JP4632722B2 - 被駆動素子制御回路、携帯端末 - Google Patents

被駆動素子制御回路、携帯端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4632722B2
JP4632722B2 JP2004249854A JP2004249854A JP4632722B2 JP 4632722 B2 JP4632722 B2 JP 4632722B2 JP 2004249854 A JP2004249854 A JP 2004249854A JP 2004249854 A JP2004249854 A JP 2004249854A JP 4632722 B2 JP4632722 B2 JP 4632722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
terminals
power supply
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004249854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006066776A (ja
Inventor
賢介 勝田
勇介 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2004249854A priority Critical patent/JP4632722B2/ja
Publication of JP2006066776A publication Critical patent/JP2006066776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4632722B2 publication Critical patent/JP4632722B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の被駆動素子を駆動制御する被駆動素子制御回路、及び、その被駆動素子制御回路を搭載した携帯端末に関する。
従来より、各種の電子機器には、例えば、操作キーを照明するための発光素子や、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)のバックライト用の発光素子、使用者へ何らかの報知を行うための報知用の発光素子等として、複数のLEDが搭載されていることが多い。
また近年は、複数のLEDを一つのIC(集積回路)により駆動可能なLED制御ICが実用化されている。但し、例えばR(赤色),G(緑色),B(青色)や白色等のようにそれぞれ発光色が異なる複数のLEDのいわゆる順方向電圧(VF)には、必ずバラツキが存在しているため、例えばバッテリからの電力を用いてそれら複数のLEDを駆動するような場合には、そのバッテリの消耗により電圧が低くなるにつれて、各LEDが発光したり発光しなかったり、又は、発光していてもその輝度に差が出てしまうことが起こり得る。
このようなことから、特開2004−6533号の公開特許公報(特許文献1)には、それぞれ発光色の異なる複数のLEDを一つのLED制御ICにより駆動制御する際に、各LEDの順方向電圧(VF)を読み取り、それら複数のLEDの順方向電圧(VF)のうち最も高い順方向電圧(VF)を判別すると共に、バッテリ電圧が予め設定してある電圧まで低下したときに、DC−DCコンバータを動作させてバッテリ電圧を昇圧し、各LEDを発光させるのに必要最低限の電圧と電流を、それら複数のLEDに並列に供給することにより、常に駆動条件を満足する最低電圧を出力でき、且つ、発光効率が高く、電力損失の低いLED制御ICを実現可能とする技術が開示されている。
特開2004−6533号公報(第1図)
ところで、複数のLEDを駆動するLED制御ICは、各LEDが接続される端子に、それら各LEDを各々オン/オフさせるためのFET(Feild Effect Transistor)を備えている。
このため、例えば、バッテリから電力の供給を受け、一つのLED制御ICがそれら複数のLEDを駆動するような場合において、例えばバッテリが消耗して低電圧になった場合、当該LED制御ICの各端子に接続されているLEDを各々オン/オフするFETのドレイン−ソース間電圧が少なくなってしまい、例えば図9に示すように、隣接するLED用の端子LED1−1〜LED1−4の中で、出力の差が最大→ゼロ→最大(又はゼロ→最大→ゼロ)のように大きい場合には、当該出力差分の大きい端子にノイズが発生してしまうという問題がある。特に、LEDをオンからオフに切り替えたり、オフからオンに切り替えるように、LEDの状態が大きく変化するような場合に、上述したようなノイズの発生が顕著になる。なお、図9の例は、端子LED1−2とLED1−4の出力を最大とし、一方、それら端子LED1−2とLED1−4の間に配されている端子LED1−3の出力をゼロとすべきときに、端子LED1−2とLED1−4の出力からのノイズにより、端子LED1−3の出力がゼロに下がりきっていない状態を示している。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、例えば、バッテリから電力をLED等の複数の被駆動素子に供給して駆動する場合において、例えばバッテリが消耗して低電圧になったとき、隣接する被駆動素子を駆動するための出力に大きな差分があったとしても、ノイズの発生を抑えることを可能とする、被駆動素子制御回路と、その被駆動素子制御回路を搭載した携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の被駆動素子制御回路は、電源電圧が規定電圧より低くなった時に、その電源電圧を所定電圧に昇圧し、当該所定電圧に昇圧した電源電圧を複数の被駆動素子に供給するようになされた回路であり、複数の被駆動素子に各々接続される複数の端子と、各端子を介して接続された各被駆動素子に対する駆動制御値を各々設定する駆動制御値設定と、複数の各端子の隣接する端子間に当該隣接する端子に接続される被駆動素子を駆動させる際の駆動制御値と被駆動素子を駆動させない時の駆動制御値の略々中間値を生成する中間値生成と、電源電圧が規定電圧より低くなった時に中間値生成に中間値を生成させる制御とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の被駆動素子制御回路は、電源電圧が規定電圧より低くなった時にその電源電圧を所定電圧に昇圧し、当該所定電圧に昇圧した電源電圧を複数の発光ダイオードのアノードに供給するコンバータと、複数の発光ダイオードのカソードに各々接続されている複数の端子と、各端子を介して各発光ダイオードのカソードに各々接続されるFET素子を備えた複数のLED駆動電流設定回路と、各端子を介して接続されている発光ダイオードのオン/オフを制御するオン/オフ制御回路と、発光ダイオードを発光させる際の駆動制御値と発光ダイオードを発光させない時の駆動制御値の略々中間値を生成するための第1,第2の抵抗素子と、各LED駆動電流設定回路のFET素子のゲートに各々接続されると共に上記中間値をチャージする複数のコンデンサと、各LED駆動電流設定回路のダミーとして当該各LED駆動電流設定回路にそれぞれ隣接して設けられる第3の抵抗素子からなる複数のイマジナリ回路と、電源電圧が規定電圧より低くなった時に、FET素子のゲートへ駆動制御値が供給される状態と、複数の各端子の隣接する端子間に各イマジナリ回路が接続されると共にコンデンサにチャージされている中間値がFET素子のゲートへ供給される状態とを、順次切り替えるスイッチ素子とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯端末は、バッテリと、バッテリからの電源電圧により駆動される複数の被駆動素子と、所定の機能を実行するための実行と、バッテリからの電源電圧が規定電圧より低くなった時に、その電源電圧を所定電圧に昇圧し、当該所定電圧に昇圧した電源電圧を複数の被駆動素子に供給する昇圧と、複数の被駆動素子に各々接続される複数の端子と、各端子を介して接続された各被駆動素子に対する駆動制御値を各々設定する駆動制御値設定と、複数の各端子の隣接する端子間に当該隣接する端子に接続される被駆動素子を駆動させる際の駆動制御値と被駆動素子を駆動させない時の駆動制御値の略々中間値を生成する中間値生成と、電源電圧が規定電圧より低くなった時に、中間値生成を制御して中間値を生成させる制御とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、電源電圧が規定電圧より低くなった時に、被駆動素子に各々接続された隣接する端末間に、擬似的に中間値を発生させることにより、隣接する端子間の出力に大きな差があった場合でも、それら端子への影響を中間値によるもののみとしている。
本発明においては、例えば、バッテリから電力の供給を受け、一つのLED制御ICがそれら複数のLEDを駆動するような場合において、隣接する端子に接続された被駆動素子を駆動するための出力に擬似的に中間値を発生させることにより、例えばバッテリが消耗して低電圧になると共に、隣接する被駆動素子を駆動するための出力に大きな差分があったとしても、それら被駆動素子へのノイズの発生を抑えることが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の被駆動素子制御回路と携帯端末の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、本発明の被駆動素子制御回路として、被駆動素子である複数のLEDの駆動電流を制御するLED制御ICを例に挙げ、本発明の携帯端末の一例として携帯電話端末を挙げている。また、本発明実施形態では、LED制御ICは16個のLED(16チャネルのLED)を駆動制御する例を挙げる。勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の内部構成〕
以下、上述した本発明の実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成について図1を参照しながら説明する。
アンテナ12は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。また、通信回路13は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
上記通信回路13にて受信された例えば通話音声のデータは、データラインを介して制御部11へ送られる。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)からなり、通話音声データを復号化し、その復号化後の音声データをデータラインを介してスピーカ19へ送る。
スピーカ19は、受話用のスピーカやリンガ用のスピーカに相当し、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音のデータをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音が得られることになる。
マイクロホン20は、送話用のマイクロホンであり、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン20を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して制御部11へ送られて符号化された後、通信回路13へ送られる。
表示制御部16は、本実施形態の携帯電話端末に備えられているメイン液晶ディスプレイであるメイン表示部15とサブ液晶ディスプレイであるサブ表示部17の表示を制御する。
操作部18は、携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーやジョグダイアル、それらの操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生部等を有している。
メモリ14は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、制御部11が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーション用のプログラムコード、画像に対して様々な処理を行うためのアプリケーション用プログラムコード、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、ダウンロードされた写真データや着信音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部11が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
LED駆動部21は、本発明実施形態のLED制御ICを含み、操作部18上のキーを照明するLEDや、メイン液晶ディスプレイやサブ液晶ディスプレイのバックライト用のLED、着信LED等の複数のLED22を駆動制御する。
制御部11は、上述した通話音声データの符号化や復号化の他、制御ラインを介して当該携帯電話端末の各構成要素の制御等、各種の演算処理を行う。
カメラ部23は、光学レンズや撮像素子等からなり、制御部11による制御の元で静止画や動画の撮影を行う。
バッテリ25は、例えば着脱可能な二次電池であり、パワーマネージメントIC24は、バッテリ25からの電力を各部へ供給する。
その他、図1には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、音楽や画像の記録再生を行うための記録再生部、ブラウザ機能、外部ケーブル用コネクタ、外部リモートコントローラの接続コネクタ、携帯電話端末の現在位置を検出するための測位デバイスであるGPS(Global Positioning System)通信部とそのアンテナなども備えている。
〔LED制御ICの構成〕
以下、図2を参照しながら本発明実施形態のLED制御ICの内部構成について説明する。なお、LED制御ICにおいて、本実施形態の内容に特に関わらない端子や構成等の部分についてはそれらの説明を省略する。
本実施形態のLED制御ICには、それぞれ発光させるために必要な駆動電圧すなわち順方向電圧VFが略々同一若しくは異なる複数(16個)のLED22が並列に接続されており、一例として、端子LED1−1〜LED1−4にはメイン液晶ディスプレイの4個のバックライト用LEDのカソードが接続され、端子LED2−1〜LED2−3には着信報知用のR,G,B3色のLEDのカソードが、端子LED3−1〜LED3−3にはサブ液晶ディスプレイの3個のバックライト用LEDのカソードが、端子LED4−1〜LED4−3,LED5−1にはカメラ撮影補助光用の4個のLED(いわゆるピクチャーライト)のカソードが、端子LED5−2,LED5−3にはキー照明用の2個のLEDのカソードがそれぞれ接続されている。また、LED制御ICの端子DCDC_OUTは上記各LEDのアノードに接続されており、端子VCCにはパワーマネージメントIC24を介してバッテリ25から電源電圧が供給される。そして、LED制御ICは、上記接続されている各LEDのうち最大の順方向電圧VF(Max.VF)を持つLEDの設定電流で各LEDを駆動する際の最適な電圧(例えば最低の電圧)を、上記端子DCDC_OUTから各LEDのアノードに供給すると共に、各端子LED1−1〜LED1−4,LED2−1〜LED2−3,LED3−1〜LED3−3,LED4−1〜LED4−3,LED5−1〜LED5−3のカソードに接続されているLEDをそれぞれ任意の輝度(駆動電流)で発光駆動する機能を備えている。
また、LED制御ICの端子SEN,SCLK,SDATは制御部11のCPUが接続され、当該CPUからは、端子SENにシリアルイネーブル信号が供給され、端子SCLKにシリアルクロック信号が、端子SDATにシリアルデータがそれぞれ供給される。本実施形態において、上記シリアルデータは、各LEDを駆動すべき電流値を表すディジタルデータとなっている。これらシリアルイネーブル信号、シリアルクロック、シリアルデータは、シリアルI/Fレジスタ回路30に送られる。
シリアルI/Fレジスタ回路30は、制御部11のCPUから送られてきた上記シリアルデータに応じてレジスタの読み出しを行うことで、各LEDの電流値を表すパラレルデータを出力する。この電流値を表すパラレルデータは、各LEDにそれぞれ対応して16個設けられているカレントコントロール回路34a〜34pに送られる。
カレントコントロール回路34a〜34pは、上記電流値を表すデータから、それぞれ対応するLED毎の輝度値を表すデータを設定し、それら各LED毎の輝度設定値のデータを、各LEDにそれぞれ対応して設けられているカレントサンプリング回路35a〜35pと、それらカレントサンプリング回路35a〜35p内にそれぞれ設けられている後述の各LED輝度制御電流設定回路のダミー回路として設けられている16個のイマジナリ回路36a〜36pとに出力する。なお、リアル回路であるLED駆動制御電流設定回路と、ダミー回路であるイマジナリ回路36a〜36pの詳細な構成と動作については後述する。
コンスタントカレント回路38は、バッテリ25の電源電圧が規定電圧以上ある場合に固定の駆動電流値を設定し、その固定の設定駆動電流値を表す信号をカレントサンプリング回路35a〜35pへ供給する。
一方、DC−DCコンバータ回路39は、バッテリ25の電源電圧が規定電圧を下回ったとき、後述するように、現在駆動されているLEDのうちで最も高い順方向電圧に応じた所定電圧まで当該電源電圧を昇圧し、その電圧を上記端子DCDC_OUTから各LEDのアノードに供給する。当該DC−DCコンバータ回路39からは、後段のカレントサンプリング回路35a〜35pにおけるサンプリング周期を決めるための信号も出力される。
また、サーマルシャットダウン回路37は、当該LED制御ICの温度が規定温度を越えたときに、DC−DCコンバータ回路39やカレントサンプリング回路35a〜35pの動作を停止(シャットダウン)させる。
BGR回路33は、基準電圧発生及びバイアス電流源として動作する回路であり、コンスタントカレント回路38へ、バッテリ25の電源電圧との比較用の基準電圧を供給する。
LEDオン/オフ制御回路31は、詳細については後述するが、オペアンプとスイッチ,抵抗等を備え、上記シリアルI/Fレジスタ回路30からの上記電流値を表すデータをディジタル/アナログ変換した値に応じて、LEDオン/オフ制御を行うための制御信号を生成する。このLEDオン/オフ制御信号は、切替回路32に出力される。
切替回路32は、LEDオン/オフ制御信号を、上記16個のカレントサンプリング回路3a〜3pと16個のイマジナリ回路36a〜36pに順次切り替えて出力する。すなわち、切替回路32は、カレントサンプリング回路3a〜3pの16個とイマジナリ回路36a〜36pの16個の合計32個の回路に対して、LEDオン/オフ制御信号を順に切り替えて出力する。
カレントサンプリング回路35a〜35pは、それぞれ対応した16個の各端子LED1−1〜LED1−4,LED2−1〜LED2−3,LED3−1〜LED3−3,LED4−1〜LED4−3,LED5−1〜LED5−3に接続され、これら各端子を介してLEDのカソードに接続されており、その内部に設けられているLED輝度制御電流設定回路が、各々対応したカレントコントロール回路34a〜34pから供給されたLED輝度設定値のデータに応じたLED輝度制御電流設定値を設定する。
また、カレントサンプリング回路35a〜35pは、それぞれ対応した端子LED1−1〜LED1−4,LED2−1〜LED2−3,LED3−1〜LED3−3,LED4−1〜LED4−3,LED5−1〜LED5−3を介して各LEDに出力される順方向電圧と、DC−DCコンバータ回路39が動作している時に当該DC−DCコンバータ回路39から供給される電圧との差分の電圧を、所定周期でサンプリングし、それらサンプリング電圧値をDC−DCコンバータ回路39へフィードバックする。
このときのDC−DCコンバータ回路39は、カレントサンプリング回路35a〜35pより供給された各サンプリング電圧値を基準電圧値と比較し、最も小さいサンプリング電圧値と基準電圧との差、言い換えれば、最も高い順方向電圧VFを示す信号を生成する。そして、DC−DCコンバータ回路39は、バッテリ25の電源電圧を、上記最も高い順方向電圧VFに応じた値となるように昇圧し、その昇圧後の電圧を上記端子DCDC_OUTから各LEDのアノードに供給する。
〔DC−DCコンバータによる昇圧オン/オフ動作〕
以下、図3を参照しながら、上述した最も高い順方向電圧VFに応じて、DC−DCコンバータ回路39が電源電圧の昇圧オン/オフを行う際の動作について説明する。
図3において、図中(A)のグラフは、バッテリ25の電源電圧(電池電圧VBAT)及びDC−DCコンバータ回路39の昇圧電圧(端子DCDC_OUTの出力電圧)と、バッテリ25の残量との相関を表しており、図中(B)のグラフは、各端子LED1−1〜LED1−4,LED2−1〜LED2−3,LED3−1〜LED3−3,LED4−1〜LED4−3,LED5−1〜LED5−3のうち、動作している何れか一つのLEDの端子電圧と、バッテリ25の残量との相関を表している。
これら図3中(A),(B)に示すように、バッテリ25の充電時には、DC−DCコンバータ回路39の出力電圧(DCDC_OUT)とバッテリ25の電池電圧(VCC)との差(DCDC_OUT−VCC)が規定電圧値(DC_THR[2.0])より低くなったこと(DCDC_OUT−VCC<DC_THR[2.0])が検出されたとき、DC−DCコンバータ回路39が昇圧オン動作となり、DC−DCコンバータ回路39により所定の設定値DC_THR[2.0]だけ昇圧がなされる。また、バッテリ25の放電時には、バッテリ25の電池電圧(VCC)が上述の最も高い順方向電圧(Max.VF)に或る一定値(この例では0.3V)を加えた電圧値より低くなったこと(Max.VFのLED端子電圧<0.3)が検出されたとき、DC−DCコンバータ回路39が昇圧オン動作となり、DC−DCコンバータ回路39により所定の設定値DC_HYS[2.0]だけ昇圧がなされる。なお、それら以外のときには、昇圧は行われず、バッテリ25の電源電圧がそのまま用いられる。
〔LED制御ICの各回路ブロックの動作条件〕
次に、上述のLED制御IC内の各回路部においてDC−DCコンバータ回路39にて昇圧オンとなされたときの動作条件とその動作条件に応じた動作について、図4の機能ブロック図を用いて説明する。
DC−DCコンバータ回路設定条件51として、CPUからシリアルI/Fレジスタ回路30へDC−DCコンバータイネーブル信号DCDD_ENの“1”が供給された場合、当該シリアルI/Fレジスタ回路30からは昇圧動作をオンさせる設定信号である“1”が出力され、一方、DC−DCコンバータイネーブル信号DCDD_ENの“0”が供給された場合、シリアルI/Fレジスタ回路30からは昇圧動作をオフさせる設定信号である“0”が出力される。
また、LED駆動回路設定条件52として、シリアルI/Fレジスタ回路30からカレントコントロール回路34a〜34pへ各LEDの何れか一つでも点灯させることを示すデータが供給された場合、当該カレントコントロール回路34a〜34pからは、カレントサンプリング回路35a〜35pにて前述したサンプリング動作をオンさせる設定信号である“1”が出力され、一方、各LEDの全てを消灯させることを示すデータが供給された場合、当該カレントコントロール回路34a〜34pからは、カレントサンプリング回路35a〜35pでのサンプリング動作をオフさせる設定信号である“0”が出力される。
上記昇圧動作のオン/オフ設定信号とサンプリング動作のオン/オフ設定信号は、論理和演算53され、その演算結果が前述のBGR回路33の動作オン/オフを指示する信号としてBGR回路33へ送られると共に、サーマルシャットダウン回路37にも送られる。当該サーマルシャットダウン回路37からは温度OK信号(“1”)か又は温度NG信号(“0”)が出力される。
上記サーマルシャットダウン回路37からの温度OK/NG信号と上記論理和演算53の演算結果の信号は、論理積演算55され、その演算結果が、図2では図示していないDC−DCコンバータ発振器57に送られ、さらに、当該DC−DCコンバータ発振器57からの発振信号は、同じく図2では図示していない発振スタートアップカウンタ58に送られる。発振スタートアップカウンタ58のカウント数が所定カウント数になったとき、当該発振スタートアップカウンタ58からは、カレントサンプリング回路35(35a〜35p)でのサンプリングの開始を許可する信号である“1”が出力される。一方、所定カウント数に達していない間、発振スタートアップカウンタ58からは、サンプリングの開始を許可しない信号である“0”が出力される。
また、サーマルシャットダウン回路37からの温度OK/NG信号と発振スタートアップカウンタ58からのサンプリング開始許可/不可信号とサンプリング動作のオン/オフ設定信号は、論理積演算56され、その演算結果の信号は、カレントサンプリング回路35(35a〜35p)へ送られる。そして、論理積演算56での演算結果が“1”となった場合、カレントサンプリング回路35では、前述したサンプリング動作が行われ、また、LEDの駆動電流設定が行われることになる。
また、サーマルシャットダウン回路37からの温度OK/NG信号と昇圧動作のオン/オフ設定信号と論理積演算56の演算結果の信号は、論理積演算54され、その演算結果がDC−DCコンバータ回路39へ送られることになる。そして、論理積演算56での演算結果が“1”となった場合、DC−DCコンバータ回路39の昇圧動作が開始される。
以下、図5を参照して、カレントサンプリング回路35a〜35p内に各々設けられるLED輝度制御電流設定回路76a〜76pと、そのダミー回路であるイマジナリ回路6a〜36pの詳細な構成と、それらの前段の構成であるLEDオン/オフ制御回路31と切替回路32の詳細な構成について説明する。
図5において、LEDオン/オフ制御回路31は、シリアルI/Fレジスタ回路30からの電流値を表す信号が供給される端子70と、何れか一つでもLEDが点灯されるときに閉成され、全てのLEDが消灯されるときには開成されるスイッチ71と、端子70とグランドとの間の中間値(中間電位)を発生させるための抵抗R1,R2(これらの抵抗値は略々同じ)と、当該中間値が非反転入力端子に供給され、上記スイッチ71を介して端子70が反転入力端子に接続されるオペアンプ72とを備えている。なお、図中のCPは寄生容量である。
切替回路32は、カレントサンプリング回路35a〜35pに各々対応したスイッチ回路74a〜74pと、イマジナリ回路36a〜36pに各々対応したスイッチ回路75a〜75pとを有している。スイッチ回路74a〜74p、スイッチ回路75a〜75pは、それぞれ連動して開閉される二つ一組のスイッチからなる。上記スイッチ回路74a〜74p内の二つ一組のスイッチのうち一方は、それぞれ対応したカレントサンプリング回路35a〜35p内のLED輝度制御電流設定回路76内のPチャネルFETのゲートと上記オペアンプ72の出力端子との間に接続され、他方は、上記FETのソースと上記オペアンプ72の反転入力端子との間に接続されている。また、上記スイッチ回路75a〜75p内の二つ一組のスイッチのうち一方は、それぞれ対応したイマジナリ回路36a〜36p内の抵抗の一方の端部と上記オペアンプ72の出力端子との間に接続され、他方は、上記イマジナリ回路36a〜36p内の抵抗の他方の端部と上記オペアンプ72の反転入力端子との間に接続されている。
上記カレントサンプリング回路35a〜35p内のLED輝度制御電流設定回路76a〜76p(図5はカレントサンプリング回路35a内のLED輝度制御電流設定回路76aのみ詳細を示す)は、上記FETのゲートが所定容量のコンデンサCAに接続され、ソースが可変抵抗VRに接続され、ドレインがLED制御ICの対応するLED用の端子LED1−1〜LED5−3を介して、それぞれ対応したLED78a〜78pのカソードに接続されている。
また、イマジナリ回路36a〜36pは、それぞれ抵抗のみを備え、その抵抗が、切替回路32の対応した一組のスイッチに接続されている。
この図5に示したような構成において、切替回路32では、LED輝度制御電流設定回路76a〜76pに接続されたスイッチ回路74a〜74pと、イマジナリ回路36a〜36pに接続されたスイッチ回路75a〜75pが、それぞれ順番に閉成/開成される。
このような構成及び切替回路32の動作により、LEDオン/オフ制御回路31は、LED輝度制御電流設定回路76a〜76pとイマジナリ回路36a〜36pの合計32個の回路に擬似的に接続されているように見えることになる。特に、LED輝度制御電流設定回路76a〜76pのコンデンサCAは上記中間値が常にチャージされた状態になるため、スイッチ回路75a〜75pの閉成によりイマジナリ回路36a〜36pが接続されたときには、隣接する端子間で擬似的な中間値が見えるようになる。
このようなことから、本実施形態によれば、LED制御ICのLED接続端子である各端子LED1−1〜LED1−4,LED2−1〜LED2−3,LED3−1〜LED3−3,LED4−1〜LED4−3,LED5−1〜LED5−3において、隣接する端子の中で、出力の差が最大→ゼロ→最大(又はゼロ→最大→ゼロ)のように大きくなった場合、特に、LEDをオンからオフに切り替えたり、オフからオンに切り替えるように、LEDの状態が大きく変化するような場合であっても、図6に示すように、実際の端子間に中間値が見えることになるため、図9で説明したようなノイズがLED用の端子に発生することは無くなる。なお、図6の例は、端子LED1−2とLED1−4の出力を最大とし、一方、それら端子LED1−2とLED1−4の間に配されている端子LED1−3の出力をゼロとすべきときに、端子LED1−3からは、イマジナリ回路36bと36cによる中間値しか見えないことになり、端子LED1−3にはノイズが発生せず、当該端子LED1−3の出力をゼロに下げきることが可能となる。
〔LED駆動電流設定回路とイマジナリ回路の第2の具体例〕
上述の図5の例は、コンデンサCAに常に中間値をチャージする構成を示したが、本発明実施形態の第2の具体例として、図7に示すように、LEDオン/オフ制御回路31と切替回路32の間に、隣接するLED用の端子間の出力値の差分が最も大きい時に中間値を出力するためのロジック回路90を設けることで、コンデンサCAに常に中間値をチャージしなくても良くして消費電力を減らす構成も考えられる。なお、この図7において、図5と同じ構成要素にはそれぞれ同じ指示符号を付して、それらの説明は省略する。
当該図7の例のロジック回路90は、例えば図8に示すような構成により実現可能である。
図8において、端子102は、オペアンプ72の反転入力端子に接続され、端子104は、切替回路32の各スイッチ回路74a〜74p,75a〜75pの上記二つ一組のスイッチのうち、上記LED輝度制御電流設定回路のFETのソース側のスイッチに接続される。
また、端子101は、オペアンプ72の出力端子に接続され、端子103は、各スイッチ回路の上記二つ一組のスイッチのうち、上記LED輝度制御電流設定回路のFETのゲート側のスイッチに接続される。
当該ロジック回路90は、オペアンプ72の出力を“H”,“L”の2値信号として扱うDタイプフリップフロップ111,112,113と排他的論理和ゲート114とで構成されている。Dタイプフリップフロップ111の入力端子DとDタイプフリップフロップ113の入力端子Dは、共に上記端子101と接続され、Dタイプフリップフロップ111の出力端子Qは、Dタイプフリップフロップ112の入力端子Dと接続されている。上記Dタイプフリップフロップ112の出力端子Qは、排他的論理和ゲート114の一方の入力端子と接続され、とDタイプフリップフロップ113の出力端子Qは、排他的論理和ゲート114の他方の入力端子と接続されている。さらに、Dタイプフリップフロップ111,112,113のクロック端子CKには、端子105を介して所定のクロック信号が供給される。
すなわち、この図8に示したロジック回路90は、隣接するLED用の端子間の出力値の差分が最も大きい時、オペアンプ72の出力を2段直列構成のDタイプフリップフロップ(111,112)によりラッチした信号と、同じくオペアンプ72の出力を1段のDタイプフリップフロップ113によりラッチした信号との排他的論理和演算(114)を行うことにより、オペアンプ72の出力の中間値を生成して出力する。
〔まとめ〕
以上説明したように、本実施形態のLED制御IC及び携帯電話端末によれば、LED用の端子に実際に接続されているLED輝度制御電流設定回路76a〜76p間に、ダミー回路としてのイマジナリ回路36a〜36pを設けていることにより、バッテリ25が消耗してDC−DCコンバータ39により電源電圧を昇圧するようにした場合において、LED制御ICのLED用の隣接する端子間に中間値を擬似的に発生させることができるため、LED用の隣接する端子間の出力に大きな差分が有ったとしても、ノイズの発生を抑えることが可能である。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、本発明の携帯端末は、携帯電話端末だけでなくPDA装置(PDA:Personal Digital Assistants)等、バッテリ駆動される複数のLEDを一つのLED制御ICで駆動制御する全ての電子機器に適用可能である。
また、本発明は、LEDを駆動するものに限定されず、バッテリ駆動される様々な素子を一つの制御ICで駆動する全ての物に適用可能である。
本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示すブロック構成図である。 本発明実施形態のLED制御ICの概略的な内部構成を示すブロック回路図である。 最も高い順方向電圧に応じて、DC−DCコンバータ回路が電源電圧の昇圧オン/オフを行う際の動作説明に用いる図である。 LED制御IC内の各回路部において、DC−DCコンバータ回路にて昇圧オンとなされたときの動作条件とその動作条件に応じた動作説明に用いる機能ブロック図である。 LED駆動電流設定回路とイマジナリ回路、及び、LEDオン/オフ制御回路と切替回路の第1の具体例の構成とその動作の説明に用いる回路図である。 本実施形態のLED制御ICの効果説明に用いる図である。 LED駆動電流設定回路とイマジナリ回路、及び、LEDオン/オフ制御回路と切替回路、ロジック回路の第2の具体例の構成とその動作の説明に用いる回路図である。 第2の具体例のロジック回路の具体的な内部構成の説明に用いる回路図である。 従来のLED制御ICの問題点の説明に用いる図である。
符号の説明
11 制御部、12 アンテナ、13 通信回路、14 メモリ、15 メイン表示部、16 表示制御部、17 サブ表示部、18 操作部、19 スピーカ、20 マイクロホン、21 LED駆動部、22 LED、23 カメラ部、24 パワーマネージメントIC、25 バッテリ、30 シリアルI/Fレジスタ回路、31 LEDオン/オフ制御回路、32 切替回路、33 BGR回路、34a〜34p カレントコントロール回路、35a〜35p カレントサンプリング回路、36a〜36p イマジナリ回路、37 サーマルシャットダウン回路、38 コンスタントカレント回路、39 DC−DCコンバータ回路、51 DC−DCコンバータ回路設定条件、52LED駆動回路設定条件、53 論理和演算、54,55,56 論理積演算、57 DC−DCコンバータ発振器、58 発信スタートアップカウンタ、70 シリアルI/Fレジスタ出力の入力端子、71 スイッチ、72 オペアンプ、74a〜74p,75a〜75p スイッチ回路、76a〜76p LED駆動電流設定回路、78a〜78p LED、80a FET、90 ロジック回路、111,112,113 Dタイプフリップフロップ、114 排他的論理和ゲート

Claims (6)

  1. 電源電圧が規定電圧より低くなった時に、その電源電圧を所定電圧に昇圧し、当該所定電圧に昇圧した電源電圧を複数の被駆動素子に供給する昇圧と、
    上記複数の被駆動素子に各々接続される複数の端子と、
    上記各端子を介して各被駆動素子に接続され、上記各端子を介して接続された各被駆動素子に対する駆動制御値を各々設定する駆動制御値設定と、
    上記複数の各端子の隣接する端子間に、当該隣接する端子に接続される被駆動素子を駆動させる際の駆動制御値と被駆動素子を駆動させない時の駆動制御値の略々中間値を生成する中間値生成と、
    上記電源電圧が規定電圧より低くなった時に、上記中間値生成に上記中間値を生成させる制御
    を有する被駆動素子制御回路。
  2. 上記中間値生成は、上記隣接する端子間の出力差分が所定値以上となる時に、上記中間値を生成する請求項1記載の被駆動素子制御回路。
  3. 上記被駆動素子は発光ダイオードであり、
    上記昇圧は上記発光ダイオードのアノードに上記昇圧した電源電圧を供給し、
    上記駆動制御値設定は上記駆動制御値として上記発光ダイオードの輝度制御値を設定し、
    上記各端子は各々対応する発光ダイオードのカソードに接続されている請求項1記載の被駆動素子制御回路。
  4. 電源電圧が規定電圧より低くなった時に、その電源電圧を所定電圧に昇圧し、当該所定電圧に昇圧した電源電圧を複数の発光ダイオードのアノードに供給するコンバータと、
    上記複数の発光ダイオードのカソードに各々接続されている複数の端子と、
    上記各端子を介して各発光ダイオードのカソードに各々接続されるFET素子を備えた複数のLED駆動電流設定回路と、
    各端子を介して接続されている発光ダイオードのオン/オフを制御するオン/オフ制御回路と、
    上記発光ダイオードを発光させる際の駆動制御値と発光ダイオードを発光させない時の駆動制御値の略々中間値を生成するための第1,第2の抵抗素子と、
    上記各LED駆動電流設定回路のFET素子のゲートに各々接続されると共に上記中間値をチャージする複数のコンデンサと、
    上記各LED駆動電流設定回路のダミーとして当該各LED駆動電流設定回路にそれぞれ隣接して設けられる第3の抵抗素子からなる複数のイマジナリ回路と、
    上記電源電圧が規定電圧より低くなった時に、上記FET素子のゲートへ上記駆動制御値が供給される状態と、上記複数の各端子の隣接する端子間に各イマジナリ回路が接続されると共に上記コンデンサにチャージされている中間値が上記FET素子のゲートへ供給される状態とを、順次切り替えるスイッチ素子と、
    を有する被駆動素子制御回路。
  5. 隣接する端子間の出力差分が所定値以上となった時にのみ、上記中間値を上記コンデンサにチャージさせるためのロジック回路を有する請求項4記載の被駆動素子制御回路。
  6. バッテリと、
    上記バッテリからの電源電圧により駆動される複数の被駆動素子と、
    所定の機能を実行するための実行と、
    上記バッテリからの電源電圧が規定電圧より低くなった時に、その電源電圧を所定電圧に昇圧し、当該所定電圧に昇圧した電源電圧を複数の被駆動素子に供給する昇圧と、
    上記複数の被駆動素子に各々接続される複数の端子と、
    上記各端子を介して各被駆動素子に接続され、上記各端子を介して接続された各被駆動素子に対する駆動制御値を各々設定する駆動制御値設定と、
    上記複数の各端子の隣接する端子間に、当該隣接する端子に接続される被駆動素子を駆動させる際の駆動制御値と被駆動素子を駆動させない時の駆動制御値の略々中間値を生成する中間値生成と、
    上記電源電圧が規定電圧より低くなった時に、上記中間値生成に上記中間値を生成させる制御とを有する
    ことを特徴とする携帯端末。
JP2004249854A 2004-08-30 2004-08-30 被駆動素子制御回路、携帯端末 Expired - Fee Related JP4632722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004249854A JP4632722B2 (ja) 2004-08-30 2004-08-30 被駆動素子制御回路、携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004249854A JP4632722B2 (ja) 2004-08-30 2004-08-30 被駆動素子制御回路、携帯端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006066776A JP2006066776A (ja) 2006-03-09
JP4632722B2 true JP4632722B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=36112954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004249854A Expired - Fee Related JP4632722B2 (ja) 2004-08-30 2004-08-30 被駆動素子制御回路、携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4632722B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100691628B1 (ko) * 2006-04-07 2007-03-12 삼성전기주식회사 Led 어레이 구동 장치
JP4961837B2 (ja) * 2006-06-01 2012-06-27 ソニー株式会社 発光ダイオード素子の駆動装置、光源装置、表示装置
JP5024789B2 (ja) 2007-07-06 2012-09-12 Nltテクノロジー株式会社 発光制御回路、発光制御方法、面照明装置及び該面照明装置を備えた液晶表示装置
US8169387B2 (en) * 2007-09-14 2012-05-01 Ixys Corporation Programmable LED driver
JP2009157190A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sony Corp 光源システム、光源制御装置、光源装置および画像表示方法
ATE536081T1 (de) * 2008-07-04 2011-12-15 Osram Ag Schaltungsanordnung und verfahren zum betreiben mindestens einer ersten und einer zweiten led
WO2018170598A1 (en) * 2017-03-22 2018-09-27 10644137 Canada Inc. Led apparatus with integrated power supply and a method of employing same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000355121A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Asahi Optical Co Ltd マルチビーム作画記録装置におけるvf値による光量制御方法
JP2002111786A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Rohm Co Ltd 携帯形電話機の発光装置およびその駆動ic
JP2003158299A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Led電源制御回路
JP2004006533A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Sony Corp 発光素子駆動装置およびそれを用いた携帯装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000355121A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Asahi Optical Co Ltd マルチビーム作画記録装置におけるvf値による光量制御方法
JP2002111786A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Rohm Co Ltd 携帯形電話機の発光装置およびその駆動ic
JP2003158299A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Led電源制御回路
JP2004006533A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Sony Corp 発光素子駆動装置およびそれを用いた携帯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006066776A (ja) 2006-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9717124B2 (en) Light emitting element drive apparatus and portable apparatus using same
JP4429213B2 (ja) 駆動回路およびそれを備えた携帯情報端末
JP4163079B2 (ja) 発光制御回路
US7453383B2 (en) Digital-to-analog converting circuit, electrooptical device, and electronic apparatus
US7301522B2 (en) Apparatus for controlling LCD backlight in mobile station
JP4772336B2 (ja) 駆動制御回路
US7138992B2 (en) Method of calibrating luminance of display, driving circuit of display employing same method and portable electronic device provided with same driving circuit
JP4632722B2 (ja) 被駆動素子制御回路、携帯端末
US7531971B2 (en) Backlight units and display devices
US7434077B2 (en) Power control apparatus, electronic apparatus, and portable communications terminal
JP4094018B2 (ja) 携帯装置
KR20040043420A (ko) 가변 전압을 출력하는 스위칭 전원장치
CN110191532B (zh) 具有发光半导体模块的闪光灯装置
KR100849326B1 (ko) 피디에이 폰의 소비 전력 제어 장치
JP2006081369A (ja) 電子機器
KR20190030286A (ko) 전력제어집적회로와 이를 이용한 유기발광 표시장치 및 그 구동방법
KR100597154B1 (ko) 발광 장치 및 발광 장치를 갖는 전자 기기
JP4498073B2 (ja) チャージポンプ回路
US7446480B2 (en) Apparatus and method for switching a light source
KR20070069510A (ko) 플래시 구동장치 및 카메라폰

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070706

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees