JP4618747B2 - 情報記憶管理装置及び情報記憶管理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報記憶管理装置及び方法並びに制御装置及び方法に関し、例えばデータを階層的に記憶管理する階層記憶管理(HSM:Hierarchical Strage Management)システムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、階層記憶管理システムは、データをその使用頻度等に応じてアクセスの速いハードディスク等の第1の記憶媒体と、これよりもアクセス速度の遅いMOディスク(Magnet Optical)又はCD−R(Compact Disk-Recordable )等の第2の記憶媒体とで階層的に記憶保持するように構築されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる階層記憶管理システムにおいて、データの多重化(データを2重、3重に記憶保持)や、データのバックアップを必要なときに容易に行い得るようにすることができれば、階層記憶管理システムとしての使い勝手や機能性を向上させ得るものと考えられる。
【0004】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、使い勝手及び機能性を格段的に向上させ得る情報記憶管理装置及び方法、並びに情報を記憶管理する情報記憶管理装置の使い勝手及び機能性を格段的に向上させ得る制御装置及び方法を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、複数の情報を記憶管理する情報記憶管理装置において、複数の情報を記憶させるための第1の記憶領域を形成する1又は複数のハードディスクと、第1の記憶領域に記憶された複数の情報を多重化して記憶させるための第2の記憶領域を形成する複数の第1のリムーバブルメディアと、第1の記憶領域及び第2の記憶領域に記憶された複数の情報をバックアップするための第3の記憶領域を形成する複数の第2のリムーバブルメディアと、第1の記憶領域、第2の記憶領域及び第3の記憶領域からなるボリュームプールを単位として記憶管理するとともに、複数の情報を多重化又はバックアップする場合に、各ボリュームプールにおいて、複数の第1のリムーバブルメディア及び複数の第2のリムーバブルメディアを識別するための識別ID及び識別番号が付与された第1のリムーバブルメディア及び第2のリムーバブルメディアをそれぞれ第2の記憶領域及び第3の記憶領域に対する階層記憶の単位として管理するようにした。この結果、ボリュームプールに割り当てられたリムーバブルメディアを多重化やバックアップ用に自由に割り当てて使用することができ、ファイルデータの多重化やバックアップを必要なときに容易に行うことができる。
【0006】
また、複数の情報を記憶管理する情報記憶管理方法において、複数の情報を記憶させるための第1の記憶領域を形成する1又は複数のハードディスクと、第1の記憶領域に記憶された複数の情報を多重化して記憶させるための第2の記憶領域を形成する複数の第1のリムーバブルメディアと、第1の記憶領域及び第2の記憶領域に記憶された複数の情報をバックアップするための第3の記憶領域を形成する複数の第2のリムーバブルメディアと、第1の記憶領域、第2の記憶領域及び第3の記憶領域からなるボリュームプールを単位として記憶管理するとともに、複数の情報を多重化又はバックアップする場合に、各上記ボリュームプールにおいて、複数の第1のリムーバブルメディア及び複数の第2のリムーバブルメディアを識別するための識別ID及び識別番号が付与された第1のリムーバブルメディア及び第2のリムーバブルメディアをそれぞれ第2の記憶領域及び第3の記憶領域に対する階層記憶の単位として管理するようにした。この結果、ボリュームプールに割り当てられたリムーバブルメディアを多重化やバックアップ用に自由に割り当てて使用することができ、ファイルデータの多重化やバックアップを必要なときに容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0010】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態による階層記憶管理システムの構成
図1において、1は全体として第1の実施の形態による階層記憶管理システムを示し、階層記憶管理装置2と、当該階層記憶管理装置2に接続されたそれぞれ複数のMOディスク(Magnet Optical)、CD−R(Compact Disk-Recordable )又は磁気テープ(以下、これらをまとめてリムーバブルメディアと呼ぶ)を内蔵する複数のジューク3〜5から構成されている。
【0011】
この場合階層記憶管理装置2は、LAN(Local Area Network)コントローラ10、RAID(Redunant Array of Inexpensive Disks )−HDD(Hard Disk Drive )コントローラ11、SCSI(Small Computer System Interface )コントローラ12、チップセット13がPCI(Peripheral Component Interconnect )バス14を介して相互に接続され、チップセット13にCPU(Central Processing Unit )15及びメインメモリ16が接続されることにより構成されている。
【0012】
また階層記憶管理装置2は、LANコントローラ10を介してイーサネット17と接続されると共に、RAID−HDDコントローラ11を介してRAIDユニット18と接続され、かつSCSIコントローラ12を介して各ジューク3〜5とそれぞれ接続されている。
【0013】
そして階層記憶管理装置2においては、イーサネット17を介してクライアントコンピュータ19から与えられる各種コマンドをLANコントローラ10及びチップセット13を順次介してCPU15に取り込み、当該CPU15がこのコマンドに応じてRAID−HDDコントローラ11を介してRAIDユニット18を制御し、及び又はSCSIコントローラ12を介して必要なジューク3〜5を制御することにより、システム全体として当該コマンドに応じた動作を実行し得るようになされている。
【0014】
例えばCPU15は、クライアントコンピュータ19からイーサネット17を介してファイルデータが与えられると、LANコントローラ10及びRAIDユニット18等を制御して、当該ファイルデータをRAIDユニット18内に取り込ませてこれをハードディスクに記録させる。
【0015】
この際CPU15は、RAIDユニット18におけるデータ記憶量が一杯となった場合には、RAIDユニット18及び対応するジューク3〜5を制御して、アクセス頻度の低いファイルデータを対応するジューク3〜5内のリムーバブルメディアにコピーさせた後、当該ファイルデータをRAIDユニット18内から削除するようにして、新たに供給されるファイルデータ用の記憶領域をRAIDユニット18内に確保する。
【0016】
またCPU15は、外部からRAIDユニット18内にファイルデータを取り込むと、この後所定のタイミングでRAIDユニット18及び対応するジューク3〜5を制御して、当該ファイルデータをRAIDユニット18内のハードディスクから読み出させて対応するジューク3〜5内のリムーバブルメディアにコピーさせる。
【0017】
一方CPU15は、クライアントコンピュータ19からイーサネット17を介してファイルデータの読出し要求コマンドが与えられると、RAIDユニット18及びLANコントローラ10を制御して、RAIDユニット18内のハードディスクから対応するファイルデータを読み出させてこれをイーサネット17を介してクライアントコンピュータ19に送出させる。
【0018】
またCPU15は、この際読出し要求のあったファイルデータがRAIDユニット18内にないときには、いずれか1つのジューク3〜5、RAIDユニット19及びLANコントローラ10を制御して、当該ジューク3〜5内のリムーバブルメディアに記録されているファイルデータをRAIDユニット18内のハードディスクにコピーし、これをイーサネット17を介してクライアントコンピュータ19に送出する。
【0019】
このようにしてこの階層記憶管理システム1では、イーサネット17を介して与えられるファイルデータを階層的に記憶管理し、かつ当該記憶管理しているファイルデータをクライアントコンピュータ19からの要求に応じて読み出すようになされている。
【0020】
(1−2)階層記憶管理システム1における記憶領域の管理
ここで階層記憶管理装置2のCPU15は、階層記憶管理システム1における全記憶領域を複数の「ボリュームプール(Volume Pool )」という論理的な枠組みに分けて管理している。
【0021】
この場合1つの「ボリュームプール」は、RAIDユニット18内のハードディスクの記憶領域の一部と、各ジューク3〜5内の全リムーバブルメディアにより形成される記憶領域の一部とから構成される。従って「ボリュームプール」が階層記憶管理システム1における階層記憶管理の単位となる。
【0022】
またCPU15は、クライアントコンピュータ19からの要求に応じて、指定された「ボリュームプール」について、その「ボリュームプール」に割り当てられた全リムーバブルメディアにより形成される記憶領域を更に細分化して管理するための論理的な枠組み(以下、これを「メディアセット」と呼ぶ)を作成し、設定する。この実施の形態においては、このような「メディアセット」として、プライマリ(primary )セット、オルターネイティブ(alternative )セット及びバックアップ(backup)セットの3つを作成し、設定することができるようになされている。
【0023】
この場合プライマリセットは、基本的に全ての「ボリュームプール」に設定される「メディアセット」で、外部からRAIDユニット18内に取り込んだ全ファイルデータを記憶するための記憶領域及びこれを管理するための管理データからなる。
【0024】
またオルターネイティブセットは、プライマリセットだけが設定されている「ボリュームプール」に対してプライマリセット内のファイルデータを多重化しておきたいときに追加作成される「メディアセット」で、プライマリセット内の全ファイルデータを多重化して記憶するための記憶領域及びこれを管理する管理データからなる。
【0025】
さらにバックアップセットは、「ボリュームプール」のバックアップを行う際に作成される「メディアユニット」で、RAIDユニット18内に格納されている全ファイルデータと、他の「メディアセット」内の全ファイルデータとをバックアップするための記憶領域及びこれを管理データからなる。
【0026】
そしてこの実施の形態においては、プライマリセットのリムーバブルメディアの記憶領域としてその「ボリュームプール」に割り当てられたMOディスク3A〜3Cの記憶領域が対応付けられ、オルターネイティブセットの記憶領域としてその「ボリュームプール」に割り当てられたCD−R4A〜4Gの記憶領域が対応付けられ、バックアップセットの記憶領域としてその「ボリュームプール」に割り当てられた磁気テープ5A〜5Eの記憶領域が対応付けられている。ただし各「メディアセット」に対する記憶領域の対応付けは、リムーバブルメディア単体を単位としてユーザが自在に行うことができる。
【0027】
またこの実施の形態においては、プライマリセット内のファイルデータをバックアップセットを用いて多重化することもでき、またオルターネエイティブセットを用いてバックアップを行うこともできる。
【0028】
つまり各「メディアセット」に「オルターネイティブ」や「バックアップ」等の名前が付けられているはあくまでもクライアントコンピュータ19のGUI(Graphical User Interface)を使うユーザにとっての便宜性を考えてのことであり、オルターネエイティブセット及びバックアップセットの間に機能的な区別はない。
【0029】
またCPU15は、図3に示すように、各「ボリュームプール」や、各「メディアセット」、各「メディアセット」にそれぞれ対応付けられた各リムーバブルメディア及び各リムーバブルメディアの各記録面に対してそれぞれ固有の識別IDや番号を付与する。
【0030】
この結果階層記憶管理装置2に付与されたID及び作成時刻等から生成される「ボリュームプール」のIDでなるボリュームプールIDと、各「メディアセット」に付与されたセット番号とから各「メディアセット」を識別するためのメディアセットIDが生成される。
【0031】
またこのメディアセットIDと、その「メディアセット」内の各リムーバブルメディアに対してそれぞれ付与された通し番号とから各リムーバブルメディアを識別するためのメディアIDが生成される。さらにこのメディアIDと、そのリムーバブルメディアの記録面に対してそれぞれ付与された面番号とからサーフェイスIDが生成される。
【0032】
そしてCPU15は、このサーフェイスIDに基づいてこの図3のようなメディアセット管理データベースDB1を生成し、当該メディアセット管理データベースDB1に基づいて各「メディアセット」を管理する。
【0033】
なおこの図3において、「PrelabeledID」は特定のリムーバブルメディアに工場出荷時から付与されている各リムーバブルメディアの識別IDで、当該リムーバブルメディアにデータとして記録されているものである。また空欄になっているものは、一般小売店で販売されている「PrelabeledID」が付与されていないリムーバブルメディアを示す。
【0034】
さらにCPU15は、各「ボリュームプール」ごとに、上述のようにして生成されるサーフェースIDを用いて例えば図4に示すような各ファイルデータの記録位置を表すファイル管理データベースDB2を生成し、このファイル管理データベースDB2に基づいて各ファイルデータの記録場所を管理する。因にこの図4において、「HDD……」は、「A」というファイル名のファイルデータがRAIDユニット18内にも格納されていることを示す。
【0035】
(1−3)「メディアセット」を用いた多重化及びバックアップ機能
ここで「メディアセット」は、新規作成や、「ボリュームプール」からの切り離し及び破棄を自在に行うことができる。
【0036】
例えば「メディアセット」(オルターネイティブセット又はバックアップセット)を新規作成した場合、その「ボリュームプール」内の全ファイルデータが、新規作成する「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアにコピーされる。またこの場合、この新規作成された「メディアセット」に関する各種管理データが図3に示すメディアセット管理データベースDB1に登録される。
【0037】
なお新規作成された「メディアセット」に関する各種管理データとは、図3における「セットNo.」、「メディア通し番号」、「面番号」、「メディアタイプ」及び「PrelabeledID」であり、以下、この管理データをメディアセット管理データMDmsと呼ぶものとする。
【0038】
さらに「メディアセット」を新規作成した場合、この後この階層記憶管理システム1が外部から取り込む全ファイルデータがその「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアに記録される。
【0039】
この結果オルターネイティブセットやバックアップセットを作成した場合には、プライマリセットと対応付けられたリムーバブルメディアに記録されている全ファイルデータが、オルターネイティブセットやバックアップセットと対応付けられたリムーバブルメディアにも記録されることとなり、かくしてその「ボリュームプール」内の全ファイルデータが多重化される。
【0040】
一方「メディアセット」を「ボリュームプール」から切り離した場合、この「メディアセット」はエキスポート扱いとなって当該「ボリュームプール」のメディアセット管理データベースDB1からそのメディアセット管理データMDmsが削除される。
【0041】
また「ボリュームプール」から切り離された「メディアセット」は、同じ階層記憶管理システム1又は異なる階層記憶管理システム1にインポートする(メディアセット管理データMDmsを取り込む)ことができる。ただしエキスポートした「メディアセット」を同じ階層記憶管理システム1にインポートしたときには、この「メディアセット」は元の「ボリュームプール」とは別の「ボリュームプール」として扱われる。
【0042】
そしてこのような「メディアセット」の切り離しを利用して、「ボリュームプール」のバックアップを行うことができる。
【0043】
実際上例えばオルターネイティブセットやバックアップセットが作成されている状態において、当該オルターネイティブセット又はバックアップセットをバックアップ用途で切り離す場合には、その「メディアセット」が属していた「ボリュームプール」の作成年月日や当該「ボリュームプール」に設定されている「メディアセット」の種類などの管理データ(以下、これをボリュームプールデータと呼ぶ)と、メディアセット管理データベースDB1のデータと、RAIDユニット内のハードディスクに書き込まれたファイルデータの転記位置(どのリムーバブルメディアのどの位置)を表すプレイスポインタのデータとなど、その「ボリュームプール」を管理するための全管理データ(以下、これをボリュームプール管理データと呼ぶ)がその「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアに記録された後、当該「メディアセット」が内部処理的にその「ボリュームプール」から切り離される。
【0044】
またオルターネイティブセットやバックアップセットが作成されていない状態においてバックアップを行う場合には、クライアントコンピュータからのコマンドに応じて「メディアセット」(オルターネイティブセット又はバックアップセット)が新規作成された後、上述のボリュームプール管理データがその「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアに記録され、この後この「メディアセット」がその「ボリュームプール」から内部処理的に切り離される。
【0045】
なお「メディアユニット」を破棄した場合、内部処理的には「メディアセット」と、当該「メディアセット」と対応付けられた全リムーバブルメディアとの内部処理的な切り離しが行われ、その「メディアセット」のメディアセット管理データMDmsがインポートされることなくメディアセット管理データベースDB1から削除される。
【0046】
(1−4)CPU15の具体的な処理
ここで上述のようなCPU15の処理のうち、「メディアセット」の新規作成処理及びファイルデータの書込み処理について説明する。
【0047】
まずCPU15は、図5及び図6に示すメディアセット新規作成処理手順RT1に従って「メディアセット」を新規作成する。
【0048】
すなわちCPU15は、クライアントコンピュータ19から「メディアセット」を新規作成すべきコマンドが与えられると、メディアセット新規作成処理手順RT1をステップSP1において開始し、続くステップSP2においてそのときまでに使用したメディアセット番号(図3の「セットNo. 」)の最大値よりも1だけ大きいメディアセット番号を発生し、当該メディアセット番号をメディアセット管理データベースDB1に登録する。
【0049】
続いてCPU15は、ステップSP3に進んでRAIDユニット18及び対応するジューク3〜5を制御することにより、RAIDユニット18内に格納されているファイルデータを、新規作成する「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアにコピーさせる。
【0050】
次いでCPU15は、ステップSP4に進んでファイル管理データベースDB2及び各ジューク3〜5の動作状態に基づいて、MOディスク3A〜3C、CD−R4A〜4G及び磁気テープ5A〜5Eの順にサーチしてコピー元とする「メディアセット」を1つ決定し、この後ステップSP5に進んでその「メディアセット」に対応付けられた各リムーバブルメディアの中からコピー元とするリムーバブルメディアを1つ決定する。なおこのリムーバブルメディアの決定はメディア通し番号が小さい順として良い。
【0051】
続いてCPU15は、ステップSP6に進んでコピー元及びコピー先の各ジューク3〜5を制御することにより、コピー元のジューク3〜5内のコピー元として決定したリムーバブルメディアに記録されているファイルデータを全てコピー先のリムーバブルメディアにコピーさせる。
【0052】
さらにCPU15は、この後ステップSP7に進んでコピー元として決定したジューク3〜5内の各リムーバブルメディアに記録されている全ファイルデータをコピーし終えたか否かを判断する。
【0053】
そしてCPU15は、このステップSP7において否定結果を得ると、ステップSP5に戻り、この後このステップSP7において肯定結果を得るまでステップSP5−SP6−SP7−SP5のループを繰り返す。
【0054】
そしてCPU15は、やがてステップSP7において肯定結果を得ると、ステップSP8に進んでRAIDユニット18を制御してファイル管理データベースDB2を読み出し、当該ファイル管理データベースDB2に基づいて、他の「メディアセット」が記憶保持していながら新規作成する「メディアセット」に未だコピーされていないファイルを検索する。
【0055】
次いでCPU15は、この検索結果に基づいて続くステップSP9において新規作成した「メディアセット」に未だコピーされていないファイルがあったか否かを判断し、肯定結果を得るとステップSP10に進んで対応するジューク3〜5を制御することにより、そのファイルのファイルデータを新規作成する「メディアセット」に対応付けられたリムーバブルメディアにコピーする。
【0056】
さらにCPU15は、この後ステップSP11に進んでファイル管理データベースDB2に基づいて同じ「メディアセット」に保持され、かつ新規作成する「メディアセット」に未だコピーされていないファイルを検索する。
【0057】
そしてCPU15は、この後この検索結果に基づいて続くステップSP12において新規作成する「メディアセット」に未だコピーされていないファイルが存在するか否かを判断判断する。
【0058】
そしてCPU15は、このステップSP12において肯定結果を得るとステップSP10に戻り、この後ステップSP12において否定結果を得るまでステップSP10−SP11−SP12−SP10のループを繰り返すことにより、その「メディアセット」内に格納されている未だコピーされていない全てのファイルのファイルデータを新規作成する「メディアセット」にコピーする。
【0059】
そしてCPU15は、やがてステップSP12において否定結果を得るとステップSP8に戻り、この後ステップSP9において否定結果を得るまでステップSP8〜ステップSP12−ステップSP8のループを繰り返す。
【0060】
さらにCPU15は、この後ステップSP9において否定結果を得ると、ステップSP13に進んでこのメディアセット新規作成処理手順RT1を終了する。
【0061】
一方CPU15は、イーサネット17を介して供給されるファイルデータを図7に示すファイルデータ取込み処理手順RT2に従ってRAIDユニット18内に取り込ませる。
【0062】
すなわちCPU15は、クライアントコンピュータ19からファイルデータの書込み要求コマンドが与えられると、図7に示すファイルデータ取込み処理手順RT2をステップSP20において開始する。
【0063】
そしてCPU15は、続くステップSP21においてRAIDユニット18を制御することにより、クライアントコンピュータ19から与えられるファイルデータを当該RAIDユニット18内のハードディスクに記録させ、かつこれに応じてその「ボリュームプール」のファイル管理データベースDB2(図4)を更新する。
【0064】
続いてCPU15は、ステップSP22に進んでそのとき設定されている各「メディアセット」に対するこのファイルデータの送出を予約し、この後ステップSP23に進んでこのファイルに対する書込み処理を終了すべきか否かを判断する。
【0065】
ここでステップSP23において否定結果を得ることは、このファイルデータがデータ量が多いために数回に分けて送られてくることを意味し、このときCPU15は、ステップSP21に戻ってこの後ステップSP23において肯定結果を得るまでステップSP21−SP22−SP23−SP21のループを繰り返す。
【0066】
そしてCPU15は、ステップSP23において肯定結果を得ると、ステップSP24に進んでこのファイルデータ取込み処理手順RT2を終了する。
【0067】
さらにCPU15は、上述のように「メディアセット」に対するファイルデータの送出を予約した場合、各ジューク3〜5の動作状態を監視し、いずれかの「メディアセット」に対応付けられたリムーバブルメディアに対してファイルデータの書き込みを行える状態になると、図7に示す多重化処理手順RT3をステップSP30において開始する。
【0068】
そしてCPU15は、続くステップSP31においてRAIDユニット18を制御することによりファイル管理データベースDB2(図4)のデータを読み出し、当該ファイル管理データベースDB2に基づいて、対象とする「メディアセット」に対応付けられたリムーバブルメディアに記録されていないファイルを検索する。さらにCPU15は、この後ステップSP32に進んでこの検索結果に基づいて対応するファイルがあるか否かを判断する。
【0069】
そしてCPU15は、このステップSP32において肯定結果を得るとステップSP33に進み、RAIDユニット18及び必要なジューク3〜5を制御することにより、そのファイルのファイルデータを対象としている「メディアセット」に対応付けられたリムーバブルメディアにコピーさせる。
【0070】
なおこの際CPU15は、リムーバブルメディアに記録されたファイルデータのみから「ボリュームプール」のデータを再構築できるようにRAIDユニット18上でのファイル名やディレクトリ名などのパス名等のデータもリムーバブルメディアに記録させる。
【0071】
さらにCPU15は、この後ステップSP34に進んでファイル管理データベースDB2を更新してそのファイルデータがその「メディアセット」に対応付けられたリムーバブルメディアにコピーしたことを当該ファイル管理データベースDB2に登録した後ステップSP31に戻り、この後ステップSP32において肯定結果を得るまでステップSP31−SP32−SP33−SP34−SP31のループを繰り返す。
【0072】
そしてCPU15は、やがてステップSP32において否定結果を得るとステップSP35に進んでこの多重化処理手順RT3を終了し、この後他の「メディアセット」についても同様の処理を実行することにより、このファイルデータを各「メディアセット」に対応付けられたリムーバブルメディアにそれぞれ記録させる。
【0073】
(1−5)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この階層記憶管理システム1では、クライアントコンピュータ19からの要求に応じて、階層記憶管理装置2内のCPU15が指定された「ボリュームプール」内に指定された「メディアセット」を作成する。
【0074】
そしてこの階層記憶管理システム1では、イーサネット17を介してファイルデータが与えられると、このファイルデータを階層記憶管理装置2内のRAIDユニット18に一旦格納し、この後所定のタイミングでこのファイルデータをそのとき設定されている各「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアにそれぞれ記録するようにして多重化する。
【0075】
また階層記憶管理システム1では、バックアップを行うべきコマンドが与えられると、必要に応じて「メディアセット」を新規作成し、その「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアに対して、対応する「ボリュームプール」内の全ファイルデータと、当該「ボリュープール」の全管理データとを記録した後、当該「メディアセット」を内部処理的に切り離す。
【0076】
従ってこの階層記憶管理システム1では、その「ボリュームプール」に割り当てられたリムーバブルメディアを多重化用やバックアップ用に自由に割り当てて使用することができ、その分ファイルデータの多重化やバックアップを必要なときに容易に行うことができる。
【0077】
以上の構成によれば、外部からの要求に応じて「ボリュームプール」内に「メディアッセト」を設定し、当該「メディアセット」ごとにファイルデータを記憶保持するようにしたことにより、ファイルデータの多重化やバックアップを必要なときに容易に行い得るようにすることができ、かくして使い勝手や機能性を格段的に向上させ得る階層記憶管理システムを実現できる。
【0078】
(2)第2の実施の形態
(2−1)第2の実施の形態による階層記憶管理システム20の構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図9は、第2の実施の形態による階層記憶管理システム20を示し、それぞれ物理的に離れた場所に配置された階層記憶管理装置21と、マイクロコンピュータ構成のメディアセット管理装置22、23とがインターネット等のネットワーク24を介して接続され、これら階層記憶管理装置21及びメディアセット管理装置22、23にそれぞれジューク3〜5が接続されることにより構成されている。
【0079】
この場合階層記憶管理装置21は、「メディアセット」の新規作成処理及びファイルデータの読書き処理の内容が異なる点を除いて図1に示す階層記憶管理装置2と同様に構成されている。
【0080】
実際上階層記憶管理装置21のCPU25(図1)は、クライアントコンピュータ19から「メディアセット」(オルターネイティブセット又はバックアップセット)を新規作成すべきコマンドが与えられると、その「メディアセット」に対してリムーバブルメディアをジューク3〜5を単位として対応付ける。
【0081】
次いでCPU25は、ネットワーク24を介して対応するメディアセット管理装置22、23にファイルデータの書込み要求を与えると共に、この後RAIDユニット18及びジューク3を制御したり、ネットワーク24を介して接続された必要なジューク4、5をメディアセット管理装置22、23を介して制御することにより、図5及び図6について上述した手順と同様の手順でRAIDユニット18及びジューク3〜5内のリムーバブルメディアに記録されている全ファイルデータを新規作成する「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアに記録させる。
【0082】
一方CPU25は、クランアントコンピュータ19からファイルデータの書込み要求のコマンドが与えられると、図7について上述した手順と同様の手順により当該ファイルデータをRAIDユニット18内に取り込む。
【0083】
またCPU25は、この後RAIDユニット18及びジューク3を制御してこのファイルデータを当該ジューク3内のリムーバブルメディア(MOディスク3A〜3C)に記録させる一方、これと共にネットワーク24を介して接続された必要なジューク4、5をメディアセット管理装置22、23を介して制御することにより、このファイルデータを図8について上述した手順と同じ手順でこのとき設定されているオルターネイティブセット及び又はバックアップセットと対応付けられたリムーバブルメディアに記録させる。
【0084】
これに対してCPU25は、クライアントコンピュータ19からネットワーク24を介してファイルデータの読出し要求コマンドが与えられると、RAIDユニット18を制御することにより、RAIDユニット18から対応するファイルデータを読み出させてこれをネットワーク24を介してクライアントコンピュータ19に送出させる。
【0085】
そしてCPU25は、この際読出し要求のあったファイルデータがRAIDユニット18内にないときには、いずれか1つのジューク3〜5及びRAIDユニット18を直接的に又は対応するメディアセット管理装置24、25を介して間接的に制御することにより、当該ジューク3〜5内のリムーバブルメディアに記録されているファイルデータをRAIDユニット18内のハードディスクにコピーし、これをネットワーク24を介してクライアントコンピュータ19に送出する。
【0086】
このようにしてこの階層記憶管理システム20では、ファイルデータを階層に記憶管理すると共に、これに加えて第1の実施の形態と同様にしてファイルデータを必要時に多重化及びバックアップすることができるようになされている。
【0087】
(2−2)第2の実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この階層記憶管理システム20では、リムーバブルメディアをそれぞれ物理的に離れた場所に配置されたジューク3〜5を単位として各「メディアセット」に割り当てる。
【0088】
従ってこの階層記憶管理システム20では、多重化やバックアップされたファイルデータが物理的に離れた場所において記憶保管されるため、例えば自然災害などによるファイルデータの完全損失のおそれを未然に防止して、データ保存の信頼性を向上させることができる。
【0089】
以上の構成によれば、リムーバブルメディアをそれぞれ物理的に離れた場所に配置されたジューク3〜5を単位として各「メディアセット」と対応付けるようにしたことにより、第1の実施の形態の効果に加えてデータ保存の信頼性を向上させ得る階層記憶管理システムを実現できる。
【0090】
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、本発明を階層記憶管理装置1、20に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、供給される情報を記憶管理するようになされた情報記憶管理装置に広く適用することができる。
【0091】
この場合において第2の実施の形態においては、階層記憶管理装置21がクライアントコンピュータ19からのファイル読出し要求に応じて、必要なジューク3〜5を制御して対応するファイルデータを読み出し、これをクライアントコンピュータ19に送出(分散型)するようにしたが、例えば階層記憶管理装置21にはどのファイルデータがどのリムーバブルメディアのどの位置に記録されているかだけを管理させ、クライアントコンピュータ19からファイル読出し要求が与えられたときには、その記録位置の情報だけをクライアントコンピュータ19に与えて、当該情報に基づいてクライアントコンピュータ19が自ら対応するジューク3〜5にアクセスして必要なファイルデータを読み出す(分散開放型)ようにしても良い。
【0092】
そしてこのようにすることによって、例えばマルチメディアコンテンツのようなデータを配布する際にデータを「メディアセット」単位での配布を行えるためにコストを低下させたり、ネットワークアクセス性を向上させたりできる効果を得ることができる。
【0093】
また上述の実施の形態においては、情報を記録する記録媒体としてMOディスク3A〜3C、CD−R4A〜4G及び磁気テープ5A〜5E等のリムーバブルメディアを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、MOディスク3A〜3C、CD−R4A〜4G及び磁気テープ5A〜5E以外のリムーバブルメディアや、リムーバブルメディア以外の記録媒体などを広く適用することができる。
【0094】
この場合において上述の実施の形態においては記録媒体にファイルデータを書き込む書込み手段としてジューク3〜5(正確には各ジューク3〜5内にそれぞれ配設されたMOディスク3A〜3C、CD−R4A〜4G又は磁気テープ5A〜5Eに対応した図示しない記録再生装置)を適用するようにしたが、適用する記録媒体に応じたこの他種々の書込み手段を広く適用することができる。
【0095】
さらに上述の実施の形態においては、各ジューク3〜5内のリムーバブルメディアにより形成されるその「ボリュームプール」の記憶領域をリムーバブルメディア単体を単位として各「メディアセット」と対応付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばリムーバブルメディアの記録面単位やアドレス単位で記憶領域を各「メディアセット」と対応付けられるようにしても良い。
【0096】
さらに上述の実施の形態においては、外部からの要求に応じて各「メディアセット」にリムーバブルメディアを対応付け、ファイルデータを各「メディアセット」と対応付けられたリムーバブルメディアに書き込むようにジューク3〜5を制御する制御手段として、階層記憶管理システム1、20全体の制御を司るCPU15を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような制御手段をCPU15とは別体に設けるようにしても良い。
【0097】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、第1の記憶領域を形成するハードディスクに記憶された複数の情報を多重化して記憶させるための第2の記憶領域を形成する複数の第1のリムーバブルメディアと、第1の記憶領域及び第2の記憶領域に記憶された複数の情報をバックアップするための第3の記憶領域を形成する複数の第2のリムーバブルメディアとを具え、第1の記憶領域、第2の記憶領域及び第3の記憶領域からなるボリュームプールを単位として記憶管理するとともに、複数の情報を多重化又はバックアップする場合に、各ボリュームプールにおいて、複数の第1のリムーバブルメディア及び複数の第2のリムーバブルメディアを識別するための識別ID及び識別番号が付与された第1のリムーバブルメディア及び第2のリムーバブルメディアをそれぞれ第2の記憶領域及び第3の記憶領域に対する階層記憶の単位として管理するようにしたことにより、ボリュームプールに割り当てられたリムーバブルメディアを多重化やバックアップ用に自由に割り当てて使用することができるので、ファイルデータの多重化やバックアップを行うときに必要なリムーバブルメディアをセットすることで他のバックアップファイルと独立して管理することができ、かくしてファイルデータの多重化やバックアップを行うときに容易に管理し得る情報記憶管理装置を実現できる。
【0098】
また第1の記憶領域を形成するハードディスクに記憶された複数の情報を多重化して記憶させるための第2の記憶領域を形成する複数の第1のリムーバブルメディアと、第1の記憶領域及び第2の記憶領域に記憶された複数の情報をバックアップするための第3の記憶領域を形成する複数の第2のリムーバブルメディアとを具え、第1の記憶領域、第2の記憶領域及び第3の記憶領域からなるボリュームプールを単位として記憶管理するとともに、複数の情報を多重化又はバックアップする場合に、各ボリュームプールにおいて、複数の第1のリムーバブルメディア及び複数の第2のリムーバブルメディアを識別するための識別ID及び識別番号が付与された第1のリムーバブルメディア及び第2のリムーバブルメディアをそれぞれ第2の記憶領域及び第3の記憶領域に対する階層記憶の単位として管理するようにしたことにより、ボリュームプールに割り当てられたリムーバブルメディアを多重化やバックアップ用に自由に割り当てて使用することができるので、ファイルデータの多重化やバックアップを必要なときに容易に行うことができ、かくしてファイルデータの多重化やバックアップを行うときに容易に管理し得る情報記憶管理方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による階層記憶管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】「メディアセット」を用いた記憶領域の管理の説明に供する概念図である。
【図3】メディアセット管理データベースを表す概念図である。
【図4】ファイル管理データベースを表す概念図である。
【図5】ファイルデータ取込み処理手順を示すフローチャートである。
【図6】多重化処理手順を示すフローチャートである。
【図7】メディアセット新規作成処理手順を示すフローチャートである。
【図8】メディアセット新規作成処理手順を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態による階層記憶管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20……階層記憶管理システム、2、21……階層記憶管理装置、3〜5……ジューク、3A〜3C……MOディスク、4A〜4G……CD−R、5A〜5E……磁気テープ、15、25……CPU、18……RAIDユニット、19……クライアントコンピュータ、22、23……メディアセット管理装置、24……ネットワーク、DB1……メディアセット管理データベース、DB2……ファイル管理データベース、RT1……メディアセット新規作成処理手順、RT2……ファイルデータ取込み処理手順、RT3……多重化処理手順。

Claims (7)

  1. 複数の情報を記憶管理する情報記憶管理装置において、
    上記複数の情報を記憶させるための第1の記憶領域を形成する1又は複数のハードディスクと、
    上記第1の記憶領域に記憶された上記複数の情報を多重化して記憶させるための第2の記憶領域を形成する複数の第1のリムーバブルメディアと、
    上記第1の記憶領域及び上記第2の記憶領域に記憶された上記複数の情報をバックアップするための第3の記憶領域を形成する複数の第2のリムーバブルメディアと、
    上記第1の記憶領域、上記第2の記憶領域及び上記第3の記憶領域からなるボリュームプールを単位として上記記憶管理するとともに、上記複数の情報を上記多重化又は上記バックアップする場合に、各上記ボリュームプールにおいて、上記複数の第1のリムーバブルメディア及び上記複数の第2のリムーバブルメディアを識別するための識別ID及び識別番号が付与された上記第1のリムーバブルメディア及び上記第2のリムーバブルメディアをそれぞれ上記第2の記憶領域及び上記第3の記憶領域に対する階層記憶の単位として管理する管理手段と
    を具えることを特徴とする情報記憶管理装置。
  2. 上記複数の第1のリムーバブルメディアは、複数のCD−Rによって構成され、上記複数の第2のリムーバブルメディアは複数の磁気テープによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記憶管理装置。
  3. 上記第1の記憶領域から上記第2の記憶領域及び上記第3の記憶領域に記憶された記録済情報を上記第1の記憶領域から削除する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記憶管理装置。
  4. 上記1又は複数のハードディスクと上記複数の第1のリムーバブルメディア及び上記複数の第2のリムーバブルメディアとをネットワークによって接続し、物理的に離れた場所に配置することによって上記複数の第1のリムーバブルメディア及び上記複数の第2のリムーバブルメディアを上記管理手段によって管理される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記憶管理装置。
  5. 複数の情報を記憶管理する情報記憶管理方法において、
    上記複数の情報を記憶させるための第1の記憶領域を形成する1又は複数のハードディスクと、
    上記第1の記憶領域に記憶された上記複数の情報を多重化して記憶させるための第2の記憶領域を形成する複数の第1のリムーバブルメディアと、
    上記第1の記憶領域及び上記第2の記憶領域に記憶された上記複数の情報をバックアップするための第3の記憶領域を形成する複数の第2のリムーバブルメディアと、
    上記第1の記憶領域、上記第2の記憶領域及び上記第3の記憶領域からなるボリュームプールを単位として上記記憶管理するとともに、上記複数の情報を上記多重化又は上記バックアップする場合に、各上記ボリュームプールにおいて、上記複数の第1のリムーバブルメディア及び上記複数の第2のリムーバブルメディアを識別するための識別ID及び識別番号が付与された上記第1のリムーバブルメディア及び上記第2のリムーバブルメディアをそれぞれ上記第2の記憶領域及び上記第3の記憶領域に対する階層記憶の単位として管理する管理ステップと
    を具えることを特徴とする情報記憶管理方法。
  6. 上記第1の記憶領域から上記第2の記憶領域及び上記第3の記憶領域に記憶された記録済情報を上記第6の記憶領域から削除する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報記憶管理方法。
  7. 上記1又は複数のハードディスクと上記複数の第1のリムーバブルメディア及び上記複数の第2のリムーバブルメディアとをネットワークによって接続し、物理的に離れた場所に配置することによって上記複数の第1のリムーバブルメディア及び上記複数の第2のリムーバブルメディアを上記管理ステップによって管理される
    ことを特徴とする請求項に記載の情報記憶管理方法。
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