JP4623048B2 - 車両用前照灯のレベリング装置 - Google Patents

車両用前照灯のレベリング装置 Download PDF

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Description

この発明は、たとえば、ヘッドランプやフォグランプなどの車両用前照灯の光軸を調整するレベリング装置に関するものである。
この種の車両用前照灯のレベリング装置は、従来からある(たとえば、特許文献)。以下、従来の車両用前照灯のレベリング装置について説明する。従来の車両用前照灯のレベリング装置は、ケーシングと、そのケーシング内に配置されているモータおよび基板および導通板と、ケーシングに対して進退可能に配置されていてモータの駆動によりケーシングに対して進退して車両用前照灯の光軸を調整するドライブロッドと、を備えるものである。導通板を介してモータの端子を基板の端子に導通させることにより、基板からモータに電力を供給することができる。
特開平8−167436号公報
この発明が解決しようとする課題は、製造コストが安価である車両用前照灯のレベリング装置を提供することにある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、ハウジングと、そのハウジング内に配置されているモータおよび基板およびおす型端子と、ハウジングに対して進退可能に配置されていてモータの駆動によりハウジングに対して進退して車両用前照灯の光軸を調整するシャフトと、を備え、モータ内にはめす型端子が内蔵されていて、基板には挿通孔が設けられていて、おす型端子が、導電性の板部材からなり、めす型端子の凹部に差し込まれていて電気的に接続されている接続部と、挿通孔中に挿通されて基板の一面に半田で固定されている固定部と、接続部と固定部との間に折曲形成されていて基板の他面に当接している折曲当接部と、から一体に構成されている、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、おす型端子が、板厚がめす型端子の凹部の幅と同等(ほぼ同等も含む)の導電性の板部材からなる、ことを特徴とする。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)は、折曲当接部が接続部の一側縁の延長線上において折り曲げられていて、接続部の一側縁の折曲当接部との付根箇所には切込が設けられている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)は、固定部が複数本設けられている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項5にかかる発明)は、接続部の先端と固定部の先端とにはテーパー面が設けられている、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項6にかかる発明)は、固定部の基板の端に近い一側縁が接続部の基板の端に近い一側縁に対して基板の端と反対側にオフセットされている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子が接続部と固定部と折曲当接部とから一体に構成されているので、導電性の板部材を打ち抜いて折り曲げる打ち抜き加工と折曲加工とにより、おす型端子を簡単に製造することができ、製造コストを安価にすることができる。
また、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部と固定部との間に折曲形成されている折曲当接部により、おす型端子の固定部を基板の挿通孔中に基板の他面側から挿通させておす型端子の折曲当接部を基板の他面に当接させた際に、おす型端子が基板の他面上において自立することができ、おす型端子の固定部と基板の一面との半田付け作業が容易となり、その分、製造コストを安価にすることができる。
さらに、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部と固定部との間に折曲形成されている折曲当接部により、基板に固定されているおす型端子の接続部にモータのめす型端子を押し込んで接続する際に、そのモータの押し込み力がおす型端子の接続部を介しておす型端子の折曲当接部と基板との当接箇所に伝達されるが、おす型端子の固定部と基板との半田付け箇所には伝達されないので、半田の耐久性が向上される。
さらにまた、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部と固定部との間に折曲形成されている折曲当接部により、基板に固定されているおす型端子の接続部にモータのめす型端子を接続してモータをおす型端子の折曲当接部に当接させた際に、モータと基板との間におす型端子の折曲当接部が介在してモータが基板に直接当接(接触)することが無く、モータと基板との間に隙間が形成されるので、モータで発生する熱が基板に伝達されるのを防ぐことができ、基板への熱ダメージを低減することができる。しかも、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部と固定部との間の折曲当接部の高さを低くすることにより、モータと基板との間の距離を小さくすることができ、その分、レベリング装置自体を薄型化することができる。
さらにまた、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部と固定部との間に折曲形成されている折曲当接部により、剛性や強度が向上して、おす型端子が外力により変形し難くなり、基板からモータへの電力供給が確実となる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の板厚がめす型端子の凹部の幅と同等であるから、打ち抜きだけで接続部の板厚を確保することができるので、折り返して接続部の板厚を確保する必要が無くその分、加工工程が少なくて済み、その分、製造コストを安価にすることができる。しかも、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部と固定部との間の折曲当接部が1回の折曲で形成されている場合には、1回の打ち抜き加工と1回の折曲加工とによりおす型端子を簡単に製造することができるので、さらに製造コストを安価にすることができる。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、接続部の一側縁の折曲当接部との付根箇所には切込が設けられているので、おす型端子の折曲当接部を接続部の一側縁の延長線上において簡単に折り曲げることができ、折曲加工が簡単となり、その分、製造コストを安価にすることができる。しかも、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の折曲当接部が接続部の一側縁の延長線上において折り曲げられているので、モータのめす型端子をおす型端子の接続部に接続してモータをおす型端子の折曲当接部に当接させた際に、モータのめす型端子の近傍に金属製のモータハウジングが位置する場合には、おす型端子の折曲当接部をモータの金属製のモータハウジングに接触しないようにすることができる。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、固定部が複数本設けられているので、おす型端子の複数本の固定部を基板の挿通孔中に挿通させておす型端子を基板の他面上に自立させた際に、おす型端子が基板の他面上において回転するのを規制することができ、おす型端子の基板に対する位置精度がさらに安定する。このために、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の固定部を基板の一面に半田付けする作業がさらに容易となり、かつ、おす型端子の固定部を基板の一面に半田付けする間、おす型端子を基板に保持させるクリンチ作業が不要であり、半田付け作業が容易となり、その分、製造コストを安価にすることができ、さらには、おす型端子の基板への実装を自動化することが可能である。
しかも、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、固定部が複数本設けられているので、おす型端子と基板との半田付け箇所が複数となり、半田付けによる固定強度が向上する。このために、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、基板に固定されているおす型端子の接続部からモータのめす型端子を引き抜いて接続を解除する際に、複数個所の半田付けによる固定強度がモータの引き抜き力に対して十分に耐えることができる。
さらにまた、この発明(請求項5にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の接続部の先端に設けられているテーパー面が、基板に固定されているおす型端子の接続部にモータのめす型端子を押し込んで接続する際のガイドとなるので、おす型端子とモータとの接続が容易となり、おす型端子とモータとを接続する際の基板へのダメージを低減することができる。また、この発明(請求項5にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子の固定部の先端に設けられているテーパー面が、おす型端子の固定部を基板の挿通孔に挿通する際のガイドとなるので、おす型端子と基板との挿通が容易となり、おす型端子と基板とを挿通する際の基板へのダメージを低減することができる。
さらにまた、この発明(請求項6にかかる発明)の車両用前照灯のレベリング装置は、おす型端子において、固定部の基板の端に近い一側縁が接続部の基板の端に近い一側縁に対して基板の端と反対側にオフセットされているので、おす型端子が基板の端に固定されていても、接続部の幅をモータのめす型端子に電気的に十分に接続できる程度に確保することができ、電力供給を安定化させることができる。また、固定部を基板に半田付けする半田付けランドを十分に確保することができ、おす型端子と基板との半田付けによる固定強度を向上させることができる。
以下に、この発明にかかる車両用前照灯のレベリング装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、図2は、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置のおす型端子を示す。図2(A)はおす型端子の平面図、図2(B)はおす型端子の左側面図、図2(C)はおす型端子の正面図、図2(D)はおす型端子の右側面図、図2(E)はおす型端子の背面図、図2(F)はおす型端子の底面図である。図2(G)はおす型端子の正面側の斜視図、図2(H)はおす型端子の背面側の斜視図である。
以下、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置の構成について説明する。図1において、符号1は、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯であって、この例ではヘッドランプである。前記ヘッドランプ1は、灯室2を区画する固定部材としてのランプハウジング3およびランプレンズ4と、前記灯室2内に配置されている傾動部材としての取付ブラケット5と、前記ランプハウジング3と前記取付ブラケット5との間に配置されているこの実施例における車両用前照灯のレベリング装置6と、を備えるものである。
前記傾動部材は、1個もしくは複数個のランプユニット(図示せず)と、前記1個もしくは複数個のランプユニットを取り付けた前記取付ブラケット5と、から構成されている。前記ランプユニットは、たとえば、プロジェクタタイプやリフレクタタイプ(反射タイプ)や直射タイプなどある。前記ランプユニットは、光源(図示せず)からの光(図示せず)を所定の光軸(図示せず)に沿って前記ランプレンズ4を通して車両の前方に所定の配光パターン(図示せず)で照射する。なお、前記ランプユニットの構成部品たとえばリフレクタと前記取付ブラケット5とが兼用する場合がある。また、光源としては、たとえば、LEDなどの半導体型光源、HIDなどの放電灯、ハロゲンバルブ、白熱バルブなどがある。さらに、所定の配光パターンとしては、たとえば、すれ違い用配光パターン、高速道路用配光パターン、走行用配光パターンなどがある。
前記傾動部材の前記取付ブラケット5は、前記ランプハウジング3に前記レベリング装置6およびピボット機構7を介して前記ピボット機構7の球部8の中心を通る水平線H(ほぼ水平線も含む)回りに上下に回転可能に取り付けられている。なお、前記ランプハウジング3と前記取付ブラケット5との間に左右用の光軸調整機構(図示せず)を設け、前記傾動部材を前記ピボット機構7の球部8の中心を通る垂直線V(ほぼ垂直線も含む)回りに左右に光軸調整可能に構成しても良い。
前記レベリング装置6は、図1、図6、図8に示すように、ハウジング9、10と、駆動装置としてのモータ11および駆動力伝達機構(図示せず)と、シャフト12と、おす型端子13と、基板としてのプリント配線基板14と、を備える。
前記ハウジング9、10は、たとえば係合爪(図示せず)により、前記ランプハウジング3にOリング形状のパッキン(図示せず)を介して気密にもしくは水密に取り付けられている。前記ハウジングは、図1、図6、図8に示すように、前側のハウジング9と、後側のハウジング10とに、垂直(ほぼ垂直も含む)に2分割されている。前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10とを着脱可能に一体にしまたは固定することにより前記ハウジングが構成される。
前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10との間には、シール部材16が介在されている。前記シール部材16は、環状形状をなし、前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10との間を、気密にもしくは水密に保持するものである。
前記前側ハウジング9の前面側(外面側)の上側のほぼ中央には、円筒部15が一体に設けられている。前記後側ハウジング10の後面側(外面側)の上側のほぼ中央には、小円筒部21が前記前側ハウジング10の前記円筒部15と同軸上に一体に設けられている。また、前記後側ハウジング10の後面側(外面側)の下側のほぼ中央には、車両側のコネクタ17挿入用の凹部(図示せず)が設けられている。
前記モータ11は、前記前側ハウジング9、前記後側ハウジング10のうち少なくともいずれか一方の保持部(図示せず)に保持されていて、前記ハウジング9、10内に配置されている。前記モータ11は、図1、図3、図5〜図8に示すように、前記出力軸18と、モータハウジング19と、2個のめす型端子20と、を備える。
前記めす型端子20には、前記おす型端子13を着脱可能に挟み込んで電気的に接続するための凹部22が設けられている。前記2個のめす型端子20は、前記モータ11内に内蔵されている。
前記モータハウジング19には、2個の細長い四角形の挿入孔23が前記2個のめす型端子20の前記凹部22と連通するように設けられている。前記2個の挿入孔23の内周面は、外側から内側にかけて幅が狭くなるテーパー面をなす。前記モータハウジング19の一部26は、金属製からなる。前記金属製のモータハウジング26は、前記2個のめす型端子20および前記2個の挿入孔23の近傍に位置する。
前記シャフト12は、アジャストスクリューであって、前記前側ハウジング9の前記円筒部15および前記後側ハウジング10の前記小円筒部21内に、前記駆動力伝達機構およびクラウンギア24を介して、前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前後方向すなわち前記シャフト12の軸方向に進退可能にかつ回転可能に取り付けられている。前記シャフト12の一端部(前端部)には、スクリュー部25が設けられている。
前記シャフト12の前記スクリュー部25には、ナット部材(ナット、スクリューマウンティング)28が、前記シャフト12の軸方向(図1中の実線矢印方向であって、前後方向)にねじ送り可能にねじ装着されている。 前記ナット部材28は、前記取付ブラケット5に装着されている。これにより、前記シャフト12は、前記ナット部材28を介して前記傾動部材の前記取付ブラケット5に取り付けられている。また、前記のように、前記ハウジング9、10は、前記ランプハウジング3に取り付けられている。この結果、前記レベリング装置6は、前記固定部材としての前記ランプハウジング3と前記傾動部材としての前記取付ブラケット5との間に配置されていることとなる。
前記シャフト12が前記モータ11の駆動により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退すると、前記ナット部材28が図1中の破線矢印方向に前記シャフト12の進退と一体に進退する。また、前記シャフト12が前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向に回転すると、前記ナット部材28が図1中の破線矢印方向にねじ送り作用で前記シャフト12に対して進退する。これにより、前記取付ブラケット5をはじめとする前記傾動部材が前記水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、前記ヘッドランプ1の光軸が調整される。
前記駆動力伝達機構は、たとえば、第1ギアと、第2ギアと、第3ギアのウォームと、ウォームホイールと、ロッドと、から構成されている。前記駆動力伝達機構は、前記ハウジング9、10内であって、前記モータ11と前記シャフト12との間に配置されていて、前記モータ11の駆動により前記シャフト12を前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退させる。
前記クラウンギア24の面取溝(図示せず)中には、前記シャフト12の面取部(図示せず)が挿入されている。この結果、前記シャフト12は、前記クラウンギア24に対して回転不可能かつ軸方向に移動可能(進退可能)である。これにより、前記シャフト12は、前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前記クラウンギア24と共に回転する。
前記シャフト12は、前記駆動力伝達機構および前記クラウンギア24を介して、前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して軸方向に進退可能にかつ回転可能に取り付けられている。この結果、前記シャフト12は、前記モータ11の駆動により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退し、前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前記クラウンギア24と共に回転する。
前記プリント配線基板14は、前記ハウジング9、10内に配置されていて前記ハウジング9、10に取り付けられている。前記プリント配線基板14の一面上には、図示されていないが、コンデンサやハイブリットICなどの電子部品が実装されていると共に配線がプリントされている。前記プリント配線基板14と前記駆動力伝達機構の第2ロッドとの間には、位置センサ(図示せず)が設けられている。前記位置センサは、スライド抵抗からなり、前記ヘッドランプ1の光軸の上下方向の傾動角度を計測把握することができる。前記位置センサと前記モータ11とをオートレベリングシステムの制御装置(図示せず)に接続することにより、車両の姿勢の変化に応じて前記ヘッドランプ1の上下方向の光軸を自動的に調整することができる。
前記プリント配線基板14には、コネクタ部(図示せず)が電気的に接続されている。一方、前記車両側のコネクタ17には、たとえば、電力(電源側、+側)線と、GND(アース側、−側)線と、信号線と、からなる3本のハーネス37(なお、図1においては、1本のハーネスが図示されている)が電気的に接続されている。前記コネクタ部と前記車両側のコネクタ17とが電気的にかつ着脱可能に接続されることにより、前記プリント配線基板14および前記おす型端子13を介して前記モータ11に給電(電力供給)するものである。
前記プリント配線基板14は、図1、図4〜図9に示すように、半田27により前記2個のおす型端子13を固定する。前記プリント配線基板14の端に近い箇所には、2個1組の細長い四角形の挿通孔29、30が2組(合計4個)それぞれ設けられている。前記プリント配線基板14の端に近い前記挿通孔29は、前記プリント配線基板14の端に対して直交する(ほぼ直交するも含む)。また、前記プリント配線基板14の端から遠い前記挿通孔30は、前記挿通孔29に対して直交し、かつ、前記プリント配線基板14の端と平行(ほぼ平行も含む)である。前記2組の挿通孔29、30は、前記モータ11の前記2個のめす型端子20にそれぞれ対応する。
前記おす型端子13は、1回もしくは複数回の打ち抜き加工と1回の折曲加工とにより、板厚T1が均一の導電性の板部材を加工してなるものである。前記おす型端子13の板厚T1は、前記めす型端子20の前記凹部22の幅T2と同等である。
前記おす型端子13は、図2に示すように、接続部31と、2本の足である2本の固定部32、33と、折曲当接部34と、から一体に構成されている。前記接続部31は、前記めす型端子20の凹部22に差し込まれていて電気的に接続されるものである。前記2本の固定部32、33は、前記プリント配線基板14の前記1組の挿通孔29、30中に挿通されて前記プリント配線基板14の一面に半田付けされた前記半田27で固定されるものである。前記折曲当接部34は、前記接続部31と前記2本の固定部32、33との間に折曲形成されていて前記プリント配線基板14の他面に当接しているものである。
前記折曲当接部34は、図2(G)に示すように、前記接続部31の一側縁の延長線A上においてこの例では90°(約90°も含む)に折り曲げられている。この結果、前記折曲当接部34の折り曲げられた一方の折曲部分には、前記接続部31と2本のうちの一方の前記固定部32とが一体に設けられている。また、前記折曲当接部34の折り曲げられた他方の折曲部分には、2本のうちの他方の前記固定部33が一体に設けられている。
前記接続部31の一側縁の前記折曲当接部34との付根箇所には、半円形状の切込35が設けられている。前記折曲当接部34の前記固定部32、33が一体に設けられている端面Bは、前記プリント配線基板14の他面に当接する基板実装面である。前記接続部31の幅は、寸法C分有する。前記2本の固定部32、33は、前記2個の挿通孔29、30に対応する。
前記接続部31の先端と前記2本の固定部32、33の先端とには、テーパー面36がそれぞれ設けられている。一方の前記固定部32の一側縁は、前記接続部31の一側縁(前記折曲当接部34の折曲基準となる一側縁と反対側の縁)に対して、前記折曲当接部34の折曲線側に寸法D分オフセットされている。この結果、前記おす型端子13を前記プリント配線基板14に、一方の前記固定部32の一側縁および前記接続部31の一側縁(前記折曲当接部34の折曲基準となる一側縁と反対側の縁)が前記プリント配線基板14の端に対向するように、固定する。すると、一方の前記固定部32の前記プリント配線基板14の端に近い一側縁は、前記接続部31の前記プリント配線基板14の端に近い一側縁に対して、前記プリント配線基板14の端と反対側に寸法D分オフセットされている。
この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、以上のごとき構成からなり、以下、おす型端子13の製造、および、おす型端子13とプリント配線基板14との固定、および、おす型端子13とモータ11との接続について説明する。
まず、板厚T1が均一の導電性の板部材を打ち抜き加工により打ち抜いて、おす型端子13の接続部31と2本の固定部32、33と折り曲げる前の平らな折曲当接部34と切込35とテーパー面36とを形成する。なお、導電性の板部材のうち接続部31の先端と固定部32、33の先端とに対応する両端の両面に傾斜面を設けて、導電性の板部材の肉厚が端に行くに従って薄くなるように形成すると、前記のテーパー面36が形成しやすくなる。
つぎに、打ち抜き加工により打ち抜かれた導電性の板部材を折曲加工により、おす型端子13の折曲当接部34を折り曲げる。これにより、おす型端子13が製造される。
一方、2組の挿通孔29、30を設けたプリント配線基板14の一面に電子部品を実装しかつ配線をプリントする。このプリント配線基板14の2個の挿通孔29、30中におす型端子13の2本の固定部32、33を、プリント配線基板14の他面側から一面側に挿通させる。かつ、そのおす型端子13の折曲当接部34の基板実装面Bをプリント配線基板14の他面に当接させる。
それから、プリント配線基板14の一面から突出するおす型端子13の2本の固定部32、33とプリント配線基板14の一面とを半田付け加工により固定する。これにより、2個のおす型端子13は、半田27によりプリント配線基板14に固定され、かつ、2個のおす型端子13とプリント配線基板14の電子部品およびプリント配線とは、電気的に接続される。
プリント配線基板14に固定された2個のおす型端子13の接続部31にモータ11の2個のめす型端子20の凹部22を、モータ11の挿入孔23を経て押し込んで、2個のおす型端子13と2個のめす型端子20とをそれぞれ着脱可能にかつ電気的に接続する。これにより、プリント配線基板14から2個のおす型端子13および2個のめす型端子20を介してモータ11に電力を供給することが可能となる。
この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定について説明する。工具によりクラウンギア24を手動により回転させる。すると、駆動力伝達機構の作用により、シャフト12は、ハウジング9、10および円筒部15に対して軸方向に進退(移動)することなく回転するだけである。
シャフト12がクラウンギア24の手動回転によりハウジング9、10および円筒部15に対して図1中の実線矢印方向に回転すると、シャフト12のスクリュー部25にねじ込まれているナット部材28が図1中の破線矢印方向にねじ送り作用によりシャフト12の軸方向に進退する。このナット部材28の進退により、取付ブラケット5をはじめとする傾動部材が水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定が行われる。
ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定が完了して、ヘッドランプ1のランプユニットの光源を点灯する。すると、光源からの光は、所定の光軸に沿ってランプレンズ4を通して車両の前方に所定の配光パターンで照射される。
ここで、車両の姿勢が変化すると、オートレベリングシステムの制御装置が車両の姿勢の変化を検知してモータ11を駆動させる。モータ11が駆動すると、モータ11の駆動力すなわちモータ11の出力軸18の回転力は、駆動力伝達機構を介してシャフト12に伝達される。すると、駆動力伝達機構の作用により、シャフト12は、ハウジング9、10および円筒部15に対して回転せずに進退するだけである。
このために、シャフト12は、モータ11の駆動によりハウジング9、10および円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(シャフト12の軸方向)に進退すると、ナット部材28が図1中の破線矢印方向にシャフト12の進退と一体に進退する。これにより、取付ブラケット5をはじめとする傾動部材が水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、ヘッドランプ1の光軸が車両の姿勢の変化に対応して自動的に調整される。
この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13が接続部31と2本の固定部32、33と折曲当接部34とから一体に構成されているので、導電性の板部材を打ち抜いて折り曲げる打ち抜き加工と折曲加工とにより、おす型端子13を簡単に製造することができ、製造コストを安価にすることができる。
また、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部31と2本の固定部32、33との間に折曲形成されている折曲当接部34により、おす型端子13の2本の固定部32、33をプリント配線基板14の2個の挿通孔29、30中にプリント配線基板14の他面側から挿通させておす型端子13の折曲当接部34の基板実装面Bをプリント配線基板14の他面に当接させた際に、おす型端子13がプリント配線基板14の他面上において自立することができる。これにより、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の2本の固定部32、33とプリント配線基板14の一面との半田付け作業が容易となり、その分、製造コストを安価にすることができる。
さらに、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部31と2本の固定部32、33との間に折曲形成されている折曲当接部34により、プリント配線基板14に固定されているおす型端子13の接続部31にモータ11のめす型端子20を押し込んで接続する際に、そのモータ11の押し込み力がおす型端子13の接続部31を介しておす型端子13の折曲当接部34の基板実装面Bとプリント配線基板14の他面との当接箇所に伝達される。これにより、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の2本の固定部32、33とプリント配線基板14との半田付け箇所には伝達されないので、半田27の耐久性が向上される。
さらにまた、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部31と2本の固定部32、33との間に折曲形成されている折曲当接部34により、プリント配線基板14に固定されているおす型端子13の接続部31にモータ11のめす型端子20を接続してモータ11をおす型端子13の折曲当接部34に当接させた際に、モータ11とプリント配線基板14の他面との間におす型端子13の折曲当接部34が介在してモータ11がプリント配線基板14の他面に直接当接(接触)することが無い。これにより、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、図6および図8に示すように、モータ11とプリント配線基板14の他面との間に隙間Sが形成されるので、モータ11で発生する熱がプリント配線基板14に伝達されるのを防ぐことができ、プリント配線基板14への熱ダメージを低減することができる。
しかも、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部34と2本の固定部32、33との間の折曲当接部34の高さを低くすることにより、モータ11とプリント配線基板14との間の距離を小さくすることができ、その分、レベリング装置6自体を薄型化することができる。
さらにまた、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部31と2本の固定部32、33との間に折曲形成されている折曲当接部34により、剛性や強度が向上して、おす型端子13が外力により変形し難くなり、プリント配線基板14からモータ11への電力供給が確実となる。
また、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の板厚T1がめす型端子20の凹部22の幅T2と同等であるから、打ち抜きだけで接続部31の板厚T1を確保することができる。このために、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、折り返して接続部の板厚を確保する必要が無くその分、加工工程が少なくて済み、その分、製造コストを安価にすることができる。
しかも、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部31と2本の固定部32、33との間の折曲当接部34が1回の折曲で形成されているので、1回の打ち抜き加工と1回の折曲加工とによりおす型端子13を簡単に製造することができ、さらに製造コストを安価にすることができる。
さらに、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、接続部31の一側縁の折曲当接部34との付根箇所には切込35が設けられているので、おす型端子13の折曲当接部34を接続部31の一側縁の延長線A上において簡単に折り曲げることができる。これにより、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、折曲加工が簡単となり、その分、製造コストを安価にすることができる。
しかも、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の折曲当接部34が接続部31の一側縁の延長線A上において折り曲げられているので、モータ11のめす型端子20をおす型端子13の接続部31に接続してモータ11をおす型端子13の折曲当接部34に当接させた際に、図6に示すように、おす型端子13の折曲当接部34がモータ11のめす型端子20の近傍に位置する金属製のモータハウジング26に接触するのを防ぐことができる。
さらにまた、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、固定部32、33が2本設けられているので、おす型端子13の2本の固定部32、33をプリント配線基板14の2個の挿通孔29、30中に挿通させておす型端子13をプリント配線基板14の他面上に自立させた際に、おす型端子13がプリント配線基板14の他面上において回転するのを規制することができ、おす型端子13のプリント配線基板14に対する位置精度がさらに安定する。このために、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の2本の固定部32、33をプリント配線基板14の一面に半田付けする作業がさらに容易となり、かつ、おす型端子13の2本の固定部32、33をプリント配線基板14の一面に半田付けする間、おす型端子13をプリント配線基板14に保持させるクリンチ作業が不要であり、半田付け作業が容易となり、その分、製造コストを安価にすることができ、さらには、おす型端子13のプリント配線基板14への実装を自動化することが可能である。
しかも、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、固定部32、33が2本設けられているので、おす型端子13とプリント配線基板14との半田付け箇所が2箇所となり、半田付けによる固定強度が向上する。このために、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、プリント配線基板14に固定されているおす型端子13の接続部31からモータ11のめす型端子20を引き抜いて接続を解除する際に、2個所の半田付けによる固定強度がモータ11の引き抜き力に対して十分に耐えることができる。
さらにまた、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の接続部31の先端に設けられているテーパー面26が、プリント配線基板14に固定されているおす型端子13の接続部31にモータ11のめす型端子20を押し込んで接続する際のガイドとなるので、おす型端子13とモータ11との接続が容易となり、おす型端子13とモータ11とを接続する際のプリント配線基板14へのダメージを低減することができる。
また、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13の2本の固定部32、33の先端に設けられているテーパー面26が、おす型端子13の2本の固定部32、33をプリント配線基板14の2個の挿通孔29、30にそれぞれ挿通する際のガイドとなるので、おす型端子13とプリント配線基板14との挿通が容易となり、おす型端子13とプリント配線基板14とを挿通する際の基板へのダメージを低減することができる。
さらにまた、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、おす型端子13において、固定部32のプリント配線基板14の端に近い一側縁が接続部31のプリント配線基板14の端に近い一側縁に対してプリント配線基板14の端と反対側に寸法D分オフセットされているので、おす型端子13がプリント配線基板14の端に固定されていても、接続部31の幅Cをモータ11のめす型端子20に電気的に十分に接続できる程度に確保することができ、電力供給を安定化させることができる。
また、この実施例における車両用前照灯のレベリング装置6は、固定部32をプリント配線基板14に半田付けする半田付けランド(半田27)を十分に確保することができ、おす型端子13とプリント配線基板14との半田付けによる固定強度を向上させることができる。なお、おす型端子13の固定部32の半田付けランド(半田27)は、四角錐台形をなし、プリント配線基板14の端から1mm以上離れている。
なお、前記の実施例においては、車両用前照灯のレベリング装置としてヘッドランプ1について説明する。ところが、この発明においては、ヘッドランプ1以外の車両用前照灯のレベリング装置にも適用することができる。
また、前記の実施例においては、クラウンギア24を用いてシャフト12を手動により回転させて光軸調整できるようにしたものである。ところが、この発明においては、シャフト12を手動により回転させて光軸調整を行わなくても良い。
さらに、前記の実施例においては、固定部材としてランプハウジング3を使用し、傾動部材としてランプユニットおよび取付ブラケット5を使用するものである。ところが、この発明においては、固定部材として車体を使用し、傾動部材として車両用前照灯全体を使用しても良い。
さらにまた、前記の実施例においては、おす型端子13の固定部32、33を2本設けたものである。ところが、この発明においては、おす型端子の固定部は、1本もしくは3本以上でも良い。
さらにまた、前記の実施例においては、プリント配線基板14の他面に電子部品および配線を設けたものである。ところが、この発明においては、電子部品や配線を基板の一面または両面に設けても良い。
この発明にかかる車両用前照灯のレベリング装置の実施例を示すヘッドランプの縦断面図(垂直断面図)である。 同じく、おす型端子を示す説明図である。 同じく、モータを示す底面図である。 同じく、2個のおす型端子とプリント配線基板とを示す斜視図である。 同じく、モータと2個のおす型端子およびプリント配線基板とを示す分解側面図である。 同じく、モータと2個のおす型端子とプリント配線基板とがハウジング内に収納されている状態を示す縦断面図である。 同じく、モータと2個のおす型端子およびプリント配線基板とを示す分解正面図である。 同じく、モータと2個のおす型端子とプリント配線基板とがハウジング内に収納されている状態を示す縦断面図である。 同じく、2個のおす型端子とプリント配線基板とを示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ヘッドランプ(レベリング装置を備える車両用前照灯)
2 灯室
3 ランプハウジング(固定部材)
4 ランプレンズ
5 取付ブラケット(傾動部材)
6 レベリング装置
7 ピボット機構
8 球部
9 前側ハウジング
10 後側ハウジング
11 モータ
12 シャフト
13 おす型コネクタ
14 プリント配線基板(基板)
15 円筒部
16 シール部材
17 車両側のコネクタ
18 出力軸
19 モータハウジング
20 めす型端子
21 小円筒部
22 凹部
23 挿入孔
24 クラウンギア
25 スクリュー部
26 金属製のモータハウジング
27 半田
28 ナット部材
29 挿通孔
30 挿通孔
31 接続部
32 固定部
33 固定部
34 折曲当接部
35 切込
36 テーパー面
37 ハーネス
A 延長線
B 基板実装面
C 接続部の幅寸法
D オフセット寸法
H 水平線
V 垂直線
S 隙間
T1 おす型端子の板厚
T2 めす型端子の凹部の幅

Claims (6)

  1. 車両用前照灯の光軸を調整するレベリング装置において、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に配置されているモータおよび基板およびおす型端子と、
    前記ハウジングに対して進退可能に配置されていて、前記モータの駆動により前記ハウジングに対して進退して前記車両用前照灯の光軸を調整するシャフトと、
    を備え、
    前記モータ内には、めす型端子が内蔵されていて、
    前記基板には、挿通孔が設けられていて、
    前記おす型端子は、導電性の板部材からなり、前記めす型端子の凹部に差し込まれていて電気的に接続されている接続部と、前記挿通孔中に挿通されて前記基板の一面に半田で固定されている固定部と、前記接続部と前記固定部との間に折曲形成されていて前記基板の他面に当接している折曲当接部と、から一体に構成されている、
    ことを特徴とする車両用前照灯のレベリング装置。
  2. 前記おす型端子は、板厚が前記めす型端子の凹部の幅と同等の導電性の板部材からなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯のレベリング装置。
  3. 前記折曲当接部は、前記接続部の一側縁の延長線上において折り曲げられていて、前記接続部の一側縁の前記折曲当接部との付根箇所には、切込が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯のレベリング装置。
  4. 前記固定部は、複数本設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用前照灯のレベリング装置。
  5. 前記接続部の先端と前記固定部の先端とには、テーパー面が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用前照灯のレベリング装置。
  6. 前記固定部の前記基板の端に近い一側縁は、前記接続部の前記基板の端に近い一側縁に対して、前記基板の端と反対側にオフセットされている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用前照灯のレベリング装置。
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