JP4651844B2 - ロックアップピストンの検査方法および検査装置 - Google Patents

ロックアップピストンの検査方法および検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等における自動変速機のトルクコンバータに用いられるロックアップピストンにおけるダンパー装置の組み立て状態を検査するロックアップピストンの検査方法および検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等における自動変速機のトルクコンバータには、ロックアップピストンが用いられている。
【0003】
図7(A)はロックアップピストンの平面図で、図7(B)はその下面図である。また、図8は図7(A)のA−A線に沿った縦断面図である。図7〜図8に示すように、ロックアップピストン30は、円盤状のコアプレート31aおよびドーナツ状のリテーナプレート31bを固着しており、一方の面側に摩擦材32が固着されており、摩擦材32が固着されていない反対側の面には、ダンパー装置33が組み付けられている。このダンパー装置33は、リテーナプレート31bの円周方向に沿って、第1のダンパー要素34と第2のダンパー要素35が等配置で複数個が交互に配置されている。図示例は第1,第2のダンパー要素34,35がそれぞれ5個ずつ、合計10個のダンパー要素が組み付けられている。
【0004】
第1のダンパー要素34は、図9(A)に示すように、大径(外径D0、内径d0、長さL0)のコイルバネからなる親バネ36の中に、小径(外径D1)かつ長尺(長さL1)の子バネ(長子)37を挿入して、親バネ36の両端部に、親バネ36の外径よりも若干小径(外径d1’)の円板38aに小径(d1)の柱状部38b(長さl1)を有する凸型形状の第1シート38,38の柱状部38b,38bを挿入することによって閉止したものである。
【0005】
第2のダンパー要素35は、図9(B)に示すように、大径(外径D0、内径d0、長さL0)のコイルバネからなる親バネ36の中に、小径(外径d2)かつ短尺(長さL2)の子バネ(短子)39を挿入して、親バネ36の両端部に、親バネ36の外径よりも若干小径(外径d2’=d1’)の円板40aに大径(d2>d1)の柱状部40b(長さl2=l1)を有する凸型形状の第2シート40,40の柱状部40b,40bを挿入することによって閉止したものである。
【0006】
なお、図7(A)および図8において、41は前記第1,第2ダンパー要素34,35の両端をカシメ固定するダンパー要素固定用舌片、42は第1,第2ダンパー要素34,35を位置決めするダンパー要素位置決め用切起舌片である。
【0007】
上記のロックアップピストン30は、ある速度で回転している相手方の動力伝達部材(ドライブプレート)に摩擦材32を介して接触させることによって、動力を伝達するものである。この接触時には、回転している相手方の動力伝達部材に対して、ロックアップピストン30をできるだけ等しい速度で回転させながら、相手方の動力伝達部材に接触させることが望ましい。
【0008】
しかしながら、両動力伝達部材の回転速度を完全に一致させることは非常に困難であり、また、完全に一致させてから接触させる場合は、接触させるまでの所要時間が長くなって好ましくない。したがって、ある程度の回転速度差を許容することが必要である。
【0009】
上記のダンパー装置33は、ロックアップピストン30と相手方の動力伝達部材との接触時における回転速度の差による応力を、前記第1,第2ダンパー要素34,35における親バネ36および子バネ37,39の弾性力に抗する伸びにより吸収することによって、自動車等の車体に振動および騒音を生じないようにするためのものである。
【0010】
ところで、前記のダンパー要素34,35は、上記のように動力伝達部材の接触時の衝撃を吸収することによって、振動および騒音の発生を防止するものであるが、それぞれ前述のとおり、第1のダンパー要素34が、親バネ36,子バネ37および第1シート38,38の計4個の部品を組み立てた構成であり、第2のダンパー要素35が、親バネ36,子バネ39および第2シート40,40の計4個の部品を組み立てた構成のものであるため、組み立て作業時にそれらの部品を間違って組み付けることがあった。
【0011】
この種のロックアップピストンにおいて重要な特性は、次の3つである。
▲1▼摩擦特性(動力伝達)
▲2▼トルク特性(振動吸収など)
▲3▼動バランス(振動)
上記のように、もし、それらの部品を間違って組み付けると、ダンパー装置33を組み付けたロックアップピストン30の回転バランスが悪くなるため、前記▲2▼のトルク特性が低下して、正規のトルク特性が得られなくなるとともに、前記▲3▼の動バランスが悪くなるため、回転時に振動および騒音を発生する。
【0012】
したがって、上記のダンパー装置33の組み付け後に、ロックアップピストン30におけるダンパー装置33の組み付け状態を検査する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、ダンパー装置33の組み付け状態を作業者が肉眼で、あるいはプロジェクターで拡大して検査していた。肉眼による方法は、特別な設備も不要で簡便ではあるが、作業者の目によって検査していたため、検査に時間がかかるのみならず、作業者の個人差が避けられず、また同一人であっても疲労等によって見落としが生じる等の理由により、精度の高い検査ができなかった。
【0014】
また、プロジェクターによる方法は、拡大像を検査するので、肉眼による直接検査ほどには疲労しないとはいえ、やはり作業者の目によって検査していたため、検査に時間がかかるのみならず、作業者の個人差が避けられず、また同一人であっても疲労等による見落としによって、精度の高い検査ができなかった。
【0015】
特に、上記のような、大径の親バネ36の中に、小径かつ長尺の子バネ37を挿入して、親バネ36の両端を小径の柱状部38bを有する第1シート38,38で閉止した第1ダンパー要素34と、大径の親バネ36の中に、小径かつ短尺の子バネ39を挿入して親バネ36の両端を大径の柱状部40bを有する第2シート40,40で閉止した第2ダンパー要素35とを、親バネ36の外部から目視で検査することは、非常に困難であるばかりでなく、それら異なるダンパー要素34,35が円周方向に沿って交互に組みつけられているかどうかをも検査しなければならないため、通常の単純形状のかつ単一種類の部品を組み付けたものの検査と違って、検査作業者に高い集中力が要求される結果、それだけ緊張感を強いられて、疲労も激しかった。したがって、連続検査作業が困難で、比較的短時間で休憩時間を取って、目の疲労回復を図らなければならず、作業能率も低かった。
【0016】
また、ダンパー装置33の組付け状態を、CCDカメラを用いた画像処理によって検査することも考えられる。しかしながら、CCDカメラを用いた画像処理は、検査時の照明に依存し、太陽光などの外乱光を遮るために装置全体を囲ったりしなければならないため、煩雑であるのみならず、レンズの汚れなどのため定期的に清掃が必要で、当初の検査精度を維持するのは容易ではない。しかも、CCDカメラによる画像処理は、色の違いを判別できるが、上記ダンパー装置33のように、親バネ36内に子バネ37または39が挿入されたものでは、親バネ36と子バネ37および39とが同一の色をしているため、判別が困難であるという問題点がある。
【0017】
したがって、本発明は、作業者の肉眼によらないで光学処理によってロックアップピストンにおけるダンパー装置の組み付け状態を自動的に検査するロックアップピストンの検査方法および検査装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載されたロックアップピストンの検査方法は、円盤状の片面に摩擦材が固着され、反対側の摩擦材が固着されていない側の面にはダンパー装置が配置されており、このダンパー装置は大径の親バネの内部に小径かつ長尺の子バネを挿入して親バネの両端を第1シートで閉止した第1のダンパー要素と、大径の親バネの内部に小径かつ短尺の子バネを挿入して親バネの両端を第2シートで閉止した第2のダンパー要素とを、円周方向に沿って交互に複数個組み付けて構成されているロックアップピストンの検査方法において、前記ダンパー装置が取り付けられているロックアップピストンを回転させながら、前記ダンパー装置にレーザを照射して、ダンパー装置からの反射レーザによってダンパー装置の良否を検査することを特徴とするものである。
【0019】
上記のロックアップピストンの検査方法によれば、ダンパー装置からの反射レーザにより光学的かつ自動的に検査できるので、作業者が肉眼で検査する方法に比較して、極めて短時間で検査を行うことができるのみならず、作業者による個人差や同一人でも疲労による検査精度のばらつき等がなくなり、常に高い精度で検査ができる。また、CCDカメラを用いる場合に比較して、太陽光などの影響を受けず、しかも、レーザは親バネと子バネを色で判別しないで高さで判別するので、親バネと子バネを明確に判別できる。
【0020】
本発明の請求項2に記載されたロックアップピストンの検査方法は、前記反射レーザをデータ処理し、この処理データに基づいてダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするものである。
【0021】
上記のロックアップピストンの検査方法によれば、反射レーザをデータ処理することによって、検査作業者が一々測定したり計算したりすることなく、ダンパー装置の組み付け状態を光学的かつ自動的に検査できる。
【0022】
本発明の請求項3に記載されたロックアップピストンの検査方法は、前記処理データを基準データと比較して、それらデータの一致または不一致によりダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするものである。
【0023】
上記のロックアップピストンの検査方法によれば、反射レーザを受光して処理したデータを、基準データと比較することによって、それらデータの一致または不一致によりダンパー装置の組み付け状態の良否を検査するので、作業者による比較や判断が一切入らず、常に高い検査精度が維持できる。
【0024】
本発明の請求項4に記載されたロックアップピストンの検査方法は、前記検査結果および処理データに基づく画像を表示することを特徴とするものである。
【0025】
上記のロックアップピストンの検査方法によれば、検査結果が表示されるので良否が一目で確認できる。また、ダンパー装置の組み付け状態を視覚的に観察できるので、万一、不良(不合格)判定結果が出た場合に、どのような不良モードであるか知ることができるので、どの組み立て作業者または組み立て機にどのような組み立て不良モードがあるか等の不良解析が可能になり、不良防止対策が速やかに行える。また、必要に応じて不良のダンパー要素を交換することができる。
【0026】
本発明の請求項5に記載のロックアップピストンの検査装置は、円盤状の片面に摩擦材が固着され、反対側の摩擦材が固着されていない側の面にはダンパー装置が配置されており、このダンパー装置は大径の親バネの内部に小径かつ長尺の子バネを挿入して親バネの両端を第1シートで閉止した第1のダンパー要素と、大径の親バネの内部に小径かつ短尺の子バネを挿入して親バネの両端を第2シートで閉止した第2のダンパー要素とを、円周方向に沿って交互に複数個組み付けて構成されているロックアップピストンの検査装置であって、前記ダンパー装置が取り付けられているロックアップピストンを、ダンパー装置を上側にして支持して回転させるロックアップピストン支持回転機構部と、前記ロックアップピストンのダンパー装置にレーザを照射するレーザ照射部およびダンパー装置からの反射レーザを受光するレーザ受光部とを有する反射型レーザセンサとを有し、前記反射レーザによってダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするものである。
【0027】
上記のロックアップピストンの検査装置によれば、上記と同様に反射レーザにより光学的かつ自動的に検査できるので、作業者が肉眼で検査する方法に比較して、極めて短時間で検査を行うことができるのみならず、作業者による個人差や同一人でも疲労による検査精度のばらつき等がなくなり、常に高い精度で検査ができる。また、CCDカメラを用いる場合に比較して、太陽光などの影響を受けず設置が容易であり、定期清掃もそれほど頻繁に必要ではなくほぼメンテナンスフリーであり、しかも、レーザは親バネと子バネを色で判別しないで高さで判別するので、親バネと子バネを明確に判別できる。
【0028】
本発明の請求項6に記載されたロックアップピストンの検査装置は、前記反射レーザによるデータを処理するデータ処理部を有することを特徴とするものである。
【0029】
上記のロックアップピストンの検査装置によれば、上記と同様の効果が得られるのみならず、反射レーザをデータ処理するので、作業者の煩雑な計算等が不要になる。
【0030】
本発明の請求項7に記載されたロックアップピストンの検査装置は、前記反射レーザによるデータを処理するデータ処理部と、基準データを記憶する基準データ記憶部と、前記データ処理部による処理データと基準データ記憶部に記憶された基準データとを比較するデータ比較部と、データ比較部による比較結果による良否を表示する表示部とを有することを特徴とするものである。
【0031】
上記のロックアップピストンの検査装置によれば、反射レーザによるデータをデータ処理部により自動的に処理し、その処理データをデータ比較部において基準データと比較して、その比較結果による良否を表示部に表示することによって、検査作業者による計算や判断作業が一切なく、瞬時にかつ高い精度で良否の検査ができる。
【0032】
本発明の請求項8に記載されたロックアップピストンの検査装置は、前記表示部に、データ処理部による処理データに基づいて作成した画像を表示することを特徴とするものである。
【0033】
上記のロックアップピストンの検査装置によれば、ダンパー装置の組み付け状態を視覚的に見られるので、万一、不良(不合格)の判定結果が出た場合に、どのような不良モードであるか知ることができるので、どの組み立て作業者または組み立て機にどのような組み立て不良モードがあるか等の不良解析が可能になり、不良防止対策が速やかに行える。また、必要に応じて不良のダンパー要素を交換することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明のロックアップピストンにおけるダンパー装置の組み付け状態の検査方法を実施するためのブロック構成図を示す。
【0035】
図1において、30はロックアップピストンで、摩擦材32{図7(B)参照}を組み付けた側と反対側に、円周方向に沿ってダンパー装置33が組み付けられている。このロックアップピストン30は、ダンパー装置33を組み付けた側の面を上向きにして水平に保持され、かつサーボモータSMによって、その中心軸を中心に回転される。1はレーザ発生部で、2は反射型レーザセンサであり、レーザをロックアップピストン30に組み付けられたダンパー装置33に照射するレーザ照射部3とダンパー装置33からの反射レーザを受光するレーザ受光部4とを備えている。5はレーザ発生部1で発生したレーザを反射型レーザセンサ2のレーザ照射部3にガイドする光ファイバである。レーザ照射部3からダンパー装置33に向かってレーザ6aを照射すると、ダンパー装置33で反射されたレーザ6bは、レーザ受光部4に入力され、光ファイバ7によってガイドされて、データ処理部8に送られてデータ処理される。このデータ処理部8で処理されたデータDTaは、データ比較部9に送られて、基準データ記憶部10に記憶されている基準データDT0と比較され、その比較結果に基づいてダンパー装置33の組み付け状態の良否がCDT(カラーディスプレイチューブ)やLCD(液晶)などで構成された表示部11に表示される。この表示部11には、前記データ処理部8で処理されたデータDTaに基づいて作成した画像も表示部される。
【0036】
図2は本発明の実施形態に係るロックアップピストンの検査装置における概略構成正断面図である。図2において、20は基盤、21はこの基盤20に回転自在に取り付けられたロックアップピストン30の支持回転機構部を構成するターンテーブルで、基盤20の裏面に取り付けられた第1のサーボモータ22によって回転させられる。23は基盤20上に固定された枠体で、直立状の一対の脚柱部23a,23bと、それらの上端を結合する橋絡部23cとを有する。枠体23の橋絡部23cと平行に、両脚柱部23a,23bにガイドシャフト24の両端が固定されている。前記一方の脚柱部23aの外側面には駆動機構部を構成する第2のサーボモータ25が取り付けられており、このサーボモータ25の回転軸25aに、周面にボールネジを形成した駆動軸26が同軸に取り付けられている。
【0037】
そして、前記ガイドシャフト24にはレーザ照射部3とレーザ受光部4とを有する反射型レーザセンサ2を設けたスライドユニット27がスライド自在に取り付けられており、このスライドユニット27には、前記ボールネジを形成した駆動軸26と螺合するネジ溝28が形成されており、サーボモータ25の回転動作によって駆動軸26が回転し、それによってスライドユニット27が水平移動するように構成されている。このスライドユニット27は、反射型レーザセンサ2のレーザ照射部3からダンパー装置33にレーザ6aが照射され、ダンパー装置33で反射されたレーザ6bがレーザ受光部4に入射するように、反射型レーザセンサ2を位置決め設定するためのものである。なお、図2においては、表示部11は図示を省略している。
【0038】
次に、上記の図1の概略ブロック構成および図2の検査装置の概略構成を参照して、本発明のロックアップピストンの検査方法および検査装置の動作について説明する。
【0039】
まず、検査品であるロックアップピストンの検査に先立って、予めダンパー装置33が正しく組み付けられている基準となるロックアップピストンを用意して、基準データの記憶処理を行う。すなわち、第1のサーボモータ22および第2のサーボモータ25を停止させた状態で、ターンテーブル21に基準用ロックアップピストン30をそのダンパー装置33側を上向きにしてセッティングする。
【0040】
次に、第2のサーボモータ25を駆動してスライドユニット27を水平移動させて、レーザ照射部3から照射されるレーザ6aがダンパー装置33に照射され、かつダンパー装置33で反射したレーザ6bがレーザ受光部4に正しく入射する位置を見出す。この位置が見出せたら、サーボ−モータ25の回転を停止し、その位置に固定しかつ記憶させる。
【0041】
そして、第1のサーボモータ22を回転させることによって、ターンテーブル21上の基準用ロックアックピストンを一定速度で回転させながら、レーザ照射部3から照射されるレーザ6aを基準用ロックアップピストンのダンパー装置33に照射させ、基準用ロックアップピストンのダンパー装置33から反射したレーザ6bをレーザ受光部4で受光して、データ処理部8に送ってデータ処理する。ターンテーブル21が1回転すると、基準データの収集は終了する。このようにして、その基準データDT0を基準データ記憶部10に記憶させる。同時に、表示部11にその基準データや基準画像を表示させ確認する。
【0042】
なお、図7(A)の静止状態では、第1,第2のダンパー要素34,35は、それぞれの弾性力によってほぼ直線状になっているが、ターンテーブル21でロックアップピストン30を回転させると、回転動作に伴なう遠心力によって、それぞれの長さ方向の途中部分は、弾性力に抗して半径方向の外方側に振り出されてロックアップピストン30の鍔の曲率に対応した曲線状に変形するので、レーザ照射部3から照射されたレーザ6aは変形後の第1,第2のダンパー要素34,35の中心線に沿って照射されることになる。
【0043】
次に、第1のサーボモータ22および第2のサーボモータ25を停止させた状態で、ターンテーブル21上から基準用のコアプレート31を取り外して、ターンテーブル21に検査用のロックアップピストン30をそのダンパー装置33側を上向きにしてセッティングした後、サーボモータ22を回転させるとともに、反射型レーザセンサ2のレーザ照射部3からダンパー装置33にレーザ6aを照射し、ダンパー装置33で反射したレーザ6bをレーザ受光部4で受光させる。ターンテーブル21が1回転すると、検査データの収集は終了する。
【0044】
レーザ受光部4で受光したデータは、データ処理部8に送られてデータ処理され、その処理データDTaがデータ比較部9に送られて、先に基準データ記憶部10に記憶されている基準データDT0と比較される。
【0045】
データ比較部9で基準データDT0と比較された処理データDTaが基準データDT0と一致しておれば、表示部11に良(合格)であることが表示され、もし、基準データDT0と比較された処理データDTaが基準データDT0と不一致であれば、表示部11に不良(不合格)であることが表示される。
【0046】
図3(A)は、表示部11の表示例を示している。この表示例は、「OK」と表示されており、ダンパー装置33の組み付け状態が良(合格)であることを示している。
【0047】
図3(B)は、表示部11の他の表示例を示している。この表示例は、「NG」と表示されており、ダンパー装置33の組み付け状態が不良(不合格)であることを示している。
【0048】
なお、図3(A)(B)において、良(合格)の場合は、「OK」の文字を安全色である緑色で表示するとともに、不良(不合格)の場合は、「NG」の文字を危険色である赤色で表示してもよい。そのように異なる着色表示すると、検査結果が色彩から一目で分る。
【0049】
図4(A)は、表示部11のさらに他の表示例を示している。この表示例は、図3(B)のように「NG」と表示された場合に、そのダンパー装置33の組み付け状態のどの箇所がどのような理由で不良(不合格)であるかを示している。
すなわち、この表示例は、ロックアップピストン30に周方向に沿って等間隔に組み付けられたNo.1〜No.10の10個のダンパー要素が、第2ダンパー要素35(短子)−第1ダンパー要素34(長子)−第2ダンパー要素35(短子)−…と、交互に組み付けられているべき「組付けパターン」が、そのようになっていないで、No.2とNo.3(網目表示)のダンパー要素が逆パターンに組み付けられており、個別判定結果はNo.2とNo.3のダンパー要素が「×」で、不良であることを表示している。したがって、総合の判定結果(Jadge)も「×」で、不良であることを表示している。
【0050】
なお、図4(A)の表示例においては、単に上記の「組付けパターン」結果だけでなく、「組付けエリア」、「組付けピッチ」、「前後シート」、「親バネピッチAV」、「親バネ高さδ」、「親バネ高さAV」、「正規親バネ山数」、「親ばね座含み山数」、「子バネ認識数」、「親山数」、「子バネ種別」、「親子比率」等の測定結果あるいは認識結果についても表示している。そして、図4(A)の表示例では、これらの表示項目は、いずれも「●」記号で良(合格)であることを表示している。
【0051】
図4(B)は、表示部11のさらに他の表示例を示す。この表示例は、図3(B)のように「NG」と表示された場合に、そのダンパー装置33の組み付け状態のどの箇所がどのような理由で不良(不合格)であるかを示す別の例である。すなわち、この表示例は、「前後シート」欄から、親バネ36の両端に装着されるべき第1シート38,第2シート40が、No.1およびNo.2のダンパー要素における後部でそれぞれ脱落していることを示している(網目表示)。それに応じて、「組付けエリア」および「組付けピッチ」においても不良となっており、No.1およびNo.2のダンパー要素が個別判定で「×」で不良となっている。したがって、総合判定(Jadge)も「×」で、不良になっている。
【0052】
上記図4(A)(B)の表示例において、「◎」および「●」記号を例えば青色で表示するとともに、「×」記号を危険色である赤色で表示し、不良項目欄(網目表示)の地色を赤色で表示したりしてもよい。このような着色表示により、不良項目が一目で分る。
【0053】
図5(A)(B)は、表示部11の画像表示例を示す。この表示例は、ダンパー要素34(または35)1個分だけを示している。横軸はダンパー要素34(35)の長さ方向の寸法位置を示し、縦軸はダンパー要素34(35)から反射してレーザ受光部4に入射したレーザ6bによる測定高さ寸法を示している。
【0054】
すなわち、図5(A)(B)において、測定高さが最も高い(図では最も下側)線aは親バネ36の高さを示し、◎印は親バネ36の最大外径部を示している。また、親バネ36の高さを示す線a内の低い線bは、親バネ36の中に挿入されている子バネ37(39)の高さを示す。さらに、親バネ36を示す線aの両端の線c,cは親バネ36の両端を閉止するシート38(40)の高さを示し、●印はシート38(40)の最大外径部を示している。
【0055】
また、上記の線a,b,cの下側の基準線dに対する上向き線は測定高さの波形の立下り部分とその程度を示し、基準線dに対する下向き線は測定高さの波形の立上り部分とその程度を示している。
【0056】
したがって、図5(A)は、子バネ(線b)が親バネ36(線a)の全長にわたって観測されるので、長さ寸法が長い子バネ37(長子)の場合を示し、第1シート38(線c)が親バネ36(線a)の両端に装着されている、第1ダンパー要素34であることを示している。
【0057】
図5(B)は、子バネ(線b)が親バネ36(線a)の全長の約半分しか観測されないので、長さ寸法が短い子バネ39(短子)の場合を示し、第2シート40(線c)が親バネ36(線a)の両端に装着されている、第2ダンパー要素35であることを示している。
【0058】
図6は、検査結果が不良(不合格)になった場合の、表示部11の画像表示例を示す。この表示例は、親バネ36(線a)の中に挿入された子バネ(線b)が、親バネ36(線a)の全長にわたって観測されるので長さ寸法が長い子バネ37(長子)が挿入されている第1のダンパー要素34において、親バネ36(線a)の前部には第1シート38(線c)が観測されるものの、親バネ36(線a)の後部における第1シート38(線c)が脱落している場合の表示例である。
【0059】
なお、上記の図5(A)(B)および図6において、◎印と●印の色を変えたり、
基準線dに対して親バネ36と子バネ37(39)の色を変えたりしてもよい。
そのようにすると、色彩から一目でどのバネか判別できる。
【0060】
上記の検査方法および検査装置によれば、最初の基準となるロックアップピストンのセッティングと、第1のサーボモータ22および第2のサーボモータ25のスタート動作による基準データ採り、および検査用のロックアップピストン30のセッティングと、第1のサーボモータ22および第2のサーボモータ25のスタート動作以外は、すべて光学的かつ自動的に行われるので、検査所要時間は極めて短時間で済むのみならず、作業者の個人差や肉眼の疲労等に起因する検査精度の低下等も全く生じない。
【0061】
上記実施形態のロックアップピストンの検査方法および検査装置の説明では特定の実施形態について説明したが、本発明の精神を逸脱しない範囲で各種の変形が可能である。
【0062】
例えば、ロックアップピストン30のダンパー要素の数は、図示例の10個のものに限らず、6個、8個、12個等の偶数個であってもよい。
【0063】
さらに、上記実施形態では、ロックアップピストン30を下方にセッティングし、反射型レーザセンサ2を上方に対向配置する場合について説明したが、両者を横方向に対向配置してもよい。
【0064】
また、上記実施形態では、反射型レーザセンサ2とロックアップピストン30との間隔寸法を一定にした場合について説明したが、ロックアップピストン30の大きさ等に応じて、間隔寸法を可変にしてもよい。
【0065】
さらにまた、表示部11には、図3に示す良否表示、図4に示す良否表示、図5および図6に示す画像表示とを別画面で切り替え表示してもよいし、並べて表示してもよいし、一部を重ね合わせて表示してもよい。
【0066】
また、表示部11は、単一のCDTやLCDにより構成する場合のみならず、複数の表示部で構成してもよい。
【0067】
また、表示部11には、ダンパー要素34,35の高さ表示のみならず、図9(A),(B)に示す構成部品(36〜40)の組み合わせを図形表示するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明のロックアップピストンの検査方法は、円盤状の片面に摩擦材が固着され、反対側の摩擦材が固着されていない側の面にはダンパー装置が配置されており、このダンパー装置は大径の親バネの内部に小径かつ長尺の子バネを挿入して親バネの両端を第1シートで閉止した第1のダンパー要素と、大径の親バネの内部に小径かつ短尺の子バネを挿入して親バネの両端を第2シートで閉止した第2のダンパー要素とを、円周方向に沿って交互に複数個組み付けて構成されているロックアップピストンの検査方法において、前記ダンパー装置が取り付けられているロックアップピストンを回転させながら、前記ダンパー装置にレーザを照射して、ダンパー装置からの反射レーザによってダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするのであるから、光学的かつ自動的にロックアップピストンにおけるダンパー装置の組み付け状態を検査することができ、作業者の肉眼による検査に比較して、極めて短時間で検査結果が得られるのみならず、作業者による個人差がないし、疲労による検査精度の低下がなく、常に一定した高い検査精度が維持できる。また、CCDカメラを用いる場合に比較して、太陽光などの影響を受けず、しかも、レーザは親バネと子バネを色で判別しないで高さで判別するので、親バネと子バネを明確に判別できる。
【0069】
本発明のロックアップピストンの検査装置は、円盤状の片面に摩擦材が固着され、反対側の摩擦材が固着されていない側の面にはダンパー装置が配置されており、このダンパー装置は大径の親バネの内部に小径かつ長尺の子バネを挿入して親バネの両端を第1シートで閉止した第1のダンパー要素と、大径の親バネの内部に小径かつ短尺の子バネを挿入して親バネの両端を第2シートで閉止した第2のダンパー要素とを、円周方向に沿って交互に複数個組み付けて構成されているロックアップピストンの検査装置であって、前記ダンパー装置が取り付けられているロックアップピストンを、ダンパー装置を上側にして支持して回転させるロックアップピストン支持回転機構と、前記ロックアップピストンのダンパー装置にレーザを照射するレーザ照射部およびダンパー装置からの反射レーザを受光するレーザ受光部とを有する反射型レーザセンサとを有し、前記反射レーザによってダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするものであるから、光学的かつ自動的にロックアップピストンにおけるダンパー装置の組み付け状態を検査することができ、作業者の肉眼による検査に比較して、極めて短時間で検査結果が得られるのみならず、作業者による個人差がないし、疲労による検査精度の低下がなく、常に一定した高い検査精度が維持できる。また、CCDカメラを用いる場合に比較して、太陽光などの影響を受けず設置が容易であり、定期清掃もそれほど頻繁に必要ではなくほぼメンテナンスフリーであり、しかも、レーザは親バネと子バネを色で判別しないで高さで判別するので、親バネと子バネを明確に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るロックアップピストンの検査方法について説明する概略ブロック構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るロックアップピストンの検査装置の概略構成正断面図である。
【図3】(A)は本発明のロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部の良(合格)時の表示例の図、
(B)は本発明のロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部の不良(不合格)時の表示例の図である。
【図4】(A)は本発明のロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部の不良内容表示例の図、
(B)は本発明のロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部の他の不良内容表示例の図である。
【図5】(A)は本発明の実施形態に係るロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部の画像表示例(第1ダンパー要素)を示す図、
(B)は本発明の実施形態に係るロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部の他の画像表示例(第2ダンパー要素)を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係るロックアップピストンの検査方法および検査装置における表示部のさらに他の画像表示例(後部シートなし)を示す図である。
【図7】(A)は本発明の検査対象品であるロックアップピストンの平面図、
(B)は本発明の検査対象品であるロックアップピストンの下面図である。
【図8】図7のロックアップピストンのA−A線に沿った縦断面図である。
【図9】(A)は図7のロックアップピストンにおける第1ダンパー要素の分解正面図、 (B)は図7のロックアップピストンにおける第2ダンパー要素の分解正面図で ある。
【符号の説明】
1 レーザ発生部
2 反射型レーザセンサ
3 レーザ照射部
4 レーザ受光部
5,7 光ファイバ
6a 照射レーザ
6b 反射レーザ
8 データ処理部
9 データ比較部
10 基準データ記憶部
11 表示部
20 基盤
21 ロックアップピストン支持回転機構部(ターンテーブル)
22 第1のサーボモータ
23 枠体
24 ガイドシャフト
25 駆動機構部(第2のサーボモータ)
26 駆動軸
27 スライドユニット
28 ネジ溝
30 ロックアップピストン
32 摩擦材
33 ダンパー装置
34 第1のダンパー要素
35 第2のダンパー要素
36 親バネ
37 長い子バネ(長子)
38 第1シート
39 短い子バネ(短子)
40 第2シート
41 ダンパー要素固定用舌片
42 ダンパー要素位置決め用切起舌片
a 親バネの測定高さ
b 子バネの測定高さ
c シートの測定高さ
d 基準線

Claims (8)

  1. 円盤状の片面に摩擦材が固着され、反対側の摩擦材が固着されていない側の面にはダンパー装置が配置されており、このダンパー装置は大径の親バネの内部に小径かつ長尺の子バネを挿入して親バネの両端を第1シートで閉止した第1のダンパー要素と、大径の親バネの内部に小径かつ短尺の子バネを挿入して親バネの両端を第2シートで閉止した第2のダンパー要素とを、円周方向に沿って交互に複数個組み付けて構成されているロックアップピストンの検査方法において、
    前記ダンパー装置が取り付けられているロックアップピストンを回転させながら、前記ダンパー装置にレーザを照射して、ダンパー装置からの反射レーザによってダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするロックアップピストンの検査方法。
  2. 前記反射レーザをデータ処理し、この処理データに基づいてダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とする請求項1に記載のロックアップピストンの検査方法。
  3. 前記処理データを基準データと比較して、それらデータの一致または不一致によりダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とする請求項1または2に記載のロックアップピストンの検査方法。
  4. 前記検査結果および処理データに基づく画像を表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のロックアップピストンの検査方法。
  5. 円盤状の片面に摩擦材が固着され、反対側の摩擦材が固着されていない側の面にはダンパー装置が配置されており、このダンパー装置は大径の親バネの内部に小径かつ長尺の子バネを挿入して親バネの両端を第1シートで閉止した第1のダンパー要素と、大径の親バネの内部に小径かつ短尺の子バネを挿入して親バネの両端を第2シートで閉止した第2のダンパー要素とを、円周方向に沿って交互に複数個組み付けて構成されているロックアップピストンの検査装置であって、
    前記ダンパー装置が組み付けられているロックアップピストンを、ダンパー装置を上側にして支持して回転させるロックアップピストン支持回転機構部と、
    前記ロックアップピストンのダンパー装置にレーザを照射するレーザ照射部およびダンパー装置からの反射レーザを受光するレーザ受光部とを有する反射型レーザセンサとを有し、
    前記反射レーザによってダンパー装置の組み付け状態の良否を検査することを特徴とするロックアップピストンの検査装置。
  6. 前記反射レーザによるデータを処理するデータ処理部を有することを特徴とする請求項5に記載のロックアップピストンの検査装置。
  7. 前記反射レーザによるデータを処理するデータ処理部と、基準データを記憶する基準データ記憶部と、前記データ処理部による処理データと基準データ記憶部に記憶された基準データとを比較するデータ比較部と、データ比較部による比較結果による良否を表示する表示部とを有することを特徴とする請求項5または6に記載のロックアップピストンの検査装置。
  8. 前記表示部に、データ処理部による処理データに基づいて作成した画像を表示することを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のロックアップピストンの検査装置。
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