A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Dainippon Printing Co Ltd レンズフィルムおよびそれを用いた面光源装置
US5923413A (en) 1996-11-15 1999-07-13 Interbold Universal bank note denominator and validator
US6204938B1 (en) * 1997-07-14 2001-03-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Linear illumination device and image reading apparatus using the same
GB9724781D0 (en) 1997-11-24 1998-01-21 Ncr Int Inc Visual displays
US6186649B1 (en) 1998-04-16 2001-02-13 Honeywell International Inc. Linear illumination sources and systems
US6386721B1 (en) * 1999-07-08 2002-05-14 Physical Optics Corporation Light pipe having one or more integral diffusers
US6347873B1 (en) * 1999-07-08 2002-02-19 Physical Optics Corporation Backlight assembly with a light pipe having an integral surface diffuser
US6570710B1 (en) * 1999-11-12 2003-05-27 Reflexite Corporation Subwavelength optical microstructure light collimating films
US6356389B1 (en) * 1999-11-12 2002-03-12 Reflexite Corporation Subwavelength optical microstructure light collimating films
JP2003525472A (ja) 2000-03-02 2003-08-26 フィジィカル オプティクス コーポレーション 拡散体を有する光導体を用いたスキャナ
JP4266495B2 (ja) 2000-06-12 2009-05-20 グローリー株式会社 紙幣処理機
JP2002124112A (ja) * 2000-08-07 2002-04-26 Sharp Corp バックライト及び液晶表示装置
TW538384B (en) * 2000-08-18 2003-06-21 Physical Optics Corp Scanner apparatus and method for scanning a light-transmissive scannable article

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003015037A9 (en) 2003-10-30
US20030081197A1 (en) 2003-05-01
JP2004538473A (ja) 2004-12-24
EP1415188B1 (en) 2013-02-13
WO2003015037A3 (en) 2003-12-31
EP1415188A4 (en) 2005-06-08
CN1328610C (zh) 2007-07-25
US6994203B2 (en) 2006-02-07
ES2405322T3 (es) 2013-05-30
EP1415188A2 (en) 2004-05-06
WO2003015037A2 (en) 2003-02-20
AU2002327420B2 (en) 2007-05-31
AU2002327420B9 (en) 2003-02-24
CN1564959A (zh) 2005-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4669221B2 (ja) 文書評価装置サブアッセンブリ
US6222623B1 (en) Integrating light mixer
EP3469329B1 (en) Doe defect monitoring utilizing total internal reflection
AU2002327420A1 (en) Document validator subassembly
AU2004296413B2 (en) Reflective optical sensor for bill validator
JP5431337B2 (ja) 文書識別機部分組立体
KR100220164B1 (ko) 지폐판별장치
JP2015103356A (ja) 照明装置、イメージセンサユニットおよび紙葉類識別装置
JP2007141109A (ja) 紙葉類識別装置
CN213042338U (zh) 胶带检测模块及应用其的验钞装置
JP5174496B2 (ja) 光学センサモジュール
JP6701625B2 (ja) 紙葉類識別装置の光ガイド装置
JP2009032535A (ja) 線状光源装置
CN112184984A (zh) 带有胶带检测功能的验钞装置
JP2023131422A (ja) イメージセンサ用照明装置、イメージセンサ、紙葉類識別装置及び紙葉類処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050729

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080630

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080930

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100726

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees