JP4627174B2 - ドーナツ液晶を備えた遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばスロットマシン等の遊技機に関し、特に、演出表示を行う液晶表示装置を備えた遊技機に関する。
遊技者にゲームをより楽しんでもらうため、演出表示を行う液晶表示装置を備えた遊技機が知られている。
例えば、遊技者の操作に従って、図柄の描かれた複数個の回胴リールを回転及び停止させ、揃った図柄の配列に応じて遊技メダルの払い出し等を行うスロットマシンにあっては、前面パネルの上側等に小型の液晶表示装置を設けたもの(例えば、特許文献1参照)から、近時、前面パネルのほぼ全領域に大型の液晶表示装置を設けたものへと展開が図られ、表示領域の拡大化によって視覚効果の高い演出表示を行うスロットマシンが遊技場等において出現している。
すなわち、特許文献1に開示されているいわゆる旧来の一般的なスロットマシンにあっては、複数個の回胴リールを収容している筐体に、前面パネルを有する前扉が取り付けられ、前面パネルの略中央領域に形成されている透明な透過窓を介して、遊技者が筐体内の複数個の回胴リールの動きや図柄を視認することが可能となっている。そして、前面パネルに化粧パネルとしての機能を発揮させ、更に透過窓の邪魔にならない部分、すなわち前面パネルの上側等に、演出表示を行う小型の液晶表示装置が設けられている。
これに対し、近時、遊技場等において出現している大型の液晶表示装置を備えたスロットマシンにあっては、大きな表示領域を有する透過型の液晶表示装置が前面パネルの略全面に取り付けられており、表示領域の拡大化に伴って、より臨場感等の得られる演出表示を行うことを可能にし、更に遊技者は透過型の液晶表示装置の表示領域を介して、筐体内に収容されている複数個の回胴リールの動きや図柄を見ることができるようになっている。
特開2003−220178号公報
ところで、上述の遊技場等において出現しているスロットマシンに設けられている透過型の液晶表示装置にあっては、表示領域と略同程度の大きさを有する導光板(ライトガイド)が液晶層の背面側に設けられると共に、導光板の背面全体に光反射シートや反射板が設けられ、更に陰極管等の光源が導光板の光入射端に設けられている。そして、光源から発せられる光を導光板で案内して、光反射シートや反射板で反射させることによって液晶層の背面側から面照射することにより、鮮明な演出表示を行うこととしている。
ところが、鮮明な演出表示を実現しようとして、導光板の背面全体に高反射率の光反射シートや反射板を設けることとすると、上述したように導光板の後方すなわち背面側(筐体側)に回胴リールが位置しているので、光反射シートや反射板が邪魔をして回胴リールが見難くなってしまうという問題がある。
また、回胴リールを見易くするため、導光板のうち回胴リールに面している背面部分には光反射シートや反射板を設けず、回胴リールに面していない背面部分だけに光反射シートや反射板を設けることとすると、光反射シートや反射板が設けられない導光板の露出部分から光が背面側に漏洩し、回胴リールの外周面を不要に照らしてしまう。このため、例えば、回胴リールの外周面に描かれている図柄等がいわゆる白ぼけの状態となって却って見難くなってしまう等の問題を生じる。
本発明は、こうした従来の問題点に鑑みてなされたものであり、液晶表示装置の背面側に例えば回胴リール等の構成要素が配置されても、液晶表示装置による鮮明な演出表示を行うと共に、液晶表示装置を介して当該構成要素をも鮮明に見ることが可能な構造を有する遊技機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、液晶表示装置と、当該液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素とを有する遊技機であって、前記液晶表示装置に設けられた導光板の前記構成要素に対向する部分に開口が形成され、前記導光板の背面部分に、光の通過を遮断するスリット状の溝が前記開口を囲むようにして形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記スリット状の溝は、鋸状又は三角波形状の連続する溝であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、前記スリット状の溝内に、光を吸収又は反射する材料で形成された遮光部材が嵌挿されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、前記スリット状の溝内に、光を吸収又は反射する樹脂が充填されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機において、前記導光板の前方に設けられた液晶パネル本体の、前記導光板の前記開口に対向する部分に、透明な透過部が形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、液晶表示装置と、当該液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素とを有する遊技機であって、前記液晶表示装置に設けられた導光板の前記構成要素に対向する部分に開口が形成されると共に、前記導光板の背面側に前記開口を囲むようにして形成された第1のスリット状の溝と、前記導光板の前記液晶パネル本体の表示領域側に前記第1のスリット状の溝を囲むようにして形成され第2のスリット状の溝とを有し、前記第1,第2のスリット状の溝内に、光の通過を遮光する遮光部材が嵌挿されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の遊技機において、前記第1のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材は、前記開口に対して明度差の小さな材料で形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の遊技機において、前記第2のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材は、光を透過しない有彩色又は無彩色の材料で形成されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6〜8の何れか1項に記載の遊技機において、前記第1,第2のスリット状の溝が、互いに深さ方向において重ねて形成されていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6〜9の何れか1項に記載の遊技機において、前記第2のスリット状の溝に対する前記導光部材の背面に、外部からの光の入射を防止する遮光膜が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機の発明によれば、導光板に入射される光をスリット状の溝によって開口側への通過を遮断し、開口から背面側への光の漏洩を防止する。このため、液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素を不要に照明することを防止することができ、液晶表示装置を介して構成要素を鮮明に視認することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、スリット状の溝を鋸状又は三角波形状の連続する溝とすることにより、導光板に入射される光を鋸状又は三角波形状のスリット状の溝の側壁で反射させることによって開口側への通過を遮断し、開口から背面側への光の漏洩を防止する。このため、液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素を不要に照明することを防止することができ、液晶表示装置を介して構成要素を鮮明に視認することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、スリット状の溝内に、光を吸収又は反射する材料で形成された遮光部材を嵌挿する構造とすることで、開口側への通過を遮断し、開口から背面側への光の漏洩を防止する。このため、液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素を不要に照明することを防止することができ、液晶表示装置を介して構成要素を鮮明に視認することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、スリット状の溝内に、光を吸収又は反射する樹脂を充填する構造とすることにより、開口側への通過を遮断し、開口から背面側への光の漏洩を防止する。このため、液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素を不要に照明することを防止することができ、液晶表示装置を介して構成要素を鮮明に視認することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、導光板の前方に設けられた液晶パネル本体の、導光板の開口に対向する部分に透明な透過部を設けた構造とすることで、液晶表示装置の背面側に設けられている構成要素を、該透過部を介して鮮明に見ることを可能にする。
請求項6に記載の発明によれば、導光板に入射される光をスリット状の溝によって開口側への通過を遮断し、開口から背面側への光の漏洩を防止する。このため、液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素を不要に照明することを防止することができ、液晶表示装置を介して構成要素を鮮明に視認することが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、第1のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材を開口に対して明度差の小さな材料で形成することで、開口と第1のスリット状の溝との境界部分に、いわゆる縁取り状の縞を生じさせることなく、高品質の表示を実現することができる。
請求項8に記載の発明によれば、第2のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材を光を透過しない有彩色又は無彩色の材料で形成することにより、外部から光の入射を防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、第1,第2のスリット状の溝が互いに深さ方向において重ねて形成されて、夫々のスリット状の溝内に遮光部材が嵌挿されるため、開口と第1のスリット状の溝との境界部分にいわゆる縁取り状の縞を生じさせることなく、且つ、第2のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材によって外部から光の入射を防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、遮光膜によって外部からの光の入射を防止することができる。
以下、本発明の遊技機に係る実施の形態として、遊技場等に設置されるスロットマシンについて、図1乃至図11を参照して説明する。
図1は、本実施形態のスロットマシンの外部構造を表した斜視図、図2は、本スロットマシンの内部構造を表した背面図である。図3乃至図7は、本スロットマシンに設けられている表示パネルユニットの構造を表した図である。図8は、表示パネルユニットに関する変形例(第1の変形例)の構造を表した図、図9乃至図11は、更に表示パネルユニットに関する他の変形例(第2の変形例)の構造を表した図である。
まず、図1及び図2に基づいて、本実施形態のスロットマシン1の全体的な構造を説明すると、このスロットマシン1は、筐体2と、筐体2の前端部に開閉自在に取り付けられて遊技者に面する前扉3とを備えて構成されている。
前扉3には、図1に示すように、略中央部分に操作パネル部4が設けられ、操作パネル部4の上方に前面パネル部5、操作パネル部4の下方に遊技メダルを払い出すためのメダル受け皿6が設けられている。
操作パネル部4には、ベットボタン4a、メダル投入部4b、スタートレバー4c及び3個のストップボタン4dが設けられている。
前面パネル部5の上方には更に、クレジット枚数、ベット(BET)枚数、及びメダルの払い出し状況等を表示するための遊技状態表示部7が設けられている。
前面パネル部5には、当該前面パネル部5の略全面を外部から保護する長方形状の透明プラスチック板から成る保護板5aが組み付けられ、保護板5aの背面側に、当該保護板5aの大きさと略同じ大面積の表示領域を有する後述の液晶表示装置としての透過型の液晶表示パネルLCDが組み付けられ、液晶パネルLCDの表示領域が保護板5aを介して遊技者側に面している。
更に、詳細については後述するが、遊技者は保護板5aの略中央部分に設けられている透過領域5bを介して、背面側に設けられている回胴リール装置17を見ることが可能となっている。
前扉3の背面側には、図2に示すように、液晶表示パネルLCDが設けられたバケット形状の表示パネルユニット8が上述の保護板5aに対向して取り付けられる他、表示パネルユニット8の下方に、メダルセレクタ9と、フローシュート10、払出しメダル案内部11、及び演出用スピーカ12a,12bが取り付けられている。
ここで、表示パネルユニット8には、上述の透過領域5bに背面側から対向する長方形状の開口穴13が形成されており、更に、液晶表示パネルLCDの表示領域が保護板5a側に対向するようにして、表示パネルユニット8に対して液晶表示パネルLCDが設けられている。
更に、表示パネルユニット8の所定部分には、回胴リール17a,17b,17cの外周面を照明する冷極管14と、冷極管14を駆動するためのインバータ回路基板15と、主制御基板18からの指示に従って図1の遊技状態表示部7と液晶表示パネルLCDに画像データを供給して演出表示を行わせるサブ制御基板16が設けられている。
筐体2内には、横3列の回胴リール17a,17b,17cを備えた回胴リール装置17が設けられ、回胴リール装置17の上方に、ゲームの進行と演出表示の制御を含む本スロットマシン1の動作全体を制御する主制御基板18が設けられ、回胴リール装置17の下方に、メダルホッパー19とオーバーフロータンク20及び電源装置21が設けられている。
また、メダルホッパー19の側端部に、払出しメダル案内部11側へメダルを出力するメダル出力孔19aが設けられ、筐体2の前端部に、前扉3と係合する錠受け2a,2bが設けられている。
回胴リール装置17は、前扉3が筐体2側に閉じられた際、横3列の回胴リール17a,17b,17cが表示パネルユニット8の開口穴13に対向するように位置合わせして筐体2内に取り付けられている。
主制御基板18は、図示していない配線ケーブルを介して、サブ制御基板16、メダルセレクタ9、メダルホッパー19、電源装置21、操作パネル部4に設けられているベットボタン4aとメダル投入部4bとスタートレバー4c及びストップボタン4d等に夫々電気的に接続されている。
次に、図3及び図4を参照して、前扉3の背面側に取り付けられている、液晶表示パネルLCDを有する表示パネルユニット8の構造を説明する。
図3は、液晶表示パネルLCDの表示領域側から見た場合の表示パネルユニット8の構造を表した分解斜視図、図4は、表示パネルユニット8の構造を背面側から見た場合の分解斜視図である。なお、図4では、便宜上、液晶表示パネルLCDが省略して示されている。
図3において、表示パネルユニット8は、硬質プラスチックで成型された矩形状の支持フレーム22と、支持フレーム22の前端部にねじ止め等によって固定された液晶表示パネルLCDと、支持フレーム22の上端部に着脱自在に取り付けられたサブ制御基板16とを備えて構成されている。
支持フレーム22の上側部には、背面側に傾斜した斜面を有する凹形状の収容室23が一体成型されており、収容室23には、液晶表示パネルLCDを駆動する駆動回路基板24が収容されると共に、図示しない配線ケーブルを介して液晶表示パネルLCDと駆動回路基板24とが接続され、且つ駆動回路基板24とサブ制御基板16とが接続されている。
図1に示した前面パネル部5の背面には、保護板5aが取り付けられた硬質プラスチックから成る矩形状の支持枠25がねじ止め等によって強固に固着されている。更に、支持枠25の上側部に一体成型されている係合突起25a,25bと支持フレーム22に形成されている係合溝22a,22bとが係合され、更に支持フレーム22の下端部と支持枠25の下端部とがねじ止め固定されることにより、液晶表示パネルLCDを備えた支持フレーム22が支持枠25の背面側に着脱可能に固着されている。
つまり、係合突起25a,25bと係合溝22a,22bとが着脱可能な蝶番構造と成っており、係合突起25a,25bに係合溝22a,22bを嵌め合わせ、更に支持フレーム22の下端部と支持枠25の下端部とをねじ止め固定することにより、表示パネルユニット8が支持フレーム22に掛けた状態で固着されている。
また、支持枠25は、液晶表示パネルLCDの表示領域と略同じ大きさの矩形状の開口25cを有し、当該開口25cを介して、液晶表示パネルLCDの表示領域DSPが保護板5a側に対向し且つ遊技者側に面するようになっている。
更に、支持フレーム22には、図2に示した矩形状の開口穴13が形成されている。すなわち、図4を参照して開口穴13の構造を解りやすく述べると、支持フレーム22は、液晶表示パネルLCDが固着される矩形状の第1フレーム22aと、第1フレーム22aの背面に一体に組み付けらた矩形状の第2フレーム22bとを備えて構成されており、第1フレーム22aと第2フレーム22bとを一体に組み付けることにより、第1フレーム22aに形成されている矩形状の開口13aと第2フレーム22bに形成されている矩形状の開口13bとが連通した開口穴13が形成されている。
また、第2フレーム22bの上側部には、ブラケット(連結部材)26a,26bが固定されており、該ブラケット26a,26b上にサブ制御基板16が着脱可能に取り付けられ、更に、第2フレーム22bの開口13bより上方の背面部に、陰極管14とインバータ回路基板15が取り付けられている。
次に、図5乃至図7を参照して、液晶表示パネルLCDの構造を説明する。
なお、図5は液晶表示パネルLCDの分解斜視図、図6(a)は液晶表示パネルLCDの縦断面構造を模式的に示した図、図6(b)は液晶表示パネルLCDに設けられている液晶パネル本体の構造を模式的に示した縦断面図、図7(a)(b)(c)は液晶表示パネルLCDに設けられている導光板の構造を表した図である。
図5において、液晶表示パネルLCDは、遊技者側に面する矩形状の前フレーム27と背面側の後フレーム28とを備え、前フレーム27と後フレーム28とを組み合わせることによって液晶表示パネルLCDの筐体が構成されている。
前フレーム27には、表示領域と略同形の矩形状の開口27aが形成されており、該開口27aの上側内壁と下側内壁に、バックライト用の光を導光板35に入射する光源としての陰極管PL1,PL2が設けられている。
後フレーム28には、支持フレーム22に形成されている開口穴13と対向する略同じ大きさの矩形状の開口28aが形成され、該開口28aを密閉する無色透明な保護シート(薄いプラスチックシート)29が後フレーム28の背面に接着されている。
更に、図5及び図6(a)に示すように、前フレーム27と後フレーム28とが組み合わされた上述の筐体内には、前フレーム27側から順に、液晶パネル本体30、透明な紫外線カットシート(UVカットシート)31、第1の光拡散シート32、レンズシート33、第2の光拡散シート34、硬質プラスチックから成る導光板35、半透明な第1,第2の反射シート36,37が積層されて収容され、これら各構成要素30,31,32,33,34,35,36,37は、全て前フレーム27及び後フレーム28と略同じ矩形状に形成されている。
ここで、液晶パネル本体30には、支持フレーム22に形成されている開口穴13及び後フレーム28に形成されている開口28aと対向する略同じ大きさの矩形状の枠体40が設けられ、該枠体40によって画成された矩形状の透過部SPCが透明な領域と成っている。
更に、紫外線カットシート31と、第1の光拡散シート32、レンズシート33、第2の光拡散シート34、導光板35、第1,第2の反射シート36,37には、上述の支持フレーム22の開口穴13と後フレーム28の開口28a及び液晶パネル本体30の透過部SPCに対向する略同じ大きさの矩形状の開口31a,32a,33a,34a,35a,36a,37aが形成されている。
液晶パネル本体30は、図6(b)の模式的な断面図に示すように、前方に面して相対向する一対の透明ガラス基板38a,38bの間に液晶39が充填されて密封さており、透明ガラス基板38aの液晶39側の面に、3原色カラーフィルタ(図示略)と、ITO(Indium Tin Oxide)から成る透明電極群(図示略)が形成され、透明ガラス基板38bの液晶39側の面にコモン電極としての透明電極群(図示略)が形成されている。
そして、透明ガラス基板38aに形成されている透明電極群と透明ガラス基板38bに形成されている透明電極群との間に駆動回路基板24から画像形成用の駆動信号が印加され、液晶39内に生じる電気光学効果によって演出画像が形成される。
更に注目すべき点として、一対の透明ガラス基板38a,38bの間に、上述の矩形状の開口を有する枠体40が挟まれるようにして設けられている。そして、枠体40の内壁と透明ガラス基板38a,38bとで画成された矩形状の透過部SPC内には液晶が充填されておらず、枠体40の外壁と透明ガラス基板38a,38bとで画成された外側領域内に液晶39が充填されている。
このため、透明ガラス基板38aに形成されている透明電極群と透明ガラス基板38bに形成されている透明電極群との間に駆動回路基板24から画像形成用の駆動信号が印加されると、上述の液晶39が充填されている外側領域には演出画像が形成され、上述の液晶が充填されていない透過部SPC内には、駆動信号の印加の有無にかかわらず演出画像が形成されず常に透明の状態となる。
更に注目すべき点として、導光板35には、図7(a)の背面図に示すように、上述の開口35aが形成されている他、開口35aの周囲の板面に、背面側から矩形状のスリット溝35bが形成されており、更にスリット溝35b内に、図7(b)の斜視図に示されているような光を吸収又は反射させるプラスチック材によって一体成型された矩形状の枠体から成る遮光部材41が嵌挿されている。
すなわち、図7(a)中のA−A線矢視界断面を表した図7(c)に示すように、開口35aを取り巻くようにして導光板35の背面側に形成されたスリット溝35b内に、同じく背面側から矩形状の遮光部材41が嵌挿されており、陰極管PL1,PL2から発せられる光が導光板35の外側端から内部に入射すると、その光は導光板35内を伝播するが、遮光部材41で吸収又は反射されることにより、開口35aから背面側へ漏洩しないようになっている。
そして、図6(a)に示したように、後フレーム28に形成されている開口28aと支持フレーム22に形成されている開口穴13とを対向させて、液晶表示パネルLCDが支持フレーム22側に固定されている。更に、液晶表示パネルLCDの表示領域を保護板5a側に向けて、支持フレーム22が前面パネル部5の背面に固着されると共に、回胴リール17a,17b,17cの前方に支持フレーム22が取り付けられている。
このように、支持フレーム22が前面パネル部5の背面に取り付けられると、前扉3を筐体2側に閉じた際、回胴リール17a,17b,17cが支持フレーム22の開口穴13に対向する。更に、開口穴13に対向する後フレーム28の開口28aと、第1,第2の反射シート36,37の開口36a,37aと、導光板35の開口35a、第2の光拡散シート34の開口34a、レンズシート33の開口33aと、第1の光拡散シート32の開口32aと、液晶表示パネル本体30の矩形状の透過部SPCとによって、保護板5aの略中央部分に設けられている透過領域5bが構成される。
このため、遊技者は透過領域5bを介して、液晶表示パネルLCDの背面側に位置している回胴リール装置17の回胴リール17a,17b,17cの動きや回胴リール17a,17b,17cの外周面に描かれている図柄を鮮明に見ることが可能となっている。
以上説明したように、本実施形態の遊技機1によれば、前面パネル部5の背面側に液晶表示パネルLCDが設けられ、更に液晶表示パネルLCDの背面側に回胴リール装置17の回胴リール17a,17b,17cが配置されていても、液晶表示パネルLCDには、回胴リール17a,17b,17cに対向する上述の透過部SPCと開口31a,32a,33a,34a,35a,36a,37aが設けられているため、これらの透過部SPCと開口31a,32a,33a,34a,35a,36a,37aとで構成される透過領域5bを介して、回胴リール17a,17b,17cの動きや回胴リール17a,17b,17cに描かれている図柄を遊技者に対し鮮明に視認させることができる。
また、陰極管PL1,PL2から導光板35に入射した光を液晶パネル本体DV側へ反射して背面照射を行う第1,第2の反射シート36,37が導光板35の背面側に設けられ、更に第1,第2の反射シート36,37には開口36a,37aが形成されているため、液晶表示パネルLCDが透過領域5b以外の表示領域において臨場感の得られる多様な演出表示を行いつつ、同時に、回胴リール17a,17b,17cの動きや回胴リール17a,17b,17cに描かれている図柄を鮮明に視認させることができる。
また、導光板35の背面側に、開口35aを取り巻くようにして矩形状のスリット溝35bが形成され、更にスリット溝35b内に矩形状の遮光部材41が嵌挿されているため、陰極管PL1,PL2から導光板35に入射する光が遮光部材41で吸収又は反射されることにより、開口35aから背面側へ漏洩しないようになっている。このため、陰極管PL1,PL2からの光が回胴リール17a,17b,17cの外周面を不要に照射することがなく、回胴リール17a,17b,17cの動きや回胴リール17a,17b,17cに描かれている図柄を鮮明に視認させることができる。
なお、以上に説明した液晶表示パネルLCDにあっては、導光板35に形成されたスリット溝35b内に遮光部材41を嵌挿することによって、回胴リール17a,17b,17c側への光の漏洩を防止する構造となっているが、他の構造によって光の漏洩を防止するようにしてもよい。
例えば、本実施形態の第1の変形例として、導光板35の構造を図8に示す構造としてもよい。すなわち、図8は導光板35の他の構造を表した背面図であり、同図8において、導光板35の背面側に形成されているスリット溝35cは、陰極管PL1,PL2から導光板35に入射する光の進行方向に対して傾斜する鋸状や三角歯形状等の細かな凹凸状に形成されると共に、開口35aを囲むようにして連続して凹凸状に形成されている。
かかる構造によれば、陰極管PL1,PL2から導光板35に入射する光は、スリット溝35cに形成されている鋸状や三角歯形状等の凹凸状の側面で反射されて導光板35内に戻るため、光が開口35aから背面側へ漏洩するのを防止することができ、回胴リール17a,17b,17cの動きや回胴リール17a,17b,17cに描かれている図柄を鮮明に視認させることができる。
なお、鋸状や三角形状の連続したスリット溝35c内に、光を反射又は吸収する遮光部材を嵌挿する構造としてもよい。
また、光を吸収する硬化樹脂(例えば、光を吸収する紫外線硬化樹脂等)を上述のスリット溝35bと35c内に充填することにより、光が導光板35の背面側に漏洩するのを防止する構造としてもよい。
また、スリット溝35b内に嵌挿する遮光部材41を、アルミニウム等の金属粉や金属薄膜を混入したプラスチック樹脂で一体成型することにより、陰極管PL1,PL2から導光板35に入射する光を反射させ、開口35aからの光の漏洩を防止するようにしてもよい。
また、上述のアルミニウム等の金属粉や金属薄膜とプラスチック樹脂との混合比率を適宜調整することによって、光を若干透過させる遮光部材41を形成し、当該遮光部材41をスリット溝35b内に嵌挿する構造としてもよい。かかる構造によれば、陰極管PL1,PL2から導光板35に入射する光が回胴リール17a,17b,17c側に若干漏洩することとなるが、回胴リール17a,17b,17cの外周面を強照度で照明しない程度の漏洩光となるように上述の混合比率を適宜調整することによって、漏洩光を回胴リール17a,17b,17cを照明するための照明光として有効利用することが可能である。
更に、本実施形態の第2の変形例として、導光板35の構造を図9乃至図11に示す構造としてもよく、以下その構造を説明する。
なお、図9(a)は、第2の変形例に関する導光板35の構造を表した背面図、図9(b)は、遮光部材の組み付け構造を模式的に表した斜視図、図10は、遮光部材の形状を表した平面図、図11は、導光板35の断面構造を表した断面図である。
図9(a)において、導光板35の背面側の板面に、所定の深さ及び幅を有する矩形状(本変形例では、長方形状)のスリット溝35bbが形成される他、導光板35の表示領域側の板面に、所定の深さ及び幅を有する矩形状(本変形例では、長方形状)のスリット溝35bfが形成されている。
ここで、表示領域側の板面に形成されているスリット溝(以下「表示領域側スリット溝」と称する)35bfと、背面側の板面に形成されているスリット溝(以下「背面側スリット溝」と称する)35bbは、互いに並行に形成されると共に、表示領域側スリット溝35bfが背面側スリット溝35bbを囲むようにして形成されている。更に、背面側スリット溝35bbの4辺が、図1に示した表示パネルユニット8の透過領域5bの外周の寸法に合わせられている。
そして、図9(b)に模式的に示すように、表示領域側スリット溝35bfの4辺の溝部内に、遮光部材FU,FD,FL,FRが嵌挿され、背面側スリット溝35bbの4辺の溝部内に、遮光部材BU,BD,BL,BRが嵌挿されている。
ここで、表示領域側スリット溝35bfに嵌挿される遮光部材FU,FDは、図10(a)(b)の平面図にて示すように、表示領域側スリット溝35bfの上下位置に平行且つ等しい長さで形成される上側と下側の溝部の長さFLLと幅W及び深さHに寸法合わせが成された板部材によって形成されている。更に、遮光部材FL,FRも同様に、図10(c)(d)の平面図にて示すように、表示領域側スリット溝35bfの左右位置に平行且つ等しい長さで形成される左側と右側の溝部の長さFLSと幅W及び深さHに寸法合わせが成された板部材によって形成されている。
背面側スリット溝35bbに嵌挿される遮光部材BU,BDは、図10(e)(f)の平面図にて示すように、背面側スリット溝35bbの上下位置に平行且つ等しい長さで形成される上側と下側の溝部の長さBLLと幅W及び深さHに寸法合わせが成された板部材によって形成されている。更に、遮光部材BL,BRも同様に、図10(g)(h)の平面図にて示すように、背面側スリット溝35bbの左右位置に平行且つ等しい長さで形成される左側と右側の溝部の長さBLSと幅W及び深さHに寸法合わせが成された板部材によって形成されている。
なお、遮光部材BU,BD,BL,BRの各々の両端には、図10(e)(g)に示すように、所定の曲率で湾曲形成されたテーパ面が形成されている。
そして、図9におけるB−B線矢視断面構造を表した図11にて示すように、導光板35の背面側に形成されている背面側スリット溝35bb内に、遮光部材BL,BRが背面側から嵌挿され、導光板35の表示領域側に形成されている表示領域側スリット溝35bf内に、遮光部材FL,FRが表示領域側から嵌挿されている。更に、図11には示されていないが、導光板35の背面側に形成されている背面側スリット溝35bb内に、遮光部材BU,BDが背面側から嵌挿され、導光板35の表示領域側に形成されている表示領域側スリット溝35bf内に、遮光部材FU,FDが表示領域側から嵌挿されている。
このように、遮光部材FL,FR,FU,FDと遮光部材BL,BR,BU,BDが各々のスリット溝35bf,35bb内に嵌挿されることで、図9(b)に示したように組み付けられている。更に、遮光部材BL,BR,BU,BDは、各々の両端に形成されている湾曲形状のテーパ面を外側にして組み付けられている。
ここで注目すべき点として、図11に示すように、背面側スリット溝35bbによって画成される長方形の内側領域が透明な開口35aとなっており、背面側スリット溝35bbの外側領域の導光板35の背面には、外部からの光の入射を遮光するための遮光膜SDが塗設されている。すなわち、開口35aは、長方形の穴として形成されているのではなく、背面側スリット溝35bbによって画成され且つ遮光膜SDが塗設されていない透明な領域によって形成されている。
更に、遮光部材FL,FR,FU,FDは、光を透過しない有彩色又は無彩色(本変形例では、黒色)のアクリル等のプラスチック材にて形成されており、遮光部材BL,BR,BU,BDは、光透過率が小さく且つ開口35aに対して明度差が小さい有彩色又は無彩色(本変形例では、白色又は乳白色)のアクリル等のプラスチック材にて形成されている。
更に、図11に示すように、表領域側スリット溝35bfと背面側スリット溝35bbが深さ方向において重なっている。
そして、導光板35がかかる構造を有することにより、次に述べる効果を発揮する。
まず、図11に示すように、導光板35の背面側に塗設された遮光膜SDの形成領域内に、表領域側スリット溝35bbが形成され、そのスリット溝35bb内に光を透過しない黒色等の遮光部材BL,BR,BU,BDが嵌挿されて組み付けられているため、回胴リール17a,17b,17cを除く筐体内を表示させることなく、回胴リール17a,17b,17cだけを開口35aを介して、表示パネルユニット8の透過領域5b側へ表示させることが可能となっている。
更に、背面側スリット溝35bb内には、光透過率が小さく且つ開口35aに対して明度差が小さい白色又は乳白色の遮光部材BL,BR,BU,BDが嵌挿されているため、遊技者等が表示パネルユニット8の透過領域5b側から見たときに、開口35aと遮光部材BL,BR,BU,BDとの境界部分に、いわゆる縁取り状の縞が見えないようになっている。つまり、遮光部材BL,BR,BU,BDは、光透過率が小さく且つ開口35aに対して明度差が小さい白色又は乳白色であるため、開口35aと遮光部材BL,BR,BU,BDとの境界部分の明視性を低下させることができ、上述の縞が見えないようになっている。このため、液晶パネル本体30に表示される映像内に上述の縞が生じることなく、開口35aを介して回胴リール17a,17b,17cを表示させることができ、高品質且つ遊技者に対して違和感の無い表示を行うことができる。
更に、図11に示したように、表示領域側スリット溝35bfと背面側スリット溝35bbとが深さ方向において重なるように形成され、更にこれらのスリット溝35bf,35bb内に遮光部材FL,FR,FU,FDと遮光部材BL,BR,BU,BDが嵌挿され、且つ遮光膜SDの領域内に遮光部材FL,FR,FU,FDに位置しているため、黒色の遮光部材FL,FR,FU,FDであっても、黒色の縞が見えることはなく、液晶パネル本体30に表示される映像と回胴リール17a,17b,17cとをいわゆる連続した映像として表示させることができ、高品質の表示を実現することができる等の効果を発揮する。
なお、以上に説明した第2の変形例では、スリット溝35bf,35bb内に、遮光部材FL,FR,FU,FDと遮光部材BL,BR,BU,BDを各々嵌挿させる構造としているが、これらの遮光部材と同様の光学的特性を有する紫外線効果樹脂や熱硬化樹脂等を各々のスリット溝35bf,35bb内に充填して固化させる構造としてもよい。
また、以上に説明した第1,第2の変形例を含む実施形態の説明では、液晶表示パネルLCDの紫外線カットシート31と、第1の光拡散シート32、レンズシート33、第2の光拡散シート34、第1,第2の反射シート36,37に、開口31a,32a,33a,34a,35a,36a,37aを形成することとしているが、必ずしも、これらの紫外線カットシート31と、第1の光拡散シート32、レンズシート33、第2の光拡散シート34、第1,第2の反射シート36,37に開口を形成しなくともよい。
また、好適な実施形態として、スロットマシンについて説明したが、本発明はスロットマシンに限定されるものではなく、液晶表示装置と、当該液晶表示装置の背面側に構成要素を有する遊技機全般に広く適用することが可能なものである。
本発明に係る遊技機は、透過型の液晶表示装置を遊技者側に面して配置し、液晶表示装置の背面側に他の構成要素を配置する構造を有する遊技機に用いて有用であり、特に液晶表示装置により演出表示を行いつつ他の構成要素を視認可能とすることで効果的な演出を行う遊技機の実現に好適である。
本発明の実施形態に係るスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図1に示すスロットマシンの内部構造を表した背面図である。 図1及び図2に示したスロットマシンに内蔵されている液晶表示ユニットの構造を表した分解斜視図である。 図1及び図2に示したスロットマシンに内蔵されている液晶表示ユニットを背面側から見た場合の構造を表した分解斜視図である。 液晶表示ユニットに取り付けられている液晶表示パネルの構造を表した分解斜視図である。 液晶表示ユニットに取り付けられている液晶表示パネルの断面構造と、液晶表示パネルに設けられている液晶パネル本体の構造を模式的に表した断面図である。 液晶表示パネルに設けられている導光板の構造を表した背面図と、導光板に設けられている遮光部材の構造を表した斜視図と、遮光部材が設けられた導光板の一部分の断面形状を表した部分縦断面図である。 表示パネルユニットに設けられている導光板の変形例の構造を表した背面図である。 表示パネルユニットに設けられている更に他の導光板の変形例の構造を表した図である。 図9に示した導光板に形成されている表示領域側スリット溝35bfと背面側スリット溝35bb内に嵌挿される遮光部材の形状を表した平面図である。 図9に示した導光板の断面構造を模式的に表した断面図である。
符号の説明
1…スロットマシン
17…回胴リール装置
35…導光板
35a…開口
35b,35c…スリット溝
41…遮光部材
LCD…液晶表示パネル
35bf…表示領域側スリット溝
35bb…背面側スリット溝
FU,FD,FL,FR,BU,BD,BL,BR…遮光部材
SD…遮光膜

Claims (10)

  1. 液晶表示装置と、当該液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素とを有する遊技機であって、
    前記液晶表示装置に設けられた導光板の前記構成要素に対向する部分に開口が形成され、前記導光板の背面部分に、光の通過を遮断するスリット状の溝が前記開口を囲むようにして形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記スリット状の溝は、鋸状又は三角波形状の連続する溝であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記スリット状の溝内に、光を吸収又は反射する材料で形成された遮光部材が嵌挿されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記スリット状の溝内に、光を吸収又は反射する樹脂が充填されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  5. 記導光板の前方に設けられた液晶パネル本体の、前記導光板の前記開口に対向する部分に、透明な透過部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 液晶表示装置と、当該液晶表示装置の背面側に設けられた構成要素とを有する遊技機であって、
    前記液晶表示装置に設けられた導光板の前記構成要素に対向する部分に開口が形成されると共に、前記導光板の背面側に前記開口を囲むようにして形成された第1のスリット状の溝と、前記導光板の前記液晶パネル本体の表示領域側に前記第1のスリット状の溝を囲むようにして形成され第2のスリット状の溝とを有し、前記第1,第2のスリット状の溝内に、光の通過を遮光する遮光部材が嵌挿されていることを特徴とする遊技機。
  7. 前記第1のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材は、前記開口に対して明度差の小さな材料で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記第2のスリット状の溝内に嵌挿される遮光部材は、光を透過しない有彩色又は無彩色の材料で形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の遊技機。
  9. 前記第1,第2のスリット状の溝が、互いに深さ方向において重ねて形成されていることを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の遊技機。
  10. 前記第2のスリット状の溝に対する前記導光部材の背面に、外部からの光の入射を防止する遮光膜が形成されていることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の遊技機。
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