JP4653948B2 - エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法及びエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法、並びにエピタキシャルウエーハの製造方法 - Google Patents

エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法及びエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法、並びにエピタキシャルウエーハの製造方法 Download PDF

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本発明は、シリコン単結晶を育成した段階で、エピタキシャルウエーハを作製した後のBMD密度を予測して所望のウエーハ品質を得ることのできるシリコン単結晶を判別するシリコン単結晶の検査方法、及び所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりかつ低コストで製造することのできるエピタキシャルウエーハの製造方法に関する。
現在、エピタキシャルウエーハは、その優れた特性から個別半導体やバイポーラIC等を製造するウエーハとして広く使用されており、またMOS LSIについてもソフトエラーやラッチアップ特性が優れていることから、マイクロプロセッサユニットやフラッシュメモリデバイス等に広く用いられている。さらに、シリコン単結晶の製造時に導入される、いわゆるグローンイン(Grown−in)欠陥によるDRAMの信頼性不良を低減させるため、エピタキシャルウエーハの需要はますます拡大している。
このようなエピタキシャルウエーハを用いて半導体デバイスを作製する場合、エピタキシャルウエーハに重金属不純物が存在していると半導体デバイスの特性不良を起こす原因となるため、ウエーハ中に存在する重金属不純物をデバイス形成領域であるウエーハ表面近傍から除去する必要がある。
一般に、ウエーハ表面近傍から重金属不純物を除去する技術としてゲッタリング技術が知られており、このゲッタリング技術における有効な方法の一つに、ウエーハ内部(バルク部)に酸素析出物からなる内部微小欠陥(BMD:Bulk micro defect)を形成し、その歪場に重金属不純物を捕らえるイントリンシックゲッタリング(IG)と呼ばれる方法がある。通常、イントリンシックゲッタリングは、ウエーハに形成されているBMDの密度が高いほどウエーハの有するIG能力は高く、ウエーハのBMD密度を測定することによって、そのウエーハが有するIG能力を評価することができる。
通常、BMDは、CZ法でシリコン単結晶を製造する際の製造履歴に依存するところが大きく、例えば鏡面研磨加工が施されたシリコンウエーハ(PW)を製造する場合であれば、シリコンウエーハのBMD密度は単結晶育成後の段階で確認することが可能である。
一方、エピタキシャルウエーハの場合、シリコン単結晶の製造からエピタキシャル層の形成までに長い工程が必要とされ、またシリコンウエーハ上にエピタキシャル層を形成する際に高温の熱処理が行われており、このエピタキシャル工程で行われる高温熱処理によってウエーハに存在する酸素析出物の減少・消滅が生じている。そのため、エピタキシャル層を形成する際の高温熱処理の前後でウエーハのBMD密度に変化が生じ、例えばシリコン単結晶を育成した直後に測定したシリコン単結晶のBMD密度と、その単結晶からウエーハを切出してエピタキシャル層を形成して作製したエピタキシャルウエーハのBMD密度とは全く異なる値を示していた。
したがって、従来、エピタキシャルウエーハのBMD密度を確認するためには、実際にシリコンウエーハにエピタキシャル層を形成してエピタキシャルウエーハを作製した後に、そのエピタキシャルウエーハに酸素析出熱処理等を行ってそのBMD密度を測定したり、さらに、例えば特許文献1や特許文献2の実施例等に記載されているように、エピタキシャルウエーハを作製した後に熱シュミレーション等を行って各種ウエーハ品質の測定が行われていた。
しかしながら、このように実際にエピタキシャルウエーハを作製した後にBMD密度等の測定を行うと、例えばそのエピタキシャルウエーハの品質がユーザーの要求を満足できずに不良品と判定された場合に、エピタキシャルウエーハを作製するまでに費やされた時間やコストが大きなロスとなり、エピタキシャルウエーハの製造における生産性の向上やコストダウンを妨げる要因の一つとなっていた。
特開平10−50715号公報 特開平10−223641号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、シリコン単結晶を育成した段階で、エピタキシャルウエーハを作製した後のBMD密度を予測して所望のウエーハ品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できる単結晶を判別することのできるシリコン単結晶の検査方法を提供することにあり、また、所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりかつ低コストで製造できるエピタキシャルウエーハの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法であって、少なくとも、前記シリコン単結晶から検査用ウエーハを作製する検査用ウエーハ作製工程と、該作製した検査用ウエーハにエピタキシャルウエーハを作製する際に施される熱処理と同様の熱処理条件で熱処理を行う擬似エピタキシャル熱処理工程と、該擬似エピタキシャル熱処理工程が施された検査用ウエーハに酸素析出物を成長させるための酸素析出熱処理を施してウエーハの内部微小欠陥(BMD)の密度を測定するBMD密度測定工程とを有することを特徴とするエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法が提供される
このように、少なくとも、検査用ウエーハ作製工程、擬似エピタキシャル熱処理工程、BMD密度測定工程を行ってシリコン単結晶を検査することにより、実際にエピタキシャルウエーハを作製しなくても、シリコン単結晶を育成した段階でエピタキシャルウエーハを作製した後のBMD密度を予測して所望のウエーハ品質を得ることのできる単結晶を判別できるため、例えば従来のエピタキシャルウエーハの製造においてBMDの保証値あるいは規格値にあわない不良品を製造した場合に生じていた時間的なロスや製造コストのロスを大幅に低減することが可能となるし、またその後所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶のみを用いてエピタキシャルウエーハを製造することにより、エピタキシャルウエーハの製造における歩留まりを向上できるので、エピタキシャルウエーハの生産性の向上やコストダウンを図ることができる。
この場合、前記擬似エピタキシャル熱処理工程において、前記検査用ウエーハに1100℃以上1250℃以下の熱処理温度で5〜40分間の熱処理を行うことが好ましい
このように、擬似エピタキシャル熱処理工程で検査用ウエーハに1100℃以上1250℃以下の熱処理温度で5〜40分間の熱処理を行うことによって、実際にエピタキシャル層を形成する際に行われる熱処理と同様の熱履歴で検査用ウエーハに熱処理を行うことができるため、その後BMD密度測定工程で検査用ウエーハのBMD密度を測定することにより、実際にエピタキシャルウエーハを作製した時に形成されるBMDの密度を非常に高精度に予測することができる。
また、前記BMD密度測定工程の酸素析出熱処理において、前記検査用ウエーハに1000℃で16時間の熱処理を行うことが好ましくさらに、前記BMD密度測定工程の酸素析出熱処理において、前記検査用ウエーハに1000℃で16時間の熱処理を行う前に、800℃で4時間の熱処理を行うことが好ましい
このように、BMD密度測定工程の酸素析出熱処理において、検査用ウエーハに1000℃で16時間の熱処理、より好ましくは800℃で4時間+1000℃で16時間の熱処理を行うことにより、検査用ウエーハに存在している酸素析出物を検出可能なサイズに容易に成長させることができるため、検査用ウエーハのBMD密度を高精度に測定することができる。
また、本発明は、上記本発明のエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法により所望のBMD密度が保証されたエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶からエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハを製造することを特徴とするエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法を提供することができる
このように、本発明のシリコン単結晶の検査方法により所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶からシリコンウエーハを製造することにより、所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりで作製できるシリコンウエーハを容易に得ることができる。
さらに、本発明は、上記本発明のエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法により製造されたエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハにエピタキシャル層を形成してエピタキシャルウエーハを製造することを特徴とするエピタキシャルウエーハの製造方法を提供することができる
このように、本発明のシリコンウエーハの製造方法により製造されたシリコンウエーハにエピタキシャル層を形成してエピタキシャルウエーハを製造することにより、所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりで製造することができ、エピタキシャルウエーハの生産性の向上やコストダウンを図ることができる。
また、本発明によれば、エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶からエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハを作製した後、該シリコンウエーハにエピタキシャル層を形成してエピタキシャルウエーハを製造する方法において、前記シリコン単結晶からシリコンウエーハを作製する際に検査用ウエーハを作製し、該検査用ウエーハに、少なくとも、エピタキシャル層の形成の際に施される熱処理と同様の熱処理条件で熱処理を行う擬似エピタキシャル熱処理工程と、酸素析出物を成長させるための酸素析出熱処理を施してウエーハの内部微小欠陥(BMD)の密度を測定するBMD密度測定工程とを行って検査用ウエーハのBMD密度を測定し、該BMD密度の測定結果に基づいて所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶または該シリコン単結晶から作製されたシリコンウエーハを用いてエピタキシャルウエーハの製造を行うことを特徴とするエピタキシャルウエーハの製造方法が提供される
このようにしてエピタキシャルウエーハを製造することにより、所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりで製造することができ、また従来のようなエピタキシャルウエーハを製造した後に不良が判明するために生じていた時間的なロスや製造コストのロスを大幅に低減できるので、エピタキシャルウエーハの生産性の向上やコストダウンを達成することができる。
この場合、前記検査用ウエーハを、エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶からエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハを切出すスライス工程が行われる前に作製することが好ましい
このように、シリコン単結晶からシリコンウエーハを切出すスライス工程が行われる前に、シリコン単結晶から検査用ウエーハを作製し、上記擬似エピタキシャル熱処理工程とBMD密度測定工程とを行って検査用ウエーハのBMD密度を測定すれば、シリコン単結晶を育成した段階でその後にエピタキシャルウエーハを作製した際のBMD密度を予測してウエーハ品質の良否を判別できるため、不良品を製造した場合に生じる時間的なロスや製造コストのロスを一層低減できる。
以上のように、本発明によれば、シリコン単結晶を育成した段階で、エピタキシャルウエーハを作製した際のBMD密度を予測して所望のウエーハ品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できる単結晶を判別することができる。したがって、所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶を用いてエピタキシャルウエーハの製造を行うことが可能となり、それによって、所望のBMD密度を有する高品質のエピタキシャルウエーハを高歩留まりで製造することができるし、またウエーハ品質が不良の場合であってもシリコン単結晶の段階で判別できるので、従来のようなエピタキシャルウエーハの作製までに要している時間的なロスや製造コストのロスを大幅に低減することができ、エピタキシャルウエーハの生産性の向上やコストダウンを達成することができる。
以下、本発明について実施の形態を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明者等は、エピタキシャルウエーハの製造において生産性の向上やコストダウンを図るために、エピタキシャルウエーハの製造工程の早い段階、特にシリコン単結晶を育成した段階で、エピタキシャルウエーハを作製した後のウエーハが有するBMD密度を予測できれば良いと考え、鋭意実験及び検討を重ねた。その結果、シリコン単結晶から検査用ウエーハを作製し、その作製した検査用ウエーハに擬似エピタキシャル熱処理工程及びBMD密度測定工程を行うことによって、シリコン単結晶を育成した段階でエピタキシャルウエーハとした場合のBMD密度を予測して所望のウエーハ品質を得ることのできる単結晶を判別することができ、そしてそれによって、エピタキシャルウエーハの歩留まりを向上させるとともに、不良品が製造されることを防止して製造時間や製造コストのロスを低減できることを見出して、本発明を完成させた。
以下に、本発明のシリコン単結晶の検査方法について図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は、本発明に係るシリコン単結晶の検査方法の一例を示すフロー図である。
先ず、検査用ウエーハ作製工程で検査対象となるシリコン単結晶から検査用ウエーハを作製する(図1の工程A)。この検査用ウエーハ作製工程において、シリコン単結晶から検査用ウエーハを作製する方法は特に限定されるものではないが、例えばシリコン単結晶から内周刃切断機やワイヤーソー等を用いてウエーハを切出した後、得られたウエーハに例えば面取り、ラッピング、エッチング、研磨等の従来一般的に行われているようなウエーハ加工工程を施すことによって検査用ウエーハを容易に作製することができる。
次に、この作製した検査用ウエーハに擬似エピタキシャル熱処理工程を行う(図1の工程B)。この擬似エピタキシャル熱処理工程では、検査用ウエーハにエピタキシャルウエーハを作製する際に施される熱処理と同様の熱処理条件(熱履歴)で熱処理を行い、それによって、検査用ウエーハに形成されている酸素析出物(核)に対して実際にシリコンウエーハにエピタキシャル層を形成したときに生じる酸素析出物の減少・消滅と同様の挙動を生じさせることができる。
このとき、擬似エピタキシャル熱処理工程では、検査用ウエーハに1100℃以上1250℃以下の熱処理温度で5〜40分間の熱処理を行うことが好ましい。一般に、シリコンウエーハにエピタキシャル層を形成する際には、1100℃以上1250℃以下の熱処理温度で5〜40分間の熱処理が行われる。したがって、検査用ウエーハに擬似エピタキシャル熱処理工程を行う際には、エピタキシャル層の形成が行われるときと同様の熱処理温度、すなわち、1100℃以上1250℃以下の熱処理温度で擬似エピタキシャル熱処理工程を行うことが好ましい。
また、擬似エピタキシャル熱処理工程の熱処理時間についても同様に、実際にエピタキシャル層を形成するときの熱処理条件に合わせて5〜40分間とすることが好ましい。特に、擬似エピタキシャル熱処理工程を20分程度行うことにより、エピタキシャル層を形成する際に生じる酸素析出物の減少・消滅と同様の酸素析出物の挙動を検査用ウエーハに安定して生じさせて、エピタキシャルウエーハを作製したときのBMD密度をほぼ正確に予測することが可能となる。したがって、擬似エピタキシャル熱処理工程の熱処理時間は20分とすることがより好ましく、それによって、単結晶の検査を効率的にかつ高精度に行うことができる。
そして、上記のように擬似エピタキシャル熱処理工程を行った後、検査用ウエーハのBMDの密度を測定するBMD密度測定工程を行う(図1の工程C)。
このBMD密度測定工程では、先ず検査用ウエーハに酸素析出熱処理を施して酸素析出物を検出可能なサイズに成長させる。このとき、酸素析出熱処理では、例えば検査用ウエーハに1000℃で16時間の熱処理、より好ましくは800℃で4時間+1000℃で16時間の熱処理を行えば良く、このような熱処理条件で酸素析出熱処理を行うことにより、検査用ウエーハに存在している酸素析出物を検出可能なサイズに容易に成長させることができる。
さらに、酸素析出熱処理が施された検査用ウエーハは、その後、例えば選択エッチングを行って酸素析出物を顕在化させ、顕微鏡等を用いて欠陥をカウントすることによって検査用ウエーハのBMD密度を測定することができる。
このように擬似エピタキシャル熱処理工程を行った後に測定された検査用ウエーハのBMD密度は、実際にシリコン単結晶からエピタキシャルウエーハを作製した際にウエーハに形成されているBMD密度とよい相関を有している。したがって、この検査用ウエーハで測定したBMD密度に基づいてエピタキシャルウエーハ作製後のBMD密度を予測することができ、検査対象の単結晶から所望の品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できるか否かを高精度に判別することができる。
以上のように、本発明のシリコン単結晶の検査方法によれば、シリコン単結晶を育成した段階でエピタキシャルウエーハを作製した際のBMD密度を予測して、所望の品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できる単結晶を判別することができる。したがって、所望のBMD密度が保証された単結晶のみを用いてエピタキシャルウエーハの製造を行うことが可能となり、エピタキシャルウエーハの歩留まりを向上させることができる。また一方、検査結果で不良と判断された単結晶はその後のウエーハ加工工程やエピタキシャル層の形成工程を行わずにすむので、前述したような従来のエピタキシャルウエーハの製造において不良品を製造した場合に生じていた時間的なロスや製造コストのロスを大幅に低減することができる。
また、上記本発明の検査方法で所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶からシリコンウエーハを製造することにより、所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりで作製できるシリコンウエーハを容易に得ることができる。そして、このようなシリコンウエーハを用いてエピタキシャルウエーハを製造することによって、エピタキシャルウエーハの生産性の向上やコストダウンを図ることができる。
次に、本発明のエピタキシャルウエーハの製造方法について説明する。
先ず、チョクラルスキー法(CZ法)や浮遊帯域法(FZ法)等によりシリコン単結晶を製造した後、得られたシリコン単結晶からシリコンウエーハを作製する際に検査用ウエーハを作製する。
この検査用ウエーハの作製(切り出し、あるいは抜き取り)は、シリコン単結晶からシリコンウエーハを作製する際に行われるスライス工程、面取り工程、ラッピング工程、エッチング工程、研磨工程等の何れの工程の段階で行っても良く、特に限定されないが、例えば検査用ウエーハをシリコン単結晶からシリコンウエーハを切出すスライス工程が行われる前に作製すれば、シリコン単結晶の段階で実際にエピタキシャルウエーハを作製した際にウエーハの有するBMD密度を予測してウエーハ品質の良否を判別できるため、シリコン単結晶が不良とされた場合には、エピタキシャル成長工程のみならず、面取り工程やラッピング工程等のウエーハ加工工程を行わずに済み、時間的なロスや製造コストのロスを大幅に低減することができる。特に直径が200mm以上の場合、結晶重量が大きくなるので、原料コストも大きくなり、否の場合は再利用できるように早い段階で良否を判別できることが好ましい。
次に、この作製した検査用ウエーハに、上記で説明した擬似エピタキシャル熱処理工程及びBMD密度測定工程を行って、検査用ウエーハのBMD密度を測定する。そして、得られたBMD密度の測定結果に基づいて、所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶(検査用ウエーハがスライス工程の行われた後に作製された場合には、所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶から作製されたシリコンウエーハ)のみを用いてエピタキシャルウエーハの製造を行う。
尚、本発明において、所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶からエピタキシャルウエーハを製造する際の具体的な方法は特に限定されず、従来行われている方法を用いてエピタキシャルウエーハを製造することができる。例えば、所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶をスライスしてウエーハ状に加工し、面取り、ラッピング、エッチング、鏡面研磨等の各工程を施して鏡面シリコンウエーハを作製した後、H雰囲気中でSiClやSiHCl等のけい素化合物ガスを供給しながら1100℃〜1250℃の温度で5〜40分間のエピタキシャル熱処理を行うことによって、ウエーハ表面にエピタキシャル層が形成されたエピタキシャルウエーハを製造することができる。
以上のようにしてエピタキシャルウエーハを製造することによって、所望のBMD密度を有するエピタキシャルウエーハを高歩留まりで製造でき、さらに従来のような不良のエピタキシャルウエーハを製造してしまうこともないので、時間的なロスや製造コストのロスを大幅に低減でき、エピタキシャルウエーハの生産性の向上やコストダウンを達成して、エピタキシャルウエーハを低コストで製造することができる。さらに、本発明の製造方法で製造されたエピタキシャルウエーハは、所望のBMD密度を有するものとなるので、例えば従来エピタキシャルウエーハの製造後に行っているBMD密度の検査を省略することも可能となる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1〜3、比較例1)
先ず、CZ法により、直径300mmで抵抗率10Ω・cmの窒素をドープしたシリコン単結晶を育成した。次に、このシリコン単結晶の各結晶部位からスライサーを用いてウエーハをスライスした後、面取り、ラッピング、エッチング、鏡面研磨を施して検査用ウエーハを複数枚作製した。
そして、このように作製した検査用ウエーハに1200℃で40、20、5分の各熱処理条件で擬似エピタキシャル熱処理工程を行った。その後、各検査用ウエーハに800℃で4時間+1000℃で16時間の酸素析出熱処理を施してからウエーハを劈開し、その劈開面に選択エッチングを行って酸素析出物を顕在化させた後、光学顕微鏡を用いて検査用ウエーハのBMD密度を測定した(実施例1〜3)。
また比較のために、上記で育成した窒素をドープしたシリコン単結晶の各結晶部位からスライサーを用いてウエーハをスライスした後、面取り、ラッピング、エッチング、鏡面研磨を施してシリコンウエーハを複数枚作製した。そして、作製したシリコンウエーハのうちの半分には、800℃で4時間+1000℃で16時間の酸素析出熱処理を施してからウエーハを劈開し、その劈開面に選択エッチングを行って酸素析出物を顕在化させた後、光学顕微鏡を用いてBMD密度の測定を行った(比較例1)。
さらに、上記で作製したシリコンウエーハのうちの残りの半分には、H雰囲気中でSiHClガスを供給しながら1200℃で20分間のエピタキシャル熱処理を行って、ウエーハ表面にエピタキシャル層が成長したエピタキシャルウエーハを製造した。そして、これらのエピタキシャルウエーハに、上記と同様にして酸素析出熱処理を施してから選択エッチングを行った後に、基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した。
ここで、図2(a)に、検査用ウエーハに1200℃で40分間の擬似エピタキシャル熱処理工程を行ったときのBMD密度(実施例1)、シリコンウエーハのBMD密度(比較例1)、及び基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した結果を示し、また図2(b)には、実施例1及び比較例1のBMD密度と基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度との相関を求めた結果を示す。
また図3には、図2の実施例1の代りに、検査用ウエーハに1200℃で20分間の擬似エピタキシャル熱処理工程を行った実施例2のBMD密度を測定した結果を用いた場合を示し、図4には、検査用ウエーハに1200℃で5分間の擬似エピタキシャル熱処理工程を行った実施例3のBMD密度を測定した結果を用いた場合を示す。
さらに、上記実施例1〜3の検査用ウエーハ、比較例1のシリコンウエーハ、及び基準となるエピタキシャルウエーハについて、BMD密度が1×10/cm以上となるものを合格とする判定基準でウエーハ品質の良否を判別して、実施例1〜3及び比較例1で得られた結果とエピタキシャルウエーハで得られた結果との一致性を求めた。その結果を以下の表1に示す。
Figure 0004653948
図2〜4に示したように、擬似エピタキシャル熱処理工程を行った実施例1〜3で測定したBMD密度は、エピタキシャルウエーハのBMD密度とよい相関を有していることがわかるが、一方比較例1で測定したBMD密度は、エピタキシャルウエーハのBMD密度と相関がほとんど見られないことがわかる。さらに表1に示したように、実施例1〜3は、比較例1よりもエピタキシャルウエーハのBMD密度との一致率が優れていることがわかる。つまり、このように擬似エピタキシャル熱処理工程を行った実施例1〜3のBMD密度を測定することにより、エピタキシャルウエーハのBMD密度を高精度に予測することができ、単結晶が所望の品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できるものであるか否かを高精度に判別することが可能となる。
さらに、実施例1〜3で測定されたBMD密度を比較してみると、擬似エピタキシャル熱処理工程を長くするほど、エピタキシャルウエーハで測定されるBMD密度との一致性は向上しており、また、擬似エピタキシャル熱処理工程を20分行えばほぼ100%に近い一致率を得ることができることがわかる。したがって、擬似エピタキシャル熱処理工程は20分行うことが好ましく、それにより、シリコン単結晶の検査をより効率的にかつ高精度に行うことが可能となる。
(実施例4、比較例2)
先ず、CZ法により、窒素ドープを行わずに直径300mmで抵抗率10Ω・cmのシリコン単結晶を育成した。次に、このシリコン単結晶の各結晶部位からスライサーを用いてウエーハをスライスした後、面取り、ラッピング、エッチング、鏡面研磨を施して検査用ウエーハを複数枚作製した。
そして、このように作製した検査用ウエーハに1200℃で20分の熱処理条件で擬似エピタキシャル熱処理工程を行った。その後、各検査用ウエーハに800℃で4時間+1000℃で16時間の酸素析出熱処理を施してからウエーハを劈開し、その劈開面に選択エッチングを行った後、光学顕微鏡を用いて検査用ウエーハのBMD密度を測定した(実施例4)。
また比較のために、上記の窒素ドープを行ってないシリコン単結晶の各結晶部位からスライサーを用いてウエーハをスライスした後、面取り、ラッピング、エッチング、鏡面研磨を施してシリコンウエーハを複数枚作製した。そして、作製したシリコンウエーハのうちの半分には、800℃で4時間+1000℃で16時間の酸素析出熱処理を施してからウエーハを劈開し、その劈開面に選択エッチングを行った後に光学顕微鏡を用いてBMD密度の測定を行った(比較例2)。
さらに、残りの半分のシリコンウエーハは、H雰囲気中でSiHClガスを供給しながら1200℃で20分間のエピタキシャル熱処理を行って、ウエーハ表面にエピタキシャル層が成長したエピタキシャルウエーハを製造し、上記と同様にしてエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した。
図5(a)に、実施例4の検査用ウエーハのBMD密度、比較例2のシリコンウエーハのBMD密度、及び基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した結果を示し、また図5(b)には、実施例4及び比較例2のBMD密度と基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度との相関を求めた結果を示す。
図5に示したように、窒素ドープを行わなかった単結晶から作製したエピタキシャルウエーハのBMD密度は検出下限以下の非常に低い値となるが、実施例4の検査用ウエーハで測定されたBMD密度はそれを正確に再現しており、エピタキシャルウエーハのBMD密度を高精度に予測していることがわかる。一方、比較例2のシリコンウエーハにはBMDが観察され、エピタキシャルウエーハと全く異なる値を示した。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は単なる例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明のシリコン単結晶の検査方法の一例を示すフロー図である。 (a)は、実施例1の検査用ウエーハ、比較例1のシリコンウエーハ、及び基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した結果を示すグラフであり、(b)は、実施例1及び比較例1のBMD密度とエピタキシャルウエーハのBMD密度との相関を求めた結果を示すグラフである。 (a)は、実施例2の検査用ウエーハ、比較例1のシリコンウエーハ、及び基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した結果を示すグラフであり、(b)は、実施例2及び比較例1のBMD密度とエピタキシャルウエーハのBMD密度との相関を求めた結果を示すグラフである。 (a)は、実施例3の検査用ウエーハ、比較例1のシリコンウエーハ、及び基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した結果を示すグラフであり、(b)は、実施例3及び比較例1のBMD密度とエピタキシャルウエーハのBMD密度との相関を求めた結果を示すグラフである。 (a)は、実施例4の検査用ウエーハ、比較例2のシリコンウエーハ、及び基準となるエピタキシャルウエーハのBMD密度を測定した結果を示すグラフであり、(b)は、実施例4及び比較例2のBMD密度とエピタキシャルウエーハのBMD密度との相関を求めた結果を示すグラフである。

Claims (8)

  1. エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法であって、少なくとも、前記シリコン単結晶から検査用ウエーハを作製する検査用ウエーハ作製工程と、該作製した検査用ウエーハにエピタキシャルウエーハを作製する際に施される熱処理と同様の熱処理条件で熱処理を行う擬似エピタキシャル熱処理工程と、該擬似エピタキシャル熱処理工程が施された検査用ウエーハに酸素析出物を成長させるための酸素析出熱処理を施してウエーハの内部微小欠陥(BMD)の密度を測定するBMD密度測定工程とを有することを特徴とするエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法。
  2. 前記擬似エピタキシャル熱処理工程において、前記検査用ウエーハに1100℃以上1250℃以下の熱処理温度で5〜40分間の熱処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法。
  3. 前記BMD密度測定工程の酸素析出熱処理において、前記検査用ウエーハに1000℃で16時間の熱処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法。
  4. 前記BMD密度測定工程の酸素析出熱処理において、前記検査用ウエーハに1000℃で16時間の熱処理を行う前に、800℃で4時間の熱処理を行うことを特徴とする請求項3に記載のエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法によりBMD密度を測定し、シリコン単結晶を育成した段階でエピタキシャルウエーハを作製した際のBMD密度を予測して、所望の品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できる単結晶を判別することで、所望のBMD密度が保証されたエピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶からエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハを製造することを特徴とするエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法。
  6. 請求項5に記載のエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法により製造されたエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハにエピタキシャル層を形成してエピタキシャルウエーハを製造することを特徴とするエピタキシャルウエーハの製造方法。
  7. エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶からエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハを作製した後、該シリコンウエーハにエピタキシャル層を形成してエピタキシャルウエーハを製造する方法において、前記シリコン単結晶からシリコンウエーハを作製する際に検査用ウエーハを作製し、該検査用ウエーハに、少なくとも、エピタキシャル層の形成の際に施される熱処理と同様の熱処理条件で熱処理を行う擬似エピタキシャル熱処理工程と、酸素析出物を成長させるための酸素析出熱処理を施してウエーハの内部微小欠陥(BMD)の密度を測定するBMD密度測定工程とを行って検査用ウエーハのBMD密度を測定し、該BMD密度の測定結果に基づいて、シリコン単結晶を育成した段階でエピタキシャルウエーハを作製した際のBMD密度を予測して、所望の品質を有するエピタキシャルウエーハを製造できる単結晶を判別することで、所望のBMD密度が保証されたシリコン単結晶または該シリコン単結晶から作製されたシリコンウエーハを用いてエピタキシャルウエーハの製造を行うことを特徴とするエピタキシャルウエーハの製造方法。
  8. 前記検査用ウエーハを、エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶からエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハを切出すスライス工程が行われる前に作製することを特徴とする請求項7に記載のエピタキシャルウエーハの製造方法。
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