JP4620095B2 - Ymcgカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法 - Google Patents

Ymcgカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法 Download PDF

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Description

本発明は色彩補間の演算方法に関し、特に、YMCGカラー・フィルタ・アレイの色彩補間演算方法に関する。
現今ディジタル映像撮影系統は伝統原板の代りに映像センサ(CCD又はCMOSセンサ)及び記憶カードが用いられている。ディジタル映像撮影系統の体積及び製作コストを減少するために、映像センサの前にカラー・フィルタ・アレイ(CFA)を加入して、映像センサ上の各画素(pixel)が特定の単一色彩のみを得られるようにし、更に色彩補間の数学演算法により同一画素のその他色彩を得られるようにしていた。
目前CCDの分色方式はRGB原色分色法と、YMCG補色分色法との2種が常用されている。RGB原色分色法は進入した光線を赤、緑、黄の三種の色に分ける方法であり、そしてYMCG補色分色法は進入した光線を黄(Ye)、洋紅(Mg)、青(Cy)、緑(G)の4種顔色に分ける方法である。図1はYMCG補色分色法見取図である。原始映像データ・アレイ10において、各チェッカーは一個の画素を代表し、各画素は上記4種カラーの中の一種が検出される。YMCG補色分色法の特色は二つの垂直画素を加えて重複した2×2ユニット映像データ・アレイ11に転換した後、図中のC1−C4のように再度転換されたユニット映像データ・アレイを利用して演算を行うと伝統原板に接近した色彩表現を有する。
色彩補間の演算法はフィルタ・モードのカラー・フィルタ・アレイ(CFA)の不同により相違する。伝統の補間法は最近隣点(Nearest Neighbor)補間法、双線性(Bilinear)補間法を包含する。しかしながら上記2種の補間法は映像形状のエッジ部分をおぼろげにするので、いわゆるZipper effectを引起す。またこれより更に複雑な色彩補間法、例えば三次B-spline(cubic B-spline)補間法及び三次曲面補間法(cubic interpolation method)は上記エッジおぼろげの問題を改善できるが、演算が複雑、且つ関数が多いので、ハードウェアコストの増加及び反応時間の増長をもたらした。
従来の、例えばアメリカ特許5,373,322号は、先ず水平方向及び垂直方向の傾度(gradient)を計算し、算出された水平及び垂直方向の傾度を比較して、如何に両対角に位置する緑色に対して補間するかの、RGBカラー・フィルタ・アレイに適用される補間法を提出した(水平計又は垂直計算を採取する)。緑色の補間値を取得した時、再度該値を利用して、赤又は青の補間を取得した。しかしながら、該補間法は僅かにRGBカラー・フィルタ・アレイしかに適用されず、YMCGカラー・フィルタ・アレイに適用されない。
発明人は上記従来の技術の欠点に鑑み、鋭意実験及び研究を重ねた結果、ついに本発明の「YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法」を案出した。
エッジ画素を計算に列して補間後映像のおぼろげを引起す問題を回避できるように、又、演算前の判断ステップ免除しハードウェア資源を節約及び演算の速度を短縮するために、本発明人はエッジ情報(edge information)に納入して直接計算でき、如何なる演算前の判断ステップをも実行する必要がない、YMCGカラー・フィルタ・アレイの色彩補間法を提出した。
本発明の主なアイデアに基づいて提出された、YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法は、(A)各映像データ組がM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、これにより各該映像データ組が第(M+1)/2列、第(N+1)/2行の一中心映像データ値を有する、複数個映像データ組を包括した映像データ・アレイを提供するステップと、(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を進行し、これにより該第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち該第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行し、これにより該第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち該第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を進行し、これにより該第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち該第3の補間演算の目標映像データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
その中、該第1の補間演算は(I)該第1の補間演算の目標映像データ値と同列の中第1の特定行の複数個映像データ値に対し、一均等値の計算を進行して横方向色彩の均等値を得るステップと、(II)該第1の補間演算の目標映像データ値と同列の中第2の特定行の複数個映像データ値に対し、第1のエッジ計算を進行して横方向色彩エッジ値を得るステップと、(III)該横方向色彩均等値及び該横方向色彩エッジ値に対し、綜合演算を進行して、該第1の補間演算の目標映像データ値の該横方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
該第2の補間演算は(I)該第2の補間演算の目標映像データ値と同行の中第1の特定列の複数個映像データ値に対し、該均等値の計算を進行して縦方向色彩の均等値を得るステップと、(II)該第2の補間演算の目標映像データ値と同行の中第2の特定列の複数個映像データ値に対し、第2のエッジ計算を進行して縦方向色彩エッジ値を得るステップと、(III)該縦方向色彩均等値及び該縦方向色彩エッジ値に対し、綜合演算を進行して該第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
該第3の補間演算は(I)第3の補間演算の目標映像データ値と同行の中該第1の特定列の複数個第1の特定列映像データ値に対してそれぞれ該第1の補間演算を進行して、複数個第1の特定列横方向色彩補間値を得るステップと、(II)該等第1の特定列の横方向色彩補間値に対し、該均等値計算を進行して傾斜方向色彩均等値を得るステップと、(III)該第3の補間演算の目標映像データ値と同行の中該第2の特定列の複数個第2の特定列映像データ値に対し、それぞれ該第1の補間演算を進行して複数個第2の特定列横方向色彩補間値を得るステップと、(IV)該等第2特定列横方向色彩補間値に対し、該第2のエッジ計算を進行して傾斜方向色彩エッジ値を得るステップと、(V)該傾斜方向色彩均等値及び該傾斜方向色彩エッジ値に対し、該綜合演算を進行して該第3の補間演算の目標映像データ値の該傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
好適には、該等複数映像データ組はそれぞれ第1のデータ列及び第2のデータ列の相間により組成され、該第1のデータ列は複数個第1の映像データ値及び複数個の第2の映像データ値の相間により組成され、且つ該等第1の映像データ値が第1の色彩である時、該等第2の映像データ値は第2の色彩であり、該等第2の映像データ列は複数個第3の映像データ値及び複数個第4映像データ値の相間により組成され、且つ該等第3の映像データ値が第3の色彩である時、該等第4の映像データ値は第4の色彩である。
好適には該第1の色彩は青及び緑により構成され、そして該第2の色彩は黄及び洋紅により構成され、該第3の色彩は青及び洋紅により構成され、そして該第4の色彩は黄及び緑により構成される。
好適にはMの数値は5よりも小さくない第1の奇数であり、そしてNの数値は5よりも小さくない第2の奇数である。
好適には、Mが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、該第1の特定行は偶数行であり、そして該第2の特定行は奇数行である。
好適には、Mが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、該第1の特定行は奇数行であり、及び該第2の特定行は偶数行である。
好適にはNが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、該第1の特定列は偶数列であり、該第2の特定列は奇数列である。
好適にはNが2a+1且つaが3より小さくない奇数である時、該第1の特定列は奇数列であり、そして該第2の定列は偶数である、該均等値計算は双線補間計算法を採用する。
好適には該第1のエッジ計算は3倍の目標映像データ値を該目標映像データ値と同列の該第2の特定行の映像データ値と相減じた後、第1の数値で割り、その中該第1の数値は該第2の特定行の行数に1を足したものである。
好適には、該第2のエッジ計算は3倍の目標映像データ値を該目標映像データ値と同行の該第2の特定列の映像データ値と相減じた後、第2の数値で割り、その中該第2の数値は該第2の特定列の列数に1を足したものである。
好適には該には該綜合計は相足し計算である。
発明人の他のアイデアに基づけば、本発明はYMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であり、以下の(A)ステップと(B)ステップと(C)ステップと(D)ステップとを備えてなる。即ち:
(A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
A〔1〕〔1〕 B〔1〕〔2〕…A〔1〕〔5〕
C〔2〕〔1〕 D〔2〕〔2〕…C〔2〕〔5〕
…………
A〔5〕〔1〕 B〔5〕〔2〕…A〔5〕〔5〕
その中該等映像データ組は複数個映像データ値により5列及び5行の該等映像データ組が形成され、該等映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を行うことにより該第1の映像データ組の−A〔3〕〔3〕映像データ値の第2の色彩補間値B〔3〕〔3〕′を得、該第1の補間演算の演算ステップは
B〔3〕〔3〕′=(B〔3〕〔2〕+B〔3〕〔4〕)/2+(A〔3〕〔3〕* 2−A〔3〕〔1〕−A〔3〕〔5〕)/4であり;
(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行することにより該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第3の色彩補間値C〔3〕〔3〕′を得、該第2の補間演算の演算ステップは
C〔3〕〔3〕′=(C〔2〕〔3〕+C〔4〕〔3〕)/2+(A〔3〕〔3〕* 2−A〔1〕〔3〕−A〔5〕〔3〕)/4であり;及び
(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第4の色彩補間値D〔3〕〔3〕′を得、該第3の補間演算の演算ステップは
D〔3〕〔3〕′=(D〔2〕〔3〕′+D〔4〕〔3〕′)/2+(B〔3〕〔3〕* 2−B〔1〕〔3〕′−B〔5〕〔3〕′)/4であり、
その中D〔2〕〔3〕′=(D〔2〕〔2〕+D〔2〕〔4〕)/2+(C〔2〕〔3〕* 2−C〔2〕〔1〕−C〔2〕〔5〕)/4,D〔4〕〔3〕′=(D〔4〕〔2〕+D〔4〕〔4〕)/2+(C〔4〕〔3〕* 2−C〔4〕〔1〕−C〔4〕〔5〕)/4,B〔5〕〔3〕′=(B〔5〕〔2〕+B〔5〕〔4〕)/2+(A〔5〕〔3〕* 2−A〔5〕〔1〕−A〔5〕〔5〕)/4、及びB〔1〕〔3〕′=(B〔1〕〔2〕+B〔1〕〔4〕)/2+(A〔1〕〔3〕* 2−A〔1〕〔1〕−A〔1〕〔5〕)/4である。
好適には、該等ステップは重複進行して該映像データ・アレイの該等データ値の第2ないし第4の色彩補間値を得ることができる。
本発明の又次のアイデアに基づくYMCGカラー・フィルタ・アレイの色彩補間法は以下のステップを備えてなり、即ち:
(A)複数個映像データ組の映像データ・アレイを提供し、その中、各該映像データ組はM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、これにより各映像データ組は第(M+1)/2列、第(N+2)/2行の中心映像データ値を有してなるステップと、
(B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち該第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、
(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち該第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、
(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を行うことにより、該第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち該第3の補間演算の目標映像データ値の斜め方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
その中、上記第1の補間演算は以下のステップを備えてなる。即ち:
(I)該第1の補間演算の目標映像データ値と同列の中の第1の特定行の複数個映像データ値に対し、均等値計算を進行して横方向色彩均等値を得るステップと、
(II)該第1の補間演算の目標映像データ値と同列中の第2特定行の複数個映像データ値に対し、第1のエッジ計算を進行して横方向色彩エッジ値を取得するステップと、
(III)該横方向色彩均等値及び該横方向色彩エッジ値に対し、綜合演算を進行して、該第1の補間演算の目標映像データ値の該横方向色彩補間値を取得するステップと、を備えてなる。
該第2の補間演算は(I)該第2の補間演算の目標映像データ値と同行の中の第1の特定列の複数個映像データ値に対し、均等値計算を進行して、該第2の補間演算の目標映像データ値の該縦方向色彩補間値を得るステップを備える。
該第3の補間演算は以下のステップを備えてなる。即ち:
(I)該第3の補間演算の目標映像データ値と同行の中該第1の特定列の複数個第1特定列映像データ値に対し、それぞれ第1の補間演算を進行して複数個第1の特定列の横方向色彩補間値を得るステップと、
(II)該等第1の特定列横方向色彩補間値に対し、該均等値計算を進行して該第3の補間演算の目標映像データ値の該傾斜方向の色彩補間値を得るステップと、を備えてなる。
好適には、該等複数個映像データ組はそれぞれ第1のデータ列及び第2のデータ列相間により組成され、該第1のデータ列は複数個第1の映像データ値及び複数個第2の映像データ値相間により組成され、且つ該等第1の映像データ値が第1の色彩である時、該等第2の映像データ値は第2の色彩であり、該等第2の映像データ列は複数個第3映像データ値及び複数個第4映像データ値相間により組成され、且つ該等第3の映像データ値が第3の色彩である時、該等第4の映像データ値は第4の色彩である。
好適には該第1の色彩は青色及び緑色により構成され、該第2の色彩は黄色及び洋紅色により構成され、該第3の色彩は青色及び洋紅色により構成され、そして該第4の色彩は黄色及び緑色により構成される。
好適には、該Mの数値は5よりも小さくない第1の奇数であり、そして該Nの数値は3よりも小さくない第2の奇数である。
好適には、該第1の特定行は偶数行であり、そして該第2の特定行は奇数行である。
好適にはMが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、該第1の特定行は偶数行であり、そして該第2の特定行は奇数行である。
好適にはMが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、該第1の特定行は奇数行であり、そして該第2の特定行は偶数行である。
好適には、Nが2a+1且つaが1よりも小さくない奇数である時、該第1の特定列は奇数列である。
好適には、Nが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、該第1の特定列は偶数列である。
好適には該均等値計算は双線性補間計算(bilinear interpolation)が採用される。
好適には、該第1のエッジ計算は3倍の目標映像データ値を該目標映像データ値と同列の該第2の特定行の映像データ値と互いに減じた後、第1の数値で割り、その中該第1の数値は該第2の特定行の行数に1を足したものである。
本発明の他のアイデアに基づくYMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法は以下の(A)ステップ、(B)ステップ、(C)ステップ及び(D)ステップを備えてなる。
(A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
C〔2〕〔1〕 D〔2〕〔2〕…C〔2〕〔5〕
A〔3〕〔1〕 B〔3〕〔2〕…A〔3〕〔5〕
C〔4〕〔1〕 D〔4〕〔2〕…C〔4〕〔5〕
その中、該等映像データ組は複数個映像データ値により5列及び5行の該等映像データ組が形成され、該等映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
(B)第1の映像データ組に対し第1の補間演算を行うことにより該第1の映像データ組の−A〔3〕〔3〕映像データ値の第2の色彩補間値B〔3〕〔3〕′を得、該第1の補間演算の演算ステップは
B〔3〕〔3〕′=(B〔3〕〔2〕+B〔3〕〔4〕)/2+(A〔3〕〔3〕* 2−A〔3〕〔1〕−A〔3〕〔5〕)/4であり;
(C)該第1の映像データ組に対して第2の補間演算を進行することにより該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第3の色彩補間値C〔3〕〔3〕′を得、該第2の補間演算の演算ステップは
C〔3〕〔3〕′=(C〔2〕〔3〕+C〔4〕〔3〕)/2であり;及び
(D)該第1の映像データ組に対して第3の補間演算を進行することにより、該第1の映像データ組の該A〔3〕〔3〕映像データ値の第4の色彩補間値D〔3〕〔3〕′を得、該第3の補間演算の演算ステップは
D〔3〕〔3〕′=(D〔2〕〔3〕′+D〔4〕〔3〕′)/2、
その中D〔2〕〔3〕′=(D〔2〕〔2〕+D〔2〕〔4〕)/2+(C〔2〕〔3〕* 2−C〔2〕〔1〕−C〔2〕〔5〕)/4、
D〔4〕〔3〕′=(D〔4〕〔2〕+D〔4〕〔4〕)/2+(C〔4〕〔3〕* 2−C〔4〕〔1〕−C〔4〕〔5〕)/4である。
好適にはこれらステップは重複進行することにより、該映像データ・アレイの該等映像データ値の該第2ないし第4の色彩補間値を得ることができる。
上記の色彩補間法により、効果的に演算したい目標の水平及び垂直エッジ情報を納入して比較的よい補間値を得ることができると共に効果的ハードウェアのコストを低減することができる。
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、図面を参照しながら以下好適な実施例を詳細に説明することにより一層理解できる。
本発明により提供される、YMCGカラー・フィルタ・アレイの色彩補間法の好適な実施例を説明する。しかし、これら実施例は比較的好適な例に過ぎず、本発明の実施はこれら好適な実施例に限定されない。言うなれば、この分野に熟知せる業者はこれに開示された技術の精神に基づいて他の実施例を類推できるが、これらはいずれも本発明の技術的範囲に属する。
図2は本発明の第1の好適な実施例においてYMCGカラー・フィルタ・アレイを通してサンプリングした後の映像アレイのその中の映像データ組を示す。該映像データ組は5列及び5行の25個映像データ値により構成される。先行技術中で紹介されているように、各映像データ値は実際上の二個垂直画素により形成され、第1列、第3及び第5列はそれぞれA映像データ値及びB映像データ値を交互に配置することにより構成され、第2列及び第4列はC及びD映像データ値により構成される。本映像データ組において、A33は中心映像データ値であり、そしてA33′,B33′,C33′及びD33′はそれぞれA33位置上において本発明YMCG色彩補間法で演算して得た原位色彩補間値(A33′)、横方向色彩補間値(B33′)、縦方向色彩補間値(C33′)及び傾斜方向色彩補間値(D33′)を代表する。
その中A33が中心点にあるので、A33′原位色彩補間値は真実の映像データ値A33である。
A33位置のB33′横方向色彩補間値にあっては、B33′は水平(横方向)方向に隣近のB32及びB34があるのみであるから、横方向補間演算(第1の補間演算)しかしなかったが、先ず、A33と同列そして隣合う映像データ値に対し双線性補間法を進行して下式の通り、横方向色彩均等値Bm33′を取得した:
Bm33′=(B32+B34)/2 (1)
しかし、エッジ情報を考慮して、補間の結果をより鋭利にさせるために、水平方向の別の隣点A31,A33及びA35の近似を利用して横方向色彩エッジ値Be33′を得た:
Be33′=(A33×2−A31−A35)/4 (2)
(1)(2)を綜合したところ下式の結果を得た。
B33′=Bm33′+Be33′=
〔(B32+B34)2+(A33×2−A31−A35)〕4 (3)
A33位置のC33′縦方向色彩補間値に至っては、C33′は垂直方向のみに近隣の映像データ値C23及びC43があるので、縦方向補間演算(第2の補間演算)のみを行い、A33と同行そして隣合うC23及びC43に対し双線性補間法を実行して縦方向色彩均等値Cm33′を得た(式4):
Cm33′=(C23+C43)/2 (4)
同時に、エッジ情報を考慮して、補間の結果をより鋭利にさせるために、垂直方向の別の隣点A13,A33およびA53の近似を利用して縦方向色彩エッジ値Ce33′を得た:
Ce33′=(A33×2−A13−A53)/4 (5)
(1)(2)を綜合した結果、次の式を得た:
C33′=Cm33′+Ce33′
=〔(C23+C43)2+(A33×2−A13−A53)〕/4 (6)
A33位置のD33′傾斜方向色彩補間値に至っては、D33′は水平方向及び垂直方向のいずれにも隣近の映像データ値D22,D24,D42及びD44があるので、縦方向及び横方向はいずれも補間を実行する必要がある(第3の補間演算)。上面の式(3)にならって、先ず横方向補間演算(第1の補間演算)を実行して、C23及びC43位置上のD23′及びD43′横方向色彩補間値を得た:
D23′=〔(D22+D24)2+(C23×2−C21−C25)〕/4 (7)
D43′=〔(D42+D44)2+(C43×2−C41−C45)〕/4 (8)
続いて同様に式(3)にならって、A13及びA53位置上のB13′及びB53′横方向色彩補間値を得た:
B13′=〔(B12+B14)2+(A13×2−A11−A15)〕/4 (9)
B53′=〔(B52+B54)(A53×2−A51−A55)〕/4 (10)
最後式(6)にならって、A33位置のD33′傾斜方向色彩補間値を得た:
D33′=〔(D23′+D43′)2+(B33′×2−B13−B53)〕/4 (11)
上記の類推及び補間法を利用し、YMCGカラー・フィルタ・アレイを通してサンプリングした各映像データ値について該映像データ値と対応し且つ該映像データ値を中心とする5×5の映像データ組を探し出すことができると共に、該映像データ値に対応する4個色彩補間値を順に求め得た。
上記に説明したように、YMCGの特性は二つの垂直画素を加えた、重複した2×2ユニットに転換するので、垂直方向の演算は事実上2倍の画素であることから、容易にぼけるおそれがある。したがって、本発明人が一歩進んで本特色について提出した本発明の第2の好適な実施例は垂直方向エッジ情報の演算を省略して類似の効果を達成している。
図3は本発明の第2の好適な実施例においてYMCGカラー・フィルタ・アレイを通してサンプリングした後の映像アレイのその中の映像データ組を示す。該映像データ組は3列及び5行の15個映像データにより構成される。先行技術で紹介されているように、各映像データ値は実際上の二個垂直画素により形成され、第3列はA映像データ値及びB映像データ値を交互に配置することにより構成され、第2列及び第4列はC及びD映像データ値により構成される。本映像データ組において、A33は中心映像データ値であり、そしてA33′,B33′,C33′及びD33′はそれぞれA33位置上において本発明YMCG色彩補間法で演算して得た原位色彩補間値(A33′)、横方向色彩補間値(B33′)、縦方向色彩補間値(C33′)及び傾斜方向色彩補間値を代表する。
その中A33が中心点にあるので、A33′原位色彩補間値は真実の映像データ値A33である。
A33位置の33′方向色彩補間値にあっては、33′は垂直方向に隣近の映像データ値C23及びC43のみがあるので、ここでは縦方向補間、垂直方向エッジデータ情報計算を省略する:
C33′=(C23+C43)/2 (13)
A33位置のD33′傾斜方向補間値に至っては、D33′は水平及び垂直方向においていずれも隣近の映像データ値D22,D24,D42及びD44があるので、縦方向及び横方向はいずれも補間を進行する必要がある(第3の補間演算)。しかし縦方向における補間は上式(13)と同様にエッジ情報の計算を省略する。式(7)及び(8)にならって先ずD23′及びD43′横方向色彩補間値を得る:
D23′=〔(D22+D24)2+(C23×2−C21−C25)〕/4 (14)
D43′=〔(D42+D44)2+(C43×2−C41−C45)〕/4 (15)
垂直エッジ情報の計算を省略したので、A13及びA53位置上のB13′及びB53′横方向色彩補間値及びB33′自体も省略して最後A33位置のD33′傾斜方向色彩補間値を得た:
D33′=〔(D23′+D43′)〕/2
本発明のハードウェアの実現部分について、図4即ち本発明の第1の好適な実施例により提供された色彩補間法ハードウェア架構図であって、主に静態ランドム・アクセス・メモリ(SRAM)の制御部分を開示する。それは第1列ないし第5列緩衝器401〜405、及び多重処理器406を包含する。本発明により提出されたYMCGカラー・フィルタ・アレイの色彩補間法は補間に少なくとも5列のデータを必要とするので、「書く前に読む」(Read before write)同期静態ランドム・アクセス・メモリ(Synchronous SRAM)は前記のデータを貯存するので5条列緩衝器(line buffer)しか必要としない。「書いた後に読む」(Read after write)モードの同期静態メモリは6条列緩衝器を必要とする(本図面に示していない)。
依拠上記の説明によれば、本発明第2の好適な実施例は、垂直方向エッジ情報の計算を省略したので、「書いた後に読む」モードの同期静態メモリについて言えば4条列緩衝器を使用して前記のデータを貯存する必要があり、これに対し「書く前に読む」同期静態メモリは3条列緩衝器しか必要としない。
要するに、本発明はYMCGCCDの特性について、改良した演算法を利用して効果的に水平及び垂直方向のエッジ部分を検出することにより、良好な補間効果を生じた。しかしながら上記説明において述べた実施例は僅かに本発明の原理及び効果を説明するために過ぎず、本発明の技術的精神はこれに限定されず、付加クレームの範囲を逸脱しないかぎり、当業者による単純な設計変更、付加、修飾、置換はいずれも本発明の技術的範囲に属する。
YMCG補色分色法見取図である。 本発明の第1の好適な実施例においてYMCGカラー・フィルタ・アレイを通してサンプリングした後の映像アレイのその中の映像データ組を示す図である。 本発明の第2の好適な実施例においてYMCGカラー・フィルタ・アレイを通してサンプリングした後の映像アレイのその中の映像データ組を示す図である。 本発明の第1の好適な実施例により提供された色彩補間法ハードウェア架構図である。
符号の説明
10 原始映像データ・アレイ
11 ユニット映像データ・アレイ
401 第1列緩衝器
402 第2列緩衝器
403 第3列緩衝器
404 第4列緩衝器
405 第5列緩衝器
406 多重処理器

Claims (15)

  1. YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であって、
    (A)各映像データ組がM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、これにより各映像データ組が第(M+1)/2列、第(N+1)/2行の中心映像データ値を有する、複数個映像データ値を包括した映像データ・アレイを提供するステップと、
    (B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を実行し、これにより前記第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち前記第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、
    (C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行し、これにより前記第1の映像データ組の該第1の中心映像データ値即ち前記第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間を得るステップと、
    (D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を実行し、これにより該第1の映像データ組の前記第1の中心データ値即ち前記第3の補間演算の目標映像データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり:
    前記第1の補間演算は(I)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列の第1の特定行の複数個映像データ値に対し、均等値の計算を実行して横方向色彩均等値を得るステップと、(II)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列の第2の特定行の複数個映像データ値に対し、第1のエッジ計算を実行して横方向色彩エッジ値を得るステップと、(III)前記横方向色彩均等値及び前記横方向色彩エッジ値に対し、加算演算実行して前記第1の補間演算の目標映像データ値の該横方向色彩補間値を得るステップとを備えてなり;
    前記第2の補間演算は(I)前記第2の補間演算の目標映像データ値と同行の第1の特定列の複数個映像データ値に対し、前記均等値の計算を実行して縦方向色彩均等値を得るステップと、(II)前記第2の補間演算の目標映像データ値と同行の第2の特定列の複数個映像データ値に対し、第2のエッジ計算を実行して縦方向色彩エッジ値を得るステップと、(III)前記縦方向色彩均等値及び前記縦方向色彩エッジ値に対し、加算演算実行して前記第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップとを備えてなり;
    前記第3の補間計算は(I)第3の補間演算の目標映像データ値と同行の前記第1の特定列の複数個第1の特定列映像データ値に対してそれぞれ前記第1の補間演算を実行して、複数個第1の特定列横方向色彩補間値を得るステップと、(II)前記第1の特定列横方向色彩補間値に対し、前記均等値計算を実行して傾斜方向色彩均等値を得るステップと、(III)前記第3の補間演算の目標映像データ値と同行の前記第2の特定列の複数個第2の特定列映像データ値に対し、それぞれ前記第1の補間演算を実行して複数個第2の特定列横方向色彩補間値を得るステップと、(IV)前記第2の特定列横方向色彩補間値に対し、前記第2のエッジ計算を実行して傾斜方向色彩エッジ値を得るステップと、(V)前記傾斜方向色彩均等値及び前記傾斜方向色彩エッジ値に対し、前記加算演算実行して前記第3の補間演算の目標映像データ値の前記傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり、
    前記Mの数値は5よりも小さくない第1の奇数であり、そして前記Nの数値は5よりも小さくない第2の奇数であり、
    前記Mが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定行は偶数行であり、そして前記第2の特定行は奇数行であり、
    前記Mが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、前記第1の特定行は奇数行であり、及び前記第2の特定行は偶数行であり、
    Nが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定列は偶数列であり、そして前記第2の特定列は奇数列であり、
    Nが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、前記特定列は奇数列であり、そして前記第2の特定列は偶数列である、色彩補間法。
  2. 前記複数映像データ組はそれぞれ第1のデータ列及び第2のデータ列を交互に配置することにより組成され、前記第1のデータ列は複数第1の映像データ値及び複数第2の映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ前記複数の第1の映像データ値が第1の色彩である時、前記複数の第2の映像データ値は第2の色彩であり、前記複数の第2の映像データ列は複数第3の映像データ値及び複数第4の映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ前記複数の第3の映像データ値が第3の色彩である時、前記複数の第4の映像データ値は第4の色彩である請求項1記載の色彩補間法。
  3. 前記第1の色彩は青及び緑により構成され、そして前記第2の色彩は黄及び洋紅により構成され、前記第3の色彩は青及び洋紅により構成され、そして前記第4の色彩は黄及び緑により構成される請求項2記載の色彩補間法。
  4. 前記均等値計算は双線性補間計算法(bilinear interpolation)が採用される請求項1記載の色彩補間法。
  5. 前記第1のエッジ計算は倍の目標映像データ値を該目標映像データ値と同列の前記第2の特定行の映像データ値と互いに減じた後、第1の数値で割り、該第1の数値は該第2の特定行の行数に1を足したものである請求項1記載の色彩補間法。
  6. 前記第2のエッジ計算は倍の目標映像データ値を前記目標映像データ値と同行の前記第2の特定列の映像データ値と互いに減じた後、第2の数値で割り、該第2の数値は前記第2の特定列の列数に1を足したものである請求項1記載の色彩補間法。
  7. YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であって以下のステップ(A),(B),(C),(D)を備えてなり、即ち
    (A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
    A11 B12A15
    C21 D22C25
    …………
    A51 B52A55
    ここで、前記複数映像データ組は複数個映像データ値により5列及び5行の映像データ組が形成され、前記複数の映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値C及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
    (B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を行うことにより前記第1の映像データ組のA33映像データ値の第2の色彩補間値B33′を得、前記第1の補間ステップの演算ステップは
    B33′=(B32B34)/2+(A33×2−A31A35)/4であり;
    (C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第3の色彩補間値C33′を得、前記第2の補間演算の演算ステップは
    C33′=(C23C43)/2+(A33×2−A13A53)/4であり;及び
    (D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第4の色彩補間値D33′を得、前記第3の補間演算の演算ステップは
    D33′=(D23′D43′)/2+(B33′×2−B13′B53′)/4であり、
    ここで、D23′=(D22D24)/2+(C23×2−C21C25)/4,
    D43′=(D42D44)/2+(C43×2−C41C45)/4,
    B53′=(B52B54)/2+(A53×2−A51A55)/4、及び
    B13′=(B12B14)/2+(A13×2−A11A15)/4である、色彩補間法。
  8. 前記ステップは重複実行して前記映像データ・アレイの前記複数映像データ値の前記第2ないし第4の色彩補間値を得ることができる請求項記載の色彩補間法。
  9. YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法であって、
    (A)複数個映像データ組の映像データ・アレイを提供し、その中、各前記映像データ組はM列にN行を乗じた複数個映像データ値により形成され、各映像データ組は第(M+1)/2列、第(N+)/2行の中心映像データ値を有してなるステップと、
    (B)第1の映像データ組に対して第1の補間演算を実行することにより、前記第1の映像データ組の第1の中心映像データ値即ち前記第1の補間演算の目標映像データ値の横方向色彩補間値を得るステップと、
    (C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記中心映像データ値即ち該第2の補間演算の目標映像データ値の縦方向色彩補間値を得るステップと、
    (D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を行うことにより、前記第1の映像データ組の前記第1の中心映像データ値即ち該第3の補間演算の目標データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり:
    前記第1の補間演算は(I)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列の第1の特定行の複数個映像データ値に対し、均等値計算を実行して横方向色彩均等値を得るステップと、(II)前記第1の補間演算の目標映像データ値と同列中の第2特定行の複数個映像データに対し、第1のエッジ計算を実行して横方向色彩エッジ値を取得するステップと、(III)前記横方向色彩均等値および前記横方向色彩エッジ値に対し加算演算実行して、前記第1の補間演算の目標映像データ値の前記横方向色彩補間値を取得するステップと、を備えてなり;
    前記第2の補間演算は(I)前記第2の補間演算の目標映像データ値と同行の第1の特定列の複数個映像データ値に対し、均等値計算を実行して、前記第2の補間演算の目標映像データ値の前記縦方向色彩補間値を得るステップを備えてなり;
    前記第3の補間演算は(I)前記第3の補間演算の目標映像データ値と同行の前記第1の特定列の複数個第1特定列映像データ値に対し、それぞれ第1の補間演算を実行して複数第1の特定列の横方向色彩補間値を得るステップと、(II)前記第1の特定列横方向色彩補間値に対し前記均等値計算を実行して前記第3の補間演算の目標映像データ値の傾斜方向色彩補間値を得るステップと、を備えてなり、
    前記Mの数値は5よりも小さくない第1の奇数であり、そして前記Nの数値は3よりも小さくない第2の奇数であり、
    前記Mが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定行は偶数行であり、そして、前記第2の特定行は奇数行であり、
    Mが2a+1且つaが3よりも小さくない奇数である時、前記第1の特定行は奇数行であり、そして前記第2の特定行は偶数行であり、
    Nが2a+1且つaが1よりも小さくない奇数である時、前記第1の特定列は奇数列であり、
    Nが2a+1且つaが2よりも小さくない偶数である時、前記第1の特定列は偶数列である、色彩補間法。
  10. 前記複数個映像データ組はそれぞれ第1のデータ列及び第2のデータ列を交互に配置することにより組成され、前記第1のデータ列は複数第1の映像データ値及び複数第2の映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ、前記複数の第1のデータ値が第1の色彩である時、前記複数の第2のデータ値は第2の色彩であり、前記複数の第2の映像データ列は複数第3映像データ値及び複数第4映像データ値を交互に配置することにより組成され、且つ前記複数の第3の映像データ値が第3の色彩である時、前記複数の第4の映像データ値は第4の色彩である請求項記載の色彩補間法。
  11. 前記第1の色彩は青色及び緑色により構成され、前記第2の色彩は黄色及び洋紅色により構成され、前記第3の色彩は青色及び洋紅色により構成され、そして前記第4の色彩は黄色及び緑色により構成される請求項10記載の色彩補間法。
  12. 前記均等値計算は双線性補間計算(bilinear interpolation)が採用される請求項記載の色彩補間法。
  13. 前記第1のエッジ計算は倍の目標映像データ値を前記目標映像データ値と同列の前記第2の特定行の映像データ値と互いに減じた後、第1の数値で割り、前記第1の数値は前記第2の特定行の行数に1を足したものである請求項記載の色彩補間法。
  14. YMCGカラー・フィルタ・アレイに用いられる色彩補間法は以下の(A)ステップ、(B)ステップ、(C)ステップ及び(D)ステップを備えてなり、即ち
    (A)複数個の以下のような映像データ組により形成された映像データ・アレイを提供する:
    C21 D22C25
    A31 B32A35
    C41 D42C45
    ここで、前記複数のデータ組は複数個映像データ値により5列及び3行複数映像データ組が形成され、前記複数の映像データ値は第1の色彩値A、第2の色彩値B、第3の色彩値及び第4の色彩値Dの中の一つであり;
    (B)第1の映像データ組に対し第1の補間演算を行うことにより前記第1の映像データ組のA33映像データ値の第2の色彩補間値B33′を得、前記第1の補間演算の演算ステップは
    B33′=(B32B34)/2+(A33×2−A31A35)/4であり;
    (C)前記第1の映像データ組に対して第2の補間演算を実行することにより前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第3の色彩補間値C33′を得、前記第2の補間演算の演算ステップは
    C33′=(C23C43)/2であり;及び
    (D)前記第1の映像データ組に対して第3の補間演算を実行することにより、前記第1の映像データ組の前記A33映像データ値の第4の色彩補間値D33′を得、前記第3の補間演算の演算ステップは
    D33′=(D23′D43′)/2、
    ここで、D23′=(D22D24)/2+(C23×2−C21C25)/4、
    D43′=(D42D44)/2+(C43×2−C41C45)/4である、色彩補間法。
  15. 前記複数のステップは重複実行することにより、前記映像データ・アレイの前記複数の映像データ値の前記第2ないし第4の色彩補間値を得ることができる請求項14記載の色彩補間法。
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