JP4656532B2

JP4656532B2 - バンド型ファイル用シート封筒

Info

Publication number: JP4656532B2
Application number: JP2006549116A
Authority: JP
Inventors: グワン−シクキム; ヨン−チャンジョン
Original assignee: グワン−シクキム; ヨン−チャンジョン
Priority date: 2004-01-13
Filing date: 2005-01-07
Publication date: 2011-03-23
Anticipated expiration: 2025-01-07
Also published as: JP2007517693A; KR100661734B1; KR20050074264A; WO2005070697A1; CN1910054A; US20080190996A1

Description

本発明はファイル用シート封筒の前面及び後面に透明又は、不透明材質の帯状のバンドを付着形成し、文書を挿入して保管できるようにしたバンド型ファイル用シート封筒に関するものである。

一般的にファイルは、各種文書などを綴じて保管する用途として使用され、表表紙と表紙の内側に透明紙からなる多数枚のシート封筒を挿入して、このシート封筒に記録を残すか、又は前記シート封筒を透明な合成樹脂材で形成した後、それぞれのシート封筒に各種文書やスクラップされた資料を保管するように構成されたのが紹介されている。

このようなシート封筒は、図１に示されたように透明な合成樹脂材で上端が開放され、挿入口が形成された封筒型に製造され、一側にバインディング部（ｂ）が縦に形成され、他側は封筒型で文書保管部（ａ）が上端の開口部である挿入口（ａ１）と共に形成される。

前記文書保管部（ａ）には、シート封筒用のペーパー（Ｓ）が挿入される。

したがって、ファイル用シート封筒の文書挿入部（ｂ）に文書や写真などの保管において、一つのシート封筒のシート封筒用ペーパー（Ｓ）を中心に、前後面にそれぞれ文書などを挿入することができる。

このようなシート封筒が形成されたファイルは、特に一杖一杖の楽譜を挿入して楽譜綴として使用したり、セミナー用文書綴、講義録綴などとして使用されたが、単純に文書を保管する機能よりは、文書などが挿入された状態で簡単な筆記が必要な場合が多いので、メモができる保管機能が要求されている。

しかし、従来のファイル用シート封筒に楽譜などが挿入された状態で楽譜などに簡単なメモをする場合は、シート封筒内にある楽譜を取り出してメモをして、また、挿入して入れなければならない煩わしさがあり、滑って透明な合成樹脂材であるシート封筒が表面を形成するので、光の反射が強すぎるため、挿入された楽譜が反射光のためよく見えないという問題がある。

また、ファイル用シート封筒は、合成樹脂材である理由によって、挿入された支持用ペーパーとの間に静電気が発生し、シート封筒と支持用ペーパー間には互いに吸着する力が作用されるので、挿入して保管しようとする文書などの挿入が非常に困難で煩わしい。

このような問題点を解決するために本出願人は “バインダー用シート封筒”を発明して、国内出願（１０-２００２-５３５８３）して、これを基いてさらに改善したバインダー用シート封筒を開発して、国内優先権主張出願（１０-２００２-８７５３１）をした。前記改善した “バインダー用シート封筒”は、透明材質となり、一側にバインディング部が縦に形成され、他側は封筒型として文書保管部が上端の開口部である挿入口とともに形成され、バインダーに脱着可能なバインダー用シート封筒において、文書保管部に文書などを挟むための様々な大きさで様々な位置に割れた隙間である挿入スリットを形成させ、文書などを容易に挿入することができる。

しかしながら、前記 “バインダー用シート封筒”は、上述のような従来のファイル（バインダー）用シート封筒の問題点を一挙に明快に解決したことは明らかであるが、薄いシート封筒に挿入スリットを形成させることにより、シート封筒の緊張感が無くなって保管しようとする文書を挿入することが難しいという問題点が発生した。

本発明では、本発明者が既に出願した"バインダー用シート封筒"における挿入スリットの緊張感が少なくなる問題点を解決すると共に、文書などが挿入された状態で筆記が可能であり、文書挿入時の静電気の問題が無く、合成樹脂材のシート封筒が表面にほとんど露出しないため、光の反射を起こさないファイル用シート封筒を提供することにある。

前記目的を達成するために、本発明では一側はバインディングのための部分となり、他側は封筒型を形成して文書を挟みこんで保管するものであり、ファイルに脱着可能な透明材質のファイル用シート封筒において、ファイル用シート封筒の前面及び後面に透明又は不透明材質の帯状のバンドを付着形成して文書を挿入して保管できるようにしたバンド型ファイル用シート封筒を提供することを特徴とする。

以上のように構成される本発明によるバンド型ファイル用シート封筒は、従来のファイル用シート封筒と異なり、保管しようとする文書用紙を容易に挿入可能であるので、多量の文書を保管する場合、作業効率が高く、挿入された文書などに簡単な筆記やメモをする時、挿入された文書などをシート封筒から取り出さない状態で筆記などが可能となるため、それほど便利で、文書の全体ではない文書の上端と下端の一部だけが挿入され、文書の主要部分は外部に露出するので、文書が反射する光によって眩しさが起こらないという長所を有することは、本出願人が先出願した “バインダー用シート封筒”（１０-２００２-８７５３１）と同一であり、本発明は、また、前記 “バインダー用シート封筒”でスリットによって、シート封筒自体の緊張性が弱くなる問題点が解決され、綴じたい文書をシート封筒に挿入する作業が容易となった。

以下では、添付された図を参照して本発明の構成に対して詳細に説明する。

図２は、本発明によるバンド型ファイル用シート封筒の一実施例を示した図である。図２に示されたように本発明のバンド型ファイル用シート封筒は、シート封筒の前面（又は後面）に所定の幅になっているバンドが横に付着し、上部側に上部横バンド（１０）が、下部側に下部横バンド（１０’）が、所定の間隔を持って付着形成される。前記上部横バンド（１０）がシート封筒の前面（又は後面）に付着する時、バンドの左右側の縁に縦線に熱圧着（又は接着剤使用など付着手段は公知のすべての手段を含む）された、左、右付着線（１１、１２）が形成され、上部横バンド（１０）と、シート封筒（１）の前面（又は後面）の間の空間に文書を挿入できるようにする。前記下部横バンド（１０’）は、前記上部横バンド（１０）に比べて、縦幅がさらに長いバンドでバンドの左右側の縁と、下端の縁に縦線と横線に熱圧着された左、右付着線（１１’、１２’）と、下付着線（１３’）が形成され、全体的にポケット形を取る。前記上部横バンド（１０）と下部横バンド（１０’）の間の間隔は、挿入する用紙の大きさ、即ち、Ａ４用紙又はＢ４用紙の縦の長さに適切に決定される。

このような構成よりなる本発明によるバンド型ファイル用シート封筒に綴じる文書用紙を挿入する場合、文書用紙の上部側は上部横バンド（１０）に挿入して入れ、文書用紙の下部側は、下部横バンド（１０’）の上端の開口部を通じて下部横バンドに挿入して入れて収納する。

前記上下部横バンド（１０、１０’）は、透明又は不透明で製作する。また、前記上下部横バンド（１０、１０’）に彩色することができる。色をつけることにより、本発明のファイル用シート封筒に慣れていない使用者も、バンドが設けられていることを容易に分かって、バンドを利用するように誘導することができる。

図３は、本発明によるバンド型ファイル用シート封筒の横バンド型ファイル用シート封筒の他の実施例を示し、これは、上部横バンド（１０）と、下部横バンド（１０’）の間に中間横バンド（１０"）が形成され、一つのシート封筒として、Ａ４用紙のサイズの文書と、Ｂ４用紙サイズの文書を同時に挿入できるように、その用途を拡張したものである。

したがって、本発明によるバンド型ファイル用シート封筒は、綴じる文書などのサイズに応じて、上下部横バンド（１０、１０’）の間の間隔が決定され、上下部横バンド（１０、１０’）の間に中間横バンド（１０"）を形成し、この中間横バンドが複数個が形成されることも含む。

前記図２及び図３に示された実施例は、シート封筒の上下部に横に形成された、横バンド型ファイル用シート封筒で構成され、本発明はこれに限定されるものではなく、図４に示されたように縦バンド型ファイル用シート封筒で構成することができる。即ち、図４に示された縦バンド型ファイル用シート封筒は、シート封筒の前面及び後面の左右側の縁の付近で、所定の幅と長さの左右縦バンド（３０、３０’）が縦に付着形成され、文書用紙の左右側の縁が挿入されて保管できるようにする。前記左右縦バンド（３０、３０’）の上下部の縁に横線で熱圧着などの方法で、上下付着線（３１、３２）（３１’、３２’）が形成される。

また、他の実施例として図５に示されたファイル用シート封筒は、コーナーバンド型ファイル用シート封筒であり、ファイル用シート封筒の４コーナーに対角線方向に対面して対角線バンド（４０）が形成される。

前記対角線バンド（４０）は、左右両端に所定の幅と長さに形成され、両先端が熱圧着され、付着線（４１、４２）が形成される。

前記図５のコーナーバンド型ファイル用シート封筒に関する他の応用例として図６がある。図６に示されたコーナーバンド型ファイル用シート封筒は、シート封筒の４コーナーに直角三角形のバンド、すなわち、三角バンド（４０’）が付着し、三角バンド（４０’）の内角が直角である頂点が、シート封筒（１）のコーナー頂点と同じ方向へ向かうようにして形成させ、三角バンド（４０’）の底辺と高さの縁に沿って付着線（４１’、４２’）が形成される。

また他の実施例として図７は、上下部横バンド（５０、５０’）が、シート封筒（１）の先端部分に形成されている両先端横バンド型ファイル用シート封筒を示す。すなわち、上部横バンド（５０）は、シート封筒（１）の上部の先端部分に、下部横バンド（５０’）は、シート封筒（１）の下部先端の部分に形成されている。上部横バンド（５０）に図７のように熱接着方式で、左右側付着線（６０、６１）が形成され、下部横バンド（５０’）にも熱接着方式で左右側付着線（６０’、６１’）が形成される。下部横バンド（５０’）の下側の場合には図７のように熱接着方式で下付着線（６２’）を形成することができるが、一つのバンドで同時にシート封筒（１）の正面と後面に下部横バンド（５０’）を作ってやるために、図８のように一つのバンドを折り返し法にして、下部横バンドの下側の熱接着なしに下部横バンド（５０’）を製作することができる。図９は図８のファイル用シート封筒の使用実施図であり、ペーパー（Ｐ）が上部横バンドの開口部（a１’）を通じて下部横バンドに装着されることを示している。

本発明によるバンド型ファイル用シート封筒は、横バンド（１０、１０’）、縦バンド（３０、３０’）、対角線バンド（４０）、三角バンド（４０’）及び、両先端横バンド（５０、５０’）を多様に組み合わせ、シート封筒に配置して形成させることも、本発明の保護範囲から除外することがない。

従来のファイル用シート封筒斜視図。本発明のファイル用シート封筒による横バンド型ファイル用シート封筒の正面図。本発明のファイル用シート封筒による横バンド型ファイル用シート封筒の他の実施例正面図。本発明のファイル用シート封筒による縦バンド型ファイル用シート封筒の正面図。本発明のファイル用シート封筒によるコーナーバンド型ファイル用シート封筒の正面図。本発明のファイル用シート封筒による三角コーナーバンド型ファイル用シート封筒の正面図。本発明のファイル用シート封筒による両先端横バンド型ファイル用シート封筒の中で、熱接着方式の実施例正面図。本発明のファイル用シート封筒による両先端横バンド型ファイル用シート封筒の中で、折り返し法の製作図。本発明のファイル用シート封筒による両先端横バンド型ファイル用シート封筒の中で、折り返し法の実施例斜視図。

Claims

一側はバインディングのための部分として形成され、他側は、文書を挿入して保管する封筒型のファイル用シート封筒に形成され、ファイルに脱着可能な透明材質のバンド型ファイル用シート封筒であって、ファイル用シート封筒の前面及び後面に透明又は、不透明材質の帯状のバンドを付着形成し、前記バンドに文書を挿入して保管することができ、
前記バンドは、前記ファイル用シート封筒の上部先端に付着形成される上部横バンド（５０）と、下部先端に付着形成される下部横バンド（５０’）からなり、前記上部横バンドの左右側の縁に縦線に熱圧着などにより左右付着線（６０、６１）が形成され、前記下部横バンド（５０’）は、左右側の縁の縦線に熱圧着などにより左右付着線（６０’、６１’）が形成され、下側は、前記ファイル用シート封筒の下部先端に折り返して取り付けられていることを特徴とするバンド型ファイル用シート封筒。