JP4645256B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器並びにこれらの電子機器に用いられる電気光学装置に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等といった電子機器の表示装置として液晶装置等が用いられている。この液晶装置は、例えば光を出射する光源と、光源からの光を導く導光板と、片面に複数のプリズムを有するプリズムシートと、液晶を保持する液晶パネルとを備えている。これらのプリズムシートのプリズムの形状は、例えば三角柱であるので、集光作用が1次元方向のみで、2次元方向については考慮されておらず、光を効率良く利用した高輝度な表示装置を得ることができない、という問題があった。
この問題を解決するために、プリズムシートの形状を一つ以上の斜面を持つ錐体状にする技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−308485号公報(段落[0007]、図1)。
しかしながら、上述した技術では、高輝度な表示装置を得ることはできるが、液晶パネルの画素に対するプリズムシートのプリズムのそれぞれの位置等を考慮せずに、プリズムシートを設けているので、例えば液晶パネルの画素毎に透過する光量が異なってしまい、プリズムシートに依存してモアレが発生し表示品位が低下する、という問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、モアレの発生を防止し表示品位に優れた電気光学装置及び該電気光学装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置は、少なくとも光透過領域を有する画素が複数配列されてなる電気光学パネルと、前記電気光学パネルの視認側とは反対側に設けられ、前記画素の光透過領域の幅と幅が合わされてなる突部を複数有する集光シートと、前記集光シートに光を出射する導光板と、前記導光板に光を出射する光源とを具備し、前記集光シートの前記突部は隣り合う該突部が連続して設けられていることを特徴とする。
本発明では、少なくとも光透過領域を有する画素が複数配列されてなる電気光学パネルと、電気光学パネルの視認側とは反対側に設けられ、画素の光透過領域の幅と幅が合わされてなる突部を複数有する集光シートと、集光シートに光を出射する導光板と、導光板に光を出射する光源とを備えているので、例えば突部の表面積が画素毎に同じになるようにでき、画素の光透過領域を透過する光量を、各画素毎に同じにすることができる。加えて、本発明では、集光シートの突部は隣り合う突部が連続して設けられているので、例えば
集光シートの製造が容易となり低コスト化を図ることができると共に、基板に対する集光シートの位置ずれが生じても、例えば突部の表面積が画素毎に同じになるようにでき、画素の光透過領域を透過する光量を、各画素毎に同じにすることができ、集光シートに依存するモアレ等の発生を防止し表示品位を向上させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記複数の突部は、それぞれが前記複数の画素のそれぞれに対応して設けられていることを特徴とする。これにより、複数の突部は、それぞれが複数の画素のそれぞれに対応して設けられているので、例えば四角錘状の突部がそれぞれ画素に対応して設けられていない場合に比べて、四角錘の斜面の位置及び表面積を画素毎に略同じにすることができ、画素の光透過領域を透過する光量を各画素毎に確実に同じにでき、モアレの発生をより確実に防止することができる。
本発明の一の形態によれば、前記突部が四角錘状であることを特徴とする。これにより、突部が四角錘状であるので、四角錘の底面の四角形の一辺を交差するように突部に入射する光を効率良く集光し視認側に偏らせ高輝度な電気光学装置とすることができると共に、集光シートを容易に製造することができるので、低コスト化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記突部は、蒲鉾形状、平面形状が円形状、又は断面が台形状であることを特徴とする。これにより、突部は、蒲鉾形状、平面形状が円形状、又は断面が台形状であるので、例えば突部が蒲鉾形状である場合には、例えば突部の底面に直交する方向に光を偏らせることで、画素の光透過領域を透過する光量を、各画素毎に同じにすることができ、例えば集光シートに依存するモアレ等の発生を防止し表示品位を向上させることができると共に、広視野角の電気光学装置とすることができる。
本発明の一の形態によれば、前記集光シートは、前記導光板と対向する面に突状部を有することを特徴とする。これにより、集光シートは、導光板と対向する面に突状部を有するので、例えば導光板と集光シートとが密着することを防止でき、集光シートが撓むことを防止して、光が干渉してニュートンリング等が発生することを防止することができる。
本発明の一の形態によれば、前記突部は、前記画素毎に該画素の長手方向に沿って複数設けられていることを特徴とする。これにより、突部は、画素毎に該画素の長手方向に沿って複数設けられているので、例えば画素が長方形状の場合には、正方形状の突部を長手方向に並設することで、画素毎に突部が位置合わせされた状態でモアレの発生を防止することができる。また、例えば画素毎に1個の四角錘状の突部が対応して設けられている場合に比べて、画素毎に複数の四角錘状の突部が対応して設けられている場合には、1個の画素中での突部の斜面の偏りを抑制でき、1個の画素中の光ムラを抑制でき、より表示品
位に優れた電気光学装置を得ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記電気光学パネルは、前記画素に対応して設けられた画素電極と、前記画素電極の一部に重なる遮光層とを有し、前記画素は、前記画素電極のうち前記遮光層が重ならない領域により形成されてなることを特徴とする。これにより、電気光学パネルは、画素に対応して設けられた画素電極と、画素電極の一部に重なる遮光層とを有し、画素は、画素電極のうち遮光層が重ならない領域により形成されてなるので、例えば遮光層により光が交じり合うことを防止しつつ遮光層により画素の光透過領域を透過する光量を容易に調整することができる。
本発明の他の観点にかかる電子機器は、上述した電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明では、モアレの発生を防止可能な電気光学装置を備えているので、表示性能に優れた電子機器を得ることができる。
以下、本発明に実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、電気光学装置としての液晶装置、具体的には透過型のTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリックス方式の液晶装置、また、その液晶装置を用いた電子機器について説明するが、これに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る第1の実施形態の液晶装置の概略斜視図、図2は図1の液晶装置の液晶パネルのA−A断面図、図3は図1の液晶パネルに用いられる集光シートの平面図、図4は図1の液晶パネルの平面図である。なお、図4においては、後述する基板6、着色層21R等の図示を省略した。
(液晶装置の構成)
液晶装置1は、液晶パネル2と、液晶パネル2に接続された回路基板3と、液晶パネル2に光を出射する照明装置4とを備えている。なお、液晶装置1は、液晶パネル2を支持する図示を省略したフレーム等のその他の付帯機構が必要に応じて付設されている。
液晶パネル2は、基板5と、基板5に対向するように設けられた基板6と、基板5、6の間に設けられたシール材7及び基板5、6により封止された図示しない液晶とを備えている。液晶には、例えばTN(Twisted Nematic)が用いられている。
基板5及び基板6は、例えばガラスや合成樹脂といった透光性を有する材料からなる板状部材である。
基板5の液晶側には、図1に示すように、ゲート電極8、ソース電極9、薄膜トランジスタ素子T及び画素電極10が形成されている。
ゲート電極8は図1に示すようにX方向に、ソース電極9はY方向に、それぞれ例えばアルミニウム等の金属材料等によって形成されている。ソース電極9は、例えば図1に示すように上半分が左側に、下半分が右側に引き回されて形成されている。なお、ゲート電極8及びソース電極9の本数は、液晶装置1の解像度や表示領域の大きさに応じて適宜変更可能である。
薄膜トランジスタ素子Tは、ゲート電極8、ソース電極9及び画素電極10にそれぞれ電気的に接続される3つの端子を備えている。薄膜トランジスタ素子Tは画素電極10、ゲート電極8、ソース電極9に電気的に接続されている。これにより、ゲート電極8に電圧を印加したときにソース電極9から画素電極10に又はその逆に電流が流れるように構成されている。
画素電極10は、図4に示すように略矩形状であり、図1、図4に示すように基板5の液晶側の面にX方向及びY方向に配列して設けられている。画素電極10及び基板5の液晶側の面には、図2に示すように配向膜11が設けられている。配向膜11の液晶側の面にはラビング処理が施されている。
また、基板5は、基板6の外周縁から張り出した領域(以下、「張り出し部」と表記する)5aを備えている。張り出し部5aの面上には、液晶を駆動するためのドライバIC12、13及び14が実装されている。ドライバIC12、13及び14の図示しないバンプにACF(Anisotropic Conductive Film)を介して電気的に接続された接続用端子からそれぞれ配線15、16、17が引き出すように設けられている。配線15はゲート電極8に電気的に繋がっており、配線16、17はソース電極9に電気的に繋がっている。ドライバIC12、13及び14の入力側の接続用端子(図示しない)から配線18、19及び20が引き出すように設けられている。
一方、基板6の液晶側の面には、図2に示すように例えば赤の着色層21R、緑の着色層21G及び青の着色層21B、これらの着色層21R等が積層して形成された遮光層22、平坦面を備えた平坦化層23、平坦化層23の液晶側に設けられた共通電極24、共通電極24を覆う配向膜25を備えている。画素26R、26G及び26Bは、後述する着色層21R、21G及び21B、画素電極10に対応して遮光層22間に設けられている。液晶パネル2には、図4に示すように、複数の画素26R、26G及び26BがX方向及びY方向に配列されている。例えば遮光層22に重ならない領域が画素26R、26G及び26Bとなり、この画素26R、26G及び26Bは、画素電極10と略同じ形状の光透過領域Vを備えている。なお、例えば画素電極10の外周縁部に遮光層が重なり、遮光層が画素電極10に重ならない部分が画素となるようにしてもよい。
着色層21R、21G及び21Bは、それぞれ赤色、緑色及び青色を表示するために、例えば着色層21Rと着色層21Gとが隣接し、着色層21Gと着色層21Bとが隣接して基板6の液晶側の面に設けられている。各着色層21R、21G及び21Gの材料には、例えば顔料により着色された感光性樹脂が用いられている。
遮光層22は、図2に示すようにそれぞれ隣接する着色層21R、21G及び21Bが積層して形成されている。図2に示すように、例えば隣接する着色層21Rと着色層21Gとが積層されたX方向の幅は幅aに設定されている。遮光層22間の幅qは例えば集光シート31の後述する突部36の幅pに合うように設定されている。遮光層22は、例えば平面的に見てソース電極9に沿う方向等に図4に示すように格子状に設けられている。
平坦化層23は、図2に示すように着色層21R、21G、21B及び遮光層22の液晶側に設けられており、平坦化層23の液晶側の面は平坦となっている。平坦化層23の材料には、例えば透明樹脂材料が用いられている。
共通電極24は、平坦化層23の液晶側の面に設けられており、構成材料には、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電体が用いられている。
配向膜25は、共通電極24の液晶側の面を覆うように設けられており、配向膜25の液晶側の面にはラビング処理が施されている。
回路基板3は、図1に示すように、張り出し部5aに例えば接着剤等を介して接続されている。回路基板3は、可撓性基材27と、可撓性基材27に設けられた出力配線28、入力配線29と、ドライバIC12等を制御するために可撓性基材27に実装された半導体素子30とを備えている。
可撓性基材27には、例えば半導体素子30が実装されており、この他にも図示を省略した電源供給用の半導体素子等が実装されている。
出力配線28は、図1に示すように、例えばX方向に引き回されており、その一端が、可撓性基材27に形成された図示を省略した孔部内に設けられた接続部材を介してACF等により配線18の端部に電気的に接続されている。出力配線28の他端は、例えば半導体素子30の図示を省略した端子に半田付けにより繋がっている。
入力配線29は、図1に示すように、例えばX方向に引き回されている。入力配線29の一端は、例えば半導体素子30の図示を省略した端子に半田付けにより繋がっている。
半導体素子30は、例えばSON(Small Outline Nonlead)パッケージやCSP(Chip Scale Package)等であり、可撓性基材27に実装される面側に複数の図示を省略した端子を備えている。
照明装置4は、図2に示すように、基板5の基板6側とは反対側に設けられた集光シート31と、基板5とで集光シート31を挟むように設けられた拡散シート32と、集光シート31とで拡散シート32を挟むように設けられた導光板33と、導光板33に光を入射させることができるように設けられた光源34と、拡散シート32とで導光板33を挟むように設けられた反射シート35とを備えている。
集光シート31は、図2に示すように液晶パネル2の視認側(Z方向で液晶パネル2の基板6側)とは反対側に設けられている。集光シート31は、図2、図3に示すように、X方向及びY方向に配列された複数の四角錘状(ピラミッド状)の突部36を備えている。隣り合う突部36は、連続して設けられている。突部36の底面の形状は、例えば正方形とされており、突部36の頂点Oは、図3に示すように突部36の底面の略中央に設けられている。突部36は図4に示すように突部36の底面に傾斜する4つの斜面36a、36b、36c及び36dを備えている。斜面36a〜36dのそれぞれの面積は例えば同じとされている。
突部36のX方向の幅pは、図2に示す遮光層22(光透過領域V)のX方向の幅qに合うように設定されている。また、突部36のY方向の幅pは、遮光層22(光透過領域V)のY方向の幅qに合うように設定されている。図2、図4に示すように集光シート31の突部36Aの頂点O1が画素26Rを形成する遮光層22間の中央(画素電極10の中央、光透過領域Vの中央)に設けられており、突部36AのX方向の隣に設けられた突部36Bの頂点O2は、画素26Gを形成する遮光層22の中央(画素電極10の中央)からX方向にずれて設けられており、突部36AのY方向の隣に設けられた突部3
6Cの頂点O3は、画素26R2を形成する遮光層22間の中央(画素電極10の中央)からY方向にずれて設けられている。他の突部36の頂点も同様に例えばX方向、Y方向にずれて設けられている。

集光シート31は、図4に示すように突部36を平面的に見た場合に、突部36の斜面36a、36b、36c及び36dの面積の合計は、画素26R、26G及び26B毎に同じとなっている。例えば、X方向について見ると、図4に示すように画素26Rに設けられた突部36Aの斜面36aの面積と、画素26Gに設けられた突部36Bの斜面37aと斜面37bとの合計とは、略同じとなっている。また、Y方向について見ると、図4に示すように突部36Aの斜面36cの面積と、画素26R(26R2)に設けられた突部36Cの斜面37cと斜面37dとの合計とは、略同じとなっている。
拡散シート32は、後述する導光板33からの光を拡散して液晶パネル2に均一に出射するために用いられている。
導光板33は、後述する光源34からの光を例えば拡散シート32の全面に均一に導くために用いられている。導光板33の構成材料には、例えばアクリル樹脂等が用いられている。
光源34は、例えば導光板33の受光面に光を出射できるように可撓性基材27に設けられており、液晶パネル2側に光を出射するために用いられている。光源34には、例えばLED(Light Emitting Diode)等が用いられている。
反射シート35は、光源34から出射された光を液晶パネル2側に反射するために用いられている。反射シートには、例えば白色PET(Polyethyleneterephthalate)等が用いられている。
(液晶装置の製造方法)
次に、液晶装置1の製造方法について図面を参照しながら説明する。
図5は第1の実施形態の液晶装置1の製造工程を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、液晶パネル2の製造工程(S1)、回路基板3の製造工程(S2)及び液晶パネル2と回路基板3の接続工程(S3)については、公知技術と同様なのでその説明を省略し、照明装置4側の製造工程について中心的に説明する。
まず、図2に示すように、液晶パネル2の基板5に対面するように集光シート31を設ける(S4)。このとき、例えば、図2、図4に示すように画素26Rを形成する遮光層22間のX方向、Y方向の中央に、突部36の頂点O1が位置するようにする。
そして、導光板33に反射シート35を重ねるように設け、可撓性基材27に設けられた光源34を、光源34からの光が導光板33の受光面に入射するように可撓性基材27を反射シート35に接続する等して液晶装置1を製造する(S5)。
以上で液晶装置1の製造方法についての説明を終了する。
このように本実施形態によれば、光透過領域Vを有する画素26R等が複数配列された液晶パネル2と、液晶パネル2の視認側とは反対側に設けられ、画素26R等の光透過領域Vの幅q(遮光層22間の幅q)と幅pが合わされた突部36を複数備えた集光シート31とを備えているので、例えば突部36の表面積が画素26R、26G及び26B毎に同じになるようにでき、画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vを透過する光量を、各画素26R、26G及び26B毎に同じにすることができ、画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vを透過する光量が各画素毎に異なる場合に比べて、例えば明暗の発生を防止して集光シート31に依存するモアレ等の発生を防止し表示品位を向上させることができる。
また、突部36は、隣り合う突部36が連続して設けられているので、例えば集光シート31の製造が容易となり低コスト化を図ることができると共に、基板5に対する集光シート31の位置ずれが生じても、例えば突部36の表面積が画素26R、26G及び26B毎に同じになるようにでき、画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vを透過する光量を、各画素26R、26G及び26B毎に同じにすることができ、集光シート31に依存するモアレ等の発生を防止し表示品位を向上させることができる。
また、集光シート31の突部36が四角錘状であるので、四角錘の底面の四角形の一辺を交差するように図2に示す突部36に光源34側から入射する光を効率良く集光し視認側に偏らせ高輝度な液晶装置1とすることができる。
更に、突部36の頂点Oと画素26R(の光透過領域V)等の中心とが対応して設けられているので、例えば頂点Oを構成する4個の斜面36a〜36dの面積がそれぞれ等しくなり、光源34と突部36とを結ぶX方向に交差するY方向に頂点Oがずれて設けられている場合に比べて、このY方向に光を偏らせることなく出射でき、表示品位を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明に係る第2の実施の形態の液晶装置について説明する。なお、本実施形態以降の実施形態においては、上記実施形態と同一の構成部材等には同一の符号を付しその説明を省略し、異なる箇所を中心に説明する。
図6は第2の実施の形態の液晶装置の液晶パネルの断面図、図7は図6の液晶装置の液晶パネルに用いられる集光シートの平面図、図8は図6の液晶パネルの平面図である。なお、図8においては、基板6、着色層21R等の図示を省略した。
上記第1の実施形態では、例えば図2に示すように画素26R等を形成する遮光層22間の幅qが、集光シート31の突部36の幅pと合わされており、集光シート31の突部36の頂点O2等が各画素26R等の中央からずれて各突部36が連続的に設けられている例を示したが、本実施形態の液晶装置40は、図6に示すように照明装置4の代りに照明装置41を備えており、照明装置41の後述する集光シート42の突部43が画素26R、26G及び26Bに対応してそれぞれ設けられている。
照明装置41は、図6に示すように、液晶パネル2の視認側とは反対側に設けられた集光シート42と、基板5とで集光シート42を挟むように設けられた拡散シート32と、集光シート42とで拡散シート32を挟むように設けられた導光板33と、導光板33に光を入射することができるように設けられた光源34と、拡散シート32とで導光板33を挟むように設けられた反射シート35とを備えている。
集光シート42は、図6、図7に示すように、X方向及びY方向に配列された複数の四角錘状(ピラミッド状)の突部43を備えている。突部43の底面の形状は、例えば正方形とされており、突部43の頂点Oは、図7に示すように突部43の底面の略中央に設けられている。X方向及びY方向に隣り合う突部43は、遮光層22の幅aに合うように幅aだけX方向、Y方向に離間して設けられている。突部43は、図7に示すように突部43の底面に傾斜する4つの斜面43a、43b、43c及び43dを備えている。斜面43a〜43dのそれぞれの面積は例えば同じとされている。
突部43のX方向の幅pは、遮光層22間のX方向の幅q(光透過領域VのX方向の幅)に合うように設定されている。また、突部43のY方向の幅pは、遮光層22間のY方向の幅q(光透過領域VのY方向の幅)に合うように設定されている。図6、図8に示すように集光シート42の突部43Aの頂点O4、突部43AのX方向の隣に設けられた突部43Bの頂点O5は、それぞれ画素26R、26Gを形成する遮光層22間の中央(画素電極10の中央、光透過領域Vの中央)に設けられている。他の突部43の頂点も同様に例えば対応する画素の略中央に設けられている。集光シート42の図7に示す幅aの平坦部45は、図6に示すように遮光層22に対応して設けられている。
なお、本実施形態では、集光シート42が平坦部45を備えている例を示したが、例えば平坦部45を備えずに隣り合う突部の隣り合う斜面が略U字状の部分を介して設けられているようにしてもよい。
集光シート42は、図8に示すように突部43を平面的に見た場合に、突部43の斜面43a〜43dの面積の合計は、画素26R、26G及び26B毎に同じとなっている。
このように本実施形態によれば、集光シート42の突部43が画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vに対応してそれぞれ設けられているので、例えば突部43の幅が画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vの幅に対応してそれぞれ設けられていない場合に比べて、四角錘の斜面43a等の位置及び突部43の表面積を画素26R、26G及び26B毎に略同じにすることができ、画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vを透過する光量を、各画素26R、26G及び26B毎に同じにすることができ、モアレの発生をより確実に防止することができる。
また、突部43の頂点O4等と画素26R、26G及び26Bの光透過領域Vの中心とが対応して設けられているので、例えば四角錘の頂点O4等を構成する4個の斜面の表面積がそれぞれ等しくなり、光源34と突部43とを結ぶX方向に交差するY方向に頂点がずれて設けられている場合に比べて、このY方向に光を偏らせることなく出射でき、表示品位を向上させることができる。
(第1の変形例)
次に、本発明に係る第1の変形例の液晶装置について図面を参照しながら説明する。
図9は第1の変形例の液晶装置の液晶パネルの平面図、図10は図9の液晶装置で用いられる集光シートの平面図である。
上記第1の実施形態では、例えば図2に示すように画素26R等を形成する遮光層22間の幅qが、集光シート31の突部36の幅pに合わせてあり、例えば画素26R毎に突部36が1個設けられている例を示したが、本変形例の液晶装置50は、図9に示すように後述する集光シート51の突部52が、画素26R、26G及び26B毎(図9に示す後述する画素電極53毎)に各画素26R、26G及び26Bの長手方向(Y方向)に沿って複数個設けられている。
液晶パネルには、複数の画素26R、26G及び26BがX方向及びY方向に配列されている。例えば遮光層22に重ならない領域が画素26R、26G及び26Bとなり、この画素26R、26G及び26Bは、画素電極53と略同じ長方形状の光透過領域を備えている。なお、例えば画素電極53の外周縁部に遮光層が重なり、遮光層が画素電極53に重ならない部分が画素となるようにしてもよい。
集光シート51は、図10に示すように、X方向及びY方向に配列された複数の四角錘状(ピラミッド状)の突部52を備えている。突部52は、図10に示すようにY方向に幅aだけ離間して複数個(例えば2個)ずつ設けられ、X方向に幅aだけ離間して1個ずつ設けられている。突部52の底面の形状は、例えば正方形とされており、突部52の頂点Oは、図10に示すように突部52の底面の略中央に設けられている。突部52は、図10に示すように突部52の底面に傾斜する4つの斜面52a、52b、52c及び52dを備えている。集光シート51の図10に示す幅aの平坦部54は、遮光層22に対応して設けられている。
集光シート51の突部52のY方向の幅pは、図9に示すようにY方向の遮光層22間の幅s(画素電極53のY方向の長さ)の半分と合うように設定されており、突部52のX方向の幅pは、遮光層22間のX方向の幅q(画素電極53のX方向の長さ)と合うように設定されている。図9に示すように集光シート51の突部52Aの頂点O6、突部52AのY方向の隣に設けられた突部52Bの頂点O7は、Y方向に長い長方形状の画素電極53のY方向に2分割された領域のそれぞれの略中央に設けられている。他の突部52の頂点も同様に例えば対応する画素電極53のY方向に2分割された領域のそれぞれの略中央に設けられている。集光シート51は、図9に示すように突部52を平面的に見た場合に、突部52の斜面52a、52b、52c及び52dの面積の合計は、画素26R、26G及び26B毎に同じとなっている。
なお、本変形例では、突部52は、図10に示すようにY方向に幅aだけ離間して2個ずつ設けられ、X方向に幅aだけ離間して1個ずつ設けられている例を示したが、これらの数は限定されるものではなく、画素電極53の大きさに応じて適宜変更可能である。
このように本変形例によれば、集光シート51の突部52は、例えば画素26R毎に画素26Rの長手方向(Y方向)に沿って複数設けられているので、例えば本変形例のように画素26R(画素電極53)がY方向に長手を有する長方形状の場合には、底面が正方形状の突部52をY方向に並設することで、画素26R毎に画素電極53に2つの突部52が位置合わせされた状態で、画素26R、26G及び26Bを透過する光量を、各画素26R、26G及び26B毎に同じにすることができ、モアレの発生をより確実に防止することができる。
また、例えば第1の実施形態のように、画素26R毎に1個の四角錘状の突部36が対応して設けられている場合に比べて、画素26R毎に複数の四角錘状の突部52が対応して設けられている場合には、1個の画素26R中での突部52の斜面の偏りを抑制でき、1個の画素26R中の光ムラを抑制でき、より表示品位に優れた液晶装置を得ることができる。
なお、例えば図11に示す突部52Aに対応する光透過領域R1と、突部52Bに対応する光反射領域R2とを備えた半透過型の液晶パネルと、半透過型の液晶パネルの光透過領域R1のX方向、Y方向の幅qに合わされたX方向、Y方向の幅pの突部52Aを備えた集光シート51とを備えるようにしてもよい。これにより、例えば突部52Aの表面積が画素26R、26G及び26B毎に同じになるようにでき、画素26R、26G及び26Bの光透過領域R1を透過する光量を、各画素26R、26G及び26B毎に同じにすることができ、画素26R、26G及び26Bの光透過領域R1を透過する光量が各画素毎に異なる場合に比べて、例えば明暗の発生を防止して集光シート51に依存するモアレ等の発生を防止し表示品位を向上させることができる。
(第2の変形例)
次に、本発明に係る第2の変形例の液晶装置について図面を参照しながら説明する。
図12は第2の変形例の液晶装置の液晶パネルの平面図、図13は第2の変形例の液晶パネルに用いられる集光シートの断面図である。
上記実施形態及び変形例では、例えば図3に示すように集光シート31の突部36の頂点Oが突部36の底面の略中央に設けられている例を示したが、本変形例の液晶装置60は、図12に示すように後述する集光シート61の突部62の頂点Pが、例えば第1の実施形態の集光シート31の突部36の頂点O(光透過領域の中心O)に比べて、光源34に近づくX方向にずれて設けられている。
集光シート61は、図13のX方向及びY方向に隣接して配列された複数の四角錘状の突部62を備えている。突部62の底面の形状は、例えば正方形とされており、突部62の頂点Pは、図12、図13に示すように突部62の底面の略中央から例えば光源34のX方向にずれて設けられている。突部62は、図12、図13に示すように突部62の底面に傾斜する4つの斜面62a、62b、62c及び62dを備えている。斜面62aの面積より斜面62bの面積が大きくなっており、斜面62cと斜面62dとの面積は略同じになっている。
突部62のX方向、Y方向のそれぞれの幅pは、図12、図13に示すように遮光層22間のX方向、Y方向のそれぞれの幅qに合うように設定されている。図12に示すように集光シート61の突部62の頂点Pは、画素電極10の略中央Oから光源34に近づくX方向にずれて設けられている。他の突部62の頂点Pも同様に例えば対応する画素電極10の略中央Oから光源34に近づくX方向にずれて設けられている。
光源34から出射された光は、導光板33等を介して集光シート61に入射するときに、光源34から遠ざかる方向に透過する光量の方が、光源34に近づく方向に透過する光量より多くなり易い。
このように本変形例では、集光シート61の突部62の頂点Pが、例えば第1の実施形態の集光シート31の突部36の頂点O(光透過領域の中心O)に比べて、光源34に近づくX方向にずれて設けられているので、突部の4つの斜面の面積がそれぞれ同じ場合に比べて、図13に示すように突部62の斜面62aより斜面62bの面積が大きく、斜面62bによってより多くZ方向に光を偏よらせることができ、輝度を向上させて表示品位を向上させることができる。
なお、上記実施形態及び変形例では、例えば四角錘状の突部36を備えた集光シート31や突部43を備えた集光シート42を例示したが、突部の形状はこれらに限定されず、例えば、突部の形状を、蒲鉾形状、平面形状が円形状、又は断面が台形状となるようにしてもよい。これにより、例えば図14に示すように集光シート71の突部72が幅pの蒲鉾形状である場合には、例えば突部72の底面に直交するZ方向に光をより多く偏らせることで、画素26R、26G及び26Bの光透過領域を透過する光量を、各画素26R、26G及び26B毎に同じにすることができ、例えば集光シートに依存するモアレ等の発生を防止し表示品位を向上させることができると共に、広視野角の液晶装置とすることができる。
また、上記実施形態及び変形例では、例えば図2に示すように集光シート31と導光板33との間に拡散シート32を設ける例を示したが、拡散シート32を設けずに、集光シート31が導光板33と対向する面に図示を省略した突状部を備えるようにしてもよい。この突状部は、例えば、エンボス加工やビーズコーティング等により形成すればよい。これにより、集光シート31が導光板33と対向する面に図示を省略した突状部を備えるので、例えば導光板33と集光シート31とが密着することを防止することができると共に、集光シート31が撓むことを防止して、光が干渉してニュートンリング等が発生することを防止することができる。また、集光シート31の突状部により光を拡散させることができるので、より表示品位を向上させることができる。
(第3の実施形態・電子機器)
次に、上述した液晶装置1を備えた本発明の第3の実施形態に係る電子機器について説明する。
図15は本発明の第3の実施形態にかかる電子機器の表示制御系の全体構成の概略構成図である。
電子機器300は、表示制御系として例えば図15に示すように液晶パネル2及び表示制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。
また、液晶パネル2には表示領域Iを駆動するドライバIC12を含む駆動回路361を有する。
表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。
また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ供給する。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。
このように本実施形態によれば、モアレ等の発生を防止可能な液晶装置1を備えているので、表示性能に優れた電子機器を得ることができる。
具体的な電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1等が適用可能なのは言うまでもない。
なお、本発明の電子機器は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。また、本発明の要旨を変更しない範囲で、上記各実施形態を組み合わせてもよい。
例えば、上述の実施形態ではTFT型の液晶装置1等について説明したがこれに限られるものではなく、例えばTFD(Thin Film Diode)アクティブマトリクス型、パッシブマトリクス型の液晶装置であってもよい。また、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display及びSurface‐Conduction Electron‐Emitter Display等)などの各種液晶装置に本発明を適用してもよい。
本発明に係る第1の実施形態の液晶装置の概略斜視図である。 図1の液晶パネルのA−A断面図である。 図1の液晶パネルに用いられる集光シートの平面図である。 図1の液晶パネルの平面図である。 第1の実施形態の液晶装置の製造工程を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の液晶装置の液晶パネルの断面図である。 第2の実施の形態の液晶パネルに用いられる集光シートの平面図である。 図6の液晶パネルの平面図である。 第1の変形例の液晶装置の液晶パネルの平面図である。 図9の液晶装置で用いられる集光シートの平面図である。 半透過型の液晶装置の液晶パネルの平面図である。 第2の変形例の液晶装置の液晶パネルの平面図である。 第2の変形例の液晶パネルに用いられる集光シートの断面図である。 液晶パネルに用いられる集光シートの断面図である。 本発明に係る第3の実施形態の電子機器の表示制御系の概略構成図である。
符号の説明
T…薄膜トランジスタ素子、 q…幅、 p…幅、 O…頂点、中央、 O1、O2、O3、O4、O5、O6、O7、P…頂点、 s…幅、 I…表示領域、 1…液晶装置、 2…液晶パネル、 3…回路基板、 4…照明装置、 5、6…基板、 5a…領域、 7…シール材、 8…ゲート電極、 9…ソース電極、 10…画素電極、 11…配向膜、 12、13…ドライバIC、 15、16、16、17、18、19…配線、 21R、21G、21B…着色層、 22…遮光層、 23…平坦化層、 24…共通電極、 25…配向膜、 26R、26G、26B…画素、 26R2…画素、 27…可撓性基材、 28…出力配線、 29…入力配線、 30…半導体素子、 31…集光シート、 32…拡散シート、 33…導光板、 34…光源、 35…反射シート、 36…突部、 36a、36b、36c、36d…斜面、 36A、36B、36C…突部、 37a、37b、37c、37d…斜面、 40…液晶装置、 41…照明装置、 42…集光シート、 43…突部、 43a、43b、43c、43d…斜面、 43A,43B…突部、 43a…斜面、 45…平坦部、 50…液晶装置、 51…集光シート、 52…突部、 52a、52b…斜面、 52A、52B…突部、 53…画素電極、 54…平坦部、 60…液晶装置、 61…集光シート、 62…突部、 62a、62b、62c、62d…斜面、 71…集光シート、 72…突部、 300…電子機器、 361…駆動回路、 390…表示制御回路、 391…表示情報出力源、 392…表示情報処理回路、 393…電源回路、 394…タイミングジェネレータ

Claims (8)

  1. 少なくとも光透過領域を有する画素が複数配列されてなる電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの視認側とは反対側に設けられ、前記画素の光透過領域の幅と幅が合わされてなる突部を複数有する集光シートと、
    前記集光シートに光を出射する導光板と、
    前記導光板に光を出射する光源と、
    を具備し、前記集光シートの前記突部は隣り合う該突部が連続して設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記複数の突部は、それぞれが前記複数の画素のそれぞれに対応して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記突部が四角錘状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記突部は、蒲鉾形状、平面形状が円形状、又は断面が台形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  5. 前記集光シートは、前記導光板と対向する面に突状部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記突部は、前記画素毎に該画素の長手方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 前記電気光学パネルは、前記画素に対応して設けられた画素電極と、前記画素電極の一部に重なる遮光層とを有し、前記画素は、前記画素電極のうち前記遮光層が重ならない領域により形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  8. 請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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