JP4640772B2 - 自動排尿処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自力歩行が困難な老人、入院患者、身体障害者、その他の自分の意志で排尿をコントロールしたり始末するのが困難な人に装着して排尿を処理する自動排尿処理装置に関する。
一般に、自力歩行が困難な老人、身体障害者、怪我や病気での入院患者などは、自分の意志で排尿をコントロールすることが困難になり、また、尿を自力での後始末が困難になることがある。このようになると、一般的には膀胱に管を直接挿入して採尿したり、あるいは紙おむつを使用するようにしている。
膀胱に直接管を挿入する場合には、使用者の不快感も大きく、また尿道や膀胱を傷つけたり感染症を引き起こす可能性が高いなど、専門的な知識と滅菌された専用の器具が無いと処理が困難になる。
また、紙おむつは、長時間装着すると尿漏れが起きたり、また装着者の不快感や、蒸れ、被れなどの皮膚疾患を生じることがある。そのため、頻繁な取替えが必要となり、装着者及び介護者の精神的、肉体的負担も多くなる。精神的、肉体的負担は日常生活の中でも非常に大きな割合を占め、その上、経済的な負担も大きくなる。
このような問題を解決するために、尿レシーバを用いて尿を真空ポンプによって吸引し、導尿チューブを介して尿タンクに導尿する自動排尿処理装置が提案されている。
介護者が尿タンクに蓄えられた尿を廃棄するには、尿タンクを装置から取り外し、便器まで運んで尿を廃棄する。このような尿タンクを用いた自動排尿処理装置は、例えば、下記の特許文献1、2に記述されている。
特開平8−191852号公報 特開2000−152953号公報
尿タンク内の尿を便器に廃棄する際には、飛散した尿が衣服や肌に付着する可能性があり不衛生である。また、廃棄の際には尿の臭気が漂うため、介護者の精神的な負担になる。更に、尿タンク内に雑菌が繁殖しないように、一定期間ごとに尿タンク内を洗浄する必要がある。そのため、清潔で容易に尿を廃棄できるように、使い捨ての尿パックを尿タンクに配置したいという要望がある。尿パックに尿を取り込むためには、尿タンク及び尿パック内部を均一に負圧にする必要がある。しかし、尿タンクに尿パックを配置すると、尿タンク及び尿パック内部を均一に負圧にすることが困難になり、尿を吸引する障害になるという課題がある。
本発明の特徴とするところは、尿パックを構成する支持板は尿溜め袋内と尿タンク内の圧力の圧力を均一にするための尿溜め袋内と尿タンク内の空気通路が形成されていることにある。具体的には、支持板は連通孔と連通切欠が形成される。
本発明は、尿パックの支持板に尿タンク内の圧力と尿パック内(尿溜め袋内)の圧力を均一にするための空気通路を形成しているので、尿タンク内に使い捨ての尿パックを配置して尿を吸引することが可能になり、尿を衛生的かつ容易に廃棄することができる。
自動排尿処理装置の携帯尿処理装置は携帯性を持たせるため小型軽量でバッテリーにて動作するように構成する。尿パックは剛性を持つ支持板と可撓性を有する尿溜め袋で構成され、支持板固定ガイドを用いて尿タンク内に固定される。支持板には連通孔と連通切欠を穿設しており、尿タンク内と尿パック内を均一に負圧にすることができる。真空ポンプにより尿タンク内の空気が排出されると尿タンク内及び尿パック内が均一に負圧になる。導尿チューブに接続されている尿レシーバから尿が吸い込まれ、尿パック内に排出される。尿パックは取り外して尿を衛生的かつ容易に廃棄することができる。
図1〜図9に本発明の一実施例を示す。図1は本発明の自動排尿処理装置の全体構成図を示し、図2は上蓋の縦断面図、図3は上蓋を除く携帯尿処理装置の縦断面図、図4は携帯尿処理装置の一例構成図、図5は携帯尿処理装置と尿パックの斜視図、図6は携帯尿処理装置に尿パックを装着した斜視図、図7は携帯尿処理装置に尿パックを装着した上面図、図8は携帯尿処理装置の縦断面図、図9は上蓋を開けた状態における携帯尿処理装置の縦断面図を示している。
図1〜図9に示す実施例は、尿を清潔で容易に廃棄することができる使い捨て尿パック及び尿タンクの例を示している。また、特に、尿の吸引時に尿パックがしぼまないように尿タンク及び尿パック内部を均一に負圧にする構成を重点的に説明する。
図1において、尿レシーバ1は平面的に図示しているが、実際には装着者の股間に接触する面を装着者の股間側に膨出して形成するのが好ましく尿レシーバ1の股間部を横断面視すると、Ω字状に尿レシーバ1を折り畳む様に形成すると良い。また、尿レシーバ1は装着者の股間に位置する長手方向(装着者の前後方向)の略中央部が図1に示すように幅が狭くなり絞られた形状に形成されている。尿レシーバ1の略中央部を絞られた形状にしているのは装着者の股間にフィットさせるためである。
尿レシーバ1は装着者の股間に接触する面(上面)から見た図であり、装着者の排尿を回収する排尿回収部材3と排尿があったことを検知する尿検知センサ4(2条の電極4a、4b)が尿レシーバ1の内部に配置されている。排尿回収部材3の下側には、図示しないビーズ状の吸尿空間形成部材が配置されている。
また、尿レシーバ1は尿の横漏れを防止するための立体構造のギャザー5が形成されている。排尿回収部材3と尿検知センサ4は、装着者が尿レシーバ1内に排出した広い範囲の尿を検知、回収するために装着者の股間の前後方向に長く形成されている。排尿回収部材3の略中央部には、導尿チューブ6が接続されている。尿検知センサ4には、信号線7が接続されている。
また、携帯尿処理装置8には導尿チューブ9及び信号線10が接続されており、導尿チューブ9及び信号線10の他端にはジョイント11が接続される構成になっている。ジョイント11は、導尿チューブ6、9及び信号線7、10をワンタッチで連結する機能を有する。尿レシーバ1は、1日程度使用した場合や大便などの汚れが付着した場合には、ジョイント11により携帯尿処理装置8から切り離して廃棄して、新しい尿レシーバ1を装着者に装着することができる。
携帯尿処理装置8は、上蓋12、尿タンク13、底蓋14により構成されている。上蓋12の外面には、表示装置26、チューブ接続口27、センサ接続口28、手動スイッチ29、上蓋開閉ボタン30が配置されている。チューブ接続口27にはチューブ装着具が取付けられている状態を示している。尿タンク13の外面には、タンク残量覗き窓32が配置されている。底蓋14には、バッテリーボックス21などが配置されている。携帯尿処理装置8は円筒形状であり、直径は110mm、高さは190mm程度である。
図2(a)は上蓋12を縦断面した分解図で、図2(b)は上蓋12の縦断面図を示す。
図2において、上蓋底部38の上面には制御基板23が配置されている。また、上蓋底部38の下面外周には上蓋パッキン39が接着して配置されている。上蓋底部38は、上蓋12の開口部を塞ぐように接着して配置される。尿排出管40は、上蓋底部38及び上蓋12の中央に穿設された孔を貫通して配置され、チューブ接続口27により導尿チューブ9と接続される。また、上蓋12には、制御基板23の配線を通すための配線孔12aが穿設されている。
図3に上蓋を除く携帯尿処理装置8を縦断面した分解図を示す。尿パック44は、支持板42、尿溜め袋(尿袋)43、底板56で構成されており、上蓋12を開けて尿タンク13への着脱を行う。尿タンク13は、尿タンクヒンジ35、配線カバー46などで構成されている。吸引チューブ20の一端は底蓋14に配置されている真空ポンプ17に接続されており、他端は尿タンク13の底部を貫通して尿タンク13の内壁に固定されている。吸引チューブ20は尿タンク13の貫通部付近でシールされており、尿タンク13内の気密は保たれている。吸引チューブ20の吸込口(他端)は、尿パック44から尿が漏れることがあったとしても、漏れた尿を吸い込みにくいように尿タンク13の上部に配置している。底蓋14には真空ポンプ17、モータ18、バッテリーボックス21が配置されている。
図4に携帯尿処理装置8の一例構成図を示す。
図4を用いて尿の吸引動作を説明する。装着者が尿レシーバ1に排尿すると、尿検知センサ4a、4bの電気的な導通を信号線7、10を経由して、制御基板23が検知する。排尿を検知した制御基板23は電線22に電流を流しモータ18を起動させる。モータ18の回転により真空ポンプ17が動作すると吸引チューブ20を介して尿タンク13内の空気を吸引する。
尿タンク13内の空気が吸引されると内部が負圧になるため、導尿チューブ6、9を介して尿レシーバ1に排出された尿が尿タンク13に吸い込まれる。このような構成の携帯尿処理装置8の尿タンク13内に使い捨ての尿パック44を配置すると、尿パック44に尿を溜めることができるため、尿を清潔で簡単に廃棄することができる。
尿を吸引するためには、導尿チューブ9の尿排出口の周囲を負圧にする必要がある。そのためには、吸引チューブ20で空気を吸い出すことによる圧力低下を導尿チューブ9の尿排出口の周囲にまで作用させるための空気の通り道(空気通路)が必要である。更に、尿タンク13内と尿パック44内を均一に負圧にさせる必要がある。尿パック44を構成する尿袋43に柔軟な素材を使用した場合には、尿タンク13内で圧力の差が生じると、尿袋43を適正な形状に保持することができない。例えば、尿タンク13内の圧力よりも尿パック44内の圧力が小さいと尿袋43がしぼんでしまうため尿の吸引ができなくなる。
尿パック44は、携帯尿処理装置8を持ち運んでも尿タンク13内の適正な位置に保持されるように固定する必要がある。そのために、尿パック44に剛性を有する支持板42を設けて尿タンク13に固定する。しかし、支持板42で尿タンク13内部が仕切られるため、吸引チューブ20から導尿チューブ9の尿排出口までの空気の通り道が遮られたり、圧力の不均一が生じる。本発明の尿パック44を用いると、吸引チューブ20から導尿チューブ9の尿排出口までの空気の通り道を確保し、尿タンク13内と尿パック44内を均一に負圧にすることができる。
図5(a)に尿パック44の斜視図、図5(b)に携帯尿処理装置8の上蓋12を開けた状態の斜視図を示す。尿パック44は尿タンク13内に収まるように概ね円筒形状であり、支持板42、尿袋43、底板56などで構成されている。また、尿タンク13の内壁上部には、支持板42を固定するための支持板固定ガイド41が配置されている。
支持板42には、チューブ孔48、連通孔47、位置決め切欠53、連通切欠54が穿設されている。上蓋12を閉じるとチューブ孔48に尿排出管40が差し込まれ、尿の排出口は尿パック44内に配置される。これは、携帯尿処理装置8が傾いていても、尿を確実に尿パック44内に取り込むためである。
支持板42に穿設した連通孔47は、尿タンク13内と尿パック44内の圧力を均一にするために設けている。また、支持板42に2つの連通切欠54を設けており、支持板42で尿タンク13内の空気の流れが妨げられるのを防いでいる。
すなわち、図5(a)、(b)、図8、図9に示すように、尿タンク13には尿パック44が嵌り、尿パック44の支持板42の上面と上蓋12との隙間の空間部分が存在する。この部分が上部である。支持板42の下側で尿袋(尿溜め袋)の外面と尿タンク13の内面との隙間の空間部分が下部である。尿パック44中の尿袋(尿溜め袋)43内の空気が連通孔47を通じて連通切欠54への流れ、更には吸引チューブ20が固定されている尿タンク13内への流れが上部から下部へと空気が流れることで形成される。
このように、連通孔47と連通切欠54を支持板42に設けることで、吸引チューブ20から内側の尿パック44を通じて尿排出管40までの空気の通り道である空気通路を確保し、尿タンク13内と尿パック44内を均一に負圧にすることができる。
尿パック44構成を具体的に説明する。支持板42には、臭気防止フィルム49、孔塞ぎテープ50、紐51が配置される。支持板42は、ビニールなどのラミネートによる防水加工がされた厚紙などで形成されており、直径は100mm、厚さは1〜2mm程度である。支持板42は、尿タンク13に固定して使用されるため、尿袋43内に尿が溜まっても形状を保持できる程度の剛性を有する素材で形成される。
連通孔47は直径4mm程度、チューブ孔48は直径10mm程度である。連通切欠54は尿パック44を尿タンク13に装着する際の取手としても使用され、指が入る程度の円周方向20mm、半径方向10mm程度の大きさである。位置決め切欠53は、尿パック44を尿タンク13の取り付け位置に正確に配置するために設けられており、半径1mm程度である。尿袋43は、透明または薄く着色されたビニールなどで袋状に形成されており、袋の開口部全周を支持板42の下面に接着材などで接着されている。
尿パック44の容量は2回分の排尿を蓄えられる500ml程度である。尿タンク13には、覗き窓32が配置されており尿パック44に蓄えられた尿の量を確認することができるため、尿パック44の交換のタイミングを知ることができる。なお、携帯尿処理装置8と尿パック44は円筒形状でなく、携帯時に車椅子や身体にフィットするように他の形状にすることもできる。
臭気遮断フィルム49は、上蓋12を開けた際に尿袋43内の臭気が外に漏れないようにするために支持板42の下面に接着されて配置されている。臭気遮断フィルム49には、中央部から放射状に切り込みが設けられており、尿排出管40がチューブ孔48に差し込まれると開口し、尿排出管40が外されると閉塞するように構成されている。臭気遮断フィルム49は、厚さ0.4mm程度のポリ塩化ビニールやポリエチレンテレフタレートなどの高弾性で元の形状に戻る性質を持つ素材で形成されている。
孔塞ぎテープ50は、尿パック44を廃棄する際に、内部の尿や臭気が外に漏れないようにチューブ孔48、連通孔47を塞ぐ際に使用し、長手方向(支持板42の半径方向)が35mm、幅が20mm程度で形成される。チューブ孔48に近い孔塞ぎテープ50の端面は支持板42に強く接着され、遠い方の端面は容易に剥がせる程度に接着されており、他の部分は接着されていない。孔塞ぎテープ50は、上面が粘着面になるような粘着シールで形成されており、チューブ孔48に遠い方の端面には取手が設けられている。尿パック44を廃棄する際には、孔塞ぎテープ50の取っ手をつまみ、接着を剥がしてから粘着シールの粘着カバーを剥がし、粘着面を下にして、チューブ孔48、連通孔47を塞ぐように接着する。
紐51は、両端がそれぞれ支持板42の2つの連通切欠54付近に取り付けられており、紐51の中央部は孔塞ぎテープ50の下面で押さえられるように配置される。孔塞ぎテープ50の接着後に、自由になった紐51の中央部を持ち、引き上げることで尿パック44を尿タンク13から容易に取り外すことができる。また、紐51を持って廃棄場所まで移動できるので、何らかの原因で尿パック44の外側が尿で汚れている場合でも、尿に触れずに廃棄することができる。紐51は撥水性があり伸縮性の無いビニールなどで形成され、直径は1mm、長さは130mm程度である。
尿袋43の内部には尿をゲル状に固める高吸収性樹脂52が配置される。尿をゲル状に固めることで、尿袋43内での尿の移動(遥動)を抑制しており、携帯尿処理装置8を傾けるなどしたときに尿がチューブ孔48や連通孔47から漏れることを防止している。また、高吸収性樹脂52に脱臭剤や芳香剤を加えることにより、尿の臭気を抑制することができる。更に、着色剤を加えて尿の色を他の色に変化させることで、介護者が尿パック44を交換する際の精神的苦痛を和らげることができる。一方、尿の色で健康状態を確認するために着色剤を加えないこともできる。また、尿の成分に反応する試薬を加えることで、健康状態を把握することもできる。
尿袋43は、かさばらないように潰されて折りたたまれた状態で保管されており、使用時に円筒形状になるように広げて尿タンク13に装着する。そのため、尿袋43の底面の形状に合わせた厚紙などで形成された底板56を底面に配置しており、支持板42と底板56を平行に手で持ち、引き離すことで容易に尿袋43を広げることができるようにしている。
図6に携帯尿処理装置8に尿パック44を取り付けた斜視図を示す。尿パック44は、2個の位置決め突起55に位置決め切欠53を嵌め込むようにして、支持板42の縁を支持板固定ガイド41に載置して装着する。上蓋12を閉じると尿排出管40の先端がチューブ孔48に差し込まれ、チューブ孔48の内周に密着することで、尿パック44が完全に固定される。なお、尿排出管40はプラスチックなどで形成されており、尿タンク13の壁面でシールされているため、尿タンク13内の気密は保たれている。吸引チューブ20から空気が排出されると、尿パック44内の空気は図示の太線矢印方向に流れるため、尿タンク13内と尿パック44内は均一に負圧になる。
図7に携帯尿処理装置8に尿パック44を取り付けた上面図を示す。図7は上蓋12の図示を省略している。支持板42に穿設された連通孔47及び連通切欠54により、尿タンク内13と尿パック44内の空気の通り道(空気通路)を確保している。
図8に携帯尿処理装置8の縦断面図を示す。図示しない電線22、25は、底蓋14の側面を貫通して配線カバー46を通り、尿タンクヒンジ35及び上蓋ヒンジ34を貫通し、配線孔12aを貫通して、制御基板23に接続される。尿タンク13は、上蓋12を閉じるとOリング状の上蓋パッキン39で密閉されるため、尿タンク13の気密は保たれる。
真空ポンプ17は、ポンプ室の容積を減少させながら真空排気する容積形真空ポンプを用いている。このポンプを毎分5000回転以下で真空排気速度を毎秒40mlとするために、揺動ピストン41の回転半径を1.4mm、該ピストンの幅を15mm、そしてシリンダ60の内径を17.2mmと設定することができる。これによって、外周の大きさを直径30mm以下にすることが可能である。
また、シリンダと揺動ピストンをエンジニアリングプラスチックの1種であるポリフェニリンサルファイド樹脂とすることによって、尿の臭いがする気体に触れても腐蝕することなく、長期の使用に耐えることができる。また、比重が小さいことから大きな軽量化も達成できる。
上述のように真空ポンプの容量を小さくすることで極力、空気の巻き込み量を少なくして尿を吸引することができるので、尿吸引時のチューブの暴れはほとんど無くなり吸引音も小さくすることができる。具体例で言うと、従来の大きなポンプでは騒音レベルが30〜50dBであるのに対して、本実施例では30dB以下とすることができる。
図9に上蓋を開けた状態における携帯尿処理装置8の縦断面図を示す。上蓋12を閉じるときには、矢印で示すように尿排出管40の先端は上蓋ヒンジ34と尿タンクヒンジ35の支点を中心とした円弧の軌道でチューブ孔48に挿入される。そのため、尿排出管40の先端は、チューブ孔48に挿入され易いようにテーパーを設けている。尿排出管40の先端上面の直径は12mm、下面の直径は8mm、高さは5mm程度である。図示しない臭気遮断フィルム49は、尿排出管40の挿入により広げられるため、尿排出管40からの尿の排出は妨げられることはない。
本発明の自動排尿処理装置はこのように構成されており、尿パックの支持板に尿タンク内の圧力と尿パック内の圧力を均一にするための空気通路を形成しているので、尿タンク内に使い捨ての尿パックを配置して尿を吸引することが可能になり、尿を衛生的かつ容易に廃棄することができる。
次に、本発明の自動排尿処理装置の使用形態や他の例について説明する。
本発明の自動排尿処理装置を使用して、尿レシーバ1に若干の尿が残った場合などには、装着者の股間に蒸れが生じることがある。このような股間の蒸れを防止するために、一定時間ごとに真空ポンプ17を空運転するように設定することができる。真空ポンプ17の空運転により、湿度の高い股間の空気を排気することにより、尿レシーバ1内の湿度の低下と乾燥を促進することができる。
また、導尿チューブ9及び尿排出管40の内部は尿にさらされるため、長時間使用すると雑菌が繁殖することがある。そのため、殺菌作用と洗浄作用を有する洗浄液を用いて、洗浄することができる。洗浄する際には、ジョイント11から尿レシーバ1を外して、ジョイント11を洗浄液に浸し、手動スイッチ29により真空ポンプ17を動作させることで、洗浄液が導尿チューブ9及び尿排出管40の内部を流れて洗浄することができる。洗浄後の洗浄液は尿パック44に蓄えられるので、尿パック44ごと廃棄することができる。
携帯尿処理装置8は以下のような構造にすることもできる。
実施例では、制御基板23、表示装置26、センサ接続口28、手動スイッチ29などが上蓋12に配置されているが、これらの部品を底蓋14に配置することもできる。この配置にすることで、電線22、25を上蓋12まで配線する必要が無くなり、配線カバー46を省略できる。また、上蓋12が軽量になるため、容易に上蓋12を開閉することが可能になる。更に、底蓋14に配置されている部品を尿タンク13の側面に配置することもできる。
また、チューブ孔48と連通孔47を独立して配置しているが、尿排出管40の先端のすり鉢状の突起部と臭気遮断フィルム49を無くして、尿排出管40をチューブ孔48より細く形成することもできる。この構成では、チューブ孔48と尿排出管40の隙間が連通孔47の役割を果たすため、連通孔47を省略することができる。この場合、上蓋底部38から爪のような突起部を伸ばすことで、支持板42を固定できる。また、尿タンク13をモジュール化することにより、夜間などの長時間に対応した大容量の尿タンク13と交換できるようにすることもできる。
携帯尿処理装置8は、上蓋12に、動作日時、動作時間、運転状態、排尿量、尿成分、使用者IDなどのデータを、着脱可能なメモリに保存することができるコネクタを設けることもできる。メモリのデータは、パソコンなどでデータ処理を行い、排尿チャートなどの健康管理情報として利用できる。また、タイマー及びタイマーを動作するための二次電池も設けることができる。
携帯尿処理装置8は尿タンク13と尿パック44の隙間を小さく構成して、尿パック44の容量を確保しながら尿タンク13の容積を小さくすることもできる。これにより、尿タンク13内の圧力を早く低下することができ、尿回収のレスポンスを向上することができる。
携帯尿処理装置8に以下に述べるように警報機能を追加することもできる。
尿パック44のあふれ防止の機能として、尿タンク13の底部に重量センサを配置して、尿パック44内に溜められた尿の量を検知し、満杯に近くなると警報を出すようにすることもできる。
また、尿タンク13の密閉不具合を検知する機能として、尿タンク13内に圧力センサを配置し、真空ポンプ17動作時の圧力上昇が一定レベルに到達しない場合は密閉不具合の警報を出すようにすることもできる。
モータ18の過負荷防止の機能として、導尿チューブ6、9の折れや潰れなどによるチューブの詰まりを、モータ18の負荷による電流値の上昇から検出し、モータ18の停止と警報を出すようにすることもできる。
また、吸引チューブ20の尿吸込防止機能として、携帯尿処理装置8が倒れた場合には、吸引チューブ20側が上になるように、吸引チューブ20の反対側が重くなるような部品配置にすることもできる。これにより、尿パック44から排尿が漏れ出したとしても、吸引チューブ20に到達しにくい。また、携帯尿処理装置8に角度センサを備え、一定角度以上に傾いている場合には警報を出すようにすることもできる。また、吸引チューブ20に尿タンク13内の水分や臭気が吸い込まれるのを防止するフィルタを設けることもできる。
また、尿パック44の装着忘れを防止するために、尿パック44を装着すると押下されるピンを支持板固定ガイド41の付近に配置しており、ピンが押されずに上蓋12を閉じられた場合は、警報を出すようにすることもできる。
携帯尿処理装置8に以下の表示機能を追加することもできる。表示装置26には、真空ポンプ17の運転状態、バッテリー残量、収尿情報などを表示することもできる。また、モータ18に作用する負荷の大きさを電流値の変化から読み取り、その負荷を尿の流量に換算することで尿パック44内の尿の量を検出して表示することもできる。
本発明の一実施例を示す全体構成図である。 本発明における上蓋の縦断面図である。 本発明における上蓋を除く携帯尿処理装置の縦断面図である。 本発明の携帯尿処理装置の一例構成図である。 本発明の携帯尿処理装置と尿パックの斜視図である。 本発明の携帯尿処理装置に尿パックを装着した斜視図である。 本発明の携帯尿処理装置に尿パックを装着した上面図である。 本発明の携帯尿処理装置の縦断面図である。 本発明における上蓋を開けた携帯尿処理装置の縦断面図である。
符号の説明
1…尿レシーバ、3…排尿回収部材、4…尿検知センサ、4a、4b…短冊状電極、5…ギャザー、6、9…導尿チューブ、7、10、22…信号線、8…携帯尿処理装置、11…ワンタッチジョイント、12…上蓋、12a…配線孔、13…尿タンク、14…底蓋、15…液相部、16…気相部、17…真空ポンプ、18…モータ、19…排気チューブ20…吸引チューブ、21…バッテリーボックス、21a…バッテリー、22、25…電線、23…制御基板、26…表示装置、27…チューブ接続口、28…センサ接続口、29…手動スイッチ、30…上蓋開閉ボタン、32…タンク残量覗き窓、34…上蓋ヒンジ、35…尿タンクヒンジ、36…配線カバー、37…排気口、38…上蓋底部、39…上蓋パッキン、40…尿排出管、41…支持板固定ガイド、42…支持板、43…尿袋、44…尿パック、46…配線カバー、47…連通孔、48…チューブ孔、49…臭気遮断フィルム、50…孔塞ぎテープ、51…紐、52…高吸収性樹脂、53…位置決め切欠、54…連通切欠、55…位置決め突起、56…底板。

Claims (6)

  1. 装着者が***する尿を吸尿する尿レシーバと、
    チューブ接続口が穿設されている上蓋により密閉され、内壁の上部に支持板固定ガイドが形成され、該支持板固定ガイドに支持板が固定される尿タンクと、
    軟質部材で形成され、前記尿タンクに収納支持される前記支持板の下面に開口部が接着される前記尿溜め袋と、前記尿溜め袋に尿を導くチューブ孔が穿設される前記支持板とで構成される尿パックと
    前記尿レシーバから前記上蓋の前記チューブ接続口に尿を導く導尿チューブと、
    前記導尿チューブに連接し前記支持板の前記チューブ孔を通して前記尿溜め袋に尿を導く尿排出管と、
    前記尿タンク内に開口、配置されている吸引チューブと、
    前記吸引チューブを介して前記尿タンク内の空気を吸引する真空ポンプとを具備し、
    前記支持板は、前記支持板固定ガイドに固定され、前記尿パックに剛性を付与し、前記支持板固定ガイドに固定されたとき、前記尿タンクを上及び下部に仕切り、前記尿溜め袋内と前記上部とを連通させる空気通路を形成する連通孔及び前記上及び下部を連通させる空気通路を形成する連通切欠が穿設され、双方の空気通路で前記尿溜め袋内と前記尿タンクとの圧力を均一にするための空気通路が形成されることを特徴とする自動排尿処理装置。
  2. 請求項1において、前記支持板の前記チューブ孔を塞ぐ臭気遮断フィルムが、前記尿排出管が前記チューブ孔に差し込まれると開口するようにして該支持板の下面に接着されて設けられていることを特徴とする自動排尿処理装置。
  3. 請求項1において、前記支持板前記チューブ孔を塞ぐ孔塞ぎテープ前記尿パックを廃棄する際に、孔塞ぎテープ粘着面が前記チューブ孔を塞ぐようにして設けられることを特徴とする自動排尿処理装置。
  4. 請求項1において、前記尿溜め袋は内部の底面に高吸収性樹脂が配置されていることを特徴とする自動排尿処理装置。
  5. 請求項1において、前記尿パックは取り外し、使い捨てにされることを特徴とする自動排尿処理装置。
  6. 請求項5において、前記尿パックを構成する尿溜め袋は底面に底板が設けられていることを特徴とする自動排尿処理装置。
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