JP4622794B2 - 画面移動型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は反射手段に複数の虚像画面を表示可能で、それら虚像画面の位置を移動できるようにした画面移動型表示装置に関する。
表示装置の一つにヘッドアップディスプレイがある。これは、透明または半透明な反射手段に向けて映像情報を光で投射すると、その映像情報の表示光が反射手段で反射されてユーザの目に入射することによって画像が虚像として結像されるというものである。
このヘッドアップディスプレイの技術を車両に適用し、車両のフロントウインドシールド(フロントウインドガラス)に映像情報を写し出す技術が開発されている(例えば、特許文献1)。これによれば、フロントウインドシールドを通して見る前景から目を離さずに映像情報を見ることができる。
特開2005−29067号公報
このヘッドアップディスプレイの応用として、フロントウインドシールドに映像情報としてスピードメータなどの計器類の画像、ナビ装置の地図画像、ビデオ画像やテレビ放送画像を映し出したりすることが考えられる。この場合、計器類や地図の画像は、運転席から見易い位置に表示されるなど、それら複数の画面は、それぞれ予め定められた位置に表示される。
しかしながら、地図画像であっても、助手席に座っている人が見たい場合もあり、また、ビデオ画像やテレビ放送画像は、車両の移動中は運転席の人には見えなくとも良いが、駐車中は運転席の人にとっても見易い位置に表示されることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、反射手段によって映像情報を表示可能な表示装置において、その表示画面の位置を所望の位置に移動することができる表示装置を提供することにある。
請求項1の発明は、半透明または透明な反射手段に向けて映像情報を光で投射し、前記映像情報を前記反射手段による虚像として表示する光学ユニットと、ユーザの視線を検出する視線検出手段と、前記ユーザの指差し方向を検出する指差し方向検出手段と、前記視線検出手段により検出された前記視線と前記指差し方向検出手段により検出された前記指差し方向との一致位置を判断する方向一致判断手段と、前記方向一致判断手段により判断された前記視線と前記指差し方向との一致位置が前記反射手段に表示された前記虚像画面上あるとき当該虚像画面を移動対象画面と判断し、当該移動対象画面と判断した後、前記ユーザの視線と前記指差し方向が前記移動対象画面と判断された前記虚像画面上で一致したまま移動するとき、当該虚像画面を前記視線と前記指差し方向の移動に追従して移動させ、前記視線と前記指差し方向が不一致となった、前記移動対象画面と判断された前記虚像画面を、前記視線と前記指差し方向が不一致となった位置で停止させる、または、前記移動対象画面と判断した後、前記移動対象画面と判断された前記虚像画面を残して前記ユーザの視線と前記指差し方向が一致したまま移動して前記視線と前記指差し方向が不一致となった、前記移動対象画面と判断された前記虚像画面を、前記移動対象画面と判断された時の位置から前記視線と前記指差し方向が不一致となった位置に移す移動制御手段と、を具備してなる画面移動型表示装置にある。
上記構成の表示装置によれば、反射手段により表示される映像情報の表示位置を、ユーザの所望する位置に自在に移動させることができる。特に、視線と指差しによって画面を移動させることができるので、反射手段を通してその前方の状況を見ながらであっても、画面の移動操作が可能となる。
の場合、請求項2の発明のように、前記反射手段に向けて同時に複数の前記映像情報を光で投射可能で、前記反射手段により複数の前記虚像画面を表示可能としても良い。
請求項の発明は、前記視線検出手段および前記指差し方向検出手段は、撮影手段による撮影画像に基づいて検出する構成で、撮影画像を予め記憶手段に記憶されているサンプル画像と比較して視線および指差し方向を判断することを特徴とする。
この構成によれば、視線を向けたり、指差したりする場合、個人毎に癖があって判断が難しいが、サンプル画像と比較することによって、比較的容易に判断することができる。
また、請求項の発明のように、表示装置を車両に搭載し、反射手段を車両のフロントウインドシールドとすることができる。この構成に寄れば、計器類やナビゲーション装置の地図の画面をフロントウインドシールドに表示することができるので、フロントウインドシールドを通して見る前景から目を離さなくとも、計器類や地図を見ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の画面移動型表示装置1は、車両に搭載されており、図1に示すように、光学ユニット2を主体にして構成されている。この光学ユニット2は、複数台、例えば3台のヘッドアップディスプレイ3〜5を備えている。ヘッドアップディスプレイ3〜5は、反射手段としての透明なフロントウインドシールド6に画像を映し出す。なお、以下では、フロントウインドシールド6をウインドガラス6と称することとする。
ヘッドアップディスプレイ3〜5がウインドガラス6に画像を映し出す原理は、図3に示されている。即ち、ヘッドアップディスプレイ3〜5は、車両のインストルメントパネル7内に配設されており、それぞれ表示部としてのTFT型液晶パネル8、バックライト9およびミラー10を備えている。液晶パネル8は、表示制御装置11から映像情報を取得し、バックライト9からの光を受けてこの映像情報を画像として表示する。この液晶パネル8から出力される画像の表示光は、ミラー10に反射されてウインドガラス6に向けて反射され、これにより、ウインドガラス6の前方に虚像mとして結像される。この場合、虚像mは、ウインドガラス6の前方に結像されるが、見る人にとっては、あたかも画像がウインドガラス6に映し出されたように見えるので、以下では、虚像mとして結像される画像をウインドガラス6に映し出された表示画面として扱うこととする。
本実施形態では、各ヘッドアップディスプレイ3〜5は、その向きを上下左右に自在に変えることができるように構成されており、その向きの変換によって、ウインドガラス6に映し出される表示画面の位置が移動されるようになっている。各ヘッドアップディスプレイ3〜5の向きの変換は、転向手段としての回動機構12によって自動的に行われる。この回動機構12は、各ヘッドアップディスプレイ3〜5を直交する2軸を中心にして回動できるように支持し、2個のステッピングモータ12a,12bによって一方の軸および他方の軸を中心に回動させる構成のものである。
一方、車両には、ナビゲーション装置13が搭載されている。このナビゲーション装置13は、図示しないラジオ受信機やCDプレーヤの他、DVDプレーヤ14、テレビ受信機15を組み込んだオーディオビデオ一体型として構成されている。また、ナビゲーション装置13には、道路地図、ビデオやテレビ放送の映像を映し出すためのカラー液晶ディスプレイからなる表示部16が組み込まれている。
ナビゲーション装置13は、位置検出部17、地図データ記憶部18、メカニカルスイッチや表示部16の画面上に設けられたタッチパネルなどからなる入力部19、制御部20などを備えている。制御部20は、位置検出部17から現在位置を検出し、地図データ記憶部18から現在位置周辺の地図情報を取得して道路地図の映像情報(以下、単に地図映像情報)を出力する。また、DVDプレーヤ14は、DVDからビデオ情報を取得して出力し、テレビ受信機15は、テレビ放送電波を受信してテレビの映像情報(以下、単にテレビ映像情報)を出力する。
これらの地図映像情報、ビデオ情報、テレビ映像情報は、前述の表示制御装置11に与えられ、この表示制御装置11の制御下において、ナビゲーション装置13の表示部16に表示される。また、それら地図映像情報、ビデオ情報、テレビ映像情報は、表示制御装置11の制御下において、光学ユニット2に与えられ、ウインドガラス6に表示することもできるようになっている。なお、ナビゲーション装置13の表示部16に、地図映像情報、ビデオ情報、テレビ映像情報のうちいずれを表示するかは、ナビゲーション装置13の入力部19の操作によって行う。また、地図映像情報、ビデオ情報およびテレビ映像情報をヘッドアップディスプレイ4によってウインドガラス6に表示することの選択は、同様にナビゲーション装置13の入力部19の操作によって行うようになっている。
車両には、表示制御装置11に与えられる映像情報源として、上記のナビゲーション装置13、DVDプレーヤ14、テレビ受信機15の他に、計器用映像情報生成装置21が設けられている。この計器用映像情報生成装置21は、車速センサ、燃料タンク残量センサ、油圧センサ、エンジン回転速度センサなどの各種計器用センサ群22から計測データを取得し、これを基に計器映像情報を生成して表示制御装置11に送る。表示制御装置11は、この計器映像情報を光学ユニット2に与え、ウインドガラス6に表示させるようになっている。
ここで、光学ユニット2のヘッドアップディスプレイ3〜5は、それぞれ表示する映像を分担しており、ヘッドアップディスプレイ3は地図映像情報専用、ヘッドアップディスプレイ4はビデオ情報およびテレビ映像情報兼用、ヘッドアップディスプレイ5は計器映像情報専用となっている。これら、ヘッドアップディスプレイ3〜5によるウインドガラス6への表示画面の表示位置は、初期的には、例えば、計器映像情報の表示画面はウインドガラス6の運転席正面の中央下部、地図映像情報の表示画面は計器映像情報の表示画面の右側、ビデオ情報またはテレビ映像情報は計器映像情報の表示画面の左側に定められている。
そして、それら表示画面の表示位置は、ユーザの所望する位置に移動させることができるようになっている。この場合、本実施例では、表示画面のうち、地図映像情報、ビデオ情報、テレビ映像情報は、ウインドガラス6内だけでなく、ナビゲーション装置13の表示部16へも移動できるようにもなっている。本実施形態では、表示画面の移動操作は、視線と指差し方向、および音声で行うようになっている。そのために、図2に示すように、車両には、撮影手段としての撮影手段としての室内カメラ23、マイクロフォン24、手元スイッチ装置25が設けられている。
室内カメラ23は、車室内の天井の前部中央に配置されていて運転者の顔と手を撮影できるようになっている。マイクロフォン24は、入力された音声を音声波形データにして出力する。手元スイッチ装置25は、例えばステアリングホイール26に設けられ、移動モード設定スイッチ27および確定スイッチ28の2つのスイッチからなる。これら、室内カメラ23、マイクロフォン24、移動モード設定スイッチ27、確定スイッチ28は、ヒューマン・マシーン・インターフェース(以下、HMI)29に接続されている。
移動モード設定スイッチ27は、操作する都度、オンとオフを交互に行う形式のスイッチで、ウインドガラス6に表示された表示画面を移動させる移動モードに設定したり、移動モードを解除したりするものである。確定スイッチ28は、操作している間だけオンする形式のスイッチで、ウインドガラス6に表示された表示画面をナビゲーション装置13の表示部16に移動させる場合に操作するスイッチである。
HMI29は、視線検出部(視線検出手段)30、指差し方向検出部(指差し方向検出手段)31、方向一致判断部(方向一致判断手段)32、音声認識部33、スイッチ信号処理部34、記憶手段としてのデータベース35、室内カメラ23を含めてHMI29の全体を制御する制御部36を備えている。視線検出部30は、室内カメラ23により撮影された運転者の顔から両目を検出し、その両目の画像を画像認識処理(例えばパターンマッチング)することにより視線を検出する。指差し方向検出部31は、室内カメラ23により撮影された運転者の手その指が指し示す方向を検出する。
視線検出部30による視線検出方法は、例えば、運転者の顔の向きおよび顔面に対する両目の黒目の偏り方向とその度合いを画像認識処理(例えばパターンマッチング)することにより、3次元での視線(方向)を判断するようにしている。また、指差し方向検出部31は、例えば、指の延びている方向を水平面での指差し方向とし、指の付け根から先までの太さを画像認識処理(例えばパターンマッチング)することにより指の俯仰角を判定してこれを垂直面での指差し方向とし、それら水平面および垂直面での指差し方向に基いて3次元での指差し方向を判定するようにしている。
視線の検出としては、眼球運動を検出する方法、角膜と強膜の境界を利用する方法、角膜反射像を利用する方法、角膜反射像と瞳孔とを利用する方法などがある。また、アイカメラ(登録商標)を使用しても良い。
方向一致判断部32は、視線検出部30が検出した3次元での視線(方向)と、指差し方向検出部31が検出した指の3次元での指差し方向との一致、不一致を判断する。この場合、方向一致判断部32は、視線と指差し方向がウインドガラス6上で所定の距離内にあれば、両者は一致すると判断する。視線と指差し方向が一致した状態で両者が移動すると、方向一致検出部31は、その両者の一致状態の下での移動方向も検出する。そして、方向一致判断部32は、視線と指差し方向の一致情報とその一致した状態での移動方向情報を表示制御装置11に出力する。
ウインドガラス6に表示された表示画面の位置を微調整したい場合には、音声で移動させたい方向を指示する。すると、マイクロフォン24がその音声の波形を音声認識部33に出力する。音声認識部33は、その音声を予め登録された音声波形パターンと比較して音声を認識して認識結果を表示制御装置11に出力する。
次に上記構成の作用を説明する
まず、視線と指差し方向をパターンマッチングによる画像認識処理にて検出するために、運転者の顔(両目)と指の撮影画像をサンプル画像としてデータベース35に登録すると共に、表示画面の微小移動のための音声波形を登録しておく。ここでは、説明の簡単化のために運転者は一人とする。
ここで、顔の撮影画像をサンプル画像として登録する場合の手順を図4に示すフローチャートをも参照しながら説明する。ユーザが運転席に座り、「初期登録」する旨の簡単な音声を発すると、HMI29の音声認識部33がマイクロフォン24からの音声波形とデータベース35に登録されている音声波形とを比較して「初期登録」と認識する。この認識に基づいて、制御部36が初期登録モード設定信号を表示制御装置11に出力する。
初期登録モードに設定されると、表示制御装置11は、ヘッドアップディスプレイ3〜5のうちのいずれか、例えばヘッドアップディスプレイ4を使用して「あなたのお名前を言ってください。」の文字表示画面をウインドガラス6に表示する(図4のステップS1)。これに応じてユーザが自分の名前を言うと、音声認識部33がマイクロファン24から入力される音声波形をデータベース35に登録する(ステップS2)。
次に、表示制御装置11がヘッドアップディスプレイ4により「表示画面を目で見ながら左手で指差してください」という文字表示画面をウインドガラス6の左側に表示する(ステップS3)。この文字表示画面に従って、図7に示すように、ユーザがその文字表示画面を目で見ながら、左手の指で表示画面を指差す。すると、HMI29が室内カメラ23に撮影信号を送り、室内カメラ23でユーザの顔や手を撮影する(ステップS4)。その撮影画像は、制御部36が有する図示しないメモリに一時的に記憶される(ステップS5)。
続いて、表示制御装置11がヘッドアップディスプレイ4により「表示画面を目で見ながら左手で指差してください」という文字表示画面をウインドガラス6の中央に表示する(ステップS6)。この文字表示画面に従ってユーザがその表示画面を目で見ながら左手の指で表示画面を指差す。すると、上述のように室内カメラ23でユーザの顔や手を撮影し(ステップS7)、その撮影画像は制御部36のメモリに一時的に記憶される(ステップS8)。
更に、表示制御装置11がヘッドアップディスプレイ4により「表示画面を目で見ながら左手で指差してください」という文字表示画面をウインドガラス6の右側に表示する(ステップS9)。この文字表示画面に従ってユーザがその表示画面を目で見ながら左の手の指で表示画面を指差す。また、HMI29が室内カメラ23に撮影信号を送り、室内カメラ23でユーザの顔や手を撮影し(ステップS10)、その撮影画像は制御部36が有する図示しないメモリに一時的に記憶される(ステップS11)。
以上により、表示画面がウインドガラス6の左側、中央、右側に表示されたとき、その表示画面を見るユーザの顔(両目)と、図8に例示するような左手の指のサンプル画像が得られる。その後、このサンプル画像の信頼度、特に左手で行う指差し方向の信頼度を判定するために、表示制御装置11がヘッドアップディスプレイ4により「表示画面をウインドガラスの中央の指定位置に移動させてください」という文字表示画面をウインドガラス6の左側に表示する(ステップS12)。
この表示に応じて、ユーザがその文字表示画面を目で見ながら、その画面の方向を左手で指差す。すると、室内カメラ23が撮影を開始し、そのユーザの撮影画像は、制御部36に入力される(ステップS13)。このときの視線と指差し方向は、それぞれ視線検出部30および指差し方向検出部31によって検出され、両者の一致、不一致が方向一致判断部32により判断される。そして、視線と指差し方向が一致している場合(ステップS14で「YES」)、制御部36は、表示制御装置11に一致信号を出力する。このため、表示制御装置11がヘッドアップディスプレイ4によるウインドガラス6の表示画面の周囲部分の色を変化させ(ハイライト表示)、移動可能となったことを報知する(ステップS15)。
その後、視線と左手の指差し方向とを一致させた状態でそれらを右方向に移動させると、その移動がHMI29の制御部36から表示制御装置11に伝えられるため、表示制御装置11がヘッドアップディスプレイ4の向きを変化させ、ウインドガラス6の左側に表示されていた表示画面を右側に移動させてゆく(ステップS16,17)。そして、表示画面がウインドガラス6の中央の指定位置(ステップS6での中央表示位置と同じ位置)まで移動したところで視線と左手の指差し方向の移動を停止すると(ステップS18で「YES」、ステップS19で「YES」)、表示画面の文字が「移動完了ですか」に切換わる(ステップS20)。これに応答してユーザが「はい」と返事をすると、これを音声認識部33が認識することに基づき、制御部36が室内カメラ23の撮影を停止させる(ステップS21で「YES」、ステップS22)。
そして、制御部36は、撮影開始から撮影停止までの画像のうち、左側に表示された表示画面に視線と指差し方向を合せたときの画像および表示画面を中央に移動させる操作を完了したときの画像を、先にメモリに記憶した左側に表示画面を表示したときの撮影画像および中央に表示画面を表示したときの撮影画像と比較し、一致度を判断する(ステップS23)。一致度が大きい場合(ステップS23で「YES」)、メモリに記憶した画像をサンプル画像としてデータベースに登録し(ステップS24)、リターンとなる。
一致度が低い場合には、記憶した画像では、表示画面を移動操作できる程度が低いとし、前記ステップS3に戻って以上の動作を再度実行する。この再度の実行においても、ステップS23での一致度判断で一致度が低いとされたときには、図9に示すように、左側、中央、右側の各指差し状態について、複数のサンプル画像をデータベース35に登録しておき、実際の移動操作時において撮影した画像が、いずれかのサンプル画像に近い画像であったとき、ユーザに画面表示或いは図示しないスピーカからの音声出力などによって指差し方向を確認するようにする。なお、視線についても、両目の画像の一致度が低い場合には、上記指差し方向と同様に複数の画像を登録してユーザに問い合わせを行うようにしても良い。
なお、指差し方向のサンプル画像も上記したと同様にして登録する。
次に、ウインドガラス6に表示されている表示画面を移動させる場合を図5のフローチャートをも参照して説明する。表示装置1に電源が投入されると、表示制御装置11は、地図映像情報、ビデオ情報、テレビ映像情報、計器映像情報の各表示画面を前回設定された位置に表示する(図5のステップA1)。この場合、前回設定位置として、計器映像情報の表示画面がウインドガラス6の下部中央、地図映像情報の表示画面がウインドガラス6の右側、テレビ映像情報およびビデオ情報のうちの一方、例えばテレビ映像情報の表示画面がウインドガラス6の左側に設定されていたとすると、ステップA1では、それら各表示画面が上記各位置にされるのである。
次に、運転席に座ったユーザが自分の名前を発声すると、その音声がマイクロフォン24に入力され、音声認識部33によって名前が認識される。そして、HMI29の制御部36は、音声認識部33の認識結果に基づいてユーザを特定する(ステップA2で「YES」ステップA3)。その後、ユーザが表示画面を移動させるために、モード設定手段としての移動モード設定スイッチ27をオン操作すると、制御部36は、移動モードに入り(ステップA4で「YES」、ステップA5)、室内カメラ23による撮影を開始すると共に、その撮影画像が視線検出部30および指差し方向検出部31に入力されるようにする。これにより、両検出部30,31がデータベース35に登録されているユーザのサンプリング画像と比較し、視線および指差し方向を検出する。そして、方向一致判断部32が視線と指差し方向との一致、不一致を判断する(ステップA6)。
図6に示すように、視線Sと指差し方向Fを移動させたい表示画面に向けると(画面選択手段)、方向一致判断部32により視線と指差し方向とが一致していると判断され(ステップA6で「YES」)、制御部36は、視線と指差し方向の一致部分に表示画面が存在するか否かを判断する(ステップA7)。この判断は、表示制御装置11を介して各ヘッドアップディスプレイ3〜5の回動機構12の2軸を中心とした回転位置情報を取得して各ヘッドアップディスプレイ3〜5の向きを求め、このヘッドアップディスプレイ3〜5の向きから演算される各表示画面の位置のいずれかに、視線と指差し方向との一致部分が存在するか否かによって行う。
視線と指差し方向との一致部分に表示画面が存在すると判断されると、制御部36は、指示された表示画面が例えば地図画面であったとすると、その地図画面が移動対象画面に選択されたことを表示制御装置11に通知する。すると、表示制御装置11は、地図画面の周囲を明るくしてユーザに地図画面が移動対象画面となったことを報知する(ステップA8)。そして、制御部36は、視線と指差し方向が依然として移動対象画面として選択された表示画面、この場合は地図画面上で一致していることを確認する(ステップA9)。このようにしてユーザが視線と指差し方向が図7に示すように、所定時間T以上、移動対象画面として選択された地図画面上で一致させたまま保持し、その後、視線と指差し方向を一致させたままで所望の方向へ移動させると、これを視線検出部30および指差し方向検出部31の検出信号に基いて方向一致判断部32が検出する。そして、制御部36は、視線と指差し方向の移動を表示制御装置11に通知する。この移動の通知は、移動方向および移動量の情報を含んで行われ、表示制御装置11は、これに基づいてヘッドアップディスプレイ3の回動機構12を制御し、地図画面を視線と指差し方向の移動に追従して移動させる(ステップA10で「YES」、ステップA11の繰り返し:移動制御手段)。
地図画面が所望の位置に移動されると、ユーザは視線および指差し方向の移動をそこで停止し、視線および/または指差し方向、例えば図7にRで示すように、指差し方向を地図面から外す(移動位置設定手段)。すると、これを指差し方向検出部31が検出し、これに基づく制御部36からの通知により、表示制御装置11が、地図画面を移動対象画面から外す(ハイライト表示解除)と共に、その移動を停止させる(ステップA10で「NO」、ステップA12で「NO」、ステップA13)。
地図画面の停止位置が所望の位置から僅かにずれている場合には、ユーザが「少し左へ移動」とか「少し右へ移動」とかの音声を発する。すると、音声認識部33がこれを認識し、制御部36が表示制御装置11に微小移動指令を出力し、地図画面を微小移動させる(ステップA14,A15)。
その後、ユーザが移動モード設定スイッチ27をオフ操作しなければ(ステップA16で「NO」)、制御部36は、ステップA6に戻って次の移動対象画面が設定されるのを待つようになる。また、モード解除手段としての移動モード設定スイッチ27がオフ操作された場合には、制御部36は、移動モードを解除し(ステップA16で「YES」、ステップA17)、移動モード設定スイッチ27がオンされたか否かを監視するステップA4に戻る。
ところで、移動対象画面をナビゲーション装置13の表示部16に移したい場合がある。なお、計器映像情報については、ナビゲーション装置13の表示部16には移動させることはできないようになっている。また、ナビゲーション装置13の表示部16に地図画面、ビデオ画面、テレビ映像画面のうちのいずれかが表示されている場合、他の画面を移動させると、それまでの画面はウインドガラス6のほうへ自動的に移動される。
さて、移動対象画面、この場合には地図画面をナビゲーション装置13の表示部16に移動させるには、地図画面をウインドガラス6の最下位置まで移動させる。すると、地図画面はそれ以上、下方には移動しないため、視線および指差し方向の移動をそこで一旦止め、その後、視線および指差し方向を一致させたままナビゲーション装置13の表示部16上に移動させ、そして、確定スイッチ28をオン操作する。
すると、制御部36は、視線と指差し方向の一致を判断するステップA12で「YES」、視線と指差し方向がナビゲーション装置13の表示部16を指しているかを判断するステップA18で「YES」、他表示部選択手段としての確定スイッチ28がオンされたことを判断するステップA19で「YES」となる。そして、制御部36は、表示制御部11に移動対象画面である地図画面をナビゲーション装置13の表示部16に移動させる旨の指令を発する。
この指令に応答して、表示制御装置11は、ナビゲーション装置13の表示部16に表示されている画面があるか否かを判断し(ステップA20)、あれば現在表示部16に表示されている画面をウインドガラス6に移動させ(ステップA21)、次いで、地図画面を表示部16に移動させる(ステップA22)。また、現在、表示部16に表示されている画面がなければ(ステップA20で「NO」)、表示制御装置11は、そのまま地図画面を表示部16に移動させる。
以上の説明から理解されるように、視線検出部30および指差し方向検出部31は、ウインドガラス6に虚像として表示された複数の表示画面のうちから所望する表示画面を移動対象が面として選択するための画面選択手段と、この画面選択手段により選択された前記虚像画面の前記反射手段における表示位置を所望する位置を定めるための移動位置設定手段とを兼用する。
このように本実施形態によれば、ウインドガラス6に表示されている映像画面をユーザの所望の位置に移動させることができるので、各画面を場合に応じて最適位置に移動させることができる。
この場合において、表示画面の移動は、視線と指差し方向とによって行うので、インストルメントパネル7に位置調節用のスイッチ装置を設け、このスイッチ装置を操作することによって表示画面を移動させる構成とは異なり、スイッチ装置の位置に手を持ってゆくことに気を取られたりすることがない。また、視線だけ、或いは指差しだけで画面移動を行うものとは異なり、むやみに画面が移動されてしまうことがない。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
移動対象画面は、視線と指差し方向とを一致させた状態で移動させたとき、その視線と指差し方向の移動に追従して移動するものに限られず、視線と指差し方向とが不一致となったとき、その不一致となった位置に移るように構成しても良い。
ウインドガラス6に表示する画面は、地図映像情報専用、ビデオ情報、テレビ映像情報、計器映像情報の画面に限られない。
また、ウインドガラス6に表示する画面は、1つだけであっても良い。
撮影カメラを複数台設け、顔、手を前、上、横の複数箇所から撮影するようにしても良い。このようにすれば、より正確に視線、指差し方向を判断できる。
光学ユニットは、複数のヘッドアップディスプレイからなるものに限られない。ヘッドアップディスプレイは、他の映像情報投射手段に換えても良い。
反射手段は、半透明のものであっても良い。
本発明の表示装置は、車載用に限られない。
本発明の一実施形態を示すもので、表示装置のブロック図 各構成部分の車両内への配設位置を示すために、ドア部分を除去して示す車両の側面図 ヘッドアップディスプレイによる虚像表示を示す図 視線、指差しのサンプル画像の登録のためのフローチャート 表示画面の移動のためのフローチャート 表示画面を移動させる場合の視線と指差し方向を示す図 視線と指差し方向の一致・不一致を説明するための図 指差しのサンプル画像の一例を示す図 指差しのサンプル画像の他の例を示す図
符号の説明
図中、1は画面移動型表示装置、2は光学ユニット、3〜4はヘッドアップディスプレイ、6はフロントウインドシールド(反射手段)、11は表示制御装置(移動制御手段)、13はナビゲーション装置、14はCVDプレーヤ、15はテレビ受信機、16は表示部、23は室内カメラ、24はマイクロフォン、25は手元スイッチ装置、29はHMI、30は視線検出部(視線検出手段、画面選択手段、移動位置設定手段)、31は指差し方向検出部(指差し方向検出手段、画面選択手段、移動位置設定手段)、32は方向一致判断部(方向一致判断手段、画面選択手段、移動位置設定手段)、35はデータベース(記憶手段)、36は制御部である。

Claims (4)

  1. 半透明または透明な反射手段に向けて映像情報を光で投射し、前記映像情報を前記反射手段による虚像として表示する光学ユニットと、
    ユーザの視線を検出する視線検出手段と、
    前記ユーザの指差し方向を検出する指差し方向検出手段と、
    前記視線検出手段により検出された前記視線と前記指差し方向検出手段により検出された前記指差し方向との一致位置を判断する方向一致判断手段と、
    前記方向一致判断手段により判断された前記視線と前記指差し方向との一致位置が前記反射手段に表示された前記虚像画面上あるとき当該虚像画面を移動対象画面と判断し、当該移動対象画面と判断した後、前記ユーザの視線と前記指差し方向が前記移動対象画面と判断された前記虚像画面上で一致したまま移動するとき、当該虚像画面を前記視線と前記指差し方向の移動に追従して移動させ、前記視線と前記指差し方向が不一致となった、前記移動対象画面と判断された前記虚像画面を、前記視線と前記指差し方向が不一致となった位置で停止させる、または、前記移動対象画面と判断した後、前記移動対象画面と判断された前記虚像画面を残して前記ユーザの視線と前記指差し方向が一致したまま移動して前記視線と前記指差し方向が不一致となった、前記移動対象画面と判断された前記虚像画面を、前記移動対象画面と判断された時の位置から前記視線と前記指差し方向が不一致となった位置に移す移動制御手段と、
    を具備してなる画面移動型表示装置。
  2. 前記光学ユニットは、前記反射手段に向けて同時に複数の前記映像情報を光で投射可能で、前記反射手段により複数の前記虚像画面を表示可能であることを特徴とする請求項1記載の画面移動型表示装置。
  3. 前記視線検出手段および前記指差し方向検出手段は、撮影手段による撮影画像に基づいて検出する構成で、撮影画像を予め記憶手段に記憶されているサンプル画像と比較して視線および指差し方向を判断することを特徴とする請求項1または2記載の画面移動型表示装置。
  4. 車両に搭載され、前記反射手段を前記車両のフロントウインドシールドとしたことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画面移動型表示装置。
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