JP4639908B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送送信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送受信装置及びデジタル放送送信装置に関し、更に詳しくは、デジタル放送送信装置が更新用ソフトウェアをデジタル放送波に乗せてデジタル放送受信装置へ送信し、デジタル放送受信装置は受信した更新用ソフトウェアに基づいて内部のソフトウェアを更新することが可能なデジタル放送受信装置及びデジタル放送送信装置に関する。
従来、受信装置においてソフトウェアダウンロード(以下、SDLと称す)を実施する場合、SDL完了後にSDL実施状況をユーザに通知する送受信装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
上記送受信装置は、ソフトウェア名とバージョン番号からSDLに失敗したかどうかを判定し、失敗した場合に、ユーザにSDL失敗を通知する画面を表示する。また、SDL実施のために、ユーザが視聴をあまりしない時間帯や中断しても良い時間長を設定することができ、その設定された内容に基づき、視聴しない時間帯にSDLを実行し、また、たとえユーザが番組視聴を行っている場合でも、中断しても良い時間長だけ番組視聴を中断し、SDLを実施することができる。
一方、SDLの実施状況を常時ユーザに通知するデータダウンロード制御システムも公知である(例えば、特許文献2参照)。
上記データダウンロード制御システムは、SDL実施時刻が来た場合に、ユーザにSDLが開始される旨を通知する画面を表示する。また、SDLが後刻実施される場合に、後刻SDLが実施される旨を表示する画面を表示することができる。
特開平11−194943号公報 特開2000−278621号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の送受信装置では、ユーザに視聴しない時間帯等の時間帯を設定させるだけでSDLの実際の実施時刻を前もって表示していないために、例えば、ユーザが視聴しないと予め設定した時間帯においても、電源コンセントを切断したり、主電源をオフさせたりしてSDLの実施率を低下させてしまうという問題があった。
また、SDL対象のソフトウェアには送信側で重要度が決定されているが、上記特許文献2記載のデータダウンロード制御システムでは、受信側の装置の動作を左右するような緊急レベルのSDLと、ソフトウェアの更新等の通常レベルのSDLを同レベルとして処理しているため、SDLの重要度に応じた処理ができず、例えば、受信装置に致命的な問題が発生した場合でも、その問題を修正するSDLを優先することができないという問題があった。また、重要度の低いSDLを実施する場合にでも、SDLの実施状況を常時ユーザに通知することは、ユーザにとってわずらわしく、利便性を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、SDLの実際の実施時刻を、所定時刻前あるいは電源オンオフ時に通知すると共に、SDL対象のソフトウェアの重要度に応じた処理を行うことが可能なデジタル放送受信装置及びデジタル放送送信装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の発明に係るデジタル放送受信装置は、少なくともソフトウェアダウンロードデータの重要度及び実施予定時刻を含むトリガデータを受信する受信手段と、受信手段が受信するトリガデータを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段が蓄積するトリガデータの重要度を判定する判定手段と、番組の予約情報を管理する予約管理手段と、予約管理手段が管理する予約情報と蓄積手段が蓄積する実施予定時刻との重複を判定する重複判定手段と、所定の通知画面を表示する通知画面表示手段と、重複判定手段の重複判定結果及び判定手段の判定結果に基づいて、通知画面表示手段に所定の通知画面を表示させる制御手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の第の発明に係るデジタル放送受信装置は、本発明の第の発明に係るデジタル放送受信装置の構成において、制御手段は、重複判定手段が重複と判定し、かつ、判定手段がソフトウェアダウンロードデータの重要度を大と判定した場合、ソフトウェアダウンロードを優先させる通知画面を通知画面表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明の第の発明に係るデジタル放送受信方法は、少なくともソフトウェアダウンロードデータの重要度及び実施予定時刻を含むトリガデータを受信するステップと、トリガデータを蓄積するステップと、番組の予約情報を蓄積するステップと、蓄積された予約情報と蓄積されたトリガデータの実施予定時刻との重複を判定するステップと、蓄積されたトリガデータの重要度を判定するステップと、重複判定結果及び重要度判定結果に基づいて、所定の通知画面を表示するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに予めSDLの実施時刻を通知し、その時間帯においてSDL可能な状態にしておくことを促すことができ、SDLの実施率を上昇させることができる。
また、SDLの重要度に応じた処理を行うソフトウェアダウンロードシステムを提供でき、例えば、重要度の大きいSDLを番組表に付加表示することで、ユーザにSDLの実施を認知させることや、ユーザの番組視聴と重要度の大きいSDLが重複した場合にSDLを優先させることができ、前記結果として、SDLの実施率を上昇させることができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るソフトウェアダウンロードシステムを示すブロック図である。ソフトウェアダウンロードシステムは、デジタル放送送信装置100と、デジタル放送受信装置200から構成される。
デジタル放送送信装置100は、SDLトリガデータ作成部101と、ソフトウェア蓄積部102と、AVコンテンツ蓄積部103と、TS作成部104及び送信部105から構成される。
SDLトリガデータ作成部101は、SDLを実行させるためのSDLトリガデータを作成する。SDLトリガデータは、少なくとも、SDLの重要度、ソフトウェアバージョン及び開始時間帯から構成される。SDLトリガデータについては、後程、図2を用いて詳述する。
ソフトウェア蓄積部102は、SDLトリガデータ作成部101が作成したSDLトリガデータで示されるソフトウェア本体を蓄積する。
AVコンテンツ蓄積部103は、番組を構成するデジタルの映像データと音声データから構成されるAVコンテンツを蓄積する。
TS作成部104は、SDLトリガデータ作成部101が作成したSDLトリガデータ、ソフトウェア蓄積部102が蓄積したソフトウェア本体、及びAVコンテンツ蓄積部10に蓄積されたAVコンテンツを多重化して、トランスポートストリーム(以下、TSと称す)を作成する。TSの構成については、後程、図3を用いて詳述する。
送信部105は、TS作成部104が作成したTSを伝送路符号化及び変調し、デジタル放送波として送信する。
デジタル放送受信装置200は、受信部201と、TS処理部202と、制御部203と、データ蓄積部204と、SDL重要度判定部205と、OSD表示制御部206と、AV処理部207と、AV出力部208及び電源制御部209から構成される。
受信部201は、受信したデジタル放送波に復号化及び復調処理を行い、TSとしてTS処理部202へ出力する。
TS処理部202は、受信部201から入力されたTSをSDLトリガデータ、ソフトウェア本体及びAVコンテンツに分離する。そして、制御部203で通知された番組に含まれるAVコンテンツをAV処理部207へ出力する。また、ソフトウェア本体及びSDLトリガデータをデータ蓄積部204へ出力する。
制御部203は、デジタル放送受信装置200が選局している番組をTS処理部202に通知する。また、SDL重要度判定部205へSDL重要度判定要求を出力する。そして、SDL重要度判定部205から入力された判定結果、及び電源制御部209から入力された電源状態通知に基づいて、OSD表示制御部206へSDL用OSD作成要求を出力する。また、データ蓄積部204から入力されたSDLトリガデータに基づいて、データ蓄積部204に蓄積されたソフトウェア本体を不揮発メモリ(図示せず)に存在する現在のソフトウェアと入れ替える。
データ蓄積部204は、TS処理部202から入力されたSDLトリガデータとソフトウェアを蓄積する。
SDL重要度判定部205は、制御部203からSDL重要度判定要求が入力された場合に、データ蓄積部204が蓄積したSDLトリガデータに基づき、SDL重要度の判定を行い、判定結果を制御部203へ出力する。
OSD表示制御部206は、制御部203からSDL用OSD作成要求が入力された場合に、データ蓄積部204が蓄積したSDLトリガデータに基づき、OSD表示用データを作成してAV出力部208へ出力する。
AV処理部207は、TS処理部202から入力されたAVコンテンツを、デジタルの映像データ及び音声データとしてAV出力部208へ出力する。
AV出力部208は、AV処理部207から入力された映像データと、OSD表示制御部206から入力されたOSD表示用データとを合成し、アナログデータへ変換した後、映像信号としてモニタ等の表示装置へ出力する。また、AV処理部207から入力された音声データを、アナログデータへ変換した後、音声信号としてスピーカ等の音声出力装置へ出力する。
電源制御部209は、デジタル放送受信装置200の電源状態を管理し、電源状態が変化した場合に、制御部203へ電源状態通知を行う。
図2に、デジタル放送送信装置100のSDLトリガデータ作成部101で作成するSDLトリガデータ700の構成を示す。SDLトリガデータ700は、ソフトウェア本体とは別に、SDL実施時刻に先立ってデジタル放送波に多重化されて送信されるものである。SDLトリガデータ700は、少なくとも、TS中でSDLトリガデータを識別するための情報であるSDLトリガデータ識別情報701と、SDLに関する情報であるSDL情報702から構成される。SDLトリガデータ識別情報701には、少なくともSDLトリガデータを識別するためのSDLトリガデータ識別ID、SDLトリガデータのデータ長であるSDLトリガデータ長、SDLトリガデータが含まれるTSの識別IDが記述される。また、SDL情報702には、少なくともソフトウェア本体のバージョン番号、SDLの実施時刻(実施予定時刻)、SDL重要度、ソフトウェア本体を識別するIDが記述される。
図3に、TSの構成を示す。TS800は、TSヘッダ801とTSペイロード802から構成される。AVコンテンツ、SDLトリガデータ及びソフトウェア本体はTSペイロード802に含まれる。
次に、本発明の実施の形態1におけるSDL重要度に応じた実施時刻表示について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
デジタル放送受信装置200は、受信部201においてデジタル放送波800を受信し、TS処理部202を介して図2に示すSDLトリガデータ700を抽出する(S101)。SDL重要度判定部205は、抽出したSDLトリガデータ700を解析し(S102)、SDL重要度の判定を行い(S103)、判定結果を制御部203へ通知する。
制御部203は、判定結果が「SDL重要度が大」であった場合は(S104で「YES」)、電源制御部209からの電源状態通知を待ち、電源状態通知として「電源オン」が入力された場合に(S105で「YES」)、OSD表示制御部206を介してAV出力部208にSDL実施時刻を表示させる(S106)。ここで、SDL実施時刻の表示画面を図5に示す。SDL実施時刻の表示画面900では、SDL実施通知901に加え、SDL実施時刻902を表示する。
そして、SDL実施時刻までSDL実施時刻の表示を継続し(S107で「NO」、S104で「YES」、S105で「YES」、S106)、SDL実施時刻になった場合に(S107で「YES」)、TS処理部202を介してソフトウェア本体をデータ蓄積部205へ蓄積し、データ蓄積部204に蓄積されたソフトウェア本体を不揮発メモリ(図示せず)に存在する現在のソフトウェアと入れ替える(S108)。
一方、判定結果が「SDL重要度が小」であった場合(S104で「NO」)、あるいは電源状態通知として「電源オン」が入力されなかった場合は(S105で「NO」)、SDL実施時刻の表示は行わず、SDL実施時刻になった場合に(S107で「YES」)、制御部203にSDLを実施させる(S108)。
なお、ここではSDL重要度が大と小の2通りの場合についての処理を示したが、重要度の種類とそれに対応する処理は上記に限定するものではない。また、SDL実施時刻の表示は電源オン時以外にも、電源オフ時や所定の時刻前に行ってもよい。さらに、SDL実施時刻表示に代えて、例えば、SDL実施開始を示す情報(定型文、アイコン等)を表示し、表示された情報をリモコン等の入力装置で選択することによって、SDL実施時刻情報を含む詳細な情報を表示するようにしてもよい。
本実施の形態1によれば、重要度の大きいSDLでは、SDL実施前にあらかじめSDL実施時刻を画面上に表示することにより、ユーザにSDL実施時間帯に主電源を切断せず、番組視聴を行わないよう促すことができる。前記結果、例えばSDL実施時刻に主電源が切断されていて、SDLが実施できないということや、SDL実施中にユーザが番組視聴を行ってSDLを中断してしまうという事態を避けることが可能となり、SDLの実施率が向上する。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2におけるソフトウェアダウンロードシステムを示すブロック図である。ソフトウェアダウンロードシステムは、デジタル放送送信装置300と、デジタル放送受信装置400から構成されており、SDL重要度の大きいSDLを番組表表示画面に表示する点で実施の形態1とは異なる。ここで、図1と同等の機能を有する構成については、同符号を付して説明を省略する。
デジタル放送送信装置300は、SDLトリガデータ作成部101と、ソフトウェア蓄積部102と、AVコンテンツ作成部103と、番組表データ作成部301、送信部105及びTS作成部302から構成される。
番組表データ作成部301は、番組の名称、放送日時、内容の説明などから構成される番組表データを作成する。
TS作成部302は、SDLトリガデータ作成部101が作成したSDLトリガデータ、ソフトウェア蓄積部102が蓄積したソフトウェア本体、AVコンテンツ作成部103が作成したAVコンテンツ、及び番組表データ作成部301が作成した番組表データを多重化して、TSを作成する。
デジタル放送受信装置400は、受信部201と、入力部401と、TS処理部402と、制御部403と、データ蓄積部404と、SDL重要度判定部205と、OSD表示制御部405と、AV処理部207及びAV出力部406から構成される。
入力部401は、リモコン等の入力装置(図示せず)から入力された番組表表示要求を制御部402へ出力する。
TS処理部402は、受信部201から入力されたTSをSDLトリガデータ、ソフトウェア本体、番組表データ及びAVコンテンツに分離する。そして、SDLトリガデータ、番組表データ、ソフトウェア本体をデータ蓄積部404へ出力し、制御部403で通知された番組に含まれるAVコンテンツをAV処理部207へ出力する。
制御部403は、受信装置400が選局している番組をTS処理部402へ通知する。また、SDL重要度判定部205へSDL重要度判定要求を出力する。そして、SDL重要度判定部205から入力された判定結果と入力部401から入力された番組表表示要求に基づいて、OSD表示制御部405へSDL用番組表作成要求を出力する。また、データ蓄積部404から入力されたSDLトリガデータに基づいて、データ蓄積部404に蓄積されたソフトウェア本体を不揮発メモリ(図示せず)に存在する現在のソフトウェアと入れ替える。
データ蓄積部404は、TS処理部402から入力されたSDLトリガデータ、番組表データ、ソフトウェア本体を蓄積する。
OSD表示制御部405は、制御部403からSDL用番組表作成要求が入力された場合に、データ蓄積部404が蓄積したSDLトリガデータ及び番組表データに基づき、番組表データを作成してAV出力部406へ出力する。
AV出力部406は、AV処理部207から入力された映像データと、OSD表示制御部405から入力された番組表データとを合成し、あるいは切り替え、アナログデータへ変換した後、映像信号としてモニタ等の表示装置へ出力する。また、AV処理部207から入力された音声データを、アナログデータへ変換した後、音声信号としてスピーカ等の音声出力装置へ出力する。
次に、本発明の実施の形態2における重要度に応じたSDLの番組表表示について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。図4と同処理については、同符号を付して説明を省略する。
デジタル放送受信装置400では、制御部403において、SDL重要度の判定結果が「SDL重要度が大」であった場合は(S201で「YES」)、OSD表示制御部405に対しSDL実施時刻の番組表データへのマージを行わせ(S202)、入力部401において番組表表示要求があった場合は(S203で「YES」)、AV出力部406にSDL実施時刻が付加された番組表を表示させる(S204)。ここで、SDL実施時刻が付加された番組表の表示画面を図8に示す。番組表表示画面1000では、従来の番組表1001に新たにSDL表示欄1002が追加して表示される。SDL表示欄1002では、SDLトリガデータに記述されたSDLの実施時刻に基づき、どの時刻にSDLが実施されるかを番組表形式で表示する。
一方、判定結果が「SDL重要度が小」であった場合は(S201で「NO」)、SDL実施時刻が付加された番組表の表示は行わない。
なお、ここではSDL重要度が大と小の2通りの場合についての処理を示したが、重要度の種類とそれに対応する処理はこれに限定するものではない。例えば、重要度に応じて番組表のSDL表示欄を色づけして表示してもよい。また、SDLが実施可能な場合と不可能な場合に応じて、その表示の仕方を変化させてもよい。例えば、既にSDL実施時刻が過ぎてしまった場合や、天候が悪くSDLデータを正常に受信できないと判断できる場合のSDLに関しては、番組表表示画面1000上で他のSDL時刻表示と異なる色づけを表示したり、実施不可能の文字を追加して表示してもよい。
本実施の形態2によれば、重要度の大きいSDLでは、ユーザが日常使用する番組表の中にSDL実施時刻情報を表示させることができ、ユーザは日常の視聴行動の中で、SDL実施時刻を知ることができる。前記結果、ユーザがSDL実施時間帯にSDLが行われているとは知らずに主電源を切断したり、番組視聴をしてしまったりという事態を回避することができ、SDLの実施率が向上する。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3におけるソフトウェアダウンロードシステムを示すブロック図である。ソフトウェアダウンロードシステムは、デジタル放送送信装置300と、デジタル放送受信装置600から構成されており、SDL実施時刻と番組視聴録画予約時刻とが重複した場合にSDL重要度に応じた処理を行う点で実施の形態2とは異なる。ここで、図6と同等の機能を有する構成については、同符号を付して説明を省略する。
デジタル放送受信装置600は、受信部201と、TS処理部401と、制御部602と、データ蓄積部603と、SDL重要度判定部205と、OSD表示制御部604と、AV処理部207と、AV出力部605と、入力部606及び予約管理部601から構成される。
予約管理部601は、制御部602から入力された番組予約データを管理する。
制御部602は、入力部606から入力された予約情報及びデータ蓄積部603が蓄積した番組表データに基づいて、予約した番組を識別するIDから構成される番組予約データを作成し、予約管理部601へ出力する。また、デジタル放送受信装置600が選局している番組をTS処理部401へ通知する。また、SDL重要度判定部205へSDL重要度判定要求を出力する。そして、SDL重要度判定部205から入力された判定結果及び予約管理部601が管理する番組予約データに基づいて、OSD表示制御部604への重複通知作成要求の出力、データ蓄積部603へのSDL実施可否情報の出力を行う。さらに、データ蓄積部603から入力されたSDLトリガデータとSDL実施可否情報に基づいて、データ蓄積部603に蓄積されたソフトウェア本体を不揮発メモリ(図示せず)に存在する現在のソフトウェアと入れ替える。
データ蓄積部603は、制御部602から入力されたSDLトリガデータ、番組表データ、ソフトウェア本体及びSDL実施可否情報を蓄積する。
OSD表示制御部604は、制御部602から重複通知作成要求が入力された場合に、データ蓄積部603が蓄積したSDLトリガデータに基づき、重複通知データを作成してAV出力部605へ出力する。
AV出力部605は、AV処理部207から入力された映像データと、OSD表示制御部604から入力された重複通知データとを合成し、アナログデータへ変換した後、映像信号としてモニタ等の表示装置へ出力する。また、AV処理部207から入力された音声データを、アナログデータへ変換した後、音声信号としてスピーカ等の音声出力装置へ出力する。
入力部606は、リモコン等の入力装置(図示せず)から入力された予約情報を制御部602へ出力する。
次に、本発明の実施の形態3における重要度に応じたSDLの重複処理制御について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。図7と同処理については、同符号を付して説明を省略する。
デジタル放送受信装置600では、制御部602において、SDL実施時刻と番組予約データ内の番組視聴録画時間帯(番組視聴録画開始時刻から番組視聴録画停止時刻までの時間帯)のいずれかが重複した場合であって、SDL重要度の判定結果が「SDL重要度が大」であった場合は(S301で「YES」、S302で「YES」)、OSD表示制御部604を介してAV出力部605にSDLを優先する旨を示す重複通知画面を表示させると共に(S303)、SDL実施可否情報として「SDL実施可」をデータ蓄積部603に蓄積させる。
また、SDL実施時刻と番組予約データ内の番組視聴録画時間帯のいずれかが重複した場合であって、SDL重要度の判定結果が「SDL重要度が小」であった場合は(S301で「YES」、S302で「NO」)、OSD表示制御部604を介してAV出力部605に番組予約を優先する旨を示す重複通知画面を表示させると共に(S304)、SDL実施可否情報として「SDL実施否」をデータ蓄積部603に蓄積させる。
ここで、AV出力部605に表示する重複通知画面を図11に示す。重複通知画面110では、SDLを優先するか番組予約を優先するかを表示する。
一方、制御部602において、SDL実施時刻と番組予約データ内の番組録画時間帯のいずれかも重複しない場合は(S301で「NO」)、重複通知画面の表示は行わない。
そして、SDL実施時刻まで上記処理を継続し(S301からS305で「NO」)、SDL実施時刻になった場合は(S305で「YES」)、データ蓄積部603に蓄積されたSDL実施可否情報に基づいて、SDLの実施あるいはSDLの実施キャンセルを行う(S306)。
なお、重複通知画面1100に、例えば「はい」「いいえ」などユーザの同意を得るためのボタンを追加し、入力部601を介して入力されるユーザの希望を最終判断としてSDL実施可否情報を作成してもよい。
また、SDL実施と番組予約の重複に関して説明を行ったが、SDL実施とユーザの視聴行動とが重複した場合においても、例えば、SDL実施中に番組視聴しようとした場合に、重複通知画面1100を表示し、ユーザの最終判断を得た上で優先すべき処理を決定し、実行するようにしてもよい。
本実施の形態3によれば、SDL実施とユーザ行為が重複した場合に、SDL重要度に応じて優先する処理を変えることができる。さらに、優先する処理をユーザに通知することで、ユーザは容易にどの処理が実施される予定なのかを確認することができ、確認後、優先して実行される処理に満足できない場合には、ユーザが予約を再設定することできる。前記結果、従来のSDLではユーザ行為と重複した場合、ユーザはSDLと重複したことを知らぬままであったことが、SDL実施に意識を働かせることができ、SDL実施率を向上させることができる。
本発明のソフトウェアダウンロードシステムは、ユーザに予めSDLの実施時刻を通知することや、SDLの重要度に応じた処理を行うことで、SDLの実施率を上昇させることができ、ネットワークを介してソフトウェアのバージョンアップが可能なソフトウェアダウンロード機能を有する機器に関して有用である。
本発明の実施の形態1におけるソフトウェアダウンロードシステムの構成を示すブロック図 SDLトリガデータのデータフォーマットを示す図 TSのパケット構成を示す図 本発明の実施の形態1におけるSDL実施時刻表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるSDL実施時刻表示の表示画面を示す図 本発明の実施の形態2におけるソフトウェアダウンロードシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における番組表へのSDL付加表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるSDLを付加表示した番組表の表示画面を示す図 本発明の実施の形態3におけるソフトウェアダウンロードシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における重要度に応じた重複処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における重要度に応じた重複通知画面を示す図
符号の説明
100、300 デジタル放送送信装置
101 SDLトリガデータ作成部
102 ソフトウェア蓄積部
103 AVコンテンツ蓄積部
104、302 TS作成部
105 送信部
301 番組表データ作成部
200、400、600 デジタル放送受信装置
201 受信部
202、402 TS処理部
203、403、602 制御部
204、404、603 データ蓄積部
205 SDL重要度判定部
206、405、604 OSD表示制御部
207 AV処理部
208、406、605 AV出力部
209 電源制御部
401、606 入力部
601 予約管理部

Claims (3)

  1. 少なくともソフトウェアダウンロードデータの重要度及び実施予定時刻を含むトリガデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信する前記トリガデータを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段が蓄積する前記トリガデータの前記重要度を判定する判定手段と、
    番組の予約情報を管理する予約管理手段と、
    前記予約管理手段が管理する前記予約情報と前記蓄積手段が蓄積する前記実施予定時刻との重複を判定する重複判定手段と、
    所定の通知画面を表示する通知画面表示手段と、
    前記重複判定手段の重複判定結果及び前記判定手段の判定結果に基づいて、前記通知画面表示手段に所定の前記通知画面を表示させる制御手段と、
    を具備することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記重複判定手段が重複と判定し、かつ、前記判定手段がソフトウェアダウンロードデータの重要度を大と判定した場合、ソフトウェアダウンロードを優先させる通知画面を前記通知画面表示手段に表示させることを特徴とする請求項記載のデジタル放送受信装置。
  3. 少なくともソフトウェアダウンロードデータの重要度及び実施予定時刻を含むトリガデータを受信するステップと、
    前記トリガデータを蓄積するステップと、
    番組の予約情報を蓄積するステップと、
    蓄積された前記予約情報と蓄積された前記トリガデータの前記実施予定時刻との重複を判定するステップと、
    蓄積された前記トリガデータの前記重要度を判定するステップと、
    前記重複判定結果及び前記重要度判定結果に基づいて、所定の通知画面を表示するステップと、
    有することを特徴とするデジタル放送受信方法。
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