JP4644574B2 - 多気筒エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、多気筒エンジンに関し、詳しくは、NOの低減機能を高めることができる多気筒エンジンに関するものである。
従来の多気筒エンジンとして、本発明と同様、クランク軸の架設方向を前後方向、前後方向と直交するシリンダヘッドの幅方向を横方向として、シリンダヘッドの横一側面に吸気分配通路壁を取り付け、シリンダヘッドの横他側面に排気合流通路壁を取り付け、排気合流通路壁内をEGR弁ケースを介して吸気分配通路壁内に連通させたものがある。
この種の多気筒エンジンでは、EGR弁によって適正なEGR率を維持し、NOを低減することができる利点がある。
しかし、上記従来のエンジンでは、吸気通路の中心部に向けてEGRガスを導入するようになっているため、問題が生じている。
上記従来技術では、次の問題がある。
《問題》 NOの低減機能が低い。
吸気通路の中心部に向けてEGRガスを導入するようになっているため、EGRガスと吸気との混合が不十分で、各気筒へのEGRガスの分配が不均一になる。このため、NOの低減機能が低い。
本発明は、上記問題点を解決することができる多気筒エンジン、すなわち、NOの低減機能を高めることができる多気筒エンジンを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、クランク軸(1)の架設方向を前後方向、前後方向と直交するシリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側面に吸気分配通路壁(5)を取り付け、排気合流通路壁(22)内をEGR弁ケース(16)を介して吸気分配通路壁(5)内に連通させた、多気筒エンジンにおいて、
図2に例示するように、吸気分配通路壁(5)の上部に吸気入口管(28)を設け、前後方向のうち、エンジン冷却ファン(4)を配置した方を前、その反対側を後として、この吸気入口管(28)の周壁後部にEGR弁ケース取付座(65)を設け、このEGR弁ケース取付座(65)内に吸気入口管(28)内に至るEGRガス案内通路(65b)を設け、EGR弁ケース取付座(65)の取付座入口部(65a)にEGR弁ケース(16)のEGR弁ケース出口部(16a)を取り付けてこれらを連通させ、
EGRガス案内通路(65b)のEGRガス案内面(65c)を円筒形の吸気入口管(28)の内周面(28b)の接線方向に向け、
図1に例示するように、EGR弁ケース取付座(65)の両横側のうち、シリンダヘッド(10)から離れた方を横外側として、EGR弁ケース取付座(65)の横外側面の取付座入口部(65a)にEGR弁ケース(16)のEGR弁ケース出口部(16a)を取り付けてこれらを連通させることにより、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、EGR弁ケース(16)が吸気分配通路壁(5)よりも横外側方に突出するようにし、
図1に例示するように、エンジン冷却ファン(4)の後方にEGR弁ケース(16)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風がEGR弁ケース(16)の周囲を通過するように、
図1に例示するように、EGR弁ケース(16)の前部に弁アクチュエータ(66)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風が弁アクチュエータ(66)に吹き当たるようにし、
図4に例示するように、エンジンの前方正面から後ろ向きに見て、エンジン冷却ファン(4)と吸気入口管(28)の周壁前部(28c)が重なり合い、これらが前後位置で相互に対面するようにし、吸気入口管(28)の横外側真横の位置に弁アクチュエータ(66)を配置し、吸気入口管(28)の周壁前部(28c)を、弁アクチュエータ(66)とシリンダヘッド(10)のヘッドカバー(11)との間に配置した、ことを特徴とする多気筒エンジン。
(請求項1に係る発明)
《効果》 NOの低減機能を高めることができる。
図2に例示するように、EGRガス案内通路(65b)のEGRガス案内面(65c)を円筒形の吸気入口管(28)の内周面(28b)の接線方向に向けたので、EGRガスがEGRガス案内面(65c)の案内で、吸気入口管(28)の内周面の接線方向に導入され、このEGRガスが吸気入口管(28)の内周面(28b)に沿って旋回しながら吸気と混合する。このため、吸気とEGRガスとの混合が促進され、各気筒へのEGRガスの分配が均一になる。このため、NOの低減機能を高めることができる。
《効果》 エンジンのコンパクト化を図ることができる。
図2に例示するように、吸気分配通路壁(5)の上部に吸気入口管(28)を設け、この吸気入口管(28)の周壁後部にEGR弁ケース取付座(65)を設けるので、本来はデッドスペースとなる吸気入口管(28)の前後空間をEGR弁ケース取付座(65)の配置空間として有効利用することができ、エンジンのコンパクト化を図ることができる。
《効果》 EGR弁の損傷を抑制することができる。
図2に例示するように、吸気入口管(28)の周壁後部にEGR弁ケース取付座(65)を設け、EGR弁ケース取付座(65)にEGR弁ケース(16)を取り付けるので、EGR弁の熱がEGR弁ケースとEGR弁ケース取付座(65)とを介して吸気入口管(28)に放熱される。このため、過熱によるEGR弁の損傷を抑制することができる。
《効果》 NOの低減機能をより高めることができる。
図1に例示するように、エンジン冷却ファン(4)の後方にEGR弁ケース(16)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風がEGR弁ケース(16)の周囲を通過するようにしたので、EGRガスがEGRクーラ(15)で冷却された後、EGR弁ケース(16)で空冷され、EGRガスの温度がより低下し、NOの低減機能をより高めることができる。
《効果》 EGR弁の損傷抑制機能を高めることができる。
EGRガスがEGRクーラ(15)で冷却された後、EGR弁ケース(16)で空冷されるので、EGRガスの温度が低下し、EGRガスによるEGR弁の過熱が抑制され、EGR弁の損傷抑制機能を高めることができる。
《効果》 弁アクチュエータの損傷を抑制することができる。
図1に例示するように、EGR弁ケース(16)の前部に弁アクチュエータ(66)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風が弁アクチュエータ(66)に吹き当たるようにしたので、EGRガスによる弁アクチュエータ(66)の過熱が抑制され、過熱による弁アクチュエータ(66)の損傷を抑制することができる。
請求項2に係る発明)
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 NOの低減機能をより高めることができる。
図1に例示するように、EGR弁ケース(16)に逆止弁ケース(61)を取り付け、この逆止弁ケース(61)内の逆止弁でEGR弁ケース(16)からEGRクーラ(15)へのEGRガスの逆流を阻止できるようにしたので、過剰な過給圧等によるEGRガスの逆流が起こらず、適正なEGR率が確保され、NOの低減機能をより高めることができる。
請求項3に係る発明)
請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ポンプが損傷するのを抑制することができる。
図1に例示するように、ポンプ(7)の真上に逆止弁ケース(61)を配置したので、エンジンの製造時やメンテナンス時にエンジンの上方で部品や工具等の物体が落下しても、この物体がポンプ(7)に真上から衝突する前に、この物体を逆止弁ケース(61)で受け止めることができる。このため、真上からの物体の衝突によってポンプ(7)が損傷するのを抑制することができる。
請求項4に係る発明)
請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エンジンをコンパクトにまとめることができる。
図1、図3に例示するように、吸気分配通路壁(5)の真下の位置で、コモンレール(3)を前後方向に架設したので、本来はデッドスペースとなる吸気分配通路壁(5)の真下の空間をコモンレール(3)の配置空間として有効利用することができ、エンジンをコンパクトにまとめることができる。
《効果》 コモンレールの損傷を抑制することができる。
図1、図3に例示するように、吸気分配通路壁(5)の真下の位置で、コモンレール(3)を前後方向に架設したので、エンジンの製造時やメンテナンス時にエンジンの上方で部品や工具等の物体が落下しても、この物体がコモンレール(3)に真上から衝突する前に、この物体が吸気分配通路壁(5)で受け止められる。このため、上方からの物体の衝突によってコモンレール(3)が損傷するのを抑制することができる。
請求項5に係る発明)
請求項1から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エンジンをコンパクトにまとめることができる。
図3に例示するように、吸気分配通路壁(5)の真下の位置に電子制御手段(14)を配置したので、本来はデッドスペースとなる吸気分配通路壁(5)の真下の空間を電子制御手段(14)の配置空間として有効利用することができ、エンジンをコンパクトにまとめることができる。
《効果》 電子制御手段の損傷を抑制することができる。
図3に例示するように、吸気分配通路壁(5)の真下の位置に電子制御手段(14)を配置したので、エンジンの製造時やメンテナンス時にエンジンの上方で部品や工具等の物体が落下しても、この物体が電子制御手段(14)に真上から衝突する前に、この物体が吸気分配通路壁(5)で受け止められる。このため、上方からの物体の衝突によって電子制御手段(14)が損傷するのを抑制することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図5は本発明の実施形態に係る多気筒エンジンを説明する図で、この実施形態では、立型の直列多気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
本発明の実施形態の概要は、次の通りである。
シリンダブロック(2)またはシリンダヘッド(10)の幅方向を横方向、クランク軸(1)の架設方向を前後方向、前後方向のうち、エンジン冷却ファン(4)のある方を前、その反対側を後、シリンダ中心軸線(64)の方向を上下方向として、図3に示すように、シリンダブロック(2)の上部にシリンダヘッド(10)を組み付け、シリンダヘッド(10)の上部にヘッドカバー(11)を組み付けている。シリンダブロック(2)の前方にラジエータ(図外)とエンジン冷却ファン(4)とを配置している。このエンジン冷却ファン(4)は、シリンダブロック(2)の前部に配置されたベルト伝動装置(17)を介してクランク軸(1)で駆動される。
EGR装置の構成は、次の通りである。
図1に示すように、シリンダヘッド(10)の横一側面に吸気分配通路壁(5)を取り付け、シリンダヘッド(10)の横他側面に排気合流通路壁(22)を取り付け、エンジンの後部にEGRクーラ(15)を横向きに配置し、EGRクーラ(15)の排気寄りの端部にクーラ入口部(15b)を設け、EGRクーラ(15)の吸気寄りの端部にクーラ出口部(15a)を設け、クーラ入口部(15b)を排気合流通路壁(22)内に連通させ、クーラ出口部(15a)をEGR弁ケース(16)を介して吸気分配通路壁(5)内に連通させている。吸気分配通路壁(5)は、吸気マニホルドの機能を果たすものであるが、図1に示すように、分岐管のない箱型構造であるため、このような部品名を用いた。排気合流通路壁(22)は排気マニホルドの機能を果たすものであるが、吸気分配通路壁(5)という部品名と対応させてこのような部品名を用いた。排気合流通路壁(22)の上部には過給機(54)を取り付けている。シリンダブロック(2)の後部に伝動装置収容部(9)を配置し、この伝動装置収容部(9)の後方にこの伝動装置収容部(9)と隣接してフライホイルハウジング(29)を設け、このフライホイルハウジング(29)の真上の位置でEGRクーラ(15)を横向きに架設している。フライホイルハウジング(29)の真上の位置とは、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、フライホイルハウジング(29)の上方でフライホイルハウジング(29)と重なる位置をいう。
EGR装置の工夫は、次の通りである。
図1に示すように、吸気分配通路壁(5)の上部に吸気入口管(28)を設け、前後方向のうち、エンジン冷却ファン(4)を配置した方を前、その反対側を後として、吸気入口管(28)の周壁後部にEGR弁ケース取付座(65)を設けている。EGR弁ケース取付座(65)の両横側のうち、シリンダヘッド(10)から離れた方を横外側として、EGR弁ケース取付座(65)の横外側面の取付座入口部(65a)にEGR弁ケース(16)のEGR弁ケース出口部(16a)を取り付けてこれらを連通させている。これにより、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、EGR弁ケース(16)が吸気分配通路壁(5)よりも横外側方に突出するようにしている吸気入口管(28)は過給通路(28a)を介して過給機(54)に連通させている。
図1に示すように、エンジン冷却ファン(4)の後方にEGR弁ケース(16)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風がEGR弁ケース(16)の周囲を通過するようにしている。EGR弁ケース(16)の前部に弁アクチュエータ(66)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風が弁アクチュエータ(66)に吹き当たるようにしている。図4に示すように、エンジンの前方正面から後ろ向きに見て、エンジン冷却ファン(4)と吸気入口管(28)の周壁前部(28c)が重なり合い、これらが前後位置で相互に対面するようにし、吸気入口管(28)の横外側真横の位置に弁アクチュエータ(66)を配置し、吸気入口管(28)の周壁前部(28c)を、弁アクチュエータ(66)とシリンダヘッド(10)のヘッドカバー(11)との間に配置している。
図2に示すように、EGRガス案内通路(65b)のEGRガス案内面(65c)を円筒形の吸気入口管(28)の内周面(28b)の接線方向に向けている。EGR弁ケース(16)に逆止弁ケース(61)を取り付け、この逆止弁ケース(61)内の逆止弁でEGR弁ケース(16)からEGRクーラ(15)へのEGRガスの逆流を阻止できるようにしている。この逆止弁ケース(61)はEGR弁ケース(16)の後部で、エンジン冷却ファン(4)の後方に配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風が逆止弁ケース(61)の周囲を通過するようになっている。このため、EGRガスがEGRクーラ(15)で冷却された後、逆止弁ケース(61)で空冷されるので、EGRガスの温度が低下し、EGRガスによる逆止弁とEGR弁の過熱が抑制され、これらの損傷抑制機能をより高めることができる。
図1、図4に示すように、シリンダブロック(2)の後部に伝動装置収容部(9)を配置し、この伝動装置収容部(9)をシリンダブロック(2)よりも横外側方に突出させ、この横突出部分(9a)の前面に伝動装置(8)で駆動される燃料圧送用の燃料サプライポンプ(7)を取り付け、この燃料サプライポンプ(7)の真上に逆止弁ケース(16)を配置している。燃料サプライポンプ(7)の真上の位置とは、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、燃料サプライポンプ(7)の上方で燃料サプライポンプ(7)と重なる位置をいう。燃料サプライポンプ(7)は、コモンレール(3)に燃料を供給する。伝動装置(8)はタイミングギヤトレインである。
EGR装置を構成する剛性連結体の構成は、次の通りである。
図1、図3、図4に示すように、吸気分配通路壁(5)とEGR弁ケース(16)とEGRクーラ(15)とを剛性連結体の構成要素とし、これら構成要素で可撓性のない剛性連結体を構成している。EGR弁ケース取付座(65)の横外側面の取付座入口部(65a)にEGR弁ケース(16)の横側面のEGR弁ケース出口部(16a)を取り付けてこれらを連通させ、EGR弁ケース(16)の後方に上下方向に延びる接続管(60)を配置し、この接続管(60)の前面上部の接続管出口部(60a)をEGR弁ケース(16)の後面のEGR弁ケース入口部(16b)と対向させてこれらを連通させ、接続管(60)の下部の接続管入口部(60b)を排気合流通路壁(22)のある横側方に向け、この横向きの接続管入口部(60b)にEGRクーラ(15)の横一端部のクーラ出口部(15a)を取り付けてこれらを連通させ、吸気分配通路壁(5)とEGR弁ケース(16)と接続管(60)とEGRクーラ(15)とを剛性連結体の構成要素とし、これら構成要素で可撓性のない剛性連結体を構成している。接続管(60)はEGRクーラ(15)から導出されている。
図1、図3に示すように、EGR弁ケース(16)と接続管(60)との間に逆止弁ケース(61)を介在させ、EGR弁ケース(16)の後面のEGR弁ケース入口部(16b)に逆止弁ケース(61)の前面の逆止弁ケース出口部(61a)を取り付けてこれらを連通させ、この逆止弁ケース(61)の後面の逆止弁ケース入口部(61b)に接続管(60)の前面上部の接続管出口部(60a)を取り付けてこれらを連通させることにより、逆止弁ケース(61)も剛性連結体の構成要素とし、逆止弁ケース(61)内の逆止弁で、EGR弁ケース(16)からEGRクーラ(15)側へのEGRガスの逆流を阻止するようにしている。
EGRクーラの支持構造は、次の通りである。
排気合流通路壁(22)にEGRガス導出管(62)を一体成型で形成し、このEGRガス導出管(62)の導出端(62a)にEGRクーラ(15)の端部のクーラ入口部(15b)を取り付けてこれらを連通させることにより、EGRクーラ(15)を排気合流通路壁(22)と剛性連結体の他の部品(EGRクーラ以外の部品)とを介してシリンダヘッド(10)に支持させている。
他の工夫は、次の通りである。
図1、図3に示すように、吸気分配通路壁(5)の真下の位置で、コモンレール(3)を前後方向に架設している。吸気分配通路壁(5)の真下の位置に電子制御手段(14)を配置している。この電子制御手段(14)はマイコンであり、コモンレール(3)から燃料の圧送を受ける燃料噴射弁の開閉を制御し、燃料噴射のタイミングや量を制御する。吸気分配通路壁(5)は枝管のない箱型構造で、枝管の隙間から異物が落下しないようにしている。吸気分配通路壁(5)の真下の位置とは、図1に示すように、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、吸気分配通路壁(5)の下方で吸気分配通路壁(5)と重なる位置をいう。コモンレール(3)と電子制御手段(14)とは、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、吸気分配通路壁(5)から横にはみ出さない位置に配置している。
本発明の実施形態に係る多気筒エンジンの平面図である。 図1のエンジンの吸気入口管とEGR弁ケース取付座の横断平面図である。 図1のエンジンの左側面図である。 図1のエンジンの正面図である。 図1のエンジンの背面図である。
(1) クランク軸
(3) コモンレール
(4) エンジン冷却ファン
(5) 吸気分配通路壁
(7) 燃料サプライポンプ
(10) シリンダヘッド
(14) 電子制御手段
(16) EGR弁ケース
(16a) EGR弁ケース出口部
(16b) EGR弁ケース入口部
(22) 排気合流通路壁
(28) 吸気入口管
(28b) 内周面
(65) EGR弁ケース取付座
(65a) 取付座入口部
(65b) EGRガス案内通路
(65c) EGRガス案内面
(66) 弁アクチュエータ

Claims (5)

  1. クランク軸(1)の架設方向を前後方向、前後方向と直交するシリンダヘッド(10)の幅方向を横方向として、シリンダヘッド(10)の横一側面に吸気分配通路壁(5)を取り付け、排気合流通路壁(22)内をEGR弁ケース(16)を介して吸気分配通路壁(5)内に連通させた、多気筒エンジンにおいて、
    吸気分配通路壁(5)の上部に吸気入口管(28)を設け、前後方向のうち、エンジン冷却ファン(4)を配置した方を前、その反対側を後として、この吸気入口管(28)の周壁後部にEGR弁ケース取付座(65)を設け、このEGR弁ケース取付座(65)内に吸気入口管(28)内に至るEGRガス案内通路(65b)を設け、EGR弁ケース取付座(65)の取付座入口部(65a)にEGR弁ケース(16)のEGR弁ケース出口部(16a)を取り付けてこれらを連通させ、
    EGRガス案内通路(65b)のEGRガス案内面(65c)を円筒形の吸気入口管(28)の内周面(28b)の接線方向に向け、
    EGR弁ケース取付座(65)の両横側のうち、シリンダヘッド(10)から離れた方を横外側として、EGR弁ケース取付座(65)の横外側面の取付座入口部(65a)にEGR弁ケース(16)のEGR弁ケース出口部(16a)を取り付けてこれらを連通させることにより、シリンダ中心軸線(64)と平行な向きに見た場合に、EGR弁ケース(16)が吸気分配通路壁(5)よりも横外側方に突出するようにし、
    エンジン冷却ファン(4)の後方にEGR弁ケース(16)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風がEGR弁ケース(16)の周囲を通過するようにし、
    EGR弁ケース(16)の前部に弁アクチュエータ(66)を配置し、エンジン冷却ファン(4)で起こしたエンジン冷却風が弁アクチュエータ(66)に吹き当たるようにし、
    エンジンの前方正面から後ろ向きに見て、エンジン冷却ファン(4)と吸気入口管(28)の周壁前部(28c)が重なり合い、これらが前後位置で相互に対面するようにし、吸気入口管(28)の横外側真横の位置に弁アクチュエータ(66)を配置し、吸気入口管(28)の周壁前部(28c)を、弁アクチュエータ(66)とシリンダヘッド(10)のヘッドカバー(11)との間に配置した、ことを特徴とする多気筒エンジン。
  2. 請求項1に記載した多気筒エンジンにおいて、
    EGR弁ケース(16)に逆止弁ケース(61)を取り付け、この逆止弁ケース(61)内の逆止弁でEGR弁ケース(16)からEGRクーラ(15)へのEGRガスの逆流を阻止できるようにした、ことを特徴とする多気筒エンジン。
  3. 請求項2に記載した多気筒エンジンにおいて、
    シリンダブロック(2)の後部に伝動装置収容部(9)を配置し、この伝動装置収容部(9)をシリンダブロック(2)よりも横外側方に突出させ、この横突出部分(9a)の前面に伝動装置(8)で駆動される燃料圧送用のポンプ(7)を取り付け、
    このポンプ(7)の真上に逆止弁ケース(61)を配置した、ことを特徴とする多気筒エンジン。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載した多気筒エンジンにおいて、
    吸気分配通路壁(5)の真下の位置で、コモンレール(3)を前後方向に架設した、ことを特徴とする多気筒エンジン。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載した多気筒エンジンにおいて、
    吸気分配通路壁(5)の真下の位置に電子制御手段(14)を配置した、ことを特徴とする多気筒エンジン。
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