JP4656139B2 - 記録制御装置、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、記録制御装置、画像処理装置及びプログラムに関する。
ハードディスク等の磁気記録媒体は、記録したデータを消去しようとしても、データに応じた磁気が残留することがある。このような残留磁気がある場合、残留磁気に基づいてデータを復元できる可能性があるため、磁気記録媒体からデータを復元不可能に消去するためには、データが記憶された領域に複数回の上書き(overwrite)を行うことが必要であるとされている。データの復元は、一般に、上書きの回数が多くなるほど困難となる。
特許文献1には、このような上書きのためのアクセスとジョブの実行のためのアクセスとに優先順位を設定する技術が記載されている。
特開2006−287871号公報
本発明の目的は、データが記録された複数の領域について、復元できる可能性がより高い領域を優先して上書きを行うことにある。
請求項1の発明は、記録制御装置において、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、前記選択手段は、前記記憶手段の前記第1の領域がある量以下である場合に、前記第2の上書き手段を選択する構成を特徴とするものである。
請求項2の発明は、記録制御装置において、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、前記選択手段は、使用者の操作又は前記第2の領域に記録されたデータに対応付けられた情報に応じて前記第1又は第2の上書き手段を選択する構成を特徴とするものである。
請求項3の発明は、記録制御装置において、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、前記領域は、複数の単位領域を含み、前記第2の上書き手段は、前記第2の領域に複数の前記データが記録されている場合に、当該複数のデータのうち前記単位領域を用いる数がより少ないデータが記録された前記第2の領域を優先して上書きを行う構成を特徴とするものである。
請求項4の発明は、記録制御装置において、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、前記残回数が前記決められた数である前記第2の領域がある場合に、前記選択手段は、前記第1の上書き手段を選択し、前記第1の上書き手段は、当該第2の領域に上書きを行う構成を特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の構成において、前記第1又は第2の上書き手段が、前記第2の領域に、その残回数から1を減じた回数の上書きを前記上書き用データにより行った後に、1回の上書きを、前記上書き用データに代えて前記取得手段により取得された未記録のデータにより行うことを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の構成において、前記第2の上書き手段が、前記第2の領域に、その残回数から1を減じた回数の上書きを上書き用データにより行った後に、1回の上書きを前記取得手段により取得された未記録のデータにより行うことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の構成において、前記第1の上書き手段が、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域を優先して当該第2の領域にその残回数未満の回数の上書きを連続して行うことを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の構成において、前記第1の上書き手段が、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域を優先して当該第2の領域に1回の上書きを行うことを特徴とするものである。
請求項9の発明は、画像処理装置において、前記データが画像を表す画像情報である請求項1ないし8のいずれかに記載の記録制御装置と、前記記録手段により記録された画像情報に応じた処理を実行する実行手段とを備え、前記第1又は第2の上書き手段が、前記実行手段により処理が実行された画像情報が記録された前記第2の領域に当該画像情報と異なるデータで上書きを行うことを特徴とするものである。
請求項10の発明は、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、コンピュータを、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、前記領域は、複数の単位領域を含み、前記第2の上書き手段は、前記第2の領域に複数の前記データが記録されている場合に、当該複数のデータのうち前記単位領域を用いる数がより少ないデータが記録された領域を優先して上書きを行う構成を特徴とするものである。
請求項11の発明は、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、コンピュータを、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、前記選択手段は、使用者の操作又は前記第2の領域に記録されたデータに対応付けられた情報に応じて前記第1又は第2の上書き手段を選択する構成を特徴とするものである。
請求項12の発明は、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、コンピュータを、
データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、前記領域は、複数の単位領域を含み、前記第2の上書き手段は、前記第2の領域に複数の前記データが記録されている場合に、当該複数のデータのうち前記単位領域を用いる数がより少ないデータが記録された領域を優先して上書きを行う構成を特徴とするものである。
請求項13の発明は、コンピュータが実行可能なプログラムにおいて、コンピュータを、データを取得する取得手段と、磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、前記残回数が前記決められた数である前記第2の領域がある場合に、前記選択手段は、前記第1の上書き手段を選択し、前記第1の上書き手段は、当該第2の領域に上書きを行う構成を特徴とするものである。
請求項1、10の発明によれば、同構成を有しない場合に比べ、第1の領域が僅少となったときにより早く第1の領域を増加させることが可能となる。
請求項2、11の発明によれば、使用者の意志やデータの属性等に応じて上書きの態様を選択することが可能となる。
請求項3、12の発明によれば、同構成を有しない場合に比べ、上書き処理がより早く終了する第2の領域を優先して上書きを行うことが可能となる。
請求項4、13の発明によれば、同構成を有しない場合に比べ、1回も上書きが行われていない第2の領域をより早く減少させることが可能となる。
請求項の発明によれば、あるデータが記録された領域に残回数と同じ回数の上書きを上書き用データにより行う場合に比べ、未記録のデータを新たに記録するまでの工数をより少なくすることが可能となる。
請求項の発明によれば、同構成を有しない場合に比べ、第1の領域が僅少となったときにおいて未記録のデータを新たに記録するまでに要する時間をより短くすることが可能となる。
請求項7の発明によれば、残回数と同じ回数の上書きを連続して行う場合に比べ、復元できる可能性がより高い第2の領域をより早く減らすことが可能となる。
請求項8の発明によれば、残回数以下であって1回でない回数の上書きを連続して行う場合に比べ、復元できる可能性がより高い第2の領域をより早く減らすことが可能となる。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である画像出力装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の画像出力装置10は、本発明に係る画像処理装置の一例であり、本発明に係る記録制御装置の一例を含むものである。同図に示すように、本実施形態の画像出力装置10は、制御部110と、記憶部120と、操作部130と、通信部140と、画像読取部150と、画像形成部160と、ファクシミリ通信部170とを備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの演算装置やメモリを備え、あらかじめ記憶されたプログラムを実行することにより画像出力装置10の動作を制御する。また、制御部110は、本発明に係る記録制御装置の一例に相当するものであり、通信部140又は画像読取部150から画像情報を取得し、これに必要な画像処理を実行して画像形成部160又はファクシミリ通信部170に供給する。制御部110が実行する画像処理は、画像形成部160又はファクシミリ通信部170による出力に応じたものである。例えば、制御部110は、画像形成部160で出力する場合には、画像情報に色変換処理やラスタライズ処理などを実行し、ファクシミリ通信部170で出力する場合には、画像情報に圧縮処理などを実行する。
記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を備え、画像情報を一時的に記憶する。本実施形態の記憶部120は、記憶手段としてハードディスクを用いる。ハードディスクの記憶領域は、決められた容量を単位とした複数の領域に分割されている。この複数の領域のそれぞれのことを、以下では「単位領域」という。単位領域は、本実施形態においては、いわゆるセクタである。セクタの容量は、例えば、512バイトである。
操作部130は、ボタン等の操作子を備え、使用者の操作を受け付ける。操作部130は、使用者の操作を受け付けると、受け付けた操作に応じた操作情報を制御部110に供給する。なお、操作部130は、タッチパネルを有する表示装置を備え、これにより使用者の操作を受け付ける構成であってもよい。
通信部140及び画像読取部150は、いずれも、画像情報を入力する手段である。通信部140は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークに接続し、ネットワークに接続された他の通信端末から画像情報を取得する。画像読取部150は、原稿たる画像を光学的に読み取るスキャナを備え、画像の読み取り結果である画像情報を生成する。
画像形成部160及びファクシミリ通信部170は、いずれも、画像情報を出力する手段である。画像形成部160は、制御部110を介して画像情報を取得し、トナーやインク等の色材を用いて画像情報に応じた画像を用紙に形成する。ファクシミリ通信部170は、公衆交換電話網等のネットワークに接続し、原稿の送信先たる他の通信端末に画像情報を送信する。なお、通信部140とファクシミリ通信部170とが接続するネットワークは、同一のものであってもよいし、互いに異なるものであってもよい。
画像出力装置10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、画像出力装置10は、通信部140又は画像読取部150により画像情報を取得し、これを画像形成部160又はファクシミリ通信部170を介して出力する。画像出力装置10は、取得した画像情報を一旦記憶部120に記録し、出力を終えた画像情報を記憶部120から消去する。このときの画像出力装置10の動作は、以下のとおりである。
画像出力装置10の制御部110は、画像情報を取得すると、記憶部120のハードディスクに空き領域、すなわち画像情報を記録可能な領域があるか検索する。制御部110は、空き領域がある場合、その領域に画像情報を記録し、空き領域がない場合、画像情報を記録可能なだけの空き領域が生じるまで記憶部120への記録を待機する。なお、画像情報が複数のセクタを占める場合、この複数のセクタは、ハードディスクにおいて連続するセクタである必要はない。制御部110は、記録された画像情報を画像形成部160又はファクシミリ通信部170に供給し、画像形成部160又はファクシミリ通信部170が出力を行うと、当該画像情報に関する出力が終了したことを示す情報を取得する。制御部110は、この情報を取得すると、当該画像情報を消去するための処理を実行する。この処理は、記憶部120への画像情報の読み出しや書き込みが行われない、いわゆるアイドル時において実行される。
画像情報を消去する際、画像出力装置10は、画像情報が記録された記憶領域に複数回の上書きを行い、画像情報の復元を困難にしている。本実施形態においては、画像出力装置10は、画像情報が記録された記憶領域に3回の上書きを行うことで所期の安全レベルを満たすこととしている。なお、ここにおいて「上書き」とは、画像情報が記録された記憶領域に対して、その記録された画像情報と異なる情報を書き込むことをいう。上書きのために用いる情報は、「0」などの一定の値であってもよいし、一定でないランダムな値であってもよいが、本実施形態においては、記憶領域に一定の値を一様に書き込むこととする。
制御部110は、上述したように、画像情報を消去する処理をアイドル時に実行する。制御部110は、ある記憶領域に3回の上書きを行う場合に、この3回の上書きを連続して実行する場合もあるし、そうでない場合もある。そのため、制御部110は、ある画像情報について出力を終えたときに、その画像情報が記録された記憶領域に対して上書きの残り回数(以下「残回数」という。)を設定する。すなわち、残回数は、あらかじめ決められた回数を示す初期値から上書きの実行回数を減じた差分である。本実施形態の場合、残回数は、上書きが1回も行われていない記録済の領域について「3」であり、上書きが1回行われる毎にその値を「1」ずつ減少させるものである。残回数は、制御部110のメモリに記憶されてもよいし、記憶部120のうちの画像情報を記憶する記憶領域と異なる記憶領域に記憶されてもよい。
本実施形態の画像出力装置10は、以下に示す2通りの上書きを行い得る。第1の動作例は、決められた1つの上書き処理を繰り返し実行するものであり、第2の動作例は、2つの上書き処理のいずれかを選択して実行するものである。以下、フローチャートを参照してそれぞれの動作例を説明する。
(1)動作例1
図2は、本動作例において画像出力装置10が実行する処理を示すフローチャートである。この処理は、アイドル時に実行されるループ処理であり、画像情報の読み出しや書き込みが割り込み処理として発生するまで繰り返される。同図に示すように、制御部110は、記憶部120の記憶領域の全体を検索し、設定された残回数が「1」以上、すなわち、出力を終え、かつ、決められた回数(3回)の上書きが行われていない記憶領域があるか否かを判断する(ステップSa1)。制御部110は、このような記憶領域が存在しない場合には(ステップSa1:NO)、このような記憶領域が生じるまで同じ判断を繰り返す。
設定された残回数が「1」以上の記憶領域がある場合(ステップSa1:YES)、制御部110は、該当する記憶領域のうち残回数が最大の領域を特定する(ステップSa2)。制御部110は、かかる記憶領域が複数ある場合には、複数の記憶領域からいずれかを特定する。制御部110は、このようにして特定した記憶領域に上書きを1回行う(ステップSa3)。
制御部110は、上書きを行ったら、上書きした記憶領域に設定された残回数の値をデクリメントする(ステップSa4)。この場合、上書きの回数は1回であるため、制御部110は残回数の値を「1」減少させる。続いて制御部110は、残回数をデクリメントした後の値が「0」であるか否かを判断し(ステップSa5)、残回数の値が「0」であれば(ステップSa5:YES)、この記憶領域を記録可能な記憶領域と認識する(ステップSa6)。この記憶領域のことを、以下では「記録可能領域」という。
制御部110は、以上のように上書き処理を行い、新たに画像情報を取得すると、この上書き処理により生じた記録可能領域や未記録の記憶領域に新たな画像情報を書き込んでいく。
画像出力装置10は、本動作例に従うと、残回数がより多い記憶領域のデータを優先して上書きを行う。例えば、残回数が「3」である記憶領域と「1」である記憶領域とが混在する場合、制御部110は、残回数が「3」である記憶領域に優先的に上書きを行う。すなわち、画像出力装置10は、本動作例に従うと、上書きが1回も行われていない記憶領域や、上書き回数がより少ない記憶領域がなるべく早くなくなるように上書き処理を行う。
(2)動作例2
図3は、本動作例において画像出力装置10が実行する処理を示すフローチャートである。本動作例と上述した動作例1との相違点は、上書き処理の態様を選択可能か否かにある。本動作例においては、動作例1の上書き処理と、これと異なる別態様の上書き処理とが選択的に実行される。そこで、本動作例の説明においては、動作例1の上書き処理と共通する動作の説明を適宜省略する。
本動作例において、まず、制御部110は、動作例1と同様に、設定された残回数が「1」以上の記憶領域があるか否かを判断する(ステップSb1)。次に、制御部110は、記憶部120の空き容量が決められた容量以下であるか否かを判断する(ステップSb2)。ここにおいて、決められた容量、すなわち判断の基準となる閾値は、任意であるが、例えば、ハードディスク全体の記憶容量の5〜10%程度である。制御部110は、記憶部120の空き容量が決められた容量より多い場合(ステップSb2:NO)、上述した動作例1と同様の上書き処理(ステップSb3〜Sb7)を第1の上書き処理として実行する。一方、記憶部120の空き容量が決められた容量以下である場合(ステップSb2:YES)、制御部110は、実行する上書き処理として動作例1の場合と異なる第2の上書き処理を選択する。
空き容量が決められた容量以下である場合、制御部110は、設定された残回数が「1」以上であり、かつ、残回数が最小の記憶領域を特定する(ステップSb8)。制御部110は、かかる記憶領域が複数ある場合には、複数の記憶領域からいずれかを特定する。制御部110は、このようにして特定した記憶領域に対して、残回数と同数の上書きを行う(ステップSb9)。すなわち、特定した記憶領域の残回数が「1」であれば、1回の上書きを実行し、残回数が「2」であれば、2回の上書きを続けて実行する。そして、制御部110は、上書きを行った記憶領域の残回数を、実行した上書きの回数だけ減少させる(ステップSb10)。
この場合、上書きの実行回数と残回数とが同数であるため、上書きを行った記憶領域の残回数は、「0」となる。そのため、制御部110は、ステップSb6のような判断を行わずに、この記憶領域を記録可能領域に変更する(ステップSb7)。
画像出力装置10は、本動作例に従うと、記憶部120の空き容量が決められた容量以下となった場合に、残回数がより少ない記憶領域のデータを優先して第2の上書き処理を実行する。かかる場合において、制御部110は、残回数と同じ回数の上書きを連続して行い、記憶領域を記録可能領域にする。画像出力装置10は、本動作例に従うと、空き容量に比較的余裕がある場合には、動作例1と同様の第1の上書き処理を行う一方、空き容量が比較的僅少となった場合には、なるべく早く記録可能領域、すなわち空き領域を増加させ、空き容量が増加するように第2の上書き処理を行う。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限らず、その他の形態でも実施し得る。本発明に対しては、例えば、以下のような変形を適用することが可能である。なお、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
上述した実施形態において、第1の上書き処理は、特定した記憶領域に1回の上書きを行うものであったが、特定した記憶領域に複数回ずつの上書きを行ってもよい。例えば、所期の安全レベルを満たすためにより多くの上書きが必要とされる場合においては、特定した記憶領域に連続して2回の上書きを行うなどしてもよい。要するに、本発明の第1の上書き処理においては、残回数以下の回数の上書きが一度に連続して行われてもよい。
(2)変形例2
上述したとおり、上書きのために用いる情報は、任意である。ゆえに、上書き用の情報は、残回数に応じて異なるものとしてもよい。
本発明において、残回数が「1」である記憶領域に上書きを行う場合、すなわち記録可能領域とする前の最後の上書きを行う場合に、上書き用の情報として通信部140又は画像読取部150により取得される画像情報を用いてもよい。この画像情報は、未記録の画像情報であり、その記憶領域に記録されていた画像情報とは異なる画像情報である。すなわち、本変形例は、画像情報を記録済みの記憶領域に最後の上書きを行う場合に、上書きのための専用のデータを用いることに代えて、新たに取得した未記録の画像情報を用いるものである。
本変形例の構成と上述した実施形態の構成とを比較すると、本変形例の構成の場合は、ある記憶領域に第1の画像情報を記録してから当該第1の画像情報と異なる第2の画像情報を記録するまでに当該記憶領域にアクセスする回数が、実施形態の場合よりも1回少なくなる。しかしながら、第1の画像情報が記録された記憶領域には、第1の画像情報と異なる情報が所定の回数書き込まれており、所期の安全レベルは満たされる。
なお、本変形例は、第1及び第2の上書き処理のいずれに適用してもよい。
(3)変形例3
上述した第2動作例において、第1の上書き処理と第2の上書き処理のいずれを実行するかを選択する判断基準は、記憶部120の空き容量でなくてもよい。例えば、使用者が操作部130を操作することにより第1又は第2の上書き処理が選択されるようにしてもよいし、画像情報と対応付けて取得される情報により第1又は第2の上書き処理が選択されるようにしてもよい。
画像情報が通信端末から送信される構成において、通信端末の使用者が認証等により特定できる場合、使用者やその属性(権限等)を特定する情報を画像情報と対応付けて取得するようにしてもよい。例えば、ある使用者と、当該使用者よりも重要度の高い書類を取り扱うことが多い他の使用者とがいる場合において、当該使用者と他の使用者とを区別し、前者から取得された画像情報には第1の上書き処理を実行し、後者から取得された画像情報には第2の上書き処理を実行するようにしてもよい。また、前者の画像情報が記録された記憶領域と後者の画像情報が記録された記憶領域の残回数が同じである場合に、いずれの記憶領域を先に上書きするかを、使用者やその属性を特定する情報に応じて決定したり、データが書き込まれた時間(時刻)に応じて決定したりする構成を付加してもよい。なお、先に上書きする記憶領域をデータが書き込まれた時間に応じて決定する場合には、記憶領域にデータを書き込んだ時間を特定するための手段が必要となる。この場合、記録されているデータが書き込まれた時間(時刻)がより古い記憶領域を優先して上書きを行うのが望ましい。
また、画像情報に対応付けられる情報は、当該画像情報の重要度を表す情報などであってもよい。
(4)変形例4
上述したステップSb8の特定において、特定対象である記憶領域が複数ある場合には、これらの記憶領域が占めるセクタの数(又は画像情報の記憶容量)を特定し、セクタの数が少ない(又は画像情報の記憶容量が小さい)記憶領域を優先して上書きを行ってもよい。このような構成とした場合、複数存在する特定対象の記憶領域のうちの上書き処理がより早く終了する記憶領域が優先される。
また、特定対象である記憶領域が複数ある場合において、現在記録されているデータが書き込まれた時間(時刻)がより古い記憶領域、すなわちより過去に記録されたデータが残っている記憶領域を特定し、特定した記憶領域を優先して上書きを行ってもよい。このような構成とした場合、読み出される可能性が高い状態にある時間がより長い記憶領域が優先される。なお、このような構成を実現するためには、記憶領域にデータを書き込んだ時間を特定するための手段が必要となる。
(5)変形例5
上述した第1の上書き処理は、復元できる可能性がより高い記憶領域をなるべく早く減らすように上書きを行うものであり、第2の上書き処理は、空き領域をなるべく早く確保するように上書きを行うものであるといえる。換言すれば、第1の上書き処理を行う場合においては、第2の上書き処理を行う場合に比べ、所期の安全レベルを満たす記憶領域の数は少なくなるが、ハードディスク全体としての安全レベルは高くなり、第2の上書き処理を行う場合においては、第1の上書き処理を行う場合に比べ、所期の安全レベルを満たす記憶領域の数は多くなるものの、復元できる可能性がより高い記憶領域が上書きされずに残り続ける。
また、上書きが1回も行われていない記憶領域は、その他の記憶領域に比べ、復元の可能性が格段に高いといえる。
以上の点にかんがみ、第1の上書き処理と第2の上書き処理とを選択的に実行する場合においては、上書きが1回も行われていない記録済みの記憶領域があるとき、すなわち残回数が初期値のままである記憶領域があるときには、この領域を優先して第1の上書き処理を実行するようにしてもよい。すなわち、本変形例は、残回数が初期値のままである記憶領域がある場合に、当該記憶領域に対して第1の上書き処理を優先的かつ選択的に実行するものである。
(6)変形例6
上述した第2の上書き処理は、アイドル時に限らず実行可能である。例えば、記憶部120に空き領域が全くない場合において、ある容量の画像情報を記録しようとするとき、当該画像情報を記録できるだけの空き領域が確保されるまで第2の上書き処理を繰り返し実行するようにしてもよい。
(7)変形例7
本発明における単位領域は、セクタである必要はない。すなわち、記憶領域をセクタと異なる領域に区分し、区分された領域に対して画像情報等のデータを書き込む構成であってもよい。また、単位領域は、それぞれが同一の記憶容量でなくてもよい。
(8)変形例8
本発明における記憶手段に該当するのは、上述したハードディスクのように、あるデータを上書きするように他のデータを書き込んだ場合に、先に書き込まれたデータが復元可能な記録媒体である。本発明における記憶手段は、このような記録媒体であれば、ハードディスクに限定されない。
(9)変形例9
本発明は、上述した実施形態の画像出力装置10以外の電子機器にも適用可能である。例えば、画像情報を取得する構成は、通信部140又は画像読取部150の一方のみであってもよいし、これと異なるものであってもよい。例えば、ファクシミリ通信部170を画像を取得する手段として用い、ファクシミリ通信によって画像情報を取得してもよい。また、画像情報を出力する構成についても、画像形成部160又はファクシミリ通信部170の一方のみであってもよいし、これと異なるものであってもよい。画像情報を出力する構成は、取得した画像情報に応じた何らかの処理を実行するものであれば、その具体的構成を特に問わない。
また、本発明において、記憶手段への記録対象とするデータは、画像情報に限らない。例えば、音声を表すデータや、動画を表すデータであってもよい。
また、本発明は、上述した制御部110が実現する機能をコンピュータに実行させるプログラムとしても特定され得る。さらに、本発明に係るプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体としても提供可能であり、また、インターネット等のネットワークを介して所定のサーバ装置から画像出力装置にダウンロードされ、これをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供され得る。
また、本発明が実現する機能は、オペレーティングシステムの機能(ファイルシステム)であってもよいし、より上位又は下位のソフトウェアの機能であってもよい。
本発明の一実施形態である画像出力装置の構成を示すブロック図である。 画像出力装置が実行する処理を示すフローチャートである。 画像出力装置が実行する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…画像出力装置、110…制御部、120…記憶部、130…操作部、140…通信部、150…画像読取部、160…画像形成部、170…ファクシミリ通信部

Claims (13)

  1. データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、
    前記選択手段は、前記記憶手段の前記第1の領域がある量以下である場合に、前記第2の上書き手段を選択する
    ことを特徴とする記録制御装置。
  2. データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、
    前記選択手段は、使用者の操作又は前記第2の領域に記録されたデータに対応付けられた情報に応じて前記第1又は第2の上書き手段を選択する
    ことを特徴とする記録制御装置。
  3. データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、
    前記領域は、複数の単位領域を含み、
    前記第2の上書き手段は、前記第2の領域に複数の前記データが記録されている場合に、当該複数のデータのうち前記単位領域を用いる数がより少ないデータが記録された領域を優先して上書きを行う
    ことを特徴とする記録制御装置。
  4. データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段とを備え、
    前記残回数が前記決められた数である前記第2の領域がある場合に、
    前記選択手段は、前記第1の上書き手段を選択し、
    前記第1の上書き手段は、当該第2の領域に上書きを行う
    ことを特徴とする記録制御装置。
  5. 前記第1又は第2の上書き手段は、
    前記第2の領域に、その残回数から1を減じた回数の上書きを前記上書き用データにより行った後に、1回の上書きを、前記上書き用データに代えて前記取得手段により取得された未記録のデータにより行う
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録制御装置。
  6. 前記第2の上書き手段は、
    前記第2の領域に、その残回数から1を減じた回数の上書きを上書き用データにより行った後に、1回の上書きを前記取得手段により取得された未記録のデータにより行う
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の記録制御装置。
  7. 前記第1の上書き手段は、
    前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域を優先して当該第2の領域にその残回数未満の回数の上書きを連続して行う
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録制御装置。
  8. 前記第1の上書き手段は、
    前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域を優先して当該第2の領域に1回の上書きを行う
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録制御装置。
  9. 前記データが画像を表す画像情報である請求項1ないし8のいずれかに記載の記録制御装置と、
    前記記録手段により記録された画像情報に応じた処理を実行する実行手段とを備え、
    前記第1又は第2の上書き手段は、前記実行手段により処理が実行された画像情報が記録され前記第2の領域に当該画像情報と異なるデータで上書きを行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  10. コンピュータを、
    データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、
    前記選択手段は、前記記憶手段の前記第1の領域がある量以下である場合に、前記第2の上書き手段を選択する
    ことを特徴とするプログラム。
  11. コンピュータを、
    データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、
    前記選択手段は、使用者の操作又は前記第2の領域に記録されたデータに対応付けられた情報に応じて前記第1又は第2の上書き手段を選択する
    ことを特徴とするプログラム。
  12. コンピュータを、
    データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、
    前記領域は、複数の単位領域を含み、
    前記第2の上書き手段は、前記第2の領域に複数の前記データが記録されている場合に、当該複数のデータのうち前記単位領域を用いる数がより少ないデータが記録された前記第2の領域を優先して上書きを行う
    ことを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータを、
    データを取得する取得手段と、
    磁気記録媒体である記憶手段の領域のうち、前記取得手段が取得したデータが記憶されている領域に対して決められた回数の上書きを行った領域を第1の領域と認識する認識手段と、
    前記記憶手段の領域について、前記決められた回数と上書きが行われた回数との差である残回数を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得されたデータを前記認識手段が認識した前記第1の領域に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記領域である第2の領域に当該データと異なる上書き用データで上書きを行う第1の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより多い前記第2の領域に優先して上書きを行う第1の上書き手段と、
    前記記録手段により記録されたデータのうち出力を終えたデータが記録され、かつ、決められた回数の上書きが行われていない前記第2の領域に上書きを行う第2の上書き手段であって、前記特定手段により特定された残回数がより少ない前記第2の領域を優先して当該第2の領域に記録されたデータと異なる上書き用データでその残回数と同じ回数の上書きを連続して行う第2の上書き手段と、
    上書きを行う場合の上書き手段として前記第1又は第2の上書き手段を選択する選択手段として機能させ、
    前記残回数が前記決められた数である前記第2の領域がある場合に、
    前記選択手段は、前記第1の上書き手段を選択し、
    前記第1の上書き手段は、当該第2の領域に上書きを行う
    ことを特徴とするプログラム。
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