JP4627599B2

JP4627599B2 - Windmill windmill

Info

Publication number: JP4627599B2
Application number: JP2001030190A
Authority: JP
Inventors: 朗工藤
Original assignee: Sammy Corp
Current assignee: Sammy Corp
Priority date: 2001-02-06
Filing date: 2001-02-06
Publication date: 2011-02-09
Anticipated expiration: 2021-02-06
Also published as: JP2002224319A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機やアレンジボール機等の弾球遊技機の遊技盤に配設されて遊技盤の盤面に沿って落下する遊技球の落下方向や落下速度を変化させる風車に関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記のような弾球遊技機、例えばパチンコ機では、開閉搭載枠をなす前枠に、ガラス扉（ガラス窓ともいう）、上下の球皿、球送り・打球発射装置、そして球貯留・排出処理部を有する裏機構盤等の遊技構成部材がそれぞれ常備され、前枠裏側の収容枠に遊技盤が着脱交換可能にセット保持されている。遊技盤には所要のゲージ設定に基づいて入賞口や風車等の各種遊技部品と多数本の遊技釘とが配置されて遊技領域が構成され、遊技面を前面として収容枠内に着脱可能にセット保持されている。遊技盤面に配設される遊技釘と風車とは、ともに打球発射装置から遊技領域に発射された遊技球の跳ね返り方向を様々に変化させ、遊技球の動きにランダム性をもたせることで遊技を複雑化しゲーム性を増進させる目的で設けられている。
【０００３】
ここで、遊技釘はその反発性を利用し、遊技釘に衝突した遊技球を跳ね返して遊技球の落下移動方向を変化させたり、所定方向に案内したりするようになっているが、遊技盤の盤面に固設されるものであり、一定の規則性を有して遊技球の移動方向を変化させたり、案内したりする機能を有している。一方、風車は遊技盤の前面に回転自在に配設された羽根車を有して構成され、落下する遊技球が羽根車に衝突したときに羽根車が回転して遊技球の移動方向や移動速度を変化させるように構成されている。このため、遊技球が衝突する羽根車の位置や、羽根車の回転状態に応じて遊技球の移動方向がランダムに変化し、遊技球の落下方向を不規則にもしくはランダムに変化させることができるようになっている。パチンコ機等の弾球遊技機においては、遊技釘と風車とを組み合わせて配設し、遊技球の落下方向およびパターンに多様性を持たせるとともに、風車の多様な回転運動により視覚的にも遊技を楽しめるように工夫されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、弾球遊技機では遊技盤が観者に与えるイメージが大切であり、遊技盤は盤全体として一つのデザインコンセプトのもと、一定のイメージをもってデザインされている。盤面に配設されて視覚的効果を高めるランプ風車についても同様であり、既存のランプ風車が遊技盤全体のイメージと合致しない場合には、少なくとも羽根車を新たに製作する必要があった。また、当該新たなデザインコンセプトの遊技盤においてデザインや遊技球を弾く方向性が異なる複数種のランプ風車を設けようとする場合には、各風車ごとにそれぞれ羽根車を新たに製作する必要があった。
【０００５】
ところが、ランプ風車の羽根車は、一般に合成樹脂材料を用いた射出成形によって製作されるため、新たな羽根車を製作するにはそれに先だって新規な成形型を準備する必要があり、その型設計や製作に多大な工数や費用が発生するという問題があった。また、このようにして遊技盤ごとに製作される風車の種類が増大して多品種におよぶと、型の管理や生産管理、部品の在庫管理等に多くの工数が必要になり、生産コストを上昇させる一因になるという問題があった。
【０００６】
本発明は、上記のような課題に鑑みて成されたものであり、一つの羽根車で多数のバリエーション風車を構成できる弾球遊技機の風車を提供することを目的とし、もって弾球遊技機の生産コストの低減に寄与することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明は、遊技盤の前面に突出して配設されて遊技盤の盤面に沿って落下する遊技球の落下状態を変化させるための弾球遊技機の風車であって、遊技盤に固設される支持台と、この支持台に軸部材を介して回動可能に支持される羽根車とから構成される。羽根車は、軸部材を挿通させる貫通孔を有する軸筒部と、軸筒部から放射状に外方に延びる羽根部と、軸筒部の少なくとも一端面に設けられて羽根部の側縁を覆い羽根車の表裏を規定する飾り板部とを備えており、羽根車が支持台に表向きおよび裏向きのいずれの姿勢でも取付可能に構成されて弾球遊技機の風車が構成されている。このような風車では、遊技盤に固設される支持台に対して回動自在に支持される羽根車が表裏いずれの姿勢でも取付可能に構成されているため、一つの成形型を用いて羽根車の表裏取付が異なる二種類の風車を実現することができる。
【０００８】
なお、羽根車の飾り板部は表面側と裏面側とに異なる意匠が施されていることが好ましい。羽根車の飾り板部は軸筒部の少なくとも一端面に設けられて表裏を規定しており、例えば飾り板部が羽根車の表面側のみに設けられている場合に、その表面側または裏面側のみに飾りシールを貼り付けて他面側に飾りシールを貼り付けない構成や、両面に異なる飾りシールを貼り付ける構成、さらには飾り板部が設けられていない裏面側の羽根部の端面にシールを貼り付ける構成などが挙げられる。また、羽根車の表裏両面に異なる径の飾り板部を有する羽根車では、それぞれの飾り板部の表裏面に上記のような異なる意匠を施すことにより、一つの成形型を用いた羽根車で多くの異なる意匠を有した風車を実現することができる。
【０００９】
また、羽根部は軸筒部から外方に延びる羽根高さが、羽根車の表裏方向位置に応じて異なるように風車を構成することも好ましい。例えば、羽根車の表面側から裏面側に向けて羽根部の高さが低くなるような三角形ないし台形のフィン状の羽根部を有する構成とすれば、羽根車の表裏は単に意匠上の差異のみならず、遊技球の移動軌跡を変化させるという風車の機能上の差異をもたせることができる。従って、一つの成形型を用いた羽根車で異なる機能を有した風車を実現することができる。そして、上記意匠が異なる羽根車と組み合わせることにより、一つの成形型を用いた羽根車でありながら極めて多くのバージョンの風車を実現することができる。
【００１０】
なお、上記各風車における軸部材は外周面で貫通孔の内周面と当接し羽根車を回動自在に支持する軸部と、軸部の一端に形成されて軸部よりも大きな径の頭部とを有し、貫通孔は軸部を緩挿させる支持孔部とこの支持孔部の表裏端部に形成されて頭部の径よりも大きな径のザグリ状の段付孔部とを有するように弾球遊技機の風車を構成することが望ましい。このような構成によれば、羽根車は支持孔部において軸部にラジアル方向に回動自在に支持されるとともに、段付孔部において頭部にスラスト方向に移動規制されて支持される。そして段付孔部は羽根車の貫通孔の表裏両端に設けられているため、羽根車を表裏同様にして取り付けることができる。また、段付孔部の深さを同一とすることにより、羽根車の取り付け姿勢ごとに軸部材または支持台を変更する必要がなく、同一の支持台に対して同一の軸部材を用いて表裏の取付可能である。従って、支持台等の他の構成部材を変更することなく羽根車の取付方向のみを変更することで多数のバージョンの風車を提供することができる。また、軸部材の頭部が段付孔部内に配設されるため、この段付孔部の上面を覆う飾りシールを粘付することにより頭部および段付孔部をカバーして意匠効果を高めることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、本発明に係る風車を有して構成される弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を採り上げ、その構成について図３および図４を参照して簡単に説明する。ここに示すパチンコ遊技機ＰＭは、所定の外郭方形枠サイズに構成された固定保持用の外枠１の前側に、これに合わせた方形枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠２が、正面左側上下部に配設された開閉ヒンジ３ａ，３ｂ及び正面右側内部に配設された施錠装置４を利用して横開き開閉可能に組付けられており、常には図示する閉鎖状態に保持される。
【００１２】
前枠２の前側面域には、この領域サイズに合わせた方形枠サイズのガラス扉（ガラス窓ともいう）５が図３における左側縁をヒンジ結合されて前枠２に対して横開き開閉自在に設けられ、その下部に上下の球皿７ａ，７ｂ及び打球発射装置８等が装備されている。前枠２の裏側には方形枠サイズの収容枠が前枠２と一体に形成されており、この収容枠にパチンコゲームを展開し得る遊技盤９が水平姿勢・位置の縦向きで着脱交換可能にセット保持されて前面の遊技領域をガラス扉５の正面に臨ませている。
【００１３】
このようなパチンコ機ＰＭにおいて、上球皿７ａに投入した遊技球を打球発射装置８により発射して、円弧状の発射レール１１を通って遊技盤９の遊技領域ＰＡ内に打ち出すことができるようになっている。
【００１４】
遊技領域ＰＡを図４に詳しく示しており、複数の風車５０，５０′、電動チューリップ構成を有した始動口２１、大入賞口２２、小入賞口２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂ、アウト口２５等が図示のように配設され、遊技盤９の中央部に飾り部３１を上側に戴いた図柄表示部３０が設けられている。なお、図を見やすくするため図４には図示していないが、遊技盤９上の遊技領域ＰＡには、多数の遊技釘が所定のゲージ設定でで設けられており、これら遊技釘により遊技領域ＰＡ内に打ち出された遊技球の移動方向を変化させるガイドを行うようになっている。また風車５０，５０′も遊技球の落下移動方向をランダムに変更し、遊技球の落下パターンをより大きく変化させるようになっている。
【００１５】
風車５０の第１設定形態（５０Ａ）における正面図および側面図を図１(a),(b)に示し、第２設定形態（５０Ｂ）における正面図および側面図を図２(a),(b)に示し、さらに第１設定形態における分解斜視図を図５に示している。例示する風車５０はいわゆるランプ風車と呼ばれる風車であり、遊技盤９に固設される支持台５１と、支持台５１から前方に突出して取り付けられる軸部材４０と、この軸部材４０に回転自在に支持される羽根車６０と、支持台５１の後端面に取り付けられたランプ基板４５とから構成される。
【００１６】
ランプ基板４５の前面側には一対のソケット４６が取り付けられており、各ソケット４６にランプ４７が取り付けられている。各ソケット４６にランプ基板４５上の配線を介して繋がるコネクタ４８がランプ基板４５の後面に配設されており、このコネクタ４８を介して供給される電力により各ランプ４７が点灯され、風車５０を後面側から照明する。
【００１７】
支持台５１は、左右側方に突出する取り付け部５３を有した平板状のフランジ部５２と、フランジ部５２の後面から後方に突出する後方突出部５５とを有し、透明または不透明の樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段で図示する所定形状に形成する。後方突出部５５の後端面には上記ランプ基板４５が取り付けられる後端面が形成されこの後端面に設けられた突起部とネジ穴とでランプ基板４５が固定される。また、後方突出部５５の中央を前後に貫通して軸部材４０を取り付けるための軸支持孔５６が設けられている。
【００１８】
羽根車６０は、例えばランプ４７の照明光を通す透明もしくは半透明の樹脂材料を用いて支持台５１と同様の成形手段で形成される。羽根車６０は、第１設定形態において前面側に位置する円盤状の飾り板部６１と、飾り板部６１の中心部から後方に延びる軸筒部６３と、飾り板部６１の後面に繋がるとともに軸筒部６３から外周方向に放射状に延びた三枚の羽根部６２とから構成される。軸筒部６３には、その軸心を前後に貫通し軸部材４０を挿通させる貫通孔６４が形成されている。
【００１９】
このように、羽根車６０には羽根部６２を挟んで前後に方向性があり、飾り板部６１が形成された側を本明細書では便宜的に表面側といい、飾り板部６１が形成されていない面側を裏面側という。また、羽根車６０の表面側（飾り板部６１側）が前面に向く取付姿勢の設定形態を便宜的に第１設定形態（風車５０Ａ）といい、逆に羽根車６０の裏面側が前面に向く取付姿勢の設定形態を第２設定形態（風車５０Ｂ）という。
【００２０】
軸部材４０は貫通孔６４の内周面と当接して羽根車６０を回動自在に支持する軸部４１と、軸部の一端に形成されて軸部４１よりも大きな径の頭部４２とを有し、軸部４１の他端側には止め輪（Ｅリング）４３を係止するリング溝４１ａが形成されている。
【００２１】
一方、この軸部材４１が挿通される貫通孔６４は、図１(a)中にVI-VI矢を付して示す断面図を図６示すように、軸部４１を緩挿させる軸受部たる支持孔部６４ａと、この支持孔部６４ａの表裏端部に設けられて軸部材の頭部４２の径よりも大径でかつ同一深さのザグリ状の段付孔部６４ｂとが形成されている。すなわち、この貫通孔６４は羽根車の表裏方向に対称に形成されており、この貫通孔６４に関するかぎり表裏関係が存在しない。このため、羽根車６０は表面側を前面に向けて取り付けた第１設定形態、および裏面側を前面に向けて取り付けた第２設定形態のいずれの姿勢でも設定可能な、いわばリバーシブル構成となっている。
【００２２】
羽根車６０を取り付ける際には、例えば第１設定形態においては図５に示すように、羽根車の表面側（飾り板部６１側）から軸部材４０の軸部４１を貫通孔６４内に挿入して羽根車６０を挿通させ、さらに、羽根車裏面側から突出する軸部４１を支持台５１の軸支持孔５６内に挿入して後方突出部５５の後端面から突出させる。そして後端面から突出した軸端部のリング溝４１ａにＥリング４３を係止させてこの軸部材４０を係止保持させる。
【００２３】
このとき、羽根車６０は支持孔部６４ａで軸部４１にラジアル方向に支持されるとともに、頭部４２が段付孔部６４ｂ内でスラスト方向に移動規制され、これにより羽根車６０は支持台５１に回動自在に取り付けられる。取付後には飾り板部６１の表面に図１(a)でハッチングを付して示すように飾りシール７０を貼り付けることで、段付孔部６４ｂや頭部４２を覆い、これ等の構造を目立たなくすることができる。
【００２４】
また、羽根車６０の表裏を逆にして羽根車の裏面側（飾り板部６１が無い側）から貫通孔６４に軸部４１を挿通させ、以下上記同様に軸部材を取り付けることにより、羽根車６０の裏面側を前面に向けて取り付けることができ、風車５０を第２設定形態に設定することができる。そして、取付後に図２(a)でハッチングを付して示すように軸筒部６３の端面に飾りシール７５を貼り付けることで、段付孔部６４ｂや頭部４２を覆い、これ等の構造を目立たなくすることができる。
【００２５】
上記のように構成された風車５０（５０Ａ，５０Ｂ）は、遊技盤９に形成された風車取り付け穴９ａに図１(b)または図２(b)に示すように後方突出部５５を挿入してフランジ部５２を遊技盤９の前面に当接させ、この状態でフランジ部５２の左右取り付け部５３に形成された取り付け孔５３ａを介してビス止めされて遊技盤９に取り付けられる。このように取り付けられると、羽根車６０が遊技盤９の前面側におけるガラス扉５との間の遊技領域ＰＡ内に突出して位置し、目視上全く異なる風車として認識される。
【００２６】
第１設定形態の風車５０Ａでは、前面に飾り板部６１が位置し羽根部６２が直視的に見えない反面、大きく貼られた飾りシール７０が目を引く構成であり、ランプ４７が点滅したときには飾りシール７０の奥からその周囲に光が広がる風車となる。一方、第２設定の風車５０Ｂでは、前面から羽根部６２が直接見えるため羽根車の回転がダイナミックに把握される構成であり、ランプ４７が点滅したときには羽根車全体が光る風車となる。
【００２７】
従って、以上のような簡明な構成によって、同一の支持台５１、軸部材４０、ランプ基板４５および羽根車６０を用いて、羽根車６０の組み立て方向を変えるのみで全く意匠が異なる二種類の風車５０Ａ，５０Ｂを構成することができる。
【００２８】
次に、本発明の第２の実施形態に係る風車１５０の第１設定形態（１５０Ａ）における正面図と側面図とを図７(a),(b)に示し、第２設定形態（１５０Ｂ）における正面図と側面図とを図８(a),(b)に示しており、以下これ等両図を参照して概説する。風車１５０は、遊技盤９に固設される支持台５１と、支持台５１から前方に突出して取り付けられる軸部材４０と、この軸部材４０に回転自在に支持される羽根車１６０と、支持台５１の後端面に取り付けられたランプ基板４５とから構成される。すなわち、風車１５０の構成部材は羽根車１６０を除き前述の風車５０と共通であり、同様のランプ風車を構成する。そこで、以下では共通部材について図中に同一番号を付し重複説明を省略する。
【００２９】
羽根車１６０は、ランプ４７の照明光を通す透明もしくは半透明の樹脂材料を用いて形成されており、第１設定形態において前面側に位置する円盤状の飾り板部１６１と、飾り板部１６１の中心部から後方に延びる軸筒部１６３と、飾り板部１６１の後面に繋がるとともに軸筒部１６３から外周方向に放射状に延びた三枚の羽根部１６２とから構成される。軸筒部１６３には、その軸心を前後に貫通し軸部材４０を挿通させる貫通孔６４が形成されている。
【００３０】
羽根部１６２は、図示するように軸筒部１６３から外方に延びる羽根高さが、羽根車の表面側（飾り板１６１側）から裏面側に向けて低くなるような、具体的には表面側で飾り板１６１の外径と同一程度の羽根高さが裏面側で軸筒部の外径と同一程度の羽根高さになるように連続的に変化する三角形のフィン状に形成されている。
【００３１】
このため、羽根車１６０には表裏に方向性があり、その羽根部１６２の外側縁が遊技盤９の盤面に対して異なった方向性を有している。そこで、前記同様に飾り板部１６１が形成された側を便宜的に表面側といい、反対側を裏面側という。また、羽根車１６０の表面側が前面に向く取付姿勢の設定形態を第１設定形態（風車１５０Ａ）といい、逆に裏面側が前面に向く取付姿勢の設定形態を第２設定形態（風車１５０Ｂ）という。
【００３２】
軸部材４１が挿通される貫通孔６４は、図７中にIX-IX矢を付して示す方向の断面図を図９に示すように、前述した貫通孔６４（図６参照）と同様に形成されている。すなわち、軸部４１を緩挿させる軸受部たる支持孔部６４ａと、この支持孔部６４ａの表裏端部に設けられて軸部材４０の頭部４２の径よりも大径でかつ同一深さのザグリ状の段付孔部６４ｂとが形成されており、羽根車１６０の表裏方向に対称に形成されている。このため、羽根車１６０は表面側を前面に向けて取り付けた第１設定形態、および裏面側を前面に向けて取り付けた第２設定形態のいずれの姿勢でも設定可能なリバーシブル構成となっている。
【００３３】
このため、羽根車１６０を支持第５１に取り付ける際に軸部材４０を表面側（飾り板１６１側）から挿入して取り付けるか、または裏面側から挿入して取り付けるかによって、風車を第１設定形態の風車１５０Ａまたは第２設定形態の風車１５０Ｂのいずれにも設定することができる。
【００３４】
そして、上記のように構成された風車１５０（１５０Ａ，１５０Ｂ）を、遊技盤９に形成された風車取り付け穴９ａに、図７(b)または図８(b)に示すように後方突出部５５を挿入してフランジ部５２を遊技盤９の前面に当接させ、この状態でフランジ部５２の左右取り付け部５３に形成された取り付け孔５３ａを介してビス止めして遊技盤９に取り付ける。このように取り付けられると、羽根車１６０が遊技盤９の前面側におけるガラス扉５との間の遊技領域ＰＡ内に突出して位置し、目視上も機能上も全く異なる風車として作用する。
【００３５】
まず、目視上の作用として、第１設定形態の風車１５０Ａでは、前面に飾り板部１６１が位置し羽根部１６２が直視的に見えない反面、大きく貼られた飾りシール７０が目を引く構成であり、ランプ４７が点滅したときには飾りシール７０の奥からその周囲に光が広がる風車となる。一方、第２設定の風車１５０Ｂでは、前面から羽根部１６２が直接見えるため羽根車の回転がダイナミックに把握される構成であり、ランプ４７が点滅したときには羽根車全体が光る風車となる。
【００３６】
また、機能上の作用として、第１設定の風車１５０Ａでは、羽根部１６２の外側縁が遊技盤９の盤面方向に傾斜した構成となるため、落下する遊技球ＰＢは風車１５０Ａに当接したときに、図７(b)中に矢印を付すように盤面方向に弾かれて流される傾向をもつ。一方、第２設定の風車１５０Ｂでは、羽根部１６２の外側縁がガラス扉５の方向に傾斜した構成となるため、落下する遊技球ＰＢは風車１５０Ｂに当接したときに、図８(b)中に矢印を付すように盤面から離れる方向に弾かれて流される傾向をもつ。
【００３７】
従って、以上のような簡明な構成によって、同一の支持台５１、軸部材４０、ランプ基板４５および羽根車１６０を用いて、羽根車１６０の組み立て方向を変えるのみで全く意匠および機能が異なる二種類の風車１５０Ａ，１５０Ｂを構成することができる。
【００３８】
そして、以上のようにして構成される風車を用いることにより、ローコストで多種類の風車を構成することができるとともに、このような風車を用いて多くのバージョンのパチンコ機を構成することができる。例えば、図４に示した遊技盤９において、風車５０として第１設定形態の風車５０Ａ（１５０Ａ）を用いるバージョンや、第２設定形態の風車５０Ｂ（１５０Ｂ）を用いるバージョン、さらに風車５０’として第１設定形態または第２設定形態の風車を用いるバージョンなどを組み合わせることで多数バージョンのパチンコ機ＰＭを極めてローコストに提供することができる。
【００３９】
なお、以上では羽根車６０，１６０の片面に飾り板部６１，１６１を設け、他面に飾り板部を設けない構成を例示したが、飾り板部を両面に設ける構成であっても良く、その飾り板部の外径が異なるものであっても良い。また、飾り板部は円盤状の板である必要はなく（例えば三角形状や花びら形状等であっても良く）、部分的に抜きを設けた構成であっても良い。さらに、実施例ではランプ４７を有するランプ風車を例示したが、ランプを有しない構成であっても良い。
【００４０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、遊技盤に固設される支持台と、この支持台に軸部材を介して回動可能に支持される羽根車とからなる弾球遊技機用の風車において、羽根車を支持台に表向きおよび裏向きのいずれの姿勢でも取付可能に構成して弾球遊技機の風車を構成する。このため、一つの成形型を用いて形成された一つの羽根車の取り付け方向を変更することで、意匠や機能が異なる多数のバリエーション風車をローコストで提供することができ、これにより弾球遊技機の生産コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る風車の第１の好ましい実施形態を示す図面であり、この風車の第１設定形態における正面図(a)、および側面図(b)である。
【図２】本発明に係る風車の第１の好ましい実施形態を示す図面であり、この風車の第２設定形態における正面図(a)、および側面図(b)である。
【図３】本発明に係る風車が適用される弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の斜視図である。
【図４】上記パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図５】上記第１設定形態における風車を分解して示す分解斜視図である。
【図６】図１中にVI-VI矢を付して示す方向の羽根車の断面図である。
【図７】本発明に係る風車の第２の好ましい実施形態を示す図面であり、この風車の第１設定形態における正面図(a)、および側面図(b)である。
【図８】本発明に係る風車の第２の好ましい実施形態を示す図面であり、この風車の第２設定形態における正面図(a)、および側面図(b)である。
【図９】図７中にIX-IX矢を付して示す方向の羽根車の断面図である。
【符号の説明】
ＰＭパチンコ機（弾球遊技機）
９遊技盤
４０軸部材
４１軸部
４２頭部
５０（５０Ａ，５０Ｂ）風車
５１支持台
６０羽根車
６１飾り板部
６２羽根部
６３軸筒部
６４貫通孔
６４ａ支持孔部
６４ｂ段付孔部
１５０（１５０Ａ，１５０Ｂ）風車
１６０羽根車
１６１飾り板部
１６２羽根部
１６３軸筒部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a windmill that is arranged on a game board of a ball game machine such as a pachinko machine or an arrangement ball machine and changes a falling direction and a falling speed of a game ball falling along the board surface of the game board.
[0002]
[Prior art]
In the above ball game machines, such as pachinko machines, the front frame that forms the open / close mounting frame has a glass door (also called a glass window), upper and lower ball trays, a ball feeding / hitting ball launcher, and a ball storage / discharge process. A game component such as a back mechanism board having a portion is always provided, and the game board is set and held in a housing frame on the back side of the front frame so as to be detachable and replaceable. Based on the required gauge settings, various game parts such as winning holes and windmills and a large number of game nails are arranged on the game board, and the game surface is set as a front surface so that it can be attached and detached in the storage frame. Is retained. Both game nails and windmills arranged on the game board are complicated by changing the rebound direction of the game balls launched from the ball hitting device to the game area and adding randomness to the movement of the game balls. It is provided for the purpose of improving gameplay.
[0003]
Here, the game nail uses its resilience to rebound the game ball that collided with the game nail to change the direction of the fall of the game ball or guide it in a predetermined direction. It is fixed to the board surface and has a function of changing or guiding the moving direction of the game ball with a certain regularity. On the other hand, the windmill has an impeller rotatably disposed on the front of the game board, and when the falling game ball collides with the impeller, the impeller rotates to move or move the game ball. It is configured to change the speed. Therefore, the moving direction of the game ball can be changed randomly according to the position of the impeller where the game ball collides and the rotation state of the impeller, and the falling direction of the game ball can be changed irregularly or randomly. It is like that. In ball and ball game machines such as pachinko machines, game nails and windmills are arranged in combination to provide diversity in the direction and pattern of the game ball's falling, and the game can also be played visually by the various rotational movements of the windmill. It is devised so that you can enjoy.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the ball game machine, the image given to the viewer by the game board is important, and the game board is designed with a certain image as a whole based on one design concept. The same applies to the lamp windmills arranged on the board to enhance the visual effect. When the existing lamp windmills do not match the image of the entire game board, it is necessary to make at least a new impeller. In addition, in the game board of the new design concept, when it is intended to provide a plurality of types of lamp windmills having different directions for playing and playing ball, it is necessary to manufacture a new impeller for each windmill. It was.
[0005]
However, since the impeller of a lamp windmill is generally manufactured by injection molding using a synthetic resin material, it is necessary to prepare a new mold prior to manufacturing a new impeller. There was a problem that a lot of man-hours and costs were required for production. In addition, when the types of windmills produced for each game board increase in this way and reach a wide variety, many man-hours are required for mold management, production management, parts inventory management, etc. There was a problem of contributing to the increase.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a windmill of a ball game machine in which a large number of variation wind turbines can be configured with one impeller. The purpose is to contribute to the reduction of production costs.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is a windmill of a ball game machine for changing the falling state of a game ball that is arranged to protrude from the front surface of the game board and falls along the board surface of the game board, It is comprised from the support stand fixed to a game board, and the impeller supported rotatably by this support stand via a shaft member. The impeller is provided on at least one end surface of the shaft tube portion and has a through hole through which the shaft member is inserted, a blade portion extending radially outward from the shaft tube portion, and covers a side edge of the blade portion. The windmill of the bullet ball game machine is configured so that the impeller can be attached to the support base in either the front or the back orientation. In such a windmill, since the impeller that is rotatably supported with respect to the support base fixed to the game board is configured to be attachable in either the front or back side, the blade is configured using a single mold. Two types of windmills with different front and back mounting of the car can be realized.
[0008]
In addition, it is preferable that the decorative board part of an impeller is given the different design by the surface side and a back surface side. The impeller decorative plate portion is provided on at least one end surface of the shaft cylinder portion to define the front and back sides. For example, when the decorative plate portion is provided only on the front surface side of the impeller, the front surface side or the back surface side thereof Only the decorative sticker is attached to the other side, and the decorative sticker is not attached to the other side, the different decorative stickers are attached to both sides, and the end face of the blade part on the back side where the decorative plate part is not provided is sealed. The structure etc. which paste is mentioned. Moreover, in the impeller which has the decorative board part of a different diameter on the front and back both surfaces of an impeller, by giving the above different designs to the front and back of each decorative board part, it is an impeller using one molding die. A windmill having many different designs can be realized.
[0009]
It is also preferable that the wind turbine is configured such that the blade portion has a blade height that extends outward from the shaft tube portion depending on the front and back direction position of the impeller. For example, if it is configured to have a triangular or trapezoidal fin-shaped blade portion that lowers the height of the blade portion from the front side to the back side of the impeller, the front and back of the impeller are merely a design difference. In other words, it is possible to provide a difference in the function of the windmill that changes the movement trajectory of the game ball. Accordingly, it is possible to realize a windmill having different functions with an impeller using a single mold. And, by combining with an impeller having a different design, it is possible to realize an extremely large number of versions of the windmill while being an impeller using a single mold.
[0010]
In addition, the shaft member in each of the wind turbines has a shaft portion that is in contact with the inner peripheral surface of the through hole on the outer peripheral surface and rotatably supports the impeller, and a head that is formed at one end of the shaft portion and has a larger diameter than the shaft portion. The through hole has a support hole part for loosely inserting the shaft part and a counterbore stepped hole part having a diameter larger than the diameter of the head part formed at the front and back end parts of the support hole part. Thus, it is desirable to configure a windmill of a ball game machine. According to such a configuration, the impeller is supported by the shaft portion in the support hole portion so as to be rotatable in the radial direction, and supported by the stepped hole portion by being restricted in movement in the thrust direction by the head portion. And since the step hole is provided in the front and back both ends of the through-hole of an impeller, an impeller can be attached like the front and back. Further, by making the depth of the stepped hole portion the same, there is no need to change the shaft member or the support base for each mounting position of the impeller, and the same shaft member is used for the same support base. Can be attached. Therefore, it is possible to provide a large number of versions of the windmill by changing only the mounting direction of the impeller without changing other components such as the support base. In addition, since the head of the shaft member is disposed in the stepped hole portion, the head and the stepped hole portion are covered by sticking a decorative seal that covers the upper surface of the stepped hole portion, thereby providing a design effect. Can be increased.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, a pachinko gaming machine is taken as an example of a ball and ball game machine configured to have a windmill according to the present invention, and its configuration will be briefly described with reference to FIGS. 3 and 4. The pachinko gaming machine PM shown here has a front frame 2 for opening and closing mounted on a front side of a fixed holding outer frame 1 configured to a predetermined outer rectangular frame size, and a rectangular frame size matched to this. It is assembled so that it can be opened and closed laterally by using the opening and closing hinges 3a and 3b disposed on the upper left and right sides of the front and the locking device 4 disposed on the inner right side of the front, and is always held in the closed state shown in the figure. The
[0012]
In the front side area of the front frame 2, a rectangular frame-sized glass door (also referred to as a glass window) 5 matched to this area size is hinged to the left edge in FIG. The upper and lower ball trays 7a, 7b and the hitting ball launching device 8 are provided at the lower part thereof. A rectangular frame-sized storage frame is formed integrally with the front frame 2 on the back side of the front frame 2, and a game board 9 capable of deploying a pachinko game can be attached to and detached from the storage frame in a horizontal orientation and a vertical orientation. Is set and held so that the front gaming area faces the front of the glass door 5.
[0013]
In such a pachinko machine PM, the game ball thrown into the upper ball tray 7 a can be launched by the ball striking device 8 and can be launched into the game area PA of the game board 9 through the arc-shaped launch rail 11. It has become.
[0014]
The game area PA is shown in detail in FIG. 4, and includes a plurality of windmills 50 and 50 ', a start opening 21 having an electric tulip structure, a large winning opening 22, a small winning opening 23a, 23b, 24a, 24b, an out opening 25, and the like. Is arranged as shown in the figure, and a symbol display unit 30 is provided at the center of the game board 9 with a decoration 31 on the upper side. Although not shown in FIG. 4 for the sake of easy viewing, the game area PA on the game board 9 is provided with a large number of game nails with a predetermined gauge setting. A guide for changing the moving direction of a game ball launched into the PA is provided. The windmills 50 and 50 'also change the falling movement direction of the game balls at random to change the falling pattern of the game balls more greatly.
[0015]
A front view and a side view of the wind turbine 50 in the first setting mode (50A) are shown in FIGS. 1 (a) and (b), and a front view and a side view in the second setting mode (50B) are shown in FIGS. FIG. 5 shows an exploded perspective view of the first setting mode as shown in b). The illustrated windmill 50 is a so-called lamp windmill, a support base 51 fixed to the game board 9, a shaft member 40 that protrudes forward from the support base 51, and a shaft member 40 that is rotatable. It is comprised from the impeller 60 supported and the lamp board | substrate 45 attached to the rear-end surface of the support stand 51. FIG.
[0016]
A pair of sockets 46 is attached to the front side of the lamp substrate 45, and a lamp 47 is attached to each socket 46. A connector 48 connected to each socket 46 via a wiring on the lamp substrate 45 is disposed on the rear surface of the lamp substrate 45, and each lamp 47 is turned on by electric power supplied via the connector 48, and the windmill 50 is connected. Illuminate from the rear side.
[0017]
The support base 51 includes a flat flange portion 52 having a mounting portion 53 that protrudes to the left and right sides, and a rear protrusion portion 55 that protrudes rearward from the rear surface of the flange portion 52, and is a transparent or opaque resin material. Is formed into a predetermined shape as illustrated by a molding means such as injection molding. A rear end surface to which the lamp substrate 45 is attached is formed on the rear end surface of the rear projecting portion 55, and the lamp substrate 45 is fixed by a projection and a screw hole provided on the rear end surface. Further, a shaft support hole 56 is provided for attaching the shaft member 40 through the center of the rear protrusion 55 in the front-rear direction.
[0018]
The impeller 60 is formed by molding means similar to the support base 51 using, for example, a transparent or translucent resin material that transmits the illumination light of the lamp 47. The impeller 60 is connected to the disc-shaped decorative plate portion 61 located on the front side in the first setting form, the shaft tube portion 63 extending rearward from the center portion of the decorative plate portion 61, and the rear surface of the decorative plate portion 61. It is comprised from the three blade | wing parts 62 extended radially from the axial cylinder part 63 to the outer peripheral direction. The shaft tube portion 63 is formed with a through hole 64 that penetrates the shaft center back and forth and allows the shaft member 40 to be inserted therethrough.
[0019]
Thus, the impeller 60 has directionality in the front-rear direction with the blade portion 62 interposed therebetween, and the side on which the decorative plate portion 61 is formed is referred to as the surface side for convenience in this specification, and the decorative plate portion 61 is formed. The unfinished surface side is called the back surface side. Moreover, the setting form of the mounting posture in which the front surface side (decorating plate portion 61 side) of the impeller 60 faces the front surface is referred to as a first setting form (wind turbine 50A) for the sake of convenience, and conversely the back surface side of the impeller 60 faces the front surface. A setting form of the mounting posture is referred to as a second setting form (wind turbine 50B).
[0020]
The shaft member 40 is in contact with the inner peripheral surface of the through hole 64 to support the impeller 60 rotatably, and a head portion 42 formed at one end of the shaft portion and having a larger diameter than the shaft portion 41. A ring groove 41 a for locking a retaining ring (E-ring) 43 is formed on the other end side of the shaft portion 41.
[0021]
On the other hand, the through-hole 64 through which the shaft member 41 is inserted is a bearing portion for loosely inserting the shaft portion 41 as shown in FIG. 6 which is a sectional view with VI-VI arrows in FIG. A support hole portion 64a and a counterbore stepped hole portion 64b provided at the front and back end portions of the support hole portion 64a and having a diameter larger than the diameter of the head portion 42 of the shaft member and the same depth are formed. Yes. That is, the through hole 64 is formed symmetrically in the front and back direction of the impeller, and there is no front / back relationship as far as the through hole 64 is concerned. Therefore, the impeller 60 has a so-called reversible configuration that can be set in any of the first setting form in which the front surface side is attached to the front surface and the second setting form in which the back surface side is attached to the front surface. Yes.
[0022]
When the impeller 60 is attached, for example, in the first setting mode, as shown in FIG. 5, the shaft portion 41 of the shaft member 40 is inserted into the through hole 64 from the surface side of the impeller (decorating plate portion 61 side). Then, the impeller 60 is inserted, and the shaft portion 41 protruding from the rear surface of the impeller is inserted into the shaft support hole 56 of the support base 51 and protruded from the rear end surface of the rear protrusion 55. Then, the E-ring 43 is locked in the ring groove 41a at the shaft end protruding from the rear end surface, and the shaft member 40 is locked and held.
[0023]
At this time, the impeller 60 is supported by the shaft portion 41 in the radial direction by the support hole portion 64a, and the head portion 42 is regulated to move in the thrust direction within the stepped hole portion 64b, whereby the impeller 60 is supported by the support base. 51 is attached to be rotatable. After mounting, the decorative seal 70 is applied to the surface of the decorative plate portion 61 as shown in FIG. 1 (a) to cover the stepped hole portion 64b and the head portion 42. It can be inconspicuous.
[0024]
Further, by reversing the front and back of the impeller 60, the shaft portion 41 is inserted into the through hole 64 from the rear surface side (the side where the decorative plate portion 61 is not provided) of the impeller, and the shaft member is attached in the same manner as described above. 60 can be attached with the back side facing the front, and the windmill 50 can be set to the second setting mode. Then, as shown in FIG. 2 (a) with hatching, the decorative seal 75 is attached to the end surface of the shaft tube portion 63 to cover the stepped hole portion 64b and the head portion 42, and the structure thereof is provided. Can be made inconspicuous.
[0025]
The windmill 50 (50A, 50B) configured as described above has a rear protrusion 55 inserted into the windmill mounting hole 9a formed in the game board 9 as shown in FIG. 1 (b) or 2 (b). Then, the flange portion 52 is brought into contact with the front surface of the game board 9, and in this state, it is screwed through attachment holes 53 a formed in the left and right attachment portions 53 of the flange portion 52 and attached to the game board 9. When attached in this manner, the impeller 60 is positioned so as to protrude in the game area PA between the front surface of the game board 9 and the glass door 5 and is recognized as a completely different windmill.
[0026]
In the windmill 50A of the first setting form, the decorative plate portion 61 is located on the front surface and the blade portion 62 is not visible directly, but the decorative sticker 70 that is affixed large is eye-catching and the lamp 47 flashes. It becomes a windmill in which light spreads from the back of the decorative seal 70 to its surroundings. On the other hand, in the second setting windmill 50B, since the blade portion 62 can be directly seen from the front surface, the rotation of the impeller is dynamically grasped, and when the lamp 47 flashes, the entire impeller is lit.
[0027]
Therefore, two types of wind turbines having completely different designs by simply changing the assembly direction of the impeller 60 using the same support base 51, shaft member 40, lamp board 45, and impeller 60 by the simple configuration as described above. 50A and 50B can be configured.
[0028]
Next, a front view and a side view of the first setting mode (150A) of the wind turbine 150 according to the second embodiment of the present invention are shown in FIGS. 7 (a) and 7 (b), and the second setting mode (150B). 8A and 8B are a front view and a side view, respectively, and will be outlined below with reference to these drawings. The windmill 150 includes a support base 51 fixed to the game board 9, a shaft member 40 that protrudes forward from the support base 51, an impeller 160 that is rotatably supported by the shaft member 40, and a support base The lamp substrate 45 is attached to the rear end face of the lamp 51. That is, the components of the windmill 150 are the same as those of the windmill 50 except for the impeller 160, and constitute a similar lamp windmill. Therefore, in the following, common members are given the same reference numerals in the drawings, and redundant description is omitted.
[0029]
The impeller 160 is formed using a transparent or translucent resin material that allows the illumination light of the lamp 47 to pass through. In the first setting mode, the disc-shaped decorative plate portion 161 located on the front side, and the decorative plate portion 161. The shaft tube portion 163 extends rearward from the central portion of the lens plate and the three blade portions 162 are connected to the rear surface of the decorative plate portion 161 and extend radially from the shaft tube portion 163 in the outer circumferential direction. The shaft tube portion 163 is formed with a through hole 64 that penetrates the shaft center back and forth and allows the shaft member 40 to pass therethrough.
[0030]
As shown in the figure, the blade portion 162 has a blade height extending outward from the shaft tube portion 163, specifically, the surface of the blade portion 162 such that the blade height decreases from the front surface side (decorating plate 161 side) to the back surface side. It is formed in a triangular fin shape that continuously changes so that the blade height on the side is about the same as the outer diameter of the decorative plate 161 and the blade height on the back side is about the same as the outer diameter of the shaft tube portion. .
[0031]
Therefore, the impeller 160 has directionality on the front and back sides, and the outer edge of the blade portion 162 has a different directionality with respect to the board surface of the game board 9. Therefore, for the sake of convenience, the side on which the decorative plate portion 161 is formed is referred to as the front side, and the opposite side is referred to as the back side. Moreover, the setting form of the mounting posture in which the front side of the impeller 160 faces the front is referred to as a first setting form (windmill 150A), and the setting form of the mounting posture in which the back side faces the front is referred to as a second setting form (windmill 150B). .
[0032]
The through-hole 64 through which the shaft member 41 is inserted is similar to the above-described through-hole 64 (see FIG. 6), as shown in FIG. 9 in a cross-sectional view indicated by IX-IX arrows in FIG. Is formed. That is, the support hole portion 64a that is a bearing portion for loosely inserting the shaft portion 41 and the front and back end portions of the support hole portion 64a are larger than the diameter of the head portion 42 of the shaft member 40 and have the same depth. A counterbore-shaped stepped hole portion 64 b is formed, and is formed symmetrically in the front and back direction of the impeller 160. For this reason, the impeller 160 has a reversible configuration that can be set in any of the first setting form in which the front side is attached to the front side and the second setting form in which the back side is attached to the front side.
[0033]
For this reason, when the impeller 160 is attached to the support 51st, the windmill is set in the first setting mode depending on whether the shaft member 40 is inserted and attached from the front surface side (decorative plate 161 side) or attached from the back surface side. The wind turbine 150A or the wind turbine 150B of the second setting mode can be set.
[0034]
Then, the windmill 150 (150A, 150B) configured as described above is inserted into the windmill mounting hole 9a formed in the game board 9 as shown in FIG. 7 (b) or FIG. 8 (b). The flange portion 52 is brought into contact with the front surface of the game board 9 in this state, and in this state, the screws are fixed to the game board 9 through attachment holes 53a formed in the left and right attachment portions 53 of the flange portion 52. When mounted in this manner, the impeller 160 is positioned so as to protrude in the game area PA between the front surface of the game board 9 and the glass door 5, and acts as a completely different windmill both visually and functionally.
[0035]
First, as a visual effect, in the wind turbine 150A of the first setting form, the decorative plate portion 161 is located on the front surface and the blade portion 162 is not visible directly, but the decorative sticker 70 that is affixed greatly attracts attention. Yes, when the lamp 47 blinks, it becomes a windmill in which light spreads from the back of the decorative seal 70 to its surroundings. On the other hand, in the second setting wind turbine 150B, the blade portion 162 can be seen directly from the front surface, so that the rotation of the blade wheel is dynamically grasped, and when the lamp 47 flashes, the entire blade wheel is lit.
[0036]
Further, as a functional action, in the first setting windmill 150A, the outer edge of the blade portion 162 is inclined in the board surface direction of the game board 9, so that the falling game ball PB comes into contact with the windmill 150A. In addition, it has a tendency to be bounced away in the direction of the board surface as indicated by an arrow in FIG. On the other hand, in the second setting windmill 150B, since the outer edge of the blade 162 is inclined toward the glass door 5, the falling game ball PB comes into contact with the windmill 150B as shown in FIG. It has a tendency to be bounced away in a direction away from the board surface with an arrow inside.
[0037]
Accordingly, with the simple configuration as described above, two types of designs and functions that are completely different only by changing the assembly direction of the impeller 160 using the same support base 51, shaft member 40, lamp substrate 45, and impeller 160. Wind turbines 150A and 150B can be configured.
[0038]
And by using the windmill comprised as mentioned above, while being able to comprise many types of windmills at low cost, many versions of pachinko machines can be constructed using such windmills. For example, in the game board 9 shown in FIG. 4, the version using the windmill 50A (150A) in the first setting form as the windmill 50, the version using the windmill 50B (150B) in the second setting form, and the first as the windmill 50 ′. By combining a version using a windmill of the first setting form or the second setting form, a multi-version pachinko machine PM can be provided at a very low cost.
[0039]
In the above description, the decorative plate portions 61 and 161 are provided on one side of the impellers 60 and 160 and the decorative plate portion is not provided on the other surface. However, the decorative plate portion may be provided on both sides. The outer diameter of the decorative plate portion may be different. Further, the decorative plate portion does not have to be a disk-shaped plate (for example, it may be a triangle shape or a petal shape), and may have a configuration in which a cutout is partially provided. Further, in the embodiment, the lamp windmill having the lamp 47 is exemplified, but a configuration without the lamp may be used.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, in a windmill for a ball game machine comprising a support base fixed to a game board and an impeller rotatably supported by the support base via a shaft member. The windmill of the ball game machine is configured by mounting the impeller so that it can be attached to the support base in either the face-up or face-down orientation. For this reason, by changing the mounting direction of one impeller formed using one molding die, it is possible to provide a large number of variation wind turbines with different designs and functions at low cost. Production costs can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a first preferred embodiment of a windmill according to the present invention, and is a front view (a) and a side view (b) in a first setting form of the windmill.
FIG. 2 is a drawing showing a first preferred embodiment of a windmill according to the present invention, and is a front view (a) and a side view (b) in a second setting form of the windmill.
FIG. 3 is a perspective view of a pachinko machine shown as an example of a ball game machine to which a windmill according to the present invention is applied.
FIG. 4 is a front view showing a game board of the pachinko machine.
FIG. 5 is an exploded perspective view showing an exploded windmill in the first setting mode.
6 is a cross-sectional view of the impeller in the direction indicated by VI-VI arrows in FIG. 1. FIG.
FIG. 7 is a view showing a second preferred embodiment of the windmill according to the present invention, and is a front view (a) and a side view (b) in the first setting form of the windmill.
FIG. 8 is a view showing a second preferred embodiment of the windmill according to the present invention, and is a front view (a) and a side view (b) in the second setting form of the windmill.
9 is a cross-sectional view of the impeller in the direction indicated by IX-IX arrows in FIG.
[Explanation of symbols]
PM Pachinko machine (ball game machine)
9 gaming board 40 shaft member 41 shaft portion 42 head portion 50 (50A, 50B) windmill 51 support base 60 impeller 61 decorative plate portion 62 blade portion 63 shaft tube portion 64 through hole 64a support hole portion 64b stepped hole portion 150 ( 150A, 150B) Windmill 160 Impeller 161 Decorative plate portion 162 Blade portion 163 Shaft tube portion

Claims

遊技盤の前面に突出して配設され、前記遊技盤の盤面に沿って落下する遊技球の落下状態を変化させるための弾球遊技機の風車であって、
前記遊技盤に固設される支持台と、前記支持台に軸部材を介して回動可能に支持される羽根車とからなり、
前記羽根車は、前記軸部材を挿通させる貫通孔を有する軸筒部と、前記軸筒部から放射状に外方に延びる羽根部と、前記軸筒部の少なくとも一端面に設けられて前記羽根部の側縁を覆い羽根車の表裏を規定する飾り板部とを備え、
前記羽根車は前記支持台に表向き、および裏向きのいずれの姿勢でも取付可能であることを特徴とする弾球遊技機の風車。A windmill windmill for changing the falling state of a game ball that is arranged to protrude from the front surface of the game board and falls along the board surface of the game board,
A support base fixed to the game board, and an impeller supported rotatably on the support base via a shaft member;
The impeller is provided on at least one end surface of the shaft tube portion, the shaft tube portion having a through hole through which the shaft member is inserted, the blade portion extending radially outward from the shaft tube portion, and the blade portion And a decorative plate portion that covers the side edges of the blade and defines the front and back of the impeller,
The windmill of the ball and ball game machine according to claim 1, wherein the impeller can be attached to the support base in either a face-up or face-down orientation.

前記飾り板部は表面側と裏面側とに異なる意匠が施されていることを特徴とする請求項１に記載の弾球遊技機の風車。The windmill of the ball and ball game machine according to claim 1, wherein the decorative plate portion is provided with different designs on the front surface side and the back surface side.

前記羽根部は前記軸筒部から外方に延びる羽根高さが、前記羽根車の表裏方向位置に応じて異なることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の弾球遊技機の風車。The windmill of a ball game machine according to claim 1 or 2, wherein a blade height of the blade portion extending outward from the shaft tube portion varies depending on a front-back direction position of the impeller. .

前記軸部材は外周面で前記貫通孔の内周面と当接し前記羽根車を回動自在に支持する軸部と、前記軸部の一端に形成されて前記軸部よりも大きな径の頭部とを有し、
前記貫通孔は前記軸部を緩挿させる支持孔部と、この支持孔部の表裏端部に形成されて前記頭部の径よりも大きな径のザグリ状の段付孔部とを有することを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の弾球遊技機の風車。The shaft member has an outer peripheral surface that is in contact with the inner peripheral surface of the through hole and rotatably supports the impeller, and a head that is formed at one end of the shaft portion and has a larger diameter than the shaft portion. And
The through-hole has a support hole portion for loosely inserting the shaft portion, and a counterbored stepped hole portion formed at the front and back end portions of the support hole portion and having a diameter larger than the diameter of the head portion. The windmill of a bullet ball game machine according to any one of claims 1 to 3, wherein the windmill is a windmill.