JP4652628B2 - クローラ式旋回ダンプ車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローラ式走行装置を有する車体にベッセルを傾動可能に設けてなるクローラ式旋回ダンプ車両に関し、特には小型化及び安定性確保に適した構造を有するクローラ式旋回ダンプ車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、クローラ式走行装置を有する下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体にベッセルを傾動可能に設けてなるクローラ式旋回ダンプ車両が多く使用されており、例えば実開昭56−158338号公報に開示されたものが知られている。上記公報によると、左右1対のクローラ式走行装置を有する下部走行体の略中央上部に上部旋回体を旋回自在に搭載し、上部旋回体の前部の左右いずれか一側には運転席及び操縦装置等を設けた運転部を、他側にはエンジンを設けたエンジンルームを備え、また上部旋回体の後部には後方に向けて傾動自在にベッセルを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、近年は工事現場の多様化により、市街地の道幅の狭い道路や、工事現場の狭い作業エリアを走行する必要が多くなっているので、クローラ式旋回ダンプ車両も一層の小型化が望まれている。
ところが、上記の実開昭56−158338号公報に記載されているような従来の構造、装置配置のままでは、その小型化には限度がある。即ち、従来は、上部旋回体の前部に運転部及びエンジンルームを幅方向に並べて配置しているので上部旋回体の幅が少なくとも運転部とエンジンルームの分だけは必要となり、個々の大きさを単に小型化するのみでは充分に車幅を小さくするのは困難である。しかも、車両の小型化に伴って、走行時や作業時の安定性もより重要となって来ており、両者を共に満足させる必要がある。
【0004】
本発明は、上記の課題に着目してなされたもので、小型化及び安定性確保を共に可能としたクローラ式旋回ダンプ車両を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、クローラ式走行装置を有する下部走行体の上部に旋回自在に搭載した旋回フレームに、その前部にエンジンと運転席とを搭載し、その後部に傾動可能にベッセルを搭載したクローラ式旋回ダンプ車両であって旋回フレームの旋回中心近傍位置に旋回フレームを前後に分断する仕切り板(6)を備え、旋回フレームにおける仕切り板の後ろ側にベッセルが設置されており、エンジンを仕切り板に近接配置するとともに、側面視旋回中心とクローラ式走行装置の前端部との間に横向きに設置し、このエンジンの上方に運転席を平面視で両者が重なるように配置し、このエンジンの前方に、オペレータの足を置くための床板を設けた構成としている。
【0006】
第1発明によると、横置きエンジンを旋回中心とクローラ式走行装置の前端部との間に設けたので、エンジンの重心が旋回中心の近くで、かつ平面視で下部走行体の外縁内にあるから、これにより走行時や作業時の車両安定性を確保できる。また、横置きエンジンの上方に運転席を平面視で重なるように配置したため、車幅方向の長さがエンジン及び運転席の内で長い方(通常はエンジンの方)のみによって決まるので、従来よりも旋回フレームの幅方向を小さくして小型化ができる。また同じく、エンジンと運転席とを前後に並べて配置するよりも旋回フレームの前後長さを短くでき、車両の小型化が可能となる。さらに、運転席の下方空間を利用してエンジンが搭載されるので運転席の高さも低く抑えることができ、運転席での操作時の安定性も良い。以上により、小型化及び安定性確保の図れるクローラ式旋回ダンプ車両を得ることができる。
【0007】
第2発明は、クローラ式走行装置を有する下部走行体の上部に旋回自在に搭載した旋回フレームに、その前部にエンジンと運転席とを搭載し、その後部に傾動可能にベッセルを搭載したクローラ式旋回ダンプ車両において、前記エンジンを旋回フレームに横向きに設置し、このエンジンの上方に運転席を平面視で両者が重なるように配置し、このエンジンの前方に、オペレータの足を置くための床板を設け、この床板の前端部の左右略中央に、走行レバー部、作業機レバー部、表示パネル等を備えた操縦部を設け、旋回フレームの前記操縦部及びエンジンの左右いずれか一側に、エンジン用の燃料タンクと前記クローラ式走行装置又はベッセル、旋回等作業機の駆動用の作動油タンクとを前後に並べて搭載した構成としている。
【0008】
第2発明によると、第1発明と同様に、横置きエンジンの上方に運転席を平面視で重なるように配置したため、従来よりも旋回フレームの幅方向を小さくでき、また旋回フレームの前後長さも短くできるので、車両の小型化が可能となると共に、運転席の高さも低く抑えることができて運転席での操作時の安定性も確保できる。さらに、燃料タンク及び作動油タンク等の容積の嵩張る装置を、床板の前部の左右略中央に設けた操縦部や上記エンジンの左右いずれか一側に前後に並べて搭載したため、床板と旋回フレームとの間の高さを低くする、即ち床面の地上高さを低く抑えることができ、これに伴って運転席の地上高さを低くできる。この結果、小型化及び安定性確保の図れるクローラ式旋回ダンプ車両を得ることができる。
【0009】
第3発明は、第2発明において、前記操縦部が、走行レバー部、作業機レバー部及び表示パネルを集約して一体化構成してなる操縦装置である構成としている。
【0010】
第3発明によると、操縦装置が走行レバー部、作業機レバー部及び表示パネルを集約して一体化構成してあるのでコンパクトに構成でき、床板の左右いずれか一側に燃料タンク等のタンク類の設置スペースを確保できる。また、床面のオペレータ足元部にゆったりしたスペースを確保できるため、運転席での操作性、居住性を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
【0012】
図1は実施形態のクローラ式ダンプ車両の側面図であり、図2及び図3はぞれぞれその平面図及び正面図である。
これらの図において、クローラ式ダンプ車両1は、走行フレーム4の下部に左右1対のクローラ式走行装置3a,3bを取り付けた下部走行体2を備え、下部走行体2の略中央上部に上部旋回体10の旋回フレーム11を公知の構成からなる旋回装置5を介して旋回自在に搭載している。旋回フレーム11の幅方向略中央部で、側面視の旋回中心Oとクローラ式走行装置3a,3bの前端部Pとの間には、エンジン12をそのクランク軸心が旋回フレーム11の左右幅方向に向くように横向きにして設置している。エンジン12のクランク軸心方向の前方には冷却ファン13及びラジエータ14を設け、クランク軸心方向の後方下部には油圧ポンプ15を装着している。また、エンジン12の上方には旋回フレーム11に取り付けられた図示しない支持フレームが設けられており、この支持フレームの上面にはエンジン12、冷却ファン13及びラジエータ14の左右側方、前方及び上方を覆う外装カバー30が取り付けられている。ラジエータ14近傍の外装カバー30の外側面には、冷却風の排出口31が形成されている。エンジン12上方の外装カバー30の上部には運転席7が装着されている。
【0013】
また、運転席7及びエンジン12の車両前方には、運転席7に着座したオペレータの足を置くための床板32が旋回フレーム11から所定距離嵩上げして設けられている。床板32の前端部の左右略中央上面には、運転席7から所定距離だけ離間した位置に操縦装置20が装着されている。さらに、旋回フレーム11の前端部で、左右いずれか側端部(図示では右側)には、燃料タンク16がその下部を床板32よりも下方に突出させるようにして搭載されており、燃料タンク16の後方で、エンジン12のクランク軸心方向の後方には作動油タンク17が搭載されている。
【0014】
また、エンジン12の後方には仕切り板6が設けられており、エンジン12の後方は仕切り板6により覆われている。この仕切り板6よりも後方の旋回フレーム11には、ベッセル8が車両後方に向けて傾動可能に設けられており、旋回フレーム11とベッセル8の間にダンプ用の油圧シリンダ9が取り付けられている。この油圧シリンダ9の伸縮によって、ベッセル8は傾動され、ベッセル8内の土砂等の荷をダンプ(排出)自在となっている。さらに、エンジン12の後下方で、仕切り板6の左下部には切り欠き部6aが形成されており、この切り欠き部6aを前後に貫通するように、旋回フレーム11の下端位置に設けたブラケット上にバッテリ18が装着されている。
【0015】
また、前記操縦装置20の下方には、上記ダンプ用の油圧シリンダ9、旋回装置5の旋回モータ(図示せず)、及びクローラ式走行装置3a,3bの油圧モータ(図示せず)等の油圧機器の作動を制御するために前記油圧ポンプ15からの圧油を制御する制御弁ユニット28が装着されており、この制御弁ユニット28は前部カバー33で覆われている。
【0016】
操縦装置20は、走行レバー部、作業機レバー部、表示パネル26、エンジン回転数設定ダイアル25、及び電源キースイッチ24等を集約して備え、一体的に構成されている。
上記走行レバー部は、操縦装置20の上部略中央に設けられた左右1対の走行レバー21a,21bからなり、この走行レバー21a,21bの前後への操作量に応じて前記制御弁ユニット28で前記左右1対のクローラ式走行装置3a,3bの油圧モータへの圧油流量と方向を制御することにより、車両の前進又は後進、及び操向を操作できるようになっている。
上記作業機レバー部は、操縦装置20の上部で、かつ上記走行レバー21a,21bの左右にそれぞれ設けられた旋回レバー22及びダンプレバー23からなり、この旋回レバー22の操作により旋回モータを駆動して上部旋回体10を旋回させるようになっており、またダンプレバー23の操作により前記油圧シリンダ9を駆動してベッセル8を傾動させるようになっている。
【0017】
また、上記表示パネル26は運転席7と対向する面の上部に装着されており、車両速度、エンジン回転数、燃料残量、油温及び水温等の車両状態を表す各種メータや、各種のアラーム情報、稼動情報及び制御情報等をモニタするための表示器を有している。
エンジン回転数設定ダイアル25は操縦装置20の図3での右側面部に装着されており、走行中及び作業中のエンジン12の回転数を設定するものである。
また、電源キースイッチ24は操縦装置20の図3での左側面部に装着されている。
【0018】
また、図3に示すように操縦装置20の図示で下方右側には、ロックレバー27が前後方向に延びて設けられたその操作部を前部カバー33より突出させて、上下揺動自在に設けられている。このロックレバー27を略垂直に立てた位置に操作することにより、車両の走行及び作業を停止し、作動できないように前記制御弁ユニット28がロック制御されると共に、オペレータが車両の左側から運転席7への出入りを自由にできるように通路を確保している。一方、ロックレバー27を運転席7側に揺動操作して略水平状態まで倒すことにより、上記ロック制御を解除して、走行レバー21a,21b、旋回レバー22及びダンプレバー23の操作で車両の走行及び作業を可能とすると共に、このロック解除状態のままオペレータが運転席7から不用意に離れることができないように通路を遮断するようにしている。
【0019】
次に、上記構成による作用及び効果を説明する。
旋回フレーム11の幅方向略中央部で、かつ旋回中心Oとクローラ式走行装置3a,3bの前端部Pとの間にエンジン12を横向きに設置し、このエンジン12の上方に運転席7を装着して平面視で両者が上下に重なるように配置した。このため、旋回フレーム11の左右幅がエンジンルームと運転席7とを左右に並べるよりも小さくなり、車両幅を大幅に小さくできる。なお、通常エンジン12の軸方向長さが運転席7の左右幅よりも長いので、旋回フレーム11の左右幅はエンジン12の軸方向長さによってほぼ決まる。また、運転席7の下方空間を使ってエンジン12を設置したので、運転席7の高さ及び車両の前後方向長さも抑えることができる。
【0020】
さらに、上記によってエンジン12の重心が旋回中心Oに近くに、かつ平面視で下部走行体2の外縁内に設置されるから、走行時及び作業時の車両の安定性が非常に良い。また、容積の嵩む燃料タンク16及び作動油タンク17を旋回フレーム11の左右いずれか一側に、縦長にして床板32よりも上方に突出させて、かつ前後に並べて配置し、バッテリ18をエンジン12の後下方の空間内に、かつ旋回フレーム11の下端位置に設けたブラケット上に装着し、制御弁ユニット28を操縦装置20の下方に装着している。これらの結果、床板32と旋回フレーム11との間には高さの嵩む搭載機器が無いので、床板32の高さを低く抑えることが可能となる。
したがって、以上のことから、運転席7での操作高さを低くできるので、操縦装置20の操作時の安定性を確保できる。
【0021】
車両の車体幅W(ここでは、下部走行体2及び旋回フレーム11の最大左右幅を表す)を、旋回フレーム11の左右幅方向にクランク軸心を向けて横置きに配置したエンジン12と、該エンジン12の左右いずれか一側方に配置したラジエータ14と、前記エンジン12の左右他側方に配置したタンク16,17とによる横並び幅と略同等に設定し、前記エンジン12の上方に運転席7を設置し、前記エンジン12の前方に操縦部を設置している。これにより、車体幅を狭くでき、車体が小型化されるので、狭い場所への走行進入性がよく、また運転席7の高さも低くできるので、運転席7での操作時の安定性もよい。
【0022】
旋回フレーム11が、旋回中心の近傍位置に同フレーム11を前後に分断する仕切り板6を有し、該仕切り板6よりも後側の旋回フレーム11にベッセル8を後方へ持ち上げ傾動可能に設置し、前側の旋回フレーム11に前記横置きのエンジン12を前記仕切り板6に近接させた状態で設置している。これにより、横置きエンジン12が旋回フレーム11の旋回中心に寄せて設置されるので、車両の走行時はエンジン12が下部走行体2のクローラ式走行装置3a,3bの接地範囲内側に位置し、エンジン重量による走行安定性を損ねることが少ない。さらに、旋回フレーム11が旋回しても下部走行体2の左右幅方向へのエンジン12のはみ出し移動範囲が小さくなるから、旋回安定性も向上できる。
【0023】
また、エンジン12、冷却ファン13及びラジエータ14が、その後方に配置された前記仕切り板6と、その左右側方、前方及び上方を覆う外装カバー30とにより囲われており、該外装カバー30の上面に運転席7の設置個所を設けている。これにより、エンジン12が仕切り板6と外装カバー30により囲われるので、エンジン騒音の外部伝播が抑制され、外装カバー30の上面に運転席7を設けてもオペレータへの騒音波及を低減できる。
【0024】
さらに、燃料タンク16及び作動油タンク17のいずれか一方のタンク(図示では作動油タンク17)を、エンジン12の左右いずれか一側(図示では右側)に面して配置し、他方のタンク(図示では燃料タンク16)を一方のタンクの前方に直列に配置して、前記エンジン12の前方に、左右いずれか一方を前記他方のタンクで塞ぎ、かつ左右の他方を開放した前記運転席7への片側搭乗空間34を設けた構成としている。これにより、前記タンク類を、旋回フレーム11の左右幅方向いずれか一側に寄せて該旋回フレーム11の上部位置に前後方向に直列に配置し、かつエンジン12の左右一側に面して配置するようにしたから、タンク類とエンジン12及び操縦装置20とが前後方向に重ならず、前回フレーム11の前後方向長さを短小化できて旋回フレーム11の旋回半径を小さくできる。
【0025】
操縦部が、旋回フレーム11の前端部に立設した操縦装置20を含み、該操縦装置20に1対の走行レバー21a,21b、旋回レバー22、ダンプレバー23、表示パネル26、エンジン回転数設定ダイアル25及び電源キースイッチ24等の操縦機器を配置した構成としている。これにより、クローラ式旋回ダンプ車両の操縦機器がオペレータ前方の位置に集約されて配置されるため、操縦操作が容易となると共に、操縦装置20をコンパクトに構成できるので、オペレータの足元空間を確保できて居住性及び操作性が良い。しかも、操縦装置20及び運転席7の左右いずれか一方にスペースが確保でき、燃料タンク16及び作動油タンク17を配置することが可能となる。
【0026】
以上説明したように、本発明によると、横置きのエンジンと運転席とを上下に重なるように配置したため、旋回フレームの左右幅及び前後方向長さを小さくでき、車両を大幅に小型化ができる。また、横置きのエンジンを旋回中心の近くに設置したので旋回フレームの安定性を確保でき、走行時及び作業時の車両安定性を確保できる。さらに、運転席前方の床面を低くして運転席の高さを低く抑えたので、運転席での操作時の安定性が良い。またさらに、床面の前部略中央上面に一体化構成された操縦装置を取り付けているため、床面前部の装置がコンパクトに構成され、オペレータの足元部に空きスペースを確保でき、居住性及び操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のクローラ式ダンプ車両の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の正面図である。
【符号の説明】
1…クローラ式旋回ダンプ車両、2…下部走行体、3a,3b…クローラ式走行装置、4…走行フレーム、5…旋回装置、6…仕切り板、6a…切り欠き部、7…運転席、8…ベッセル、9…油圧シリンダ、10…上部旋回体、11…旋回フレーム、12…エンジン、13…冷却ファン、14…ラジエータ、15…油圧ポンプ、16…燃料タンク、17…作動油タンク、18…バッテリ、20…操縦装置、21a,21b…走行レバー、22…旋回レバー、23…ダンプレバー、24…電源キースイッチ、25…エンジン回転数設定ダイアル、26…表示パネル、27…ロックレバー、28…制御弁ユニット、30…外装カバー、31…排出口、32…床板、33…前部カバー、O…旋回中心、P…前端部。

Claims (5)

  1. クローラ式走行装置(3a,3b)を有する下部走行体(2)の上部に旋回自在に搭載した旋回フレーム(11)に、その前部にエンジン(12)と運転席(7)とを搭載し、その後部に傾動可能にベッセル(8)を搭載したクローラ式旋回ダンプ車両であって
    前記旋回フレーム(11)の旋回中心近傍位置に前記旋回フレームを前後に分断する仕切り板(6)を備え、
    前記旋回フレームにおける前記仕切り板(6)の後ろ側に前記ベッセル(8)が設置されており、
    前記エンジン(12)を前記仕切り板(6)に近接配置するとともに、側面視で前記旋回中心(O)とクローラ式走行装置(3a,3b)の前端部(P)との間に横向きに設置し、
    このエンジン(12)の上方に運転席(7)を平面視で両者が重なるように配置し、
    このエンジン(12)の前方に、オペレータの足を置くための床板(32)を設けた
    ことを特徴とするクローラ式旋回ダンプ車両。
  2. 前記床板(32)の前端部の左右略中央に、走行レバー部、作業機レバー部、表示パネル(26)等を備えた操縦部を設け、
    旋回フレーム(11)の前記操縦部及びエンジン(12)の左右いずれか一側に、エンジン12用の燃料タンク(16)と前記クローラ式走行装置(3a,3b)又はベッセル(8)、旋回等作業機の駆動用の作動油タンク(17)とを前後に並べて搭載した
    請求項1に記載のクローラ式旋回ダンプ車両。
  3. 前記操縦部が、走行レバー部、作業機レバー部及び表示パネル(26)を集約して一体化構成してなる操縦装置(20)である
    ことを特徴とする請求項2記載のクローラ式旋回ダンプ車両。
  4. 車体の短手方向に略平行なクランク軸心方向において、前記エンジンに隣接配置された油圧ポンプ(15)を、さらに備えている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のクローラ式旋回ダンプ車両。
  5. 車体の短手方向に略平行なクランク軸心方向において、前記油圧ポンプ(15)とは反対側に前記エンジン(12)に対して隣接配置された冷却ファン(13)およびラジエータ(14)を、さらに備えている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のクローラ式旋回ダンプ車両。
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