JP4620095B2 - Ymcgカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法 - Google Patents
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(A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
A〔1〕〔1〕 B〔1〕〔2〕…A〔1〕〔5〕
C〔2〕〔1〕 D〔2〕〔2〕…C〔2〕〔5〕
…………
A〔5〕〔1〕 B〔5〕〔2〕…A〔5〕〔5〕
その中該等映像データ組は複数個映像データ値により5列及び5行の該等映像データ組が形成され、該等映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を行うことにより該第1の映像データ組の−A〔3〕〔3〕映像データ値の第2の色彩補間値B〔3〕〔3〕′を得、該第1の補間演算の演算ステップは
B〔3〕〔3〕′=(B〔3〕〔2〕+B〔3〕〔4〕)/2+(A〔3〕〔3〕* 2−A〔3〕〔1〕−A〔3〕〔5〕)/4であり;
(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行することにより該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第3の色彩補間値C〔3〕〔3〕′を得、該第2の補間演算の演算ステップは
C〔3〕〔3〕′=(C〔2〕〔3〕+C〔4〕〔3〕)/2+(A〔3〕〔3〕* 2−A〔1〕〔3〕−A〔5〕〔3〕)/4であり;及び
(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第4の色彩補間値D〔3〕〔3〕′を得、該第3の補間演算の演算ステップは
D〔3〕〔3〕′=(D〔2〕〔3〕′+D〔4〕〔3〕′)/2+(B〔3〕〔3〕* 2−B〔1〕〔3〕′−B〔5〕〔3〕′)/4であり、
その中D〔2〕〔3〕′=(D〔2〕〔2〕+D〔2〕〔4〕)/2+(C〔2〕〔3〕* 2−C〔2〕〔1〕−C〔2〕〔5〕)/4,D〔4〕〔3〕′=(D〔4〕〔2〕+D〔4〕〔4〕)/2+(C〔4〕〔3〕* 2−C〔4〕〔1〕−C〔4〕〔5〕)/4,B〔5〕〔3〕′=(B〔5〕〔2〕+B〔5〕〔4〕)/2+(A〔5〕〔3〕* 2−A〔5〕〔1〕−A〔5〕〔5〕)/4、及びB〔1〕〔3〕′=(B〔1〕〔2〕+B〔1〕〔4〕)/2+(A〔1〕〔3〕* 2−A〔1〕〔1〕−A〔1〕〔5〕)/4である。
(A)複数個映像データ組の映像データ・アレイを提供し、その中、各該映像データ組はM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、これにより各映像データ組は第(M+1)/2列、第(N+2)/2行の中心映像データ値を有してなるステップと、
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち該第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、
(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち該第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、
(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を行うことにより、該第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち該第3の補間演算の目標映像データ値の斜め方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
(I)該第1の補間演算の目標映像データ値と同列の中の第1の特定行の複数個映像データ値に対し、均等値計算を進行して横方向色彩均等値を得るステップと、
(II)該第1の補間演算の目標映像データ値と同列中の第2特定行の複数個映像データ値に対し、第1のエッジ計算を進行して横方向色彩エッジ値を取得するステップと、
(III)該横方向色彩均等値及び該横方向色彩エッジ値に対し、綜合演算を進行して、該第1の補間演算の目標映像データ値の該横方向色彩補間値を取得するステップと、を備えてなる。
(I)該第3の補間演算の目標映像データ値と同行の中該第1の特定列の複数個第1特定列映像データ値に対し、それぞれ第1の補間演算を進行して複数個第1の特定列の横方向色彩補間値を得るステップと、
(II)該等第1の特定列横方向色彩補間値に対し、該均等値計算を進行して該第3の補間演算の目標映像データ値の該傾斜方向の色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
C〔2〕〔1〕 D〔2〕〔2〕…C〔2〕〔5〕
A〔3〕〔1〕 B〔3〕〔2〕…A〔3〕〔5〕
C〔4〕〔1〕 D〔4〕〔2〕…C〔4〕〔5〕
その中、該等映像データ組は複数個映像データ値により5列及び5行の該等映像データ組が形成され、該等映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
(B)第1の映像データ組に対し第1の補間演算を行うことにより該第1の映像データ組の−A〔3〕〔3〕映像データ値の第2の色彩補間値B〔3〕〔3〕′を得、該第1の補間演算の演算ステップは
B〔3〕〔3〕′=(B〔3〕〔2〕+B〔3〕〔4〕)/2+(A〔3〕〔3〕* 2−A〔3〕〔1〕−A〔3〕〔5〕)/4であり;
(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行することにより該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第3の色彩補間値C〔3〕〔3〕′を得、該第2の補間演算の演算ステップは
C〔3〕〔3〕′=(C〔2〕〔3〕+C〔4〕〔3〕)/2であり;及び
(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第4の色彩補間値D〔3〕〔3〕′を得、該第3の補間演算の演算ステップは
D〔3〕〔3〕′=(D〔2〕〔3〕′+D〔4〕〔3〕′)/2、
その中D〔2〕〔3〕′=(D〔2〕〔2〕+D〔2〕〔4〕)/2+(C〔2〕〔3〕* 2−C〔2〕〔1〕−C〔2〕〔5〕)/4、
D〔4〕〔3〕′=(D〔4〕〔2〕+D〔4〕〔4〕)/2+(C〔4〕〔3〕* 2−C〔4〕〔1〕−C〔4〕〔5〕)/4である。
Bm33′=(B32+B34)/2 (1)
しかし、エッジ情報を考慮して、補間の結果をより鋭利にさせるために、水平方向の別の隣点A31,A33及びA35の近似を利用して横方向色彩エッジ値Be33′を得た:
Be33′=(A33×2−A31−A35)/4 (2)
(1)(2)を綜合したところ下式の結果を得た。
〔(B32+B34)/2+(A33×2−A31−A35)〕/4 (3)
A33位置のC33′縦方向色彩補間値に至っては、C33′は垂直方向のみに近隣の映像データ値C23及びC43があるので、縦方向補間演算(第2の補間演算)のみを行い、A33と同行そして隣合うC23及びC43に対し双線性補間法を実行して縦方向色彩均等値Cm33′を得た(式4):
Cm33′=(C23+C43)/2 (4)
同時に、エッジ情報を考慮して、補間の結果をより鋭利にさせるために、垂直方向の別の隣点A13,A33およびA53の近似を利用して縦方向色彩エッジ値Ce33′を得た:
Ce33′=(A33×2−A13−A53)/4 (5)
(1)(2)を綜合した結果、次の式を得た:
C33′=Cm33′+Ce33′
=〔(C23+C43)/2+(A33×2−A13−A53)〕/4 (6)
A33位置のD33′傾斜方向色彩補間値に至っては、D33′は水平方向及び垂直方向のいずれにも隣近の映像データ値D22,D24,D42及びD44があるので、縦方向及び横方向はいずれも補間を実行する必要がある(第3の補間演算)。上面の式(3)にならって、先ず横方向補間演算(第1の補間演算)を実行して、C23及びC43位置上のD23′及びD43′横方向色彩補間値を得た:
D23′=〔(D22+D24)/2+(C23×2−C21−C25)〕/4 (7)
D43′=〔(D42+D44)/2+(C43×2−C41−C45)〕/4 (8)
続いて同様に式(3)にならって、A13及びA53位置上のB13′及びB53′横方向色彩補間値を得た:
B13′=〔(B12+B14)/2+(A13×2−A11−A15)〕/4 (9)
B53′=〔(B52+B54)/2+(A53×2−A51−A55)〕/4 (10)
最後式(6)にならって、A33位置のD33′傾斜方向色彩補間値を得た:
D33′=〔(D23′+D43′)/2+(B33′×2−B13′−B53′)〕/4 (11)
上記の類推及び補間法を利用し、YMCGカラー・フィルタ・アレイを通してサンプリングした各映像データ値について該映像データ値と対応し且つ該映像データ値を中心とする5×5の映像データ組を探し出すことができると共に、該映像データ値に対応する4個色彩補間値を順に求め得た。
C33′=(C23+C43)/2 (13)
A33位置のD33′傾斜方向補間値に至っては、D33′は水平及び垂直方向においていずれも隣近の映像データ値D22,D24,D42及びD44があるので、縦方向及び横方向はいずれも補間を進行する必要がある(第3の補間演算)。しかし縦方向における補間は上式(13)と同様にエッジ情報の計算を省略する。式(7)及び(8)にならって先ずD23′及びD43′横方向色彩補間値を得る:
D23′=〔(D22+D24)/2+(C23×2−C21−C25)〕/4 (14)
D43′=〔(D42+D44)/2+(C43×2−C41−C45)〕/4 (15)
垂直エッジ情報の計算を省略したので、A13及びA53位置上のB13′及びB53′横方向色彩補間値及びB33′自体も省略して最後A33位置のD33′傾斜方向色彩補間値を得た:
D33′=〔(D23′+D43′)〕/2
本発明のハードウェアの実現部分について、図4即ち本発明の第1の好適な実施例により提供された色彩補間法ハードウェア架構図であって、主に静態ランドム・アクセス・メモリ(SRAM)の制御部分を開示する。それは第1列ないし第5列緩衝器401〜405、及び多重処理器406を包含する。本発明により提出されたYMCGカラー・フィルタ・アレイの色彩補間法は補間に少なくとも5列のデータを必要とするので、「書く前に読む」(Read before write)同期静態ランドム・アクセス・メモリ(Synchronous SRAM)は前記のデータを貯存するので5条列緩衝器(line buffer)しか必要としない。「書いた後に読む」(Read after write)モードの同期静態メモリは6条列緩衝器を必要とする(本図面に示していない)。
11 ユニット映像データ・アレイ
401 第1列緩衝器
402 第2列緩衝器
403 第3列緩衝器
404 第4列緩衝器
405 第5列緩衝器
406 多重処理器
Claims (15)
- YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であって、
(A)各映像データ組がM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、これにより各映像データ組が第(M+1)/2列、第(N+1)/2行の中心映像データ値を有する、複数個映像データ値を包括した映像データ・アレイを提供するステップと、
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を実行し、これにより前記第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち前記第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、
(C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行し、これにより前記第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち前記第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、
(D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を実行し、これにより該第1の映像データ組の前記第1の中心データ値即ち前記第3の補間演算の目標映像データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり:
前記第1の補間演算は(I)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列の第1の特定行の複数個映像データ値に対し、均等値の計算を実行して横方向色彩均等値を得るステップと、(II)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列の第2の特定行の複数個の映像データ値に対し、第1のエッジ計算を実行して横方向色彩エッジ値を得るステップと、(III)前記横方向色彩均等値及び前記横方向色彩エッジ値に対し、加算演算を実行して前記第1の補間演算の目標映像データ値の該横方向色彩補間値を得るステップとを備えてなり;
前記第2の補間演算は(I)前記第2の補間演算の目標映像データ値と同行の第1の特定列の複数個の映像データ値に対し、前記均等値の計算を実行して縦方向色彩均等値を得るステップと、(II)前記第2の補間演算の目標映像データ値と同行の第2の特定列の複数個の映像データ値に対し、第2のエッジ計算を実行して縦方向色彩エッジ値を得るステップと、(III)前記縦方向色彩均等値及び前記縦方向色彩エッジ値に対し、加算演算を実行して前記第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップとを備えてなり;
前記第3の補間計算は(I)第3の補間演算の目標映像データ値と同行の前記第1の特定列の複数個の第1の特定列映像データ値に対してそれぞれ前記第1の補間演算を実行して、複数個の第1の特定列横方向色彩補間値を得るステップと、(II)前記第1の特定列横方向色彩補間値に対し、前記均等値の計算を実行して傾斜方向色彩均等値を得るステップと、(III)前記第3の補間演算の目標映像データ値と同行の前記第2の特定列の複数個の第2の特定列映像データ値に対し、それぞれ前記第1の補間演算を実行して複数個の第2の特定列横方向色彩補間値を得るステップと、(IV)前記第2の特定列横方向色彩補間値に対し、前記第2のエッジ計算を実行して傾斜方向色彩エッジ値を得るステップと、(V)前記傾斜方向色彩均等値及び前記傾斜方向色彩エッジ値に対し、前記加算演算を実行して前記第3の補間演算の目標映像データ値の前記傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり、
前記Mの数値は5よりも小さくない第1の奇数であり、そして前記Nの数値は5よりも小さくない第2の奇数であり、
前記Mが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定行は偶数行であり、そして前記第2の特定行は奇数行であり、
前記Mが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、前記第1の特定行は奇数行であり、及び前記第2の特定行は偶数行であり、
Nが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定列は偶数列であり、そして前記第2の特定列は奇数列であり、
Nが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、前記特定列は奇数列であり、そして前記第2の特定列は偶数列である、色彩補間法。 - 前記複数映像データ組はそれぞれ第1のデータ列及び第2のデータ列を交互に配置することにより組成され、前記第1のデータ列は複数の第1の映像データ値及び複数の第2の映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ前記複数の第1の映像データ値が第1の色彩である時、前記複数の第2の映像データ値は第2の色彩であり、前記複数の第2の映像データ列は複数の第3の映像データ値及び複数の第4の映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ前記複数の第3の映像データ値が第3の色彩である時、前記複数の第4の映像データ値は第4の色彩である請求項1記載の色彩補間法。
- 前記第1の色彩は青及び緑により構成され、そして前記第2の色彩は黄及び洋紅により構成され、前記第3の色彩は青及び洋紅により構成され、そして前記第4の色彩は黄及び緑により構成される請求項2記載の色彩補間法。
- 前記均等値計算は双線性補間計算法(bilinear interpolation)が採用される請求項1記載の色彩補間法。
- 前記第1のエッジ計算は2倍の目標映像データ値を該目標映像データ値と同列の前記第2の特定行の映像データ値と互いに減じた後、第1の数値で割り、該第1の数値は該第2の特定行の行数に1を足したものである請求項1記載の色彩補間法。
- 前記第2のエッジ計算は2倍の目標映像データ値を前記目標映像データ値と同行の前記第2の特定列の映像データ値と互いに減じた後、第2の数値で割り、該第2の数値は前記第2の特定列の列数に1を足したものである請求項1記載の色彩補間法。
- YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であって以下のステップ(A),(B),(C),(D)を備えてなり、即ち
(A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
A11 B12…A15
C21 D22…C25
…………
A51 B52…A55
ここで、前記複数映像データ組は複数個映像データ値により5列及び5行の映像データ組が形成され、前記複数の映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を行うことにより前記第1の映像データ組のA33映像データ値の第2の色彩補間値B33′を得、前記第1の補間ステップの演算ステップは
B33′=(B32+B34)/2+(A33×2−A31−A35)/4であり;
(C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第3の色彩補間値C33′を得、前記第2の補間演算の演算ステップは
C33′=(C23+C43)/2+(A33×2−A13−A53)/4であり;及び
(D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第4の色彩補間値D33′を得、前記第3の補間演算の演算ステップは
D33′=(D23′+D43′)/2+(B33′×2−B13′−B53′)/4であり、
ここで、D23′=(D22+D24)/2+(C23×2−C21−C25)/4,
D43′=(D42+D44)/2+(C43×2−C41−C45)/4,
B53′=(B52+B54)/2+(A53×2−A51−A55)/4、及び
B13′=(B12+B14)/2+(A13×2−A11−A15)/4である、色彩補間法。 - 前記ステップは重複実行して前記映像データ・アレイの前記複数映像データ値の前記第2ないし第4の色彩補間値を得ることができる請求項7記載の色彩補間法。
- YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であって、
(A)複数個映像データ組の映像データ・アレイを提供し、その中、各前記映像データ組はM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、各映像データ組は第(M+1)/2列、第(N+1)/2行の中心映像データ値を有してなるステップと、
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を実行することにより、前記第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち前記第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、
(C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記中心映像データ値即ち該第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、
(D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を行うことにより、前記第1の映像データ組の前記第1の中心映像データ値即ち該第3の補間演算の目標データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり:
前記第1の補間演算は(I)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列の第1の特定行の複数個映像データ値に対し、均等値計算を実行して横方向色彩均等値を得るステップと、(II)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列中の第2の特定行の複数個映像データに対し、第1のエッジ計算を実行して横方向色彩エッジ値を取得するステップと、(III)前記横方向色彩均等値および前記横方向色彩エッジ値に対し加算演算を実行して、前記第1の補間演算の目標映像データ値の前記横方向色彩補間値を取得するステップと、を備えてなり;
前記第2の補間演算は(I)前記第2の補間演算の目標映像データ値と同行の第1の特定列の複数個映像データ値に対し、均等値計算を実行して、前記第2の補間演算の目標映像データ値の前記縦方向色彩補間値を得るステップを備えてなり;
前記第3の補間演算は(I)前記第3の補間演算の目標映像データ値と同行の前記第1の特定列の複数個の第1特定列映像データ値に対し、それぞれ第1の補間演算を実行して複数の第1の特定列の横方向色彩補間値を得るステップと、(II)前記第1の特定列横方向色彩補間値に対し前記均等値計算を実行して前記第3の補間演算の目標映像データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり、
前記Mの数値は5よりも小さくない第1の奇数であり、そして前記Nの数値は3よりも小さくない第2の奇数であり、
前記Mが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定行は偶数行であり、そして、前記第2の特定行は奇数行であり、
Mが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、前記第1の特定行は奇数行であり、そして前記第2の特定行は偶数行であり、
Nが2a+1且つaが1よりも小さくない奇数である時、前記第1の特定列は奇数列であり、
Nが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定列は偶数列である、色彩補間法。 - 前記複数個映像データ組はそれぞれ第1のデータ列及び第2のデータ列を交互に配置することにより組成され、前記第1のデータ列は複数の第1の映像データ値及び複数の第2の映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ、前記複数の第1のデータ値が第1の色彩である時、前記複数の第2のデータ値は第2の色彩であり、前記複数の第2の映像データ列は複数の第3映像データ値及び複数の第4映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ前記複数の第3の映像データ値が第3の色彩である時、前記複数の第4の映像データ値は第4の色彩である請求項9記載の色彩補間法。
- 前記第1の色彩は青色及び緑色により構成され、前記第2の色彩は黄色及び洋紅色により構成され、前記第3の色彩は青色及び洋紅色により構成され、そして前記第4の色彩は黄色及び緑色により構成される請求項10記載の色彩補間法。
- 前記均等値計算は双線性補間計算(bilinear interpolation)が採用される請求項9記載の色彩補間法。
- 前記第1のエッジ計算は2倍の目標映像データ値を前記目標映像データ値と同列の前記第2の特定行の映像データ値と互いに減じた後、第1の数値で割り、前記第1の数値は前記第2の特定行の行数に1を足したものである請求項9記載の色彩補間法。
- YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法は以下の(A)ステップ、(B)ステップ、(C)ステップ及び(D)ステップを備えてなり、即ち
(A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
C21 D22…C25
A31 B32…A35
C41 D42…C45
ここで、前記複数のデータ組は複数個映像データ値により5列及び3行複数映像データ組が形成され、前記複数の映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
(B)第1の映像データ組に対し第1の補間演算を行うことにより前記第1の映像データ組のA33映像データ値の第2の色彩補間値B33′を得、前記第1の補間演算の演算ステップは
B33′=(B32+B34)/2+(A33×2−A31−A35)/4であり;
(C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第3の色彩補間値C33′を得、前記第2の補間演算の演算ステップは
C33′=(C23+C43)/2であり;及び
(D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を実行することにより、前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第4の色彩補間値D33′を得、前記第3の補間演算の演算ステップは
D33′=(D23′+D43′)/2、
ここで、D23′=(D22+D24)/2+(C23×2−C21−C25)/4、
D43′=(D42+D44)/2+(C43×2−C41−C45)/4である、色彩補間法。 - 前記複数のステップは重複実行することにより、前記映像データ・アレイの前記複数の映像データ値の前記第2ないし第4の色彩補間値を得ることができる請求項14記載の色彩補間法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007217715A JP4620095B2 (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | Ymcgカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法 |
Applications Claiming Priority (1)
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