JP4666727B2

JP4666727B2 - Elevator door

Info

Publication number: JP4666727B2
Application number: JP2000215696A
Authority: JP
Inventors: 部正人渡; 藤尚登伊
Original assignee: Toshiba Elevator Co Ltd
Current assignee: Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Priority date: 2000-07-17
Filing date: 2000-07-17
Publication date: 2011-04-06
Anticipated expiration: 2020-07-17
Also published as: JP2002037575A; CN101200262A; CN100408462C; CN1886326A; CN101200262B

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ乗場のエレベータ扉に係り、特に、建物内に火災が発生した場合に、熱による扉の変形を少なくし、昇降路内への煙や火炎の侵入を防止できるようにしたエレベータ扉に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ビル火災が発生すると、エレベータの昇降路が煙や火炎の通路になり、上の階に次々と延焼して火災の被害を一層大きくする場合がある。昇降路に煙や火炎が侵入していくのは、エレベータの乗場にあるエレベータ扉が熱を受けて大きく変形して脱落し、乗降口が煙の導入口となるからである。
【０００３】
図５は、エレベータ乗場において、熱により大きく変形した従来のエレベータ扉を示す。図５において、１は三方枠で、壁２に固定されている。３がエレベータ扉である。エレベータ扉３の図において左側が昇降路で、右側が乗場である。４は壁３の出入口上辺部に固定されたヘッダーケース、５は乗降床６に固定された敷居である。ハンガーローラ７は、エレベータ扉３の上端部に取り付けられたハンガー８によって支持されている。他方、ヘッダケース４には、前記ハンガーローラ７が転動可能に係合するハンガーレール９が取り付けられており、ハンガーローラ７がハンガーレール９を転動しながらエレベータ扉３が開閉するようになっている。エレベータ扉３の下端部には、敷居５の案内溝を摺動するガイドシュー１０が取り付けられている。
【０００４】
図６に示すように、エレベータ扉３の扉本体は、意匠面を構成する表面板１１と、裏板１２と、これらを補強する補強材１３から構成されている。
【０００５】
建物内に火災が発生した場合、エレベータ扉３は熱を受けると、図５、図６に示すように湾曲するように次第に変形しはじめ、さらに熱にさらされていくと、ハンガーレール９や敷居５から脱落するに至り、開口した乗場口から火炎や煙が昇降路に侵入し、他階に延焼していく危険な事態に至る。
【０００６】
このような事態を防止する対策としては、特公平７−４２０６６号に開示されているように、裏板１２と表面板１１および補強部材１３との接合部に上下方向への摺動を許容する長穴を利用することで、裏板１２と表面板１１および補強部材１３との間の熱による伸びの差を吸収することにより、変形量を抑え、エレベータ扉３の脱落の防止を図ったものが知られている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のエレベータ扉では、裏板１２と、表面板１１および補強部材との間の上下方向の伸びの差を吸収することはできても、扉奥行き方向および左右方向には拘束されているため、有る程度の変形は抑えられるにしても、扉本体の変形を抑えるには不十分であった。
【０００８】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、裏板と表面板および補強部材の間に熱膨張差が生じた際には、これらの部材には全方向へ拘束がなくなるように構成することにより、扉本体の変形を抑え、エレベータ扉の脱落を防止することができ、昇降路内に煙や火炎の侵入を防止し、以って火災の延焼を防止するエレベータ扉を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、請求項１に記載した発明は、エレベータ乗場の出入口を開閉するエレベータ扉において、前記扉本体を乗場側に面する表面板と、昇降路側に面する裏板と、前記表面板と裏板とを補強する補強部材とから構成し、火災発生時の高温条件下に前記表面板または補強部材に対する拘束力を消失可能な締結部材と拘束力を維持する締結部材を組み合せて前記裏板を前記表面板または補強部材に対して結合するようにし、前記締結部材の組み合わせは、扉本体の一端部側を結合する鋼材料製のスチールリベットと、扉本体の残余の部分を結合し低融点または低強度のアルミ材料製のアルミリベットとからなることを特徴とするものである。
【００１０】
この請求項１に係る発明によれば、建物内の火災によって直接高熱にさらされる表板や補強部材と、裏板との間には熱による伸びの差が大きくなると、扉本体が変形しようとするが、高温により結合部材が破断したり溶融したりして拘束力を消失するため、表面板と補強部材は特定方向に拘束されることなく伸びた状態になり、これにより、扉本体の全体の変形を防止することができる。
【００１２】
また、前記結合部材は、前記裏板の結合部位に形成されたリベット穴よりも小さな頭を有するリベットと、このリベットの頭と裏板の間に介装される樹脂製またはゴム製のワシャーを用いることもでき、また、ボルトと、このボルトと対をなす樹脂製またはゴム製のナットを用いてもよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるエレベータ扉の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図１は、本実施の形態によるエレベータ扉の扉本体１０の平面図で、図２は、扉本体１０の断面図である。この扉本体１０は、表面板１１、裏板１２、補強部材１３からなり、これらは２種類のリベット１４、１５を用いて結合されている。表面板１１は、エレベータ乗場側に面する化粧面を構成する部材で、扉本体１０をエレベータ乗場の出入口に取り付けると、裏板１３は昇降路側に面するようになっている。
【００１４】
図１に示すように、リベット１４（図１において白抜きの○で示す）は、表面板１１、裏板１２、補強部材１３といった金属製の板部材を締結するのに一般に使用されている鋼材を材料とするスチールリベットが用いられている。この実施形態では、スチールリベット１４は、扉本体１０の上端部側の結合箇所に用いられている。これに対して、リベット１５は（図１では●で示す）は、融点が低く、かつ、せん断強度の弱いアルミニウム系の材料からなるアルミリベットで、火災が発生し高温にさらされると溶融し、また、一定限度以上のせん断応力が加わると、破断するようになっている。
【００１５】
このように扉本体１０では、表面板１１と補強部材１３が裏板１２とアルミリベット１５によって結合されているため、火災が建物内で発生した場合には、アルミリベット１５は表面板１１、補強部材１３と裏板１２の間の拘束を無くすようにすることができる。すなわち、建物内で火災が発生した場合、扉本体１０の表面板１１や補強部材１３は火炎や高熱に直接さらされるが、裏板１２の方は表面板１１に遮蔽された形になっているため、表面板１１や補強部材１３は加熱されて伸びが大きいのに比べて、裏板は伸びる度合が小さい。このため、表面板１１および補強部材１３と、裏板１２とでは、熱による伸びの差が著しくなる。この伸びの差によって、アルミリベット１５にはせん断応力が働き、このせん断応力は熱膨張の差が大きくなるにしたがって増大する。そして、多数のアルミリベット１５のうち、せん断応力が一定の限界を越えたものや、熱で溶融し出して強度の弱くなったものから破断し初める。このようにして拘束力を消失したアルミリベット１５が次第に増えていくと、表面板１１と補強部材１３には、裏板１２による拘束が無くなっていき、表面板１１と補強部材１３は特定方向に拘束されることなく伸びた状態になり、これにより、扉本体１０の全体の変形を防止することが可能となる。
【００１６】
したがって、扉本体１０の変形が生じても、アルミリベット１５が外れるだけで、ハンガーレールや敷居から扉本体１０が外れて脱落することがないので、そこから火炎や煙が昇降路に侵入するのを防止することが可能となる。また、扉本体１０の上端部は、通常のスチールリベット１４で結合されているために、アルミリベット１５がすべて外れても、表面板１１と補強板１３はスチールリベット１４によって保持されて落下する虞はない。
【００１７】
次に、図３並びに図４は、本発明の他の実施形態による扉本体１０の断面を示す。
【００１８】
図３は、アルミリベット１５の代わりに、スチールリベット１６と樹脂またはゴム製のワシャー１７を組み合わせた実施の形態である。この場合、裏板１６のリベット穴１８の径は、スチールリベット１６の頭部の直径よりも大きくなっており、スチールリベット１６の頭部と裏板１６の間にワシャー１７が介装されている。
【００１９】
したがって、火災発生時の高温条件下では、ワシャー１７が溶けて脱落するため、スチールリベット１４は拘束力をなくすので、表面板１１と補強部材１３は特定方向に拘束されることなく伸びた状態になり、これにより、扉本体１０の全体の変形を防止することが可能となる。
【００２０】
図４は、アルミリベット１５の代わりに、ボルト１９と、樹脂製またはゴム製のナット２０を組み合わせた実施形態である。このナット２０は、高温条件下では、溶けてしまうため、図３の実施形態と同様に、ボルト１９による拘束がなくなるため、扉本体１０の変形を防止することができる。
【００２１】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、
裏板と表面板および補強部材の間に熱膨張差が生じた際には、これらの部材には全方向へ拘束がなくなるように構成することにより、扉本体の変形を抑え、エレベータ扉の脱落を防止することができ、昇降路内に煙や火炎の侵入を防止し、以って火災の延焼防止に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるエレベータ扉の一実施形態による扉本体の平面図。
【図２】同実施形態によるエレベータ扉の扉本体の断面図。
【図３】他の実施形態によるエレベータ扉の扉本体の断面図。
【図４】さらに他の他の実施形態によるエレベータ扉の扉本体の断面図。
【図５】火災発生時に変形した従来のエレベータ扉を示す縦断面図。
【図６】火災発生時に変形した従来のエレベータ扉を示す横断面図。
【符号の説明】
１０扉本体
１１表面板
１２裏板
１３補強部材
１４スチールリベット
１５アルミリベット
１７ワシャー
１９ナット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator door of an elevator hall, and in particular, when a fire occurs in a building, it is possible to reduce the deformation of the door due to heat and to prevent the intrusion of smoke and flame into the hoistway. Regarding doors.
[0002]
[Prior art]
When a building fire breaks out, the elevator hoistway becomes a passage for smoke and flames, which may spread to the upper floors one after another and further increase the fire damage. The reason why smoke and flame invade the hoistway is that the elevator door at the elevator hall is greatly deformed and dropped off due to heat, and the entrance becomes a smoke inlet.
[0003]
FIG. 5 shows a conventional elevator door that is largely deformed by heat at the elevator hall. In FIG. 5, reference numeral 1 denotes a three-way frame that is fixed to the wall 2. 3 is an elevator door. In the figure of the elevator door 3, the left side is a hoistway and the right side is a landing. Reference numeral 4 denotes a header case fixed to the upper side of the entrance / exit of the wall 3, and reference numeral 5 denotes a threshold fixed to the boarding / exiting floor 6. The hanger roller 7 is supported by a hanger 8 attached to the upper end of the elevator door 3. On the other hand, a hanger rail 9 to which the hanger roller 7 is rotatably engaged is attached to the header case 4, and the elevator door 3 opens and closes while the hanger roller 7 rolls on the hanger rail 9. ing. A guide shoe 10 that slides in the guide groove of the sill 5 is attached to the lower end of the elevator door 3.
[0004]
As shown in FIG. 6, the door main body of the elevator door 3 is comprised from the surface plate 11 which comprises the design surface, the back plate 12, and the reinforcing material 13 which reinforces these.
[0005]
In the event of a fire in the building, when the elevator door 3 receives heat, it begins to deform gradually as shown in FIGS. 5 and 6, and when exposed to heat, the hanger rail 9 and the sill It will drop out of No. 5, and flames and smoke will invade the hoistway from the open platform entrance, leading to a dangerous situation where it spreads to other floors.
[0006]
As a measure for preventing such a situation, as disclosed in Japanese Patent Publication No. 7-42066, the joint between the back plate 12, the front plate 11 and the reinforcing member 13 is allowed to slide in the vertical direction. By utilizing a long hole, the amount of deformation is suppressed by absorbing the difference in elongation due to heat between the back plate 12, the front plate 11 and the reinforcing member 13, and the elevator door 3 is prevented from falling off. It has been known.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the elevator door of the above prior art, although the difference in the vertical extension between the back plate 12, the front plate 11 and the reinforcing member can be absorbed, it is restrained in the door depth direction and the left-right direction. Therefore, even if a certain degree of deformation can be suppressed, the deformation of the door body is insufficient.
[0008]
Therefore, the object of the present invention is to solve the problems of the prior art, and when a difference in thermal expansion occurs between the back plate, the front plate and the reinforcing member, these members are restrained in all directions. Elevator doors that prevent deformation of the door body, prevent the elevator doors from falling off, prevent smoke and flames from entering the hoistway, and thus prevent the spread of fire. Is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in claim 1 is an elevator door that opens and closes an entrance / exit of an elevator hall, a surface plate that faces the landing side of the door body, and a back plate that faces the hoistway side. A fastening member configured to reinforce the front plate and the back plate, a fastening member capable of eliminating the binding force on the front plate or the reinforcing member under a high temperature condition at the time of a fire, and a fastening member maintaining the binding force In combination, the back plate is coupled to the surface plate or the reinforcing member, and the combination of the fastening members is a steel rivet made of steel material for coupling one end of the door body, and the remaining portion of the door body. And an aluminum rivet made of an aluminum material having a low melting point or low strength .
[0010]
According to the first aspect of the present invention, when the difference in thermal elongation between the front plate and the reinforcing member directly exposed to high heat by the fire in the building and the back plate becomes large, the door body tends to deform. However, since the binding member breaks or melts due to high temperature and the binding force disappears, the surface plate and the reinforcing member are stretched without being restrained in a specific direction. Can be prevented from being deformed.
[0012]
In addition, the connecting member uses a rivet having a head smaller than a rivet hole formed in a connecting part of the back plate, and a resin or rubber washer interposed between the head of the rivet and the back plate. Alternatively, a bolt and a resin or rubber nut paired with the bolt may be used.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an elevator door according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a plan view of a door body 10 of an elevator door according to the present embodiment, and FIG. 2 is a cross-sectional view of the door body 10. The door body 10 includes a front plate 11, a back plate 12, and a reinforcing member 13, which are coupled using two types of rivets 14 and 15. The front plate 11 is a member constituting a decorative surface facing the elevator hall, and the back plate 13 faces the hoistway side when the door body 10 is attached to the entrance of the elevator hall.
[0014]
As shown in FIG. 1, a rivet 14 (indicated by white circles in FIG. 1) is a steel material that is generally used to fasten metal plate members such as a front plate 11, a back plate 12, and a reinforcing member 13. Steel rivets are used as the material. In this embodiment, the steel rivet 14 is used at a joint location on the upper end side of the door body 10. On the other hand, the rivet 15 (shown by ● in FIG. 1) is an aluminum rivet made of an aluminum-based material having a low melting point and low shear strength, and melts when a fire occurs and is exposed to a high temperature. Further, when a shearing stress exceeding a certain limit is applied, it breaks.
[0015]
As described above, in the door body 10, the surface plate 11 and the reinforcing member 13 are coupled to each other by the back plate 12 and the aluminum rivet 15, and therefore, when a fire occurs in the building, the aluminum rivet 15 includes the surface plate 11 and the reinforcing member. The restraint between the member 13 and the back plate 12 can be eliminated. That is, when a fire occurs in the building, the surface plate 11 and the reinforcing member 13 of the door body 10 are directly exposed to a flame and high heat, but the back plate 12 is shielded by the surface plate 11. For this reason, the back plate is less stretched than the front plate 11 and the reinforcing member 13 which are heated and stretched greatly. For this reason, the difference in elongation due to heat becomes significant between the front plate 11 and the reinforcing member 13 and the back plate 12. Due to this difference in elongation, a shear stress acts on the aluminum rivet 15, and this shear stress increases as the difference in thermal expansion increases. Of the many aluminum rivets 15, fracture starts from those in which the shear stress exceeds a certain limit or from the one in which the strength is weakened by melting with heat. When the aluminum rivets 15 that have lost their restraining force are gradually increased in this way, the front plate 11 and the reinforcing member 13 are no longer restricted by the back plate 12, and the front plate 11 and the reinforcing member 13 are in a specific direction. It will be in the state extended without being restrained, and it becomes possible to prevent the deformation | transformation of the whole door main body 10 by this.
[0016]
Therefore, even if the door main body 10 is deformed, the aluminum rivet 15 is simply removed, and the door main body 10 does not come off from the hanger rail or the sill, so that the flame or smoke enters the hoistway from there. Can be prevented. Further, since the upper end portion of the door body 10 is coupled with a normal steel rivet 14, even if the aluminum rivet 15 is completely removed, the surface plate 11 and the reinforcing plate 13 may be held by the steel rivet 14 and fall. There is no.
[0017]
Next, FIG.3 and FIG.4 shows the cross section of the door main body 10 by other embodiment of this invention.
[0018]
FIG. 3 shows an embodiment in which a steel rivet 16 and a resin or rubber washer 17 are combined in place of the aluminum rivet 15. In this case, the diameter of the rivet hole 18 of the back plate 16 is larger than the diameter of the head of the steel rivet 16, and a washer 17 is interposed between the head of the steel rivet 16 and the back plate 16. .
[0019]
Accordingly, since the washer 17 melts and falls off under high temperature conditions at the time of the fire occurrence, the steel rivet 14 loses its restraining force, so that the surface plate 11 and the reinforcing member 13 are stretched without being restrained in a specific direction. Thus, it becomes possible to prevent the entire door body 10 from being deformed.
[0020]
FIG. 4 shows an embodiment in which a bolt 19 and a resin or rubber nut 20 are combined in place of the aluminum rivet 15. Since this nut 20 melts under high temperature conditions, the restraint by the bolts 19 is eliminated as in the embodiment of FIG. 3, so that deformation of the door body 10 can be prevented.
[0021]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention,
When there is a difference in thermal expansion between the back plate, the front plate, and the reinforcing member, these members are configured so that there are no restrictions in all directions, so that deformation of the door body is suppressed and the elevator door is dropped. It is possible to prevent smoke and flames from entering the hoistway, thereby contributing to prevention of fire spread.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a door body according to an embodiment of an elevator door according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view of a door body of the elevator door according to the embodiment.
FIG. 3 is a sectional view of a door body of an elevator door according to another embodiment.
FIG. 4 is a sectional view of a door body of an elevator door according to still another embodiment.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a conventional elevator door deformed when a fire occurs.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a conventional elevator door deformed when a fire occurs.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Door main body 11 Front plate 12 Back plate 13 Reinforcement member 14 Steel rivet 15 Aluminum rivet 17 Washer 19 Nut

Claims

エレベータ乗場の出入口を開閉するエレベータ扉において、
前記扉本体を乗場側に面する表面板と、昇降路側に面する裏板と、前記表面板と裏板とを補強する補強部材とから構成し、
火災発生時の高温条件下に前記表面板または補強部材に対する拘束力を消失可能な締結部材と拘束力を維持する締結部材を組み合せて前記裏板を前記表面板または補強部材に対して結合するようにし、
前記締結部材の組み合わせは、扉本体の一端部側を結合する鋼材料製のスチールリベットと、扉本体の残余の部分を結合し低融点または低強度のアルミ材料製のアルミリベットとからなることを特徴とするエレベータ扉。In the elevator door that opens and closes the entrance of the elevator hall,
The door body is composed of a surface plate facing the landing side, a back plate facing the hoistway side, and a reinforcing member that reinforces the surface plate and the back plate,
The back plate is coupled to the front plate or the reinforcing member by combining a fastening member capable of eliminating the restraining force on the surface plate or the reinforcing member under a high temperature condition at the time of the fire occurrence and a fastening member that maintains the binding force. to,
The combination of the fastening members is composed of a steel rivet made of steel material that joins one end side of the door body, and an aluminum rivet made of an aluminum material having a low melting point or low strength by joining the remaining part of the door body. A featured elevator door.

前記アルミリベットに代えて、前記裏板の結合部位に形成されたリベット穴よりも小さな頭を有するリベットと、このリベットの頭と裏板の間に介装される樹脂製またはゴム製のワシャーを用いたことを特徴とする請求項１に記載のエレベータ扉。 Instead of the aluminum rivet, a rivet having a head smaller than the rivet hole formed in the joining portion of the back plate, and a resin or rubber washer interposed between the head of the rivet and the back plate were used. The elevator door according to claim 1 .

前記アルミリベットに代えて、ボルトと、このボルトと対をなす樹脂製またはゴム製のナットを用いたことを特徴とする請求項１に記載のエレベータ扉。The elevator door according to claim 1 , wherein a bolt and a resin or rubber nut paired with the bolt are used instead of the aluminum rivet .