JP4654650B2 - 無線伝送システム、無線伝送装置及びそれに用いる無線伝送方法 - Google Patents

無線伝送システム、無線伝送装置及びそれに用いる無線伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は無線伝送システム、無線伝送装置及びそれに用いる無線伝送方法に関し、特に複数の独立したLAN(Local Area Network)回線を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、対向局で再度複数の独立したLAN回線に分離して出力する無線伝送装置に関する。
近年、オフィスや学校、自治体等においては、LAN網を構築することによるネットワーク化が急速に進んでおり、ネットワークの高速化、大容量化が進んでいる。それに伴い、従来、限られた範囲内で構築されることの多かったネットワークを、近傍のビル間や遠隔地点間で専用LAN回線を用いて相互に接続する要求が高まっている。
物理的に離れた2地点間で専用LAN回線を構築する方法としては、光ファイバを主とする有線伝送路を施設する方法や、無線伝送路を介して1対1で信号伝送を行う無線伝送装置を用いる方法等がある。無線伝送装置を用いることで2地点間の地理的な制約を比較的受けずに、容易にネットワークを構築することが可能となる。一方、無線伝送装置を用いると、有線伝送路と比較して最大伝送容量が少ない場合が多く、限られた伝送容量を効率良く利用することが望まれている。
専用LAN回線は、ネットワークの用途や構成機器によって扱うLAN信号のフレームフォーマットやプロトコルがさまざまであり、LAN回線毎に一定の帯域保証を求められる場合が多い。また、複数のLAN回線を一つの伝送路に収容する場合には、セキュリティの観点から各LAN回線の独立性を保つことが求められる。
このような要求を満たすため、予めLAN回線毎に固定帯域を確保することで、回線の独立性と一定の帯域保証を行う方法が一般的であるが、LAN信号はバースト的に発生するフレーム単位のデータ信号を扱うため、予め各回線毎に固定帯域を割り当てる方法では、各LAN回線で発生した余剰帯域分を他のLAN回線で使用することができず、帯域を効率的に利用できないという問題がある。
また、LAN回線毎に帯域制限を行う方法としては、受信したLAN信号に含まれる識別情報[IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers) 802.3で標準化されたMAC(Media Access Control)アドレス]に基づいて、受信したLAN信号に対して予めMACアドレス毎に対応付けたIEEE 802.3で標準化されたVLAN(Virtual Local Area Network)タグを付加し、VLANタグ情報に基づいて通過するLAN信号の帯域制限を実施する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−258830
しかしながら、上記の特許文献1に記載の方法では、予め各LAN回線に接続する機器のMACアドレスと、付加するVLANタグとを関連付ける必要があり、接続する機器を変更する毎に設定を変更する必要がある等、保守・運用面において制約がある。
また、上記の方法では、受信したLAN信号のデータからMACアドレスを解析する回路と、受信したMACアドレスとVLANタグとを関連付けするための回路とが必要となり、回路構成が煩雑となってしまう。
さらに、上記の方法では、受信したLAN回線に基づき、LAN回線を識別するVLANタグを付加する方法も考えられるが、受信したLAN信号にVLANタグを付加する方法では、受信したLAN信号のフレームフォーマットがIEEE 802.3に準拠していることが必要となり、独自のプロトコルによって処理を行うようなネットワーク機器を介したLAN信号には適用することができないという問題がある。
一般的なLAN回線では、回線使用率が常に高い状態に保たれて運用されることは少ない。複数の独立したLAN回線を1つの無線伝送路に収容する無線伝送装置では、無線伝送路上にLAN回線毎の固定帯域を予め確保することで、LAN回線毎にある一定の伝送容量を常に保つことが可能であるが、回線使用率の低いLAN回線の余剰帯域分を他のLAN回線で使用することができないため、特定のLAN回線で一時的に固定帯域を上回るLAN信号を受信した場合に、許容伝送容量を超えたLAN信号の欠落や伝送遅延時間の増加を招く一因となっている。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、無線伝送路上に予めLAN回線毎に固定帯域を割り当てることなく、互いに信号が混ざり合うことのない複数の独立したLAN回線を一つの無線伝送路に収容することができる無線伝送システム、無線伝送装置及びそれに用いる無線伝送方法を提供することにある。
本発明による無線伝送システムは、複数の独立した有線伝送路を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、前記対向局で前記1つの無線伝送路に収容された複数の有線伝送路を再度複数の独立した有線伝送路に分離して出力する無線伝送装置を含む無線伝送システムであって、
前記有線伝送路からフレーム単位で受信した受信信号を前記フレームの先頭と末尾とを検出することによって検出し、検出された前記受信信号に対して前記フレーム毎に受信したポートを識別するためのポート情報を付加して対向局に伝送する送信手段と、前記対向局から前記1つの無線伝送路を介して受信した受信信号を当該受信信号に付加されたポート情報を基に前記フレーム単位でポートへの振り分けを行う受信手段とを前記無線伝送装置に備え、
前記受信信号各々を互いに分離して他のポートへの出力を抑止し、
前記複数の有線伝送路から受信した受信信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合のみ、各有線伝送路が前記無線伝送路に送出可能なデータ量に制限を行い、
前記ポート毎に受信フレームバッファを備え、全てのポートのバッファ書込み完了時の順序を保持して書込み完了順に前記無線伝送路に優先的に送出する
本発明による無線伝送装置は、複数の独立した有線伝送路を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、前記対向局で前記1つの無線伝送路に収容された複数の有線伝送路を再度複数の独立した有線伝送路に分離して出力する無線伝送装置であって、
前記有線伝送路からフレーム単位で受信した受信信号を前記フレームの先頭と末尾とを検出することによって検出し、検出された前記受信信号に対して前記フレーム毎に受信したポートを識別するためのポート情報を付加して対向局に伝送する送信手段と、前記対向局から前記1つの無線伝送路を介して受信した受信信号を当該受信信号に付加されたポート情報を基に前記フレーム単位でポートへの振り分けを行う受信手段とを備え、
前記受信信号各々を互いに分離して他のポートへの出力を抑止し、
前記複数の有線伝送路から受信した受信信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合のみ、各有線伝送路が前記無線伝送路に送出可能なデータ量に制限を行い、
前記ポート毎に受信フレームバッファを備え、全てのポートのバッファ書込み完了時の順序を保持して書込み完了順に前記無線伝送路に優先的に送出する
本発明による無線伝送方法は、複数の独立した有線伝送路を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、前記対向局で前記1つの無線伝送路に収容された複数の有線伝送路を再度複数の独立した有線伝送路に分離して出力する無線伝送装置を含む無線伝送システムに用いられる無線伝送方法であって、前記無線伝送装置側に、前記有線伝送路からフレーム単位で受信した受信信号を前記フレームの先頭と末尾とを検出することによって検出し、検出された前記受信信号に対して前記フレーム毎に受信したポートを識別するためのポート情報を付加して対向局に伝送する第1の処理と、前記対向局から前記1つの無線伝送路を介して受信した受信信号を当該受信信号に付加されたポート情報を基に前記フレーム単位でポートへの振り分けを行う第2の処理とを備え、前記受信信号各々を互いに分離して他のポートへの出力を抑止し、
前記複数の有線伝送路から受信した受信信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合のみ、各有線伝送路が前記無線伝送路に送出可能なデータ量に制限を行い、
前記ポート毎に受信フレームバッファを備え、全てのポートのバッファ書込み完了時の順序を保持して書込み完了順に前記無線伝送路に優先的に送出する
すなわち、本発明の無線伝送装置は、N(Nは2以上の整数)本の有線伝送路からLAN(Local Area Network)信号を受信するためのポートを備え、各ポートから受信したLAN信号を1つの無線伝送路を介して1対1で対向局へ送出し、対向局で再度N本の有線伝送路へ分離出力する無線伝送装置に関する。
本発明の無線伝送装置では、各ポートを介してフレーム単位で受信したLAN信号に受信ポートを識別するためのポート情報を付加し、当該LAN信号を各ポートが共用する1つの無線伝送路を用いてフレーム単位で時分割に多重して対向局へ送出する機能と、対向局から受信した信号から対向局で付加されたポート情報を解析し、ポート情報に基づいてLAN信号を各ポートに分岐して出力する機能とを備えている。
その際、本発明の無線伝送装置では、各ポートからフレーム単位で受信したLAN信号の先頭と末尾とを検出する機能を備え、受信したLAN信号のフレームフォーマットやプロトコルの解析を実施せずに、無線伝送路を介して伝送するために必要な情報を、新たにLAN信号に付加して対向局へ送出している。
さらに、本発明の無線伝送装置では、トラフィックが輻輳した場合に備えて予め各ポートが一定時間当たりに占有可能な無線帯域の上限を定めておき、各ポートから受信したLAN信号の総データ量が無線伝送容量を超える場合に、各ポートに対して自動的に帯域制限を行う機能を備えている。
これによって、本発明の無線伝送装置では、複数の独立したLAN回線を1つの無線伝送路に収容する無線伝送装置において、予めLAN回線毎に独立した信号帯域を無線伝送路上に確保することなく、各々のLAN回線の独立性を保つことが可能となる。
また、本発明の無線伝送装置では、各LAN回線のフレームフォーマットやプロトコルに依存せずに、複数のLAN回線を1つの無線伝送路に収容することが可能となる。
さらに、本発明の無線伝送装置では、各LAN回線のデータ量に応じて動的に信号帯域を分配することが可能なほか、トラフィック輻輳時に各LAN回線に最低限の帯域保証を行うことが可能となる。
よって、本発明の無線伝送装置では、受信したポートを識別するための情報と無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出信号とを、無線伝送路へ送出するLAN信号にフレーム単位で付加する回路を送信側に設け、無線区間での信号誤りを検出する回路と、信号誤りのない受信信号から送信局で付加したポートの情報を抽出してLAN信号をポート毎に振り分ける回路とを受信側に設けることによって、対向する定められたポート間のみで、信号の送受信が可能な複数の独立したLAN回線を一つの無線伝送路に収容することが可能となる。
また、本発明の無線伝送装置では、有線伝送路からフレーム単位で受信したLAN信号をポート毎に一時的に蓄積する回路と、すべてのポートで受信したLAN信号の受信完了順序を把握し、受信完了順序にしたがってLAN信号を優先的に無線伝送路に送出する回路とを備えることで、時々刻々と変化する各ポートのデータ量に応じて、無線伝送路の信号帯域を柔軟に割り当てることが可能となる。
さらに、本発明の無線伝送装置では、予め定められた一定時間毎に受信フレームバッファから読出すデータ量を積算する回路と、一定時間中に各ポートから同時に受信したLAN信号の総データ量が無線伝送容量を越えたことを検出する回路と、無線伝送路に送出するデータ量を統計的に一定量に制御する回路とを備え、一定時間中に各ポートから同時に受信したLAN信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合にのみ、ポート単位で無線伝送路へ送出可能なデータ量に制限を設けることで、トラフィックが輻輳したことを検出して自動的に各ポートに帯域制限を行うとともに、最低限の帯域保証を行うことが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、無線伝送路上に予めLAN回線毎に固定帯域を割り当てることなく、互いに信号が混ざり合うことのない複数の独立したLAN回線を一つの無線伝送路に収容することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線伝送システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による無線伝送システムは2つの有線伝送路101a,102a,101b,102bから受信したLAN(Local Area Network)信号を1つの無線伝送路400を介して1対1で対向局に送出し、対向局で再度2つの有線伝送路101b,102b,101a,102aへ分離した後に出力する無線伝送装置1a,1bが無線伝送路400を介して対向するように配置して構成されている。
無線伝送装置1aと無線伝送装置1bとは同じ構成となっており、それぞれLANポート11a,12a,11b,12bと、無線送信側回路13a,13bと、無線受信側回路14a,14bと、無線送受信回路15a,15bと、アンテナ16a,16bとから構成されている。
上記の構成において、無線伝送装置1aの無線送信側回路13aと無線伝送装置1bの無線送信側回路13bとは同一の構成をとり、無線伝送装置1bの無線受信側回路14bと無線伝送装置1aの無線受信側回路14aとは同一の構成をとっている。
図2は図1の無線送信側回路13a,13bの構成例を示すブロック図である。図2においては、無線送信側回路13a,13bを無線送信側回路13として図示しており、無線送信側回路13a,13bの構成はこの無線送信側回路13と同様である。
すなわち、無線送信側回路13は受信フレームバッファ131,132と、基準時間カウンタ133と、帯域制御回路134,135と、送信順序決定回路136と、輻輳判定回路137と、ポート情報付加回路138とから構成されている。
図3は図1の無線受信側回路14a,14bの構成例を示すブロック図である。図3においては、無線受信側回路14a,14bを無線受信側回路14として図示しており、無線受信側回路14a,14bの構成はこの無線受信側回路14と同様である。すなわち、無線受信側回路14は送信フレームバッファ141,142と、ポート情報解析回路143とから構成されている。
これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による無線伝送システムの動作について説明する。受信フレームバッファ131,132は有線伝送路211,212からLANポート11a,12a,11b,12bを介してフレーム単位で受信した受信LAN信号211,212を受信した順序を保って一時的に格納する。同時に、受信フレームバッファ131,132はバッファ内に格納されているLAN信号の総データ量を示すバッファ容量モニタ信号223,224を後述する輻輳判定回路137へ通知する。
また、受信フレームバッファ131,132は後述する読出し制御信号219,220を検出すると、格納したLAN信号を受信した順序にしたがってフレーム単位で後述するポート情報付加回路138へ出力する。
ポート情報付加回路138は後述する送信順序決定回路136に選択要求信号218を出力して読出しを行うポートを示すポート選択信号218を取得する。また、ポート情報付加回路138はポート選択信号218にしたがって受信フレームバッファ131,132のいずれか一方に対してフレーム単位でLAN信号を読出すための読出し制御信号219,220を送出し、受信フレームバッファ131,132から読出しLAN信号221,222を受信してフレームの先頭と末尾とを検出する。
さらに、ポート情報付加回路138は読出しLAN信号221,222に受信ポートを識別するためのポート情報と、無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出情報とを付加し、フレーム単位で送信カプセル化LAN信号213を生成し、無線送受信回路15a及び無線伝送路400を介して無線伝送装置1bへ出力する。フレーム単位で送信カプセル化LAN信号213の送出が完了すると、再び送信順序決定回路316に選択要求信号217を出力する。
無線伝送装置1bのポート情報解析回路143は無線伝送路400及び無線送受信回路15bを介して無線伝送装置1aから受信カプセル化LAN信号213をフレーム単位で受信して誤り検出を行い、信号誤りを検出した場合にはフレーム単位で破棄を行う。
ポート情報解析回路143は受信したデータ信号列に誤りがない場合に、無線伝送装置1aのポート情報付加回路138で付加されたポート情報を抽出するとともに、ポート情報及び誤り検出情報を削除し、抽出したポート情報にしたがって送出するポートを決定し、送信フレームバッファ141,142へフレーム単位で送信バッファ書込み信号414,415を出力する。
送信フレームバッファ141,142は受信した送信バッファ書込み信号414,415を一時的に格納した後、受信した順序にしたがってLANポート11b,12bを介して有線伝送路101b,102bへ送信LAN信号311b,312bを出力する。
輻輳判定回路137は受信フレームバッファ131,132から受信したバッファ容量モニタ信号223,224を監視し、2つの受信フレームバッファ131,132のいずれにもデータが格納されており、かつ格納されたデータ量の総和が予め定められた閾値を越えた場合にはトラフィックの輻輳が発生したものと判定し、トラフィック輻輳信号225を生成して帯域制御回路134,135へ出力する。尚、閾値は予め定められた一定時間の間に無線伝送路400で伝送可能な最大容量を基に定める。
基準時間カウンタ133は予め定められた一定の時間毎に基準時間信号214を生成し、後述する帯域制御回路134,135へ出力する。帯域制御回路134,135は基準時間信号214と、読出しデータ信号221,222と、トラフィック輻輳信号225とを監視し、トラフィック輻輳時に受信フレームバッファ131,132からのデータ読出し量に制限を行うための帯域制限信号215,216を生成するものである。
図4は図2の帯域制御回路134の構成例を示すブロック図である。図4において、帯域制御回路134はオーバフローカウンタ1341と、積算カウンタ1342と、帯域制限回路1343とから構成されている。尚、帯域制御回路135は上記の帯域制御回路134と同様の構成となっている。
積算カウンタ1342は図2の受信フレームバッファ131から出力された読出しデータ信号221を監視し、無線伝送路400に送出されるデータ量の積算を行うカウンタであり、積算結果を積算カウンタ値502として帯域制限回路1343へ常に出力する。また、積算カウンタ1342は基準時間信号214を受信した場合、後述するオーバフローカウンタ1341からオーバフローカウンタ値501を取得し、カウンタをオーバフローカウンタ値501と等しい値に設定する。
帯域制限回路1343は積算カウンタ値502と図2の輻輳判定回路137から受信したトラフィック輻輳信号225とを監視し、トラフィック輻輳信号225を受信中に積算カウンタ値502が予め定められた閾値を超えた場合、帯域制限信号215を生成してオーバフローカウンタ1341及び図2の送信順序決定回路136へ出力する。
オーバフローカウンタ1341は帯域制限信号214を監視し、帯域制限信号214を受信中にのみ読出しデータ信号221を監視し、帯域制限を実施している間に無線伝送路400に送出されるデータ量の積算を行う。基準時間信号214を検出する毎に積算結果をオーバフローカウンタ値501として積算カウンタ1342へ出力するとともに、カウンタ値を初期化する。
図2の送信順序決定回路136は受信LAN信号211,212を監視し、受信したLAN信号の受信完了順序を記憶するとともに、記憶した受信完了順序とバッファ容量モニタ信号223,224と帯域制限信号215,216とから、無線伝送路400に送出するLAN信号を読出すポートの判定を行い、ポート選択信号218を出力する。
図5は図2の送信順序決定回路136の構成例を示すブロック図である。図5において、送信順序決定回路136は受信完了検出回路1361,1362と、順序生成回路1363と、受信順序保持メモリ1364,1365と、読出しポート判定回路1366とから構成されている。
受信完了検出回路1361,1362はフレーム単位で受信した受信LAN信号211,212を監視し、フレームの末尾を検出することで受信完了を判定し、受信完了信号511,512を生成して順序生成回路1363へ出力する。
順序生成回路1363は受信完了信号511,512を検出する度に受信した順序を識別するための順序情報513,514を生成し、受信順序保持メモリ1364,1365へ出力する。
受信順序保持メモリ1364,1365は順序生成回路1363が生成した順序情報513,514をポート毎に保持するメモリであり、順序情報513,514を受信順序を保って記憶し、最も先に記憶した順序情報から順番に比較情報515,516として後述する読出しポート判定回路1366へ出力する。
読出しポート判定回路1366は選択要求信号217を検出する度に、バッファ容量モニタ信号223,224と帯域制限信号215,216と比較情報515,516とから無線伝送路400に送出するLAN信号を読出す受信フレームバッファ131,132のいずれかを選択し、ポート選択信号218として出力する。
図6は図5の読出しポート判定回路1366の判定動作を示すフローチャートである。これら図1〜図6を参照して本発明の一実施例による無線伝送システムの動作について説明する。まず、有線伝送路102aから受信しているLAN信号がなく、有線伝送路101aのみからLAN信号を受信した場合の一連の動作について説明する。
受信フレームバッファ131は有線伝送路101aからLANポート11aを介して受信したLAN信号を受信した順序で格納し、格納したLAN信号のデータ量に基づきバッファ容量モニタ信号223を生成して輻輳判定回路137及び送信順序決定回路136に出力する。有線伝送路102aからはLAN信号を受信していないため、受信フレームバッファ132は格納されたデータがないことを示すバッファ容量モニタ信号224を生成して輻輳判定回路137及び送信順序決定回路136に出力する。
輻輳判定回路137はバッファ容量モニタ信号223,224を監視し、受信フレームバッファ132に格納されたデータが存在しないことからトラフィックの輻輳が発生していないと判定し、トラフィック輻輳信号225を出力しない。
帯域制御回路134を構成する帯域制限回路1343はトラフィック輻輳信号225を受信していないため、帯域制限信号215を出力しない。送信順序決定回路136を構成する読出しポート判定回路1366はバッファ容量モニタ信号223,224と帯域制限信号215とを受信し、LAN信号を読出す受信フレームバッファ131,132のいずれかを選択し、ポート選択信号218として出力する。
ここで、読出しポート判定回路1366がポート選択信号218を生成する過程について説明する。読出しポート判定回路1366がポート選択信号218を生成する過程は、図6に示すように、検出手順(ステップS1)、判定手順(ステップS2〜S6,S9,S10)、判定結果(ステップS7,S8)から構成されている。
判定手順(ステップS2,S4,S9)は受信フレームバッファ131,132に格納されたデータの有無を判定する過程であり、バッファ容量モニタ信号223,224を監視することで判定を実施する。判定手順(ステップS3,S5,S10)はトラフィック輻輳時に受信フレームバッファ131,132からのデータ読出しが制限されているか否かを判定する過程であり、帯域制限信号215,216を監視することで判定を実施する。
判定手順(ステップS6)は2つの受信フレームバッファ131,132双方に格納されたデータが存在する場合に、先に受信が完了しているLAN信号から優先して読出しを行うための判定手順であり、比較情報515,516を比較して先に採番された値を示すポートを基に判定を実施する。
読出しポート判定回路1366は選択要求信号217を検出する度に検出手順(ステップS1)から判定を開始し、判定手順(ステップS2〜S6,S9,S10)によって読出しを行う受信フレームバッファ131,132のいずれかを選択する旨の判定結果(ステップS7,S8)が決定され、判定結果に基づいてポート選択信号218を生成してポート情報付加回路138へ出力する。
この場合、読出しポート判定回路1366は図6に示す判定手順(ステップS2,S4)においてバッファ容量モニタ信号223,224を基に受信フレームバッファ131のみにLAN信号が格納されていることを判定し、判定手順(ステップS3)において帯域制限信号215を受信していないことを判定する。検出手順(ステップS1)において後述する選択要求信号217を検出すると、検出手順(ステップS1)及び判定手順(ステップS2〜S4)を経て判定結果(ステップS8)に至り、受信フレームバッファ131からデータを読出す旨のポート選択信号218を生成してポート情報付加回路138へ出力する。
ポート情報付加回路138は送信順序決定回路136に選択要求信号217を出力し、受信フレームバッファ131からLAN信号を読出す旨を示したポート選択信号218を取得すると、受信フレームバッファ131に読出し制御信号1219を送出し、受信フレームバッファ131からフレーム単位で読出しLAN信号221を受信する。
さらに、ポート情報付加回路138は読出しLAN信号221に対して、受信したLANポート11aを対向局で識別するためのポート情報と、フレーム毎に無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出情報とを付加して送信カプセル化LAN信号213を生成し、無線送受信回路15a、無線伝送路400を介して対向する無線伝送装置1bへ送出する。
無線伝送装置1bのポート情報解析回路143は無線伝送路400から無線送受信回路15bを介して受信カプセル化LAN信号313bを受信し、ポート情報付加回路138で付加された誤り検出情報に基づきフレーム単位で無線伝送路400における信号誤り判定を行う。
ポート情報解析回路143は無線伝送路400で信号誤りがないことを確認すると、ポート情報付加回路138で付加されたポート情報を抽出してLANポート12bを介して出力すべきLAN信号であると判定するとともに、受信カプセル化LAN信号313bからポート情報付加回路138で付加されたポート情報と誤り検出情報とを削除し、送信バッファ書込み信号314を生成し、送信フレームバッファ141及びLANポート11bを介して有線伝送路101bへ出力する。
尚、無線伝送装置1aから無線伝送装置1bへ向かう無線伝送路400において信号誤りが発生した場合には、ポート情報解析回路143が受信カプセル化LAN信号313の信号誤りを検出し、フレーム単位で破棄を行う。
上述した処理によって、有線伝送路101aのみからLAN信号を受信している場合には、有線伝送路101が無線伝送路400の信号帯域を必要に応じて占有することができ、また有線伝送路101から受信したLAN信号は対向局の有線伝送路101bのみに出力される。また、無線伝送路400において信号誤りが発生した場合にはフレーム単位でLAN信号の破棄を行うため、有線伝送路101aから受信したLAN信号が対向局の有線伝送路102bに誤って出力されることはない。
次に、図1において、有線伝送路101a,102aから継続してLAN信号を受信しているが、受信したLAN信号の総データ量が無線伝送路400の伝送容量を越えていない場合の動作について説明する。尚、有線伝送路101,102から受信したLAN信号の受信フレームバッファ131,132への書込みが完了する順序は、有線伝送路102aから受信したLAN信号よりも有線伝送路101aから受信したLAN信号の方が常に早いものとする。
受信フレームバッファ131,132は格納したLAN信号のデータ量に基づきバッファ容量モニタ信号223,224を生成し、輻輳判定回路137及び送信順序決定回路136に出力する。
輻輳判定回路137はバッファ容量モニタ信号223,224を受信し、双方の受信フレームバッファ131,132にLAN信号が格納されていることを検出するが、格納されたデータ量の総和が予め定められた閾値を越えていないため、トラフィックの輻輳が発生していないと判定し、トラフィック輻輳信号225を出力しない。
帯域制御回路134,135をそれぞれ構成する帯域制限回路1343はトラフィック輻輳信号225を受信していないため、帯域制限信号215,216を出力しない。
送信順序決定回路136を構成する受信完了検出回路1361,1362は、フレーム単位で受信した受信LAN信号211a,212aのフレームの末尾を検出して受信完了信号511,512を生成する。ここでは、有線伝送路101aから受信したLAN信号の方が有線伝送路102aから受信したLAN信号よりも早く受信が完了することを前提として説明しているため、受信完了信号511より遅れて受信完了信号512が出力される。
順序生成回路1363はまず受信完了信号511を検出して1つ目の順序情報513を生成し、次に受信完了信号512を検出して2つ目の順序情報514を生成する。
受信順序保持メモリ1364,1365は順序情報513,514を受信した順序で記憶し、最も先に記憶した順序情報513,514から順番に比較信号515,516を出力する。
送信順序決定回路136を構成する読出しポート判定回路1366は、図6に示す判定手順(ステップS2,S4)においてバッファ容量モニタ信号223,224を基に受信フレームバッファ131,132の双方にLAN信号が格納されていることを判定し、判定手順(ステップS3,S5)において帯域制限信号215,216いずれも受信していないことを判定する。
読出しポート判定回路1366は、検出手順(ステップS1)において選択要求信号217を検出すると、まずは検出手順(ステップS1)及び判定手順(ステップS2〜S5)を経て判定手順(ステップS6)に至り、判定手順(ステップS6)において比較信号515,516を比較し、比較信号515の方が先に採番された値であることを判定して判定結果(ステップS8)に至る。
また、読出しポート判定回路1366は、検出手順(ステップS1)において次の選択要求信号217を検出すると、上述した判定手順(ステップS2〜S6)を経て今度は判定手順(ステップS7)に至る。
読出しポート判定回路1366は判定結果(ステップS8,S7)にしたがって受信フレームバッファ131,132からデータを読出す旨のポート選択信号218を生成してポート情報付加回路138へ出力する。ポート情報付加回路138はポート選択信号218に基づいて受信フレームバッファ131,132からフレーム単位で読出しLAN信号221,222を受信し、受信したLANポート11a,12aを示すポート情報と、誤り検出情報とを付加して送信カプセル化LAN信号213を生成し、無線送受信回路15a、無線伝送路400を介して無線伝送装置1bへ送出する。
無線伝送装置1bのポート情報解析回路143は、無線伝送路400から無線送受信回路15bを介して受信カプセル化LAN信号213bを受信して信号に誤りがないことを検出した後に、ポート情報付加回路138で付加されたポート情報を抽出し、出力すべきLANポート11b,12bを決定し、ポート情報と誤り検出情報とを削除した後に、送信フレームバッファ141,142及びLANポート11b,12bを介して有線伝送路101b,102bへLAN信号を出力する。
これによって、本実施例では、有線伝送路101a,102a双方からLAN信号を受信し、受信しているLAN信号の総データ量が無線伝送路400の伝送容量を越えない場合に、送信順序決定回路136で検出した受信完了順序にしたがってポートを選択し、LAN信号を無線伝送路400へ送出することによって、有線伝送路101a,102a双方に対して、必要に応じた帯域を分配することが可能となる。また、有線伝送路101a,102aから受信したLAN信号は各々対向局の有線伝送路101b,102bのみに出力される。
続いて、有線伝送路101a,102a双方からLAN信号を受信し、受信したLAN信号の総データ量が無線伝送路400の伝送容量を超えた状態において、受信フレームバッファ132からのデータ読出しに制限を行う動作について説明する。
輻輳判定回路137はバッファ容量モニタ信号223,224を監視し、双方にLAN信号が格納されており、かつ格納されたデータ量の総和が予め定められた閾値を越えたことを検出して、トラフィックの輻輳が発生したと判断し、トラフィック輻輳信号225を出力する。
基準時間カウンタ133は予め定められた一定時間毎に基準時間信号214を出力しており、帯域制御回路135を構成する積算カウンタ1342は、基準時間単位で受信フレームバッファ132からフレーム単位で出力される読出しLAN信号222のデータ量の積算を行い、積算カウンタ値502を常に帯域制限回路1343へ出力する。
帯域制限回路1343は予め定められた閾値と積算カウンタ値502とを比較して、積算カウンタ値502が閾値を越えた時点で帯域制限信号216をオーバフローカウンタ1341及び送信順序決定回路136に出力する。
送信順序決定回路136を構成する読出しポート判定回路1364は、図6に示す判定手順(ステップS2,S4)においてバッファ容量モニタ信号223,224を基に受信フレームバッファ131,132双方にLAN信号が格納されていることを検出し、判定手順(ステップS5)において帯域制限信号224を検出したため、検出手順(ステップS1)及び判定手順(ステップS2〜S5)を経て判定結果(ステップS8)に至り、判定手順(ステップS6)の結果に関わらず受信フレームバッファ131からデータを読出す旨のポート選択信号218を生成する。
尚、オーバフローカウンタ1341は帯域制限信号216を検出している場合にのみ読出しLAN信号222のデータ量の積算を行い、基準時間信号214を受信する毎に積算結果をオーバフローカウンタ値501として積算カウンタ1342へ出力し、積算カウンタ1342は基準時間信号214を検出する毎にオーバフローカウンタ値501と等しいカウンタ値から積算を開始する。
これによって、本実施例では、有線伝送路101a,102a双方からLAN信号を受信し、受信したLAN信号の総データ量が無線伝送路400の伝送容量を超えた場合に、予め定められた一定時間当たりに受信フレームバッファ131,132から読出すことが可能なデータ量の上限を定めることで、各LANポート毎に無線伝送路400へ送出するデータ量の制御を行うことができる。
また、受信フレームバッファ131,132からはフレーム単位でLAN信号の読出しを行うため、オーバフローカウンタ1341が、帯域制限が実施された後に継続して読出されたデータ量を積算し、次の一定時間に送出可能なデータ量から差し引くことで、一定時間当たりの送出データ量を統計的に等しくすることが可能となる。
このように、本実施例では、各LAN回線からフレーム単位で受信したLAN信号に受信ポートの情報を付加して対向局に伝送し、対向局において付加されたポートの情報を基にLAN回線毎にフレーム単位で信号を分岐する方式をとるため、無線伝送路400上に予めLAN回線毎に固定帯域を割り当てることなく、互いに信号が混ざり合うことのない複数の独立したLAN回線を一つの無線伝送路に収容することができる。
本実施例では、無線伝送路400に送出するLAN信号にポート情報を付加した後に、さらに無線区間で誤り検出を実施するための信号をフレーム毎に付加して対向局へ伝送し、対向局において誤り検出を行った後にポートの情報を取得するため、無線伝送路400での信号誤りによって、付加したポートの情報に誤りが生じて本来出力すべきポートとは異なるポートへ誤って信号を出力するのを防止することができる。
本実施例では、無線伝送路400を予めLAN回線毎に固定帯域を割り当てることなく、各LAN回線から最も先に受信したLAN信号から優先して無線伝送路400へ送出する方式をとるため、各LAN回線のデータ量に応じて動的に帯域を分配することができる。
本実施例では、トラフィックの輻輳状態を判定する回路を設け、トラフィック輻輳状態と判定した場合にのみ、各ポート毎に予め定められた一定時間の間に無線伝送路400に送出可能なデータ量に制限を行う機能を備えるため、複数のLAN回線から同時にLAN信号を受信し、各LAN回線から受信したLAN信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合にのみ、各LAN回線に対して帯域制限を実施することができる。
本実施例では、各LAN回線から受信したLAN信号の検出をフレームの先頭位置と末尾を検出することによって実施し、LAN信号のフレームフォーマットやプロトコルの解析を実施せずに、無線区間で受信ポートの識別に必要な情報のみを新たにLAN信号に付加することで回線の独立性を確保しているため、複数の異なるフレームフォーマットやプロトコルを用いたLAN回線を一つの無線伝送路400に収容することができる。
尚、本実施例では、2つの有線伝送路101a,102a,101b,102bを備える無線伝送装置1a,1bについて示しているが、無線伝送装置1a,1bが備える有線伝送路の数は2回線とは限らず、図7〜図9に示すように、N回線を収容する構成でも良い。また、伝送する信号はLAN信号に限らず、パケット単位でバースト的に伝送を行うデータ信号列でも良い。
図7は本発明の他の実施例による無線伝送システムの構成を示すブロック図である。図7において、本発明の他の実施例による無線伝送システムはN個(Nは3以上の正の整数)の有線伝送路601a−1〜601a−N,601b−1〜601b−Nから受信したLAN信号を1つの無線伝送路400を介して1対1で対向局に送出し、対向局で再度2つの有線伝送路601b−1〜601b−N,601a−1〜601a−Nへ分離した後に出力する無線伝送装置6a,6bが無線伝送路400を介して対向するように配置して構成されている。
無線伝送装置6aはLANポート61a−1〜61a−Nと、無線送信側回路62aと、無線受信側回路63aと、無線送受信回路64aと、アンテナ65aとから構成されている。無線伝送装置6bは無線伝送装置6aと同じ構成となっている。
図8は図7の無線送信側回路62aの構成例を示すブロック図である。図8においては、無線送信側回路62aを無線送信側回路62として図示しており、無線送信側回路62aの構成はこの無線送信側回路62と同様である。
すなわち、無線送信側回路62は受信フレームバッファ621−1〜621−Nと、基準時間カウンタ622と、帯域制御回路623−1〜623−Nと、送信順序決定回路624と、輻輳判定回路625と、ポート情報付加回路626とから構成されている。
図9は図7の無線受信側回路63aの構成例を示すブロック図である。図9においては、無線受信側回路63aを無線受信側回路63として図示しており、無線受信側回路63aの構成はこの無線受信側回路63と同様である。すなわち、無線受信側回路63は送信フレームバッファ631−1〜631−Nと、ポート情報解析回路632とから構成されている。
本実施例は、図7〜図9に示すように、N回線を収容する構成とした以外は、図1〜図3に示す本発明の一実施例による無線伝送システムと同様の動作を行うので、その動作についての説明は省略する。
本発明の一実施例による無線伝送システムの構成を示すブロック図である。 図1の無線送信側回路の構成例を示すブロック図である。 図1の無線受信側回路の構成例を示すブロック図である。 図2の帯域制御回路の構成例を示すブロック図である。 図2の送信順序決定回路の構成例を示すブロック図である。 図5の読出しポート判定回路の判定動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による無線伝送システムの構成を示すブロック図である。 図7の無線送信側回路の構成例を示すブロック図である。 図7の無線受信側回路の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1a,1b,6a,6b 無線伝送装置
11a,11b,12a,12b,
61a−1〜61a−N LANポート
13,13a,13b,62a 無線送信側回路
14,14a,14b,63a 無線受信側回路
15a,15b,64a 無線送受信回路
16a,16b,65a,65b アンテナ
101a,101b,
102a,102b,
601a−1〜601a−N,
601b−1〜601b−N 有線伝送路
131,132,
621−1〜621−N 受信フレームバッファ
133,622 基準時間カウンタ
134,135,
623−1〜623−N 帯域制御回路
136,624 送信順序決定回路
137,625 輻輳判定回路
138,626 ポート情報付加回路
141,142,
631−1〜631−N 送信フレームバッファ
143,632 ポート情報解析回路
400 無線伝送路
1341 オーバフローカウンタ
1342 積算カウンタ
1343 帯域制限回路
1361,1362 受信完了検出回路
1363 順序生成回路
1364,1365 受信順序保持メモリ
1366 読出しポート判定回路

Claims (21)

  1. 複数の独立した有線伝送路を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、前記対向局で前記1つの無線伝送路に収容された複数の有線伝送路を再度複数の独立した有線伝送路に分離して出力する無線伝送装置を含む無線伝送システムであって、
    前記有線伝送路からフレーム単位で受信した受信信号を前記フレームの先頭と末尾とを検出することによって検出し、検出された前記受信信号に対して前記フレーム毎に受信したポートを識別するためのポート情報を付加して対向局に伝送する送信手段と、前記対向局から前記1つの無線伝送路を介して受信した受信信号を当該受信信号に付加されたポート情報を基に前記フレーム単位でポートへの振り分けを行う受信手段とを前記無線伝送装置に有し、
    前記受信信号各々を互いに分離して他のポートへの出力を抑止し、
    前記複数の有線伝送路から受信した受信信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合のみ、各有線伝送路が前記無線伝送路に送出可能なデータ量に制限を行い、
    前記ポート毎に受信フレームバッファを備え、全てのポートのバッファ書込み完了時の順序を保持して書込み完了順に前記無線伝送路に優先的に送出することを特徴とする無線伝送システム。
  2. 前記送信手段は、前記有線伝送路から受信した受信信号に前記ポート情報を付加した後に前記フレーム毎に誤り検出信号を付加して前記対向局に伝送する手段を含み、
    前記受信手段は、前記対向局からの受信信号に付加された誤り検出信号を基に誤り検出を実施した後に前記ポートの振り分けを行う手段を含むことを特徴とする請求項1記載の無線伝送システム。
  3. 前記複数の有線伝送路各々に対してそのデータ量に応じて帯域を動的に分配することを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線伝送システム。
  4. 前記受信フレームバッファに蓄積された総データ量と、予め定められた一定時間当たりに前記無線伝送路が送出可能な総データ量とからトラフィック輻輳状態を判定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の無線伝送システム。
  5. 前記ポート毎に予め定められた一定時間に前記無線伝送路へ送出可能なデータ量に上限を定めることで帯域制限を行うことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか記載の無線伝送システム。
  6. 前記ポート毎に予め定められた一定時間に前記無線伝送路へ送出可能なデータ量に上限を定めることで帯域制限を行い、フレーム送信中に送出可能なデータ量の上限に達した場合に送信中のフレームを最後まで送出し続けるとともに、送出可能なデータ量を超えて送出した分のデータ量を計数し、次の一定時間に送出可能なデータ量の上限から差し引くことで統計的に一定の帯域を保つことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか記載の無線伝送システム。
  7. 前記有線伝送路は、LAN(Local Area Network)回線であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか記載の無線伝送システム。
  8. 複数の独立した有線伝送路を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、前記対向局で前記1つの無線伝送路に収容された複数の有線伝送路を再度複数の独立した有線伝送路に分離して出力する無線伝送装置であって、
    前記有線伝送路からフレーム単位で受信した受信信号を前記フレームの先頭と末尾とを検出することによって検出し、検出された前記受信信号に対して前記フレーム毎に受信したポートを識別するためのポート情報を付加して対向局に伝送する送信手段と、前記対向局から前記1つの無線伝送路を介して受信した受信信号を当該受信信号に付加されたポート情報を基に前記フレーム単位でポートへの振り分けを行う受信手段とを有し、
    前記受信信号各々を互いに分離して他のポートへの出力を抑止し、
    前記複数の有線伝送路から受信した受信信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合のみ、各有線伝送路が前記無線伝送路に送出可能なデータ量に制限を行い、
    前記ポート毎に受信フレームバッファを備え、全てのポートのバッファ書込み完了時の順序を保持して書込み完了順に前記無線伝送路に優先的に送出することを特徴とする無線伝送装置。
  9. 前記送信手段は、前記有線伝送路から受信した受信信号に前記ポート情報を付加した後に前記フレーム毎に誤り検出信号を付加して前記対向局に伝送する手段を含み、
    前記受信手段は、前記対向局からの受信信号に付加された誤り検出信号を基に誤り検出を実施した後に前記ポートの振り分けを行う手段を含むことを特徴とする請求項記載の無線伝送装置。
  10. 前記複数の有線伝送路各々に対してそのデータ量に応じて帯域を動的に分配することを特徴とする請求項または請求項記載の無線伝送装置。
  11. 前記受信フレームバッファに蓄積された総データ量と、予め定められた一定時間当たりに前記無線伝送路が送出可能な総データ量とからトラフィック輻輳状態を判定することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載の無線伝送装置。
  12. 前記ポート毎に予め定められた一定時間に前記無線伝送路へ送出可能なデータ量に上限を定めることで帯域制限を行うことを特徴とする請求項から請求項11のいずれか記載の無線伝送装置。
  13. 前記ポート毎に予め定められた一定時間に前記無線伝送路へ送出可能なデータ量に上限を定めることで帯域制限を行い、フレーム送信中に送出可能なデータ量の上限に達した場合に送信中のフレームを最後まで送出し続けるとともに、送出可能なデータ量を超えて送出した分のデータ量を計数し、次の一定時間に送出可能なデータ量の上限から差し引くことで統計的に一定の帯域を保つことを特徴とする請求項から請求項12のいずれか記載の無線伝送装置。
  14. 前記有線伝送路は、LAN(Local Area Network)回線であることを特徴とする請求項から請求項13のいずれか記載の無線伝送装置。
  15. 複数の独立した有線伝送路を1つの無線伝送路に収容して1対1で対向局へ送出し、前記対向局で前記1つの無線伝送路に収容された複数の有線伝送路を再度複数の独立した有線伝送路に分離して出力する無線伝送装置を含む無線伝送システムに用いられる無線伝送方法であって、前記無線伝送装置側に、前記有線伝送路からフレーム単位で受信した受信信号を前記フレームの先頭と末尾とを検出することによって検出し、検出された前記受信信号に対して前記フレーム毎に受信したポートを識別するためのポート情報を付加して対向局に伝送する第1の処理と、前記対向局から前記1つの無線伝送路を介して受信した受信信号を当該受信信号に付加されたポート情報を基に前記フレーム単位でポートへの振り分けを行う第2の処理とを有し、前記受信信号各々を互いに分離して他のポートへの出力を抑止し、
    前記複数の有線伝送路から受信した受信信号の総データ量が無線伝送容量を超えた場合のみ、各有線伝送路が前記無線伝送路に送出可能なデータ量に制限を行い、
    前記ポート毎に受信フレームバッファを備え、全てのポートのバッファ書込み完了時の順序を保持して書込み完了順に前記無線伝送路に優先的に送出することを特徴とする無線伝送方法。
  16. 前記第1の処理は、前記有線伝送路から受信した受信信号に前記ポート情報を付加した後に前記フレーム毎に誤り検出信号を付加して前記対向局に伝送する処理を含み、
    前記第2の処理は、前記対向局からの受信信号に付加された誤り検出信号を基に誤り検出を実施した後に前記ポートの振り分けを行う処理を含むことを特徴とする請求項15記載の無線伝送方法。
  17. 前記複数の有線伝送路各々に対してそのデータ量に応じて帯域を動的に分配することを特徴とする請求項15または請求項16記載の無線伝送方法。
  18. 前記受信フレームバッファに蓄積された総データ量と、予め定められた一定時間当たりに前記無線伝送路が送出可能な総データ量とからトラフィック輻輳状態を判定することを特徴とする請求項15から請求項17のいずれか記載の無線伝送方法。
  19. 前記ポート毎に予め定められた一定時間に前記無線伝送路へ送出可能なデータ量に上限を定めることで帯域制限を行うことを特徴とする請求項15から請求項18のいずれか記載の無線伝送方法。
  20. 前記ポート毎に予め定められた一定時間に前記無線伝送路へ送出可能なデータ量に上限を定めることで帯域制限を行い、フレーム送信中に送出可能なデータ量の上限に達した場合に送信中のフレームを最後まで送出し続けるとともに、送出可能なデータ量を超えて送出した分のデータ量を計数し、次の一定時間に送出可能なデータ量の上限から差し引くことで統計的に一定の帯域を保つことを特徴とする請求項15から請求項19のいずれか記載の無線伝送方法。
  21. 前記有線伝送路が、LAN(Local Area Network)回線であることを特徴とする請求項15から請求項20のいずれか記載の無線伝送方法。
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