JP4658644B2 - 遅延線 - Google Patents

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Description

本発明は、入力端子と出力端子との間に複数の共振器を有する並列共振回路を具備した遅延線に関する。
近時、例えば移動体通信システム等の基地局無線装置に使用される基地局の低歪化のための歪補償型増幅器においては、歪検出や歪抑圧を目的として遅延線が用いられている。
遅延線200は、例えば図27に示すように、入力端子202及び出力端子204と複数の共振器206A〜206Iを有するバンドパスフィルタ208を具備する。そして、入力端子202と初段の共振器206Aが容量C1で結合され、出力端子204と最終段の共振器206Iが容量C2で結合され、さらに、各共振器206A〜206Iがそれぞれ容量C3〜C10で結合されている。
また、従来では、図28に示すように、図27に示す遅延線200と同様の遅延線210において、隣接する共振器206A〜206G間の結合容量C3〜C8と並列に接続され、且つ、複数の結合容量C9〜C19を有する飛び越し回路212が接続された例(例えば特許文献1参照)や、図29に示す遅延線300のように、隣接する共振器206A〜206E間の結合容量C1〜C6と並列に接続され、且つ、結合容量C7〜C10とインダクタンスL1〜L7とを有する飛び越し回路302が接続された例(例えば特許文献2)等が知られている。
図28や図29の例では、共振器の段数を増加させることなく、バンドパスフィルタ208における通過帯域内の群遅延時間の平坦性を確保でき、群遅延時間偏差を小さくすることができるという効果を奏する。
特開2001−257505号公報 特開2003−273661号公報
ところで、図28に示す遅延線210や図29に示す遅延線300は、共振器の段数を増加させることなく、通過帯域内の群遅延時間の平坦性を確保できると共に、群遅延時間偏差を小さくすることができるが、飛び越し回路212及び302を構成する回路素子数が多くなる、あるいは飛び越し回路212及び302の数が多くなることから、結果的にサイズの増大化を招くという問題がある。また、飛び越し回路212及び302を設けない図27に示す遅延線200と比して遅延量がほとんど変わらないという問題もある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、簡単な構成で、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保でき(通過帯域内の群遅延時間の平坦性の確保、並びに通過帯域内の群遅延時間偏差の低減)、しかも、小型化を促進させることができる遅延線を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、簡単な構成で、遅延量を多くとることができると共に、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保でき、小型化を促進させることができる遅延線を提供することを目的とする。
本発明に係る遅延線は、入力端子と出力端子との間に複数の共振器を有するバンドパスフィルタを具備した遅延線において、前記入力端子と該入力端子に隣接する1つの前記共振器とが容量結合され、前記出力端子と該出力端子に隣接する1つの前記共振器とが容量結合され、隣接する前記共振器間が容量結合、誘導結合、又は容量結合と誘導結合との直列接続にて結合され、前記容量結合と前記誘導結合が複合して存在し、前記複数の共振器のうち、少なくとも1つの共振器を間に挟んで跨るように2つの共振器間を容量結合と誘導結合と容量結合との直列接続にて結合させた付加回路が少なくとも1つ存在し、前記付加回路は、前記2つの共振器間の結合と並列に接続され、前記2つの共振器間における1つの共振器と、該1つの共振器と隣接する共振器とが容量結合と誘導結合と容量結合との直列接続による結合で接続されていることを特徴とする。この場合、前記容量結合と前記誘導結合の組み合わせが対称的に配列されていてもよい。
共振器間の結合が容量結合のみの場合は、遅延特性で見たとき、容量性の領域(低域側の領域)における群遅延時間のピーク値が、誘導性の領域(高域側の領域)における群遅延時間のピーク値よりも高くなり、通過帯域内の群遅延時間の平坦性、並びに通過帯域内の群遅延時間偏差の低減を確保できないという問題がある。
ここで、通過帯域内の群遅延時間の平坦性とは、通過帯域の低域側の領域における群遅延時間の最大値と、通過帯域の高域側の領域における群遅延時間の最大値とを結ぶ線分が水平に近いほど平坦性があることを示す。従って、容量性の領域(低域側の領域)における群遅延時間のピーク値と、誘導性の領域(高域側の領域)における群遅延時間のピーク値が近いほど、通過帯域内の群遅延時間の平坦性が得られることとなる。
また、通過帯域内の群遅延時間偏差とは、通過帯域内の群遅延時間の最大値(低域側の領域の群遅延時間の最大値又は高域側の領域の群遅延時間の最大値の大きい方の値)と最小値との差を示す。従って、通過帯域内の群遅延時間の最大値の低減及び/又は最小値の増大により、通過帯域内の群遅延時間偏差を小さくすることができることとなる。
共振器間の結合が誘導結合のみの場合は、遅延特性で見たとき、容量性の領域(低域側の領域)における群遅延時間のピーク値が、誘導性の領域(高域側の領域)における群遅延時間のピーク値よりも低くなり、群遅延時間の平坦性、並びに通過帯域内の群遅延時間偏差の低減を確保できないという問題がある。
一方、本発明では、前記入力端子と該入力端子に隣接する1つの前記共振器とが容量結合もしくは誘導結合され、前記出力端子と該出力端子に隣接する1つの前記共振器とが容量結合もしくは誘導結合され、各前記共振器間とが容量結合及び/又は誘導結合され、且つ、前記容量結合と前記誘導結合の組み合わせが対称的に配列されていることから、遅延特性で見たとき、低域側の領域における群遅延時間のピーク値と、高域側の領域における群遅延時間のピーク値とがほぼ同じになり、通過帯域内の群遅延時間の平坦性を確保でき、しかも、通過帯域内の群遅延時間偏差の低減をも図ることができる。
従って、本発明においては、簡単な構成で、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保でき、小型化を促進させることができる。
これらの発明によれば、簡単な構成で、遅延量(群遅延時間)を多くとることができると共に、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保でき、しかも、小型化を促進させることができる。これは、例えば歪補償型増幅器の遅延線に用いて好適となる。
従来の遅延線(図28及び図29参照)では、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保するために、付加回路により遅延特性のピーク値を下げるようにしている。従って、バンドパスフィルタの遅延特性のうち、凹み部分(遅延量が最も少ない部分)を増加させることは実現不可能である。
一方、本発明は、遅延特性のピーク値を変化させるためではなく、遅延特性の凹み部分を増加させるために(併せてピーク値の差を小さくすることも含む場合もある)、前記複数の共振器のうち、少なくとも1つの共振器を間に挟んで跨るように2つの共振器間を容量結合と誘導結合と容量結合との直列接続にて結合させた付加回路を少なくとも1つ存在させ、前記付加回路を、前記2つの共振器間の結合と並列に接続し、さらに、前記2つの共振器間における1つの共振器と、該1つの共振器と隣接する共振器とを、容量結合と誘導結合と容量結合との直列接続による結合で接続するようにしている。
従って、本発明においては、従来の遅延線と異なり、バンドパスフィルタの遅延特性における凹み部分での遅延量をより多くとる(稼ぐ)ことができ、場合によっては、遅延量を遅延特性の前記ピーク値以上まで増加させることも可能である。
なお、前記共振器はλ/4共振器又はλ/2共振器又はLC共振回路の1つであってもよい。
以上説明したように、本発明に係る遅延線によれば、簡単な構成で、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保でき、小型化を促進させることができる。
また、本発明に係る遅延線によれば、簡単な構成で、遅延量を多くとることができると共に、通過帯域内における群遅延時間の平坦さを確保でき、小型化を促進させることができる。
以下、本発明に係る遅延線の実施の形態例を図1〜図26を参照しながら説明する。
第1の実施の形態に係る遅延線10Aは、図1に示すように、入力端子12と、出力端子14と、これら入力端子12及び出力端子14間に電気的に接続された複数のλ/4共振器(第1〜第4の共振器16A〜16D)を有するバンドパスフィルタ18とを具備する。バンドパスフィルタ18は、容量結合された1つの共振器に隣接する別の共振器が誘導結合された結合形態が少なくとも1つ存在する。
具体的には、バンドパスフィルタ18は、入力端子12と該入力端子12に隣接する第1の共振器16Aとが容量C1で結合され、第1の共振器16Aと該第1の共振器16Aに隣接する第2の共振器16Bとが容量C2で結合され、第2の共振器16Bと該第2の共振器16Bに隣接する第3の共振器16CとがインダクタンスL1にて誘導結合され、第3の共振器16Cと該第3の共振器16Cに隣接する第4の共振器16Dとが容量C3で結合され、第4の共振器16Dと該第4の共振器16Dに隣接する出力端子14とが容量C4で結合されて構成されている。つまり、4つの容量結合(容量C1〜C4)と1つの誘導結合(インダクタンスL1)の組み合わせが対称的に配列されている。
この第1の実施の形態に係る遅延線10Aの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図2に示す。この図2において、曲線a101は不整合減衰量の変化を示し、曲線b101は減衰特性を示し、曲線c101は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、通過帯域の低域側の領域における群遅延時間の最大値DLmは7.6ns(周波数f1)、通過帯域の高域側の領域における群遅延時間の最大値DHmは7.4ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.2nsである。また、通過帯域における最小値が6.8nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.8nsである。
ここで、この第1の実施の形態に係る遅延線10Aの作用・効果を、2つの比較例(第1及び第2の比較例に係る遅延線100A及び100B)と比較しながら説明する。
まず、第1の比較例に係る遅延線100Aは、図3に示すように、バンドパスフィルタ18が、入力端子12と第1の共振器16A間、第4の共振器16Dと出力端子14間、各共振器16A〜16D間とがそれぞれ容量C1、C2、C3、C4、C5で結合されて構成されている。
この第1の比較例に係る遅延線100Aの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図4に示す。この図4において、曲線a102は不整合減衰量の変化を示し、曲線b102は減衰特性を示し、曲線c102は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは7.4ns(周波数f1)、最大値DHmは7.0ns(周波数f2)である。その差(平坦性)は0.4nsであり、第1の実施の形態における値(0.2ns)よりも大きい。なお、通過帯域における最小値は6.6nsで、通過帯域内における群遅延時間偏差は、第1の実施の形態における値と同じ0.8nsであった。
また、第1の比較例に係る遅延線100Aにおいては、減衰特性(b102)で見たとき、容量性の領域(低域側の領域)における減衰量が、誘導性の領域(高域側の領域)における減衰量よりも多く、高域のスロープ特性が緩やかになる。
一方、第1の実施の形態は、図2の減衰特性(b101)で見たとき、容量性の領域(低域側の領域)における減衰量と、誘導性の領域(高域側の領域)における減衰量とがほぼ同じで、且つ、低域側及び高域側のスロープ特性が共に急峻となっており、減衰特性が第1の比較例の場合よりも良好となっている。
次に、第2の比較例に係る遅延線100Bは、図5に示すように、バンドパスフィルタ18が、入力端子12と第1の共振器16A間、第4の共振器16Dと出力端子14間、各共振器16A〜16D間とがそれぞれインダクタンスL1、L2、L3、L4、L5にて誘導結合されて構成されている。
この第2の比較例に係る遅延線100Bの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図6に示す。この図6において、曲線a103は不整合減衰量の変化を示し、曲線b103は減衰特性を示し、曲線c103は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは7.3ns(周波数f1)、最大値DHmは7.9ns(周波数f2)である。その差(平坦性)は0.6nsであり、第1の実施の形態における値(0.2ns)よりも大きいまた、通過帯域における最小値が6.9nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、1.0nsであり、第1の実施の形態における値(0.8ns)よりも大きい。
また、第2の比較例に係る遅延線100Bにおいては、減衰特性(b103)で見たとき、誘導性の領域(高域側の領域)における減衰量が、容量性の領域(低域側の領域)における減衰量よりも多く、低域のスロープ特性が緩やかになる。
一方、第1の実施の形態は、図2の減衰特性(b101)で見たとき、低域側及び高域側のスロープ特性が共に急峻となっており、減衰特性が第2の比較例よりも良好となっている。
このように、第1の実施の形態に係る遅延線10Aにおいては、減衰特性が良好であり、しかも、減衰特性における中心周波数を基準にした対称性、並びに遅延特性における通過帯域内の群遅延時間の平坦性が確保できていることがわかる。通過帯域内の群遅延時間の平坦性が確保できていることから、通過帯域内の群遅延時間偏差の低減化も実現できる。
次に、第2の実施の形態に係る遅延線10Bについて図7及び図8を参照しながら説明する。
この第2の実施の形態に係る遅延線10Bは、図7に示すように、上述した第1の実施の形態に係る遅延線10Aとほぼ同様の構成を有するが、バンドパスフィルタ18の構成が以下のように異なる。
すなわち、バンドパスフィルタ18は、入力端子12と第1の共振器16A間並びに第4の共振器16Dと出力端子14間がそれぞれ容量C1、C2で結合され、各共振器16A〜16D間がそれぞれインダクタンスL1、L2、L3にて誘導結合されて構成されている。この場合、2つの容量結合(容量C1及びC2)と3つの誘導結合(インダクタンスL1〜L3)の組み合わせが対称的に配列されている。
この第2の実施の形態に係る遅延線10Bの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図8に示す。この図8において、曲線a2は不整合減衰量の変化を示し、曲線b2は減衰特性を示し、曲線c2は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは7.4ns(周波数f1)、最大値DHmは7.5ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.1nsである。また、通過帯域における最小値が6.8nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.7nsである。
この第2の実施の形態においては、通過帯域内の群遅延時間の平坦性が、第1の実施の形態の場合よりも改善されていることがわかる。
次に、第3の実施の形態に係る遅延線10Cについて図9及び図10を参照しながら説明する。
この第3の実施の形態に係る遅延線10Cは、図9に示すように、上述した第1の実施の形態に係る遅延線10Aとほぼ同様の構成を有するが、バンドパスフィルタ18の構成が以下のように異なる。
すなわち、バンドパスフィルタ18は、入力端子12と第1の共振器16A間、第4の共振器16Dと出力端子14間、第1の共振器16Aと第2の共振器16B間並びに第3の共振器16Cと第4の共振器16D間がそれぞれ容量C1、C2、C3、C4で結合され、第2の共振器16Bと第3の共振器16C間が容量結合と誘導結合とを複合させた結合形態で結合されて構成されている。この結合形態は容量C5による結合とインダクタンスL1による誘導結合と容量C6による結合とが直列に接続された形態となっている。この場合、6つの容量結合(容量C1〜C6)と1つの誘導結合(インダクタンスL1)の組み合わせが対称的に配列されている。
この第3の実施の形態に係る遅延線10Cの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図10に示す。この図10において、曲線a3は不整合減衰量の変化を示し、曲線b3は減衰特性を示し、曲線c3は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは9.7ns(周波数f1)、最大値DHmは9.3ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.4nsである。また、通過帯域における最小値が8.3nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、1.4nsである。
この第3の実施の形態においては、第1の実施の形態と比して、通過帯域内における群遅延時間偏差が少し大きくなっているが、通過帯域における最小値が8.3nsであり、遅延量を多くとりたい場合に有利である。
次に、第4の実施の形態に係る遅延線10Dについて図11及び図12を参照しながら説明する。
この第4の実施の形態に係る遅延線10Dは、図11に示すように、上述した第1の実施の形態に係る遅延線10Aとほぼ同様の構成を有するが、4つの共振器16A〜16Dのうち、第2及び第3の共振器16B及び16Cを跨るように第1及び第4の共振器16A及び16D間を容量結合と誘導結合とが複合した結合形態で結合させた回路(飛び越し回路20)が並列に接続されている点で異なる。飛び越し回路20における結合形態は、容量C5による結合とインダクタンスL2による誘導結合と容量C6による結合とが直列に接続された形態となっている。
この第4の実施の形態に係る遅延線10Dの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図12に示す。この図12において、曲線a4は不整合減衰量の変化を示し、曲線b4は減衰特性を示し、曲線c4は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは8.8ns(周波数f1)、最大値DHmは8.5ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.3nsである。また、通過帯域における最小値が8.5nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.3nsである。
この第4の実施の形態においては、第1の実施の形態と比して、通過帯域内における群遅延時間偏差が大幅に改善され、しかも、遅延量を多くとることができる。
次に、第5の実施の形態に係る遅延線10Eについて図13及び図14を参照しながら説明する。
この第5の実施の形態に係る遅延線10Eは、図13に示すように、上述した第2の実施の形態に係る遅延線10Bとほぼ同様の構成を有するが、4つの共振器16A〜16Dのうち、第2及び第3の共振器16B及び16Cを跨るように第1及び第4の共振器16A及び16D間を容量結合と誘導結合とが複合した結合形態で結合させた回路(飛び越し回路22)が並列に接続されている点で異なる。飛び越し回路22における結合形態は、上述した第4の実施の形態と同様に、容量C3による結合とインダクタンスL4による誘導結合と容量C4による結合とが直列に接続された形態となっている。
この第5の実施の形態に係る遅延線10Eの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図14に示す。この図14において、曲線a5は不整合減衰量の変化を示し、曲線b5は減衰特性を示し、曲線c5は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは8.5ns(周波数f1)、最大値DHmは9.0ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.5nsである。また、通過帯域における最小値が8.5nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.5nsである。
この第5の実施の形態においては、第2の実施の形態と比して、通過帯域内における群遅延時間偏差が改善され、しかも、遅延量を多くとることができる。
次に、第6の実施の形態に係る遅延線10Fについて図15及び図16を参照しながら説明する。
この第6の実施の形態に係る遅延線10Fは、図15に示すように、上述した第3の実施の形態に係る遅延線10Cとほぼ同様の構成を有するが、4つの共振器16A〜16Dのうち、第2及び第3の共振器16B及び16Cを跨るように第1及び第4の共振器16A及び16D間を容量結合と誘導結合とが複合した結合形態で結合させた回路(飛び越し回路24)が並列に接続されている点で異なる。飛び越し回路24における結合形態は、上述した第4の実施の形態と同様に、容量C7による結合とインダクタンスL2による誘導結合と容量C8による結合とが直列に接続された形態となっている。
この第6の実施の形態に係る遅延線10Fの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図16に示す。この図16において、曲線a6は不整合減衰量の変化を示し、曲線b6は減衰特性を示し、曲線c6は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは10.3ns(周波数f1)、最大値DHmは10.0ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.3nsである。また、通過帯域における最小値が9.9nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.4nsである。
この第6の実施の形態においては、第3の実施の形態と比して、通過帯域内における群遅延時間偏差が大幅に改善され、しかも、遅延量を多くとることができる。
次に、第7の実施の形態に係る遅延線10Gについて図17及び図18を参照しながら説明する。
この第7の実施の形態に係る遅延線10Gは、図17に示すように、上述した第6の実施の形態に係る遅延線10Fとほぼ同様の構成を有するが、3つの共振器16A〜16Cを有する点と、これら3つの共振器16A〜16Cのうち、第2の共振器16Bを跨るように第1及び第3の共振器16A及び16C間を容量結合と誘導結合とが複合した結合形態で結合させた回路(飛び越し回路24)が並列に接続されている点で異なる。
この第7の実施の形態に係る遅延線10Gの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図18に示す。この図18において、曲線a7は不整合減衰量の変化を示し、曲線b7は減衰特性を示し、曲線c7は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは2.4ns(周波数f1)、最大値DHmは2.4ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0nsである。また、通過帯域における最小値が2.4nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.0nsである。
この第7の実施の形態においては、通過帯域内の群遅延時間の平坦性と通過帯域内における群遅延時間偏差が、第4の実施の形態や第6の実施の形態よりも大幅に改善されている。
次に、第8の実施の形態に係る遅延線10Hについて図19を参照しながら説明する。この第8の実施の形態に係る遅延線10Hは、図19に示すように、上述した第7の実施の形態に係る遅延線10Gとほぼ同様の構成を有するが、第1の共振器16Aと第2の共振器16B間が容量C3による結合とインダクタンスL3による誘導結合と容量C4による結合が複合した結合形態で結合されている点で異なる。
この第8の実施の形態に係る遅延線10Hの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図20に示す。この図20において、曲線a8は不整合減衰量の変化を示し、曲線b8は減衰特性を示し、曲線c8は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは2.2ns(周波数f1)、最大値DHmは2.3ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.1nsである。また、通過帯域における最小値が2.2nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.1nsである。
この第8の実施の形態においては、第7の実施の形態と同様に、通過帯域内の平坦性及び通過帯域内の群遅延時間偏差が大幅に改善されている。
次に、第9の実施の形態に係る遅延線10Iについて図21及び図22を参照しながら説明する。
この第9の実施の形態に係る遅延線10Iは、図21に示すように、上述した第4の実施の形態に係る遅延線10Dとほぼ同様の構成を有するが、バンドパスフィルタ18の構成が以下のように異なる。
すなわち、バンドパスフィルタ18は、6つの共振器16A〜16Fを有する。そして、入力端子12と第1の共振器16A間並びに第6の共振器16Fと出力端子14間がそれぞれ容量C1、C2で結合され、共振器16A〜16C間がそれぞれ容量C3、C4にて容量結合され、共振器16D〜16F間がそれぞれ容量C5、C6にて容量結合され、第3の共振器16Cと第4の共振器16D間がインダクタンスL1にて誘導結合されて構成されている。
また、6つの共振器16A〜16Fのうち、第2及び第5の共振器16B及び16E間を容量結合と誘導結合とが複合した結合形態で結合させた第1の飛び越し回路24Aが並列に接続され、第3及び第4の共振器16C及び16D間を容量結合と誘導結合とが複合した結合形態で結合させた第2の飛び越し回路24Bが並列に接続されている。
第1の飛び越し回路24Aにおける結合形態は、容量C7による結合とインダクタンスL2による誘導結合と容量C8による結合とが直列に接続された形態であり、第2の飛び越し回路24Bにおける結合形態は、容量C9による結合とインダクタンスL3による誘導結合と容量C10による結合とが直列に接続された形態となっている。
この第9の実施の形態に係る遅延線10Iの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図22に示す。この図22において、曲線a9は不整合減衰量の変化を示し、曲線b9は減衰特性を示し、曲線c9は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは10.6ns(周波数f1)、最大値DHmは11.2ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.6nsである。また、通過帯域における最小値が10.6nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.6nsである。
この第9の実施の形態においては、第4の実施の形態と比して、通過帯域内における群遅延時間偏差が少し大きくなっているが、遅延量を多くとることができる。
次に、第10の実施の形態に係る遅延線10Jについて図23及び図24を参照しながら説明する。
この第10の実施の形態に係る遅延線10Jは、図23に示すように、上述した第9の実施の形態に係る遅延線10Iとほぼ同様の構成を有するが、バンドパスフィルタ18の構成が以下のように異なる。
すなわち、バンドパスフィルタ18は、8つの共振器16A〜16Hを有する。そして、入力端子12と第1の共振器16A間並びに第8の共振器16Hと出力端子14間がそれぞれ容量C1、C2で結合され、共振器16A〜16D間がそれぞれ容量C3、C4、C5にて容量結合され、共振器16E〜16H間がそれぞれ容量C6、C7、C8にて容量結合され、第4の共振器16Dと第5の共振器16E間がインダクタンスL1にて誘導結合されて構成されている。
また、8つの共振器16A〜16Hのうち、第3及び第6の共振器16C及び16F間を第1の飛び越し回路24Aが並列に接続され、第4及び第5の共振器16D及び16E間を第2の飛び越し回路24Bが並列に接続されている。
この場合、第1の飛び越し回路24Aにおける結合形態は、容量C9による結合とインダクタンスL2による誘導結合と容量C10による結合とが直列に接続された形態であり、第2の飛び越し回路24Bにおける結合形態は、容量C11による結合とインダクタンスL3による誘導結合と容量C12による結合とが直列に接続された形態となっている。
この第10の実施の形態に係る遅延線10Jの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図24に示す。この図24において、曲線a10は不整合減衰量の変化を示し、曲線b10は減衰特性を示し、曲線c10は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは20.6ns(周波数f1)、最大値DHmは20.8ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.2nsである。また、通過帯域における最小値が19.9nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.9nsである。
この第10の実施の形態においては、第9の実施の形態と比して、通過帯域内における群遅延時間偏差が少し大きくなっているが、通過帯域における最小値が19.9nsであり、遅延量を多くとりたい場合に有利である。特に、減衰特性における低域側及び高域側のスロープ特性が第9の実施の形態の場合よりも急峻となっているため、通過帯域外の信号を抑圧したい場合に有利である。
次に、第11の実施の形態に係る遅延線10Kについて図25及び図26を参照しながら説明する。
この第11の実施の形態に係る遅延線10Kは、図25に示すように、上述した第10の実施の形態に係る遅延線10Jとほぼ同様の構成を有するが、バンドパスフィルタ18の構成が以下のように異なる。
すなわち、バンドパスフィルタ18は、第2の飛び越し回路24Bが省略され、代わりに、第4の共振器16Dと第5の共振器16E間が容量結合と誘導結合とを複合させた結合形態で結合されて構成されている。この結合形態は容量C11による結合とインダクタンスL1による誘導結合と容量C12による結合とが直列に接続された形態となっている。
この第11の実施の形態に係る遅延線10Kの周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を図26に示す。この図26において、曲線a11は不整合減衰量の変化を示し、曲線b11は減衰特性を示し、曲線c11は遅延特性を示す。
遅延特性の具体的数値を列記すると、最大値DLmは19.4ns(周波数f1)、最大値DHmは19.3ns(周波数f2)であり、その差(平坦性)は0.1nsである。また、通過帯域における最小値が19.3nsであることから、通過帯域内における群遅延時間偏差は、0.1nsである。
この第11の実施の形態においては、第7及び第8の実施の形態と同様に、通過帯域内の平坦性及び通過帯域内の群遅延時間偏差が大幅に改善され、しかも、遅延量を多くとることができる。また、上述した第10の実施の形態と同様に、減衰特性における低域側及び高域側のスロープ特性が第9の実施の形態の場合よりも急峻となっているため、通過帯域外の信号を抑圧したい場合に有利である。
なお、本発明に係る遅延線は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
第1の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第1の比較例に係る遅延線を示す回路図である。 第1の比較例に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第2の比較例に係る遅延線を示す回路図である。 第2の比較例に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第2の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第3の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第4の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第4の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第5の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第5の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第6の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第6の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第7の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第7の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第8の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第8の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第9の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第9の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第10の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第10の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 第11の実施の形態に係る遅延線を示す回路図である。 第11の実施の形態に係る遅延線の周波数に対する不整合減衰量の変化、減衰特性並びに遅延特性を示す特性図である。 従来例に係る遅延線を示す回路図である。 他の従来例に係る遅延線を示す回路図である。 さらに他の従来例に係る遅延線を示す回路図である。
符号の説明
10A〜10K…遅延線 12…入力端子
14…出力端子 16A〜16H…共振器
18…バンドパスフィルタ
20、22、24、24A、24B…飛び越し回路
C1〜C12…容量 L1〜L4…インダクタンス

Claims (3)

  1. 入力端子と出力端子との間に複数の共振器を有するバンドパスフィルタを具備した遅延線において、
    前記入力端子と該入力端子に隣接する1つの前記共振器とが容量結合され、
    前記出力端子と該出力端子に隣接する1つの前記共振器とが容量結合され、
    隣接する前記共振器間が容量結合、誘導結合、又は容量結合と誘導結合との直列接続にて結合され、
    前記容量結合と前記誘導結合が複合して存在し、
    前記複数の共振器のうち、少なくとも1つの共振器を間に挟んで跨るように2つの共振器間を容量結合と誘導結合と容量結合との直列接続にて結合させた付加回路が少なくとも1つ存在し、前記付加回路は、前記2つの共振器間の結合と並列に接続され、前記2つの共振器間における1つの共振器と、該1つの共振器と隣接する共振器とが容量結合と誘導結合と容量結合との直列接続による結合で接続されていることを特徴とする遅延線。
  2. 請求項1記載の遅延線において、
    さらに、前記容量結合と前記誘導結合の組み合わせが対称的に配列されていることを特徴とする遅延線。
  3. 請求項1又は2記載の遅延線において、
    前記共振器がλ/4共振器又はλ/2共振器又はLC共振回路の1つであることを特徴とする遅延線。
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