JP4629408B2 - 無線機及びその自動利得制御プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、例えば業務用トランシーバとして使用される無線機に係わり、特に自動利得制御機能を備えた無線機とその自動利得制御プログラムに関する。
例えば放送局内におけるスタッフ間の通信手段として使用される業務用トランシーバには、スタッフ間の距離やフェージングにより発生する無線信号の受信レベルの変動を一定化するために、自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)回路が設けられている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2000−22467公報
ところが、この種の従来の無線機は、一般にAGC回路の応答速度が一定値に固定されている。このため、音声通信中の受信レベルの変動に合わせてAGC回路の応答速度を設定すると、音声通信の開始時のように信号レベルが急速に変化する動作にAGC回路が追従することができず、送話音声の語頭切れが発生する場合がある。反対に、AGC回路の応答速度を音声通信の開始時に合わせて高速度に設定すると、音声通信中の受信レベルの変動に敏感に追従し過ぎてしまい、受話音声が聞き取り難くなって、この場合も受話品質の低下を招く。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、無線通信開始時及び無線通信中の両方に対し良好な応答特性を発揮し、これにより受信品質を常に高く保持するようにした無線機とその自動利得制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係わる無線機とその自動利得制御プログラムは、受信信号の信号レベルを可変利得増幅器により調整する自動利得制御機能を備える無線機において、上記可変利得増幅器から出力される受信信号の信号レベルを検出する検出回路と、上記検出回路及び可変利得増幅器に接続される制御回路とを備える。そして、上記制御回路は、無線機の動作状態に応じて、予め設定した第1の応答速度で動作する第1の制御モードと、この第1の応答速度より低速の第2の応答速度で動作する第2の制御モードとを択一的に選択する。この選択により、第1の制御モードが選択された場合には、上記検出回路により検出された信号レベルを第1の積分係数で積分し、その積分値をもとに上記可変利得増幅器の制御電圧を生成して可変利得増幅器に与える。一方、上記選択により、第2の制御モードが選択された場合には、上記検出回路により検出された信号レベルを予め設定された遅延時間に渡り上記第1の積分係数より小さい第2の積分係数で積分する。そして、その積分値をもとに上記可変利得増幅器の制御電圧を生成して、この生成された制御電圧を第3の積分係数で積分して平滑したのち上記可変利得増幅器に与えるようにしたものである。
このように構成することにより、無線通信開始時及び無線通信中の両方の動作状態に応じて適切な制御モードが選択されるため、良好な応答特性を発揮できる。これにより受信レベルの変化を吸収して、常に高品質な受話品質を保持することが可能となる。
またこの発明は、次のような構成を備えることも特徴とする。
受信信号の信号レベルを可変利得増幅器により調整する自動利得制御機能を備える無線機において、上記可変利得増幅器から出力される受信信号の信号レベルを検出する。この検出された信号レベルを予め設定された時間に渡り第1の積分係数で積分することにより、遅延処理した積分値を出力する。この遅延処理されて出力された積分値をもとに上記可変利得増幅器の制御電圧を生成する。さらに、生成された制御電圧を第2の積分係数で積分することにより平滑化したのちに出力する。そして、この出力された制御電圧を上記可変利得増幅器に与えるようにしたものである。
このような構成にすると、遅延処理および平滑化処理を独立して制御することが可能であるため、より柔軟に最適な応答特性を設定することができる。
したがってこの発明によれば、無線通信開始時及び無線通信中の両方に対し良好な応答特性を発揮し、これにより受信品質を常に高く保持することが可能な無線機とその自動利得制御プログラムを提供することができる。
図1は、この発明の一実施形態に係わる自動利得制御機能を備えた無線機の構成を示す回路ブロック図である。
この無線機は、アンテナ1と、RF(Radio Frequency)ユニット2と、ベースバンドモジュール3と、制御ユニット5と、ユーザインタフェース4とを備える。無線回線を介して到来した無線信号は、アンテナ1により受信されたのちRFユニット2に入力される。RFユニット2において、上記入力された無線信号は、第1の高周波フィルタ21により不要波成分を除去されたのち、可変利得増幅器からなる第1の高周波増幅器22により増幅される。そして、この増幅された無線信号は、第2の高周波フィルタ23を介して第2の高周波増幅器24でさらに増幅されたのち、第1のミキサ25に入力される。
第1のミキサ25では、上記入力された無線信号が第1局部発振信号とミキシングされ、これにより第1中間周波信号に周波数変換される。上記第1のミキサ25で出力された第1中間周波信号は、中間周波フィルタ26により不要波成分を除去されたのち第2のミキサ27に入力される。そして、この第2のミキサ27において第2局部発振信号とミキシングされて、上記第1中間周波信号よりもさらに周波数が低い第2中間周波信号に変換される。この変換された第2中間周波信号は、可変利得増幅器からなる中間周波増幅器28により増幅されたのちベースバンドモジュール3に入力される。なお、上記第1及び第2の局部発振信号は例えば周波数シンセサイザからなるローカルオシレータ(LO)29により生成される。
ベースバンドモジュール3では、上記入力された第2中間周波信号に対して先ず復調処理が行われ、これにより受信ベースバンド信号が再生される。そして、この再生された受信ベースバンド信号に対し復号処理が行われ、これにより受信データが再生される。再生された受信データはアナログ信号に変換されたのちユーザインタフェース4に入力される。ユーザインタフェース4はスピーカ及びLCD表示器を備え、上記入力された受信信号をスピーカから出力する。
またベースバンドモジュール3は受信レベル検出器を備える。そして、この受信レベル検出器において、上記RFユニット2から入力された第2中間周波信号から受信信号強度を一定のサンプリング周期で検出し、検出された受信信号強度を示す受信信号強度表示信号(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を制御ユニット5へ出力する。
制御ユニット5は、中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)51及びディジタル/アナログ(D/A)変換器52を備える。CPU51は、無線機の動作状態に応じて、AGC制御モードを高速モードと低速モードのいずれかに設定する。そして、この設定されたモードごとに、上記ベースバンドモジュール3から出力されたRSSIをもとに異なるアルゴリズムで演算を行ってAGC制御電圧(ディジタル信号)を算出し、算出されたAGC制御電圧(ディジタル信号)をD/A変換器52に出力する。
D/A変換器52は、上記CPU51から出力されたAGC制御電圧(ディジタル信号)をもとに異なる比率の第1及び第2のAGC制御電圧(アナログ信号)AGC1及びAGC2をそれぞれ生成し、この生成された第1及び第2のAGC制御電圧(アナログ信号)AGC1及びAGC2をそれぞれ中間周波増幅器28及び第1の高周波増幅器22に供給する。
次に、以上のように構成された無線機におけるAGC動作について説明する。図2は、CPU51におけるAGC制御電圧の設定処理手順とその処理内容を示すフローチャートである。
アンテナ1により無線信号が受信されると、RFユニット2においてダウンコンバートされた第2中間周波信号がベースバンドモジュール3に入力される。ベースバンドモジュール3では、上記入力された第2中間周波信号に対して復調及び復号処理が行われると共に、一定のサンプリング周期で信号強度が検出され、この検出された受信信号強度を示すRSSIがCPU51へ出力される。
これに対しCPU51は、上記ベースバンドモジュール3から出力されたRSSIをステップS2aで取り込む。またそれと共に、ステップS2bにおいて無線機の動作状態をもとにAGC制御モードとして「高速モード」を設定するか「低速モード」を設定するかを決定する。例えば、音声通信開始時やハンドオフが行われる立ち上がり時のように高速応答性が要求される場合には「高速モード」が設定する。これに対し、定常受信動作期間のようにマルチパスフェージング等による受信信号レベルの急速な変化を吸収する必要がある場合には、「低速モード」を設定する。
例えば、通信の開始に伴い、上記ステップS2bにおいて「高速モード」が設定されたとする。この場合CPU51はステップS2cに移行して、以下のように高速モード処理を実行する。図3は、高速モードにおけるAGC制御電圧の算出処理手順とその処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、CPU51は先ずステップS3aにおいて、高速度の引き込みに必要な積分係数αを設定する。次に、この設定された積分係数αに従いステップS3bにおいて積分処理を実行する。図5はこの積分処理の処理内容の一例を示すものである。例えば、高速モードにおいては積分係数αを例えばα=0.95に設定する。そして、入力された現在のRSSIに対して重み付け器61により積分係数αの重み付けを行うと共に、遅延器62により遅延された1サンプル周期前の積分出力に対し重み付け器63により積分係数1−αの重み付けを行う。続いて、上記重み付けされた現在のRSSIを、上記1サンプル周期前の重み付けされた積分出力に加算器64で加算し、この加算後の値を新たな積分出力とする。そして、ステップS3cにより、上記算出された新たな積分出力をもとにAGC制御電圧(ディジタル信号)を計算する。
上記高速モードによる積分処理が終了するとCPU51は、次にステップS2eに移行し、ここで上記計算されたAGC制御電圧をもとに第1及び第2のAGC制御電圧AGC1,AGC2の値を設定する。この第1及び第2のAGC制御電圧AGC1,AGC2の値は、例えば上記計算されたAGC制御電圧の値に対し1:6に設定される。この設定された各制御電圧AGC1,AGC2はD/A変換器52に与えられる。
D/A変換器52は、上記CPU51から与えられた第1及び第2のAGC制御電圧AGC1,AGC2をそれぞれアナログ信号に変換したのち、それぞれ中間周波増幅器28及び第1の高周波増幅器22に供給する。
かくして、音声通信開始時やハンドオフ開始時のように高速応答性が要求される動作状態では、積分係数α=0.95を使用した高速モードによるAGC制御が行われる。
一方、無線機の受信動作状態が定常状態に移行し、これに伴い上記ステップS2bにおいて「低速モード」が設定されたとする。この場合CPU51はステップS2dに移行して、以下のように低速モード処理を実行する。図4は、低速モードにおけるAGC制御電圧の算出処理手順とその処理内容を示すフローチャートである。低速モードにおける処理は、遅延処理と平滑化処理とから構成される。
すなわち、CPU51は先ずステップS4aにおいて、遅延処理に必要な積分係数αと遅延時間を表すカウント値nの上限値(例えばn=10)を設定する。次に、ステップS4bでカウンタをリセットした後、このカウンタの値が上記遅延時間に相当する値に達するまで、ステップS4i、ステップS4j及びステップS4c〜ステップS4eによる遅延処理を繰り返す。
すなわち、先ずステップS4bにおいてカウント値nを0に初期化する。次にステップS4iによりRSSIを取り込むと共に、ステップS4jにより無線機の動作状態をもとに低速モードを継続すべきか否かを判定する。この判定の結果、低速モードを継続すべきであれば、ステップS4cに移行して、上記取り込んだRSSIを先にステップS4aで設定された積分係数に従って積分処理を行う。このとき積分係数αは例えば0.05に設定され、この積分係数α=0.05に従い図5に示した積分処理が行われる。続いてステップS4dにおいてカウント値nを1だけ加算する。そして、ステップS4eにおいてカウント値nが上限値(n=10)に達したか否かの判定を行う。この判定の結果、カウント値nが上限値に達していなければステップS4cに戻って上記ステップS4c〜ステップS4eを繰り返す。
これに対し、カウント値が上限値(n=10)に達すると、CPU51はステップS4fに移行し、ここで上記算出された積分出力をもとにAGC制御電圧(ディジタル信号)を計算する。なお、上記遅延処理の実行中にステップS4jにおいて高速モードと判定された場合は、直ちに高速モードに移行し、ステップS4kにより先に述べた高速モード処理を実行する。
次にCPU51は、ステップS4g〜ステップS4hにより、以下のようにAGC制御電圧の平滑化処理を行う。すなわち、先ずステップS4gにおいて、上記計算されたAGC制御電圧(ディジタル信号)に対し平滑化処理に必要な積分係数を設定する。続いてステップS4hにおいて、上記設定された積分係数に従って積分処理を行う。この積分処理についても先に図5で述べた処理と同様に行われる。ただし、この場合積分係数αは例えば0.05に設定される。
上記低速モードにおける遅延処理及び平滑化処理が終了するとCPU51は、次にステップS2eに移行し、ここで上記計算されたAGC制御電圧をもとに第1及び第2のAGC制御電圧AGC1,AGC2を設定する。この場合も、先に述べた高速モードの場合と同様に、第1及び第2のAGC制御電圧AGC1,AGC2の値は上記計算されたAGC制御電圧の値に対し1:6に設定される。この設定された各制御電圧AGC1,AGC2はD/A変換器52に与えられる。
かくして、無線機の受信動作状態が定常状態に移行したのちには、RSSIに対する遅延処理と、計算されたAGC制御電圧に対する平滑化処理を使用した低速モードによるAGC制御が行われる。
以上述べたようにこの実施形態では、CPU51において、無線機の動作状態に応じてAGC制御モードを高速モードと低速モードのいずれかに設定する。そして、高速モードを設定したときには、積分係数α=0.95によりRSSIを積分処理し、その積分出力をもとにAGC制御電圧(ディジタル信号)を算出して、このAGC制御電圧をもとに中間周波増幅器28及び第1の高周波増幅器22の利得を制御している。一方低速モードを設定したときには、RSSIに対し遅延処理を行ったのちその積分出力をもとにAGC制御電圧を計算し、さらにこの計算されたAGC制御電圧に対し平滑化処理を行う。そして、この平滑化処理後のAGC制御電圧をもとに中間周波増幅器28及び第1の高周波増幅器22の利得を制御している。
したがって、音声通信開始時やハンドオフ開始時のように高速応答性が要求される動作状態では、積分係数α=0.95を使用した高速モードによるAGC制御が行われ、これにより送話音声の語頭切れ等を生じることなく高品質の音声通信が可能となる。一方無線機の受信動作状態が定常状態に移行したのちには、低速モードが設定されて、RSSIに対する遅延処理と、AGC制御電圧に対する平滑化処理とを組み合わせることで、急速な受信レベル変化に追従せず、安定な受信レベル制御を実現できる。このため、フェージング等による受信レベルの変化を吸収して高品質な受話品質を保持できる。
しかも低速モードでは、上記したようにRSSIに対する遅延処理と、AGC制御電圧に対する平滑化処理とが独立して制御可能であるため、より柔軟に最適な応答特性を設定することができる。
さらに、この実施形態ではAGC制御処理をCPU51によるソフトウエア処理で実現している。このため、AGC制御のための種々パラメータを比較的容易に変更することが可能であり、無線機の機種ごとに或いは無線機の使用形態等に応じて最適なAGC制御特性を容易に設定できる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、高速モードと低速モードのどちらかを採用するように構成したが、上記2つのモードに限らず、無線機の動作状態に応じて中速モード等の他のモードを増やしてもよい。また、前記実施形態ではAGC制御をCPU51によるソフトウエア処理で実現したが、ハードウエアにより実現してもよい。
その他、無線機の種類や無線ユニットの回路構成、AGC制御電圧の算出手順及び処理内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の一実施形態に係わるAGC機能を備えた無線機に設けられる無線変復調部の構成を示す回路ブロック図。 図1に示す無線機におけるAGC制御電圧設定の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示した高速モード処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示した低速モード処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図3および図4に示した積分処理の処理内容の一例を示す図。
符号の説明
1…アンテナ、2…RFユニット、21…第1の高周波フィルタ,22…第1の高周波増幅器、23…第2の高周波フィルタ,24…第2の高周波増幅器、25…第1のミキサ、26…中間周波フィルタ、27…第2のミキサ、28…中間周波増幅器、29…ローカルオシレータ、3…ベースバンドモジュール、4…ユーザインタフェース、5…制御ユニット、51…CPU、52…D/A変換器、61…重み付け器、62…遅延器、63…重み付け器、64…加算器。

Claims (2)

  1. 受信信号の信号レベルを可変利得増幅器により調整する自動利得制御機能を備える無線機であって、
    前記可変利得増幅器から出力される受信信号の信号レベルを検出する検出回路と、
    前記検出回路及び可変利得増幅器に接続される制御回路と
    を具備し、
    前記制御回路は、
    無線機の動作状態に応じて、予め設定した第1の応答速度で動作する第1の制御モードと、前記第1の応答速度より低速の第2の応答速度で動作する第2の制御モードとを択一的に選択する手段と、
    前記第1の制御モードが選択された場合には、前記検出回路により検出された信号レベルを第1の積分係数で積分し、その積分値をもとに前記可変利得増幅器の制御電圧を生成して前記可変利得増幅器に与える手段と、
    前記第2の制御モードが選択された場合には、前記検出回路により検出された信号レベルを前記第1の積分係数より小さい第2の積分係数で積分し積分回数をカウントし、前記カウントした積分回数が遅延時間に相当する所定回数に達したときにその積分値をもとに前記可変利得増幅器の制御電圧を生成して、この生成された制御電圧を平滑化処理に必要な第3の積分係数で積分して平滑したのち前記可変利得増幅器に与える手段と
    を備えることを特徴とする無線機。
  2. 受信信号の信号レベルを調整する可変利得増幅器と、この可変利得増幅器から出力される受信信号の信号レベルを検出する検出回路と、この検出回路及び前記可変利得増幅器に接続されるプロセッサとを備える無線機において使用される自動利得制御プログラムであって、
    無線機の動作状態に応じて、予め設定した第1の応答速度で動作する第1の制御モードと、前記第1の応答速度より低速の第2の応答速度で動作する第2の制御モードとを択一的に選択する処理と、
    前記第1の制御モードが選択された場合には、前記検出回路により検出された信号レベルを第1の積分係数で積分し、その積分値をもとに前記可変利得増幅器の制御電圧を生成して前記可変利得増幅器に与える処理と、
    前記第2の制御モードが選択された場合には、前記検出回路により検出された信号レベルを前記第1の積分係数より小さい第2の積分係数で積分し積分回数をカウントし、前記カウントした積分回数が遅延時間に相当する所定回数に達したときにその積分値をもとに前記可変利得増幅器の制御電圧を生成して、この生成された制御電圧を平滑化処理に必要な第3の積分係数で積分して平滑したのち前記可変利得増幅器に与える処理と
    を、前記プロセッサに実行させる自動利得制御プログラム。
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