JP4648550B2 - エラストマ製品を補強するスチールコード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエラストマ製品を補強するスチールコードに関し、特に、エンドレストラック(無限軌道)のカーカスの一部を形成するスチールコードに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用にエンドレストラックを使用することは、特に農業分野への応用において、次第に普及してきている。エンドレストラックは明確な始めや終りのないスチールコードで補強されたエラストマ材料で作られるベルトである。トラックの半径方向の最も外部は、タイヤの上面と同様な、地面と係合するトレッドを有する。トラックの主要な目的は車両と地面との間に大きな接触表面を提供することである。それは、泥の多い地面等の、柔らかい表面上を走る時に車両を浮いた状態に維持するのに特に有用である。
【0003】
エンドレストラックには一般的にスチールコード強化材を有する多くの領域が含まれている。第1のスチールコード補強領域はカーカスである。カーカスは周方向を向いたスチールコードを有するエラストマ層である。このスチールコード層は長さ方向に並んでおり、エンドレストラックの円周周りに第1の縁から第2の縁まで螺旋状に巻き付けられている。このコードはトラックの実質的に全ての引張方向に働く荷重を支え、その結果、一般的にトラックの中で最も太いスチールコードである。通常、エンドレストラックはカーカスの半径方向外側に配置された少なくとも2つのプライを有する。各プライはスチールワイヤ強化材を有している。これらのプライのスチールワイヤ強化材はトラックの赤道面に対してバイアスアングルで並べられている。これらのプライに対する最も一般的な配列では第1のプライのスチールワイヤ強化材が第2のプライのスチールワイヤ強化材と反対のアングルとされている。一般的に、第3のプライがバイアスアングルプライの半径方向外側に配置されている。この第3のプライのスチールワイヤ強化材は一般的に赤道面に直角なアングルで並べられている。
【0004】
一般に、カーカスを補強するスチールコードは、7本のスチールワイヤからなるストランド7組によって形成される。図6に示すように、各ストランドは6本のワイヤからなるシースが螺旋状に巻き付けられる1本のコアワイヤを有している。第1のストランドはスチールコードのコアを構成し、残りの6組のストランドが第1のストランドの周りに巻き付けられて完成されたスチールコードを形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在のスチールコード構造はトラックの引張荷重を処理するのに十分なサポートを提供はするが、コードは“ワイヤマイグレーション”として知られる問題に当面する。コードの第1のストランドのコアを形成するワイヤは長期間の曲げ応力を受けた後で破断する傾向がある。連続使用後に、破断したワイヤの先端は周囲のシースおよび残りのストランド中を移動してカーカスの一部を形成するエラストマ材料に穴をあける。その結果、破断したワイヤの先端はトラックから突出することになる。突出するワイヤによりトラックが役立たなくなることはないが、トラックの美観を損ない水分がスチールコードへ貫通する経路を開くことがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はエラストマ製品を補強するスチールコードを提供する。スチールコードは複数のストランドを有する。各ストランドはコアおよびシースを有する。シースはコアの周りに螺旋状に巻き付けられる複数のスチールフィラメントである。第1のストランドはコードの中心を縦方向に貫通する。残りのストランドは第1のストランドの周りに螺旋状に巻き付けられている。第1のストランドのコアは一緒に撚り合わされた複数のフィラメントからなる。
【0007】
好ましい実施例では、3本のフィラメントが第1のストランドのコアを形成する。これら3本のフィラメントは7mmの撚り長でS方向に撚り合わされる。第1のストランドのシースは14mmの撚り長でS方向にコアの周りに螺旋状に巻き付けられている。残りの各ストランドのシースは29mmの撚り長でZ方向にそれぞれのストランドのコアの周りに螺旋状に巻き付けられている。残りのストランドは第1のストランドの周りに40mmの撚り長でS方向に螺旋状に巻き付けられている。
定義:
本開示内容の理解を容易にするために、下記の用語の定義を説明する。
【0008】
“カーカス”トラックの内面の半径方向外側に配置されたトラックの第1の補強層を意味する。カーカスはスチールコード強化材を有するエラストマ層である。スチールコード強化材は一般的にトラックの円周周りに螺旋状に巻き付けられ第1の縁から第2の縁まで移動する。
【0009】
“周方向”は赤道面に平行で軸方向に垂直なトラック表面の周辺に沿って延びているラインまたは方向を意味する。
【0010】
“コード”は高モジュラス材料のフィラメントをグループとした複数の束、すなわちストランドを示す。
【0011】
“赤道面(EP)”はトラックの軸方向に直角でトラックの中心を通る平面を意味する。
【0012】
“撚り長”は撚り合わされたフィラメントすなわちストランドが、もう1つのフィラメントすなわちストランドの周りを移動して360°巻回する間の距離を意味する。
【0013】
“縦方向”は周方向を意味する。
【0014】
“プライ”は平行コードを有するエラストマ材料の連続層を意味する。
【0015】
“ラジアル(半径方向の)”もしくは“半径方向に”はトラックの重心に向かうもしくは重心から離れる方向を意味する。トラックの重心は駆動装置上に搭載された時にトラックの上下部分およびトラックの前後部分から引いたラインの交点にある。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のスチールコード10の一実施例の断面図である。スチールコード10は図5に示されるエンドレストラック12等のエラストマ製品を補強するのに使用される。図6に示すように、スチールコードは複数のストランド14を有する。第1のストランド16はコード10の中心にありその中を縦方向に貫通している。残りのストランド18は第1のストランド16の周りに螺旋状に巻き付けられてコード10を形成する。各ストランド14はコア20およびシース22を有する。各ストランド14のシース22はそのコア20の周りに螺旋状に巻き付けられる。
【0017】
図1に示すように、第1のストランド16のコア20は一緒に撚り合わされる複数のフィラメントからなる。複数のフィラメントを撚り合わせて第1のストランド16のコア20を形成することにより、第1のストランド16におけるコア20の移動が解消される。撚り合わされたフィラメントは互いに正しい位置に保持され、1本のフィラメントが破断した場合にもフィラメントは正しい位置に保持されて他のフィラメントによって移動することが防止される。第1のストランド16のコア20を撚り合わされたフィラメントで形成することのもう1つの利点は、コア20の疲労抵抗が高められることである。従って、第1のストランド16のコア20が繰返し曲げの後で破断する可能性が少なくなる。
【0018】
図1に示すスチールコード10の残りのストランド18は、単一のフィラメントコア20を有しており、コア20の周りは螺旋状に巻き付けられた複数のフィラメントから形成されるシース22により被覆されている。残りのストランド18のコア20を形成するフィラメントは第1のストランド16のコア20を形成するのに使用した各フィラメントよりも大きい直径を有するが、第1のストランド16のシース22のフィラメントの直径と同様な直径である。
【0019】
図2は本発明のスチールコード10の第2の実施例の断面図を示す。第1のストランド16は、複数の一緒に撚り合わされたフィラメントにより形成されたコア20を有し、コア20は螺旋状に巻き付けられた複数のフィラメントから形成されるシース22により取り囲まれている点において、図1に示す第1のストランドと同様な構造である。図2の残りのストランド18も、第1のストランド16のコア20の構造と同様な、複数の一緒に撚り合わされたフィラメントにより構成されたコア20を有する。この構造は第1のストランド16のコア20だけでなく残りの各ストランド18のコア20に対してもさらに疲労抵抗を強化させる。
【0020】
図3および図4は本発明のコードの他の実施例の断面図を示す。図3は第1のストランド16が一緒に撚り合わされた4本のフィラメントにより構成されたコアを有するコード10を示す。図3の残りのストランド18は単一フィラメントコア20を有するストランドからなっている。図4の第1のストランド16は図3に示すものと同一の構造を有する。図4の残りのストランド18には一緒に撚り合わされた4本のフィラメントにより形成されたコア20が示されている。
【0021】
第1のストランド16のコア20は一緒に撚り合わされた任意数のフィラメントにより作ることができるが、好ましい実施例では、コア20は3本のフィラメントにより形成される。第1のストランド16のコア20を3本のフィラメントから形成することにより、各フィラメントはコア20を形成する他の各フィラメントと接触することができる。各フィラメントがコア内の他の各フィラメントと接触できるようにすることにより、各フィラメント間に形成される間隙が最小限に抑えられる。コア20を3本のフィラメントから形成することのもう1つの利点は、コア20の形状がシース22の内部領域を充填するのに十分な寸法となることである。コア20が2本だけのフィラメントから作られる場合、コア20は細長い形状を有し、3本のフィラメントを使用してコア20を形成する場合よりも第1のストランドは一層楕円形状となる。
【0022】
残りのストランド18のコアは任意数のフィラメントを有することができる。しかしながら、残りのストランド18のコア20は、図1に示すように1本のフィラメントを有するか、あるいは図2に示すように3本のフィラメントを有することが好ましい。残りのストランド18のコア20を1本もしくは3本のフィラメントで形成することにより、容易にシース22で被覆されるコア20の形状が提供される。
【0023】
コア20内のフィラメントに関してここで使用される“撚り長”という用語は、コア20内の1本のフィラメントがコアを構成するフィラメントのコアの外側の周りを完全に(360°)巻回したときのコードの長さに沿った距離である。
【0024】
シース22内のフィラメントグループに関してここで使用される撚り長という用語はシース内の1本のフィラメントがコード10の外側の周りを完全に(360°)巻回したときのコード10の外側に沿った距離である。フィラメントグループはコード10の軸に対して撚り合わされるが、互いに平行である。
【0025】
コード10内の各フィラメントの直径は0.20mmから0.70mmの範囲とすることができる。フィラメントの直径は0.26mmから0.35mmの範囲であることが好ましい。
【0026】
本発明のコードの所期の用途はゴム補強用品である。このような用品に本発明のコードが組み入れられ、かつゴム含浸されることは当業者ならば承知のことである。本発明のコードを使用することができる代表的な商品としてはベルト、タイヤ、トラック、およびホースが含まれる。最も好ましい応用としては、本発明のコードはトラック内で使用されることである。
【0027】
本発明の好ましい実施例を図1に示す。この実施例では、第1のストランド16のコア20は一緒に撚り合わされた3本のフィラメントにより形成される。次に、このコア20には6本フィラメントにより形成されたシースが螺旋状に巻き付けられる。残りのストランド18のコア20は1本のフィラメントにより形成される。残りのストランド18のこのコア20には6本フィラメントにより形成されたシース22が螺旋状に巻き付けられる。理想的には、第1のストランド16のコア20を形成するスチールフィラメントは7mmの撚り長でS方向へ撚り合わされる。第1のストランド16のシース22はコア20の周りに螺旋状に14mmの撚り長でS方向へ撚り合わされ、第1のストランドのコアの撚り長は第1のストランドのシースのフィラメントの撚り長とは異なっている。残りの各ストランドのコア20は1本の撚り合わされないフィラメントにより形成される。これらの残りの各ストランド18のシース22は各コア20の周りに螺旋状に29mmの撚り長でZ方向に巻き付けられる。次に、残りのストランド18は第1のストランドの周りに螺旋状に40mmの撚り長でS方向に巻き付けられる。この好ましい実施例では、第1のストランドのシース22を形成する各フィラメントの直径は、残りのストランド18のコア20を形成するフィラメントの直径に等しい。第1のストランド16のシース22を形成する各フィラメントの直径は残りのストランド18のシース22を形成する各フィラメントの直径よりも大きい。
【0028】
図2に示すスチールコードの形成において、第1のストランドの撚り長は図1の実施例に示すものと同一であることが好ましい。残りのストランド18のコア20の形成において、コア20は理想的には14mmの撚り長でZ方向に一緒に巻き付けられる3本のフィラメントにより形成される。第1のストランド16のコア20の各フィラメントの直径は残りのストランド18のコア20を形成する各フィラメントの直径よりも大きい。第1のストランド16のシース22を形成する各フィラメントの直径は残りのストランド18のシース22を形成する各フィラメントの直径よりも大きい。
【0029】
従来技術のトラックは7×7/5.4mm:(l×0.74+6×0.63)+6×(0.63+6×0.57)もしくは7×7/4.1mm:(1×0.55+6×0.48)+6×(0.48+6×0.45)のワイヤ構造を利用している。
【0030】
図2に示す本発明の一実施例のトラックはワイヤコード10に、5.3mm:(3×.35+6×0.63)+6×(0.63+6×0.57);7S/14S/29Z/40Sを使用した。
【0031】
本発明のもう1つの一実施例のトラックはワイヤ構造4.1mm:(3×.26+6×0.48)+6×(0.48+6×0.44);7S/14S/22Z/32Sを利用した。
【0032】
前記した各トラックは図1に従って考えられる構造の単純な例にすぎない。上述の図2、3および4に示す構造のワイヤおよびフィラメントサイズも考えられる。
【0033】
図5は農業環境において使用されるようなエンドレストラックの部分切取図を示す。エンドレストラック12は補強エラストマ材料の多数の層により形成される。カーカス24はトラックの内面から半径方向外向きに進む時に出会う最初の補強エラストマ材料層である。一般的に、トラック12はカーカス24の半径方向外側に配置された少なくとも2つの他の補強層も有している。第1のプライ26および第2のプライ28として知られるこれら2つの層はトラック12の赤道面からβの角度となっているコードを有する。第1のプライは赤道面からβの角度となっており、第2のプライ28は第1のプライ26とは反対方向で赤道面からβの角度となっている。トラックのプライの半径方向外側にはトレッド30が配置されている。
【0034】
本発明のスチールコード10は、トラック12のカーカス24に対する強化材を理想的に形成する。しかしながら、エンドレストラック12のサイズおよびこのようなトラックが直面する環境に応じて、本発明のコード10はトラック12のこれらの補強層のいずれかをも補強するために使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスチールコードの断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例のスチールコードの断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例のスチールコードの断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例のスチールコードの断面図である。
【図5】エンドレストラックの部分切取り図である。
【図6】従来技術のスチールコードの断面図である。
【符号の説明】
10 スチールコード
12 エンドレストラック
14 ストランド
16 第1のストランド
18 残りのストランド
20 コア
22 シース
24 カーカス
26 第1のプライ
28 第2のプライ
30 トレッド
Claims (2)
- エラストマ製品を補強するスチールコードであって、該スチールコードは複数のストランドを有し、各ストランドはコアおよびシースを有し、前記シースは前記コアの周りに螺旋状に巻き付けられる複数のフィラメントであり、第1のストランドはスチールコードの中心を縦方向に貫通し、残りのストランドは前記第1のストランドの周りに螺旋状に巻き付けられているスチールコードにおいて、
前記第1のストランドのコアは一緒に撚り合わされた3本のフィラメントからなり、該コアには6本のフィラメントからなるシースが巻き付けられており、
前記残りのストランドのコアは1本のフィラメントからなり、該コアには6本のフィラメントからなるシースが巻き付けられていることを特徴とするスチールコード。 - 前記スチールコードはエンドレストラックにおけるカーカスの一部である、請求項1に記載のスチールコード。
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