JP4635466B2 - 回転停止手段を有するベアリング - Google Patents

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Description

本発明は、転動体を有するベアリングに関する。
従来の転動体を有するベアリングは、転動体を介してある回転軸回りの相対回転を可能にする部品であるが、これまでのベアリングの技術は「ラジアル荷重やスラスト荷重やモーメントなどの高負荷に如何に耐えて、なおかつ回転抵抗が少なく、十分な信頼性を確保するか。」などといういわゆる「回転」に関するものであり、その相対回転を停止する、もしくは停止状態を保つ技術や手段は皆無に等しい。
特開2001-279702 特開昭58-24627 特開平10-237901
本発明人は、長年に渡って油圧ショベルなどの建設機械に取り付けるバケットタイプのアタッチメント(以下バケットと呼ぶ)の開発に従事してきた。バケットには、バケット自体を回転させるために、油圧モーターやベアリング等で構成される回転装置が取り付けれらた型式もある。
そのバケットにおいては、回転装置が維持できる力より過大な外力を受けた場合、設計者の意図に反して、バケットが回転してしまうという問題がある。具体的には、地山等の固い土を掘削する時、掘削抵抗が油圧モーターのブレーキ弁に抗して、勝手にバケットを回転させてしまい事実上掘削が出来ないという不具合が発生していた。
そのために、単に油圧モーターだけを取付けたバケットにおいては、負荷の高い掘削作業を断念したり、または油圧モーター等が破損してしまう可能性が高くなることを承知の上で、ブレーキ弁のリリーフ圧力を高く設定して掘削していた。
またこのバケットは掴む機能も有しており、長尺物等の部材の重心を外して掴んだ場合、重力による回転モーメントが油圧モーターのブレーキ弁を抗して、バケットを回転させてしまうことも有り、大変危険であった。
このような現状を鑑み、本発明人は特許文献1に見られるようなピンによる機械的な係止方法を開発した。この機械的な係止方法は、確実に係止できるという優れた長所がある反面、円周方向で係止される位置が穴位置等で決められ、細かい角度ピッチで係止できないという短所があった。
また他の例では、特許文献2及び3らに見られるような油圧シリンダを用いた摩擦圧接による方法が考案されている。この係止方法は、円周方向360度任意の位置に係止できるという長所があるが、単体ではブレーキトルクが弱いので、多数個設置しなければならず、設置場所、コストの面で実用性に乏しかった。
上述したように、回転する機能を持つバケットやほかには、同じく回転する機能を持つ破砕機やフォークなどのアタッチメント、延いては一般の回転体や旋回体において、「いつもはわずかな力で回転してほしいが、そうでない時には円周方向360度任意の位置で、回転していた事実を消し去るほど強固に止まってほしい」という相反する課題は、関係する開発者や技術者を古来から執拗に悩ませている。
このような現状を鑑み、本発明は上記の課題を解決することを目的としている。
課題を解決するために、内輪と外輪と転動体を有するベアリングにおいて、環状のピストンとそれが内設される輪とは互いに円周方向の力を伝達する係止部を有するとともに、当該ピストンはベアリング軸方向に移動して、その頂部はそれが内設されていない輪を面圧接可能に内設したベアリングを製作する。更なる効果を得るために摩擦面に摩擦材を介したり、その空間をシールで密封する。
もしくは内輪と外輪と転動体を有するベアリングにおいて、環状でない少なくとも1つ以上のピストンが、ベアリング軸方向に移動し、各ピストンの頂部がそれが内設されていない輪を面圧接可能に内設したベアリングを製作する。同じく、更なる効果を得るために摩擦面に摩擦材を介したり、その空間をシールで密封する。
一層強力な手段として、複数の摩擦面を持つ次のようなベアリングを製作する。
内輪と外輪と転動体を有するベアリングにおいて、内輪と外輪との間に、後述する環状の板と係合する係合部がそれぞれ作られた側壁からなる環状の溝を設け、その溝に内輪と外輪にそれぞれ交互に係合された複数の環状の板を備え、その最上板を加圧可能な手段を備えたベアリングを製作する。
1)ベアリングに環状のピストンを内設すれば、広大な受圧面積を有することが出来、その上回転中心から離れた距離にピストンを設置することにもなる。これはすなわちブレーキトルクを構成する2つの要素、押付け力とモーメントの腕の長さを共に稼ぐことを意味する。加えてピストン頂部が相手面と面圧接するので、ピン等による機械的な係止手段に優りかねない、実用上必要かつ十分な巨大ブレーキトルクを得ることが可能となる。その結果円周上360°任意の位置で回転体を停止もしくは停止状態を保持できる。
2)摩擦面に摩擦材を介すればその効果は増幅され、その空間を密封すればより安定した効果が持続できる。
3)環状でないピストンを内設したベアリングにおいても、同様な効果を得ることができる。
4)内輪と外輪に交互に係合された複数の環状の板を有するベアリング、つまり複数の摩擦面を直列に重ねたベアリングを用いれば、それに比例したより一層強力な摩擦力、つまりブレーキトルクを得ることができる。
5)まとめると、従来は回転体の回転を停止するもしくは停止状態を保つためには、ベアリング以外の場所にそのための部品や装置を新たに追加しており、そのための新たな空間が必要とされ甚大なるコストや手間がかかっていたが、本発明によればベアリング自体で完結し、新たな機能を有する要素部品となる。
従来のベアリングを図1の断面図を用いて説明する。従来のベアリング1は、外輪2と内輪3と転動体4の3つの主たる要素で構成されている。ここでは転動体はボールを用いているが、ローラーもある。それらに加えて、ベアリング取付用のボルト穴5やシール6や歯車7を有している例であり、転動体4を介して、外輪2と内輪3は自在に回転できる構造となっている。また転動体4の保持器は図示していない。
このような従来のベアリングに対して、請求項1に記載した発明の実施例をいくつか示していく。まず外輪に環状のピストンを内設した実施例を示す。その一例を図2、3に示し、以下に説明する。
図2のAA断面である図3に示すように、ピストン8は環状である。図2に示すように、外輪2にそのピストンが内設される、やはり環状のホール9が形成されている。そのホール9には2つのシール溝10が設けられ、シール11が挿入され流体の漏れを防止している。このシール溝はピストン8側に設けても良い。シール11はOリングであるが、他のシール部材でも構わない。外輪2には少なくとも1箇所設けられたポート12から圧油等の流体が管路を通って、ピストン底面13に圧力を及ぼし、ピストン8は直線運動をする。
ピストン8の頂部14は相手面と面当たり、すなわち面圧接するように進行方向に対して垂直な平面である。また頂部14はピストン底面13とほぼ同形な相似形とし、圧接面積を確保している。
ピストン頂部14と相対面で発生する摩擦力によって、内外輪の相対回転を停止するもしくは停止状態を保つためには、輪からピストン8へ円周方向の力を伝達しなければならない。つまり環状であるピストン8には、ホール9と係合する係止部が必要であって、その部位が円周方向の力を伝達する。逆に係止部がないと、ピストンは環状であるから相手輪と一緒にクルクル連れ回りして、摩擦面での摩擦力は全く意味を為さない。
その係止部は図2に示すように、ホール9の側壁には凸形状の係止部15aが円周方向に複数個設けられ、相対するピストン8には、はめ合う凹形状の係止部16aが形成されている。実施例では2つの側壁ともに係止部が設けられているが、1つの側壁でも構わない。そしてホール9の側壁に凹形状の係止部を、相対するピストン8に凸形状の係止部を形成しても良い。また係止部はこれらが連なったスプライン状でも構わない。
ピストン8の作用は、ピストン8がベアリング回転軸に平行に移動し、ピストン頂部14がそのピストン8を含まない輪、すなわち内輪3の平面部を垂直にかつ均一に面当たりすることによって、摩擦力を発生させ、内輪3と外輪2との相対回転運動を停止、もしくは停止状態を保持することである。
またピストンを図4に示すように、内輪につば17を付けてそこをピストンが押し当てるように配置しても良い。ちなみに、これは回転中心からの距離を、図2の実施例よりさらに大きくとることによって、受圧面積を広くすることとブレーキモーメントの腕の長さの両方を稼ぐ狙いがあり、共にブレーキトルクを増大させるのに有効である。図2及び4とも、ピストンは内輪を押し当てて、内輪と外輪の相対回転運動を停止する。
さらに、図5に示すように図2と図4の実施例を組み合わせた、外輪に2つのピストンを内設するベアリングにしても良い。2つのピストンに圧油等の流体を供給する管路を統合して、1つのポートから2つのピストンを同時に動かすことも可能である。
これまでピストンを外輪に内設した実施例ばかり紹介したが、ピストンは内輪に内設しても構わないので、実施例をいくつか紹介する。図6と7に示す実施例はピストンを内輪に1つ内設する例である。ともにピストンはベアリング回転軸に平行に移動し、ピストン頂部がそのピストンを含まない輪、すなわち外輪の平面部を垂直にかつ均一に面当たりすることによって、摩擦力を発生させ内輪と外輪との相対回転運動を停止、もしくは停止状態を保持する。同様に図8に示すように、ピストンを内輪に2つ内設しても良い。
見方をかえてベアリングを固定輪、回転輪という観点から考えると、ピストンはどちらに内設しても良いことになる。他の構造物との関係や動作流体の供給方法によって、ピストンをどちらの輪に内設するか適宜選択すれば良い。
また図3と図7の実施例を組み合わせたもの、図4と図6の実施例を組み合わせたものというように、内外輪それぞれに、ピストンを内設してももちろん構わないが、固定輪と回転輪の両方ともに動作流体を供給しなくてはならないので、注意が必要である。
異なる係止部の例を図9に示す。ホールの底面に、突出した係止部15bを円周方向に複数個設け、ピストンにはそれらと勘合する穴16bを複数個設けたものである。突出した係止部15bの形状は、円柱や四角柱など勘合する穴16bと同形であれば何でも良い。また、逆に突出した係止部をピストン側に、それらと勘合する穴をホール底面に設けても良い。この例では突出した係止部15bは外輪2つまりベアリングと別部品であるが、一体として突出した係止部15bを外輪2に形成しても構わない。
これまで述べてきたピストンは一方向にしか動かない、いわゆる単動形であったが、2つの方向に動く、いわゆる複動形にしても良いので、その例を同じく図9を用いて説明する。
ピストン8には2つのシール11が装着され、双方向の流体の流れを止めている。このシール11はOリングであるが、他のシール部材でも構わない。またこのシール11は図2に示したように、外輪側に装着しても良い。2つのカバー18も環状であって、外部に流体を漏らさぬようにシール19、20を装着している。シール19は外輪自体に、シール20はピストン8に設けても差し支えない。これらのシールはOリングであるが、他のシール部材でも構わない。そしてカバー18を外輪2に固定するボルトは図示していない。
ピストンがホールの底面から、最も離れた位置においても、ポート21からの流体がピストン上面22に圧力を及ぼすように、ポート21及びカバー18の形状、位置を考慮している。
次に請求項2に記載した発明の実施例を図10に示し説明する。
摩擦材23は、繊維、樹脂、ゴム、金属、などからなるいわゆるブレーキやクラッチ用として用いられる材質であって、環状に成形され接着剤でピストン8と相対面に固定されている。またピストン8をはさんで帯状のゴムを環状にした2つのシール24が、円周状に配設され、摩擦材と相手面を含む空間は密封されている。
ここで摩擦材23は環状に成形したものでなく、長方形や円形であっても摩擦面に沿って環状に配置すればよく、ネジやかしめて固定してもよい。また摩擦材23はピストンのみか、または相対面のみに取り付けても構わない。
シール24はOリングやダストシール、オイルシールなどの他のシール部材を用いても構わない。
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明よりさらにブレーキトルクが増幅され、かつシールを配設したのでより安定した効果が保証される。
次に課題を解決するにあたって、環状でないピストンを内設したベアリングでも良いので、その実施例を図11、12より説明する。
図11のAA断面である図12に示すように、環状でないピストン8が少なくとも1つ以上見られる。これらのピストン8及びホールの形状は、円柱形状や四角柱形状など任意の形状で良いが、製作上円柱形状が好ましいのは述べるまでもない。
またそれらのピストン8が入るホールは、後述する管路が許す限り、どこに配置しても良い。
外輪2に設けられた各ホールに流体を供給するため、周方向の管路が必要となる。
図11では、周方向の管路25は外輪に溝26を周方向に形成し、後にカバー27を被せて形成している。このカバー27は溶接止めでも、シールを用いてボルト止めでも良い。
そして各ホールから周方向の管路25への管路28を設ける。
こうすれば、外輪に少なくとも1箇所設けられたポートから圧油等の流体が周方向の管路25から各ホールへの管路28を通って、各ピストン底面13に圧力を及ぼし、全てのピストン8は直線運動をする。
環状でないピストンは、環状のピストンに比べて、係止部を設ける必要がない。さらに複数のピストンを設ければ、受圧面積を多く確保でき、環状のピストンと同様な効果を得ることができる。
この実施例では、転動体の内側の内輪の上端面を押し当てるように環状でないピストンが外輪に内設されている例であったが、環状のピストンの実施例と同様に、つまり図4に示すように、転動体の外側の内輪を押し当てるように、環状でないピストンを外輪に内設しても良いし、また逆に、図6や7に示すように、内輪に環状でないピストンを内設しても良い。さらには図5や8に示すように、転動体の内外に環状でないピストンを内設しても良い。
次の発明の実施例について、図13を用いて説明する。
摩擦材23は、前述の材質であって、接着剤でそれぞれのピストンに固定されている。また全てのピストンをはさんで前述した2つのシール24が、円周状に配設され、摩擦材と相手面を含む空間は密封されている。
ここで摩擦材23は、図12に示すようなそれぞれのピストンの頂部の形状に合わせて形成されている。またそれらはネジやかしめて固定してもよい。摩擦材23は、意味がないことであるが、必ずしも全てのピストンに取り付けなくても良い。そして摩擦材23は相対面に環状の摩擦材として取り付けても良いし、さらにピストンと相対面の両方に取り付けても構わない。
シール24はOリングやダストシールやオイルシールなどの他のシール部材を用いても構わない。
この発明は、段落0021と段落0022に記載した発明よりさらにブレーキトルクが増幅され、かつシールを配設したのでより安定した効果が保証される。
請求項4に記載した発明の実施例として、単動形のピストンを有する請求項2に記載したベアリングのそのピストンに、弾性体を装着した実施例を2つ説明する。
最初の実施例を図14に示す。弾性体としてコイルバネ29が、ピストン8に複数個空けられた穴に装着されている。コイルバネ29は、ポート12に流体の流入が止まると、ピストン8を定常な位置に戻す。
摩擦材23がピストンや相対面に有っても無くても、コイルバネ29はピストンに装着できる。またピストンが環状でない場合においても、同様にコイルバネを装着すれば、同じ効果が得られる。
2つめの実施例を図15に示す。弾性体として、波状のバネ30がピストン8の頂部をはさんで内側と外側に、円周に渡って装着されている。波状のバネ30は、ポート12に流体の流入が止まると、ピストン8を定常な位置に戻す。この実施例においても摩擦材23がピストンや相対面に有っても無くても、波状のバネ30はピストンに装着できる。
環状でないピストンにおいても、同様に波状のバネ30をピストンの頂部を囲むように装着するが、特にピストンが円柱形状の場合などは、波状のバネ30に代えてコイルバネやゴム環を装着しても良い。
この実施例は、前述のコイルバネ29を装着した例とは異なる効果を表す。つまり図14に示す実施例では、長期間に渡って使用されると、コイルバネ29によって相手面つまり、摩擦に寄与する面が常時擦られて減耗していき、結果摩擦面積が減少する。さらに相手面に摩擦材を取り付けた場合、もっと早くに摩擦材が擦られるので、急激に摩擦面積が減少する。 一方図15に示す実施例では、波状のバネ30がピストン8の頂部をはさんで内側と外側に円周に渡って装着されているので、波状のバネ30は摩擦面を傷つけることはない。
なお2つの例とも摩擦面に異物が入らないようにシール24を配設している実施例であったが、共に転動体側のシール24は転動体のシール6の機能も兼ねている。
さらに大きいブレーキ力を得るために、環状の板を多層に重ねて、板間に発生する摩擦力を利用したいくつかの発明について説明する。複数の環状の板は、内輪と外輪との間に設けられた溝に挿入されると共に交互に内輪と外輪に係合され、最上板から加圧されて板間で摩擦力が発生し、結果として内輪と外輪の相対回転を停止もしくは停止状態を保持する。
請求項3に記載した発明の実施例について図16を用いて説明する。
最初に環状の板が挿入される溝31について説明する。
溝31は内輪と外輪の間に設けられる。すなわち溝31の側壁は1つは内輪で、他方は外輪である。そして2つの側壁には、環状の板を係合し摩擦力を伝達する係合部32を設ける。
この実施例では、ベアリングをコンパクトにするために、内輪側に溝31を設けているが、外輪側に設けても良く、またボールの直上付近に設けても構わない。
次に前述した係合部32について説明する。
係合部32はベアリングの回転軸に対して平行に設ける。これは後述する環状の板を上から交互に係合させるためである。ベアリング回転軸に垂直な係合部32の断面は、凸型の角形であるが、のこ形、三角形、インボリュート等を選択してもよい。
また逆に係合部32は上記の凸形状と嵌合する凹形状にしてもよい。
係合部32の円周方向のピッチは適切に選択しているが、離散的に設けても、スプラインとか歯車のように連続的に設けても良い。離散的に設けると、係合部32近くに過大な応力が付加される場合もあるので注意が必要である。
係合部32の軸方向の位置や長さも、挿入する板の厚さ、枚数によって適切に決定されている。
3番目に環状の板33について説明する。
環状の板33は交互に内輪と外輪に接続される。それゆえ、内輪と接続される板33は内周に上述した係合部と嵌合する係合部が設けられ、外輪と接続される板33は外周に、同様に係合部が設けられている。内輪に接続する板33と外輪に接続する板33の材質は、鋼であるが、凝着を起き難くするために他方は銅系材料などに変えた方が好ましい場合もある。また前述したような摩擦材をどちらかに、または両方の板に、ネジや接着材等で取付けても良い。
4番目に、多層に重ねられた環状の板を加圧する装置について説明する。
加圧する装置は、環状のピストン8を有する単動形の環状のアクチュエーター34である。アクチュエーター34は、環状のピストン8とそれが内設されるホールを有するボディ35及びピストンを作動させる流体を密封するシール11からなり、板を加圧するだけでよいから係止部は特に設けていない。またこの実施例ではピストン8の頂部に摩擦材23が取付けられており、シール11にはOリングが使用されている。このアクチュエーターはボルトでベアリング本体に取付けられる。
転動体を密封する転動体上部のシール6は、転動体への給脂物を溝31つまり摩擦面にも浸入させない。このシール6はOリングであるが、オイルシールやダストシールなど他のシールでも良いし、内輪側にシール溝を設けて内輪に装着しても良い。
このように構成されたベアリングにおいて、ポート12から流入した圧油や空気などの流体によってピストン8は下降し、多層に重ねられた環状の板の最上板を加圧することによって、同時に直下の複数の環状の板間に摩擦力を発生させ、結果として巨大なブレーキトルクを得る。
なお、図16に示す実施例は、アクチュエーターとそれに対向したベアリング内外輪の間に、ピストン8をはさんで、摩擦面間に異物が浸入しないようにシール24が円周に配設されている発明の実施例である
また上述した加圧装置、つまりアクチュエーターを複動形に変更した例を図17に示す。
この実施例は、図16に記した単動形のピストンを、図9に示すような複動形のピストンに代えたものである。この場合も周方向の力を伝達する係止部は必要ないので設けていない。複動形のピストン8を含む構成、作用は以前に説明したので、再度の説明は冗長となるので省略する。なお、溝を含む空間に異物が入らないようにシール24としてOリングを内外輪に円周に渡って装着している。
次の発明の実施例を図18に示す。この実施例の加圧装置は、図16で説明した単動形のアクチュエーターに、コイルバネ29がピストン8に複数個空けられた穴に装着されているものであるから、これ以後の説明は省略する。
また以前に説明したように、波状のバネ30をピストン8の頂部の周囲に装着しても良い。
次の発明の実施例を図19に示す。この実施例の加圧装置は図13に示すベアリングの加圧部と同じである。つまり加圧装置は環状でないピストンを少なくとも1つ以上有する単動のアクチュエーターである。ゆえに図19のAA断面から見ると、図12に示すようなピストン群が見える。これらのピストンを含む構成は請求項3の発明と同様であるので、説明は省略する。またこの実施例は単動形であるが、複動形にすることも可能である。
次の発明の実施例について説明する。この発明も、今までに記載した発明と異なるのは、加圧装置だけである。
この加圧装置は、流体を環状の板に直接作用させる点が、今までのどの加圧装置とも異なる。
実施例を図20を用いて説明する。加圧装置の構造は最も簡単であって、環状のボディ35とシール36で構成される。シール36はOリングであるが、オイルシールなどの他のシールを用いても良い。
転動体の上部のシール6は転動体を密封する役割を任されているが同時に、流体の圧力が作用している溝31をも密封している。このシールもOリングであるが、オイルシールなどの他のシールを用いても良い。
ポート12から流体が供給されると環状の板は加圧される。流体として油を用いると、圧油は溝内に充満し、環状の板は加圧される。
この場合、転動体の直上のシール6は省いて、転動体の下のシール6で圧油を密封しても良い。そうすれば、転動体の潤滑も可能となる。ただし流体に油を使う場合は、摩擦係数が低下するので注意が必要である。
流体として空気を用いる場合は、上述のように転動体は給脂されているので、転動体直上のシール6は必要である。
次の発明の実施例について、図21を用いて説明する。コイルバネ29は、ピストン8に空けられた複数の穴に挿入され常時はピストンを付勢し、結果ピストンは環状の板を加圧し、板間に発生する摩擦力で外輪と内輪を固定している。摩擦力を解除したい時は、ポート21から流体を流入させ、ピストン8をコイルバネ29の復元力、付勢力に抗して上昇させる。カバー18には作動流体を密封するため、 シール19、20を装着している。また溝を含む空間に異物が入らないようにシールとしてOリング24を内外輪に装着している。
この実施例は、バネが加圧元であるので、大きな摩擦力を発生させにくい。従ってあまりブレーキ力を必要としない場合に適用される。
機械加工機、建設機械、ロボットなど回転部を有する構造体において、その回転部の停止状態を強固に保持したい場合に利用可能性があろう。
従来のベアリングの断面図である。 請求項1項の発明の実施例その1の要部断面図である。 図2のAA断面図である。 請求項1項の発明の実施例その2の要部断面図である。 請求項1項の発明の実施例その3の要部断面図である。 請求項1項の発明の実施例その4の要部断面図である。 請求項1項の発明の実施例その5の要部断面図である。 請求項1項の発明の実施例その6の要部断面図である。 請求項1項の発明の実施例その7の要部断面図である。 請求項2項の発明の実施例の要部断面図である。 請求項3項の発明の実施例の要部断面図である。 図11のAA断面図である。 請求項4項の発明の実施例の要部断面図である。 請求項5項の発明の実施例その1の要部断面図である。 請求項5項の発明の実施例その2の要部断面図である。 請求項7項の発明の実施例その1の要部断面図である。 請求項7項の発明の実施例その2の要部断面図である。 請求項8項の発明の実施例の要部断面図である。 請求項9項の発明の実施例の要部断面図である。 請求項10項の発明の実施例の要部断面図である。 請求項11項の発明の実施例の要部断面図である。
1 従来のベアリング
2 外輪
3 内輪
4 転動体
5 ボルト穴
6、11、19、20、24、36 シール
7 歯車
8 ピストン
9 ホール
10 シール溝
12、21 ポート
13 ピストン底面
14 ピストン頂部
15a、15b ホールの係止部
16a、16b ピストンの係止部
17 つば
18、27 カバー
22 ピストン上面
23 摩擦材
25 周方向の管路
26、31 溝
28 各ホールへの管路
29 コイルバネ
30 波状のバネ
32 係合部
33 環状の板
34 アクチュエーター
35 ボディ





Claims (5)

  1. 内輪と外輪を同軸上に配置し、その間隙に転動体を挟持してなるベアリングにおいて、前記外輪に環状のピストンを内蔵し、かつそのピストンと円周方向の力を伝達し合って前記ピストンの円周方向への動きを禁止する係合部を持つ環状の溝を設けるとともに、前記ピストンは前記環状の溝の係合部と嵌合する部位を備え、かつ前記同軸上に移動するとその平坦な頂部が前記内輪を面圧接して前記内外輪との相対回転を抑制することを特徴とするベアリング。
  2. 請求項1記載のベアリングにおいて、前記ピストンかまたはその頂部に面圧接される内輪面、もしくはその両方に摩擦材を取り付け、さらに前記ピストンとその頂部に面圧接される内輪面との摩擦面に異物が浸入しないようにシールを取り付けたことを特徴とするベアリング。
  3. 請求項1記載のベアリングにおいて、前記環状のピストンの頂部が、前記内輪を面圧接する代わりに、
    前記内輪と前記外輪との間に前記同軸上に環状な第2の溝を設け、前記環状な第2の溝の向かい合った前記内輪側と前記外輪側の側壁それぞれに、環状の板と円周方向の力を伝達し合って前記環状の板が円周方向に動くことを禁ずる係合部を形成し、前記内輪側の側壁に設けた前記係合部と嵌合する環状の板と、前記外輪側の側壁に設けた前記係合部と嵌合する環状の板とを交互に前記環状な第2の溝に挿入し、その最上板を面圧接し、前記内外輪との相対回転を抑制することを特徴とするベアリング。
  4. 請求項1から3に記載したいずれかのベアリングにおいて、前記ピストン頂部を前記内輪もしくは前記環状の板に圧接させる流体の流入が止まると、圧接した前記ピストンを離す方向に付勢する弾性体を前記ピストンとそれが圧接する面との間に装着したことを特徴とするベアリング。
  5. 請求項1または2記載のベアリングにおいて、前記環状のピストンを前記外輪ではなく、前記内輪に内蔵し、その頂部が前記外輪を面圧接して前記内外輪との相対回転を抑制することを特徴とするベアリング。
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