JP4622793B2 - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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本発明は、冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
近年、例えば、家庭用冷凍冷蔵庫等の冷凍装置に使用される密閉型圧縮機については、より消費電力の低減効果の高いものが強く望まれている。従来の密閉型圧縮機としては、低回転時の高効率化を図る上で、圧縮室からの漏れ損失を低減することによりピストンとシリンダー間の漏れ損失を低減して高効率化したものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図7は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図であり、図8は従来の密閉型圧縮機の要部断面図であり、図9は図8のV−V‘線における矢視図である。
図7、図8、図9において、密閉容器1内部の密閉容器内空間2には、固定子3と永久磁石を内蔵した回転子4からなる電動要素5と、電動要素5によって駆動される圧縮要素6と、密閉容器1内下部に貯溜したオイル7を収容する。
シャフト8には、回転子4が圧入固定される主軸部9および主軸部9に対し偏心して形成された偏芯軸部10を有する。シャフト8に形成された給油手段8aは、一端がオイル7中に開口し他端が粘性ポンプ12と連通する傾斜ポンプ11と、粘性ポンプ12の他端で密閉容器内空間2へと開口する縦孔部13と、これに連通する横孔部14とから構成されている。
横孔部14は一端が縦孔部13に開口しており、他端は密閉容器内空間2に開口していて、偏芯軸部10の偏心方向に向かって穿設されている。
ブロック15は、略円筒形の圧縮室17を形成するシリンダー16及び主軸部9を軸支する主軸受18を備えている。シリンダー16には、偏芯軸部10との間を連結手段20によって連結されたピストン19が往復摺動自在に挿入されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について以下その動作を説明する。
電動要素5の回転子4はシャフト8を矢印Bの方向に回転させ、偏芯軸部10の回転運動が連結手段20を介してピストン19に伝えられることでピストン19は圧縮室17内を往復運動する。これにより、冷却システム(図示せず)からの冷媒ガスは圧縮室17内へ吸入・圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出されるといったサイクルを繰返す。
シャフト8が回転することにより、傾斜ポンプ11内のオイル7は遠心力により上方へと汲み上げられ、粘性ポンプ12を介し各摺動部への給油を施した後、偏芯軸部10の縦孔部13や横孔部14から開放され、密閉容器空間2に飛散される。このとき、ピストン19上部に、特に横孔部14からの放出路Aによって飛散したオイルはピストン19の上部にも飛散されることから、ピストン19の周りにオイル7が塗布されてピストン19とシリンダー16との間のオイルシール性を向上させ、漏れ損失の低減が図れる。
特開2000−145637号公報
しかしながら従来の偏芯軸部10の偏心方向に向かって穿設されている横孔部14から飛散されるオイル放出軌跡Aでは、ピストン19が下死点近傍に来る前にピストン19近傍に散布されてしまうことが分かった。その結果、ピストン19の上面にはオイル7があまり散布されないため、ピストン19とシリンダー16との間のオイルシール性が十分に確保できず、体積効率の低下に伴う効率低下を生ずるといった課題を有していた。また十分な給油が得られないため、ピストン19とシリンダー16間で摩耗が生じやすいといった課題を有していた。
この傾向は特にR600a等の冷媒を用いる際に気筒容積を拡大するため偏芯軸部10の偏芯量を大きくしたものにおいて顕著であった。すなわち偏芯量が大きくなると偏芯軸部10の遠心力が大きくなり横孔部14からのオイル噴出力が強まるので、横孔部14から飛散されるオイル放出軌跡Aが余計にずれてしまうものと推察される。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、信頼性が高く、体積効率と効率の高い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の密閉型圧縮機は、オイル放出路を、前記偏芯軸部の内周から偏芯方向に向けて開口する嵌入孔と、一端が前記嵌入孔に挿入され、他端が前記クランクシャフトの回転方向とは逆方向に曲げられながら放射状に伸びているオイル放出パイプを具備する構成としたもので、偏芯軸部からのオイル投射開始位置を遅延させることで、ピストン19が下死点近傍に来た時にオイルがピストン上部に散布されるという作用を有する。
本発明の圧縮機は、ピストン外周への給油性を良化することでシール性を高め、信頼性が高く、体積効率と効率の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに電動要素と電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、圧縮要素は偏芯軸部と主軸部を有し下端に給油ポンプを備えたクランクシャフトと、主軸部を軸支する主軸受を備えたシリンダーブロックと、シリンダーブロックに主軸部の軸芯と略直交するように圧縮室内で往復運動するピストンを有し、偏芯軸部の内周には前記給油ポンプと連通する連結孔と、連結孔と偏芯部の外側空間とを連通するオイル放出路を備え、オイル放出路を、前記偏芯軸部の内周から偏芯方向に向けて開口する嵌入孔と、一端が前記嵌入孔に挿入され、他端が前記クランクシャフトの回転方向とは逆方向に曲げられながら放射状に伸びているオイル放出パイプを具備する構成としたもので、気筒容積変更等によるピストン外径違いや偏芯量違いによってオイルの投射位置が変更しても偏芯軸部からのオイルの投射開始位置を最適化することできる。したがって、オイルを確実にピストン上部に投射することができ、信頼性が高く、体積効率と効率の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
しかも、前記オイル放出路を、偏芯軸部に穿設した嵌入孔および嵌入孔に嵌入された放出パイプによって形成したものであり、ピストン近傍でのオイル投射が可能となる。その結果、より精度の高い位置調整ができることから、より正確にピストン上部にオイルを散布することができ、さらに信頼性が高く、体積効率と効率の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、更に、20rps以下の回転周波数で運転されることから、冷凍能力に対するピストンとシリンダー間からの漏れ損失の割合が大きくなる低回転運転といった場合においても、オイルシール性を向上することができるので、リーク量低減が成されて体積効率低下に伴う圧縮機の効率低下を防止でき、冷却システムの消費電力を低減する。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明に、更に、炭化水素系冷媒であるR600a雰囲気中で運転されるので、従来のR134a冷媒を使用した圧縮機と比べて気筒容積の拡大に伴うピストンの径大化によって、冷媒の漏れが生じやすくなっても
、ピストン上部への給油が確保される為に、冷媒の漏れを抑制され、体積効率の低減を防止し更なる高効率化を図ることができる。
以下、本発明の参考例および実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この参考例および実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
参考例1
図1は、本発明の参考例1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同参考例1の密閉型圧縮機に用いるピストン周りの要部拡大図、図3は、図2のC−C’線の矢視図である。
図1から図3において、密閉容器101内部の密閉容器内空間102には、固定子103と永久磁石を内蔵した回転子104からなる電動要素105と、電動要素105によって駆動される圧縮要素106と、密閉容器101内下部に貯溜したオイル107を収容する。電動要素105はインバーター(図示せず)によって20rps未満の運転周波数および80rps以上の運転周波数を含む複数の運転周波数で駆動される。
本圧縮機に使用される密閉容器内空間102の冷媒は、温暖化係数の低い自然冷媒として代表的な炭化水素系冷媒R600aである。
シリンダー116を有するブロック115は略円筒形の圧縮室117を有するとともに主軸部109を軸支する主軸受118を有しており、また固定子103が固定されている。シリンダー116には、偏心軸部110との間を連結手段120によって連結されたピストン119が往復摺動自在に挿入されている。
クランクシャフト108は、主軸部109及び主軸部109に対し偏心して形成された偏芯軸部110を有し、主軸部109には回転子104が圧入固定されている。
クランクシャフト108に形成された給油手段108aは、一端がオイル107中に開口し他端が粘性ポンプ112と連通する傾斜ポンプ111と、粘性ポンプ112の他端で密閉容器内空間102へ向かうように上方に開口した連結孔113と、連結孔113から偏芯軸部110の外周に連通するオイル放出路114とから構成されている。
オイル放出路114は、一端が内開口部114aにおいて連結孔113内に開口し、他端が外開口部114bにおいて偏芯軸部110の外周に開口している。内開口部114aは偏芯軸部110が主軸部109に対して偏心している偏心方向に開口している。
外開口部114bは内開口部114aから偏芯軸部110の軸心へ向かう方向に対して、クランクシャフトの回転方向Dと逆向きに角度θ分オフセットして開口している。偏芯軸部110の外開口部114b近傍には、オイル放出路114の孔方向に対して略垂直となる面を備えた面取り部114Cが加工または鋳抜きで予め形成されており、オイル放出路114は通常、面取り部114Cからドリルによって穿設される。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下にその動作を説明する。
電動要素105の回転子104はクランクシャフト108を回転させ、偏芯軸部110の回転運動が連結手段120を介してピストン119に伝えられることでピストン119は圧縮室117内を往復運動する。これにより、冷却システム(図示せず)からの冷媒ガスは圧縮室117内へ吸入・圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出されるといったサイクルを繰返す。
また、クランクシャフト108の回転により、傾斜ポンプ111内のオイル107は遠心力により上方へと汲み上げられ、粘性ポンプ112を介し各摺動部への給油を施した後、偏芯軸部110内周に設けられた連結孔113に汲み上げられる。そしてオイル107は、連結孔113の上端およびオイル放出路114から、放出軌跡Mと放出軌跡Nで示す軌跡を描いて全周方向に放出される。
この際、連結孔113内では偏芯軸部110の回転に伴う遠心力によりオイル107は偏心方向に偏在しているが、内開口部114aは偏芯軸部110が主軸部109に対して偏心している偏心方向に開口しているので、偏在したオイル107は内開口部114aから確実にオイル放出路114へと流れ込む。
そして外開口部114bは内開口部114aから偏芯軸部110の軸心へ向かう方向に対して、クランクシャフトの回転方向Dと逆向きに角度θ分オフセットして開口しているため、オイルの投射開始位置が少し遅れることになり、ピストン119が下死点近傍に位置し、シリンダー116から十分顔を出した状態においてオイルがピストン119の上面に散布されることになる。
その結果、ピストン119とシリンダー116との間に十分な量のオイルを給油することができ、シール性を高めることで体積効率が上がり、密閉型圧縮機の効率が向上する。同時に十分な給油が得られることでピストン119とシリンダー116間での摩耗を減少させることができる。
ここで、図4に本参考例1における密閉型圧縮機の運転回転数に対する効率の比率を示す。この結果からは低回転数運転状態において特に効率の改善が著しいことが分かる。これは低回転数運転状態では冷凍能力仕事量に対するピストン119とシリンダー116間からの漏れ損失量の割合が大きいため、従来、漏れ損失が大きく体積効率が悪かったところで、安定したオイルシールによる圧縮ガスのリーク量低減が体積効率の向上に大きく寄与したものと思われる。
近年、インバーター駆動される密閉型圧縮機を搭載した家庭用冷蔵庫では、断熱効率の向上に伴い庫内への熱の侵入が激減しており、高冷凍能力を必要とする高回転運転に較べて低冷凍能力でまかなえる低回転運転時での運転時間の比率が飛躍的に伸びている。そのため、低回転運転時における密閉型圧縮機の効率向上が冷蔵庫の消費電力の削減に極めて大きく寄与する。
以上のように本参考例1によれば圧縮機の低回転域でのピストン119とシリンダー116間のシール性を飛躍的に向上させることができ、その結果漏れ損失を激減させ、極め
て高い効率の圧縮機を実現することができる。
(実施の形態
図5は、本発明の実施の形態における密閉型圧縮機の縦断面図、図6は、同実施の形態のF−F’線の矢視図である。
図5から図6において、密閉容器131内部の密閉容器内空間132には、固定子133と永久磁石を内蔵した回転子134からなる電動要素135と、電動要素135によって駆動される圧縮要素136と、密閉容器131内下部に貯溜したオイル137を収容する。電動要素135はインバーター(図示せず)によって20rps未満の運転周波数および80rps以上の運転周波数を含む複数の運転周波数で駆動される。
本圧縮機に使用される密閉容器内空間132の冷媒は、温暖化係数の低い自然冷媒として代表的な炭化水素系冷媒R600aである。
シリンダー146を有するブロック145は略円筒形の圧縮室147を有するとともに主軸部139を軸支する主軸受148を有しており、また固定子133が固定されている。シリンダー146には、偏心軸部140との間を連結手段150によって連結されたピストン149が往復摺動自在に挿入されている。
クランクシャフト138は、主軸部139及び主軸部139に対し偏心して形成された偏芯軸部140を有し、主軸部139には回転子134が圧入固定されている。
クランクシャフト138に形成された給油手段138aは、一端がオイル137中に開口し他端が粘性ポンプ142と連通する傾斜ポンプ141と、粘性ポンプ142の他端で密閉容器内空間132へ向かうように上方に開口した連結孔143と、連結孔143から偏芯軸部140の外周に連通するオイル放出パイプ144とから構成されている。
放出パイプ152は、偏芯軸部140の内周から偏芯方向に向けて開口する嵌入孔151に挿入されており、クランクシャフト138の回転方向Eとは逆方向に曲げられながら放射状に伸びている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下にその動作を説明する。
電動要素135の回転子134はクランクシャフト138を回転させ、偏芯軸部140の回転運動が連結手段150を介してピストン149に伝えられることでピストン149は圧縮室147内を往復運動する。これにより、冷却システム(図示せず)からの冷媒ガスは圧縮室147内へ吸入・圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出されるといったサイクルを繰返す。
また、クランクシャフト138の回転により、傾斜ポンプ141内のオイル137は遠心力により上方へと汲み上げられ、粘性ポンプ142を介し各摺動部への給油を施した後、偏芯軸部140内周に設けられた連結孔143に汲み上げられる。偏芯軸部140の回転に伴う遠心力により偏芯方向のみにオイル137が寄せられる。そして偏芯方向に寄せられたオイルは、連結孔143の上端からの放出軌跡Pに示すように全周方向に放出される。
この際、連結孔143内では偏芯軸部140の回転に伴う遠心力によりオイル137は偏心方向に偏在しているが、嵌入孔151は偏芯軸部140が主軸部139に対して偏心している偏心方向に開口しているので、偏在したオイル137は嵌入孔151から確実に放出パイプ152へと流れ込む。
そして、放出パイプ152は偏芯軸部140の内周から偏芯方向に向けて開口する嵌入孔151に挿入されており、クランクシャフト138の回転方向Eとは逆方向に曲げられながら放射状に伸びているため、オイルの投射開始位置が少し遅れることになり、ピストン149が下死点近傍に位置し、シリンダー146から十分顔を出した状態においてオイルがピストン149の上面に散布されることになる。その結果、ピストン149とシリンダー146との間に十分な量のオイルを給油することができ、シール性を高めることで体積効率が上がり、密閉型圧縮機の効率が向上する。同時に十分な給油が得られることでピストン149とシリンダー146間での摩耗を減少させることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、圧縮機の低回転域でのピストン149とシリンダー146間のシール性を飛躍的に向上させることができ、その結果漏れ損失を激減させ、極めて高い効率の圧縮機を実現することができる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、ピストンの保油性を高めてオイルシール性の向上ができ、摺動潤滑状態良化による信頼性向上を図る。更には、ピストンとシリンダー間隙間からの冷媒ガスの漏れ量を抑制し、圧縮機の効率向上を図るので、同構成のエアーコンディショナーや自動販売機等の密閉型圧縮機の用途にも広く適用できる。
本発明の参考例1における密閉型圧縮機の縦断面図 参考例1の密閉型圧縮機のピストン周りの要部拡大図 図2のC−C’線における矢視図 参考例1の密閉型圧縮機の運転回転数と効率比率特性を示す図 本発明の実施の形態における密閉型圧縮機の縦断面図 図5のF−F’線における矢視図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 従来の密閉型圧縮機の要部断面図 図8のV−V‘線における矢視図
符号の説明
101 密閉容器
105,135 電動要素
106,136 圧縮要素
107 オイル
108 クランクシャフト
110 偏芯軸部
113 連結孔
114 オイル放出路
114a 内開口部
114b 外開口部
115 ブロック
118 主軸受
119 ピストン
151 嵌入孔
152 放出パイプ

Claims (3)

  1. 密閉容器内にオイルを貯溜するとともに電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は偏芯軸部と主軸部を有し下端に給油ポンプを備えたクランクシャフトと、前記主軸部を軸支する主軸受を備えたブロックと、前記ブロックに前記主軸部の軸芯と略直交するように圧縮室内で往復運動するピストンを有し、前記偏芯軸部の内周には前記給油ポンプと連通する連結孔と、前記連結孔と前記偏芯部の外側空間とを連通するオイル放出路を備え、前記オイル放出路を、前記偏芯軸部の内周から偏芯方向に向けて開口する嵌入孔と、一端が前記嵌入孔に挿入され、他端が前記クランクシャフトの回転方向とは逆方向に曲げられながら放射状に伸びているオイル放出パイプを具備する構成とした密閉型圧縮機。
  2. 20rps以下の回転周波数で運転される請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 炭化水素系冷媒であるR600a雰囲気中で運転される請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
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