JP4642339B2 - 断熱空間形成部材 - Google Patents

断熱空間形成部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4642339B2
JP4642339B2 JP2003380998A JP2003380998A JP4642339B2 JP 4642339 B2 JP4642339 B2 JP 4642339B2 JP 2003380998 A JP2003380998 A JP 2003380998A JP 2003380998 A JP2003380998 A JP 2003380998A JP 4642339 B2 JP4642339 B2 JP 4642339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
space
type
fixed
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003380998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005146518A (ja
Inventor
誠一 前田
Original Assignee
株式会社イゼナ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イゼナ filed Critical 株式会社イゼナ
Priority to JP2003380998A priority Critical patent/JP4642339B2/ja
Publication of JP2005146518A publication Critical patent/JP2005146518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4642339B2 publication Critical patent/JP4642339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Description

本発明は断熱部材に係り、特に1以上の断熱空間を形成するよう構成されたフィルム型の断熱空間形成部材に関する。
昨今の省エネルギー対策を受けて、家屋をはじめとする建物の断熱化も幅広く実施されるようになってきた。この場合、建物の壁部、床部或いは天井部等はグラスウール等の断熱材を配置する等の方法によって効果的な断熱が比較的容易に実施可能である。
これに対して、窓部に対して断熱構造を設けることは上記の部分に比較して容易ではない。例えば窓ガラスとして単層3mmのガラスを用いた場合、窓部の熱貫流率は壁面の10倍以上にも達することが知られている。このため建物全体の断熱を考える場合、窓部の断熱をいかに行うかが極めて重要な要素となる。
窓部の断熱方法としては、窓ガラスとしてペアガラスを用いたり、二重サッシとするなど窓部自体に断熱構造を形成する方法、或いは窓部に厚地のカーテンを引く方法等が実施されているが何れの方法も十分なものとは言いがたい。
図13は窓部にロール式のカーテンを配置した構成を示している。符号20は例えば単相のガラスを用いたガラス窓である。このガラス窓20に対して部屋側に、一定の空間22を介してしてロールカーテン21を配置することにより窓部の断熱を図るようにしている。この構成において、前述のとおり窓ガラスの熱貫流率はかなり高いため、空間22内の熱は窓ガラス20を介して屋外に伝熱される(符号H1)。このため断熱用に形成された空間22において当該空間22内の空気が冷却され、温度差が生じた空間22内の空気には対流が発生する。
この空間22内の対流によりロールカーテン21を介して冷気(符号H3で示す)が室内に伝熱され、逆に室内の熱は前記空間22内に伝熱されることによって前記対流により室内の熱は当該空間22及び窓ガラス20を介して徐々に屋外に放熱される。さらに空間22内の冷気H2がロールカーテン21の下端部から室内に直接漏出する。結局図示のような一枚のカーテンを用いる場合には、例えカーテンの生地を厚手とする等カーテン素材に工夫をこらしても断熱には自ずと限界がある。なお、このカーテンとの組み合わせによる断熱の欠点は前記二重サッシの構成にもそのまま見られるものである。
なお、窓部の断熱を比較的簡単な構成で実施するものとして下記の技術がある。
特開2003−74265号 特開2002−97872号 特開平09−287363号
上記各文献に示された技術は何れも窓ガラスの配置部に対して一定の空間を介してスクリーン(フィルム)を配置することにより窓ガラスとスクリーンとの間に空間部を形成し、この空間部を断熱用の空間として利用することにより窓部の断熱を行うよう構成されている。
上記各文献の技術は構成が比較的簡単であって、コストも低く抑えることが可能と考えられるが、その断熱構成は窓部とスクリーンとの間に断熱空間を形成するものであって、前述の窓部にカーテンを引く場合と発想が基本的には同じであり、余り高い断熱性は期待できない。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み構成されたものである。
即ち、本発明は巻取り及び引出し可能な1以上のフィルム巻取り機構と、このフィルム巻取り機構構に設けられた1枚以上のフィルムと、これらフィルムにより1以上の断熱空間を形成する手段とを有し、フィルムの繰り出し、巻き込みを調節することによりこの断熱空間の体積を自由に設定できるよう構成され、かつ要すれば、少なくともこれらフィルムの側縁を覆いかつフィルムの繰り出し空間を規定するように枠体が設けられていることを特徴とするフィルム型の断熱空間形成部材である。
ロールカーテンのように繰り出し、巻き込み可能な1以上のフィルムにより1以上の断熱空間が容易に形成さるため、例えば窓部に配置した時に窓ガラスと本断熱空間形成部材との間、及び断熱空間形成部材自体に形成された空間の少なくとも二つの断熱空間が形成されるため、従来の装置に比較して断熱効果を大幅に高めることが可能となる。
また枠体(フレーム)を窓部に取り付けるだけで容易に設置が可能であり、家屋の建築時のみならず建築後であっても容易かつ低コストで取り付け可能である。
さらに、空間部に補強材を入れる等して断熱部材全体の強度を増しておけば室内側のみでなく窓部の外側に配置することも可能となる。この場合には断熱材は所謂外断熱として機能するため、窓ガラスの結露等を大幅に低減することが可能となる。また、これらの材料により断熱空間が仕切られ、同空間内での対流が阻止されるため断熱効果をより一層高めることができる。
巻取り機構には長尺の1枚のフィルム或いは最大の繰り出し距離にほぼ等しい長さの複数枚のフィルムが巻き込まれている。
長尺の一枚のフルムの場合には、フィルムの一端が繰り出し機構に固定され、かつ他端は反転し、反転前のフィルム部分と対向するようにしてその端部がやはり切り出し機構に固定されている。この反転部に対しては、スペーサが配置されフィルム全体の繰り出しを行いかつ反転部を介して対向位置する反転フィルム部と非反転フィルム部との間に一定の空間ができるようスペーサが配置されている。
反転フィルム部と非反転フィルム部とは反転部を端部として、他端が同時に繰り出し機構に接続することにより反転フィルム部と非反転フィルム部とが一体となって巻取り機構から繰り出され或いは巻き取られる構成となっている。
また、短尺のフィルムを複数枚設けた構成では各フィルムの一端はそれぞれ繰り出し部に固定され、他端はそれぞれ別の端部部材が設けられ、かつ各フィルムの各端部部材は例えば一体化され、これにより一体化された端部部材を用いて複数のフィルムを同時に巻取り機構から繰り出し或いは巻き込む。また、各フィルムの各端部の少なくとも一部を独立して繰り出し巻き込みを可能とすることにより、断熱空間の形成数の調節等を行う。各フィルムの間にはそれぞれスペーサが配置され、フィルムを引出した場合、各フィルムの間に一定の間隔を有する断熱空間が形成される。
図1乃至図3は本発明の第1の実施例を示す。
図1は断熱空間形成部材(符号1で示す)の全体構成を示し、先ず主としてこの図1を用いて断熱空間形成部材の全体的な構造を説明する。
符号2は後述するフィルムを巻取り、或いは繰り出すための機構(以下単に「巻取り機構」とする)である。巻取り機構2自体は長尺の生地を引出し、或いは巻き込むことにより使用する従来型のロールカーテンと同様の機構を用いることが可能である。一例として、コイルバネ等のバネ材等による巻取り機構と、この巻取り機構に抗してカーテンを所定の引出し位置で固定するストッパとが設けられている構成とする。更に、フィルムの巻取り部の回転を人力駆動とし、この巻取り部をチェーンや回転ロッドを手動で回転させるよう構成したり、或いは電動モータ等の駆動装置を用いてスイッチ操作等により自動的に巻き取り、繰り出しを行うよう構成する等、各種の駆動機構が利用可能である。
符号3はフィルムあって、フィルム3の長手方向の一端は前記巻取り機構2に固定され、かつロール型の可動スペーサ4の位置を折り返し部3Cとして当該フィルム3の他端も巻取り機構2に固定されている。従って折り返し部3Cにより一枚のフィルム3は第1面3Aと第2面3Bとが一定の空間SPを介して対向位置するようにして同時に、巻取り機構2から引き出され或いは巻き取られる構造となっている。なお、後述する実施例においては上記のような反転部を有する構成のフィルム以外に、反転部を持たず巻取り機構2に対して一枚の状態で取り付けられているフィルムが用いられる。このため符号3で代表されるフィルムは以下全て反転部を有するフィルム(反転型フィルム)として説明し、反転部を持たな一枚型のフィルムは別の符号を付して説明する。
5は固定スペーサであって前記可動スペーサと同様のロール型に形成され、反転型フィルム3の繰り出し・巻取り時に、その繰り出し巻取りに対応して回転しながら、前記第1面3Aと第2面3Bとが一定の空間SPを保持するよう構成されている。なお図示の構成では固定スペーサ5は巻取り機構2に固定されるようになっているが、後述するフレーム側に固定するよう構成してもよい。また符号6は反転型フィルム3の出し入れ操作を行う引手部であって可動スペーサ4に接続している。
図の構成において二つのフィルム面3A、3Bにより構成された空間SPは後述するように断熱空間として利用するものであるため、反転型フィルム3の構成材料は通気性が少ない、或いは通気性を持たない材料により形成されることが望ましいが、空間部SPの断熱性を保持できればその材質を問うものではない。例えば透明の合成樹脂フィルム、布地、グラスファイバーシート、カーボンファイバーシート、アルミニウム等の金属薄膜、或いはこれらの素材を重層的に形成したものなど、その目的、設置場所等に応じて適宜選択可能である。このうち重層的に形成したもとしては、例えばプラスチックフィルムや布地に対して空間SP側の面にアルミニウム薄膜を形成したもの等が考えられる。このように構成することによって空間SP内に前記薄膜による反射面が形成されて空間外部に放射されようとする熱線が反射されて空間SPの断熱効果を高め、かつフィルムとしてほぼ完全な遮光が可能となる。
なお、図1の構成の断熱空間形成部材1を家屋の窓部に配置することにより窓部の断熱を有効に実施することが可能であるが、図1に示す断熱空間形成部材1の四囲にフレームを配置することにより全体をユニット化させ、このユニットを窓枠にはめ込む等の構成を採用すると断熱効果はより一層高くなる。特に二つのフィルム面3A、3Bの側縁部にフレーム7を配置することにより(図3の構成)空間SPは密閉されるため、断熱空間としての機能が大幅に高まることになる。また、全体をユニット化させた断熱空間形成部材1を窓部の外側に配置し、かつ断熱空間形成部材1の上部端縁に蝶番を付けて、この蝶番を中心として当該断熱空間形成部材1を揺動可能に構成し、断熱空間形成部材1を窓部に近接配置したときは窓部の外断熱材として利用し、かつ断熱空間形成部材1を揺動させて下端縁を窓部から離間するよう配置することにより、例えば夏の強い日差が窓部に当たらないようにする等、この断熱空間形成部材1を窓部に対する庇(ひさし)として利用するよう構成することも可能である。
特に断熱空間形成部材1を窓部の外部に配置する場合、断熱空間を形成するフィルムの側縁部に対して枠体の溝部と係合し、かつフィルムの昇降に対応して枠体溝部を昇降する係合部材を配置することにより風によるフィルムのばたつき、枠体からのフィルムの脱落を防止するよう構成しておくことが望ましい。このような構成であれば前記庇機能も容易に発揮することができる。なお係合部材は上記の機能を有するものであればその構成を限定するものではなく、例えば係合部材と枠体がありとあり溝の関係など、所謂滑り案内できるものであればその構成を問うものではない。
次に図2(A)は図1のA−A線による断面を示し、反転型フィルム3のフィルム面3A、3Bは可動スペーサ4を昇降させることにより巻取り機構2側に巻き取られ、或いは当該巻取り機構2から繰り出されることにより断熱空間SPの体積が自由に設定される。(B)は(A)に示す構成の変形例であって、下部の可動スペーサ4の径を大きくして空間部SPの体積を大きくするよう構成してある。固定スペーサ5はこれに対応してフィルム面3A、3Bが平行に位置するよう、(A)の構成よりもフィルム面3Aから離間した位置に変移して配置されている。なお、当然のことながら固定スペーサ5の径を可動スペーサ4の径と同じにして対応するよう構成てもよい。
図3は断熱空間形成部材1に対してフレームを形成した場合の図1のB−B線における断面図である。符号7はフレームを示し、このフレーム7を取付対象の窓部の大きさと同じにしておけば、このフレームを窓部に取り付けることにより、高断熱性能を以て断熱部材を窓部に配置することが可能となる。少なくとも二つのフィルム面3A、3Bの側縁部にフレーム7が形成されていると空間部SPは上部の巻取り機構2及び可動スペーサ4が位置する下部折り返し部3Cとにより全体が密閉されるため、空間部SPの断熱性能をより一層高めることが可能となる。
またフレーム7を断熱空間形成部材1の配置部の下端部にも形成しておけば下部折り返し部3Cがこのフレーム7の溝部に収納されるため、図12の従来技術に示したように、窓ガラス20と従来のロールカーテン21に代えて配置されている本件断熱空間形成部材1と間の空間(図12の符号22で示す空間に対応)内の冷気H2が室内に漏出するのを有効に防止することができる。
図4(A)乃至(C)は本発明の第2の実施例を示す。この実施例では断熱空間を複数形成することにより断熱性能をより一層高めるよう構成されている。
先ず(A)の構成は図1に示す反転型のフィルムが二組配置されたものである。即ち長尺の反転型フィルム3aと3bとにより、図1に示す構成の反転して平行に位置するフィルム面3aAと3bB、及び3bAと3bBとが平行に二組配置され、かつ各反転型フィルム3a及び3bの両端は巻取り機構2にそれぞれ固定され、巻取り機構2により同時に巻取り或いは繰り出し可能に構成されている。これにより各反転型フィルムによって3つの空間部SP1、SP2、SP3が形成される。
4a、4bは各フィルム3a、3bの反転部に配置された可動スペーサであって両者は一体化されて同時に昇降するよう構成されている。符号5a、5b、5cは各空間部の上部に配置された固定スペーサである。
次に(B)の構成は前記(A)の構成の変形例である。即ち可動スペーサ4a、4bにに対して大径の可動スペーサ4cが連接され、この可動スペーサ4cにより前記フィルム3a、3bの周囲に更にフィルム3cを配置し、空間部SP1に隣接して空間部SP4が、また空間部SP3に隣接して空間部SP5が形成されることにより5個の空間部を形成するように構成されている。
(C)は図1に示す構成の変形例であって、フィルム面3A、3Bを有する一枚の反転型フィルム3により形成された空間SP内に反転部を持たない一枚型フィルム8が配置され、この一枚型フィルム8の下端は可動スペーサ4に固定され、可動スペーサ4の昇降に対応してフィルムの巻取り繰り出しが行われる。これにより前記空間SPはこの一枚型フィルム8により空間SP1、SP2に分けられると共に、可動スペーサ4の昇降により巻取り機構2に対して反転型フィルム3と一枚型フィルム8とが当時に巻取り或いは繰り出される構成となっている。なお、以下符号8で代表されるものは一枚型フィルムを示すものとする。
図5の(A)及び(B)は反転型フィルム3を用いた構成を、また(C)及び(D)は一枚型フィルムを用いた構成を示している。
先ず(A)の構成は実施例1の変形例であって、実施例1の場合には反転型フィルム3dの両端が巻取り機構2に固定されているのに対して図示の構成では一端が巻取り機構2に固定され、可動スペーサ4の位置の反転部3dCを介して位置する他端は巻取り機構2のケース部分(図示せず)或いは巻取り機構2以外の部分(例えば図3に示すようなフィルムのうち巻取り機構2を覆うフレーム部)に固定され、フィルム面3dAと3dBとにより一つの空間SPを形成している。なお図中符号Fで示す部分はフィルムの固定部を示している。
(B)の構成は可動スペーサ4a、4bおよび固定スペーサ5aにより3か所の反転部を形成することにより当該反転型フィルム3eにより3個の空間SP1、SP2、SP3を形成するよう構成されている。
(C)の構成は二枚の一枚型フィルム8a、8bの一端を巻取り機構2に固定し、他端の固定部Fは昇降部材9に形成された構成となっている。昇降部材9は例えば図3に示すフレーム7の溝に沿って昇降するよう構成された部材であって、この部材の昇降により2枚の一枚型部材8a、8bは巻取り機構2に対して同時に巻取り或いは繰り出され、両フィルムの間に空間SPが形成される。
(D)の構成は、上記(C)の構成の変形例であって、4枚の一枚型フィルム8a、8b、8c、8dの一端が昇降部材9に固定されることにより3個の空間部SP1、SP2、SP3が形成された構成を示している。なお、図の構成から明らかなように、一枚型フィルムの取付枚数を増やすことにより空間部を多数形成することが可能となる。なお、複数枚のフィルムを一つの巻取り機構2に巻き取ることによりそれぞれのフィルムの厚さにより所定の繰り出し位置における個々のフィルムの巻取り径が僅かに異なる。フィルムの繰り出し或いは巻取り時における巻取り機構2の回転数自体は各フィルム共に全く同じであるため、フィルムの引出し距離が同じであっても、実際には巻取り径の大きい外側のフィルム(例えばフィルム8b)の方が内側のフィルム(例えばフィルム8d)よりもやや長く引き出されることになる。この状態を解決する方法としてはその長さの違いに対応して昇降部材9が傾斜するよう構成したり、或いは各フィルムの固定部Fに弾性体を介在配置させることによりこの弾性体の伸縮によって固定部の位置調節を行う等の方法が用いられる。
図6は第4の実施例を示す。
(A)は巻取り機構2aに対して一枚型フィルム8aが、巻取り機構2bに対して一枚型フィルム8bが設けられ、これらを一体として一枚型フィルム8aと8bとにより一つの空間SPを形成する。この構成では巻取り機構2が一枚型フィルムの枚数に応じて複数となるが、昇降部材9の昇降距離に対応して各巻取り機構2a、2bから一枚型フィルム8a、8bがそれぞれ繰り出されるため、一つの巻取り機構の場合のようにそれぞれのフィルムの引出し長さに相違が生じることはない。
図6(B)は上記(A)の構成の変形例である。この構成では前記(A)の構成に加えて反転型フィルム3aを有する第3の繰り出し部2cを有し、一枚型フィルム8a、8b及び反転型フィルム3aによりSP1、SP2、SP3の3つの空間部を形成する構成となっている。
図示の構成では昇降部材9により一枚型フィルム8aと8b及び反転型フィルム3aが昇降部材9により一体化されて同時に昇降するよう構成されているが、この構成は本実施例の必須の要素ではなく、これら一枚型フィルム8aと8b及び反転型フィルム3aを個々に昇降させるよう構成することも可能である。
この場合、例えば一枚型フィルム8bを不透明な材料で形成し、他のフィルムは透明体或いはこれに近い性質を有する材料により形成することにより、一枚型フィルム8bを他のフィルムと独立して昇降させることにより断熱空間形成部材1全体にブラインド機能を持たせるよう構成することも可能である。また、各フィルムの昇降により断熱空間の形成個数を調節することも可能である。なお、図6(A)の構成でも当然のことながら一体的な昇降部材9を廃して各一枚型フィルム8aと8bをそれぞれ独立して操作できるよう構成することができる。
図7は第5の実施例を示す。
この実施例では反転型フィルム3により形成された空間SP内に伸縮可能な構造材を配置した構成となっている。この構造材の配置の目的は二つに大別される。その一つは、この構造材により反転型フィルム3により形成された空間部全体の物理的強度を高める点にある。特に断熱空間形成部材の四囲にフレームが形成されることにより断熱空間形成部材全体の強度を大幅に高めることが可能なる。この構成による断熱空間形成部材を窓部に配置した場合、当該断熱空間形成部材を室内に配置する他、例えば雨戸がわりに窓部の外側に配置するよう構成することも可能である。この場合には窓部を所謂「外断熱」することとなるので、窓部の室内側の結露を大幅に低減することが可能となる。
第二の目的は、この構造材9によって空間部SPが複数の小空間に分割されることにより、空間部SP内の対流の発生を防止し、断熱空間としての当該空間SPの断熱機能を高めるように作用する点にある。
構造材としては色々考えられるが、図示の場合には空間SP内にじゃばら式の構造材が配置されている構成を示している。
符号9は構造材を示す。このじゃばら型構造材9は幅が空間SPの幅とほぼ等しい複数の水平部9aと、各水平部9aに内接する伸縮部9bとにより構成され、かつ伸縮部9bは各水平部9aと内接する部分で山折りされ、かつ上下の山折り部の中間が谷折り部となることにより、水平部9aの幅を変更することなく伸縮する構成となっている。
構造材9の下端部は可動スペーサ4側に固定され、かつ上端部は固定スペーサ5側に固定(図示せず)されている。これにより可動スペーサ4を下降させると、反転型フィルムによる空間SPの形成に対応して構造材9が当該空間部SP内で水平部9aの幅を保持した状態で展伸する。また可動スペーサ4を上昇させた場合には逆に空間部SPの減少に対応して当該構造材9は折り畳まれるようにして収縮する。
図8は第6の実施例であって、反転型フィルム3により形成された空間SP内にブラインド型の仕切材(以下単に「仕切材」とする)10を収納した構成を示す。この仕切材10はそれぞれ羽根10aが水平に配置され、かつ各羽根10aの各々が鉛直方向に伸縮する構成のものであって、可動スペーサ4の昇降に対応して各羽根10aが展開或いは密着収斂するよう構成されている。
各羽根10aの幅は空間部SPの幅とほぼ等しく形成されているため、各羽根10aを水平に配置させると空間部SPはこれら各羽根10aにより個々の小空間に仕切られ、空間部SP内の対流が阻止されて前記実施例5と同様に空間部SPの断熱機能を向上させることができる。
各羽根10aの角度は勿論調節可能であり、各羽根の角度を調節することにより後述のようにブラインドとし機能させることも可能である。また図示の構成では空間SPは反転型フィルム3により構成されているが、図6(A)の構成に示される一枚型フィルム8a、8bにより構成された空間部SPに対しも当然実施可能である。
上記構成の場合、反転型フィルム或いは一枚型フィルムのいずれの場合であっても、フィルムを透明にしておけば仕切材10の羽根の調節により、外部の視認、太陽光の照射量の調節等を自由に行いブラインドとして機能させることができる。但し、透明体以外の曇りガラス状の外部視認が殆ど不可能なフィルム或いは透明性の低いフィルムであっても、一定量の光が透過するフィルムであれば仕切材10を太陽光の照射量を調節する手段として利用することが可能である。
図9は窓に対する断熱部材の設置状態に変更を加えた構成を示す。
通常は巻取り機構2が窓部11の上部に配され、可動スペーサ4を下降させることより空間SPを窓部11の上部から順次形成する。これに対して本実施例ではこの配置が逆になり、窓部11の下部に巻取り機構2が配置され、かつこの巻取り機構2の上部に可動スペーサ4が配置される構成となっている。なお、この場合可動スペーサ4の昇降を確保するため、可動スペーサ4は図示しないフレームに沿って昇降し、かつスペーサの所定の位置で固定されるストッバ機構(図示せず)が設けられている。
反転型フィルム3は通常は非透明なものが用いられる。これにより窓部11は反転型フィルム3の伸展により当該窓部11の下側から順次目隠しされる構成となり、つり下げ型の断熱部材と逆の順序で窓部11を目隠しする。この順序で目隠しが行えると、例えば家人が窓辺に座っている場合、外部から家人の視認は遮断された状態で窓部上部から日光を室内に取り入れることが可能となる。なお、当然のことながら図示の反転型フィルム3以外に一枚型フィルム8を用いても同様の構成を実施することは可能である。
図10及び図11は第8の実施例を示す。
前記各実施例で説明したように、反転型フィルム或いは一枚型フィルムによって形成される空間SPの側面に溝7aを有するフレーム7が配置されることにより当該空間SPは密閉され、断熱空間としての性能が大幅に向上することを説明している。
ここで、例えば図1の構成を用いて説明すると、可動スペーサ4を下降させると反転型フィルム3の両面3A及び3Bの側縁部分3A´及び3B´はフレーム7の溝7aの側面に接触摺動しながら巻取り機構2から繰り出されることになり、また可動スペーサ4を上昇させるときも同様に当該側縁部分3A´及び3B´がフレーム7に接触摺動しながら巻取り機構2に巻き取られることになる。勿論一枚型フィルム8の場合も同様の事態が発生する。
この結果、反転型フィルム3のうちフレーム7の溝部に接触摺動する部分3A´及び3B´の部分は他の部分よりも磨耗が激しくなる。本実施例はこの磨耗を減少或いはほぼ皆無とする構成を示している。
先ず図11の(A)の構成は上下に巻取り機構2a、2bが配置され、上部の巻取り機構2aの一枚型フィルム8aの端部は下部の巻取り機構2b側に固定され、かつ下部の巻取り機構2bの一枚型フィルム8bの端部は上部の巻取り機構2側に固定されている。この構成において下部の巻取り機構2bを下降させることにより空間部SPをその下降量に応じて形成するよう構成されている。
上記の構成では下部巻取り機構2Bの昇降に対応して、上部巻取り機構2aから繰り出される一枚型フィルム8aは前記各実施例と同様にその昇降に対応してフレーム7に接触摺動する。これに対して下部繰り出し部2bから繰り出される一枚型フィルム8b、巻取り機構2b自体が下降移動するため、恰も巻いてある絨毯を床面に展開する場合に絨毯と床面とは摺動しないのと同様、フレーム7に対して摺動することなく昇降することになり、一枚型フィルム8bの磨耗は事実上生じない。
(B)の構成は下部にのみ巻取り機構2が配置され、上部には固定スペーサ5が配置され、反転型フィルム3がこの巻取り機構2と固定スペーサ5との間に設けられている構成を示す。この構成の場合にも反転型フィルム3を巻取り或いは繰り出す巻取り機構2が昇降する構成であるためフレームとの摺動は殆ど生じない。但し巻取り機構2における反転型フィルム3の一面3Aと他面3Bの巻取り径が僅かに相違するため、反転型フィルム3の巻取り或いは繰り出し時に、一面3Aと他面3Bとは繰り出し長さがわずかに相違しこの相違を解消するため固定スペーサ5を僅かに回転させるような変位が生じる。しかしこの変位量は僅かであるため、フレーム7との磨耗は殆ど無視することができる。符号12a、12bは反転型フィルムをガイドするガイドローラである。
(C)の構成は2枚の一枚型フィルム8a、8bを巻取り機構2に巻取り、各フィルムの上端をそれぞれ固定(符号Fで示す)している。この構成であると前記(A)の構成の一枚型フィルム8bの場合と同様一枚型8a及び8b共にフレームに対する摺動は全く生じない。但し、各一枚型フィルム8a、8bは一つの巻取り機構2に巻き取られているため、その巻取り径の相違により巻取り機構2の昇降時にその繰り出し長さ或いは巻取り長さが僅かに相違する。図示の構成ではその巻取り或いは繰り出し長さの僅かな相違を一方のガイドローラ(図示の場合にとガイドローラ12a 9を符号12a´のように変位させることにより吸収するよう構成されている。
図12は第9の実施例を示す。
本実施例では、一端が巻取り機構2に固定され、可動スペーサ4の位置の反転部3dCを介して他端が固定部Fに固定されるよう構成したフィルム3dにより形成された断熱空間形成部材の空間部SPに対して、その空間の体積の変化に対応して断熱材が充填されるよう構成されている。
符号13は充填型の断熱材である。この断熱材13は多数の粒子をから成り、全体として流動性を有するものである(以下この断熱材を「流動断熱材」と称する)。流動断熱材13の粒子の各々には1以上の空気室が形成され、これによりそれぞれの粒子が断熱性を有している。例えばこの粒子は発泡ビーズと通称される発泡ウレタン製の粒子(例えば直径5ミリメートル程度のもの)が好適である。また符号14は流動断熱材13の収納部である。
図12(A)は可動スペーサ4を下降させた状態でフィルム3d内に形成された空間SP内に流動断熱材13が充填された状態を示す。この状態で空間SP内の流動断熱材13の個々の粒子が高い断熱性を有するため、空間SPの断熱効果は非常に高いものとなる。(B)は(A)の状態の可動スペーサ4を上昇させた状態を示す。可動スペーサ4の上昇に対応て空間SPは減少し、これに対応して空間SP内の流動断熱材13は徐々に収納部14内に流入し、最終的に(C)に示すように可動スペーサ4が上端部まで移動した時点では殆ど全ての流動断熱材13が収納部14内に収納される。
上記とは逆に稼働スペーサ4を下降させると(C)、(B)、(A)の順に収納部14内に収納されている流動断熱材13が空間SPの増大に対応して当該空間SP内に流入し、当該空間SP内に充填される。このように空間SP内にはその空間体積の増減に係わらず常時流動断熱材13が充填された状態となるので、断熱空間形成部材全体の断熱効果を高めることができる。なお可動スペーサ4の昇降時に空間SP内の流動断熱材13の粒子がフィルム3dと当該可動スペーサ4の間に挟まれるような事態が生じるなら、このような挟み込み防止のために可動スペーサ4と空間SPを仕切るカバーを設ける等のことは当業者が容易に想到できる技術的事項である。
以上、各実施例において本発明の各フィルムを鉛直方向に展開する場合のみを示したが、可動スペーサ4及び巻取り機構2の軸心を鉛直方向に配置することによりフィルム自体は水平方向に展開するよう構成するも当然可能である。
本発明は上記各実施例から明らかなとおり、家屋或いはビル等の構造物の窓部に対して配置することにより、窓部の断熱を有効に行うことができる。また構造は比較的簡単であるため、その製造において高い技術力を必要としないため、比較的小規模な施設でも製造可能である。
実施例では主として建築物の窓部の断熱を例に説明したが、従来のドア等、人が出入りする部分をこの断熱部材で開閉することにより出入口部の開閉、断熱を実施するよう構成してもよい。この場合、フィルムを金属薄膜或いは商店の防犯シャッターのように金属或いはプラスチック等の小片を多数連接して巻取り可能に構成したものとしたり、更に図7に示すような構造材を空間内に配置することにより高い強度を確保することができる。
本発明の第1の実施例を示す断熱空間形成部材の斜視図である。 図1のA−A線による断面図であって、(A)は図1に示された構成に直接対応する図、(B)は(A)の構成の変形例たる断面図である。 図1のB−B線による断面図である。 本発明の第2の実施例を示す断熱空間形成部材の断面図であって、(A)は実施例2の第1の構成を示す断面図、(B)は第2の構成を示す断面図、(C)は第3の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施例を示す断熱空間形成部材の断面図であって、(A)は実施例3の第1の構成を示す断面図、(B)は第2の構成を示す断面図、(C)は第3の構成を示す断面図、(D)は第4の構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施例を示す断熱空間形成部材の断面図であって、(A)は実施例4の第1の構成を示す断面図、(B)は第2の構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施例を示す断熱空間形成部材の斜視図である。 本発明の第6の実施例を示す断熱空間形成部材の断面図である。 本発明の第7の実施例を示す窓部に配置した断熱空間形成部材の断面図である。 フレームを設けた断熱空間形成部材の断面部分図である。 本発明の第8の実施例を示す断熱空間形成部材の断面図であって、(A)は実施例8の第1の構成を示す断面図、(B)は第2の構成を示す断面図、(C)は第3の構成を示す断面図である。 本発明の第9の実施例を示す断熱空間形成部材の断面図であって、(A)は断熱空間に流動断熱材が充填された状態を示す断面図、(B)は断熱空間の体積が減少して流動断熱材の一部が収納部に移動した状態を示す断面図、(C)は断熱空間が無くなり流動断熱材の全てが収納部に移動した状態を示す断面図である。 ロールカーテンを用いた従来の窓部の断熱状態を示す窓部の断面図である。
符号の説明
1 断熱空間形成部材
2 巻取り機構
3 フィルム(反転型フィルム)
3A フィルムの第1面
3B フィルムの第2面
3C フィルムの反転部
4 可動スペーサ
5 固定スペーサ 6 引手部
7 フレーム
8 フィルム(一枚型フィルム)
9 構造材
10 仕切材(ブラインド型)
11 窓部
12a、12b ガイドローラ 13 流動断熱材
14 (流動断熱材の)収納部
F 固定部
SP 空間部(断熱空間)

Claims (3)

  1. 長尺の1枚のフィルム3を巻取り或いは繰り出すよう構成された巻取り機構2を設けフィルム3の巻き取り或いは繰り出しに対応して回転するロール型の固定スペーサ5が巻き取り機構2に近接して配置され、前記フィルム3の長手方向の一方の端部は前記巻取り機構2に固定され、他方の端部は昇降可能でかつロール型の可動スペーサ4を折り返し部3Cとして反転しかつ同様に前記巻き取り機構2に固定され前記フィルム3は折り返し部3Cを形成するロール型の可動スペーサ4と前記ロール型の固定スペーサ5とにより形成される空間を介して第1面3Aとこの第1面3Aに対向する第2面3Bとが形成され、当該第1面3Aと第2面3Bの幅方向の両側縁はフレーム7内に位置することにより、フィルム第1面3Aと第2面3B及びフレーム7により断熱空間SPを容積変更可能に形成したことを特徴とする断熱空間形成部材。
  2. 長尺の2枚のフィルム3a、3bを同時に巻取り或いは繰り出す巻取り機構2を構成し、当該2枚のフィルム3a、3bの長手方向の一方の端部は上記巻取り機構2にそれぞれ固定され、これら2枚のフィルム3a、3bの他方の端部は、同時に昇降しかつフィルム3の巻き取り或いは繰り出しに対応して回転するロール型の可動スペーサ4a、4bをそれぞれ折り返し部として反転し、上記各フィルム3a、3bの他方の端部も同様にこの巻取り機構2に固定され、前記可動スペーサ4a、4bの上部にはロール型の固定スペーサ5a、5cがそれぞれ配置され、またこのロール型の固定スペーサ5a、5cの間には、前記可動スペーサ4a、4bが離間する幅にほぼ等しい直径を有する別のロール型固定スペーサ5bが配置されることより、反転した前記各フィルム3a、3bの平行する各フィルム面の両側縁に配置されるフレームと、前記ロール型可動スペーサ4a、4b及び前記ロール型固定スペーサ5a、5b、及び5cにより容積変更可能な断熱空間SP1、SP2、SP3が区画形成されること特徴とする断熱空間形成部材。
  3. 長尺の1枚のフィルム3を巻取り或いは繰り出すよう構成された巻取り機構2を設けこのフィルム3の巻き取り或いは繰り出しに対応して回転するロール型の固定スペーサ5bがこの巻き取り機構2に近接した位置に配置され、前記フィルム3の長手方向の一方の端部はこの巻取り機構2に固定され、かつこのフィルム3の他方の端部は、昇降可能でかつロール型の可動スペーサ4を折り返し部3Cとして反転して同様に前記巻き取り機構2に固定され、このロール型可動スペーサ4と前記ロール型の固定スペーサ5bとにより、ロール型可動スペーサ4の直径に対応する間隔をもってこのフィルム3の第1面3Aと第2面3Bとが形成され、第1面3Aと第2面3Bにより形成された空間SP内に別の1枚型のフィム8を配置し、この1枚型のフィルム8の一端は上記可動スペーサ4に固定され、かつこの1枚型フィルム8の他端は別のロール型固定スペーサ5aを介して上記巻取り機構2に固定されるよう構成されることにより、前記空間SPをこの1枚型フィルム8によって二つの空間SP1及びSP2に仕切り、前記フィルム3の第1面3A、第2面3Bおよびこの1枚型のフィルム8の側縁部にフレームを配置することにより前記二つの空間SP1及びSP2を容積変更可能な断熱空間としたことを特徴とする断熱空間形成部材。
JP2003380998A 2003-11-11 2003-11-11 断熱空間形成部材 Expired - Fee Related JP4642339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380998A JP4642339B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 断熱空間形成部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380998A JP4642339B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 断熱空間形成部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005146518A JP2005146518A (ja) 2005-06-09
JP4642339B2 true JP4642339B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=34690511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380998A Expired - Fee Related JP4642339B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 断熱空間形成部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4642339B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4810175B2 (ja) * 2005-10-04 2011-11-09 大成建設株式会社 耐火間仕切壁
JP2008169587A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Bunka Shutter Co Ltd 複合シートシャッター
JP5058606B2 (ja) * 2007-01-10 2012-10-24 文化シヤッター株式会社 複合シャッター
JP2011117136A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Izena:Kk 断熱空間形成部材
JP5250572B2 (ja) * 2010-01-29 2013-07-31 セイキ住工株式会社 スクリーン装置
JP5705444B2 (ja) * 2010-03-17 2015-04-22 セイキ住工株式会社 断熱用スクリーン装置
KR101261113B1 (ko) 2010-12-01 2013-05-06 세방전지(주) 연축전지용 숙성 건조 장치
JP6055599B2 (ja) * 2012-02-28 2016-12-27 東リ株式会社 ロールスクリーン装置
JP6524037B2 (ja) * 2015-09-04 2019-06-05 株式会社メタルワークス 止水板

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220697U (ja) * 1988-07-19 1990-02-09
JPH0726599U (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 文化シヤッター株式会社 スラットカーテンの偏り防止構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567879U (ja) * 1979-06-29 1981-01-23
JPS5844174A (ja) * 1981-09-10 1983-03-15 日本軽金属株式会社 ブラインド
JPH0743434Y2 (ja) * 1987-03-11 1995-10-09 三和シヤツタ−工業株式会社 巻取式シ−トシヤツタ−
JP2891864B2 (ja) * 1993-12-22 1999-05-17 越三 佐々木 ブラインドカーテン

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220697U (ja) * 1988-07-19 1990-02-09
JPH0726599U (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 文化シヤッター株式会社 スラットカーテンの偏り防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005146518A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220106834A1 (en) Retractable curtain panel and enhanced stiffeners
US9347258B2 (en) Retractable curtain panel with track guide
US4194550A (en) Apparatus for insulating against conductive, convective and radiant heat transmission
US20220090444A1 (en) Retractable curtain panel with track guide
US4039019A (en) Apparatus for insulating against conductive, convective, and radiant heat transmission
US20220106833A1 (en) Coil brush curtain assembly
US4357978A (en) Roller shade seal system
GB1586801A (en) Apparatus for insulating against conductive convective and radiant heat transmission
KR101823850B1 (ko) 슬래트형 롤러 블라인드
JP4642339B2 (ja) 断熱空間形成部材
US20120318465A1 (en) Insulating shade for covering an architectural opening
US20130068400A1 (en) Retractable curtain panel with track guide
KR101774002B1 (ko) 햇빛 차단 시스템이 부착된 단열복합창
CN111720034A (zh) 建筑外窗遮阳与保温一体化装置
KR20160069168A (ko) 단열 블라인드
CN214091643U (zh) 一种多层中空玻璃百叶窗
KR101707479B1 (ko) 단열 창호
JP2007092350A (ja) ルーバ装置
CN215369472U (zh) 一种具有内置式遮阳卷帘的节能门窗
KR102450706B1 (ko) 차양방충망 내재형 고효율 슬라이딩 창호
EP1328699B1 (en) Flexible wall covering system with vanes and drive mechanisms for such systems
JP5748425B2 (ja) シャッタ
KR102578070B1 (ko) 블라인드용 단열베인
CN213450171U (zh) 内置遮阳卷帘的中空玻璃
KR101776214B1 (ko) 단열 롤 스크린이 내장된 이중창호

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4642339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees