JP4633557B2 - 貯湯式温水器を用いた追い焚き装置 - Google Patents

貯湯式温水器を用いた追い焚き装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4633557B2
JP4633557B2 JP2005191250A JP2005191250A JP4633557B2 JP 4633557 B2 JP4633557 B2 JP 4633557B2 JP 2005191250 A JP2005191250 A JP 2005191250A JP 2005191250 A JP2005191250 A JP 2005191250A JP 4633557 B2 JP4633557 B2 JP 4633557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hot water
bathtub
temperature sensor
heat exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005191250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007010217A (ja
Inventor
敦 福島
幸雄 五石
啓二 宮木
Original Assignee
株式会社キューヘン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社キューヘン filed Critical 株式会社キューヘン
Priority to JP2005191250A priority Critical patent/JP4633557B2/ja
Publication of JP2007010217A publication Critical patent/JP2007010217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4633557B2 publication Critical patent/JP4633557B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)

Description

本発明は、貯湯式温水器を用いた追い焚き装置に関するものである。
特開2003−336894号公報[特許文献1]には、貯湯式電気温水器を用いた追い焚き装置の従来例が示されている。この従来の装置では、貯湯タンク側の循環路に設けられる第1の熱交換部材の入口温度と出口温度をそれぞれ測定する二つの温度センサと、浴槽側の循環路に設けた第2の熱交換部材の入口温度と出口温度をそれぞれ測定する二つの温度センサとを用いる。この装置では、複数の追い焚きモードに従って貯湯タンク側の循環路に設けた流量調整弁を調整することにより、追い焚きを実施する。
特開2003−336894号公報
従来の装置では、3つ以上の温度センサを用い、複数の追い焚きモードを組み合わせて、当初は追い焚きのための熱交換量を最大にして急速に追い焚きを行い、浴槽の湯の温度がある程度高くなった後は、ゆっくりと追い焚きを行っている。しかしながら、従来の装置では浴槽内に人が入っている状態でも、熱交換量を最大にした急速な追い焚きを行うため、入浴者が熱いと感じる温度の湯が浴槽に供給されることになり、入浴者が不快感を感じる問題があった。また温度センサの台数が多くなるため、温度センサ異常の発生に基づく誤動作が発生する可能性が高くなる問題があった。さらに従来の装置では、特に温度センサの異常を検出することはできなかった。
本発明の目的は、入浴者に不快感を与えることなく、追い焚きを行える貯湯式温水器を用いた追い焚き装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、従来の装置よりも少ない数の温度センサを用いて、上記目的を達成できる貯湯式温水器を用いた追い焚き装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、温度センサで異常が発生したか否かを監視しながら追い焚き制御を行える貯湯式温水器を用いた追い焚き装置を提供することにある。
本発明は、浴槽内の湯を貯湯式温水器内の湯の熱量で追い焚きする貯湯式温水器を用いた追い焚き装置を改良の対象とする。なお本願明細書において「湯」とは、追い焚きの対象となる水を意味し、自然水の温度以上の温度に加熱された水に限定されるものではない。本発明の追い焚き装置では、貯湯式温水器の貯湯タンクの外部に設けられて貯湯タンク内の上部領域と下部領域とを連結するタンク側循環路と、循環路内に設けられた第1の熱交換部材と、循環路内に設けられた流量が制御可能なタンク循環ポンプとを備える。また本発明の装置では、第1の熱交換部材と熱交換可能に設けられた第2の熱交換部材と、第2の熱交換部材を含んで構成されて浴槽の内部空間との間に循環路を形成する浴槽側循環路と、浴槽側循環路内に設けられた浴槽循環ポンプとを備える。さらに本発明の装置では、タンク循環ポンプ及び浴槽循環ポンプの両方を制御するポンプ制御装置と、第2の熱交換部材の出口側の湯温を測定する第1の温度センサと、第2の熱交換部材の入口側の湯温を測定する第2の温度センサとを備える。そしてポンプ制御装置は、第1の温度センサが検出する出口側の湯温が浴槽往き許容温度に達するようにまたは浴槽往き許容温度範囲に入るようにタンク循環ポンプの流量を制御する。またポンプ制御装置は、第2の温度センサが検出した入口側の湯温が浴槽往き許容温度または浴槽往き許容温度範囲よりも低い設定温度に達するとタンク循環ポンプを停止するようにタンク循環ポンプを制御する。
本発明によれば、第2の熱交換部材の出口側の温度の湯温が浴槽往き許容温度に達するようにまたは浴槽往き許容温度範囲内に入るように、タンク循環ポンプを制御するので、浴槽往き許容温度または浴槽往き許容温度範囲を入浴者が不快と感じない温度または温度範囲に設定することにより、入浴者に不快感を与えることがなくなる。すなわち、本発明によれば、いかなる場合においても、入浴者が不快と感じるような高温で追い焚きを行うことはない。また本発明によれば、追い焚き当初から浴槽往き許容温度または浴槽往き許容温度範囲内の湯温でしか追い焚きをできないものの、従来の装置と比べて、少ない数の温度センサを用いて、同等以上の追い焚き性能で追い焚きを完了できる。これは最初に多く熱量を使用し、後からは使用する熱量をどんどん減少させる従来の装置と、最初から最後まであまり大きく変化しない熱量を用いて追い焚きをする本発明とを比較して、最終的に必要な熱量を得るのに必要な時間には大差がないためである。
なお前述の浴槽往き許容温度または浴槽往き許容温度範囲は、何度でもよいが、浴槽の湯口から出る湯の温度で入浴者が不快感を感じない温度の上限として60℃が知られているので、浴槽往き許容温度範囲としては、例えば59±1℃の温度範囲とすることが好ましい。この温度範囲であれば、実質的に、入浴者が不快感を感じることなく、追い焚きを実行することができる。なお地域等に応じて、この温度範囲を変更してもよいのは勿論である。
また第2の温度センサで検出する設定温度(通常ユーザが設定する温度)は、ある決められた範囲(例えば35〜48℃)から任意に設定できる温度である。
本発明であっても使用する二つの温度センサに異常が発生すると、誤動作が発生し、入浴者に不快感を与えることになる。そこでポンプ制御装置はセンサ健全性判定手段を備えている。センサ健全性判定手段は、少なくとも追い焚きスタート時に、タンク循環ポンプを停止させて、浴槽循環ポンプだけを所定時間循環させた後、次のことを行う。すなわちセンサ健全性判定手段は、第1の温度センサが検出する前記出口側の湯温と第2の温度センサが検出する前記入口側の湯温とが、予め定めた温度差以上あるときには、第1の温度センサまたは第2の温度センサに異常が発生していると判定して追い焚きを停止する。そしてセンサ健全性判定手段は、第1の温度センサが検出する前記出口側の湯温と第2の温度センサが検出する前記入口側の湯温とが、予め定めた温度差より小さければ追い焚き制御を実行することを許可する。このようなセンサ健全性判定手段を設ければ、追い焚き動作開始前に必ず、二つの温度センサの健全性を判定することになるため、温度センサの異常に基づく誤動作によって入浴者に不快感を与えることはない。
またセンサ健全性判定手段に、追い焚き動作の最初だけでなく、追い焚き開始後予め定めた時間が経過する毎に、センサの健全性の判定を行うようにしてもよい。このようにすると、追い焚き開始後に温度センサに異常が発生した場合でも、その異常発生を検出して追い焚き動作を停止するため、入浴者に不快感を与えることがないという効果を最大限発揮することができる。
なお予め定めた一定時間は、浴槽往き許容温度と前記設定温度で設定可能な最大温度との差を、熱交換器の最大昇温能力(例えば1℃/分:ただしこの値は装置によって異なる)で割った値として定めるのが好ましい。この値にすると、設定温度到達直前で温度センサに異常が発生した場合でも、その後の健全性判定が行われるまでに、浴槽の温度は浴槽往き許容温度を超えることはない。したがって入浴者が予期しない温度の追い焚き湯で不快感を感じることはない。
本発明によれば、第2の熱交換部材の出口側の温度の湯温が浴槽往き許容温度に達するようにまたは浴槽往き許容温度範囲内に入るように、タンク循環ポンプを制御するので、浴槽往き許容温度または浴槽往き許容温度範囲を入浴者が不快と感じない温度または温度範囲に設定することにより、入浴者に不快感を与えることがなくなる利点が得られる。また本発明によれば、追い焚き当初から浴槽往き許容温度または浴槽往き許容温度範囲内の湯温でしか追い焚きをできないものの、従来の装置と比べて、少ない数の温度センサを用いて、同等以上の追い焚き性能で追い焚きを完了できる利点が得られる。
本発明の実施の形態である貯湯式電気温水器を用いた追い焚き装置を図面を用いて説明する。図1は、浴槽内の湯を貯湯式温水器内の湯の熱量で追い焚きする貯湯式温水器を用いた追い焚き装置のシステムを示す図である。また図2は、図1のシステムにおいて、追い焚き制御をコンピュータを用いて実現する場合に用いるソフトウエアのアルゴリズムを示す図である。
図1において、符号1を付した部材は、深夜電力を利用して湯を沸き上げる貯湯式電気温水器の貯湯タンクである。貯湯タンク1内の下部領域には、深夜電力を利用して貯湯タンク1内の水を沸き上げる際に利用される下部電気ヒータ(下側ヒータ)3が配置されている。また貯湯タンク1内の上部領域には、例えば昼間の電力を利用して不足した湯量分を追加で沸き上げる沸き増し用電気ヒータ(上側ヒータ)5が配置されている。貯湯タンク1の下側鏡面板7の中央部には、タンク側循環路9の下端が接続される循環水入口11が形成され、貯湯タンク1の上側鏡面板13の中央部には出湯口15が形成されている。出湯口15には出湯管17が接続されている。出湯管17には、タンク側循環路9の他端が接続されている。タンク側循環路9には、第1の熱交換部材19とタンク循環ポンプ21とが配置されている。タンク循環ポンプ21は、後に詳しく説明する制御装置からの制御指令に応じて循環量を変更することができるポンプである。
貯湯タンク1の外壁には、下側領域上に給水温度を検出する給水温度検出用の温度センサ25が装着され、上部領域上には上下方向に間隔をあけて3つの残湯量検出用の温度センサの27,29,31が装着されている。また貯湯タンク1の下部領域には水道管33に接続された給水管35があり、給水管35には圧力スイッチ37が配置されている。
出湯管17には、減圧弁39を介して水道管33から供給される水道水と出湯管17から供給される湯とを混合する第1の電動混合弁41と第2の電動混合弁43とがそれぞれ接続されている。第1の電動混合弁41の出口は、浴槽45内の湯を追い焚きする浴槽側循環路47に対して、直列接続された電磁弁49、浴槽用流量センサ51、バキュームブレーカ53及び二重逆止弁55を介して接続されている。また第2の電動混合弁43の出口は、それぞれ混合弁機能を有する浴室内のシャワー兼給湯口57と、洗面所の給湯口59と、台所の給湯口61に給湯管63を介して接続されている。浴室内のシャワー兼給湯口57と、洗面所の給湯口59と、台所の給湯口61には、水道管33を介して水道水が供給されている。出湯管17には、逃がし弁44が接続されている。
符号67で示したブロックは、浴室内に配置する浴室リモコンであり、符号69で示したブロックは、台所に配置する台所リモコンである。これらのリモコン67及び69は、制御装置23に電気的に接続されて、給湯温度や給湯量を設定するために利用される。
前述の浴槽側循環路47には、第1の熱交換部材19と組み合わされて熱交換器18を構成する第2の熱交換部材20が配置されている。そして浴槽側循環路47には、第2の熱交換部材20の出口側の湯の温度を検出する第1の温度センサ71が配置されている。また浴槽側循環路47には、第2の熱交換部材20の入口側の湯の温度を検出する第2の温度センサ73が配置されている。また浴槽側循環路47には、浴槽45と第2の温度センサ73との間に、自動湯張りに使用されるフロースイッチ75及び水位センサ77と、浴槽45の湯の循環に利用される浴槽循環ポンプ79とが配置されている。
制御装置23には、貯湯タンク1内の湯を深夜電力を利用して沸きあげるために下側ヒータ3の通電を制御し、湯が不足したときに上側ヒータ5の通電を制御するヒータ制御装置と、浴槽内の湯を貯湯タンク1内の湯の熱量を利用して追い焚きするためにタンク循環ポンプ21と浴槽循環ポンプ79の運転を制御するポンプ制御装置の両方が含まれている。
図2に示したポンプ制御装置の制御アルゴリズムに示されるように、スタートすると、まず最初にステップST1で浴槽循環ポンプ79を駆動して浴槽水のみ循環する。循環時間は、例えば45秒程度でよい。なお循環時間が経過した後も、後述するように温度センサが正常であると判断されるときには、浴槽循環ポンプ79の運転は継続される。このときタンク循環ポンプ21は停止状態にある。この循環によって、第1の温度センサ71と第2の温度センサ73とが配置された循環路内の湯の温度を均一にする。次にステップST2でセンサの健全性を判定する。このステップでは、第1の温度センサ71の検出温度Toと第2の温度センサ73の検出温度Tiとの差が予め定めた温度差α以下であるか否かが判定される。すなわち|To−Ti|≦αを判定する。ここで温度差αは、例えば5℃に設定することができる。もし温度差よりも、To−Tiが大きければ、第1及び第2の温度センサ71及び73のいずれかに異常が発生していると判断して、追い焚きを中止する。また温度差αよりも、To−Tiが小さければ、第1及び第2の温度センサ71及び73のいずれも正常であると判断して、追い焚きを実行するためにステップST3へと進む。
ステップST3では、タンク循環ポンプ21を駆動して、タンク側循環路9を利用して貯湯タンク1内の湯を循環する。この循環により、貯湯タンク1内の高温の湯が第1の熱交換部材19を通り、熱交換器18では、第2の熱交換部材20を介して浴槽側循環路47内の湯が加熱される。浴槽側循環路47内の湯の温度は、第1の温度センサ71及び第2の温度センサ73によってそれぞれ検出される。ステップST5において第2の温度センサ73が検出する湯の温度Tiが予め定めた設定温度(例えば42℃)に達するまでは、ステップST4において、第1の温度センサ71で検出した第2の熱交換部材20の出口側の湯温Toが、浴槽往き許容温度範囲β1〜β2に入るようにタンク循環ポンプ21の流量を制御する。本実施の形態では、58℃(β1)〜60℃(β2)の浴槽往き許容温度範囲が選択されている。そして浴槽往き許容温度範囲β1〜β2は、浴槽の湯口から出る湯の温度で入浴者が不快感を感じない温度の上限として60℃が知られているので、浴槽往き許容温度範囲としては、59±1℃の温度範囲とすることが好ましい。この温度範囲であれば、実質的に、入浴者が不快感を感じることなく、追い焚きを実行することができる。
ポンプ制御装置は、第2の温度センサ73が検出した第2の熱交換部材20の入口側の湯温Tiが、設定温度に達するまでは、ステップST6で予め定めた一定時間γが経過する毎にステップST1へと制御は戻される。ここで本実施の形態では、一定時間γを12分と定めている。ここで予め定めた一定時間γは、浴槽往き許容温度(または浴槽往き許容温度範囲)と、設定温度で設定可能な最大温度との差を、熱交換器の最大昇温能力(例えば1℃/分:ただしこの値は装置によって異なる)で割った値として定めるのが好ましい。このようにして浴槽往き許容温度(または浴槽往き許容温度範囲)と、設定温度で設定可能な最大温度との差を、熱交換器の最大昇温能力で割った値を一定時間として定めれば、設定温度到達直前で第1または第2の温度センサ71または73に異常が発生した場合でも、その後の健全性判定が行われるまでに、浴槽45の温度は浴槽往き許容温度(または浴槽往き許容温度範囲)を超えることはない。したがって入浴者が予期しない温度の追い焚き湯で不快感を感じることはない。
ステップST6からステップST1へと戻ると、前述と同様に、タンク循環ポンプ21の運転は停止され、浴槽循環ポンプ79のみが運転されて、ステップST2でのセンサの健全性判定が実行され、センサ異常がなければ再度ステップST3〜ST6へと進行する。ステップST5で第2の熱交換部材20の入口側の湯温Tiが、設定温度(この例では42℃)に達すると、追い焚き動作は終了する。
このように、第2の熱交換部材20の出口側の温度Toの湯温が浴槽往き許容温度範囲内に入るように、タンク循環ポンプ21を制御すると、浴槽往き許容温度範囲を入浴者が不快と感じない温度または温度範囲に設定することにより、入浴者に不快感を与えることがなくなる。また追い焚き当初から浴槽往き許容温度範囲内の湯温でしか追い焚きをできないものの、従来の装置と比べて、二つの温度センサ71及び73だけを用いて、同等以上の追い焚き性能で追い焚きを完了できる。
上記実施の形態では、浴槽往き許容温度範囲(β1〜β2)を用いて制御を行っているため、オーバシュート気味の制御になることはない。しかしながら理論的には、浴槽往き許容温度範囲ではなく、浴槽往き許容温度を基準にして制御を行うようにしてもよいのは勿論である。なおこの場合には、浴槽往き許容温度を60℃以下に設定するのが好ましい。
上記の実施の形態では、センサの健全性の判定を制御内で行っているが、本発明の本質からみると、センサの健全性の判定は付随的なものである。
浴槽内の湯を貯湯式温水器内の湯の熱量で追い焚きする貯湯式温水器を用いた追い焚き装置のシステムを示す図である。 図1のシステムにおいて、追い焚き制御をコンピュータを用いて実現する場合に用いるソフトウエアのアルゴリズムを示す図である。
符号の説明
1 貯湯タンク
9 タンク側循環路
18 熱交換器
19 第1の熱交換部材
20 第2の熱交換部材
21 タンク循環ポンプ
47 浴槽側循環路
71 第1の温度センサ
73 第2の温度センサ
79 浴槽循環ポンプ

Claims (1)

  1. 浴槽内の湯を貯湯式温水器内の湯の熱量で追い焚きする貯湯式温水器を用いた追い焚き装置であって、
    貯湯式温水器の貯湯タンクの外部に設けられて前記貯湯タンク内の上部領域と下部領域とを連結するタンク側循環路と、
    前記循環路内に設けられた第1の熱交換部材と、
    前記循環路内に設けられた流量が制御可能なタンク循環ポンプと、
    前記第1の熱交換部材と熱交換可能に設けられた第2の熱交換部材と、
    前記第2の熱交換部材を含んで構成されて前記浴槽の内部空間との間に循環路を形成する浴槽側循環路と、
    前記浴槽側循環路内に設けられた浴槽循環ポンプと、
    前記タンク循環ポンプ及び前記浴槽循環ポンプの両方を制御するポンプ制御装置と、
    前記第2の熱交換部材の出口側の湯温を測定する第1の温度センサと、
    前記第2の熱交換部材の入口側の湯温を測定する第2の温度センサとを備え、
    前記ポンプ制御装置は、前記第1の温度センサが検出する前記出口側の湯温が浴槽往き許容温度に達するようにまたは浴槽往き許容温度範囲に入るように前記タンク循環ポンプの前記流量を制御し、前記第2の温度センサが検出した前記入口側の湯温が前記浴槽往き許容温度または前記浴槽往き許容温度範囲よりも低い設定温度に達すると前記タンク循環ポンプを停止するように前記タンク循環ポンプを制御し、追い焚きスタート時、及び追い焚き開始後予め定めた一定時間が経過する毎に、前記タンク循環ポンプを停止させて、前記浴槽循環ポンプだけを所定時間循環させた後、前記第1の温度センサが検出する前記出口側の湯温と前記第2の温度センサが検出する前記入口側の湯温とが、予め定めた温度差以上あるときには、前記第1の温度センサまたは前記第2の温度センサに異常が発生していると判定して追い焚きを停止し、前記第1の温度センサが検出する前記出口側の湯温と前記第2の温度センサが検出前記入口側の湯温とが、前記予め定めた温度差より小さければ追い焚き制御を実行することを許可するセンサ健全性判定手段を備えており、
    前記予め定めた一定時間は、前記浴槽往き許容温度と前記設定温度で設定可能な最大温度との差を、前記第1の熱交換部材及び前記第2の熱交換部材からなる熱交換器の最大昇温能力で割った値として定められていることを特徴とする貯湯式温水器を用いた追い焚き装置。
JP2005191250A 2005-06-30 2005-06-30 貯湯式温水器を用いた追い焚き装置 Active JP4633557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005191250A JP4633557B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 貯湯式温水器を用いた追い焚き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005191250A JP4633557B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 貯湯式温水器を用いた追い焚き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007010217A JP2007010217A (ja) 2007-01-18
JP4633557B2 true JP4633557B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=37748967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005191250A Active JP4633557B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 貯湯式温水器を用いた追い焚き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4633557B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5100299B2 (ja) * 2007-10-12 2012-12-19 株式会社キューヘン 貯湯式温水器を用いた自動追い焚き装置
JP6252290B2 (ja) * 2014-03-25 2017-12-27 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08145463A (ja) * 1994-11-22 1996-06-07 Gastar Corp 風呂釜の制御方法
JP2004108675A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯器
JP2004108718A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08145463A (ja) * 1994-11-22 1996-06-07 Gastar Corp 風呂釜の制御方法
JP2004108675A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯器
JP2004108718A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007010217A (ja) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016006358A (ja) 貯湯式給湯装置
JP4633557B2 (ja) 貯湯式温水器を用いた追い焚き装置
JP2004340461A (ja) 貯湯式給湯装置
JP6796556B2 (ja) 風呂給湯装置
JP4876884B2 (ja) 給湯装置
CN107386397A (zh) 一种用于医疗护理床的智能冲洗装置
JP4294612B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5166709B2 (ja) 給湯装置
JP6080731B2 (ja) 給湯機
JP6486788B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2006064335A (ja) 貯湯式給湯装置
JP4018360B2 (ja) 全自動風呂給湯機
JP6951993B2 (ja) 給湯装置
JP3683938B2 (ja) 風呂釜の制御方法
JP6807274B2 (ja) 風呂給湯装置
JP6394336B2 (ja) 給湯装置
JP4102780B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP3912241B2 (ja) 貯湯式給湯器
JP4747928B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP3961641B2 (ja) 温水温度を安定化した温水製造装置
JP7112045B2 (ja) 給湯システム
JP5089418B2 (ja) 給湯システム
JP7336965B2 (ja) 風呂給湯装置
JP3987019B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP7107826B2 (ja) 風呂給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4633557

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250