JP4640229B2 - ユニットバスルーム - Google Patents

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Description

本願発明は、床に浴槽を単独で載置する、いわゆる置き浴槽を備えたユニットバスルームに関するものである。
従来、この種の置き浴槽は、図11に示すように置き浴槽81をユニットバスルームの床82に単に載置するだけで入浴が可能となることから、簡易な入浴設備として利用されてきた。このような置き浴槽81を備えたユニットバスルームでは、壁83に取り付けられた水栓から給水、給湯を行ったり、あるいは置き浴槽81を壁83に押し当てて、床82又は壁83から給水給湯管を立ち上げて、浴槽壁部84の外側に設けた給水給湯接続部に接続配管を介して接続し、湯水噴出部85から給水、給湯を行うものが一般的であった。このように従来の置き浴槽81はユニットバスルームの壁83にきわめて近い位置や壁83に押し当てられた位置に配置され、給水、給湯のための配管などは利用者から見えないようになっていた。
しかしながら、前記従来の置き浴槽81を備えたユニットバスルームでは、床82に単に置き浴槽81を単独で載置するだけの不安定な状態であったため、安全面での課題を有していた。
また、置き浴槽81は常に壁83にきわめて近い位置や壁83に押し当てられた位置にしか配置できないため見た目が変わり映えのしないものとなっており、デザイン性の向上が望まれていた。
そこで、本願発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたもので、安全性が高く、デザイン性の向上を図ることができる置き浴槽を備えたユニットバスルームを提供することを課題とする。
本願発明のユニットバスルームは、第1には、床に単独で載置される置き浴槽を備え、置き浴槽はユニットバスルームの壁に対向する浴槽壁部の内側に湯水噴出部を有するとともに外側に給水給湯接続部を有し、給水給湯接続部はユニットバスルームの床又は壁の開口部から導入された給水給湯管に接続配管を介して接続され、給水給湯接続部の両側には置き浴槽側面とユニットバスルームの壁とを連結して置き浴槽を固定するための固定金具及びこの固定金具を覆うカバーがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
また、第2には、上記第1の発明において、固定金具が、置き浴槽側面に固定された第1の固定金具と、ユニットバスルームの壁に固定された第2の固定金具に分割され、第1の固定金具と第2の固定金具はカバーにより連結されることを特徴とする。
また、第3には、上記第1の発明において、固定金具が、置き浴槽側面に固定された第1の固定金具と、ユニットバスルームの壁に固定された第2の固定金具と、第1の固定金具と第2の固定金具を連結する連結具よりなることを特徴とする。
さらに、第4には、上記第1から第3のいずれかの発明において、カバーの上部に着脱自在な上蓋が取り付けられていることを特徴とする。
本願請求項1の発明によれば、置き浴槽の給水給湯接続部の両側に、置き浴槽側面とバスルームの壁とを連結して置き浴槽を固定するための固定金具とこの固定金具を覆うカバーを設けたので、安全性の向上とともにデザイン性の向上を図ることができる。
本願請求項2の発明によれば、固定金具を置き浴槽側面側の第1の固定金具とユニットバスルームの壁側の第2の固定金具の2つに分割し、これらの固定金具をカバーにより連結したので、上記効果に加え、施工性が良好となる利点がある。
本願請求項3の発明によれば、固定金具を、置き浴槽側面に固定された第1の固定金具と、ユニットバスルームの壁に固定された第2の固定金具と、第1の固定金具と第2の固定金具を連結する連結具により構成したので、連結具の大きさを調整することにより、ユニットバスルームの壁と置き浴槽との間隔を任意に設定できる上、施工性がより一層良好となる利点がある。
本願請求項4の発明によれば、カバーの上部に着脱自在な上蓋を設けたので、上記効果に加え、さらにデザイン性が向上するとともに、上蓋の上面又はカバーで隠蔽された床面やその近辺が汚れたときの掃除が容易かつ確実にできる利点がある。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
<第1実施形態>
先ず、本願発明の第1実施形態について述べる。
図1は、本願発明の第1実施形態に係る置き浴槽を備えたユニットバスルームの要部の外観を模式的に示す斜視図、図2は、同上実施形態のユニットバスルームの要部を示す断面図である。また、図3は、同上実施形態のユニットバスルームにおいて置き浴槽とユニットバスルームの壁との間に設けられた固定金具、カバー及び上蓋よりなる連結構造体を説明するための分解斜視図、図4は、連結構造体の上側の構造を説明するための断面図である。
本実施形態に係るユニットバスルーム1Aは床2、壁3、図示しない天井及びドアより構成され、床2には置き浴槽4が載置されている。床2は床パン構造となっており、洗い場用床パン5と浴槽載置用床パン6が連結されている。浴槽載置用床パン6には置き浴槽4を位置決めし且つ嵌合固定するための固定用段部7が形成されている。また、置き浴槽4の浴槽壁部8の外側の下方の周囲には、固定用段部7に対して相補形状の段部9が形成され、段部9が固定用段部7とパッキン10を介して嵌合固定されている。
置き浴槽4の壁3に近い方の浴槽壁部8の内側には湯水噴出部11が設けられ、外側には給水給湯接続部12が設けられている。給水給湯接続部12は、床2から立ち上げられた、給湯装置(不図示)の給水給湯管13に、銅管などよりなる接続配管14を介して接続されている。給水給湯管13及び接続配管14は、置き浴槽4の浴槽壁部8と壁3との間に配置されている。
本実施形態では、置き浴槽4の壁3に近い方の浴槽壁部8と壁3との間に、連結構造体15が設置されている。この連結構造体15は、図3及び図4に示すように、置き浴槽4の浴槽壁部8において給水給湯接続部12の両側にそれぞれ取り付けられる第1の固定金具16と、壁3にそれぞれ取り付けられる第2の固定金具17と、第1の固定金具16及び第2の固定金具17にそれぞれ取り付けられるカバー18と、上蓋19より構成される。第1の固定金具16どうしの間の上側には断面L字状で所定長さの連結部材(浴槽側フランジ)20が取り付け固定され、第2の固定金具17どうしの間の上側にも断面L字状で所定長さの連結部材(壁側フランジ)21が取り付け固定されている。
第1の固定金具16は、置き浴槽4の浴槽壁部8の傾斜にならった傾斜をもつ長尺で四角形状の取付部22と、鉛直方向に細長く延びる台形状の取付部23よりなり、水平方向の断面形状はL字状であり、また取付部23の下端の一部には床2と接する板状小片24が一体に取り付けられている。取付部22には壁部取付孔25が形成され、取付部23にはカバー取付孔26が形成されている。
第2の固定金具17は、壁3と接する長尺で四角形状の取付部27と、鉛直方向に延びる長尺で四角形状の取付部28よりなり、水平方向の断面形状はL字状であり、また取付部28の下端の一部には床2と接する板状小片29が一体に取り付けられている。取付部27には壁取付孔30が形成され、取付部28にはカバー取付孔31が形成されている。
カバー18は、第1の固定金具16の取付部22の傾斜と同じ傾斜をもつ長尺で四角形状の横板状部32と、第1の固定金具16と第2の固定金具17を覆い隠す正面板状部33と、上板状部34と、四角形状の取付片35よりなる。取付片35にはカバー取付孔36が形成されている。
上蓋19は、2つのカバー18の間の上側から第1の固定金具16と第2の固定金具17を覆い隠す上蓋本体37と、上蓋本体37から垂下して取り付けられた細長い取付片38と、取付片38に取り付けられ、若干内側に入り込んだ断面略L字状の一対の着脱爪片39よりなる。着脱爪片39の幅(図4の紙面に垂直な方向)は着脱しやすい寸法に設定することができ、例えば上蓋19の長さ方向の2箇所に取り付けることができるが、これに限定されない。着脱爪片39は連結部材20の水平板状部40と連結部材21の水平板状部41の下面にそれぞれ着脱自在に係合するようになっている。
次に、本実施形態のユニットバスルーム1Aの要部の施工について述べる。
ここでは、あらかじめ洗い場用床パン5と浴槽載置用床パン6が施工され、固定用段部7に置き浴槽4の段部9がパッキン10を介して位置決めされた後、嵌合固定されて、置き浴槽4が設置されているものとする。また、給水給湯接続部12と給水給湯管13とが接続配管14により接続されているものとする。
まず、第1の固定金具16を、たとえばビス(不図示)を用いて壁部取付孔25より、置き浴槽4の浴槽壁部8にビス止め固定する。この作業を給水給湯接続部12の両側で行う。次に、第2の固定金具17を、ビス(不図示)を用いて壁取付孔30より、ユニットバスルーム1の壁3にビス止め固定する。この作業を2つの第1の固定金具16の取付位置と対応する2箇所において行う。その後、カバー18を第1の固定金具16及び第2の固定金具17にあてがい、第1の固定金具16のカバー取付孔26及びカバー18の取付片部35のカバー取付孔36にビス(不図示)を挿通させ、また第2の固定金具17のカバー取付孔31及びカバー18の取付片部35のカバー取付孔36にビス(不図示)を挿通させ、カバー18をビス止め固定する。この作業を2箇所において行う。最後に、上蓋19をカバー18の上側から押込むことにより、上蓋19に設けられた着脱爪片39が連結部材20、21の水平板状部40、41の下面と係合し、上蓋19が装着され、施工が完了する。
このように施工された本実施形態のユニットバスルーム1では、置き浴槽4の給水給湯接続部12の両側に、第1の固定金具16と第2の固定金具17とこれらを連結するカバー18を設けたので、置き浴槽4の固定を確実に行うことができ、安全性が向上する上、カバー18及び上蓋19を設けたことにより、給水給湯接続部12、給水給湯管13、接続配管14を隠蔽できるためデザイン性が向上し、見映えのよいものとなる。
しかも、固定金具を第1の固定金具16と第2の固定金具17に分割し、上蓋19も上側から押込むだけで装着できるので、施工を容易に行うことができる。
また、上蓋19は着脱が容易に行えるので、上蓋19の上面やカバー18で隠蔽された床面やその近辺が汚れたときの掃除が容易かつ確実にできる。
また、上記実施形態では、カバー18の寸法を壁3と置き浴槽4との距離に応じて設定することにより、置き浴槽4の配置位置が任意に設定可能となる。
さらに、上記実施形態では、置き浴槽4を、浴槽壁部8の外側に形成した段部9と固定用段部7とをパッキン10を介して嵌合固定させるようにして設置したので、置き浴槽4の固定をより確実に行うことができる上、止水性の向上を図ることができる。
また、上記第1実施形態は種々の変形、変更が可能である。例えば、上記第1実施形態では、床2を固定用段部7を設けた床パン構造としたが、本願発明は、固定用段部7のない床構造のものにも適用可能である。
また、上記第1実施形態では、第1の固定金具16と置き浴槽4の浴槽壁部8との固定、第2の固定金具17と壁3との固定、第1の固定金具16及び第2の固定金具17とカバー18との固定にビスを用いたが、本願発明によれば、これらの固定が可能な従来公知の各種固定具を使用することができる。
また、上記第1実施形態では、上蓋19の取付に着脱爪片39を用いたが、本願発明によれば、嵌合などの着脱可能な従来公知の各種手法を用いることができる。
さらに、本願発明によれば、上記第1実施形態における施工の手順を上記の場合と異ならせて行うこともできる。
<第2実施形態>
次に、本願発明の第2実施形態について述べる。
図5は、本願発明の第2実施形態に係る置き浴槽を備えたユニットバスルームの要部の外観を模式的に示す斜視図(便宜上、連結構造体のカバーと上蓋は外して示してある)、図6は、第2の固定金具に連結板が仮締めされる様子を示す斜視図、図7は、連結板が仮締めされた第2の固定金具がユニットバスルームの壁に取り付けられる様子を示す斜視図、図8は、第1の固定金具が置き浴槽の浴槽壁部に取り付けられる様子を示す斜視図、図9は、置き浴槽に取り付けた第1の固定金具を連結板を介在させて第2の固定金具に連結する様子を示す斜視図、図10(a)、(b)、(c)は、それぞれ、連結部材(浴槽側フランジ及び壁側フランジ)を取り付ける様子、カバーを取り付ける様子、上蓋を取り付ける様子を示す斜視図である。
本実施形態に係るユニットバスルーム1Bが第1実施形態に係るユニットバスルーム1Aと異なる点は、連結構造体45であり、それ以外の構造は第1実施形態と同様であるので、以下この連結構造体45を中心に説明を行う。
本実施形態においても、置き浴槽4の壁3に近い方の浴槽壁部8と壁3との間に、連結構造体45が設置されている。この連結構造体45は、図5から図10に示すように、置き浴槽4の浴槽壁部8において給水給湯接続部12(図2参照)の両側にそれぞれ取り付けられる第1の固定金具46と、壁3にそれぞれ取り付けられる第2の固定金具47と、第1の固定金具46と第2の固定金具47とをそれぞれ連結する連結板48と、これらの組み合わせ構造の両側にそれぞれ取り付けられるカバー49と、上蓋50より構成される。第1の固定金具46どうしの間の上側には断面L字状で所定長さの連結部材(浴槽側フランジ)51が取り付け固定され、第2の固定金具47どうしの間の上側にも断面L字状で所定長さの連結部材(壁側フランジ)52が取り付け固定されている。
第1の固定金具46は、第1実施形態と同様に、置き浴槽4の浴槽壁部8の傾斜にならった傾斜をもつ長尺で四角形状の取付部53と、鉛直方向に細長く延びる台形状の取付部54よりなり、水平方向の断面形状はL字状となっている。第1の固定金具46の浴槽壁部8と当接する側にはシールパッキン55が貼着されている。取付部53の上下には壁部取付孔56が形成され、取付部54の上下(やや中央寄り)には連結板取付孔57が形成され、上側の連結板取付孔57の上方には連結部材取付孔58が形成されている。
第2の固定金具47は、壁3と接する長尺で四角形状の取付部59と、鉛直方向に延びる長尺で四角形状の取付部60よりなり、水平方向の断面形状はL字状となっている。第2の固定金具47の壁3と当接する側にはシールパッキン61が貼着されている。取付部59の上下には壁取付孔62が形成され、取付部60の上下(やや中央寄り)には連結板取付孔63が形成され、上側の連結板取付孔63の上方には連結部材取付孔64が形成されている。
連結板48は矩形状であり、中央にカバー取付孔65を有し、両端側には第1の固定金具46と第2の固定金具47への取り付けのための金具取付孔66が形成されている。連結板48は、第1の固定金具46と第2の固定金具47の上下2箇所に取り付けられるようになっている。
カバー49は、第1の固定金具46の取付部53の傾斜と同じ傾斜をもつ長尺で四角形状の横板状部67Aと、長尺で鉛直方向に伸びる四角形状の横板状部67Bと、第1の固定金具46、第2の固定金具47及び連結板48を覆い隠す正面板状部68と、下板状部69と、上板状部70と、上板状部70より上方に突出した上蓋取付部71よりなり、それぞれ対向する側には、正面から見ると細長い四角形状の固定用凸部72が形成され、その上下に連結板取付ねじ73が取り付けられている。
連結部材51、52の両側にはそれぞれ固定用孔74、75が形成されている。
上蓋50は、2つのカバー49の間の上側から第1の固定金具46、第2の固定金具47及び連結板48を覆い隠す細長い四角形状の上蓋本体76と、その両側に垂下して一体に設けられた取付片77よりなり、この取付片77が図10(c)に示すようにカバー49の上蓋取付部71と着脱自在に嵌合固定されるようになっている。
次に、本実施形態のユニットバスルーム1Bの要部の施工について述べる。
本実施形態では、第1実施形態の場合と同様、あらかじめ洗い場用床パン5と浴槽載置用床パン6が施工され、固定用段部7に置き浴槽4の段部9がパッキン10を介して位置決めされた後、嵌合固定されて、置き浴槽4が設置されているものとする。また、給水給湯接続部12と給水給湯管13とが接続配管14により接続されているものとする。
まず、第2の固定金具47の連結板取付孔63と連結板48の金具取付孔66の位置合わせを行い、第2の固定金具47に連結板48をビス等の固定具で仮締めする(図6)。この仮締めは図7に示すよう上下2箇所でそれぞれの第2の固定金具47に対して行う。次に、連結板48を仮締めした第2の固定金具47を、ビス等の固定具を用いて壁部取付孔62より壁3に固定する。このとき、図7に示すように、必要に応じてシーリング材を用いてもよい。次に、第1の固定金具46を、壁部取付孔56よりビス等の固定具を挿通させることにより、置き浴槽4の浴槽壁部8に固定する(図8)。この作業を給水給湯接続部12の両側で行う。
次に、置き浴槽4の浴槽壁部8に取り付けた第1の固定金具46の連結板取付孔57と、第2の固定金具47に仮締めされた連結板48の金具取付孔66の位置合わせを行い、ビス等の固定具で、第1の固定金具46と連結板48をそれぞれ固定する(図9)。これにより、第1の固定金具46と第2の固定金具47は連結板48を介して連結固定され、置き浴槽4と壁3が固定されることになる。
次に、連結部材51を、第1の固定金具46、第2の固定金具47及び連結板48よりなる一対の組み合わせ構造の上側に架け渡し、連結部材51の固定用孔74と第1の固定金具46の連結部材取付孔58の位置合わせを行い、ビス等の固定具により固定する。同様にして連結部材52の固定を行う(図10(a))。連結部材51、52の固定後、連結板48のカバー取付孔65にカバー49の連結板取付ねじ73を挿通させ、蝶ねじ等の固定具で固定する(図10(b))。この作業を2箇所において行う。最後に、上蓋50を上側から図10(c)のように嵌め込むことにより、上蓋50が装着され、施工が完了する。
このように施工された本実施形態のユニットバスルーム1Bにおいても、置き浴槽4の給水給湯接続部12の両側に、第1の固定金具46と第2の固定金具47と連結板48よりなる一対の組み立て構造の両側にカバー49を設けるとともに、上蓋50を装着したので、置き浴槽4の固定を確実に行うことができる上、給水給湯接続部12、給水給湯管13、接続配管14を隠蔽できるためデザイン性が向上し、見映えのよいものとなる。
しかも、固定金具を第1の固定金具46と第2の固定金具47とを連結板48を介して固定し、上蓋50も上側から押込むだけで装着できるので、施工を容易に行うことができる。
また、上記第2実施形態では、第1実施形態の利点に加え、連結板48を用いて第1の固定金具46と第2の固定金具47を固定するようにしているので、連結板48の寸法を調整することにより、置き浴槽4の配置位置の設定をより容易に行うことが可能となる。
また、本願発明によれば、上記第2実施形態において、施工の手順を異ならせて行う、連結板48の形状と異なる連結具を用いるなど、第1実施形態と同様に種々の変形、変更が可能であることはいうまでもない。
本願発明の第1実施形態に係る置き浴槽を備えたユニットバスルームの要部の外観を模式的に示す斜視図である。 同上実施形態のユニットバスルームの要部を示す断面図である。 同上実施形態のユニットバスルームにおいて置き浴槽とユニットバスルームの壁との間に設けられた固定金具、カバー及び上蓋よりなる連結構造体を説明するための分解斜視図である。 連結構造体の上側の構造を説明するための断面図である。 本願発明の第2実施形態に係る置き浴槽を備えたユニットバスルームの要部の外観を模式的に示す斜視図である。 第2の固定金具に連結板が仮締めされる様子を示す斜視図である。 連結板が仮締めされた第2の固定金具がユニットバスルームの壁に取り付けられる様子を示す斜視図である。 第1の固定金具が置き浴槽の浴槽壁部に取り付けられる様子を示す斜視図である。 置き浴槽に取り付けた第1の固定金具を連結板を介在させて第2の固定金具に連結する様子を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、それぞれ、連結部材を取り付ける様子、カバーを取り付ける様子、上蓋を取り付ける様子を示す斜視図である。 従来の置き浴槽を備えたユニットバスルームを示す斜視図である。
符号の説明
1A、1B ユニットバスルーム
2 床
3 壁
4 置き浴槽
8 浴槽壁部
11 湯水噴出部
12 給水給湯接続部
13 給水給湯管
14 接続配管
15、45 連結構造体
16、46 第1の固定金具
17、47 第2の固定金具
18、49 カバー
19、50 上蓋
20、21、51、52 連結部材
39 着脱爪片
48 連結板
71 上蓋取付部
77 取付片

Claims (4)

  1. 床に単独で載置される置き浴槽を備え、置き浴槽はユニットバスルームの壁に対向する浴槽壁部の内側に湯水噴出部を有するとともに外側に給水給湯接続部を有し、給水給湯接続部はユニットバスルームの床又は壁の開口部から導入された給水給湯管に接続配管を介して接続され、給水給湯接続部の両側には置き浴槽側面とユニットバスルームの壁とを連結して置き浴槽を固定するための固定金具及びこの固定金具を覆うカバーがそれぞれ設けられていることを特徴とするユニットバスルーム。
  2. 固定金具が、置き浴槽側面に固定された第1の固定金具と、ユニットバスルームの壁に固定された第2の固定金具に分割され、第1の固定金具と第2の固定金具はカバーにより連結されることを特徴とする請求項1に記載のユニットバスルーム。
  3. 固定金具が、置き浴槽側面に固定された第1の固定金具と、ユニットバスルームの壁に固定された第2の固定金具と、第1の固定金具と第2の固定金具を連結する連結具よりなることを特徴とする請求項1に記載のユニットバスルーム。
  4. カバーの上部に着脱自在な上蓋が取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のユニットバスルーム。
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