JP4661736B2 - 調光器 - Google Patents

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Description

本発明は、調光器に関するものである。
店舗のスポット照明やダウンライト等の質の高い照明用光源として低電圧ミニハロゲンランプが使用されている。この低電圧ミニハロゲンランプの点灯装置として、商用交流電圧(AC100V)を整流した後、数十kHzの高周波に変換し、さらに降圧トランスにて12Vの高周波低電圧に変換する電子ダウントランスが用いられる。
さらに、省エネルギーや演出上の観点から照度を調整する目的で、図10に示すように、双方向スイッチング素子のトライアックQ100を交流電源(商用電源)ACと電子ダウントランスDTとに直列に接続して閉回路を構成し、トライアックQ100の点弧位相角を可変とすることで低電圧ミニハロゲンランプからなる照明負荷Laへの実効電力を可変とする調光器100を電子ダウントランスDTと組み合わせて使用する場合がある。トライアックQ100の主電極間には外部ボリュームVR100と、抵抗R100と、抵抗R101及びコンデンサC100の並列回路とが直列接続され、抵抗R100,R101の接続点をダイアックQ101を介してトライアックQ100のゲート端子に接続することで、トライアックQ100をオンさせるトリガ信号を生成し、外部ボリュームVR100を操作することで、外部ボリュームVR100、抵抗R100,R101、コンデンサC100で決まる回路時定数に基づく位相タイミングでダイアックQ101が導通し、トライアックQ100がオンする。このように外部ボリュームVR100を操作してトライアックQ100を位相制御することで、商用電源ACから照明負荷Laに供給される実効電力を可変とし、調光制御を行う。そして、電子ダウントランスDTと調光器100とは、調光時にちらつきや調光不良等の不具合が発生するのを防止するために、一般にその組み合わせ適合をカタログ等に記載して使用されていた。
しかし、適合する電子ダウントランスDTと調光器100の組み合わせであっても、電子ダウントランスDT及び調光器100を構成する各部品のバラツキ等によって、調光時にちらつきや調光不良等の不具合が発生する場合があり、このような調光不具合を解決するために、例えば、閉回路中に流れる電流の転流時を基準として双方向スイッチング素子の点弧位相角を制御することで、進相電流による調光時の制御不具合を回避する調光器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−32031号公報
しかし、上記特許文献1では、点弧位相角を適切に制御するために電流検出のためのカレントトランスが必要となり、調光器の大型化、高コスト化の要因となっていた。
また、部品バラツキや、現場固有の電源環境によっては、従来の技術を用いても、ちらつきや調光不良等の調光不具合を防止することができない場合があった(例えば、電子ダウントランスの起動電圧のバラツキによる調光不具合)。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品バラツキや現場固有の電源環境により発生する調光不具合を防止できる小型、低コストの調光器を提供することにある。
請求項1の発明は、自己保持機能を有する双方向スイッチング素子を備えて、当該双方向スイッチング素子を、交流電源と、入力を整流した後に高周波電力に変換して照明負荷に供給する点灯装置とに直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする調光器において、交流電源からの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス検出手段の検出結果に基づき交流電源の周期に同期して、双方向スイッチング素子をオンさせる駆動電圧を生成し、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御を行う制御手段と、照明負荷の目標輝度レベルのデータを格納した第1のレジスタと、照明負荷の最小輝度レベルのデータを格納した第2のレジスタと、確定モードと設定モードとを切り替えるモード切替手段と、を備え、制御手段は、設定モード時に、最小輝度レベルのデータを第2のレジスタに書き込み、確定モード時には、目標輝度レベルとなるように照明負荷を調光制御し、目標輝度レベルが最小輝度レベル以下の場合は照明負荷を消灯させることを特徴とする。
この発明によれば、最小輝度レベルを変更可能に設定するので、部品バラツキによる点灯装置の起動電圧のバラツキや現場固有の電源環境の違いがあっても、調光下限時でのちらつき等の調光不具合を防止することができる。また、双方向スイッチング素子の点弧位相角を制御するためのカレントトランスは必要なく、小型、低コストに構成できる。
請求項2の発明は、自己保持機能を有する双方向スイッチング素子を備えて、当該双方向スイッチング素子を、交流電源と、入力を整流した後に高周波電力に変換して照明負荷に供給する点灯装置とに直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする調光器において、交流電源からの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス検出手段の検出結果に基づき交流電源の周期に同期して、双方向スイッチング素子をオンさせる駆動電圧を生成し、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御を行う制御手段と、照明負荷の目標輝度レベルのデータを格納した第1のレジスタと、ゼロクロス点に対する駆動電圧のオフタイミングのデータを格納した第2のレジスタと、確定モードと設定モードとを切り替えるモード切替手段と、確定モード時に第1のレジスタに格納する目標輝度レベルのデータを設定し、設定モード時に第2のレジスタに格納する駆動電圧のオフタイミングのデータを設定する1つの操作手段とを備え、制御手段は、設定モード時に、駆動電圧のオフタイミングのデータを第2のレジスタに書き込み、確定モード時には、前記オフタイミングで駆動電圧をオフさせるとともに目標輝度レベルとなるように照明負荷を調光制御することを特徴とする。
この発明によれば、双方向スイッチング素子の駆動電圧のオフタイミングを変更可能に設定するので、部品バラツキや現場固有の電源環境の違いがあっても進相電流による調光不具合を防止することができる。また、双方向スイッチング素子の点弧位相角を制御するためにカレントトランスは必要なく、小型、低コストに構成できる。また、目標輝度レベルと駆動電圧のオフタイミングとを同じ操作手段で設定することができ、構成の簡略化を図ることができる。
請求項3の発明は、請求項1において、確定モード時に前記第1のレジスタに格納する目標輝度レベルのデータを設定し、設定モード時に前記第2のレジスタに格納する最小輝度レベルのデータを設定する操作手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、目標輝度レベルと最小輝度レベルとを同じ操作手段で設定することができ、構成の簡略化を図ることができる。
請求項4の発明は、自己保持機能を有する双方向スイッチング素子を備えて、当該双方向スイッチング素子を、交流電源と、入力を整流した後に高周波電力に変換して照明負荷に供給する点灯装置とに直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする調光器において、交流電源からの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス検出手段の検出結果に基づき交流電源の周期に同期して、双方向スイッチング素子をオンさせる駆動電圧を生成し、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御を行う制御手段と、照明負荷の目標輝度レベルのデータを格納した第1のレジスタと、照明負荷の最小輝度レベルのデータを格納した第2のレジスタと、ゼロクロス点に対する駆動電圧のオフタイミングのデータを格納した第3のレジスタと、確定モードと設定モードとを切り替えるモード切替手段と、を備え、制御手段は、設定モード時に、最小輝度レベルのデータを第2のレジスタに書き込み、駆動電圧のオフタイミングのデータを第3のレジスタに書き込み、確定モード時には、前記オフタイミングで駆動電圧をオフさせるとともに目標輝度レベルとなるように照明負荷を調光制御し、目標輝度レベルが最小輝度レベル以下の場合は照明負荷を消灯させることを特徴とする。
この発明によれば、最小輝度レベルを変更可能に設定するので、部品バラツキによる点灯装置の起動電圧のバラツキや現場固有の電源環境の違いがあっても、調光下限時でのちらつき等の調光不具合を防止することができ、さらに双方向スイッチング素子の駆動電圧のオフタイミングを変更可能に設定するので、部品バラツキや現場固有の電源環境の違いがあっても進相電流による調光不具合を防止することができる。また、双方向スイッチング素子の点弧位相角を制御するためのカレントトランスは必要なく、小型、低コストに構成できる。
以上説明したように、本発明では、部品バラツキや現場固有の電源環境により発生する調光不具合を防止でき、且つ小型、低コストに構成できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の調光器1を用いて低電圧ミニハロゲンランプからなる照明負荷Laを調光制御する構成を示しており、調光器1は、双方向スイッチング素子のトライアックQ1と、トライアックQ1のトリガ信号を生成する制御回路1aと、交流電源(商用電源)ACからの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路1bと、目標輝度のデータを格納する目標輝度レジスタ1cと、最小輝度のデータを格納する最小輝度レジスタ1dと、モード切替部1fとを備える。そして、トライアックQ1を交流電源ACと電子ダウントランスDTとに直列に接続して閉回路を構成し、トライアックQ1の点弧位相角を可変として位相制御を行うことで、電子ダウントランスDTを介して照明負荷Laへ供給する実効電力を可変とし、調光制御を行う。なお、電子ダウントランスDTは、トライアックQ1を介して入力される電圧を整流した後に高周波電力に変換し、さらに降圧トランスにて12Vの高周波低電圧に変換して照明負荷Laに供給する点灯装置を構成する。
調光器1の具体的な回路構成を図2に示す。まず、交流電源ACを接続する入力端間には雑音防止用コンデンサC1が並列接続されている。コンデンサC1の一端は整流回路11の交流入力端子の一端に接続されており、他端はヒューズF1を介して整流回路11の交流入力端子の他端に接続されている。整流回路11の交流入力端子の両端にはサージ吸収素子ZNRが並列接続されており、直流出力端子の両端には逆流阻止用のダイオードD1を介して電解コンデンサC2が接続されている。電解コンデンサC2の両端にはスイッチング電源12が接続されている。整流回路11の出力電圧はスイッチング電源12により安定な直流低電圧に変換されて、制御電源電圧Vccとして制御用のマイコン13に供給される。
位相制御用の双方向スイッチング素子としてのトライアックQ1は、主電極間にフォトトライアックQ4と抵抗R1,R2の直列回路を接続されており、抵抗R1,R2の接続点をゲート電極に接続されている。ゲート電極と一方の主電極の間には雑音防止用のコンデンサC3が並列接続されている。そして、交流電源ACの一方の出力は電子ダウントランスDTの一方の入力に直接接続し、交流電源ACの他方の出力はトライアックQ1を介して電子ダウントランスDTの他方の入力に接続しており、交流電源AC、トライアックQ1、電子ダウントランスDT、照明負荷Laで閉回路を構成している。
そして、制御用のマイコン13は、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルのデータ、及び最小輝度レジスタ1dに格納した最小輝度レベルのデータに応じてトライアックQ1に駆動信号として位相制御信号を与えることで、照明負荷Laを調光制御している。上記目標輝度レジスタ1cの目標輝度レベル、及び最小輝度レジスタ1dの最小輝度レベルは、後述する「確定モード」、「設定モード」において外部ボリュームVR1により設定されるもので、制御電源電圧Vccが外部ボリュームVR1により分圧され、その分圧点の電圧が抵抗R3,R4、コンデンサC4よりなるローパスフィルタ回路を介してマイコン13のA/D変換入力ポートP3に印加されている。このA/D変換入力ポートP3は、印加電圧に応じたデジタル値を取得できるポートである。これにより、マイコン13は外部ボリュームVR1により設定された目標輝度レベルのデータ、最小輝度レベルのデータをデジタル値として読み込み、目標輝度レジスタ1c、最小輝度レジスタ1dに格納することができる。
そして、マイコン13は、フォトトライアックQ4に位相制御信号を出力する。ここでは、位相制御信号として、ターンオン時にのみ駆動電圧を与えるパルストリガ方式ではなく、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式(ベタトリガ方式ともいう)を用いている。マイコン13の位相制御信号出力用の出力ポートP4には、抵抗R5とコンデンサC5の直列回路が接続されており、抵抗R5とコンデンサC5の接続点はフォトトライアック駆動用のPNPトランジスタQ2のベースに接続されている。抵抗R5とコンデンサC5よりなるローパスフィルタ回路は、PNPトランジスタQ2がノイズにより誤動作しない程度の時定数となるように設計されている。フォトトライアックQ4の発光素子の一端は、制御電源電圧Vccのラインに接続されており、他端は抵抗R6を介してPNPトランジスタQ2のエミッタに接続されている。PNPトランジスタQ2のコレクタはグランドレベル(制御電源電圧Vccの負極側)に接続されている。
出力ポートP4から出力される位相制御信号がLレベルとなると、PNPトランジスタQ2がオンすることにより、フォトトライアックQ4の発光素子が光トリガ信号を発生し、フォトトライアックQ4がトリガされる。また、出力ポートP4から出力される位相制御信号がHレベルとなると、PNPトランジスタQ2がオフすることにより、フォトトライアックQ4の発光素子からの光トリガ信号が消失し、フォトトライアックQ4はトリガされなくなる。そして、フォトトライアックQ4がオンすることでトライアックQ1がトリガされ、フォトトライアックQ4がオフすることでトライアックQ1がトリガされなくなり、このフォトトライアックQ4のオン・オフによるDCトリガ方式の駆動信号でトライアックQ1がターンオンする。
マイコン13は、ゼロクロス検出回路1bにより交流電源ACの電圧のゼロクロス点を検出しており、交流電源ACの電源周期に同期した位相制御信号を出力することが可能となっている。ここで、ゼロクロス検出回路1bの構成について説明する。整流回路11の直流出力端子には抵抗R7,R8の分圧回路が接続されている。抵抗R8の両端にはノイズ防止用のコンデンサC6が並列接続されている。抵抗R8とコンデンサC6の並列回路の電位はトランジスタQ3のベース・エミッタ間に印加されている。トランジスタQ3のエミッタは接地されており、コレクタは抵抗R9を介して制御電源電圧Vccのレベルにプルアップされている。トランジスタQ3のコレクタ・エミッタ間にはノイズ防止用のコンデンサC7が並列接続されている。トランジスタQ3のコレクタは、マイコン13のゼロクロス信号検出用の入力ポートP2に接続されている。
整流回路11の出力電圧がゼロクロス付近では、抵抗R7,R8の分圧回路からトランジスタQ3へのバイアスが小さくなり、トランジスタQ3がオフすることにより、マイコン13の入力ポートP2はHレベルとなる。整流回路11の出力電圧がゼロクロス付近以外では、抵抗R7,R8の分圧回路からトランジスタQ3のベースに与えられるバイアスによりトランジスタQ3がオンするので、マイコン13の入力ポートP2はLレベルとなる。これにより、マイコン13は交流電源ACの電圧のゼロクロス点を検出することができる。
また、マイコン13は、モード切替部1fの操作によって、その動作モードを「確定モード」と「設定モード」とに切り替えており、制御電源電圧Vccの出力端間には抵抗R10とモード切替スイッチSW1との直列回路が接続され、モード切替スイッチSW1にはコンデンサC8が並列接続されている。そして、抵抗R10とモード切替スイッチSW1との接続点が、マイコン13の入力ポートP1に接続されている。そして、モード切替スイッチSW1をオフ操作すると、マイコン13の入力ポートP1はHレベルとなり、マイコン13は「確定モード」で動作し、モード切替スイッチSW1をオン操作すると、マイコン13の入力ポートP1はLレベルとなり、マイコン13は「設定モード」で動作する。
さらに、マイコン13は、オン・オフスイッチSW2の操作によって、照明負荷Laへの実効電力の供給をオン・オフしており、制御電源電圧Vccの出力端間には抵抗R11とオン・オフスイッチSW2との直列回路が接続され、オン・オフスイッチSW2にはコンデンサC9が並列接続されている。そして、抵抗R11とオン・オフスイッチSW2との接続点が、マイコン13の入力ポートP5に接続されている。そして、オン・オフスイッチSW2をオン操作すると、マイコン13の入力ポートP5はLレベルとなり、マイコンポートP4から位相制御信号を出力して照明負荷Laを調光制御し、オン・オフスイッチSW2をオフ操作すると、マイコン13の入力ポートP5はHレベルとなり、マイコンポートP4からの位相制御信号を停止して照明負荷Laを消灯させる。
また、マイコン13の出力ポートP6は、位置表示灯LED1、抵抗R12を介して制御電源電圧Vccに接続されており、オン・オフスイッチSW2の操作による照明負荷Laの消灯時には出力ポートP6がオンして、位置表示灯LED1を点灯させる。
そして調光器1は、図3に示すように、略直方体の筐体1j内に上記回路を収納して構成され、壁面等に設けた孔に前面を露出して配置され、その周囲にはプレートWを設ける。筐体1jの前面には外部ボリュームVR1の抵抗値を調整する調光つまみ21が回動自在に取り付けられ、調光つまみ21に設けた指標22がポジション23a〜23cの範囲内で回動する。また、モード切替スイッチSW1のスライド式の操作部30は筐体1jの上面に配置され、プレートWを取り外した後に操作される。また、オン・オフスイッチSW2のプッシュ式の操作部40は筐体1jの前面に配置され、消灯時には操作部40に設けた位置表示灯LED1が点灯して、操作部40の位置を知らせている。
次に、マイコン13による位相制御処理について図4のフローチャートを参照して説明する。まず、オン・オフスイッチSW2がオン操作されて、照明負荷Laの調光制御を開始すると(ステップS1)、マイコン13は、マイコンポートP3に入力された電圧信号を検知して、そのデジタル値をマイコン13内の一時レジスタ(図示無し)に格納する(ステップS2)。次に、マイコンポートP1に入力されたモード切替信号から、「確定モード」、「設定モード」のいずれであるかを判断する(ステップS3)。
「確定モード」の場合、マイコン13内の一時レジスタに格納している値を目標輝度レジスタ1cに転送し、目標輝度レベルのデータとして目標輝度レジスタ1cに書き込む(ステップS4)。そして、マイコン13は、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルに応じたオン・オフタイミングで位相制御信号を生成し、照明負荷Laを目標輝度に調光する(ステップS5)。
「確定モード」における目標輝度レベルの設定は、図5に示すように、調光つまみ21を、ポジション23cからポジション23aに向かって回動させるにしたがい、目標輝度レベルが最大輝度レベルBmaxから低下し、位相制御信号のオン期間が短くなって、照明負荷Laの輝度レベルが低下する。そして、調光つまみ21がポジション23bにまで回動し、目標輝度レベルが最小輝度レジスタ1dに格納されている最小輝度レベルBmin以下に下がった場合は、マイコン13は位相制御信号をオフして照明負荷Laを消灯制御する。すなわち、調光つまみ21がポジション23a〜23bの間は照明負荷Laを消灯させ、ポジション23bで照明負荷Laを最小輝度レベルBminで点灯させ、ポジション23b〜23cの間では調光つまみ21の位置に応じた輝度レベルとしている。
さらに本実施形態では、「設定モード」において最小輝度レベルBminを変更することができる。上記ステップS3で「設定モード」の場合、マイコン13内の一時レジスタに格納している値を最小輝度レジスタ1dに転送し、最小輝度レベルのデータとして最小輝度レジスタ1dに書き込む(ステップS6)。そして、マイコン13は、最小輝度レジスタ1dに格納した最小輝度レベルBminに応じたオン・オフタイミングで位相制御信号を生成し、照明負荷Laを最小輝度に調光する(ステップS5)。すなわち、「設定モード」では、実際の最小輝度での調光具合を見ながら調光つまみ21を回動することで、ちらつきや調光不良の発生しない調光下限を設定することができるのである。この「設定モード」における操作つまみ21のポジション23a〜23cは、図6に示すように、最小輝度レベルの最大値B1〜最小値B2に対応し、ポジション23aからポジション23cに向かって回動させるにしたがい、最小輝度レベルBminが低下する。なお、調光器1の工場出荷時には、最小輝度レベルBminは最小値B2に設定されている。
したがって、最小輝度レベルBminを、調光器1の出力電圧が電子ダウントランスDTの起動電圧以上となるレベルに設定することによって、調光器1の出力電圧が電子ダウントランスDTの起動電圧より小さい場合は消灯し、調光下限時においてちらつき等の調光不具合が発生しない。また、部品バラツキによる電子ダウントランスDTの起動電圧のバラツキや現場固有の電源環境の違いがあっても、「設定モード」で最小輝度レベルBminを変更することで、調光下限時での調光不具合を防止することができる。
そして、「設定モード」で最小輝度レベルBminを設定した後、「確定モード」に切り替えれば、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルのデータ及び最小輝度レジスタ1dに格納した最小輝度レベルのデータを参照して調光制御を行う。
また、トライアックQ1の点弧位相角を制御するためにカレントトランスは必要なく、小型、低コストに構成可能となる。
(実施形態2)
本実施形態の調光器1は、図7に示すように、実施形態1の最小輝度レジスタ1dの代わりにオフタイミングレジスタ1eをマイコン13に接続した点が異なるもので、他の構成は実施形態1と同様であり、説明は省略する。
オフタイミングレジスタ1eには、交流電源ACの電圧のゼロクロス点に対する駆動電圧のオフタイミングのデータを格納しており、マイコン13は、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルのデータ、及びオフタイミングレジスタ1eに格納した駆動電圧のオフタイミングのデータに応じてトライアックQ1に位相制御信号を与えることで、照明負荷Laを調光制御している。
次に、マイコン13による位相制御処理について図8のフローチャートを参照して説明する。まず、オン・オフスイッチSW2がオン操作されて、照明負荷Laの調光制御を開始すると(ステップS11)、マイコン13は、マイコンポートP3に入力された電圧信号を検知して、そのデジタル値をマイコン13内の一時レジスタ(図示無し)に格納する(ステップS12)。次に、マイコンポートP1に入力されたモード切替信号から、「確定モード」、「設定モード」のいずれであるかを判断する(ステップS13)。
「確定モード」の場合、マイコン13内の一時レジスタに格納している値を目標輝度レジスタ1cに転送し、目標輝度レベルのデータとして目標輝度レジスタ1cに書き込む(ステップS14)。そして、マイコン13は、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルに応じたオンタイミング、およびオフタイミングレジスタ1eに格納したオフタイミングで位相制御信号を生成し、照明負荷Laを目標輝度に調光する(ステップS15)。
オフタイミングは、オフタイミングレジスタ1eに格納したオフ設定時間Toffで設定されており、図9(a)の調光器1の出力電圧波形、図9(b)の位相制御信号波形に示すように、ゼロクロス検出回路1bで検出した交流電源ACのゼロクロスの周期から次のゼロクロス点Zを推定し、次のゼロクロス点Zからオフ設定時間Toffだけ早いタイミングtoffで位相制御信号をオフさせる。
そして、「確定モード」における目標輝度レベルの設定は、調光つまみ21を、ポジション23cからポジション23aに向かって回動させるにしたがい、目標輝度レベルが最大輝度レベルBmaxからゼロに向かって低下し、位相制御信号のオン期間が短くなって、照明負荷Laの輝度レベルが低下する。
ここで、電子ダウントランスDTの入力端子間に接続された雑音防止用コンデンサ等の容量性要素の影響で、トライアックQ1に流れる電流が交流電源ACの電圧位相に対し進相となる場合がある。そして、トライアックQ1は位相制御信号がオフとなった後、保持電流以下の電流になるとオフする素子であるが、上述の進相電流の影響で位相制御信号がオフとなるタイミングで既に、トライアックQ1に流れる電流はゼロクロス点をまたいで転流し、位相制御信号がオフの瞬間、保持電流以上の電流が流れていた場合、トライアックQ1をオフできないので、交流電源ACの次の半周期に亘って、電流がゼロになるまでトライアックQ1はオン状態を維持してしまい、調光不具合が生じる。
そこで本実施形態では、位相制御信号のオフタイミングがトライアックQ1に流れる電流のゼロクロス点より前になるように、オフ設定時間Toffを設定することで、上述の進相電流が流れた場合でも、トライアックQ1を確実にターンオフさせている。
さらに、「設定モード」においてオフ設定時間Toffを変更することで、部品バラツキや現場固有の電源環境の違いによって進相電流にバラツキがあっても、位相制御信号のオフタイミングをトライアックQ1に流れる電流のゼロクロス点より前に常に設定することができ、以下、このオフ設定時間Toffの設定について説明する。
まず、「確定モード」で、調光つまみ21をポジション23aに向かって回動させ、照明負荷Laに調光不具合が発生するポイントに調光レベルを設定した後に、モード切替部1fを操作して「設定モード」に切り替える。その状態で上記図8のフローチャートの処理を実行すると、ステップS13で「設定モード」と判断され、マイコン13内の一時レジスタに格納している値をオフタイミングレジスタ1eに転送し、オフタイミングのデータとしてオフタイミングレジスタ1eに書き込む(ステップS16)。そして、マイコン13は、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルに調光しながら、オフタイミングレジスタ1eに格納したオフ設定時間Toffに応じたオフタイミングで位相制御信号を生成する(ステップS15)。すなわち、「設定モード」では、実際の調光具合を見ながら調光つまみ21を回動することで、調光不具合の発生しないオフタイミングを設定することができる。この「設定モード」における操作つまみ21のポジション23a〜23cは、図9に示すように、オフ設定時間の最大値T1〜最小値T2に対応する。
このように、位相制御信号のオフタイミングがトライアックQ1に流れる電流のゼロクロス点より前となるようにオフ設定時間Toffを変更可能に設定するので、部品バラツキによる進相電流のバラツキや現場固有の電源環境の違いがあっても、調光不具合を防止することができる。
そして、「設定モード」でオフ設定時間Toffを設定した後、「確定モード」に切り替えれば、目標輝度レジスタ1cに格納した目標輝度レベルのデータ及びオフタイミングレジスタ1eに格納したオフタイミングのデータを参照して調光制御を行う。
また、トライアックQ1の点弧位相角を制御するためにカレントトランスは必要なく、小型、低コストに構成可能となる。
なお、実施形態1の最小輝度レジスタ1dと、実施形態2のオフタイミングレジスタ1eとを備えて、「設定モード」では、最小輝度とオフタイミングの両方を設定可能に構成してもよい。
実施形態1の調光器の概略構成を示すブロック図である。 同上の回路構成を示す回路図である。 同上の外観を示す前面図である。 同上の位相制御処理を示すフローチャート図である。 同上の目標輝度レベルの設定を示す図である。 同上の最小輝度レベルの設定を示す図である。 実施形態2の調光器の回路構成の一部を示す回路図である。 同上の位相制御処理を示すフローチャート図である。 (a)は出力電圧、(b)は位相制御信号を各々示す波形図である。 従来の調光器の回路構成を示す回路図である。
符号の説明
1 調光器
1a 制御回路
1b ゼロクロス検出回路
1c 目標輝度レジスタ
1d 最小輝度レジスタ
1f モード切替部
Q1 トライアック
DT 電子ダウントランス
La 照明負荷
AC 交流電源

Claims (4)

  1. 自己保持機能を有する双方向スイッチング素子を備えて、当該双方向スイッチング素子を、交流電源と、入力を整流した後に高周波電力に変換して照明負荷に供給する点灯装置とに直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする調光器において、
    交流電源からの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出手段と、
    ゼロクロス検出手段の検出結果に基づき交流電源の周期に同期して、双方向スイッチング素子をオンさせる駆動電圧を生成し、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御を行う制御手段と、
    照明負荷の目標輝度レベルのデータを格納した第1のレジスタと、
    照明負荷の最小輝度レベルのデータを格納した第2のレジスタと、
    確定モードと設定モードとを切り替えるモード切替手段と、
    を備え、
    制御手段は、設定モード時に、最小輝度レベルのデータを第2のレジスタに書き込み、確定モード時には、目標輝度レベルとなるように照明負荷を調光制御し、目標輝度レベルが最小輝度レベル以下の場合は照明負荷を消灯させる
    ことを特徴とする調光器。
  2. 自己保持機能を有する双方向スイッチング素子を備えて、当該双方向スイッチング素子を、交流電源と、入力を整流した後に高周波電力に変換して照明負荷に供給する点灯装置とに直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする調光器において、
    交流電源からの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出手段と、
    ゼロクロス検出手段の検出結果に基づき交流電源の周期に同期して、双方向スイッチング素子をオンさせる駆動電圧を生成し、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御を行う制御手段と、
    照明負荷の目標輝度レベルのデータを格納した第1のレジスタと、
    ゼロクロス点に対する駆動電圧のオフタイミングのデータを格納した第2のレジスタと、
    確定モードと設定モードとを切り替えるモード切替手段と、
    確定モード時に第1のレジスタに格納する目標輝度レベルのデータを設定し、設定モード時に第2のレジスタに格納する駆動電圧のオフタイミングのデータを設定する1つの操作手段と
    を備え、
    制御手段は、設定モード時に、駆動電圧のオフタイミングのデータを第2のレジスタに書き込み、確定モード時には、前記オフタイミングで駆動電圧をオフさせるとともに目標輝度レベルとなるように照明負荷を調光制御する
    ことを特徴とする調光器。
  3. 確定モード時に前記第1のレジスタに格納する目標輝度レベルのデータを設定し、設定モード時に前記第2のレジスタに格納する最小輝度レベルのデータを設定する操作手段を備えることを特徴とする請求項1記載の調光器。
  4. 自己保持機能を有する双方向スイッチング素子を備えて、当該双方向スイッチング素子を、交流電源と、入力を整流した後に高周波電力に変換して照明負荷に供給する点灯装置とに直列に接続して閉回路を構成し、双方向スイッチング素子の点弧位相角を可変とすることで照明負荷への実効電力を可変とする調光器において、
    交流電源からの入力電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出手段と、
    ゼロクロス検出手段の検出結果に基づき交流電源の周期に同期して、双方向スイッチング素子をオンさせる駆動電圧を生成し、オン期間中は駆動電圧を与え続けるDCトリガ方式の位相制御を行う制御手段と、
    照明負荷の目標輝度レベルのデータを格納した第1のレジスタと、
    照明負荷の最小輝度レベルのデータを格納した第2のレジスタと、
    ゼロクロス点に対する駆動電圧のオフタイミングのデータを格納した第3のレジスタと、
    確定モードと設定モードとを切り替えるモード切替手段と、
    を備え、
    制御手段は、設定モード時に、最小輝度レベルのデータを第2のレジスタに書き込み、駆動電圧のオフタイミングのデータを第3のレジスタに書き込み、確定モード時には、前記オフタイミングで駆動電圧をオフさせるとともに目標輝度レベルとなるように照明負荷を調光制御し、目標輝度レベルが最小輝度レベル以下の場合は照明負荷を消灯させる
    ことを特徴とする調光器。
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