JP4666661B2 - ナビゲーション装置及びナビゲーション制御用プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置及びナビゲーション制御用プログラム Download PDF

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Description

本願は、ナビゲーション装置及びナビゲーション制御用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、地図を表示すると共に音声又は画像により案内をしつつ予め設定された経路を誘導するナビゲーション装置及び当該ナビゲーション処理のためのナビゲーション制御用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
近年、車両に搭載された液晶表示パネル等のディスプレイ上に地図を表示することにより当該車両の移動を案内(補助)する車載用のナビゲーション装置が広く一般化しつつある。
このとき、従来のナビゲーション装置においては、設定された目的地について、所要時間等の観点から予め適切なその目的地までの経路を選択し、これを出発時からディスプレイ上に表示しつつその設定された経路に従って移動案内が実行される場合が多い。
しかしながら、従来のナビゲーション装置においては、移動予定の経路の設定処理は出発時に実行される場合のみであるのが通常であり、出発時以外に当該設定処理が実行されるのは、移動中において出発時に設定された経路から外れた場合に、その外れた位置から再度目的地までの経路を設定し直す場合のみであった。
従って、出発時に設定された経路について、例えばその経路上に出発後に渋滞が発生した場合又はその経路上に通行止めの箇所が発生した場合等においては、出発時とは経路上の状況が異なっていることとなるが故に、出発時に設定された到達時刻までに目的地に到達できない等、適切な経路誘導ができない場合があると言う問題点があった。
そこで、本願は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、出発時に設定した移動予定の経路上の状況が変化した場合等においても、目的地までの最適な経路を適宜選択し、効率的に当該目的地まで車両を誘導することが可能なナビゲーション装置及び当該ナビゲーション処理のためのナビゲーション制御用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体が移動する予定の経路である予定経路を設定する経路設定手段と、前記設定された予定経路に沿った前記移動体の移動中において、前記設定された予定経路における目的地と同一の目的地に到達するための他の経路である別経路を探索する探索手段と、前記予定経路と前記別経路とが分岐する地点である分岐地点を検出する検出手段と、前記予定経路と、前記別経路と、前記分岐地点と、当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報と、を前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面との両画面を同時に且つ別個に表示する表示手段と、を備える。
よって、移動中において予定経路と異なる新たな別経路を探索し、その探索結果としての別経路と元の予定経路と分岐地点と当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報とを前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面の両画面を同時に且つ別個に表示するので、その移動時点において最適な経路の情報を取得することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記予定経路上の渋滞に関する情報である渋滞情報を外部から取得するVICS(登録商標)受信部等の取得手段を更に備え、前記探索手段は、新たな前記渋滞情報が取得されたとき、前記別経路の探索を開始するように構成される。
よって、新たな渋滞情報が取得されたとき別経路の探索を開始するので、最新の渋滞情報に基づいて新たな別経路を探索することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、時刻を計時するシステム制御部等の計時手段を更に備え、前記探索手段は、予め設定された一定時間が経過する度に前記別経路の探索を開始するように構成される。
よって、一定時間が経過する度に別経路の探索を開始するので、定期的に最適な別経路を探索することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、移動体が移動する予定の経路である予定経路を設定する経路設定手段と、表示手段と、を備え且つ前記移動体に備えられたナビゲーション装置に含まれるコンピュータを、前記設定された予定経路に沿った前記移動体の移動中において、前記設定された予定経路における目的地と同一の目的地に到達するための他の経路である別経路を探索する探索手段、前記予定経路と前記別経路とが分岐する地点である分岐地点を検出する検出手段、前記予定経路と、前記別経路と、前記分岐地点と、当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報と、を前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面との両画面を同時に且つ別個に表示する表示手段、として機能させる。
よって、移動中において予定経路と異なる新たな別経路を探索し、その探索結果としての別経路と元の予定経路と分岐地点と当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報とを前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面の両画面を同時に且つ別個に表示するようにコンピュータが機能するので、その移動時点において最適な経路の情報を取得することができる。
請求項1に記載の発明によれば、移動中において予定経路と異なる新たな別経路を探索し、その探索結果としての別経路と元の予定経路と分岐地点と当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報とを前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面の両画面を同時に且つ別個に表示するので、その移動時点において最適な経路の情報を取得することができる。
従って、移動に従って目的地までの最適な経路を適宜選択し、効率的に当該目的地まで到達することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、新たな渋滞情報が取得されたとき別経路の探索を開始するので、最新の渋滞情報に基づいて新たな別経路を探索することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、一定時間が経過する度に別経路の探索を開始するので、定期的に最適な別経路を探索することができる。
請求項に記載の発明によれば、移動中において予定経路と異なる新たな別経路を探索し、その探索結果としての別経路と元の予定経路と分岐地点と当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報とを前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面の両画面を同時に且つ別個に表示するようにコンピュータが機能するので、その移動時点において最適な経路の情報を取得することができる。
従って、移動に従って目的地までの最適な経路を適宜選択し、効率的に当該目的地まで到達することができる。
次に、本願に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、予め設定された移動予定の経路である設定経路をディスプレイ等の表示部に表示しつつ移動体としての車両の移動を案内するナビゲーション装置に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
始めに、実施形態に係るナビゲーション装置の構成及び概要動作について、図1を用いて説明する。なお、図1は実施形態のナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係るナビゲーション装置NSは、アンテナ1と、GPS(Global Positioning System)受信部2と、車両の移動距離及び速度を検出する距離センサ並びに車両の旋回角速度を検出する角速度センサ等を含むセンサ部3と、取得手段としてのVICS受信部4と、地図情報記憶部5と、計時手段、検出手段、探索手段及び比較手段としてのシステム制御部6と、経路設定手段及び再設定手段としての操作部7と、液晶ディスプレイ等よりなる告知手段としての表示部8と、音声増幅器及びスピーカ等を含む音声案内部9と、により構成されている。
次に、概要動作を説明する。
先ず、アンテナ1は、複数のGPS衛星からの航法電波を受信し、受信信号Sinを生成してGPS受信部2へ出力する。
これにより、GPS受信部2は、当該受信信号Sinに含まれている位置情報等に基づいて、現在時刻或いは車両の現在位置情報等を含むGPS信号Sgpsを生成し、システム制御部6に出力する。
一方、センサ部3は、当該センサ部3に含まれている各センサにおける検出結果に基づいて、自立的に求めた車両の現在位置(すなわち、出発点を起点とした移動距離及び移動方位を積算して求めた現在位置)を示す位置信号Sscを生成し、システム制御部6へ出力する。
これらにより、システム制御部6は、位置信号Sscにより示される現在位置を主として用い、これをGPS信号Sgpsにより示される現在位置情報等により補正しつつ車両の現在位置を検出し、表示部8に表示信号Sdpとして出力して当該表示部8内の表示画面上に当該検出された現在位置を示す位置マーク等を表示する。
他方、VICS受信部4は、いわゆるVICSから送信されてくる渋滞情報等を含むVICS情報を受信し、当該渋滞情報等を含むVICS信号Svsを生成してシステム制御部6へ出力する。
また、DVD−ROM(DVD-Read Only Memory)ドライブ装置又はハードディスクドライブ装置等からなる地図情報記憶部5は、表示部8上に表示されてナビゲーション処理に用いられる地図情報を一括して記憶し、必要な地図情報を検索して地図信号Smpを生成し、システム制御部6へ出力する。
更に、操作部7は、ナビゲーション処理の実行に際して当該操作部7に対して使用者が必要な操作を行うと、当該実行された操作に対応する操作信号Sopを生成し、システム制御部6へ出力する。
一方、表示部8は、システム制御部6から出力されてくる表示信号Sdpに基づいて、ナビゲーション処理に必要な情報を表示し、運転者等に提示する。このとき、表示部8において表示される情報としては、地図情報記憶部5に記憶されていた地図情報(道路位置、幅員等の道路の敷設態様を示す道路情報及び地点情報並びに著名な建物に関する情報等を含む。)の他に、移動案内のための文字情報、到着予定時刻又は現在時刻等の時刻情報、GPS電波の受信状態を示す状態情報等が含まれている。
また、音声案内部9は、システム制御部6からの音声制御信号Svoに基づいて、ナビゲーション処理に必要な案内音声等を合成し、車室内に放音する。
これらの各構成部材の処理と並行して、システム制御部6は、上述した位置マークの表示制御処理の他に、地図情報記憶部5に蓄積記憶されている地図情報の読み出し及び表示部8における表示、音声案内部9における上記案内音声等の出力のための制御並びに後述する経路案内処理等を統括制御する。
次に、地図情報記憶部5に記憶されている道路情報におけるデータ構成について、図2を用いて説明する。なお、図2は地図情報記憶部5に記憶されている地図情報におけるデータ構造を例示する模式図である。
地図情報記憶部5においては、地図情報MPは、図2に示すように予め設定された一辺の長さ(実際の地形上の長さをその地図の縮尺に応じて短縮した長さ)を有するメッシュMが縦横に連続する態様で記憶されている。このとき、各メッシュMには夫々固有の番号が付加されている。
一方、地図情報MPにおける道路は、二つのノードN(図2中黒丸で示すものであり、各道路の結節点(交差点、屈曲点、分岐点又は合流点)に相当する。)を結ぶ線分としてのリンクLが連続する形態で当該地図情報MPを構成している。このとき、各ノードNに関する情報としては、そのノードNが存在する位置の位置情報(より具体的には、その位置の緯度及び経度)並びに各ノードN毎に固有の番号が当該各ノードNに付加されて記憶されている。また、各リンクLに関する情報としては、各リンクL毎に固有の番号及びそのリンクLがいずれの二つのノードNを結んだものであるかを示す情報が当該各リンクLに付加されて記憶されている。
また、地図情報MPにおける著名地物等は、その地物を示すマークMKと共にそれが存在している位置情報(緯度及び経度)が記憶されている。
更に、上述した各情報以外に、地図情報MPとして、各交差点の名称を示す名称情報等も併せて記憶されている。
なお、図2に例示した地図情報MPについては、同じ領域を示すと共に縮尺が異なる地図情報MPが複数記憶されている。そして、その縮尺が異なる地図情報MP毎に上記したノードNに関する情報、リンクLに関する情報及び著名地物等に関する情報並びに名称情報等が別個に地図情報記憶部5内に記憶されている。
次に、実施形態に係る経路案内処理を含むナビゲーション処理について、図3乃至図5を用いて説明する。
なお、図3は当該ナビゲーション処理を示すフローチャートであり、図4は当該ナビゲーション処理を説明する図であり、図5は当該経路案内処理において表示される画像例である。また、図3に示す一連のナビゲーション処理は車両の走行開始前に開始されるものである。
図3に示すように、主としてシステム制御部6を中心として実行される実施形態の経路案内処理を含むナビゲーション処理においては、その走行開始前において、今後走行予定の経路が、その目的地、出発地及び通過経路を指定することにより設定されたか否かが判定される(ステップS1)。
そして、経路が未だ設定されていないときは(ステップS1;NO)その設定処理が完了するまで待機し、一方、経路設定が完了したときは(ステップS1;YES)、次に、車両の走行開始に伴ってステップS1において設定された経路(以下、当該経路を単に設定経路と称する。)に沿った経路誘導を開始する(ステップS2)。
次に、当該走行開始と同時に、設定経路上における渋滞に関する上記VICS情報(以下、単に渋滞情報と称する。)が更新されたか否か、すなわち、新たな渋滞情報がVICS受信部4を介して取得されたか否かの監視を開始する(ステップS3)と共に、現在時刻の計時を開始する。
そして、渋滞情報が更新されていないときは(ステップS3;NO)、次に、当該計時されている現在時刻について、予め設定されている特定時刻(例えば、毎時或いは毎30分)になったか否かが判定され(ステップS4)、当該特定時刻にもなっていないときは(ステップS4;NO)、そのまま渋滞情報の監視に戻る(ステップS3)。
一方、ステップS3の判定において渋滞情報が更新されたか(ステップS3;YES)又はステップS4の判定において当該特定時刻になっているときは(ステップS4;YES)、次に、当該タイミングにおける車両の現在位置を起点として、上記設定経路以外の上記目的地に到達するための別の経路である別経路の探索を開始する(ステップS5)。
ここで、図4に示すように、出発地SPを起点とし目的地DNを終点とした設定経路(車両の出発前に設定(ステップS1参照)された設定経路)SL上における車両の現在位置が地点Pであったときに開始された上記ステップS5の処理において、当該設定経路SL以外に、当該設定経路SL上の分岐点Sから別経路CL(その終点は言うまでもなく目的地DNである。)が探索されたとする。
そして、別経路CLが探索できた場合には、地点P以降目的地DNまで設定経路SLを辿った場合の所要時間Tgを、更新されている(ステップS3参照)渋滞情報等を参照しつつ検出すると共に、地点P以降目的地DNまで別経路CLを辿った場合の所要時間Toを、当該更新されている渋滞情報等を参照しつつ検出し、更に、所要時間Tgと所要時間Toとの差を差時間Tとして算出し(ステップS6)、その差時間Tが正であるか否かを確認する(ステップS7)。
そして、差時間Tが正でないときは(ステップS7;NO)、現在の設定経路SLを用いた経路誘導を継続した方が目的地DNにより早く到達できるとしてそのままステップS3に戻って設定経路SLを用いた経路誘導を継続する。
一方、ステップS7の判定において、差時間Tが正であるときは(ステップS7;YES)、探索された別経路CLを用いた経路誘導を実行した方が目的地DNにより早く到達できるということであるので、次に、地点Pから車両の進行方向にある各リンクLを車両の進行方向に探索し、設定経路SL上の分岐点SまでのリンクL(別経路CLの分岐点SまでのリンクLでもある。)であって分岐点S直前のリンクLであるリンクL1、設定経路SL上のリンクLであって分岐点S直後のリンクLであるリンクL2並びに別経路CL上のリンクLであって分岐点S直後のリンクLであるリンクLnを夫々検出し、システム制御部6内の図示しないメモリ内に記憶・設定する(ステップS8)。
次に、車両が現在も分岐点S手前の設定経路SLにあるか否かを確認し(ステップS9)、車両が設定経路SLから外れているときは(ステップS9;NO)、新たな設定経路の設定等を行うべくステップS1に戻り、一方、車両が依然設定経路SL上に存在しているときは(ステップS9;YES)、次に、現在位置である地点Pから分岐点Sまでの距離が予め設定された案内距離(設定経路SL以外に別経路CLも走行し得ることを分岐点S到達前に運転者に予め告知する場合の当該分岐点Sまでの距離として予め設定されている案内距離。具体的には、300メートル程度。)となったか否かが判定され(ステップS10)、その距離にまで車両が到達していないときは(ステップS10;NO)そのまま待機して車両の進行させ、一方、到達したときは(ステップS10;YES)、分岐点Sを含む別経路CLを具体的に表示部8上に表示し、当該別経路CLの存在及び別経路CLを辿った場合の所要時間等を運転者に告知する(ステップS11)。
このとき、当該告知の具体例としては、例えば、図5(a)に示すように、分岐点S、設定経路SL及び別経路CLを共に含む地図を表示部8上に表示すると共に、音声により「前方300m先左折で別経路あり。目的地までT時間早く到着予定」の如く音声案内部9から発声させることで当該告知を実行しても良いし、或いは図5(b)に示すように、分岐点S、設定経路SL及び別経路CLを共に含む地図上に当該別経路CLがある旨及び差時間Tを含む注意表示Wを重畳して表示することで当該告知を実行するようにしても良い。
別経路CLに関する告知が完了すると(ステップS11)、次に、車両が現在も分岐点S手前の設定経路SLにあるか否かを再度確認し(ステップS12)、車両が設定経路SLから外れているときは(ステップS12;NO)、新たな設定経路の設定等を行うべくステップS1に戻り、一方、車両が依然設定経路SL上に存在しているときは(ステップS12;YES)、次に、車両が上記リンクLn上に到達したか否かが判定される(ステップS13)。
そして、車両が上記リンクLn上に到達していないときは(ステップS13;NO)、次に、当該車両が当該リンクLnを既に通過したか否かが判定される(ステップS14)。
これにより、ステップS13の判定においてリンクLn上に到達しているか(ステップS13;YES)又はステップS14の判定においてリンクLn上を通過しているときは(ステップS14;YES)、車両が別経路CL上の移動しているとして、当該別経路CLを操作部7等において新たな設定経路SLとして設定し(ステップS15)、そのまま経路誘導処理を継続し、車両が目的地DNに到達した時点で経路誘導処理を完了する。
他方、ステップS14の判定において、リンクLn上を通過してもいないときは(ステップS14;NO)、次に、車両が上記リンクL2上に到達したか否かが判定される(ステップS16)。
そして、車両が上記リンクL2上に到達していないときは(ステップS16;NO)、次に、当該車両が当該リンクL2を既に通過したか否かが判定される(ステップS17)。
これにより、ステップS16の判定においてリンクL2上に到達しているか(ステップS16;YES)又はステップS17の判定においてリンクL2上を通過しているときは(ステップS17;YES)、車両が依然として設定経路SL上を移動しているとして、上記別経路CLをシステム制御部6のメモリ上から消去し(ステップS18)、次の別経路の設定を探索を行うべくステップS3に戻る。
他方、ステップS17の判定において、リンクL2上を通過してもいないときは(ステップS17;NO)、新たな設定経路の設定等を行うべくステップS1に戻る。
以上説明したように、実施形態の経路案内処理によれば、車両の移動中において設定経路SLと異なる新たな別経路CLを探索し、その探索結果としての別経路CLと元の設定経路SLとの比較結果を告知するので、その移動時点において最適な経路の情報を取得することができる。
従って、出発当初において考慮できなかった新たな情報を加味して最適経路を選択することができると共に、当該出発当初において詳細且つ正確に設定経路SLが探索・設定できなかった場合でも、これを逐次修正しつつ最適な経路で効率的に目的地SNへ到達することができる。
また、告知結果に基づいて設定経路SL又は別経路CLのいずれか一方を現在位置以降の移動における新たな設定経路SLとして設定し直すことができるので、告知結果に基づいて現在位置以降の最適な経路を新たに選択して設定経路SLとすることができる。
更に、新たな渋滞情報が取得されたとき別経路CLの探索を開始するので、最新の渋滞情報に基づいて新たな別経路CLを探索することができる。
更にまた、一定時間が経過する度に別経路CLの探索を開始するので、定期的に最適な別経路CLを探索することができる。
また、別経路CL上を移動した場合の目的地DNまでの所要時間に関する情報を告知するので、目的地DNまで最も早く到達できる経路を認識することができる。
更に、車両が分岐点Sから予め設定された距離にある地点に到達したとき別経路CLに関する情報を告知するので、設定経路SLと別経路CLとが分岐する前にその内容を認識することができる。
更にまた、別経路CLを移動した場合に設定経路SL上を移動した場合よりも短時間で目的地に到達できる場合のみ当該別経路SLに関する情報を告知するので、目的地SNでの移動において有用な情報のみを認識することができる。
また、画像又は音の少なくともいずれか一方を用いて告知を行うので、簡易且つ容易に別経路CLに関する情報を認識することができる。
なお、上記の実施形態においては、車両に搭載されているナビゲーション装置NSを用いてナビゲーション処理を実行する際に本願を適用した場合について説明したが、これ以外に、本願における移動体に歩行者を含ませることもできる。
すなわち、例えば、現行の携帯電話における地図表示処理等に加えてその携帯電話を用いた経路案内が可能な場合に、本願の経路案内処理を当該携帯電話上において(例えばその基地局等と連携しつつ)実行することで、当該歩行者に対するナビゲーション処理について本願の経路案内処理を適用することも可能である。この場合には、当該地図上には車道だけではなく歩行者のみが移動可能な歩道をも含ませる必要がある。
更に、図3に示すフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記憶媒体に記憶させておき、これを携帯用のパーソナルコンピュータ等により読み出して実行させることにより、当該パーソナルコンピュータを実施形態のナビゲーション装置NSとして機能させることも可能である。
また、上述した実施形態においては、車両又は携帯電話等(以下、単に車両等と称する。)に搭載されているナビゲーション装置NSにより実施形態の経路案内処理を全て実施する場合について説明したが、これ以外に、車両等とは別個に設けられているナビゲーションセンタと当該車両等との間を無線通信により接続してデータの授受を行いつつ当該車両等に対して実施形態に係る経路案内処理を実行する場合にも本願を適用することが可能である。
この場合には、当該ナビゲーションセンタにおいては、車両等において検出されたその現在位置及び速度等並びに当該車両等において入力された目的地を受信することで図3に示す経路案内処理におけるステップS2、S3、S5乃至S7、S15及びS18を実行し、夫々の結果を予め設定された夫々のタイミングにおいて再度車両等に返信することで実施形態の経路案内処理を実行することができる。
このように、実施形態の経路案内処理をナビゲーションセンタと車両等との間で分割的に実行することにより、車両等だけでは取得できない例えば遥か前方の渋滞情報や道路工事情報或いはその他の道路状況等を用いて有効に経路案内処理を実行することができる。
実施形態のナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。 地図情報におけるデータ構造を例示する模式図である。 実施形態のナビゲーション処理を示すフローチャートである。 実施形態のナビゲーション処理を説明する図である。 実施形態の経路案内処理において表示される画像例を示す図であり、(a)は画像例(I)であり、(b)は画像例(II)である。
符号の説明
1 アンテナ
2 GPS受信部
3 センサ部
4 VICS受信部
5 地図情報記憶部
6 システム制御部
7 操作部
8 表示部
9 音声案内部
NS ナビゲーション装置
MP 地図情報
M メッシュ
N ノード
S 分岐点
L、Ln、L1、L2 リンク
W 注意表示
P 地点
MK マーク
SP 出発地
DN 目的地
SL 設定経路
CL 別経路
Sin 受信信号
Sgps GPS信号
Ssc 位置信号
Sdp 表示信号
Svs VICS信号
Smp 地図信号
Sop 操作信号
Svo 音声制御信号

Claims (4)

  1. 移動体が移動する予定の経路である予定経路を設定する経路設定手段と、
    前記設定された予定経路に沿った前記移動体の移動中において、前記設定された予定経路における目的地と同一の目的地に到達するための他の経路である別経路を探索する探索手段と、
    前記予定経路と前記別経路とが分岐する地点である分岐地点を検出する検出手段と、
    前記予定経路と、前記別経路と、前記分岐地点と、当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報と、を前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、
    前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面との両画面を同時に且つ別個に表示する表示手段と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記予定経路上の渋滞に関する情報である渋滞情報を外部から取得する取得手段を更に備え、
    前記探索手段は、新たな前記渋滞情報が取得されたとき、前記別経路の探索を開始することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    時刻を計時する計時手段を更に備え、
    前記探索手段は、予め設定された一定時間が経過する度に前記別経路の探索を開始することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 移動体が移動する予定の経路である予定経路を設定する経路設定手段と、表示手段と、を備え且つ前記移動体に備えられたナビゲーション装置に含まれるコンピュータを、
    前記設定された予定経路に沿った前記移動体の移動中において、前記設定された予定経路における目的地と同一の目的地に到達するための他の経路である別経路を探索する探索手段、
    前記予定経路と前記別経路とが分岐する地点である分岐地点を検出する検出手段、
    前記予定経路と、前記別経路と、前記分岐地点と、当該分岐地点を含む所定のエリア内の地点までの現在位置からの距離を示す距離情報と、を前記分岐地点に対応する地図と共に表示する分岐点表示画面と、
    前記現在位置に応じた地図を前記予定経路の現在誘導中の部分と共に表示して当該予定経路により移動中の前記移動体を現に経路誘導している誘導画面との両画面を同時に且つ別個に表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とするナビゲーション制御用プログラム。
JP2007203985A 2007-08-06 2007-08-06 ナビゲーション装置及びナビゲーション制御用プログラム Expired - Lifetime JP4666661B2 (ja)

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