JP4617789B2 - 防災用照明装置点検システム - Google Patents

防災用照明装置点検システム Download PDF

Info

Publication number
JP4617789B2
JP4617789B2 JP2004268717A JP2004268717A JP4617789B2 JP 4617789 B2 JP4617789 B2 JP 4617789B2 JP 2004268717 A JP2004268717 A JP 2004268717A JP 2004268717 A JP2004268717 A JP 2004268717A JP 4617789 B2 JP4617789 B2 JP 4617789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
disaster prevention
date
lighting
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004268717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006085988A (ja
Inventor
寿明 高橋
将 松野
公仁 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2004268717A priority Critical patent/JP4617789B2/ja
Publication of JP2006085988A publication Critical patent/JP2006085988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4617789B2 publication Critical patent/JP4617789B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

この発明は、非常時に誘導路や非常口を示す誘導路灯器具及び非常口灯器具等の防災用照明装置において、それら器具が非常時に正常に動作するかの点検を中央の制御盤装置にて管理実行させると共に、その防災用照明装置の点検結果を記憶する防災用照明装置点検システムに関する。
従来、非常時に誘導路や非常口等を示す照明器具としての誘導路灯器具や非常口灯器具等の防災用照明装置(以下、単に防災用照明装置と称する)は、非常時に商用電源が遮断された際に、最低限規定された時間点灯させるように、非常用電源が内蔵されている。
この防災用照明装置は、非常時に内蔵されている非常用電源にて規定された時間以上点灯できるように、定期的に点検することが法的に義務づけられている。この防災用照明装置の法的な定期点検は、非常用電源により防災用照明装置を例えば20分または60分間点灯させることができるか確認するもので、例えば3ヶ月または6ヶ月に一度実施される。また、この定期点検以外に週間単位で、点検スイッチを短時間オンさせて非常用電源による点灯確認を行う日常的点検も実施されることもある。
一般的に、防災用照明装置は、防災用照明装置に設けられている点検スイッチをオンさせている間、商用電源による点灯から非常用電源による点灯に切り換わるようになっている。このために、定期点検時には、点検スイッチを所定の点灯時間である20分または60分間オンさせておかなければならない。
また、この定期点検後の非常用電源の充電に時間を要するために、点検後の充電期間に非常事態が生じると非常用電源による点灯が十分確保できないこともある。そのために、少なくとも人の多く集まる時間帯に充電期間とならないように点検したり、あるいは、隣り合った防災用照明装置を同時に点検しないよう配慮する必要がある。
このように人の集まる時間帯や隣り合う器具の同時点検を避ける等の条件の基で、個々の防災用照明装置の点検スイッチを所定時間オンさせて、非常用電源による点灯確認を行うことは大変煩雑な作業である。
このため、点検機能を有する複数の防災用照明装置の例えば誘導灯装置を、通信線を介して誘導灯制御監視盤に接続させ、その誘導灯制御監視盤にて複数の誘導灯装置の所定の周期による点検順位のスケジュール設定と、そのスケジュール設定された点検順位により誘導灯装置個々に対して点検動作の指令を行う誘導灯自動点検システムが、例えば、特許文献1に提案されている。
特開2004−111347号公報
上記特許文献1に提案されている誘導灯自動点検システムは、常時ランプまたは非常用電源の状態を監視し続ける監視機能を有し、その監視機能による常時監視と、所定時間以上の非常用電源によりランプを点灯させる定期点検による結果を総合的に評価して、誘導灯の善し悪しを判断する判断部を有する誘導灯装置(なお、特許文献1では誘導灯自動点検装置と称されている)と、この複数の誘導灯装置と通信回線によりネットワーク構築されて、誘導灯装置の制御や監視を行う機能を有する誘導灯制御監視盤とからなっている。
この誘導灯自動点検システムの誘導灯制御監視盤は、複数の誘導灯装置に対して、例えば、3ヶ月に一度のタイミングで定期点検を行うように全ての誘導灯装置を順序よく点検指令を送信するようになっている。
この誘導灯制御監視盤は、誘導灯装置の配置から誘導灯装置個々に識別アドレスである固有IDを付し、かつ、その固有IDを付した誘導灯装置を、例えばフロア単位にグループ化し、そのグループと固有IDにより隣り合った誘導灯装置が同時に点検動作しないように点検スケジュールの設定機能を有している。なお、この点検スケジュールの設定は、誘導灯装置の設置台数、設置場所、人の集合時間帯、及び点検周期等の各種条件を基に設定される。
この定期点検のスケジュールの設定機能を有する誘導灯制御監視盤からの点検指令にて誘導灯装置が効率的に点検動作が行えるようになっている。しかし、この定期点検のスケジュールの基で定期点検の割付が行われた各固有ID毎の誘導灯装置の定期点検が実行される日時は、誘導灯制御監視盤にて設定されたスケジュールを分析しない限り判明できず、また、固有ID毎の誘導灯装置の定期点検のスケジュールを途中変更することはできず、もし仮にスケジュールの変更を行う場合は、全ての誘導灯装置の定期点検のスケジュールを新たに設定仕直す必要がある。
しかし、誘導灯装置の定期点検のスケジュールの設定後、あるいは、そのスケジュールの基で定期点検が実行されている途中において、スケジュール設定時の条件と異なるイベントが開催されることがある。このような場合、設定されている定期点検スケジュールを分析して、イベント開催時に定期点検される誘導灯装置の固有IDを検出する繁雑な作業を行わなければならない。また、イベント開催時に点検される誘導灯装置が判明した場合、その該当誘導灯装置の点検日時の変更は、そのイベント開催を加味した新たな条件の基で、改めて点検スケジュールを再設定することになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、日時や防災用照明装置単位の定期点検日時が容易に検出でき、かつ、その検出した防災用照明装置の点検日時の変更が容易にできる誘導灯点検システムを提供することを目的としている。
請求項1の発明の防災用照明装置点検システムは、非常用電源と、通常時は商用電源からの電力にてランプを点灯させ、非常時は前記非常用電源からの電力にて前記ランプを点灯させる点灯回路とを有し、前記ランプ及び前記非常用電源の点検を行う点検機能、並びに前記点検機能の動作指令や点検結果の情報を送受信する伝送機能を備えた防災用照明装置と;前記防災用照明装置の伝送機能と接続され、前記点検機能に対して点検動作の指令の送信と、その点検結果の情報を受信する制御盤装置と;前記防災用照明装置を動作させて、前記非常用電源からの電力にて前記ランプを所定時間以上点灯させる点検を周期的に実施させるための点検スケジュールを設定する前記制御盤装置に設けられた点検周期設定手段と;この点検周期設定手段にて設定された前記防災用照明装置の点検スケジュールの基で、前記防災用照明装置の点検日時、あるいは、前記点検日時単位の点検対象防災用照明装置を表示するとともに、前記設定された点検スケジュールにおいて、任意の日付を入力すると入力された日が表示され、かつ前記の任意の日付に点検が設定されている防災用照明装置の情報を検出して表示する前記制御盤装置に設けられた表示手段と;この表示手段に表示された前記防災用照明装置の点検日時を他の日時に変更させるよう前記点検スケジュールを更新する前記制御盤装置に設けられた点検日時変更手段と;を具備することを特徴としている。
また、請求項2の発明の防災用照明装置点検システムは、請求項1の発明の防災用照明装置点検システムにおいて、前記制御盤装置は、前記点検周期設定手段にて設定された前記防災用照明装置の点検スケジュールの基で、前記防災用照明装置を点検動作させ、その防災用照明装置の点検結果を収集記憶すると共に、その記憶されている前記防災用照明装置の点検結果を前記表示手段に表示させることを特徴としている。
本発明において用語の定義及び技術的意味は次による。
防災用照明装置は、ランプ、非常用電源、通常時は商用電源からの電力にて前記ランプを点灯させ、非常時は前記非常用電源からの電力にて前記ランプを点灯させる点灯回路、前記ランプと非常用電源及び点灯回路等の点検を行う点検機能、並びに点検機能の動作指令や点検結果の情報を送受信する伝送機能からなっている。
ランプは、電球、放電灯、またはLED等の非常時に点灯して誘導路や非常口を示す表示パネルを照明するものであればよい。非常用電源は、充電可能なバッテリである。
点灯回路は、通常時は商用電源からの電力により前記ランプを点灯させ、非常時に商用電源からの電力が遮断された際に、その商用電源からの電力遮断を検出して、非常用電源からの電力にて前記ランプを点灯させると共に、通常時に非常用電源を充電するための充電機能を有している。
点検機能は、強制的に点灯回路を非常用電源からの電力にてランプを点灯させて、ランプ、及び非常用電源が所定の時間以上正常に動作するか点検するものである。この点検機能は、後述する制御盤装置からの点検動作指令にて点検動作が行われる。
伝送機能は、後述する制御盤装置と接続され、制御盤装置からの防災用照明装置に対する点検動作の指令を受信したり、点検後の結果情報を送信するものである。
制御盤装置は、複数の防災用照明装置の点検機能を動作させて点検動作を行わせる指令を送信すると共に、その点検結果の情報を受信するものである。
この制御盤装置は、防災用照明装置の点検機能を動作させて、非常用電源からの電力にてランプを所定時間以上点灯させる定期点検を周期的に実施させるための防災用照明装置の点検スケジュールを設定するシーケンスである点検周期設定手段と、この点検周期設定手段にて設定された防災用照明装置の点検スケジュールの基で、防災用照明装置の点検日時、あるいは、点検日時単位の点検対象の防災用照明装置を表示させるシーケンスである表示手段と、及びこの表示手段に表示された防災用照明装置の点検日時を他の日時に変更させるシーケンスである点検日時変更手段を備えたマイクロプロセッサを有して構成することもできる。
または、制御盤装置には、点検周期設定手段にて設定された前記防災用照明装置の点検スケジュールの基で、前記防災用照明装置を点検動作させ、その防災用照明装置の点検結果を収集して記憶する記憶素子を有し、その記憶素子に記憶されている防災用照明装置の点検結果の状態を表示手段に表示させるように構成されていても良い。
本発明の誘導灯点検システムは、制御盤装置において設定された防災用照明装置の定期点検のスケジュールから点検日時単位にて点検対象の防災用照明装置、あるいは、防災用照明装置の点検日時を検出表示することが可能となり、その検出表示された当初スケジュールの点検日時に対してイベント等の開催に応じた点検の見直しが効率よく容易に実行できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
最初に、図1を用いて本発明に係る防災用照明装置点検システムの一実施形態の全体構成について説明する。建物内の誘導路や非常口の壁面等に設置された誘導灯器具や非常灯器具等からなる複数の防災用照明装置をグループ分けした、第1のグループの防災用照明装置1−1,1−2,1−3,1−4,…と、第2のグループの防災用照明装置2−1,2−2,2−3,2−4,…(以下、防災用照明装置1,2と称する)が通信線3を介して制御盤装置4に接続されている。
防災用照明装置1,2それぞれの構成は図示してないが、誘導路や非常口を示す表示板、この表示板を照明するランプ、非常用電源、通常時は商用電源からの電力にてランプを点灯させ、非常時は非常用電源からの電力にてランプを点灯させる点灯回路を有して、ランプ及び非常用電源の点検を行う点検機能、並びに点検機能の動作指令の信号や点検結果の情報信号を送受信する伝送機能を備えている。
つまり、この防災用照明装置1,2の点灯回路は、通常時は商用電源からの電力によりランプを点灯させ、非常事態により商用電源からの電力が遮断されると、その商用電源が遮断されたことを検知して、非常用電源からの電力にてランプを点灯させる。なお、通常時の商用電源からの電力にてランプを点灯させている状態において、非常用電源を充電させる機能を含んでいる。
また、この点灯回路は、ランプの断線等のランプ異常を検出して表示させる機能と、通常時の商用電源にて点灯の際に非常用電源の充電動作を表示する機能とを有している。
点検機能は、非常用電源からの電力にてランプが点灯するか、及び非常用電源は所定時間ランプを点灯させる電力を有しているか等の非常時の点灯動作に不具合が生じないか点検を行い、その点検結果をLEDを用いて表示されるようになっている。この点検機能による点検動作は、器具に設けられた点検スイッチを操作することで動作させると共に、後述する制御盤装置4からの点検動作の指令信号により点検動作させるようになっている。
この点検機能の点検スイッチに接近した位置には、前記点灯回路のランプ異常表示機能と、充電動作表示機能により点灯するランプモニタと充電モニタ用のLEDが配置されている。
伝送機能は、通信線3を介して制御盤装置4から送信された点検動作の指令信号を受信して点検機能の点検動作を開始させたり、点検機能による点検結果の情報を制御盤装置4へ送信する。
また、防災用照明装置1,2には、それぞれを識別するための固有IDであるアドレスが付されている。更に、防災用照明装置1,2の数量にもよるが、例えばエリア毎やフロア毎にグループ分けされている。なお、図1は、複数の防災用照明装置を2つのグループに分けられ、第1のグループの防災用照明装置1にアドレス1−1〜1−nが付され、第2のグループの防災用照明装置2にアドレス2−1〜2−nが付されている例を示している。
制御盤装置4は、通信線3を介して、防災用照明装置1,2に接続され、この防災用照明装置1,2の点検動作の制御と、点検結果の情報の収集と記憶、及びその点検結果の情報の表示が可能となっている。
この制御盤装置4の表面の構成について、図2を用いて説明する。制御盤装置4の表面には、制御盤装置4の通電状態を表す電源LED11、この制御盤装置4の各種制御モードの設定をリセットする設定リセットスイッチ12、制御盤装置4により制御する防災用照明装置1,2の点検結果情報や後述する本発明に係る防災用照明装置1,2の点検スケジュールの確認及び変更等の表示を行う表示部13、制御盤装置4の各種動作モードの設定や、その動作モードの開始指令等を入力するために設けられたSHIFTボタン14、アドレス確認ボタン15、時刻/日付ボタン16、設定ボタン17、点検実施ボタン18、ENTERボタン19からなる入力ボタンが設けられている。
表示部13には、防災用照明装置1,2を点検動作させた結果、異常が検出された防災用照明装置1,2のアドレスや、後述する点検スケジュールに基づく日時などを表示する異常機器番号表示部20、防災用照明装置1,2の異常内容や点検動作などの状態を表示する機器状態表示部23、及び防災用照明装置1,2を操作する機器操作部24の3つのエリアからなっている。
異常機器番号表示部20には、防災用照明装置1,2の固有IDであるアドレス、点検の日付や時刻を7つのセグメントにて数字を表示させる7セグメント素子を4つ並べて4桁の数字を表示させる数字表示部21、この数字表示部21に表示されている数字が防災用照明装置1n,2のアドレス、日付、及び時刻のいずれの項目であるか表示させる数字項目表示部22からなっている。この数字項目表示部22には、アドレス、日付、及び時刻の項目表記と、その項目表記の図中左隣にLEDを設け、そのLEDが点灯された項目の数字が数字表示部21に表示されるようになっている。
機器状態表示部23には、防災用照明装置1,2の異常内容と点検状態を表示する項目である電池、ランプ、器具、通信、点検中、点検中断、及び電池寿命等の項目表記と、それぞれの項目表記の図中左隣にLEDが設け、そのLEDが点灯された項目が機器の状態を示すようになっている。
機器操作部25には、防災用照明装置1,2の点検の結果、異常が検出されると異常発生を告知するための異常ランプ25a、この異常ランプ25aが点灯した際に異常内容を確認するために操作する確認ボタン25b、及び数字表示部21に表示されている数字を前または次の数字に変更させるための前次ボタン26からなっている。

この制御盤装置4の内部には、図示してないが、入力ボタン14〜19、確認ボタン25b、及び前次ボタン26の操作により防災用照明装置1,2の点検始動、点検結果情報の収集記憶、異常機器番号表示部20や機器状態表示部23等の駆動を制御する各種シーケンスが内蔵された制御部と、通信線3を介して防災用照明装置1,2との点検動作指令や点検結果情報等の信号を送受信する伝送機能が設けられている。
制御部は、マイクロプロセッサからなり、防災用照明装置1,2を所定の周期にて順序よく点検するための点検スケジュールを作成するための点検周期設定シーケンスである点検周期設定手段、この点検周期設定手段により設定された点検スケジュールの基で順次点検動作された防災用照明装置1,2の点検結果の情報を記憶する記憶手段、点検周期設定手段により設定されている点検スケジュールの基で、防災用照明装置1,2の個々の点検日の検出と、個々の点検日の修正変更を行うためのシーケンスである点検日時変更手段、及び記憶手段に記憶されている防災用照明装置1,2の点検結果の情報を異常機器番号表示部20、機器状態表示部23、並びに機器操作部24に表示させる表示シーケンスである表示手段等が設けられている。
次に、この制御盤装置4に設けられている点検周期設定手段による通信線3を介して接続されている複数の防災用照明装置1,2の点検スケジュールの設定手順について、図3を用いて説明する。
この点検スケジュールは、前述したように、法的に定められている20分または60分以上継続して、強制的に非常用電源からの電力にてランプを点灯させ、非常用電源が20分または60分以上ランプを点灯させる能力を有しているか、点灯回路が正常に動作するか、あるいはランプの切れ等の定期点検を3ヶ月または6ヶ月などの一定の周期間隔で全ての防災用照明装置1,2を順次点検させるためのものである。また、この定期点検において、隣り合う防災用照明装置を同時に点検すると、その点検期間終了後の非常用電源の充電期間に非常事態が生じた際に、非常用電源が十分充電されていないために、非常時の点灯時間が短くなり誘導灯としての役目を果たせない問題がある。
そのために、点検スケジュールの設定においては、防災用照明装置1,2の中で隣り合うものが同時に点検動作しないように配慮して点検される防災用照明装置1,2の組合せと順位を割付設定する。なお、防災用照明装置1,2を隣り合うものが同時に点検動作しないような割付設定は、前述した特許文献1に提案されている方法と略同様な方法により設定する。
この点検スケジュール作成である点検周期設定は、制御盤装置4の入力ボタンの設定ボタン17を操作して、制御盤装置4の点検周期設定手段である点検周期設定シーケンスを読み出す(手順1)。この手順1の設定ボタン17を操作して点検周期設定シーケンスが読み出されるとENTERボタン19を操作して、事前に組合せや順位が割付設定されている防災用照明装置1,2を何日、または何ヶ月掛けて順次点検させるか点検周期を数字表示部21に表示させる(手順2)。この手順2が操作されると数字表示部21の図中の左側の2桁はに点検する周期の月を表示させる。なお、図3の図中に示している数字表示部21の左側2桁に月表示部21a、右側2桁に日表示部21bと区分し、月表示部21aに1ヶ月を示す「1」を表示させた状態を示している。
すなわち、手順2のENTERボタン19が操作されると、数字表示部21に最少の月単位の周期である「1」が表示される。この手順2の操作により数字表示部21の月表示部21aに表示された月数「1」を、たとえば、防災用照明装置1,2を2ヶ月、あるいは、3ヶ月掛けて点検させる場合は、前次ボタン26を用いて月数を変更する(手順3)。この手順3において、数字表示部21の月表示部21aに表示された月数の周期で防災用照明装置1,2を割付設定された順に定期点検する場合は、その周期による定期点検を確定設定するためにENTERボタン19を操作する(手順4)。
これにより、図3に示すように、点検スケジュール31が生成される。この点検スケジュール31は、第1と第2のグループに分けた定期点検対象の防災用照明装置1,2には、それぞれ1グループ30台の防災用照明装置がある場合に、設定点検周期1ヶ月した場合の点検日単位の点検対象の防災用照明装置1,2のアドレスが設定される。つまり、1日に各グループ1台づつの順に定期点検して、1ヶ月掛けて2グループ合計60台の防災用照明装置1,2の点検を行うスケジュールが設定される。
なお、この法的に定められた定期点検以外に、自主的に週間単位や日数単位の周期で点検設定することも可能である。また、その週間単位や日単位の自主的な点検の点検時間は、つまり、非常用電源からの電力にてランプを点灯させる時間は、短時間とすることもできる。更に、この週間単位や日単位の自主的点検と法的に定められた定期点検を組み合わせた点検スケジュールとすることもできる。
このようにして、点検周期設定手段より設定された点検スケジュールの基で、制御盤装置4からの点検動作指令により防災用照明装置1,2を順次定期点検が実行される。
次に、この制御盤装置4に設けられている点検日時変更手段により、点検スケジュールの基での定期点検される防災用照明装置1,2個々の点検日の確認と、個々の点検日の修正変更を行う点検日時変更の手順について、図4を用いて説明する。
この点検日時の確認と変更は、点検周期設定手段により設定された点検スケジュールの基で、制御盤装置4からの点検動作指令にて防災用照明装置1,2の定期点検が実行されている途中において、当初計画されていないイベントが行われることが決定し、そのイベントの開催される期間や場所の防災用照明装置1,2の定期検査の計画確認と、もし仮にイベント開催期間と場所の防災用照明装置1,2の定期点検が行われる計画の場合は、その防災用照明装置1,2の点検日時の変更を行い、イベント開催期間中のイベント開催場所の防災用照明装置1,2の定期点検を回避させるものである。
最初に入力ボタンのSHIFTボタン14と時刻/日付ボタン16を同時に操作すると、数字表示部21に現在の月日、例えば、2月1日が表示される(手順1)。この手順1の操作にて現在の月日が表示されると、次に、ENTERボタン19を操作して、イベントが開催される月日に設定するためにENTERボタン19を操作すると数字表示部21に表示されている月日のうち、日付けを示す日表示部21bを点滅させて日付の変更が可能な状態に設定する(手順12)。この手順12にて数字表示部21の日表示部21bが点滅すると、前次ボタン26の次ボタンを操作して、数字表示部21の日表示部21aの日付をイベントの開催日付である、例えば、2月10日と表示させる(手順13)。この手順13の操作によりイベントの開催日付が表示された状態で、アドレス確認ボタン15を操作すると、その数字表示部21に表示されていた月日である2月10日に定期点検される防災用照明装置1,2のアドレスが検索され、その検索された防災用照明装置1,2のアドレスが数字表示部21に表示されている月日に変えて、例えば、防災用照明装置1のアドレス1−10が表示される(手順14)。つまり、数字表示部21の月表示部21aに防災用照明装置1,2のグループ番号、日表示部21bにそのグループの中のアドレス番号が表示される。もし仮に、イベント開催日である2月10にアドレス1−10以外の防災用照明装置1,2が同時に定期点検されるスケジュールの場合は、アドレス確認ボタン15を再度操作すると、アドレス1−10と同時に点検される防災用照明装置1,2のアドレスが表示される。
この手順14のアドレス確認ボタン15の操作にて、数字表示部21に表示された防災用照明装置1,2のアドレスからイベント開催日に定期点検が計画されている防災用照明装置1,2を確認することができる。この手順14のアドレス確認ボタン15の操作により、イベント開催日に定期点検される防災用照明装置1,2のアドレス確認によりその防災用照明装置1,2の定期点検をスケジュール通り実行させることに問題ない場合は、ENTERボタン19を操作して、この点検確認を終了させる(手順17)。
手順14における防災用照明装置1,2のアドレス確認の結果、そのアドレスの防災用照明装置1,2の定期点検の日付を他の日付に変更する必要がある場合は、設定ボタン17を操作して、数字表示21にそのアドレスの防災用照明装置1,2の定期点検日付、すなわち、イベント開催日付を再度表示させると共に、日表示部21bに表示されている日付を点滅させて、日付の変更を可能な状態とする(手順15)。
この手順15にて数字表示部21の日表示部21bが点滅すると、前次ボタン26の次ボタンを操作して、数字表示部21の日表示部21aの日付をイベント開催日付と異なる日付に順次先送りして、例えば、イベント期間終了後の2月15日と表示させる(手順16)。この手順16の操作によりイベントの開催終了後の日付が表示されると、ENTERボタン19を操作すると、その数字表示部21に表示されていた月日である2月15日にイベント開催場所の防災用照明装置1,2の定期点検日が変更される(手順17)。
このように、事前に設定された周期により設定された定期点検スケジュールから、特定の日付に定期点検が行われる防災用照明装置1,2のアドレスを検出して表示させことで、点検日時と点検対象の防災用照明装置1,2の確認が簡単に行えると共に、その点検対象の防災用照明装置1,2の点検日時を変更する場合も容易に変更可能となる。
なお、この制御盤装置4からの防災用照明装置1,2に対する点検動作の制御は、前述した点検周期設定手段にて点検スケジュールを設定後、入力ボタンの点検実施ボタン18を操作すると、点検スケジュールの基で、防災用照明装置1,2に順次点検指令を送信して、定期点検を実行させる。各防災用照明装置1,2がぞれぞれ制御盤装置4からの点検指令の下で点検した結果の情報は、順次制御盤装置4に送信されて、図示してない記憶手段に記憶される。それぞれの防災用照明装置1,2から送信された点検結果に異常が検出されると、異常ランプ25aを点灯させる。
この異常ランプ25aが点灯されると、作業員は、確認ボタン15を操作すると数字表示部21に異常が検出された防災用照明装置1,2のアドレス表示に変更され、その表示された異常検出されたアドレスの防災用照明装置1,2による異常内容に応じて機器状態表示部23の項目のLEDが点灯する。
また、防災用照明装置1,2を複数同時に点検されている場合は、前次ボタン26を操作して、防災用照明装置1,2のアドレスを変更表示させることで、順次アドレス毎の防災用照明装置の異常内容を生じさせることができる。
なお、上述した本発明の実施形態において、防災用照明装置1,2と制御盤装置4とは、通信線3を介して相互に情報の送受信を行っている例を説明したが、通信線3に変えて無線により相互の情報の送受信を行うことも可能である。
本発明に係る防災用照明装置点検システムの一実施形態の全体構成を示すブロック図。 本発明に係る防災用照明装置点検システムの一実施形態に用いる制御盤装置の表面の構成を示す平面図。 本発明に係る防災用照明装置点検システムの一実施形態に用いる制御盤装置の点検周期を設定する手順を説明する説明図。 本発明に係る防災用照明装置点検システムの一実施形態に用いる制御盤装置の点検日確認及び点検日変更の手順を説明する説明図。
符号の説明
1、2 防災用照明装置、3 通信線、4 制御盤装置、13 表示部、14 SHIFTボタン、15 アドレス確認ボタン、16 時刻/日付ボタン、17 設定ボタン、18 点検実施ボタン、19 ENTERボタン、20 異常機器番号表示部、21 数字表示部、22 数字項目表示部、23 機器状態表示部、24 機器操作部、25a 異常ランプ、25b 確認ボタン、26 前次ボタン。
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (2)

  1. 非常用電源と、通常時は商用電源からの電力にてランプを点灯させ、非常時は前記非常用電源からの電力にて前記ランプを点灯させる点灯回路とを有し、前記ランプ及び前記非常用電源の点検を行う点検機能、並びに前記点検機能の動作指令や点検結果の情報を送受信する伝送機能を備えた防災用照明装置と;
    前記防災用照明装置の伝送機能と接続され、前記点検機能に対して点検動作の指令の送信と、その点検結果の情報を受信する制御盤装置と;
    前記防災用照明装置を動作させて、前記非常用電源からの電力にて前記ランプを所定時間以上点灯させる点検を周期的に実施させるための点検スケジュールを設定する前記制御盤装置に設けられた点検周期設定手段と;
    この点検周期設定手段にて設定された前記防災用照明装置の点検スケジュールの基で、前記防災用照明装置の点検日時、あるいは、前記点検日時単位の点検対象防災用照明装置を表示するとともに、前記設定された点検スケジュールにおいて、任意の日付を入力すると入力された日が表示され、かつ前記の任意の日付に点検が設定されている防災用照明装置の情報を検出して表示する前記制御盤装置に設けられた表示手段と;
    この表示手段に表示された前記防災用照明装置の点検日時を他の日時に変更させるよう前記点検スケジュールを更新する前記制御盤装置に設けられた点検日時変更手段と;
    を具備することを特徴とした防災用照明装置点検システム。
  2. 前記制御盤装置は、前記点検周期設定手段にて設定された前記防災用照明装置の点検スケジュールの基で、前記防災用照明装置を点検動作させ、その防災用照明装置の点検結果を収集記憶すると共に、その記憶されている前記防災用照明装置の点検結果を前記表示手段に表示させることを特徴とした請求項1記載の防災用照明装置点検システム。
JP2004268717A 2004-09-15 2004-09-15 防災用照明装置点検システム Active JP4617789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004268717A JP4617789B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 防災用照明装置点検システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004268717A JP4617789B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 防災用照明装置点検システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010074100A Division JP2010153395A (ja) 2010-03-29 2010-03-29 防災用照明装置点検システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006085988A JP2006085988A (ja) 2006-03-30
JP4617789B2 true JP4617789B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=36164304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004268717A Active JP4617789B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 防災用照明装置点検システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4617789B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03228497A (ja) * 1989-08-31 1991-10-09 Minitronics Pty Ltd 個別非常照明設備用通信装置
JPH11111470A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Fujita Corp 仮設照明灯の監視制御システム
JP2003143663A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム
JP2004111347A (ja) * 2002-07-25 2004-04-08 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯自動点検装置およびシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03228497A (ja) * 1989-08-31 1991-10-09 Minitronics Pty Ltd 個別非常照明設備用通信装置
JPH11111470A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Fujita Corp 仮設照明灯の監視制御システム
JP2003143663A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム
JP2004111347A (ja) * 2002-07-25 2004-04-08 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯自動点検装置およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006085988A (ja) 2006-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4140412B2 (ja) 誘導灯自動点検装置
JP2004265774A (ja) 照明システム
JP5084392B2 (ja) 点灯装置及び点灯システム及び誘導灯
JP5057128B2 (ja) 防災用照明器具自動点検システム
JP4617789B2 (ja) 防災用照明装置点検システム
JP4556756B2 (ja) 照明装置、照明器具、照明システム
JP2010153395A (ja) 防災用照明装置点検システム
JP4798352B2 (ja) 照明器具及び照明システム
JP4720513B2 (ja) 非常用照明装置
JP4984128B2 (ja) 照明システム
JP4640634B2 (ja) 自動点検機能付防災用照明器具および防災用照明器具制御システム
JP5582900B2 (ja) 誘導灯及び誘導灯制御システム
JP4986020B2 (ja) 防災用照明装置点検システム
JP4548275B2 (ja) 非常灯自動点検システム
KR100709346B1 (ko) 무선통신 유도등 점검 시스템
JP4337909B2 (ja) 誘導灯自動点検システム
JP2004119150A (ja) 照明システム
JP4284456B2 (ja) 防災用照明灯及び防災用照明システム
JP4957973B2 (ja) 防災用照明灯
JP4229197B2 (ja) 照明装置及び照明システム
JP4529362B2 (ja) 非常用照明システム
JP4337907B2 (ja) 誘導灯自動点検システム
JP2006186665A (ja) 照明制御システム
JPH07254489A (ja) 照明設備制御装置
JP4337910B2 (ja) 誘導灯自動点検システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20241105

Year of fee payment: 14