JP4616957B2 - ケース集積装置、ケースパレタイザ及びケースの段積み方法 - Google Patents

ケース集積装置、ケースパレタイザ及びケースの段積み方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単列で搬送されてくるケースを所定の集積パターンに形成するケース集積装置、ケースパレタイザ及びケースの段積み方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14に示すように、直方体状のケースCをパレットP上に段積みするケースパレタイザ501としては次のようなものが知られている。即ち、搬送コンベヤ502にて単列で搬送されてきたケースCをケース振分装置503にて所定列数に振り分けて、向き切替装置504により向きを変えるべきケースCを向き転換させる。そして、向き切替装置504の下流側に所定の集積パターンを形成し得る向きになったケースCが所定個数溜まる毎にプッシャ装置505により一段分の集積パターンを形成し、パレットP上に段積みする。これを複数回繰り返すことにより、所定段数のケースC群をパレットP上に段積みする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、生産ラインの高速化に伴ない、ケースCの振り分けもいっそう高速に且つ正確に行う必要性がでてきた。ところが、前記従来のケース振分装置503は、複数の駆動ローラ(図示略)に対してスライド可能に設けたスライド部材506をスライドさせることにより同スライド部材506上に載置されたケースCを所定の列数に振り分ける構成となっていた。このため、前記スライド部材506のスライド速度の向上、即ちケースCの振り分け速度の向上には限界があった。
【0004】
この問題を解決するために、図15に示すようなケース振分装置601が従来から提案されていた。このケース振分装置601は複数の駆動ローラRのローラ方向を切り替えることによってケースCを図15に示す矢印L,M,N方向に振り分け、その下流側において方向転換させる構成となっている。この構成によれば、ローラ方向を切り替えるだけのため、ケースCの振り分け速度を容易に向上させることができる。
【0005】
しかしながら、このケース振分装置601においては、ケースCの振り分け列数(図15では3列)、即ちケースCの進行軌跡が予め設定されており、それに合わせてローラコンベヤ602〜604が設けられていた。このため、予め設定された振分列数以上の列数のパターンにケースCを集積させることができなかった。即ち、ケースCの集積パターンが限定され、その自由度の大幅な改善が困難であった。
【0006】
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ケースの集積パターンの自由度の向上を図ると共に高速積載に対応できるケース集積装置、ケースパレタイザ及びケースの段積み方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、搬送コンベヤにて一列で送られてきたケースの搬送方向に対する長短方向を、所定の制御信号に基づいて、長手方向と短手方向との間において積み込む向きに選択的に切り替える向き切替装置と、前記向き切替装置から所定の向きとなって送られてきたそれぞれのケースがパレットに積み込まれる搬送方向に対して直交方向の位置に合わせて、同ケースの搬送方向に対して直交方向の位置を、所定の制御信号に基づいて、前記搬送コンベヤと同一搬送方向と、この搬送方向に対して直交方向成分を持たせた方向との間において選択的に切り替え複数列に振り分けるケース振分装置と、前記ケース振分装置から送られてきた所定数のケースを、減速又は停止させて所定のパターンに整列させるパターン形成装置とを備えたことをその要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ケース振分装置は、同ケース振分装置の最上流部に配置され、前記搬送コンベヤと同一搬送方向と、この搬送方向に対して所定角度をなす方向との間において、ケースの搬送方向を切り替え可能とした駆動ローラ群と、前記最上流部の駆動ローラ群の下流側に配置され、前記搬送コンベヤと同一搬送方向にケースの搬送方向を固定した駆動ローラ群と、前記搬送方向を固定した駆動ローラ群に対して隣接するように配置され、前記搬送コンベヤの搬送方向に対して所定角度をなす方向と、前記搬送コンベヤと同一搬送方向との間において、ケースの搬送方向を切り替え可能とした駆動ローラ群とを備えていることをその要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ケース振分装置には、その搬送方向に対して直交する方向における位置のずれを矯正するガイド機構を備えたことをその要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、複数のケースを所定のパターンに整列して1段とし、この1段分のケースをパレット上に順次段積みするケースパレタイザにおいて、請求項1〜請求項3のうち少なくともいずれか一項に記載のケース集積装置を備えたことをその要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、搬送コンベヤにて一列で送られてきたケースの搬送方向に対する長短方向を、向き切替装置により、所定の制御信号に基づいて、長手方向と短手方向との間において積み込む向きに選択的に切り替え、前記向き切替装置から所定の向きとなって送られてきたそれぞれのケースがパレットに積み込まれる搬送方向に対して直交方向の位置に合わせて、同ケースの搬送方向に対して直交方向の位置を、ケース振分装置により、所定の制御信号に基づいて、前記搬送コンベヤと同一搬送方向と、この搬送方向に対して直交方向成分を持たせた方向との間において選択的に切り替え複数列に振り分け、前記ケース振分装置から送られてきた所定数のケースを、パターン形成装置により、減速又は停止させて所定のパターンに整列し、前記パターン形成装置にて所定のパターンに整列されたケース群を、段積み装置によりパレット上に段積みすることをその要旨とする。
【0012】
【作用】
従って、請求項1に記載の発明においては、搬送コンベヤにて送られてきたケースは、所定の制御信号に基づいて、搬送方向に対する長短方向が長手方向と短手方向との間において選択的に切り替えられる。前記ケースのうちコントロールすべきケースの搬送方向は、所定の制御信号に基づいて、その進行位置に合わせて、前記搬送コンベヤと同一搬送方向と、この搬送方向に対して直交方向成分を持たせた方向との間において選択的に切り替えられ下流側に搬送される。送られてきた所定数のケースは減速又は停止されて所定のパターンに整列される。このため、ケースの集積パターンはその搬送方向に対する長短方向及び搬送方向の切り替え制御如何で変更可能となる。また、集積パターン形成の処理能力が向上する。
【0013】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、前記搬送コンベヤにて送られてきたケースは、ケース振分装置により搬送コンベヤと同一搬送方向、又は同搬送コンベヤの搬送方向に対して所定角度をなす方向に送り出される。搬送コンベヤと同一搬送方向に送られたケースはそのまま搬送コンベヤと同一搬送方向に送られる。また、前記搬送コンベヤの搬送方向に対して所定角度をなす方向に送られたケースは、そのまま所定角度で下流側に搬送され、そのケースの進行位置に合わせて、該ケースの所定の軌跡をたどる様、進行方向を変更し、前記搬送コンベヤと同一搬送方向に搬送される。このため、各駆動ローラ群のケース搬送方向の切り替え如何で、各ケースの進行位置を制御可能で振り分け列数が増減可能となる。従って、ケース列数の異なる種々の集積パターンに対応可能となり、集積パターンの自由度が向上する。
【0014】
請求項3に記載の発明においては、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、前記ケース振分装置にて搬送されるケースは、その搬送方向に対して直交する方向における位置、即ちケース集積装置の幅方向における位置のずれが矯正される。このため、ケースは正確な集積パターンに形成される。
【0015】
請求項4に記載の発明においては、所定のパターンに形成されたケース群はパレット上に段積みされる。ケースの集積パターンの自由度が大で集積処理能力の高いケース集積装置が使用されることにより、このパレタイザによるケースの集積パターンの自由度及び処理能力も向上する。
【0016】
請求項5に記載の発明においては、搬送コンベヤにて送られてきたケースは、所定の制御信号に基づいて、搬送方向に対する長短方向が長手方向と短手方向との間において選択的に切り替えられる。前記ケースのうちコントロールすべきケースの搬送方向は、所定の制御信号に基づいて、その進行位置に合わせて、前記搬送コンベヤと同一搬送方向と、この搬送方向に対して直交方向成分を持たせた方向との間において選択的に切り替えられ下流側に搬送される。送られてきた所定数のケースは減速又は停止されて所定のパターンに整列される。所定のパターンに整列されたケース群はパレット上に段積みされる。即ち、ケースの長短方向が切り替えられてから搬送方向が切り替えられる。このため、ケースの振り分け列数によらず、ケースの長短方向を切り替える装置は1台でよく、ライン構成が簡単になる。また、ケース配列の自由度が著しく増大する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を、パレット上にケースを段積みするケースパレタイザに具体化した第1実施形態を図1〜図12に従って説明する。
【0018】
図1及び図2に示すように、ケースパレタイザ11はケース集積装置12及び段積み装置13を備えている。ケース集積装置12は上流から1列で送られてくる直方体状のケースCを所定の集積パターンに整列させる装置である。段積み装置13は前記ケース集積装置12から送られてきたケースC群をパレットP上に段積みする装置である。
(ケース集積装置)
前記ケース集積装置12は、向き切替装置21、ケース振分装置22及びパターン形成装置23を備えている。
【0019】
(向き切替装置)
前記向き切替装置21は、上流側に配置された搬送コンベヤ31から縦向きに一列で送られてくる直方体状のケースCの向きを、パレットP上に段積みされる際の集積パターンに合わせて転換する装置である。図1に示すように、向き切替装置21は2列のローラコンベヤ32, 32を備えている。前記搬送コンベヤ31から送られてきたケースCは両ローラコンベヤ32, 32上に跨った状態で搬送される。前記向き切替装置21は両ローラコンベヤ32, 32の搬送速度に差を持たせることにより、向き転換させるべきケースCを搬送しながら向き転換させる。ケースCが搬送されていないとき、及び搬送されていてもそのケースCが向き転換させる必要のないものであるとき、両ローラコンベヤ32, 32はそれぞれ同じ搬送速度に保持される。向き切替装置21を通過したケースCは前記ケース振分装置22に搬入される。
【0020】
(ケース振分装置)
前記ケース振分装置22は、前記向き切替装置21から送られてきたケースCを、パレットP上に段積みする際の集積パターンに合わせて所定の列数に振り分ける装置である。ケース振分装置22により振り分けられたケースCは下流側の前記パターン形成装置23に搬入される。ケース振分装置22の詳細な構成については後述する。
【0021】
(パターン形成装置)
前記パターン形成装置23は、前記ケース振分装置22により所定列数に振り分けられたケースCを順次集積し、パレットPに段積みする際の一段分の集積パターンを形成する装置である。図1及び図2に示すように、パターン形成装置23はローラコンベヤ41、減速ストッパ機構42、サイドガイド機構43及び滞留ストッパ機構44を備えている。尚、図2においては、説明の便宜上、サイドガイド機構43を省略する。
【0022】
(ローラコンベヤ)
図1及び図2に示すように、前記ローラコンベヤ41は複数の駆動ローラ41aが並列に配置されることにより構成されており、前記ケース振分装置22にて所定列数に振り分けられてきたケースCを前記搬送コンベヤ31と同一方向に搬送する。尚、図1においては、説明の便宜上、各駆動ローラ41aは中央の数個のみを示し、その上流側及び下流側の駆動ローラ41aは省略する。
【0023】
(減速ストッパ機構)
図1及び図2に示すように、前記減速ストッパ機構42は、機枠Wの上部に対向配置された一対の支持部材51において、それぞれの内面四隅に設けられたスプロケットホイール52と、各スプロケットホイール52間に巻回された一対の環状のチェーン53を備えている。両チェーン53間には一対の棒状のストッパ部材54a, 54bが一体移動可能に固定されている。図2に示すように、両ストッパ部材54a, 54bは互いに対角位置になるように、即ち一方のストッパ部材54aがチェーン53の下行部上流側にあるとき、他方のストッパ部材54bがチェーン53の上行部下流側にあるように設けられている。
【0024】
両ストッパ部材54a, 54bはチェーン53の下行部にあるときに前記ケース振分装置22にて所定列数に振り分けられたケースCの下流側側面に対して係合可能となっている。両ストッパ部材54a, 54bは、前記各スプロケットホイール52に作動連結されたモータ(図示略)の駆動により、前記ローラコンベヤ41のケース搬送速度よりも遅い一定速度で図2における左回動方向に移動する。そして、前記ケース振分装置22から送られてきた所定列数のケースC群はチェーン53の下行部に位置する両ストッパ部材54a, 54bのいずれかにより減速されながら順次堰き止められる。
【0025】
(サイドガイド機構)
図1に示すように、前記サイドガイド機構43は、前記両支持部材51, 51間において対向配置された一対のガイドコンベヤ61a, 61bを備えている。両ガイドコンベヤ61a, 61bはそれぞれ両支持部材51, 51を貫通して機枠Wの上部に固定された複数の支持軸62の内端に設けられており、下流側に向かうにつれて、その間隔が狭まるように配置されている。両ガイドコンベヤ61a, 61bはそれぞれ回転軸が水平面に対して直立する複数の駆動ローラ63から構成されており、各駆動ローラ63はケースCを下流側に送り出す方向に回転する。前記ケース振分装置22から送られてきた所定列数のケースC群は、両ガイドコンベヤ61a, 61bにてガイドされながら、前記ローラコンベヤ41、即ちパターン形成装置23の中央に集められる。
【0026】
(滞留ストッパ機構)
図2に示すように、前記滞留ストッパ機構44は前記ローラコンベヤ41における搬出口付近に設けられている。この滞留ストッパ機構44は、前記ローラコンベヤ41の下方に設けられたエアシリンダ71の作動により、ローラコンベヤ41上のケースC群の下流側側面に対して係合する上昇位置と、ローラコンベヤ41上のケースC群に干渉しない下降位置との間を移動するストッパ部材72を備えている。前記減速ストッパ機構42にて所定のパターンに整列されたケースC群は上昇位置にあるストッパ部材72にて一旦堰き止められ、同ストッパ部材72が所定のタイミングで下降されることによりケースC群の搬送が再開される。即ち、滞留ストッパ機構44はケースC群の後述する段積み装置13への搬入タイミングを調整する。
(段積み装置)
図1及び図2に示すように、前記段積み装置13はシャッタコンベヤ81、段積みストッパ装置91、位置矯正装置101及び昇降装置110を備えている。
【0027】
(シャッタコンベヤ)
図9及び図10(a), (b)に示すように、前記シャッタコンベヤ81は機枠Wの両サイドにそれぞれ設けられた複数のスプロケットホイール82間に巻回された一対のチェーン83と、両チェーン83間に連結された複数の連結軸84に対してそれぞれ回動可能に装着された複数のローラ85とを備えている。前記各ローラ85は両チェーン83の周方向における所定の区間に亘って設けられており、1つのスプロケットホイール82に対して作動連結されたモータ(図示略)の正逆回転駆動により、図10(a)に示す位置と、図10(b)に示す位置との間を移動する。また、図9に示すように、両チェーン83の上行部にあるローラ85にはベルト86が接触するようになっており、このベルト86の回転により各ローラ85が各連結軸84を中心に回転する。
【0028】
(段積みストッパ機構)
図2に示すように、前記段積みストッパ装置91は2つの段積みストッパ機構92, 93を備えている。両段積みストッパ機構92,93は、それぞれ下流側アーム92a, 93a及び上流側アーム92b, 93bを備えている。下流側ストッパ機構92の下流側アーム92aはケースC群の下流側側面に係合可能に固定されている。残りの各アーム92b, 93a, 93bはエアシリンダ(図示略)の作動により図2に実線で示す係合位置と二点鎖線で示す非係合位置との間を移動可能に設けられている。係合位置は、アーム92b, 93bについてはケースC群の上流側側面に対して、また、アーム93aについてはケースC群の下流側側面に対して係合可能となる位置である。非係合位置は各アーム92b, 93a, 93bがそれぞれケースC群に対して干渉しない位置である。
【0029】
(位置矯正装置)
図1に示すように、前記位置矯正装置101は2つの押圧機構101a, 101bを備えている。両押圧機構101a, 101bはそれぞれ機枠Wの上部に固定されたエアシリンダ102の作動により互いに近接及び離間する方向に移動する一対の押圧部材103a, 103bを備えている。両押圧部材103a, 103b間にあるケースC群は、両押圧部材103a, 103bにて互いに反対側の側面が外側から押圧されることにより、ケースC群の幅方向、即ちケースC群の搬送方向に対して直交する方向における配列の乱れが矯正される。
【0030】
(昇降装置)
図2に示すように、前記昇降装置110は2つの昇降機構111a, 111bを備えている。両昇降機構111a, 111bはそれぞれ空パレットPが載置されると共に昇降モータ(図示略)の正逆回転駆動により機枠Wに対して昇降する昇降台112a, 112bを備えている。両昇降機構111a, 111bは空パレットP上又は段積みされたケースC群のうち最上段のケースC群上に1段分のケースC群が段積みされる毎に昇降台を下降し、常に最上段のケースC群を一定の高さにする公知の構成とされている。
【0031】
(ケース振分装置)
次に、前記ケース振分装置22の詳細な構成について説明する。
図3に示すように、前記ケース振分装置22は、導入ローラコンベヤ201、固定ローラコンベヤ202、及び2つの誘導ローラコンベヤ203, 204を備えている。導入ローラコンベヤ201はケース振分装置22の最上流部に配置されている。固定ローラコンベヤ202は導入ローラコンベヤ201の下流側に配置されており、下流側に向かうにつれて幅広になっている。両誘導ローラコンベヤ203,204は導入ローラコンベヤ201及び固定ローラコンベヤ202に対して隣接するように配置されており、下流側に向かうにつれて拡開している。
【0032】
前記導入ローラコンベヤ201は駆動ローラR群201aを備えている。固定ローラコンベヤ202は固定駆動ローラR群202aを備えている。一方の誘導ローラコンベヤ203は2組の駆動ローラR群203a, 203bを備えている。他方の誘導ローラコンベヤ204は2組のローラR群204a, 204bを備えている。また、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204bはそれぞれ複数の駆動ローラRが2列に配置されることにより構成されている。固定駆動ローラR群202aは複数の駆動ローラRが単列に配置されることにより構成されている。
【0033】
(駆動ローラ取付構造)
次に、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204bにおける駆動ローラRの取付構造について説明する。
【0034】
図4及び図5に示すように、機枠Wの上部にはベースフレーム211が配置されており、同ベースフレーム211の上方にはベースプレート212が支持されている。前記ベースプレート212には複数のU字状のローラ支持ブラケット213が、その底面に突設された支持軸214及び前記ベースプレート212に固定された軸受215を介して、回動可能に支持されている。各支持軸214は前記ベースプレート212を貫通しており、同ベースプレート212の下方に配置された複数のプレート216に軸受217を介して回動可能に支持されている。前記駆動ローラRは各ローラ支持ブラケット213の側壁間にそれぞれ固定され、回動可能に支持されている。
【0035】
図5及び図7に示すように、各ローラ支持ブラケット213は、その底面において連結プレート218により軸219を介して列単位で連結されている。図7に示すように、前記駆動ローラR列の一端部において、互いに隣り合う支持軸214にはそれぞれレバー221が固定されており、両レバー221,221間には連結リンク222が回動可能に連結されている。また、駆動ローラR列の一端部において、一つの支持軸214の先端部には作動レバー223が固定されており、同作動レバー223には前記ベースプレート212に固定されたエアシリンダ224のシリンダロッドが連結されている。図8に、各ローラコンベヤ201,203,204における各ローラ支持ブラケット213間及び各支持軸214間の連結状態を示す。
【0036】
従って、各駆動ローラRは、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204bのそれぞれに作動連結されたエアシリンダ224の作動により、連結プレート218、連結リンク222及び各ローラ支持ブラケット213を介して、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204b毎に連動して揺動する。
【0037】
駆動ローラR群201aの各駆動ローラRは、前記搬送コンベヤ31と同じ搬送方向(図3における矢印L方向)にケースCを送る位置と、搬送コンベヤ31の搬送方向に対して所定角度θをなす2つの外側方向(図3における矢印M及び矢印N方向)にケースCを送る位置との間において揺動する。駆動ローラR群203a, 203bの各駆動ローラRは、それぞれケースCを矢印N方向に送る位置と、ケースCを矢印L方向に送る位置との間において揺動する。駆動ローラR群204a, 204bの駆動ローラRは、それぞれケースCを矢印M方向に送る位置と、ケースCを矢印L方向に送る位置との間において揺動する。
【0038】
各駆動ローラRにおいて、ケースCを矢印L, M, N方向に送る位置とは、駆動ローラRの回転方向が矢印L, M, N方向となる位置である。尚、図3においては、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204bの区別がしやすいように、駆動ローラR群201a, 204aはケースCを矢印M方向に送る位置に示し、駆動ローラR群203aはケースCを矢印N方向に送る位置に示す。また、駆動ローラR群203b, 204bはケースCを矢印L方向に送る位置に示す。
【0039】
(固定ローラコンベヤ)
次に、駆動ローラR群202aにおける駆動ローラRの取付構造を説明する。
図6に示すように、駆動ローラR群202aの各駆動ローラRは、前記ベースプレート212の上方に配置された一対の固定プレート225a, 225bの上面にそれぞれ固定された複数のローラ支持ブラケット213間に回動可能に支持されている。駆動ローラR群202aの各駆動ローラRは、ケースCを図3における矢印L方向に送る位置に固定されており、下流側に向かうにつれて長くなっている。
【0040】
(動力伝達構造)
図4及び図5に示すように、各駆動ローラRの下方には駆動モータ(図示略)に作動連結された駆動軸231が配置されており、同駆動軸231には複数の駆動プーリ232が設けられている。各プーリ232と各駆動ローラR中央の巻掛溝との間にはベルト236が90度だけ捻られた状態で巻掛けられており、前記駆動モータの駆動により各駆動ローラRが回転する。各ローラ支持ブラケット213、即ち各駆動ローラRが支持軸214を支点に揺動しても、各駆動ローラRは回転可能となっている。ケースCは各駆動ローラRの回転軸に対して直交する方向に搬送される。
【0041】
(可動サイドガイド機構)
図3に示すように、ケース振分装置22は可動サイドガイド機構237を備えている。可動サイドガイド機構237はケース振分装置22の両側に対向配置された一対のガイド部材237a, 237bを備えている。両ガイド部材237a, 237bはそれぞれ前記搬送コンベヤ31の搬送方向(図3における矢印L方向)と同じ方向に延出して形成されており、エアシリンダ238a, 238bの作動により互いに近接する方向又は互いに離間する方向に移動する。ケース振分装置22上のケースCは両ガイド部材237a, 237bにてガイドされながら下流側に送られる。
【0042】
(電気的構成)
次に、前記ケース振分装置22の電気的構成について説明する。
図12に示すように、前記ケース振分装置22は前記各ローラコンベヤ201〜204におけるケースCの搬送方向を切替制御する振分コントローラ241を備えている。振分コントローラ241はマイクロコンピュータ242及びエアシリンダ作動回路243を内蔵している。マイクロコンピュータ242は中央演算処理装置(以下、「CPU」という。)244、メモリ245及びカウンタ246を備えている。メモリ245にはケース振分処理用のプログラムデータが予め記憶されている。CPU244はこのメモリ245に記憶された前記プログラムデータに基づいてエアシリンダ作動回路243を介して各エアシリンダ224を駆動制御する。
【0043】
前記CPU244には通過センサ247が接続されている。この通過センサ247は前記向き切替装置21とケース振分装置22との境界部位に設けられ、同ケース振分装置22に搬入されるケースCを検知する。即ち、通過センサ247は例えば光電管からなり、反射板にて反射された光の入力がケースCにて遮られることにより同ケースCを検知する。
【0044】
前記振分コントローラは241、前記ケースパレタイザ11の各部を統括的に制御するメインコントローラ251に接続されている。このメインコントローラ251は、中央演算処理装置(以下、「CPU」という。)252及びメモリ253を内蔵している。メモリ253にはパレットPに段積みする際のケースCの集積パターンのデータが複数種類記憶されており、メインコントローラ251に接続された選択装置254の操作により所望の集積パターンのデータが選択可能となっている。
【0045】
前記CPU252は選択装置254を介して選択された集積パターンに関するデータをメモリ253から読み出し、その集積パターンのデータに基づいてケース振分装置22に実行させる作業内容を記載した作業データを作成し、前記振分コントローラ241内のCPU244に対してそれぞれの作業データを送信する。振分コントローラ241内のCPU244はメインコントローラ251から受信した作業データと、メモリ245に記憶されたケース振分処理用のプログラムデータとに基づいて、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204b毎に作動連結された各エアシリンダ224を駆動制御する。
【0046】
前記振分コントローラ241は各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204bのうち、搬送方向切替の対象とするローラR群をケースCの移動に合わせて下流側へ順に移動する。即ち、振分コントローラ241はケースCが直接載り、その搬送方向を変えるのに直接係わるローラR群を搬送方向切替の制御対象とする。ローラR群はケースCが載る前に搬送方向が切り替えられる。
【0047】
このような制御をするためにはケース振分装置22上におけるケースCの位置を認知する必要がある。本実施形態においては、ケースCが前記通過センサ247により検知された時からの経過時間と、ケースCの搬送速度とからケースCの位置、即ち搬送方向切替の制御対象とすべきローラR群を割り出す。また、この方法に替えて、複数のセンサを設置して制御することもできる。搬送方向を変えるべきケースCの搬送に係わっていないとき、即ちケースCが流れていないときや、搬送方向を変えないケースCを搬送しているとき、そのローラR群の搬送方向は元に戻される。
(ケース振り分け)
次に、ケース振分装置22に送られてきた縦向き及び横向きのケースCを図3のA〜E位置に送り出す場合について説明する。尚、前記両ガイド部材237a, 237bはそれぞれ図3に実線で示す位置にある。
【0048】
縦向きのケースCをA位置に送り出す場合、ケースCが駆動ローラR群201aに乗り移る際に、同駆動ローラR群201aのローラ方向が矢印M方向に切り替えられる。ケースCが駆動ローラR群201a上に乗り移ると、駆動ローラR群204aのローラ方向が矢印M方向に切り替えられる。ケースCが矢印M方向に進行して駆動ローラR群204a上に乗り移ると、駆動ローラR群204aに次いで駆動ローラR群204bのローラ方向が矢印M方向から矢印L方向に切り替えられる。このとき、ケースCの矢印M方向への移動はガイド部材237aにて規制される。そして、このケースCは前記ガイド部材237aにてガイドされながら矢印L方向に進行し、A位置に送り出される。
【0049】
縦向きのケースCをB位置に送り出す場合、駆動ローラR群201aのローラ方向は矢印L方向に保持される。上流側から送られてきたケースCは搬送方向を変えることなく駆動ローラR群201a, 202aにて矢印L方向に送られ、B位置に送り出される。
【0050】
縦向きのケースCをC位置に送り出す場合、ケースCが駆動ローラR群201aに乗り移る際に、同駆動ローラR群201aのローラ方向が矢印N方向に切り替えられる。ケースCが駆動ローラR群201a上に乗り移ると、駆動ローラR群203aのローラ方向が矢印N方向に切り替えられる。ケースCが矢印N方向に進行して駆動ローラR群203a上に乗り移ると、駆動ローラR群203a及び駆動ローラR群203bのローラ方向が矢印N方向から矢印L方向に切り替えられる。このとき、ケースCの矢印N方向への移動はガイド部材237bにて規制される。そして、このケースCは前記ガイド部材237bにてガイドされながら矢印L方向に進行し、C位置に送り出される。
【0051】
横向きのケースCをD位置に送り出す場合、前述した縦向きのケースCをA位置に送り出す場合と同様のタイミングで、各駆動ローラR群201a, 204a, 204bのローラ方向が順次切り替えられる。この結果、ケースCは図3に実線で示す位置にあるガイド部材237aにてガイドされながらD位置に送り出される。横向きのケースCをE位置に送り出す場合、前述した縦向きのケースCをC位置に送り出す場合と同様のタイミングで、各駆動ローラR群201a, 203a, 203bのローラ方向が切り替えられる。この結果、ケースCは図3に実線で示す位置にあるガイド部材237bにてガイドされながらE位置に送り出される。
【0052】
また、ケースCの振り分け列数は、ケース振分装置22の下流側及びパターン形成装置23の幅の範囲内において変更可能となっている。例えば、図3に二点鎖線で示すF位置にケースCを送り出す場合には、ガイド部材237aを図3に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで移動させる。即ち、ケースCが駆動ローラR群201aに乗り移る際に、同駆動ローラR群201aのローラ方向が矢印M方向に切り替えられる。ケースCが駆動ローラR群201a上に乗り移ると、駆動ローラR群204aのローラ方向が矢印M方向に切り替えられる。ケースCが矢印M方向に進行して駆動ローラR群204a上に乗り移ると、駆動ローラR群204bのローラ方向が矢印M方向に切り替えられる。ケースCが駆動ローラR群204b上に乗り移ると駆動ローラR群204bのローラ方向が矢印M方向から矢印L方向に切り替えられる。ケースCの矢印M方向への移動はガイド部材237aにて規制され、同ガイド部材237aにてガイドされながら矢印L方向に進行し、F位置に送り出される。
【0053】
このようにして、ケースCの進行軌跡が制御される。尚、各駆動ローラR群201a, 203a, 203b, 204a, 204bの搬送方向、即ちローラ方向の切り替え、及びガイド部材237a, 237bの移動は予め選択されたケースCを段積みする際の集積パターンに応じて行われる。ケースCは、その搬送方向(図3における矢印L方向)に対して直交する方向における位置、即ちケース集積装置12の幅方向における位置のずれが矯正される。このため、ケースCについて、A〜F位置等の複数位置への位置決め(搬出)が正確に行われる。
(実施形態の作用)
次に、前述のように構成されたケースパレタイザ11の作用について説明する。このケースパレタイザ11では、前記選択装置254にて予め選択された集積パターンにケースCが形成されて段積みされるように、前記メインコントローラ251にて向き切替装置21、ケース振分装置22、パターン形成装置23及び段積み装置13等が制御される。尚、ケースCは縦向きで向き切替装置21に搬入される。
【0054】
(1−1)図11に示す8個のケースCからなる集積パターンが選択された場合、パレットP上のケース安定性向上のため、ケース進行方向に向きの異なる集積パターンを交互に形成する。即ち、図11(a)に示すように、1段目のケースC群を構成するケースCのうち、最初の2個のケースCは向き切替装置21にて約90°の向き転換がなされ、この後、ケース振分装置22にて2列に振り分けられる。図11(b), (c)に示すように、残りの6個のケースCは向き転換されることなくそのまま縦向きに送られ、ケース振分装置22にて3列に振り分けられる。このような振り分け制御は、前記振分コントローラ241内のカウンタ246が前記通過センサ247により検知されたケースCの数を8回(1段分)計数することで可能となっている。これらの作業内容は前記メインコントローラ251から振分コントローラ241が受信した作業データによって決定される。
【0055】
(1−2)次に、図11(a)〜(c)に示すように、前記ケース振分装置22から送られてくるケースCが、前記パターン形成装置23のローラコンベヤ41上に乗り移ろうとするとき、即ちケースCの下流側側面が図11のX1位置を越えようとするとき、前記減速ストッパ機構42のモータ(図示略)が駆動される。すると、前記チェーン53の下行部上流側にあるストッパ部材54aがローラコンベヤ41のケース搬送速度よりも遅い一定速度で下流側に移動し、ケースCは順次ストッパ部材54aにて堰き止められる。以後、ケースCはストッパ部材54aと同じ速度で下流側に移動する。ストッパ部材54aが停止している場合と異なり、搬送されてくるケースCのストッパ部材54aに対する相対速度が小さくなり、ケースCがストッパ部材54a, 54bにぶつかったときの衝撃が緩和される。また、ローラコンベヤ41上のケースCは前記両ガイドコンベヤ61a, 61bにてその中央に集められる。このため、ケースC群は所定の集積パターンに形成される。
【0056】
また、前述のように、1段分のケースC群を集積している最中にも、次段分のケースC群を形成し得るように、ケースCが向き切替装置21及びケース振分装置22にて向き転換及び振り分けされる。
【0057】
(1−3)そして、図11(d)に示すように、次段分のケースCがパターン形成装置23のローラコンベヤ41上に乗り移ろうとするとき、即ちケースCの下流側側面が図11のX1位置を越えようとするとき、この次段分のケースC群と前段分のケースC群との間には前記減速ストッパ機構42のストッパ部材54bが介在する。即ち、前記ストッパ部材54bは前記チェーン53の下行部上流側に移動し、前記ストッパ部材54aはチェーン53の上行部下流側に移動する。次段分のケースC群は前段分のケースC群と同様に順次ストッパ部材54bにて堰き止められる。このとき、図11(e)に示すように、前段分のケースC群は前記ローラコンベヤ41にて下流側に送られるものの、上昇位置にある前記ストッパ部材72にて図11のX2位置に一旦堰き止められる。
【0058】
(1−4)図11(f)に示すように、所定のタイミングで前記ストッパ部材72が下降されて前段分のケースC群との係合が解除されると、このケースC群は下流側に送られる。前記シャッタコンベヤ81は、前記モータ(図示略)の正転駆動により、前記パターン形成装置23から送られてきたケースC群を受け取りつつ下流側へ移動する。このとき、前記段積みストッパ機構93の上流側アーム93bはケースCに干渉しない非係合位置にあり、下流側アーム93aはケースCに係合する係合位置にある。そして、図11(g)に示すように、前段分のケースC群が下流側アーム93aにて図11のX3位置に堰き止められるのとほぼ同時に、次段分のケースC群が前記ストッパ部材72にて図11のX2位置に堰き止められる。
【0059】
(1−5)次に、図11(h)に示すように、所定のタイミングで前記下流側アーム93a及び前記ストッパ部材72が開放され、前段分及び次段分のケースC群が下流側に送られる。このとき、下流側の段積みストッパ機構92の上流側アーム92bは非係合位置にある。前段分のケースC群が上流側の段積みストッパ機構93を通過すると、同上流側の段積みストッパ機構93の下流側アーム93aが非係合位置から係合位置へ移動される。そして、前段分及び次段分のケースC群はほぼ同時に下流側アーム92a, 93aにて図11のX4位置及びX3位置にそれぞれ堰き止められる。
【0060】
(1−6)この後、下流側の段積みストッパ機構92の上流側アーム92bが非係合位置から係合位置へと移動される。また、前記下流側の押圧機構101aの作動により、ケースC群は押圧部材103a, 103bにて互いに反対側の側面が外側から押圧され、ケースC群の搬送方向に対して直交する方向における配列の乱れが矯正される。この後、前記シャッタコンベヤ81の先端が図11のX3位置にくるまで、同シャッタコンベヤ81が上流側に抜き去られる。前段分のケースC群は上流側アーム92bに係合することにより上流側への移動が規制される。この結果、前段分のケースCは落下し、パレットP上又は最上段のケースC群の上面に段積みされる。1段分のケースC群が段積みされる毎に昇降台112aは下降され、次段分のケースC群が段積み可能となる。次段分のケースC群は下流側アーム93aにて図11のX3位置に堰き止められている。
【0061】
以後、下流側のパレットP上に所定段数のケースC群が段積みされるまで、前記(1−5)及び(1−6)の動作が繰り返される。
(1−7)前記下流側の昇降台112aに載置されたパレットP上に所定段数のケースC群が段積みされると、このケースC群は外部に搬出される。この間に、上流側の昇降台112b上のパレットPへケースC群の段積みが開始される。即ち、上流側の段積みストッパ機構93の上流側アーム93bが非係合位置から係合位置へと移動される。また、前記上流側の押圧機構101bの作動により、ケースC群は押圧部材103a, 103bにて互いに反対側の側面が外側から押圧され、ケースC群の搬送方向に対して直交する方向における配列の乱れが矯正される。尚、このパレットP切替時において、集積パターン及び段積み段数が変更されることもある。
【0062】
この後、図11(i)に示すように、前記シャッタコンベヤ81の先端が図11のX2位置にくるまで、同シャッタコンベヤ81が上流側に抜き去られる。シャッタコンベヤ81上のケースC群は前記上流側アーム93bに係合することにより上流側への移動が規制される。この結果、前記下流側アーム93aにて堰き止められていたケースC群が、上流側の昇降台112bに載置されたパレットP上に段積みされる。1段分のケースC群が段積みされる毎に昇降台112bは下降され、次段分のケースC群が段積み可能となる。
【0063】
(1−8)この後、図11(j)に示すように、ケースC群は下流側段積み位置まで送られることなく、上流側の段積みストッパ機構93の下流側アーム93aにて堰き止められる。そして、上流側の昇降台112bに載置されたパレットP上に所定段数のケースC群が段積みされるまで、前記(1−8)及び(1−9)の動作が繰り返される。このように、段積み終了後のパレットPの搬出中に次のパレットPへの段積みを開始するため、効率的である。
【0064】
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ケース集積装置12において、ケースCの向きを切り替える向き切替装置21と、ケースCを所定列数に振り分けるケース振分装置22と、所定の集積パターンを形成するパターン形成装置23とを上流側から下流側に亘ってこの順に配置した。即ち、予め選択された集積パターンに基づいて、ケースCの向きを切り替え、この後、同ケースCを所定の列数に振り分けるようにした。そして、この振り分けられたケースCを下流側にて堰き止めることにより、所定の集積パターンが形成されるようにした。このため、所定の集積パターンを形成し得る向きになった所定個数のケースCをプッシャ装置等により密集させる場合と異なり、集積パターン形成の処理能力を大幅に向上させ、高速積載に対応させることができる。また、プッシャ装置等が不要となることによりケース集積装置12の構成を簡単にすることができる。
【0065】
(2)ケース振分装置22には導入ローラコンベヤ201、固定ローラコンベヤ202及び誘導ローラコンベヤ203,204を備え、各ローラコンベヤ201, 203, 204をそれぞれ揺動可能とした複数の駆動ローラR群にて構成した。そして、各駆動ローラR群毎にケースCの搬送方向を切り替え可能に連動させた。このため、例えば従来のチャンネライザにてケースCを多列に振り分ける場合と異なり、ケースCの振り分け速度を向上させることができる。また、ケース振分装置22の下流側における幅を越えない範囲でケースCの振り分け列数が設定可能となり、集積パターンの自由度が向上する。
【0066】
(3)前記ケース振分装置22には可動サイドガイド機構237を備えた。ケース振分装置22にて搬送されるケースCは両ガイド部材237a, 237bにてガイドされながら搬送される。即ち、ケース集積装置12の幅方向における位置のずれが矯正される。このため、ケースCについて、A〜F位置等の複数位置への位置決めが正確に行われ、ケースC群を正確な集積パターンに形成することができる。
【0067】
(4)ケース集積装置12をケースパレタイザ11に利用した。ケース集積の処理能力が向上することにより、ケースパレタイザ11によるケースCの段積処理能力が向上する。このため、要求されるケースCの時間当たりの段積処理数が増加しても対応できる。
【0068】
(5)前記向き切替装置21及びケース振分装置22を上流側から下流側に亘ってこの順で配置し、ケースCの向きを切り替えてから所定列数に振り分けるようにした。このため、従来と異なり、集積パターン変更に伴うケース振り分け列数の増減に関わりなく、向き切替装置21は1台設けるのみでよい。従って、ケース集積装置12の構成、ひいてはライン構成が簡単になると共に製品コストを低減させることができる。
【0069】
(6)前記向き切替装置21における2列のローラコンベヤ32, 32間、及び各ローラコンベヤ201, 203,204における2列の駆動ローラR列間に跨って載ることができる程度の大きさを有していれば、どのような大きさのケースCでも向きの切り替え及び振り分けが可能である。このため、対象とするケースCの自由度が向上する。
【0070】
(7)前記ケース振分装置22にて所定の列数に振り分けられたケースC群を、ストッパ部材54a, 54bにより減速させながら徐々に堰き止めるようにした。このため、ケースC自身及びケースCに収容された製品に衝撃を与えることなく、所定の集積パターンに形成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図13に従って説明する。本実施形態は、前記ケース振分装置22の構成においてのみ第1実施形態と異なる。
【0071】
図13に示すように、ケース振分装置301の最上流部には導入ローラコンベヤ302が配置されている。導入ローラコンベヤ302の下流側には固定ローラコンベヤ303が配置されており、下流側に向かうにつれて片側方向に幅広になっている。導入ローラコンベヤ302及び固定ローラコンベヤ303の片側には誘導ローラコンベヤ304が沿うように配置されている。導入ローラコンベヤ302は2組のローラR群302a, 302bを備えている。誘導ローラコンベヤ304は4組のローラR群304a〜304dを備えている。
【0072】
各ローラR群302a, 302b, 304a〜304dを構成する複数の駆動ローラRは、前記第1実施形態と同様に、各ローラR群302a, 302b, 304a〜304d毎に連動して揺動する。また、各ローラR群302a, 302b, 304a〜304dのうちケースCが直接載ってその搬送方向を変えるのに直接係わるローラR群が搬送方向切替の制御対象とされ、この制御対象とされたローラR群はケースCが載る前に搬送方向が切り替えられる。
【0073】
前記駆動ローラR群302a, 302bは前記搬送コンベヤ31と同一搬送方向(図13における矢印L方向)と、この搬送コンベヤ31の搬送方向に対して所定角度θをなす方向(図13における矢印M方向)との間においてケースCの搬送方向を切り替える。前記各駆動ローラR群304a〜304dは矢印M方向と矢印L方向との間においてケースCの搬送方向を切り替える。尚、図13においては、各ローラR群302a, 302b, 304a〜304dの区分けを明確にするために、ローラR群302b, 304b, 304dを矢印L方向にケースCを送る位置に、また、ローラR群302a, 304a, 304cを矢印L方向にケースCを送る位置に示す。
【0074】
従って、本実施形態によれば、第1実施形態における(1)〜(7)の効果に加えて、誘導ローラコンベヤ304を導入ローラコンベヤ302及び固定ローラコンベヤ303の片側のみに配置したことにより、ケース振分装置の構成及び制御を単純化することができる。
【0075】
尚、前記両実施形態は以下のように変更して実施してもよい。
・ 第1実施形態においては、誘導ローラコンベヤ203,204をそれぞれ2つの駆動ローラR群203a, 203b、204a, 204bに区分けしたが、それぞれ3つ以上に区分けてもよい。また、導入ローラコンベヤ201を2つ以上の駆動ローラR群に区分けしてもよい。このようにすれば、ケースCの振り分けをより正確に行うことができる。
【0076】
・ 第1及び第2実施形態においては、各ローラコンベヤ201, 203,204, 302,304をそれぞれ2列の駆動ローラR群から構成したが、単列又は3列以上の駆動ローラR群から構成してもよい。また、固定ローラコンベヤ202, 303を複数列の駆動ローラR列から構成してもよい。このようにしても、ケースCの搬送方向を切り替えることで同ケースCを多列に振り分けることができる。
【0077】
・ 第1及び第2実施形態においては、ケース集積装置12をケースパレタイザ11に利用したが、ケースパレタイザ11以外で利用してもよい。例えば、パレットP上に段積みする目的以外でケースCを所定のパターンに集積するために使用してもよい。
【0078】
・ 第1及び第2実施形態において、駆動ローラRを、モータと減速機構とを内蔵したモータローラ等に置き換えてもよい。このようにしても、ケースCの振り分けができる。
【0079】
・ 第1実施形態においては、両エアシリンダ238a, 238bの作動により両ガイド部材237a, 237bを移動させるようにしたが、次のようにしてもよい。即ち、両ガイド部材237a, 237bを例えばサーボモータに作動連結し、このサーボモータの駆動により両ガイド部材237a, 237bが互いに近接する方向又は互いに離間する方向に移動するようにしてもよい。このようにしても、ケースCのケース集積装置12の幅方向における位置ずれを矯正することができる。
【0080】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、集積パターン形成の自由度が向上し、また、高速積載に対応させることができる。
【0081】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ケース列数の異なる種々の集積パターンに、より細かく対応可能となることにより、集積パターンの自由度を向上させることができる。
【0082】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、ケース集積装置の幅方向における位置のずれが矯正されることにより、ケースを正確な集積パターンに形成することができる。
【0083】
請求項4に記載の発明によれば、ケースの集積処理能力の高いケース集積装置が使用されることにより、このケースパレタイザによるケースの処理能力を向上させることができる。
【0084】
請求項5に記載の発明によれば、ケースの振り分け列数によらずケースの長短方向を切り替える装置が1台でよいことにより、ライン構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ケースパレタイザの平面図。
【図2】 ケースパレタイザの断面図。
【図3】 ケース振分装置の平面図。
【図4】 ケース振分装置の断面図。
【図5】 駆動ローラの取り付け状態を示す断面図。
【図6】 駆動ローラの取り付け状態を示す断面図。
【図7】 駆動ローラの取り付け状態を示す要部斜視図。
【図8】 駆動ローラの連動関係を示す概略平面図。
【図9】 シャッタコンベヤのローラの取り付け状態を示す断面図。
【図10】 (a)は、シャッタコンベヤの搬送状態を示す正面図。
(b)は、シャッタコンベヤの退避状態を示す正面図。
【図11】 (a)〜(j)は、ケースの集積過程を示す概略平面図。
【図12】 振分装置の電気的構成を示すブロック図。
【図13】 第2実施形態におけるケース振分装置の平面図。
【図14】 従来のケースパレタイザの概略平面図。
【図15】 従来のケース振分装置の概略平面図。
【符号の説明】
11…ケースパレタイザ、12…ケース集積装置、13…段積み装置、
21…向き切替装置、22…ケース振分装置、23…パターン形成装置、
31…搬送コンベヤ、101…位置矯正装置、
201…導入ローラコンベヤ(駆動ローラR群)、202…固定ローラコンベヤ(駆動ローラR群)、203, 204…誘導ローラコンベヤ(駆動ローラR群)、237…可動サイドガイド機構(ガイド機構)、C…ケース、P…パレット。

Claims (5)

  1. 搬送コンベヤ(31)にて一列で送られてきたケース(C)の搬送方向に対する長短方向を、所定の制御信号に基づいて、長手方向と短手方向との間において積み込む向きに選択的に切り替える向き切替装置(21)と、
    前記向き切替装置(21)から所定の向きとなって送られてきたそれぞれのケース(C)がパレット(P)に積み込まれる搬送方向に対して直交方向の位置に合わせて、同ケース(C)の搬送方向に対して直交方向の位置を、所定の制御信号に基づいて、前記搬送コンベヤ(31)と同一搬送方向と、この搬送方向に対して直交方向成分を持たせた方向との間において選択的に切り替え複数列に振り分けるケース振分装置(22)と、
    前記ケース振分装置(22)から送られてきた所定数のケース(C)を、減速又は停止させて所定のパターンに整列させるパターン形成装置(23)とを備えたケース集積装置。
  2. 前記ケース振分装置(22)は、
    同ケース振分装置(22)の最上流部に配置され、前記搬送コンベヤ(31)と同一搬送方向と、この搬送方向に対して所定角度をなす方向との間において、ケース(C)の搬送方向を切り替え可能とした駆動ローラ群(201)と、
    前記最上流部の駆動ローラ群(201)の下流側に配置され、前記搬送コンベヤ(31)と同一搬送方向にケースの搬送方向を固定した駆動ローラ群(202)と、
    前記搬送方向を固定した駆動ローラ群(202)に対して隣接するように配置され、前記搬送コンベヤ(31)の搬送方向に対して所定角度をなす方向と、前記搬送コンベヤ(31)と同一搬送方向との間において、ケース(C)の搬送方向を切り替え可能とした駆動ローラ群(203,204)とを備えている請求項1に記載のケース集積装置。
  3. 前記ケース振分装置(22)には、その搬送方向に対して直交する方向における位置のずれを矯正するガイド機構(237)を備えた請求項1又は請求項2に記載のケース集積装置。
  4. 複数のケース(C)を所定のパターンに整列して1段とし、この1段分のケース(C)をパレット(P)上に順次段積みするケースパレタイザにおいて、
    請求項1〜請求項3のうち少なくともいずれか一項に記載のケース集積装置(12)を備えたケースパレタイザ。
  5. 搬送コンベヤ(31)にて一列で送られてきたケース(C)の搬送方向に対する長短方向を、向き切替装置(21)により、所定の制御信号に基づいて、長手方向と短手方向との間において積み込む向きに選択的に切り替え、
    前記向き切替装置(21)から所定の向きとなって送られてきたそれぞれのケース(C)がパレット(P)に積み込まれる搬送方向に対して直交方向の位置に合わせて、同ケース(C)の搬送方向に対して直交方向の位置を、ケース振分装置(22)により、所定の制御信号に基づいて、前記搬送コンベヤ(31)と同一搬送方向と、この搬送方向に対して直交方向成分を持たせた方向との間において選択的に切り替え複数列に振り分け
    前記ケース振分装置(22)から送られてきた所定数のケース(C)を、パターン形成装置(23)により、減速又は停止させて所定のパターンに整列し、
    前記パターン形成装置(23)にて所定のパターンに整列されたケース(C)群を、段積み装置(13)によりパレット(P)上に段積みするケースの段積み方法。
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