JP4653166B2 - 試験装置 - Google Patents

試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4653166B2
JP4653166B2 JP2007517394A JP2007517394A JP4653166B2 JP 4653166 B2 JP4653166 B2 JP 4653166B2 JP 2007517394 A JP2007517394 A JP 2007517394A JP 2007517394 A JP2007517394 A JP 2007517394A JP 4653166 B2 JP4653166 B2 JP 4653166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
substrate
shear
tool
sensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007517394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007538242A (ja
JP2007538242A5 (ja
Inventor
サイクス,ロバート,ジョン
Original Assignee
デイジ プレシジョン インダストリーズ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デイジ プレシジョン インダストリーズ リミテッド filed Critical デイジ プレシジョン インダストリーズ リミテッド
Publication of JP2007538242A publication Critical patent/JP2007538242A/ja
Publication of JP2007538242A5 publication Critical patent/JP2007538242A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4653166B2 publication Critical patent/JP4653166B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/24Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady shearing forces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N19/00Investigating materials by mechanical methods
    • G01N19/04Measuring adhesive force between materials, e.g. of sealing tape, of coating
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/0014Type of force applied
    • G01N2203/0025Shearing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/02Details not specific for a particular testing method
    • G01N2203/026Specifications of the specimen
    • G01N2203/0296Welds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/85Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector
    • H01L2224/859Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector involving monitoring, e.g. feedback loop
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01079Gold [Au]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置とその導電体の間の接合部の完全性を試験する装置に関する。
半導体装置は非常に小さく、一般的に0.2mm平方から15mm平方である。感知導体基板には一般的に、導電体の接合を行うための多くの接合部位が設けられており、これらの接合部位は一般的に約0.05mm幅であり、0.05mm〜0.7mm間隔である。接合部はそれぞれ、基板に張り付きするはんだボール又は金ボールから成る。非常に細く、一般的に直径が約0.025mmの電線をそれぞれの接合部位に接合して、これらの接合部位を対応の電気回路及び構成部材に接続する。代替的に、それらの接合部位は、上に重なっている構成部材に直接接合される。接合方法が適切であるか、また、接合強度が満足できるものであるかを確認するために、それらの接合部位での接合の完全性を試験することが必要である。構成部材の寸法が非常に小さいこと、試験装置を正確に位置決めしなければならないこと、測定しようとする力及びたわみが非常に小さいことから、様々な問題が生じる。
既知の試験装置は、それぞれの接合部位で接合部と係合するプローブを有する。半導体装置を拘束して、接合部をプローブで側方へ押すことによって、接合部のせん断強度を判定することができる。接合部をせん断するために必要な横力を測定するために、力変換器が試験装置に組み込まれている。
繰り返し性を確保するために、プローブが半導体の表面から上方に所定高さで接合部の側部と係合することが重要である。接合部は一般的に半球状であるため、この距離はわずかであるが重要である。表面から所定の間隔を置くことによって、半導体基板上でのプローブの滑り摩擦をなくすと共に、接合部の接合面に対して正確な接合部位でせん断荷重を加えることを確実にする。したがって、実際には、プローブを半導体表面と係合する位置へ移動させてから、接合位置と接触するように側方移動させる前に、所定距離だけ、一般的に0.005mm以内で後退させる。
幾つかの問題点が生じる。装置自体の機構の摩擦及び張り付きによって、半導体表面との接触を感知することが困難になることがある。不正確な表面感知は必然的に、プローブを後退させる距離、即ち、接合部を試験する高さに影響する。問題となる距離は極々わずかであるため、半導体表面を圧縮することなく表面接触するその瞬間を感知するために十分な注意が必要である。また、せん断試験力を加える前に試験高さでプローブが無制御移動しないように注意しなければならない。そのような移動も試験結果に重大な影響を与えることがあり、また、プローブの大きな移動は隣接した接合部又は電線を破損する可能性がある。
半導体基板を感知した時の低接触力と試験高さの正確な制御を得ようとする目的は、達成することが困難である。
米国特許出願第6,078,387号は、試験ヘッドと基板の接触を感知し、試験ヘッドの下向き駆動を直ちに停止させるようになっている感知装置を開示している。当該装置は、基板への比較的ソフトな接地を確保し、基板との接触の感知と下向き駆動力の停止との間の遅延によって接地荷重の小さい積み重ねを最小限にとどめる。
使用の際に、試験ヘッドは所定距離だけ後退し、それにより基板上に間隙ができる。これにより、試験ヘッドの側方移動が可能になり、基板上でツールの引きずりなしに接合部
にせん断力を加えるようにすることができる。
最近では層状の基板が考案されており、それら基板では、1つの層が片持ち式に側部へ突出する。一般的に、接合部はその片持ち部分に設けられるが、接触を感知するための現在の方法では、基板の非常にわずかな角度のたわみも防ぐことができない。したがって、試験ヘッドが後退したときに、それでもなお基板の間隙を確保することは非常に困難である。
この問題は、基板(例えばその角領域)の局所的な剛性が分からないか、又は計算するのが難しい可能性があるためより困難になり、したがって必要とされる後退の程度も分からない。
必要とされる後退の程度は、たわみの程度と同様であり、したがって、すべての場合において安全な後退を行うと、せん断試験高さに許容不可能なばらつきが生じることになる。
基板の種類は非常に多く、基板の材料も一般的に様々であるため、片持ち式基板に必要な後退量を計算することは好ましくない。
必要とされているものは、非剛性の基板の接触を感知し、さらに、接触力が小さくなると基板表面が移動するにもかかわらず基板から所定の間隙にわたって後退することができるようになっている装置及び方法である。
本発明の一態様によると、せん断試験装置であって、基板に対して離接するようにほぼ垂直方向に駆動するようになっている試験ヘッドを有し、また、基板と試験ヘッドとの接触を感知する感知手段を含み、試験ヘッドはさらに、基板上の突起にせん断荷重を加えるために基板にわたって横断方向に駆動されるようになっており、また、当該装置は、突起に加えられるせん断力を感知する測定手段を含み、測定手段はさらに、基板上の試験ヘッドの引きずり荷重を検出するようになっている、せん断試験装置が提供される。
好ましくは、感知手段は変位検出器を含み、好適な実施の形態では変位検出器は、上記試験ヘッドの移動を停止させるようになっている光電センサである。光学検出は、基板表面との摩擦のない感知を保証する。
好適な実施の形態では、当該装置はさらに、基板上を横断方向に試験ヘッドを往復させ、それにより引きずり荷重を検知することができるようにする駆動体を含む。
本発明の別の態様によると、基板の突起をせん断試験する方法であって、
a)試験ツールを前記基板へ前進させるステップと、
b)基板と接触すると試験ツールの前進を停止させるステップと、
c)試験ツールを所定距離だけ後退させるステップと、
d)試験ツールを基板に対して横断方向に往復させ、且つ、いかなる引きずり力も検出するステップと、
e)引きずり力が検出されると、所定距離分だけ試験ツールをさらに後退させ、且つ、引きずり力が検出されなくなるまで上記ステップd)を繰り返すステップと、
f)基板の突起に対して試験ツールを横方向に動かしてせん断試験を行うステップと、を含む、せん断試験する方法が提供される。
当該方法は、以下の追加ステップ:
e1)引きずり力が検出されない場合、試験ツールを所定距離分だけ前進させ、且つ、
引きずり力が検出されるまで上記ステップd)を繰り返すステップと、
e2)せん断試験を行う前に、試験ツールを所定距離分だけ後退させるステップと、
をさらに含むことができる。
この「磨き」作用は、基板表面が幾分可撓性であっても、その表面をかなり正確に感知することを可能にする。最も重要には、表面接触は、上下力センサではなく既存の横力センサによって感知される。往復運動は理想的には、試験ツールを接触位置又は接触位置近くへ後退させる。
本方法は、引きずりを感知した後、設定距離だけ上記試験ツールを後退させるステップを任意に含み、それによりかなりの、しかし正確な事前に設定されたせん断試験高さを確保する。
本発明の他の特徴は、添付の図面を参照して単なる例示として挙げた好適な実施の形態の以下の説明から明らかになるであろう。
図1〜図3を参照すると、変換器カートリッジ10が、固定質量体12がねじ13でしっかりと取り付けられているベースプレート11を備えている。固定質量体は上下の片持ち式アーム14a、14bを有しており、その自由端部に移動質量体15が取り付けられている。片持ち式アーム14a、14bは、移動質量体15が上下移動できるようにすると共に、協動して移動質量体15の停止位置を決定する。
アーム14a、14bの自由端部の内側が軸受けプレート16を担持しており、この軸受けプレート16自体はベースプレート11に当接している。停止位置にある場合、アーム14a、14bは、軸受けプレート16を締め付けることによって移動質量体15が上下方向に振動しないようにするのにちょうど十分な付勢力をベースプレート11に加えることができるように構成されている。この付勢力によって、ベースプレート自体が移動している間、移動質量体15はベースプレート11に対して移動しないようにすることが確実となる。
ベースプレート11は、軸受けプレート16の下側の室19に出口ポート22を有する空気供給ダクト21を備える空気軸受け20を含む。ダクト21に加圧空気を供給すると、軸受けプレート16はアーム14a、14bの付勢力に逆らってベースプレート11から離れる方向へ移動するため、移動質量体は上下方向に摩擦のない移動を行うことができる。
付勢力及びそれに打ち勝つために必要な空気圧の程度は、詳細な設計の問題であり、当業者であれば試験要件に従って決定することができる。同様に、アーム14a、14bが軸受けプレート16と係合する面積、軸受けプレート16がベースプレート11と係合する面積、空気ポート配置及び他の可変要素は、個々の状況に応じて決定することができる。一般的に言うと、付勢力は、試験を実施している間は移動質量体15の移動を抑止するのにちょうど十分な強さであることが必要であると共に、空気圧は、移動質量体15が自由に移動できるようにするのにちょうど十分な強さであるべきである。
移動センサ取り付け具30が、ねじ31でベースプレート11に固定されている。取り付け具30は、光電エミッタ32とレシーバ33とを有しており、それらの間に上側の片持ち式アーム14aの突出部分35に螺着されたスタッド34が延出している。図1に示されているように、スタッド34は取り付け部30と係合する位置へねじこまれ、それによって移動質量体15をベースプレート11に対して上方へ移動させることができる。この構造によって、移動質量体15の実際の質量の釣り合いであって、アーム14a、14
bによって為され、空気軸受けの作動時にスタッド34によって為される釣り合いを調節することができる。これによって、プローブ先端の最もわずかな接触で、プローブがわずかに上方移動し、それによってスタッド34がエミッタ32とレシーバ33との間の光路を覆う度合いを変化させることができる。一般的に、プローブ先端の初期接触力は0〜50g、例えば15gであるが、スタッド34の突出量に応じて調節することができる。
この荷重分担構造によって、移動質量体15の実際の質量が半導体41の表面40をへこませたり歪めたりする問題や、プローブを移動させて表面40と接触させる装置が、下向き駆動を停止する前にプローブを表面に埋め込んでしまうという問題が軽減される。必然的に、接触を感知し、Z軸駆動を停止するためにはわずかであるがある程度の時間がかかる。本構造では、移動質量体15の移動は摩擦を受けず、光電センサ32、33は透過する光の度合いのわずかな変化を検出することができるため、接触点をかなり正確に感知することができ。Z軸駆動が停止するために必要な時間を正確な距離に関連づけることができ、したがって試験に先だってプローブが後退する距離を容易に考慮に入れることができる。
ベースプレートの突起61が試験ヘッドの開口62に遊嵌されており、アーム14a、14bの移動をそれらの弾性範囲内に限定することができる。
装置の使用段階が図4〜図6に示されており、これらはプローブ先端50、半導体基板51、電気接点52、電線53及び接合部54を示している。
接合部54の正確な形状は製造技法に応じて変化すると思われ、したがって図4〜図7に示されている接合部は単なる例示のためのものである。特徴をより分かりやすく示すために、寸法が誇張されているものもある。
使用時は、空気圧力を加えて、移動質量体をアーム14a、14bの弾性たわみによって支持する。この段階で、スタッド34が担う荷重の釣り合いを調節することによって、所望の接地荷重を与えることができる。試験状態が変化しなければ、初期設定後にスタッドを調節する必要がない。次に、プローブ先端51が試験位置に接近するまで、ベースプレート11を基板51の方へ進める。移動質量体15の実際の質量は、ベースプレートの高速移動によって振動するほど大きくはない。
基板の直ぐ上方で、ベースプレートの移動を減速して、接触を光学センサ32、33で感知する(図4)。図3には、空気軸受けに形成されたギャップ70が誇張されて示されており、実際には、アーム14a、14bがベースプレート11からわずかに離れることができるように、空気圧力が選択される。
接触が感知されると、ベースプレートの移動が停止する。軸受けへの空気の供給も停止される結果、アームがわずかに移動してベースプレートと係合する(図2)。この段階で、移動質量体15は、アーム14a、14bによって発生する固有の側方ばね力によってベースプレートに対してしっかり保持される。アーム14a、14b内のわずかな残留荷重も、この固有のばね力によって保持されるであろう。空気供給の停止による移動は、もっぱら空気ギャップをなくす方向であり、プローブ先端は基板表面と軽く接触した状態を維持する。
次に、ベースプレートを所定量だけ後退させて(図5)、側方移動させて接合部に当接させる(図6)ことによって、せん断試験を開始することができる。
実際には、試験状態の繰り返し性を確保するために、ベースプレートの駆動は自動化される。試験しようとする接合部の付近でのプローブの位置決めは、一般的に拡大技法を用いて手動で、或いは、データ及び接合部位置間隔が既知である場合、事前プログラミングで実施される。
加えられる荷重の範囲に応じてそれぞれ構成される、幾つかの異なった試験ヘッドを提供することができる。一般的に、25g、250g、5kg及び100kgの公称荷重を加えるようになっている試験ヘッドを提供することができる。
本装置は内部移動部材を含まず、不定の摩擦及び張り付き力が排除される。
図7に示されているように、基板が変形する可能性がある場合、問題が生じる。図4〜図6では、堅牢な支持面55上に基板51があるものとする。しかしながら、基板51が、別の装置56によって片持ち式に支持されている場合、プローブ先端が下方向に接触すると、矢印57の方向にたわむことは避けられないであろう。結果として、基板が、その固有の弾性によって最初の位置まで戻った場合、プローブ先端50の垂直方向の後退は、間隙を確保するのには不十分であろう。そのような場合、プローブ先端は、せん断試験を行う直前に基板51に近づくか、又はプローブ先端の垂直荷重がほほゼロであるにもかかわらず基板と軽く引きずり接触することになる。前者の場合、試験結果は試験高さが異なるため比較可能なものとはならず、後者の場合、引きずり力により、記録されるせん断荷重がわからなくなるであろう。
本発明によると、プローブ先端の横方向の移動によって感知されるいかなる力も、基板上の引きずりによるためのものであるとしている。そのような状況では、先端はそれに応じたわずかな距離、一般的には0.5μmだけ持ち上がり、横方向の移動が再び始まる。力が感知されると、先端は再び持ち上がり、横方向の移動に力が加わらなくなるまで同じように続き、その時点でせん断試験が行われる。先端が約10μmだけ横方向に移動すれば、引きずりを示すのに十分である。
この操作方法は、垂直方向の感知力を測定する必要性を回避する一方で、既存の試験装置が、より可撓性の基板に適応することを可能にする。摩擦のない光学接触の感知が実行され続ける。
試験高さの正確性をより高めるために、磨き試験を行ってもよい。このような試験は支持されている基板及び支持されていない基板の場合に、又は基板材料が可撓性若しくは簡単にへこむものである場合に有用である。
本実施形態では、プローブ先端が前進して基板と接触し、図4に関連して前述したように表面接触が感知される。次に、ツール先端が標準距離だけ後退し、横力が検出されるかどうかを確かめるために横方向に移動する。次いで、プローブ先端と基板との間の若干の接触を示す所定範囲内の力の検出を確実にするためのプロセスが繰り返して行われる。力が検出されないと、一般的に5μmの範囲の非常にわずかな距離だけプローブは前進し、力が検出されると、同じ距離だけプローブは後退する。そのような構成により、基板表面に対する先端の位置がかなり正確に、また基板の弾性とは無関係に示される。したがって、せん断試験前に先端が持ち上がることにより、かなり正確な試験高さを得ることができ、試験の繰り返し性が向上する。
接触を感知するための従来の装置の側面図である。 図1のX−X線に沿った断面図であり、休止状態を示している。 図2と同様の図であるが、作動状態を示している。 装置の移動段階を拡大して示す図である。 装置の移動段階を拡大して示す図である。 装置の移動段階を拡大して示す図である。 片持ち式の基板を示す図である。

Claims (6)

  1. 基板に対して離接するようにほぼ垂直方向に駆動するようになっている試験ヘッド(15)を有し、該基板と該試験ヘッド(15)との接触を感知する感知手段(30)を含むせん断試験装置(10)であって、
    前記試験ヘッド(15)はさらに、前記基板上の突起にせん断荷重を加えるために該基板にわたって横断方向に駆動されるようになっており、
    前記試験ヘッド(15)は、基板に対して垂直方向に摩擦のない移動を行えるように支持され、
    前記せん断試験装置は、前記突起に加えられるせん断力を感知する測定手段を含み、
    前記感知手段(30)は光電センサ(32、33)を含み、
    前記測定手段はさらに、前記試験ヘッド(15)を摩擦のない状態で支持しながら前記試験ヘッド(15)を横断方向に移動することで、前記基板上の前記試験ヘッドのひきずり荷重を検出するようになっている、せん断試験装置。
  2. 前記測定手段により所定のひきずり荷重を検出すると、前記試験ヘッドの横断移動を停止するようになっている装置をさらに含む、請求項1に記載のせん断試験装置。
  3. 前記試験ヘッドを横断方向に往復させる駆動体をさらに含む、請求項1又は2に記載のせん断試験装置。
  4. 基板の突起をせん断試験する方法であって、
    a)試験ツールを前記基板へ前進させるステップと、
    b)前記基板と接触すると前記試験ツールの前進を停止させるステップと、
    c)前記試験ツールを所定距離だけ後退させるステップと、
    d)前記試験ツールを摩擦のない状態で支持しながら前記試験ツールを前記基板に対して横断方向に往復させることで、いかなるひきずり力も検出するステップと、
    e)ひきずり力が検出されると、前記所定距離分だけ前記試験ツールをさらに後退させ、且つ、ひきずり力が検出されなくなるまで前記ステップd)を繰り返すステップと、
    f)前記基板の突起に対して前記試験ツールを横方向に動かしてせん断試験を行うステップと、
    を含む、せん断試験する方法。
  5. 以下の追加ステップ:
    e1)ひきずり力が検出されない場合、前記試験ツールを前記所定距離分だけ前進させ、ひきずり力が検出されるまで前記ステップd)を繰り返すステップと、
    e2)前記せん断試験を行う前に、前記試験ツールを前記所定距離分だけ後退させるステップと、
    をさらに含む、請求項4に記載のせん断試験する方法。
  6. 最初にひきずり力を感知した後、前記試験ツールを設定距離だけ後退させ、ただちに前記せん断試験を行う代替的ステップを含む、請求項4又は5に記載のせん断試験する方法。
JP2007517394A 2004-05-18 2005-05-05 試験装置 Expired - Fee Related JP4653166B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0411057.3A GB0411057D0 (en) 2004-05-18 2004-05-18 Test apparatus
PCT/GB2005/001715 WO2005114722A1 (en) 2004-05-18 2005-05-05 Test apparatus

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007538242A JP2007538242A (ja) 2007-12-27
JP2007538242A5 JP2007538242A5 (ja) 2009-07-16
JP4653166B2 true JP4653166B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=32607515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007517394A Expired - Fee Related JP4653166B2 (ja) 2004-05-18 2005-05-05 試験装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7555961B2 (ja)
EP (1) EP1776716B1 (ja)
JP (1) JP4653166B2 (ja)
CN (1) CN1998075B (ja)
GB (1) GB0411057D0 (ja)
WO (1) WO2005114722A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7730790B2 (en) * 2004-08-10 2010-06-08 Nordson Corporation Shear test device
WO2007093799A1 (en) * 2006-02-17 2007-08-23 Dage Precision Industries Ltd. Shear test apparatus and method
GB0604700D0 (en) 2006-03-08 2006-04-19 Dage Prec Ind Ltd Shear testing of metallic balls of electrical components
GB0604914D0 (en) * 2006-03-10 2006-04-19 Dage Prec Ind Ltd Calibration device and method
JP4961808B2 (ja) * 2006-04-05 2012-06-27 マックス株式会社 鉄筋結束機
GB0613205D0 (en) * 2006-07-03 2006-08-09 Dage Prec Ind Ltd High speed test cartridge
DE102007032560A1 (de) * 2007-07-12 2009-01-15 Qimonda Ag System und Verfahren zum Prüfen elektrischer Kontaktstellen von Halbleiter-Bauelementen
EP2363702B1 (en) 2010-03-05 2016-09-28 Nordson Corporation Bond strength tester with switchable backlash control
EP2363701B1 (en) * 2010-03-05 2015-11-04 Nordson Corporation Improved clamping mechanism for shear testing apparatus
US8534136B2 (en) 2010-03-31 2013-09-17 Flextronics Ap, Llc. Pin soldering for printed circuit board failure testing
EP2386845B1 (en) 2010-05-14 2024-03-13 Nordson Corporation Apparatus and method for testing of bonds of a semiconductor assembly
CN102252786B (zh) * 2011-06-13 2013-04-03 宾伟雄 剪切力测试装置
US8796049B2 (en) * 2012-07-30 2014-08-05 International Business Machines Corporation Underfill adhesion measurements at a microscopic scale
US9964563B1 (en) 2014-07-18 2018-05-08 Flextronics Ap, Llc Method and apparatus for ICT fixture probe cleaning
DE102015111328A1 (de) 2015-07-13 2017-01-19 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Prüfvorrichtung und Verfahren zur Ermittlung einer Abreißfestigkeit
GB201620548D0 (en) 2016-12-02 2017-01-18 Nordson Corp Bond test apparatus and method
GB201713169D0 (en) * 2017-08-16 2017-09-27 Nordson Corp Bond test apparatus and method
NL2021048B1 (en) 2018-06-04 2019-12-11 Xyztec B V Improvements to Step back Height
CN109932315B (zh) * 2019-04-17 2024-05-31 深圳市德瑞茵精密科技有限公司 用于检测半导体器件键合强度的测试装置及测试方法
CN113933180A (zh) * 2020-07-09 2022-01-14 先进科技新加坡有限公司 用于测试互连键合部的设备和方法
CN114002145B (zh) * 2021-12-31 2022-04-08 常州市法尔睿智能制造有限公司 一种充电桩生产用智能检测装置
CN114578447B (zh) * 2022-02-16 2024-04-12 青岛海洋地质研究所 拖曳式冷泉羽状流立体探测装置及探测方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168235A (ja) * 1985-01-21 1986-07-29 Resuka:Kk ボンデイング強度試験装置
JPH0817879A (ja) * 1994-07-01 1996-01-19 Sharp Corp プルテスタ
JPH0997822A (ja) * 1995-09-28 1997-04-08 Sumitomo Metal Mining Co Ltd ボンディングワイヤの評価方法
JPH11237405A (ja) * 1997-11-20 1999-08-31 Digi Precision Ind Ltd 試験装置
JP2000003929A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Rohm Co Ltd ワイヤボンディングの良否判別方法
JP2002093864A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Nippon Steel Corp ウェッジ接合部信頼性評価装置および評価方法
JP2003121327A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Sanken Electric Co Ltd ボンディングワイヤの接合強度試験装置及び接合強度試験法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2973832B2 (ja) * 1994-10-07 1999-11-08 株式会社デンソー 半導体バンプ電極の試験方法および試験装置
NL1001532C1 (nl) * 1995-10-31 1997-05-02 Gerold Staudinger Inrichting voor het beproeven van verbindingen tussen een (electronisch) bouwelement en een van geleidende sporen voorziene drager.
GB9910362D0 (en) * 1999-05-06 1999-06-30 Dage Precision Ind Ltd Test apparatus
US6216531B1 (en) * 1999-11-30 2001-04-17 Flexible Products Company Testing tool adapter
US6564115B1 (en) 2000-02-01 2003-05-13 Texas Instruments Incorporated Combined system, method and apparatus for wire bonding and testing
US20030067540A1 (en) 2001-10-09 2003-04-10 Malcolm Cox Bond test site image capture inspection system
US20040103726A1 (en) * 2002-12-02 2004-06-03 Malcolm Cox Bond test systems with offset shear tool

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168235A (ja) * 1985-01-21 1986-07-29 Resuka:Kk ボンデイング強度試験装置
JPH0817879A (ja) * 1994-07-01 1996-01-19 Sharp Corp プルテスタ
JPH0997822A (ja) * 1995-09-28 1997-04-08 Sumitomo Metal Mining Co Ltd ボンディングワイヤの評価方法
JPH11237405A (ja) * 1997-11-20 1999-08-31 Digi Precision Ind Ltd 試験装置
JP2000003929A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Rohm Co Ltd ワイヤボンディングの良否判別方法
JP2002093864A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Nippon Steel Corp ウェッジ接合部信頼性評価装置および評価方法
JP2003121327A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Sanken Electric Co Ltd ボンディングワイヤの接合強度試験装置及び接合強度試験法

Also Published As

Publication number Publication date
US7555961B2 (en) 2009-07-07
JP2007538242A (ja) 2007-12-27
GB0411057D0 (en) 2004-06-23
EP1776716A1 (en) 2007-04-25
EP1776716B1 (en) 2018-08-15
US20080190212A1 (en) 2008-08-14
CN1998075A (zh) 2007-07-11
CN1998075B (zh) 2012-10-10
WO2005114722A1 (en) 2005-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4653166B2 (ja) 試験装置
JP4386487B2 (ja) 試験装置
US8607641B2 (en) Clamping mechanism for shear testing apparatus
US10492351B2 (en) Mounting apparatus and measuring method
TWI418819B (zh) 探測系統之改良式定位方法及設備
JP5295588B2 (ja) プローブカードの傾き調整方法、プローブカードの傾き検出方法及びプローブカードの傾き検出方法を記録したプログラム記録媒体
JP5260119B2 (ja) アライメント方法
US9970851B2 (en) Measuring head for nanoindentation instrument and measuring method
JPH0613416A (ja) ダイボンディング装置
JP5060494B2 (ja) せん断試験装置
US6435015B1 (en) Scanning probe microscope
CN109932315B (zh) 用于检测半导体器件键合强度的测试装置及测试方法
US6370948B2 (en) Mini-tension tester
US6948387B2 (en) Clamp calibration apparatus and method
KR20180025257A (ko) 프로브 안착 탐지
US11557567B2 (en) Methods of attaching die to substrate using compliant die attach system having spring-driven bond tool
JP2017096906A (ja) トポグラフィ・プロフィール及び/又はトポグラフィ・イメージを測定する方法
US6114711A (en) Contact position sensor with optical feedback
Schmidt et al. Novel equipment for friction force measurement on MEMS and microcomponents
JP2717492B2 (ja) ボンディングツール平行度測定機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4653166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees