JP4668351B1 - マッチングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】指導を希望する希望者の技術レベルに応じて好適な指導者をマッチングすることができるマッチングシステムを提供する。
【解決手段】本発明のシステム1は、レッスン希望者の技術レベルに適した技術を有する指導者である度合を示す技術指数を、検索部12が検索したティーチングプロそれぞれについて演算する演算部13と、技術指数に基づいて、検索部12が検索したティーチングプロの中からレッスン希望者にマッチングするティーチングプロを特定する特定部14と、特定部14により特定されたティーチングプロの特定情報を、レッスン希望者に向けて出力する選択受付部15とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スポーツ等の競技の技術指導を希望する希望者に対して、技術指導を行う指導者をマッチングするためのマッチングシステムに関するものである。
テニスやゴルフ等のスポーツ競技を行う一般人が、その技術向上のためにレッスン等の指導を受けようとする場合、テニスクラブや、ゴルフ練習場等に出向き、その練習場等に所属するインストラクターやティーチングプロの紹介を受け、レッスンを受講するのが一般的である。
また、インストラクター及び練習場所の手配を行うことができるシステムを用いてインストラクターの紹介を受け、レッスンを受講するといったことも行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−32513号公報
レッスンを希望するレッスン希望者は、そのスポーツを始めたばかりの初級者の場合もあれば、プロ並みの技術を持っている場合もあり、その技術レベルがまちまちである。このため、レッスン希望者ごとに、レッスンに当たるインストラクターの適正も異なると考えられる。
例えば、初級者を指導する場合には、基礎的な内容の指導を行うことになるが、高い技術を有するレッスン希望者を指導する場合、インストラクターには、初級者を指導するよりも高度な指導内容が求められ、また、それを実践できる程度の技術レベルが求められる。また、インストラクター自身において、技術内容に得意不得意がある場合もあり、レッスン希望者がレッスンを希望する技術内容が、得意な技術内容と一致しないこともある。
それにも関わらず、上記従来の方法では、複数のインストラクターの中からインストラクターを選択することができる等、多少の自由度がレッスン希望者には与えられるが、レッスン希望者の技術レベルとインストラクターの技術レベルとの関係を考慮されることがなく、レッスン希望者が指導を受けたいと希望する技術内容について満足のいく指導を受けることができない場合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、競技の指導を希望する希望者の技術レベルに応じて好適な指導者をマッチングすることができるマッチングシステムを提供することを目的とする。
本発明は、競技の技術指導を希望する希望者に対して、前記競技の技術指導を行う指導者をマッチングするマッチングシステムであって、前記希望者が指導を希望する技術内容である希望指導条件及び前記希望者の技術レベルを受け付ける受付部と、前記指導者の指導技術のレベルを示す指導者レベルと、前記複数の指導者それぞれの過去の実戦成績に基づく実戦成績情報と、が前記複数の指導者を特定するための特定情報に関連づけて登録された指導者データベース、及び、前記指導者データベースに登録された前記実戦成績情報に基づいて前記希望者の技術レベルに適した技術を有する指導者である度合を示す技術指数を演算するための演算式が登録された演算式データベースを記憶した記憶部と、前記希望者の技術レベルに対応する指導者レベルである指導者を、前記指導者データベースに登録された前記複数の指導者の中から検索する検索部と、前記検索部が検索した指導者についての前記技術指数を、前記演算式データベースに登録された前記演算式を用いて演算する演算部と、前記技術指数に基づいて、前記検索部が検索した指導者の中から前記希望者にマッチングする指導者を特定する特定部と、前記特定部により特定された指導者の特定情報を、当該希望者に向けて出力する出力部と、を備え、前記実戦成績情報が、前記競技における複数の技術要素それぞれの実戦での成績を数値化した複数の要素成績パラメータからなり、前記演算式データベースには、前記演算部が、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に応じて異なる演算を行うための演算式が複数登録されており、前記複数の演算式は、前記演算部が、前記複数の要素成績パラメータの内、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に応じて設定された少なくとも1つの要素成績パラメータに重み付けを行い、重み付けを行った要素成績パラメータに基づいて前記技術指数を演算することで、当該複数の演算式ごとに異なる演算を行うための演算式として構成されており、前記演算部は、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に対応する演算式を前記演算式データベースの中から選択し、前記検索部が検索した指導者の要素成績パラメータと、選択した演算式とを用いることで、前記検索部が検索した指導者それぞれの前記技術指数を演算することを特徴としている。
上記のように構成されたマッチングシステムによれば、演算部が、指導者の実戦成績情報に基づいて演算される技術指数を、希望者の技術レベル、希望指導条件に応じて演算し、その演算部が演算した技術指数によって、前記希望者にマッチングする指導者を特定するので、希望者の技術レベル及び希望指導条件に応じた技術を有する指導者を好適に特定することができる。この結果、希望者の技術レベル及び希望指導条件に応じて好適な指導者をマッチングすることができる。
また、前記複数の演算式は、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に応じて設定された要素成績パラメータの内、前記希望者の技術レベルに応じて定まる重要度が高い技術要素についての要素成績パラメータに対して、他の要素成績パラメータよりも大きく重み付けが設定されていることが好ましい。
前記指導者データベースには、前記指導者レベル、及び、前記実戦成績情報の他、前記複数の指導者それぞれが指導可能な技術内容である指導可能条件を示す指導可能条件情報が前記複数の指導者を特定するための特定情報に関連づけて登録されるとともに、前記検索部は、前記希望者の技術レベルに対応する指導者レベルであるとともに、前記受付部が受け付けた希望指導条件と一致する指導可能条件の指導者を前記指導者データベースから検索するものであることが好ましい。
この場合、演算部は、検索部が検索した、希望指導条件と一致する指導可能条件の指導者について前記技術指数を演算するので、より好適な指導者をマッチングすることができる。
本発明のマッチングシステムによれば、指導を希望する希望者の技術レベルに応じて好適な指導者をマッチングすることができる。
本発明の一実施形態に係るマッチングシステムのブロック図である。 ティーチングプロデータベースの内容の一例を示す図である。 レッスン希望者データベースの内容の一例を示す図である。 レッスン希望者に対するティーチングプロのマッチングの処理を示したフローチャートである。 図4中、ステップS108にて行われる、レッスン希望者の希望レッスン条件及び技術レベルを受け付けるための受付処理の態様を示すフローチャートである。 レッスン希望者端末のディスプレイに表示される技術レベル入力画面の一例を示す図である。 (a)は、レッスン希望者のレベルランクがAの場合における、レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるレッスン希望技術内容の入力画面の一例を示す図であり、(b)は、レッスンを希望する技術内容の確認画面の一例を示す図である。 レッスン希望者のレベルランクがCの場合における、レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるレッスン希望技術内容の入力画面の一例を示す図である。 (a)は、レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるレッスン方法選択画面の一例を示す図であり、(b)は、レッスン希望者の希望するレッスン方法が直接レッスンの場合における、レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるレッスン場所選択画面の一例を示す図である。 演算式データベースの内容の一例を示す図である。 演算式データベースの内容の他の例を示す図である。 レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるティーチングプロの選択受付画面の一例を示す図である。 (a)は、レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるレッスン事例を選択するための事例選択画面の一例を示す図であり、(b)レッスン事例に対する回答例を表示する事例回答画面の一例を示す図である。 レッスン希望者端末のディスプレイに表示されるティーチングプロの選択受付画面の他の例を示す図である。 (a)は、図14の選択受付画面に対応する事例選択画面の一例を示す図であり、(b)は、(a)のレッスン事例に対する回答例を表示する事例回答画面の一例を示す図である。 本システムを野球のレッスンに適用した場合の演算式データベースの内容の一例を示す図である。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマッチングシステムのブロック図である。
本実施形態のマッチングシステム1は、スポーツ等の競技の技術指導レッスンを希望するレッスン希望者に対して、当該スポーツの技術指導を行う指導者をマッチングするためのシステムであり、本実施形態では、ゴルフのレッスンにおけるティーチングプロのマッチングについて適用した場合について説明する。
本システム1は、システムサーバ2と、ゴルフのレッスンの受講を希望するレッスン希望者側に配置されたレッスン希望者端末3と、ゴルフの技術指導レッスンを行うティーチングプロ(以下、略してTPと示すこともある)側に配置されたティーチングプロ端末4とを備えている。これらは、互いにインターネットあるいは専用回線等によるネットワークNを介して接続されており、互いに通信可能である。
システムサーバ2は、CPUや記憶装置等を備えたコンピュータにより構成されており、各種処理を行う処理部10と、各種情報を記憶するためのハードディスク等からなる記憶部20と、キーボードやマウス等からなる入力部26と、ディスプレイやプリンタ等からなる出力部27と、各端末との間で通信を行うための通信部28とを備えている。
システムサーバ2は、オペレーションシステムの他、以下に説明する各種機能を実現するためのプログラムが記憶部20にインストールされており、このプログラムが実行されることにより処理部10が有する後述の各機能部を実現している。
システムサーバ2の処理部10は、レッスン希望者端末3からのアクセスに対して、レッスンの受付処理を行う受付処理部11と、受付処理部11が受け付けたレッスン希望者の技術レベル及び希望レッスン条件と一致するティーチングプロの級位及びレッスン条件で登録されているティーチングプロを、後述するティーチングプロデータベースから検索する検索部12と、レッスン希望者の技術レベルに適した技術を有するティーチングプロである度合を示す技術指数を演算する演算部13と、検索部12が検索したティーチングプロの中から、前記技術指数に基づいてレッスン希望者にマッチングするティーチングプロを特定する特定部14とを備えている。
また、処理部10は、特定部14が特定したティーチングプロを特定するための特定情報をレッスン希望者端末3に送信し、レッスン希望者によるティーチングプロの選択を受け付ける処理を行う選択受付部15と、レッスン希望者によるティーチングプロの選択を受け付ける際に各ティーチングプロのレッスン事例をレッスン希望者端末3に表示させるレッスン事例表示部16とを備えている。
さらに、処理部10は、記憶部20に記憶されている演算式データベース(後に詳述する)に登録されている複数の演算式に含まれる個々の技術要素成績ごとに数値化された要素成績パラメータや、これに対して重み付けを行うための重み付け値を、入力部26からの入力等に応じて適宜設定をし直す設定部17を備えている。
なお、上記各機能部の処理の詳細については、後に詳述する。
記憶部20は、処理部10の各機能部が処理を行うために必要な各種データベースが記憶されている。
記憶部20は、ティーチングプロに関する情報が登録されたティーチングプロデータベス21と、演算部13が行う演算に必要な演算式が登録されている演算式データベース22と、レッスン希望者端末3に関する情報が登録されたレッスン希望者データベース23と、ゴルフの練習施設に関する情報が登録された施設データベース24と、レッスン事例表示部16が表示に用いるレッスン事例に関する情報が登録された事例データベース25とを記憶している。
図2は、ティーチングプロデータベースの内容の一例を示す図である。ティーチングプロデータベースには、複数のティーチングプロそれぞれのレッスンについてのレッスン条件を示すレッスン条件情報と、これら複数のティーチングプロそれぞれの指導技術水準を示す指導技術水準情報とが登録されている。これら各情報は、ティーチングプロを特定するための特定情報に関連づけて登録されており、各情報それぞれから、対応するティーチングプロに関する情報を特定することができる。
特定情報としては、各ティーチングプロに割り当てられたIDと、ティーチングプロの氏名とが登録されている。
レッスン条件情報としては、各ティーチングプロがレッスン可能な技術内容(指導可能条件)、レッスン費用、レッスン方法、レッスン場所、及びレッスン可能時間が登録されている。技術内容としては、例えば、「ウッド」や、「アイアン」、「パター」等、クラブごとに技術内容を分類したものが登録される。レッスン方法としては、モニタ、カメラ、ビデオ等を用いた双方向通信によって行われる間接レッスンや、ゴルフ練習場やゴルフコースで行われる直接レッスンの内、各ティーチングプロがレッスン可能なレッスン方法が登録される。レッスン場所としては、予め施設データベース24に登録されたゴルフ練習場や、ゴルフコース等の中で、各ティーチングプロがレッスン可能なレッスン場所が登録される。レッスン費用、レッスン時間としては、各ティーチングプロが希望するレッスン一回当たりのレッスン費用や、レッスン時間(日時、時間帯等)が登録される。
また、指導技術水準情報としては、各ティーチングプロそれぞれの過去の実戦成績を示す実戦成績情報と、過去の指導実績を示す指導実績情報と、ティーチングプロとしてのレベルを示す級位とが登録されている。
上記実戦成績情報としては、各ティーチングプロが過去実戦において記録した技術要素成績を数値化した要素成績パラメータとしてのフェアウェイキープ率、パーオン率、OB(アウトオブバウンド)率、1ホール当たりの平均パット数、及びパーキープ率等の数値が登録されている。その他、図2において省略されているが、ボギーオン率、リカバリー率、ワンパット率、サンドセーブ率、ニアピン率、及びツーパット率等の数値が登録されている。なお、上記実戦成績情報における実戦とは、公式に行われるトーナメント以外に、各ティーチングプロそれぞれが個人的にゴルフコースを回ってプレイしたものも含むし、上記各パラメータを推定取得するために、実際のゴルフコースには出向かずに練習場等で擬似的に打球する場合等も含む。
また、指導実績情報としては、各ティーチングプロそれぞれが過去に何回マッチングされたかを示すマッチング回数と、ティーチングプロのレッスンについて、当該ティーチングプロのレッスンを受けたレッスン希望者が評価した満足度を示す満足度情報が登録されている。
また、ティーチングプロとしてのレベルを示す級位としては、A級、B級、C級の3つの級位のいずれかが各ティーチングプロごとに登録されている。このティーチングプロの級位は、ティーチングプロとしての指導技術を客観的に示すものであり、Aがティーチングプロとして級位が高く、上級のレッスン希望者の指導が可能であることを示している。以下、レッスン希望者の技術レベル水準の順に応じて、B級、C級と設定されている。
なお、このティーチングプロデータベースに登録されているティーチングプロとしては、予め、本システムにおけるティーチングプロとして参加を募り採用した者を登録してもよいし、本システムにティーチングプロとして登録を希望する者が、ティーチングプロ端末4を用いて、自己のレッスン条件や、実戦成績等の情報を送信することで本システムのティーチングプロとして登録を受けることもできる。
図3は、レッスン希望者データベースの内容の一例を示す図である。レッスン希望者データベースには、複数のレッスン希望者として登録された会員それぞれが希望する希望レッスン条件情報と、複数のレッスン希望者それぞれが申告する技術レベルを示す技術レベル情報とが登録されている。これら各情報は、会員登録された各レッスン希望者を特定するための会員特定情報に関連づけて登録されている。
会員特定情報としては、各レッスン希望者に割り当てられた会員IDと、パスワード、及び、その会員の氏名が登録されている。
希望レッスン条件情報としては、各レッスン希望者が希望するレッスンの技術内容(希望指導条件)、レッスン費用、レッスン方法、レッスン場所、及びレッスン時間が登録されている。技術内容、レッスン方法、レッスン場所としては、ティーチングプロデータベースにおける技術内容、レッスン方法、及びレッスン場所と同様の内容であり、各項目ごとに各レッスン希望者が希望する内容が登録される。各レッスン希望者がレッスンを希望する技術内容としては、例えば、「ウッド」や、「アイアン」、「パター」等、クラブごとに技術内容を分類したものや、「アンダーハンディでパープレイをしたい」、「ネットスコアでパーセーブをしたい」といった、ゲーム全体としての希望内容が登録される。レッスン費用、レッスン時間としては、各レッスン希望者が希望するレッスン一回当たりのレッスン費用や、レッスン時間(日時、時間帯等)が登録される。
また、技術レベル情報としては、各レッスン希望者のハンディキャップ、及びこのハンディキャップに基づくレベルランクが登録されている。レベルランクについては、ハンディキャップに基づいて、レッスン希望者の技術レベルを例えばレベルの高い順に、A,B,Cの3段階に分け登録される。なお、このレベルランクについては、ハンディキャップに基づいて本システムが設定しても良いし、レッスン希望者が自ら設定することもできる。
レッスン希望者は、予め定められた所定の入会手続を行うことで、会員IDと、パスワードが本システムを管理する管理者から与えられる。管理者は、レッスン希望者に与えた会員ID、パスワード、及びその会員の氏名を、レッスン希望者データベース23に登録する。レッスン希望者データベース23に登録されたレッスン希望者は、レッスン希望者端末3を用いてシステムサーバ2にアクセスし、ティーチングプロのマッチングを受けることが可能となる。
上記希望レッスン条件情報、及び技術レベル情報は、レッスン希望者が操作するレッスン希望者端末3から送信される情報を受信することで登録される。
施設データベース24は、上述したように、複数のゴルフ練習場や、ゴルフコース等に関する情報が登録されており、必要に応じて当該データベース内の情報について、検索、取得、更新を行うことができる。
なお、演算式データベース22及び事例データベース25に登録されている各情報については、後に説明する。
レッスン希望者端末3、及びティーチングプロ端末4は、CPUや記憶装置、キーボード、マウス、ディスプレイ等からなる入出力部を備えたコンピュータにより構成されている。レッスン希望者端末3は、レッスン希望者が入力する各種情報を受け付けてシステムサーバ2に送信する他、システムサーバ2が送信する各種情報を受信し、レッスン希望者に対して出力する機能を有している。ティーチングプロ端末4も同様であり、ティーチングプロが入力する各種情報を受け付けてシステムサーバ2に送信する他、システムサーバ2が送信する各種情報を受信し、ティーチングプロに対して出力する機能を有している。
次に、本システムによる、レッスン希望者に対するティーチングプロのマッチングについての処理の態様について説明する。
図4は、レッスン希望者に対するティーチングプロのマッチングの処理を示したフローチャートである。
まず、会員登録されているレッスン希望者が、自己のパソコン等(レッスン希望者端末3)を用いて、システムサーバ2にアクセスする(ステップS101)と、システムサーバ2の処理部10は、当該レッスン希望者端末3のアクセスを受け付ける(ステップS102)。
レッスン希望者端末3のアクセスを受け付けた処理部10は、レッスン希望者端末3に会員ID、及びパスワードの送信を要求する(ステップS103)。具体的には、処理部10は、レッスン希望者端末3に向けて、会員ID、及びパスワードを入力するための入力画面を当該レッスン希望者端末3のディスプレイにブラウザ等を用いて表示させるためのデータを送信する。
前記データを受信したレッスン希望者端末3は、当該データに基づいて、自己のディスプレイに、会員ID、及びパスワードを入力するための入力画面を表示する(ステップS104)。
レッスン希望者が、レッスン希望者端末3のマウスやキーボード等を用いて、自身に割り当てられた会員ID、及びパスワードを入力画面に入力すると、レッスン希望者端末3は、これらを受け付け、システムサーバ2に送信する(ステップS105)。
システムサーバ2の処理部10は、レッスン希望者端末3から送信された会員ID、及びパスワードを受信すると、記憶部20に記憶されたレッスン希望者データベースを参照し、受信した会員ID、及びパスワードが当該データベースに登録されているか否かを確認することで、本人確認を行う(ステップS106)。
処理部10は、ステップS106において本人確認を終えると、レッスン希望者端末3との間で、レッスン希望者の希望レッスン条件及び技術レベルに関する情報を受け付けるための受付処理を行う(ステップS108)。
図5は、図4中、ステップS108にて行われる、レッスン希望者の希望レッスン条件及び技術レベルを受け付けるための受付処理の態様を示すフローチャートである。
ステップS108に進むと処理部10の受付処理部11は、まず、レッスン希望者端末3に対して、レッスン希望者の技術レベルの入力画面を表示させるためのデータを送信することで、当該技術レベルに関する情報の送信を要求する(ステップS201)。
前記データを受信したレッスン希望者端末3は、当該データに基づいて、自己のディスプレイに、レッスン希望者の技術レベルを入力するための入力画面を表示する。
図6は、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示される技術レベル入力画面の一例を示す図である。レッスン希望者端末3は、図に示すように、数値又は文字が入力可能な入力欄30,31、及び入力された文字等を確定させるための決定ボタン32をディスプレイに表示する。入力欄30は、レッスン希望者のハンディキャップの数値を入力するために設けられており、入力欄31は、レッスン希望者のレベルランクを入力するために設けられている。レッスン希望者は、マウス等で入力しようとする入力欄30にカーソルを移動させた後、キーボード等を操作することで、自己のハンディキャップ、又はレベルランクを入力する。
レッスン希望者端末3は、入力欄30,31に数値又は文字が入力された上で、決定ボタン32がクリックされると、入力欄30,31に数値又は文字をレッスン希望者のハンディキャップの数値、又は情報として受け付け、これらをレッスン希望者の技術レベルに関する情報としてシステムサーバ2に送信する(図5中、ステップS202)。
なお、レッスン希望者端末3は、レッスン希望者のハンディキャップの数値、又は情報を受け付けた後、レッスン希望者にその受け付けた情報が正しいか否かを再確認させるために、再度、その数値、又は情報をディスプレイに表示し、その後、同時に表示される確認ボタン等のクリックを受け付けることで、受け付けた情報をシステムサーバ2に送信するようにしてもよい。
処理部10の受付処理部11は、レッスン希望者端末3からの技術レベルに関する情報を受信し取得すると、当該情報を、記憶部20のレッスン希望者データベースに登録する。
ここで、処理部10は、レッスン希望者のハンディキャップの数値のみを受信すると、このハンディキャップの数値に基づいて、当該レッスン希望者のレベルランクを決定する。例えば、ハンディキャップが0〜15の場合、レベルランクを「A」(上級者)とし、16〜25の場合、レベルランクを「B」(中級者)とし、26以上の場合、レベルランクを「C」(初級者)と分類し、ハンディキャップの数値とともに、このレベルランクをデータベースに登録する。
レッスン希望者端末3は、ハンディキャップ又はレベルランクのいずれかを受け付けることが可能であり、レッスン希望者がレベルランクを入力する場合には、当該レベルランクは、レッスン希望者自身が主観的に決定することとなる。
処理部10は、上記のように、レッスン希望者をレベルランクによって分類すると、当該レッスン希望者が操作するレッスン希望者端末3のレベルランクを認識記憶し、以降の処理については、レベルランクに応じた処理を行う。
図5に戻って、技術レベルに関する情報を取得した受付処理部11は、次に、レッスン希望者端末3に対して、レッスン希望者がレッスンを希望する技術内容の入力画面を表示させるためのデータを送信することで、レッスンを希望する技術内容に関する情報の送信を要求する(ステップS203)。
前記データを受信したレッスン希望者端末3は、当該データに基づいて、自己のディスプレイに、レッスン希望者がレッスンを希望する技術内容を入力するための入力画面を表示する。
図7(a)は、レッスン希望者のレベルランクがAの場合における、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるレッスン希望技術内容の入力画面の一例を示す図である。レッスン希望者端末3は、図のように、レッスン希望者が選択可能な技術内容として、「ウッド」、「アイアン」、及び「パター」といったようにクラブごとに技術内容を分類した選択肢と、「アンダーハンディでパープレイをしたい」、「ネットスコアでパーセーブをしたい」といった、ゲーム全体としての希望内容を示す選択肢を表示する。この内、クラブごとの技術内容を示す選択肢には、レッスンを希望するクラブの番手を入力するための入力欄34,36が設けられている。
各選択肢には、マウス等でクリックすることで選択可能なチェック欄33が設けられており、レッスン希望者は、マウスやキーボード等を操作することで、レッスンを希望する技術内容にチェックを入れ、又、必要に応じて、各入力欄34,36に数値を入力する。
レッスン希望者端末3は、各選択肢について入力が行われた上で、画面下側に設けられた決定ボタン37がクリックされると、画面中の各入力に対応する技術内容を受け付ける。
なお、受付処理部11は、レッスン希望技術内容の入力画面について、レッスン希望者端末3のレベルランクに応じて、異なる入力画面を表示させる。
図8は、レッスン希望者のレベルランクがCの場合における、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるレッスン希望技術内容の入力画面の一例を示す図である。レッスン希望者端末3は、図のように、レッスン希望者が選択可能な技術内容として、「ウッド」、「アイアン」、及び「パター」といったようにクラブごとに技術内容を分類した選択肢と、「アンダーハンディでパープレイをしたい」といった、ゲーム全体としての希望内容を示す選択肢を表示する。この点については、上述のレベルランクAの場合と同様であるが、レベルランクCの場合、ゴルフコースにおける攻め方のような内容の選択肢は、設けられていない。また、レッスンを希望するクラブの番手を入力するための入力欄についても設けられていない。
レベルランクCの場合、レッスン希望者は、初級者であり、より詳細な技術内容についてのレッスンよりも、基礎的なレッスンが行われるため、レベルランクAの場合のような、クラブの番手ごとにレッスンするといった内容が省略されている。
レッスン希望者端末3は、各入力に対応する技術内容を受け付けると、図7(b)に示す、レッスンを希望する技術内容の確認画面を表示する。この確認画面中に設けられた送信ボタン38がクリックされると、レッスン希望者端末3は、受け付けた技術内容に関する情報をシステムサーバ2に送信する(図5中、ステップS204)。なお、図7(b)では、「ウッドの3番」を内容として入力した場合を示している。
処理部10の受付処理部11は、レッスン希望者端末3からの技術内容に関する情報を受信し取得すると、当該情報を、記憶部20のレッスン希望者データベースに登録する。
図5に戻って、次に、受付処理部11は、レッスン希望者端末3に対して、希望するレッスン費用の入力画面を表示させるためのデータを送信することで、希望するレッスン費用に関する情報の送信を要求する(ステップS205)。
このデータを受信したレッスン希望者端末3は、当該データに基づいて、自己のディスプレイに、レッスン希望者が希望するレッスン費用を入力するための入力画面を表示する。この入力画面に設けられた入力欄に、レッスン希望者の希望するレッスン費用を入力すると、レッスン希望者端末3は、入力欄に入力された希望レッスン費用に関する情報を受け付け、システムサーバ2に送信する(ステップS206)。
処理部10の受付処理部11は、レッスン希望者端末3からの希望レッスン費用に関する情報を受信し取得すると、当該情報を、記憶部20のレッスン希望者データベースに登録する。
次いで、受付処理部11は、レッスン希望者端末3に対して、希望するレッスン方法の選択画面を表示させるためのデータを送信することで、希望するレッスン方法に関する情報の送信を要求する(ステップS207)。
このデータを受信したレッスン希望者端末3は、当該データに基づいて、自己のディスプレイに、レッスン希望者が希望するレッスン方法を選択するための選択画面を表示する。
図9(a)は、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるレッスン方法選択画面の一例を示す図である。レッスン希望者端末3は、図のように、レッスン希望者が選択可能なレッスン方法として、「直接レッスン」と「間接レッスン」を選択肢として表示する。
ここで、直接レッスンとは、ティーチングプロが、ゴルフコース又はゴルフ練習場に出向き、レッスン希望者がティーチングプロから直接レッスンを受講する形態を指し、間接レッスンとは、モニタ、カメラ等を用いた双方向通信によって行われる通信レッスン、あるいは自己のスイング等を撮影したビデオデータを送信しそれに対するレクチャーを受けるビデオレッスンといった受講形態を指す。
レッスン希望者の選択によって、各選択肢に設けられたチェック欄39の内のいずれか一つにチェック入力された上で、画面下に設けられた決定ボタン40がクリックされると、レッスン希望者端末3は、画面中において選択された内容を受け付け、その選択内容を希望するレッスン方法に関する情報としてシステムサーバ2に送信する(図5中、ステップS208)。
受付処理部11は、レッスン希望者端末3からの希望するレッスン方法に関する情報を受信し取得すると、当該情報を、記憶部20のレッスン希望者データベースに登録する。
図5に戻って、受付処理部11は、次に、レッスン希望者端末3に対して、希望するレッスン場所の選択画面を表示させるためのデータを送信することで、希望するレッスン場所に関する情報の送信を要求する(ステップS209)。
このデータを受信したレッスン希望者端末3は、当該データに基づいて、自己のディスプレイに、レッスン希望者が希望するレッスン場所を選択するための選択画面を表示する。
図9(b)は、レッスン希望者の希望するレッスン方法が直接レッスンの場合における、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるレッスン場所選択画面の一例を示す図である。レッスン希望者端末3は、図のように、直接レッスンを希望したレッスン希望者が選択可能なレッスン場所として、複数のゴルフコース及び練習場を選択肢として表示する。なお、これら選択肢であるゴルフコース及び練習場は、システムサーバ2の記憶部20の施設データベース24に登録された施設であり、受付処理部11が、これら施設のデータをレッスン希望者端末3に対して送信することで、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示される。
レッスン希望者の選択によって、各選択肢に設けられたチェック欄41の内の一つ又は複数にチェック入力された上で、画面下に設けられた決定ボタン42がクリックされると、レッスン希望者端末3は、画面中において選択された内容を受け付け、その選択内容を希望するレッスン場所に関する情報としてシステムサーバ2に送信する(図5中、ステップS210)。
なお、レッスン希望者が間接レッスンを選択した場合には、レッスン希望者端末3は、通信レッスン又はビデオレッスンを受けるための手順を示す説明画面、及びレッスン受付画面を表示する。なお、通信レッスンを受ける場合には、当該通信レッスンが可能な練習場を選択するための選択肢が表示されたレッスン場所選択画面を表示する。
受付処理部11は、レッスン希望者端末3からのレッスン場所に関する情報を受信し取得すると、当該情報を、記憶部20のレッスン希望者データベースに登録する。
図5に戻って、受付処理部11は、レッスン希望者端末3に対して、希望するレッスン時間に関する情報の送信を要求する(ステップS211)。要求を受けたレッスン希望者端末3は、自己のディスプレイに、レッスン希望者が希望するレッスン時間を入力するための入力画面を表示する。この入力画面に設けられた入力欄に、レッスン希望者の希望するレッスン時間を入力すると、レッスン希望者端末3は、入力欄に入力された希望レッスン時間に関する情報を受け付け、システムサーバ2に送信する(ステップS212)。
処理部10の受付処理部11は、レッスン希望者端末3からの希望レッスン時間に関する情報を受信し取得すると、当該情報を、記憶部20のレッスン希望者データベースに登録する。
以上によって、システムサーバ2の受付処理部11は、図4中のステップS108に係る処理である、レッスン希望者の希望レッスン条件及び技術レベルに関する情報を受け付けるための受付処理を終える。
なお、受付処理部11は、上記受付処理を行うに当たって、レッスン希望者の希望レッスン条件及び技術レベルを同一の受付処理で受け付けてもよいし、個別に受け付けても良い。
図4に戻って、次に、処理部10の検索部12は、記憶部20のティーチングプロデータベース21と、レッスン希望者データベース23を参照し、上記受付処理によって受け付けた、レッスン希望者のレベルランクに対応する級位のティーチングプロを検索し、さらに、その中から、レッスン希望者の希望レッスン条件と一致するレッスン条件が登録されているティーチングプロを検索する(ステップS110)。
検索部12は、例えば、レッスン希望者のレベルランクが「A」のときは、A級のティーチングプロを検索し、レッスン希望者のレベルランクが「B」のときは、B級のティーチングプロを検索する。
検索部12は、レッスン希望者のレベルランクに対応する級位であるティーチングプロを検索した後、その級位のティーチングプロの中から、レッスン希望者の希望レッスン条件と一致するレッスン条件が登録されているティーチングプロを検索する。
次いで、処理部10の演算部13は、各データベースを参照し、当該レッスン希望者の希望レッスン場所、技術内容、レベルランク、及び、検索部12が検索したティーチングプロの指導技術水準情報の内の実戦成績情報を取得する。そして、演算部13は、取得したレッスン希望者の希望レッスン場所、技術内容、レベルランク、及び検索されたティーチングプロの指導技術水準情報に基づいて、レッスン希望者のレベルランクに適した技術を有する指導者である度合を示す技術指数を、検索されたティーチングプロそれぞれについて演算する(ステップS111)。
演算部13は、上記技術指数を演算するにあたって、記憶部20に記憶されている演算式データベース22を参照する。
図10は、演算式データベース22の内容の一例を示す図である。演算式データベース22には、レッスン場所、技術内容、及び、レッスン希望者のレベルランクに対応して、技術指数を演算するための演算式が複数登録されている。
これら演算式は、指導技術水準情報の内、実戦成績情報に含まれるフェアウェイキープ率や、パーオン率といった、個々の技術要素成績ごとに数値化された要素成績パラメータに対して、それぞれ重み付け値を乗算し加算することで技術指数を求めるように構成されている。また、一の演算式における各重み付け値は、合計が100となるように設定されており、レベルランク等の条件が異なる演算式との間で重み付けの対比ができるように設定されている。
演算に用いられる技術要素成績は、レッスン場所や、技術内容、レッスン希望者のレベルランクに応じて、全ての技術要素成績の中から少なくとも1つが選択され、また、これらに乗算される重み付け値についても、レッスン場所や、技術内容、レッスン希望者のレベルランクに応じて予め設定されている。このように、演算式データベース22には、実戦成績情報に基づいて得られる技術指数を求めるために、レッスン場所、クラブの番手を含んだ技術内容、及び、レッスン希望者のレベルランクの各条件に応じて異なる演算を行う複数の演算式が登録されている。
例えば、図10中、レッスン場所が「練習場」、技術内容が「ウッドの1番又は2番」、レベルランクが「A」の場合の演算式をみると、フェアウェイキープ率には重み付け値として80が乗算され、パーオン率には重み付け値として20が乗算され、これらを加算している。従って、例えば、フェアウェイキープ率が0.6(60パーセント)、パーオン率が0.4(40パーセント)の場合、技術指数は、56となる。
また、レベルランクが「A」の「ウッド」の場合、クラブの番手に応じて、3通りの演算式が登録されているのに対して、レベルランクが「B」の場合、2通り、レベルランクが「C」の場合、1通りの演算式が登録されている。上級者になればなるほど、技術的な要求が高く、それに対応するためである。
また、レッスン場所、技術内容が上記と同一で、レベルランクが「B」及び「C」の場合、フェアウェイキープ率、パーオン率に加え、アウトオブバウンド率が選択されている。
重み付け値は、レベルランク「B」の場合で、フェアウェイキープ率の重み付け値が70,68、パーオン率の重み付け値が20,22、アウトオブバウンド率の重み付け値が10に設定されている。また、レベルランク「C」の場合で、フェアウェイキープ率の重み付け値が60、パーオン率の重み付け値が10、アウトオブバウンド率の重み付け値が30に設定されている。
ここで、フェアウェイキープ率に着目すると、上級者であるレベルランクAからレベルランクCに亘って、減少するように設定されている。これは、上級者がウッドを使用する上では、最もフェアウェイキープ率が重視されるため、各レベルランクにおいて重み付け値は最も大きい値に設定されている。さらに、レッスン希望者の技術レベルが高い場合ほど重み付け値が大きく設定されている。その一方、技術レベルが高い上級者であれば、アウトオブバウンド率については、あまり問題視されないので、レベルランクAでは、アウトオブバウンド率が選択されていない。
技術レベルの低い初級者の場合、フェアウェイをキープすることより、アウトオブバウンドとなるのを減らすことが重要となるので、アウトオブバウンド率の重み付け値は、レベルランクBよりCのほうがより大きく設定されている。
なお、アウトオブバウンド率とは、総打数の内、アウトオブバウンドと判断される境界線外に打球が出ることでアウトオブバウンドとなった打球の率をいう。従って、アウトオブバウンド率は、少なければ少ないほど好結果の方向を示す値であるため、演算式では、1からアウトオブバウンド率を減算した値を用いている。
また、図10中、レッスン場所が「練習場」、技術内容が「パター」の場合の演算式をみると、レベルランクAの場合、技術要素成績として、1ホール当たりの平均パット数、パーオン率、及びパーキープ率が選択されており、レベルランクBの場合、1ホール当たりの平均パット数、パーオン率、及びボギーオン率が選択されており、レベルランクCの場合、1ホール当たりの平均パット数と、ボギーオン率とが選択されている。
パターの場合、最も重視されるのが、1ホール当たりの平均パット数であるので、いずれのレベルランクにおいても重み付け値は最も大きい値に設定されている。さらに、パットにおいては、パターの技術以外に、例えばアプローチ等のパットを行う前段階についても考慮する必要があるので、レベルランクA及びBの場合、パーオン率が選択されている。パーオン率については、上級者ほど高い重み付け値が設定される。さらに、レベルランクAの場合、パーキープ率も考慮される。
一方、レベルランクB及びCでは、ボギーオン率が考慮されるが、技術レベルが低ければ、パーオンすることよりも、ボギーオン率を減らすことが重要となるので、ボギーオン率の重み付け値は、レベルランクBよりCのほうがより大きく設定されている。
なお、ボギーオン率とは、パー3のホールでは2オン以上、パー4のホールでは3オン以上、パー5のホールでは4オン以上をボギーオンとし、ボギーオンのホール数を全体のホール数で割った値をいう。従って、ボギーオン率は、少なければ少ないほど好結果の方向を示す値であるため、演算式では、1からボギーオン率を減算した値を用いている。また、1ホール当たりの平均パット数も、少なければ少ないほど好結果の方向を示す値なので、演算式では、当該平均パット数の逆数を用いている。
図11は、演算式データベース22の内容の他の例を示す図である。図11では、レッスン場所が「練習場」、技術内容が「アンダーハンディでパープレイをしたい」である場合と、レッスン場所が「ゴルフコース」、技術内容が「ネットスコアでパーセーブをしたい」である場合を示している。この場合、レッスンを希望する技術内容が、ゲーム全体としての内容なので、選択される技術要素成績は、例えば、リカバリー率や、チップイン率、ニアピン率、ワンパット率、サンドセーブ率等、ゲーム全体に関連するパラメータが選択されている。
なお、技術内容である「アンダーハンディでパープレイをしたい」の内、「アンダーハンディ」とは、ハンディキャップを加味して競技することをいい、「パープレイ」とはグロススコアからハンディを引くとそのコースのパー(標準打数)になることをいい、ここでいう「アンダーハンディでパープレイをしたい」とは、コース等にかかわらず、一般的な個人の技術についての指導を希望することを指している。
また、「ネットスコアでパーセーブをしたい」の内、「ネットスコアでパーセーブ」とは、グロススコアからハンディを差し引いた数がそのコースのパーと同じになることをいい、ここでいう「ネットスコアでパーセーブをしたい」とは、特定のコースをプレイする上で、一般的個人技術の指導以外に、スコアメイクや、そのコースの攻め方等についても指導を希望することを指している。
つまり、技術内容「アンダーハンディでパープレイをしたい」を選択すれば、レッスン場所に関わらず、同一の一般的な技術指導を受けることができ、「ネットスコアでパーセーブをしたい」を選択すれば、特定のコースについての攻め方等も指導するので、その目標又は対象とするコースが変われば、指導内容も変わる。
また、レッスン場所(「練習場」、「ゴルフコース」等)が異なる場合も、それぞれに異なった内容の指導内容となる。
また、ワンパット率とは、ワンパットでカップインしたホール数を全体のホール数で除算した値であり、ツーパット率とは、ツーパットでカップインしたホール数を全体のホール数で除算した値である。また、ニアピン率とは、グリーン外からのアプローチがピンから1m以内に寄せることができたホール数を全体のホール数で除算した値である。
また、レッスン場所が「練習場」の場合、パターについては効果的なレッスンができないので、その演算式には、1ホール当たりの平均パット数は選択されていない。一方、レッスン場所が「ゴルフコース」の場合、パターについて効果的レッスンが可能なので、1ホール当たりの平均パット数が選択される。
上記各演算における重み付け値は、レッスン場所、技術内容、及びレッスン希望者のレベルランクに応じて、重視されるものについて大きい値が設定されている。
これによって、各演算式は、得られる解である技術指数が、レッスン場所、技術内容、及びレッスン希望者のレベルランクに対する、ティーチングプロの過去の実戦成績の適合度を示す値となるように構成されている。
つまり、技術指数は、ティーチングプロの過去の実戦成績に基づいて、ティーチングプロの技術レベルを評価するものであり、当該ティーチングプロの技術が、レッスン場所、技術内容、及びレッスン希望者のレベルランクに適合するものであるか否かを示す度合を示している。
演算部13は、演算式データベース22を参照し、レッスン希望者の希望するレッスン場所、技術内容、及び、レッスン希望者のレベルランクに対応する、演算式を選択し、選択した演算式を用いて、検索されたティーチングプロそれぞれの指導技術水準情報に基づいた技術指数を演算する。
以上のように、演算部13は、演算式データベース22から、必要な演算式を選択し、技術指数を演算することで、レッスン希望者の技術レベル、及び希望する技術内容に応じて、技術要素成績の数値ごとに重み付けを行い技術指数を演算する。また、演算部13は、上述の演算を行うことで、レッスン希望者の技術レベル、及び希望する技術内容に適した技術を有するティーチングプロであることの度合を示す値として求めることができる。
図4に戻って、演算部13が、検索されたティーチングプロそれぞれの技術指数を演算すると、処理部10の特定部14は、上記技術指数に基づいて、ティーチングプロの順位付けを行う(S112)。そして、特定部14は、順位付けを行った結果、その上位の所定数、例えば、本実施形態では5名のティーチングプロを特定する(ステップS113)。
次いで、処理部10の選択受付部15は、レッスン希望者端末3に対して、特定部14が特定したティーチングプロの選択受付画面を表示させるためのデータ、及び特定されたティーチングプロに関する情報を送信することで、レッスン希望者によるティーチングプロの選択に関する情報の送信を要求する(ステップS114)。
ティーチングプロの選択受付画面を表示させるためのデータ、及び特定されたティーチングプロに関する情報を受信したレッスン希望者端末3は、これらに基づいて、自己のディスプレイに、レッスン希望者がティーチングプロを選択するための選択受付画面を表示する(ステップS115)。
図12は、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるティーチングプロの選択受付画面の一例を示す図である。レッスン希望者端末3は、図のように、レッスン希望者が選択可能なティーチングプロとして、特定部14が特定した5人のティーチングプロ(A〜E)を選択肢として表示する。図12では、レッスン希望者のレベルランクが「A」、レッスン希望技術内容が「ウッドの3番」の場合を示している。
この選択受付画面には、各ティーチングプロの表示ごとに対応してティーチングプロを選択するために設けられた選択ボタン44の他、各ティーチングプロのレッスン事例の表示を要求する事例要求ボタン45が設けられている。
レッスン希望者が事例要求ボタン45をクリックすると、レッスン希望者端末3は、レッスン希望者がレッスン事例の表示を要求していることを受け付ける。そして、システムサーバ2に対して、レッスンの事例の選択画面を表示させるための情報について送信を要求する(ステップS115)。
システムサーバ2のレッスン事例表示部16は、上記要求に応じて、記憶部20の事例データベース25を参照して、レッスン希望者が選択している技術内容に対応するレッスンの事例に関する情報を検索する。そして、レッスン事例表示部16は、レッスン希望者端末3に対して、検索された結果であるレッスン事例についての情報と、レッスン事例の選択画面を表示させるためのデータとを送信する(ステップS114)。
上記レッスン事例に関する情報及びデータを受信したレッスン希望者端末3は、自己のディスプレイに、レッスン事例を選択するための事例選択画面を表示する。
図13(a)は、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるレッスン事例を選択するための事例選択画面の一例を示す図である。なお、この図13(a)では、レッスン希望者のレベルランクが「A」、レッスン希望技術内容が「ウッドの3番」の場合を示している。
この事例選択画面では、「ウッドの3番」に関するレッスン事例が選択肢として複数表示されるとともに、各選択肢の表示ごとに対応して事例を選択するために設けられた選択ボタン46が設けられている。また、この前画面である選択受付画面に戻るためのボタン47も設けられている。
各選択肢には、レッスン希望者の選択によって、図13(a)中、レッスン希望者の選択に基づいて、各選択肢に設けられた選択ボタン46の内のいずれかがクリックされると、レッスン希望者端末3は、選択された選択肢に対応するレッスン事例に関する情報をシステムサーバ2に送信する(ステップS115)。
レッスン事例表示部16は、選択されたレッスン事例に関する情報を受信し取得すると、記憶部20の事例データベース25を参照して、特定部14が特定したティーチングプロA〜Eそれぞれについて、選択されたレッスン事例の回答例を検索し取得する。このとき、レッスン希望者のレベルランクも検索の条件として用いられる。
選択されたレッスン事例に対する回答例を検索取得すると、レッスン事例表示部16は、当該回答例に関するデータをレッスン希望者端末3に送信する(ステップS114)。
事例データベース25には、技術内容ごとに複数のレッスン事例が登録されており、さらに、複数のレッスン事例それぞれについて、各ティーチングプロそれぞれの回答例が、レッスン希望者のレベルランクそれぞれに応じて登録されている。
これら回答例は、予め、各ティーチングプロから各レッスン事例についてヒアリングを行い、その内容に基づいて作成され、登録されている。
レッスン事例表示部16は、この事例データベース25を参照することで、特定の技術内容についてのレッスン事例における、特定されたティーチングプロのレッスン希望者のレベルランクに応じた回答例を検索し取得することができる。
回答例を検索し取得したレッスン事例表示部16は、その回答例に関するデータをレッスン希望者端末3に送信する。当該データをレッスン希望者端末3が受信すると、レッスン希望者端末3は、自己のディスプレイに、このデータに基づいて、レッスンの事例に対する回答例を表示する。
図13(b)は、レッスン事例に対する回答例を表示する事例回答画面の一例を示す図である。なお、図13(b)では、レッスン希望者のレベルランクが「A」、レッスン希望技術内容が「ウッドの3番」、図13(a)中の事例1を選択した場合を示している。
図13(b)に示すように、事例回答画面には、一つのレッスン事例に対して、特定された各ティーチングプロそれぞれの回答例が表示される。また、図13(a)で示した、事例選択画面中の他の事例(2,3)を選択するためのボタン48、及び、この前画面である事例選択画面に戻るためのボタン49も設けられている。
図13(b)では、レベルランクが「A」のレッスン希望者に対する回答例であるので、コースの攻略法のような、高度かつ詳細な回答内容となっている。なお、レベルランクが「C」のレッスン希望者の場合に、同様のレッスン技術内容におけるレッスン事例について表示する回答内容は、図13(b)の内容と比較して、より基本的な技術内容となる。
図14は、レッスン希望者端末3のディスプレイに表示されるティーチングプロの選択受付画面の他の例を示す図である。図12では、特定部14が特定した5人のティーチングプロ(F〜J)を選択肢として表示しており、レッスン希望者のレベルランクが「C」、レッスン希望技術内容が「パター」の場合を示している。
この例の選択受付画面には、図12と同様、各ティーチングプロの表示の他、選択ボタン44、及び、事例要求ボタン45が設けられている。
図15(a)は、図14の選択受付画面に対応する事例選択画面の一例を示す図である。なお、この図15(a)では、図14の選択受付画面に対応しており、レッスン希望者のレベルランクが「C」、レッスン希望技術内容が「パター」の場合を示している。
この事例選択画面では、「パター」に関するレッスン事例が選択肢として複数表示される。また、事例を選択するために設けられた選択ボタン46や、この前画面である選択受付画面に戻るためのボタン47も、図13(a)の画面と同様に設けられている。
図15(b)は、図15(a)のレッスン事例に対する回答例を表示する事例回答画面の一例を示す図である。
図15(b)に示すように、この事例回答画面には、一つのレッスン事例に対して、特定された各ティーチングプロそれぞれの回答例が表示される。また、他の事例(2,3)を選択するためのボタン48、及び、この前画面である事例選択画面に戻るためのボタン49も設けられている。
図15(b)では、レベルランクが「C」のレッスン希望者に対する回答例であるので、基本的な技術内容となっている。なお、レベルランクが「A」のレッスン希望者の場合に、同様のレッスン技術内容におけるレッスン事例について表示する回答内容は、図15(b)の内容と比較して、個別のコースごとの攻略法のような、高度かつ詳細な回答内容となる。
このように、事例データベース25には、各技術内容に対してレッスン事例が複数登録されており、これら複数のレッスン事例に対する各ティーチングプロによる回答例が、レッスン希望者のレベルランクそれぞれについて登録されている。レッスン事例表示部16は、この事例データベース25を参照することで、特定のレッスン事例における、特定されたティーチングプロのレッスン希望者のレベルランクに応じた回答例を検索し取得することができる。
以上のように、レッスン事例表示部16が、検索取得した回答例に関するデータをレッスン希望者端末3に送信し、当該データをレッスン希望者端末3が受信すると、レッスン希望者端末3は、自己のディスプレイに、レッスン事例に対する回答例をレッスン事例として表示する。これによって、レッスン希望者は、同じレッスン事例に対して、各ティーチングプロの回答例を参照し比較することができ、ティーチングプロを選択する際の参考にすることができる。
図12に戻って、レッスン事例等を参照したレッスン希望者がいずれのティーチングプロを選択するかを決定し、当該レッスン希望者によって、希望するティーチングプロを選択するために設けられた選択ボタン44の内の一つがクリックされると、レッスン希望者端末3は、画面中において選択された内容を受け付け、レッスン希望者によるティーチングプロの選択に関する情報をシステムサーバ2に送信する(ステップS116)。
処理部10の選択受付部15は、レッスン希望者端末3から、レッスン希望者によるティーチングプロの選択に関する情報を受信し取得すると(ステップS117)、レッスン希望者にマッチングするティーチングプロ及びレッスン条件を確定し、確定したレッスン条件を確定情報としてレッスン希望者端末3、及び確定したティーチングプロのティーチングプロ端末4に向けて送信し(ステップS118)マッチングに関する処理を終える。
確定情報を受信した両端末3,4は(ステップS119,S120)、マッチングが終了したことを認識し、自身のディスプレイに、確定情報に係る確定したレッスン条件等を表示する。この表示によって、レッスン希望者及び選択されたティーチングプロは、マッチングが終了したことを認識する。
なお、上記マッチングの処理の途中で、レッスン希望者がレッスン希望者端末3の接続を切断等することで中止したとしても、その後、再度、そのレッスン希望者がレッスン希望者端末3によってアクセスした場合に、その中止した段階からマッチングの処理を再開できるように、処理部10は、マッチングを行う上での途中経過に関する経過情報をレッスン希望者データベースやその他メモリ等に記憶させておくことができる。
上記のように構成されたマッチングシステムによれば、演算部13が、ティーチングプロの指導技術水準情報に含まれる実戦成績情報に基づいて演算される技術指数を、レッスン希望者の技術レベル及び希望する技術内容に応じて演算し、その演算部13が演算した技術指数によって、レッスン希望者にマッチングするティーチングプロを特定するので、レッスン希望者の技術レベル及び技術内容に応じた技術を有するティーチングプロを好適に特定することができる。この結果、レッスン希望者の技術レベル及び技術内容に応じて好適なティーチングプロをマッチングすることができる。
また、上記実施形態では、演算部13は、検索部12が検索した、レッスン希望者の希望レッスン条件と一致するレッスン条件のティーチングプロについて技術指数の演算をするように構成したので、より好適な指導者をマッチングすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることはない。
上記実施形態において、特定部14が、技術指数に基づいて5人のティーチングプロを特定する場合を例示したが、例えば、1人だけを特定してもよいし、より多くのティーチングプロを特定し、レッスン希望者の選択肢に加えても良い。
また、上記実施形態において図9及び図10にて示した各演算式では、指導技術水準情報に含まれる指導実績情報が考慮されていないが、指導実績情報としてのマッチング回数や、満足度情報を各演算式のパラメータとして加えることもできる。
また、このマッチング回数や、満足度情報をを、ティーチングプロの選択受付画面に表示させてもよい。この場合、これらを表示することで、レッスン希望者によるティーチングプロの選択の際の指標にさせることができる。
また、上記実施形態では、ゴルフのレッスンにおけるティーチングプロのマッチングについて適用した場合を例示したが、例えば、テニスや、野球等のレッスンについても適用することができる。
図16は、本システムを野球のレッスンに適用した場合の演算式データベースの内容の一例を示す図である。この演算式データベースには、レッスン場所として「練習場」、技術内容として「ピッチング」と「バッティング」、レベルランクとして、上記実施形態と同様、「A」、「B」、「C」の3段階で各条件に対応して、技術指数を演算するための演算式が複数登録されている。
図16中、「ピッチング」において演算に用いられる技術要素成績の要素成績パラメータは、防御率、勝率、1打者当たりの奪三振率、与四球率が用いられる。
例えば、勝率についてはレベルランクが上がるほど重視され、重み付け値が大きく設定されている。また、レッスン希望者が初中級者(レベルランクB,C)の場合、与四球率が選択されており、勝率等よりも、コントロールが良い方向を重視している。
なお、与四球率は、少なければ少ないほど好結果の方向を示す値であるため、演算式では、1から与四球率を減算した値を用いている。
図16中、「バッティング」において演算に用いられる技術要素成績の要素成績パラメータは、打率、長打率、、出塁率、四球数を三振数で除算した値、出塁率を打率で減算した値、打席数を三振数で除算した値、及び、四球数を打席数で除算した値が用いられる。
上記四球数を三振数で除算した値、及び、出塁率を打率で減算した値は、高ければ高いほど選球眼がよいことを示す指標である。また、打席数を三振数で除算した値は、三振を一つ奪われるまでに何打席を要するかを示す値である。また、四球数を打席数で除算した値は、四球を選ぶのに必要な打席数を示す値である。
上記パラメータに対して乗算される重み付け値は、上述の実施形態と同様、レッスン場所、技術内容、及びレッスン希望者のレベルランクに応じて、重視されるものについて大きい値が設定されており、得られる技術指数は、技術指数は、ピッチング又はバッティングにおけるコーチの過去の実戦成績に基づいて、コーチの技術レベルを評価するものであり、当該コーチの技術が、レッスン場所、技術内容、及びレッスン希望者のレベルランクに適合するものであるか否かを示す度合を示す。
図16に示すような演算式を用い、技術指数を演算すれば、レッスン希望者の技術レベルに応じた技術を有するコーチを好適に特定することができる。このように、本発明は、ゴルフのみならず、他のスポーツにおいても、レッスン希望者に対して、好適な指導者をマッチングすることができる。
また、本発明は、上述のゴルフや、野球といったスポーツ競技に適用できる他、その他、運動以外の競技、例えば、囲碁や将棋等についての技術指導を行う指導者のマッチングにも適用することができる。
1 マッチングシステム
3 レッスン希望者端末(受付部)
11 受付処理部(受付部)
12 検索部
13 演算部
14 特定部
15 選択受付部(出力部)
20 記憶部
21 ティーチングプロデータベース(指導者データベース)
22 演算式データベース

Claims (3)

  1. 競技の技術指導を希望する希望者に対して、前記競技の技術指導を行う指導者をマッチングするマッチングシステムであって、
    前記希望者が指導を希望する技術内容である希望指導条件及び前記希望者の技術レベルを受け付ける受付部と、
    前記指導者の指導技術のレベルを示す指導者レベルと、前記複数の指導者それぞれの過去の実戦成績に基づく実戦成績情報と、が前記複数の指導者を特定するための特定情報に関連づけて登録された指導者データベース、及び、前記指導者データベースに登録された前記実戦成績情報に基づいて前記希望者の技術レベルに適した技術を有する指導者である度合を示す技術指数を演算するための演算式が登録された演算式データベースを記憶した記憶部と、
    前記希望者の技術レベルに対応する指導者レベルである指導者を、前記指導者データベースに登録された前記複数の指導者の中から検索する検索部と、
    前記検索部が検索した指導者についての前記技術指数を、前記演算式データベースに登録された前記演算式を用いて演算する演算部と、
    前記技術指数に基づいて、前記検索部が検索した指導者の中から前記希望者にマッチングする指導者を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された指導者の特定情報を、当該希望者に向けて出力する出力部と、を備え、
    前記実戦成績情報が、前記競技における複数の技術要素それぞれの実戦での成績を数値化した複数の要素成績パラメータからなり、
    前記演算式データベースには、前記演算部が、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に応じて異なる演算を行うための演算式が複数登録されており、
    前記複数の演算式は、前記演算部が、前記複数の要素成績パラメータの内、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に応じて設定された少なくとも1つの要素成績パラメータに重み付けを行い、重み付けを行った要素成績パラメータに基づいて前記技術指数を演算することで、当該複数の演算式ごとに異なる演算を行うための演算式として構成されており、
    前記演算部は、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に対応する演算式を前記演算式データベースの中から選択し、前記検索部が検索した指導者の要素成績パラメータと、選択した演算式とを用いることで、前記検索部が検索した指導者それぞれの前記技術指数を演算することを特徴とするマッチングシステム。
  2. 前記複数の演算式は、前記希望者の技術レベル、及び前記希望指導条件に応じて設定された要素成績パラメータの内、前記希望者の技術レベルに応じて定まる重要度が高い技術要素についての要素成績パラメータに対して、他の要素成績パラメータよりも大きく重み付けが設定されている請求項1に記載のマッチングシステム。
  3. 前記指導者データベースには、前記指導者レベル、及び、前記実戦成績情報の他、前記複数の指導者それぞれが指導可能な技術内容である指導可能条件を示す指導可能条件情報が前記複数の指導者を特定するための特定情報に関連づけて登録されるとともに、
    前記検索部は、前記希望者の技術レベルに対応する指導者レベルであるとともに、前記受付部が受け付けた希望指導条件と一致する指導可能条件の指導者を前記指導者データベースから検索するものである請求項1又は2に記載のマッチングシステム。
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