JP4615953B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、GPS(Global Positioning System)等の位置測位機能を備えた携帯端末に関し、特にその携帯端末の現在地を他の端末に遂次通知する技術に関する。
現在、GPS機能が備わった携帯端末が普及している。
GPSとは、米国国防省が打ち上げた測地衛星(NAVSTAR:現在、24個が地球を周回している)のうち、少なくとも3個の衛星から送信された電波(1.2276GHz/1.57542GHz)を受信して、受信機(受信者)の地球上の位置情報(経度/緯度情報)を得るシステムのことである。
一般的に、携帯端末のGPS機能は、GPSを利用して取得した位置情報に基づいて、自機の現在地を示した地図画像を生成して、その地図画像を自機に備わるLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部に表示する現在地表示機能のことを指す。また、付加機能として、相手の端末に自分の現在地をメールで通知する現在地通知機能等がある。
現在地表示機能は、位置測位の指示をユーザから受け付けた時に1度だけ測位し、その結果得られる位置情報に基づいて、自機の位置を示した地図画像を1枚(1画面分)表示するタイプのものと、遂次測位して得られる位置情報に基づいて、自機の現在地を示した地図画像を更新して、リアルタイムに現在地を表示するタイプのものがある。
現在地通知機能は、自機の現在地を示した地図画像が用意されているURL(Uniform Resource Locator)を記載したメール(以下、「現在地メール」と言う。)を、相手端末に送信するタイプのものが一般的である。
現在地通知機能は、例えば、携帯端末のユーザが現在いる場所で相手と待ち合わせをしていて、その相手がその場所をよく知らない場合に利用すれば、効果的である。すなわち、現在地メールを相手に送ることで、その相手は現在地メールからユーザの現在地を示した地図画像を確認し、ルート探索等を行うことで待ち合わせ場所へ辿り着くことができる。
また、下記の特許文献には、GPSを利用して自分の位置情報を獲得し、位置情報サービスセンターから相手の位置情報を獲得し、地図情報を地図情報データベースから獲得し、両者の位置情報と地図を表示部に表示する携帯通信機器が開示されている。これにより、携帯通信機器のユーザは、自分の位置と相手の位置の関係を認識することができる。
特開2002−262338号公報
ところで、携帯端末のユーザが、待ち合わせ相手のいる場所に向かっている最中に、現在どの辺りまで自分が来ているのかをその相手に遂次伝えたい場合がある。例えば、初めて会う相手との待ち合わせ時間に遅れそうになっている場合、自分が現在待ち合わせ場所に向かっていてどの辺にいるといった情報を正確に相手に伝えたいと思うことがある。
この場合、例えば、従来の現在地通知機能を利用して、移動している間に何度も現在地メールを相手の端末に送ることで、自分の位置を相手に伝えることもできるが、何度も現在地メールを送信する操作を行うことになり、相手も一々メールを開いて確認しなければならないので、煩雑である。
また、上記特許文献に開示されている携帯通信機器については、相手と自己の位置関係を地図上で把握することができるが、相手と自己のそれぞれの端末に位置測位機能が備わっている必要がある。
そこで本発明は、煩雑な操作を行うことなく、移動している自分の現在地を的確に相手に通知することのできる携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末は、自機の位置を示した地図画像を更新する更新手段と、前記更新手段により更新される地図画像を、所定の圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたストリーミングデータを、当該ストリーミングデータを受信して再生する端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
上記構成の携帯端末を用いれば、相手が所有する端末に、自分の現在地を更新しながら示す地図画像をストリーミングデータで送信することができるので、現在地メールを何度も送るような煩雑な作業を行うことなく、その相手に移動中の自分の現在地を通知することができる。
また、携帯端末は、テレビ電話機能を備えると共に、更に、撮像手段と、指示を受け付ける受付手段とを備え、前記変換手段は、テレビ電話中に、所定の指示を受け付けるまでは、前記撮像手段により撮像された映像をテレビ電話の圧縮フォーマットのストリーミングデータに遂次変換し、所定の指示を受け付けた後は、当該映像に代えて、前記更新手段により更新される地図画像を前記圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換し、前記送信手段は、前記変換手段により変換されたストリーミングデータを、相手端末に送信するとしてもよい。
従来の現在地通知機能の場合、現在地メールを相手の端末に送信しても、その相手が現在地メールの到着に気付かないことがあり、また、送った現在地メールを相手が確認したかどうかまでは、こちらにはわからないので、結局電話で現在地メールを送った旨を相手に伝えることが多かった。しかし上記構成の携帯端末を用いれば、テレビ電話中、自分の顔等の撮影映像の代わりに、自分の現在地を示した地図画像のストリーミングデータを通話相手に送ることができ、コミュニケーションをとりながら、自分の現在地を相手に通知することができる。
また、前記変換手段は、前記更新手段により更新される地図画像を前記圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換する際に、前記映像変換時よりフレームレートを下げて、1フレームあたりのデータ容量を増やして変換し、前記送信手段は、一定のビットレートで前記変換手段により変換されたストリーミングデータを相手端末に送信するとしてもよいし、或いは、前記変換手段は、前記更新手段により更新される地図画像を前記圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換する際に、前記映像変換時より1フレームあたりのデータ容量を増やして変換してもよい。
この構成により、1フレーム当たりのデータ容量を増やすことができるので、精緻な地図画像を、画質を落とすことなく相手端末に送信することができる。
また、前記地図画像の縮尺を拡大又は縮小する指示である縮尺指示をユーザから受け付ける受付手段を更に備え、前記更新手段は、受け付けた縮尺指示に基づいて地図画像の縮尺を拡大又は縮小して更新するとしてもよい。
この構成により、通話相手がわかりやすい縮尺に変更して地図画像を送ることができる。
また、前記所定の指示を示す指示情報を、テレビ電話の通話相手の端末から受信する受信手段を更に備え、前記変換手段は、テレビ電話中に前記受信手段により指示情報を受信した場合に、前記生成手段により遂次更新される地図画像を前記ストリーミングデータに変換するとしてもよい。
この構成により、通話相手の端末から本携帯端末に所定の指示情報が送信されれば、ユーザの現在地を示した地図画像のストリーミングデータがその通話相手の端末に送信されるので、通話相手は、自分が知りたいと思ったときに本発明の携帯端末ユーザの居所を確認することができる。
また、前記受信手段は、更に、地図画像の縮尺を拡大又は縮小する指示を示す縮尺指示情報を、テレビ電話の相手端末から受信し、前記更新手段は、受信した縮尺指示情報に基づいて地図画像の縮尺を拡大又は縮小して更新するとしてもよい。
この構成により、通話相手は、自分の見やすい縮尺に変更した地図画像のストリーミングデータを本携帯端末から自分の端末に送信させることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
<1.システム>
図1は、GPS機能を実現する携帯端末システムの構成を示した図である。
携帯端末システム100は、本発明に係る携帯端末1、携帯端末2、基地局3、基地局4、ネットワーク5、GPSナビゲーションコンテンツサーバ6、GPS衛星7で構成される。
なお、携帯端末1、2、基地局3、4は、それぞれ、同図に示す数に限定されるものではなく、例えば、携帯端末は、数千から数万台存在していてもよい。
基地局3、4は、それぞれ所定のエリア内に存在する携帯端末を管轄し、エリア内の携帯端末と無線接続する。
携帯端末1、2は、いずれもテレビ電話機能を備えた携帯端末である。
ここでいうテレビ電話機能とは、携帯端末に備わるカメラで撮像したユーザの顔等の映像を、テレビ電話用の圧縮フォーマットに変換して、得られたストリーミングデータを通話相手の端末に音声と共に送信し、また、通話相手の端末から送られてきたストリーミングデータを復元した映像を表示部に表示して、お互いが顔を見ながら通話することのできる機能である。
携帯端末1は、テレビ電話機能に加えて更にGPS機能を備えており、ユーザからGPS測位指示を受け付けるとGPS衛星7から送信されている電波を遂次受信して、その測位結果から位置情報を算出する。携帯端末1は、算出された位置情報をGPSナビゲーションコンテンツサーバ6にネットワーク5を介して送信すると、GPSナビゲーションコンテンツサーバ6から、その位置情報が示す位置を含む所定範囲の地図画像や建物情報、道路情報等、現在地を地図画像で表示するのに必要なデータ(以下、「地図情報」という。)が送られてくる。
携帯端末システム100に採用されている測位方式は、MS−Based方式と呼ばれている半自律型の測位方式であり、ネットワーク5を介してGPSナビゲーションコンテンツサーバ6から地図情報を得るが、最終的な地図画像の加工、地図画像の更新表示等の処理は携帯端末で行う。
GPSナビゲーションコンテンツサーバ6は、サポートしている範囲(例えば、日本の全土等)の地図画像や建物情報、道路情報等を管理している。携帯端末1から位置情報を受信すると、地図情報を携帯端末1に送信する。
携帯端末1は、GPSナビゲーションコンテンツサーバ6から受信した地図情報や、ユーザの地図画像の縮尺指示等に基づいて、当該位置情報が示す地図上の位置が表示画面***となるように地図画像を加工し、その中央位置に現在地を示すポインタを合成した地図画像を生成し、携帯端末1の表示部に表示する。
<2.携帯端末1の構成>
ここで、携帯端末1の機能構成について説明する。図2は、携帯端末1の機能ブロック図である。
携帯端末1は、アンテナ11、通信部12、スピーカ13、カメラ14、GPSアンテナ15、GPS処理部16、制御部17、表示部18、記憶部19、マイク20、操作部21、地図画像更新部22、ストリーミングデータ変換部23で構成されている。
アンテナ11は、一般的な携帯電話機に備わるアンテナと同様であり、音声やデータ等を搬送する搬送波の送受を行う。受信した搬送波信号は、通信部12に送られる。
通信部12は、アンテナ11が受信した搬送波信号及び制御部17から伝送されてきた音声や映像等の圧縮信号に対して、変復調処理、増幅処理、A/D及びD/A変換処理といった、送受信に係る一連の処理を行う機能部であり、一般的な携帯電話機に備わる機能と同様である。
スピーカ13は、制御部17から伝送されてきた音声信号や、着信音を出力する。
カメラ14は、撮影レンズ、CCD(Charge Coupled Devices)等から成り、テレビ電話時又は撮影モード時に起動し、CCDの受光面に配列されている各受光素子は、撮影レンズを介して入射した光量を電気信号に変換して映像データを生成し、これを制御部17に伝送する。
GPSアンテナ15は、GPS衛星7から遂次送信されている電波を受信するアンテナである。受信信号は、GPS処理部16に送られる。
GPS処理部16は、GPSアンテナ15から送られてきた受信信号に基づいて、位置情報を算出する。算出した位置情報は制御部17に伝送される。
制御部17は、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)等によって構成されており、記憶部19に記憶されている各種プログラムに従って各機能部の制御を行う。
例えば、GPS処理部16から送られてきた位置情報を通信部12を介してGPSナビゲーションコンテンツサーバ6に送信して、その応答として送られてくる地図情報を記憶部19に記憶させる。
表示部18は、制御部17の制御に従って、待ち受け画面、地図画像、テレビ電話時に相手から送られてくる相手の顔等の映像を表示する。
記憶部19は、各種プログラム、データ等を記憶する。
マイク20は、音声を電気信号に変換して制御部17に伝送する。
操作部21は、一般的な携帯電話機に備わる0から9までのテンキーボタンや、オンフックボタン、オフフックボタン等の各種機能ボタンを有し、各種ボタンが押下されることによってユーザから各種指示を受け付ける。例えば、GPS処理部16を起動させて、現在地通知処理を実行させる指示や、地図画像の縮尺を拡大又は縮小する指示等を受け付ける。
地図画像更新部22は、マイクロプロセッサが記憶部19に記憶されているGPS用プログラムに従って動作することにより実現される機能部であり、記憶部19に記憶された地図情報や、GPS処理部16により算出された位置情報、地図画像の縮尺指示等に基づいて、当該位置情報が示す地図上の位置が表示画面***となるように地図画像を加工し、その中央位置に現在地を示すポインタを合成した地図画像を生成する。そして、ユーザが移動することにより算出される位置情報が変わったり、ユーザから縮尺の変更指示を受ければ、地図画像更新部22は、地図画像を更新する。
ストリーミングデータ変換部23は、エンコーダであり、カメラ14により生成された映像データや、地図画像更新部22により生成された地図画像を制御部17を介して受け付けて、H.263/MPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)の圧縮符号化方式で圧縮符号化する。
H.263は、1996年にITU(国際電気通信連合)が勧告した、映像の圧縮符号化方式の標準の一つであり、H.261を改良・発展させたものである。
圧縮符号化されたストリーミングデータは、制御部17の制御によって、一定のビットレートで遂次通話相手の端末に送信される。
<3.動作>
次に、携帯端末1を用いて通話相手の携帯端末2との間でテレビ電話をしている際に、携帯端末1のユーザが現在地通知指示を携帯端末1に対して行った場合に行われる現在地通知処理を説明する。
図3は、携帯端末1の現在地通知処理の動作を説明するためのフローチャート図である。
まず、携帯端末1がテレビ電話中に現在地通知指示をユーザから受け付けると(ステップS1:YES)、GPS処理部16を起動して位置測位を行う(ステップS2)。
GPS処理部16は、位置測位した結果に基づいて位置情報を算出する(ステップS3)。
次に、GPSナビゲーションコンテンツサーバ6から地図情報の取得が必要でなければ、すなわち、既に現在地を示すのに足りる地図情報を取得済みであれば(ステップS4:NO)、ステップS6に進む。GPSナビゲーションコンテンツサーバ6から地図情報の取得が必要であれば(ステップS4:YES)、GPSナビゲーションコンテンツサーバ6に位置情報を送って、その応答として地図情報を取得する(ステップS5)。その後ステップS6に進む。
ステップS6では、地図画像更新部22が、最新の位置情報が示す地図上の位置が表示画面***となるように地図画像を加工して、その中央位置に現在地を示すポインタを合成した地図画像を生成し、更新する。
生成された地図画像は、遂次ストリーミングデータ変換部23に送られ、H.263/MPEG4の圧縮符号化方式で圧縮符号化したストリーミングデータに変換される(ステップS7)。この時の圧縮モードは、画質優先モードが自動的に選択される。
画質優先モードの画像の色数及び画素数は、通常モードのそれより多く、画質優先モードが選択されることで、1フレームあたりのデータ容量は増加する。しかし、フレームレートも同時に下げるので、ビットレートは、通常モードにより変換した映像データを送信していたときのビットレートのままである。
ストリーミングデータ変換部23にて変換されたストリーミングデータは、制御部17、通信部12を介して、通話相手の携帯端末2に遂次送信される(ステップS8)。
その後、ユーザから現在地通知終了指示を受け付けると(ステップS9:YES)、現在地通知処理を終了し、現在地通知終了指示がなければ(ステップS9:NO)、ステップS3に戻る。
ここで、具体的な動作について、携帯端末1の表示部8及び携帯端末2の表示部に表示される画面を用いて説明する。
図4は、携帯端末1の表示部8に表示される画面の推移を示した図であり、図5は、携帯端末2の表示部に表示される画面の推移を示した図である。
携帯端末1のユーザと携帯端末2の通話相手とがテレビ電話を行うと、携帯端末1の表示部8には、図4の画面401が表示される。画面401は、通話相手映像411、ユーザ映像412、通話時間413、MENUボタン414等で構成される。
通話相手映像411は、携帯端末2から送られてくるストリーミングデータを復元した映像である。
ユーザ映像412は、カメラ14で撮影した映像である。
通話時間413は、通話開始から現在までの経過時間を遂次示す。
一方、この時、通話相手の携帯端末2の表示部(図示せず)には、図5の画面501が表示される。
画面501は、通話相手映像511、ユーザ映像512、通話時間513、MENUボタン514等で構成される。
通話相手映像511は、携帯端末1から送られてくるストリーミングデータを復元した映像である。
ユーザ映像512は、携帯端末2に備わるカメラ(図示せず)で撮影した映像である。
ここで、携帯端末1のユーザが操作部21を操作して、MENUボタン414を選択すると、表示部18に表示される画面は、画面401から画面402に切り替わる。
画面402は、通話相手映像411、MENU欄415等で構成される。
MENU欄415には、操作部21のテンキーボタンの1と対応付けられている「現在地通知」、テンキーボタンの2と対応付けられている「キャラクタ置換」の2つの項目が示されている。
「現在地通知」は、ユーザから上述の現在地通知指示を受け付けるための選択項目であり、「キャラクタ置換」は、ユーザの顔等を撮影した映像の代わりにアニメのキャラクタ等を通話相手の携帯端末2に送信する指示を受け付けるための選択項目である。
ここでユーザが、操作部21のテンキーボタンの1を押下すると、表示部18に表示される画面は、画面402から画面403に切り替わる。
なお、現在地通知指示をユーザから受け付けてから地図画像を表示部18に表示するまでに、GPS処理部16の起動、位置測位、位置情報算出、地図情報取得、地図画像の生成といった各ステップを踏むので、画面402から画面403に切り替わるまでに数秒程の時間がかかる。
画面403は、通話相手映像411A、地図画像416、縮尺指示ボタン欄417等で構成される。
縮尺指示ボタン欄417には、操作部21のテンキーボタンの1と対応付けられている「縮小」、テンキーボタンの2と対応付けられている「拡大」の2つの縮尺指示ボタンが表示されている。
地図画像416は、地図画像更新部22により生成された画像であり、その中央には、ユーザの現在地を示すポインタ416Aが描画されている。
ストリーミングデータ変換部23は、現在地通知指示を受けるまでは、カメラ14が撮像したユーザの顔等の映像データを圧縮符号化し、通信部12は、圧縮符号化された映像データ(ストリーミングデータ)を、通話相手の携帯端末2に遂次送信していたが、現在地通知指示を受け付けることにより、地図画像更新部22が地図画像を生成すると、ストリーミングデータ変換部23は、カメラ14が生成する映像データに代えて地図画像を圧縮符号化し、通信部12は、圧縮符号化された地図画像(ストリーミングデータ)を、通話相手の携帯端末2に遂次送信する。
図5の画面502は、携帯端末1から送信された地図画像(ストリーミングデータ)を携帯端末2が受信し、復元された地図画像を携帯端末2の表示部に表示した画面の一例である。
画面502は、ユーザ映像512、地図画像515、通話時間513、MENUボタン514等で構成される。
地図画像515は、携帯端末1の表示部18に表示される地図画像416と同じであり、地図画像515の中央には、携帯端末1の現在地を示すポインタ516が描画されている。
ここで、携帯端末1のユーザが、操作部21のテンキーボタンの2を押下すると、表示部18に表示される画面は、画面403から画面404に切り替わる。
画面404は、通話相手映像411A、地図画像418、縮尺指示ボタン欄417等で構成され、画面403との大きな違いは、縮尺を拡大して地図画像を表示している点である。そして、縮尺が拡大された地図画像には、縮尺が拡大される前の地図画像には示されていなかった建物情報等が示されている。
同じように、通話相手の携帯端末2の表示部も、画面502から画面503に切り替わる。
画面503の地図画像515Aは、携帯端末1の表示部18に表示される地図画像418と同じである。
以上説明したように、携帯端末1を用いれば、携帯端末1のユーザの現在地を示す地図画像のストリームデータを、通話相手の携帯端末2に送信することができるので、通話相手は、携帯端末1のユーザと通話をしながら、当該ユーザの現在地と、動向をリアルタイムに知ることができる。
<補足>
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上述の実施の形態では、携帯端末1のユーザが操作部21を操作して、現在地通知指示を携帯端末1に対して行ったが、通話相手の携帯端末2が現在地通知指示を示す指示情報を送信し、これを受信することで携帯端末1は上述の現在地通知処理を行ってもよい。また、地図画像の縮尺についても、通話相手の携帯端末2が縮尺指示を示す指示情報を送信し、これを受信することで携帯端末1は地図画像の縮尺を変更して生成してもよい。このような実施形態を実現するために、例えば、携帯端末1及び2に、現在地通知処理を実現する同じプログラムをインストールしておく事が考えられる。
(2)現在地を示す地図画像のストリーミングデータの送り先は、テレビ電話機能を備えた端末であればよく、例えば、テレビ電話機能付卓上電話機でもよい。
(3)上述の実施の形態では、ストリーミングデータ変換部23は、H.263/MPEG4の圧縮符号化方式で地図画像等を圧縮符号化していたが、これ以外の圧縮符号化方式、例えば、H.261やH.264/MPEG4AVCを用いてもよい。
(4)GPS機能は、一般的に、目的地を指定するとその道のりにおいて、「200m先の交差点を右に曲がります。」等、音声でルートを知らせる音声ガイダンスを行うが、係る音声も通話相手の端末に送信してもよい。
(5)上述の実施の形態では、ストリーミングデータの送信ビットレートは一定として説明したが、可変ビットレートで送信してもよい。この場合、必ずしもフレームレートを下げて変換する必要はない。
(6)上述の実施の形態の携帯端末1は、MS−Based方式で測位するものであったが、MS−Asisted方式(サーバで測位計算を全て行う方式)の携帯端末、Autonomous方式(測位計算を全て端末側で行う方式)の携帯端末に本発明を適用してもよい。
(7)上述の実施の形態において説明した現在地通知処理(図3に示したステップ等)を、プログラム実行機能を有する携帯端末に実行させるためのプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することができる。
かかる記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM等がある。流通、頒布されたプログラムは、プログラム実行機能、GPS機能、テレビ電話機能を備えた携帯端末にインストールされることにより利用に供され、その携帯端末は、そのプログラムを実行することにより、上記実施形態に示した現在地通知処理を実現する。
本発明は、GPS等の測位機能とテレビ電話機能を備えた携帯端末に適用することができる。
GPS機能を実現する携帯端末システムの構成を示した図である。 携帯端末1の機能ブロック図である。 携帯端末1の現在地通知処理の動作を説明するためのフローチャート図である。 携帯端末1の表示部8に表示される画面の推移を示した図である。 携帯端末2の表示部に表示される画面の推移を示した図である。
符号の説明
1、2 携帯端末
3、4 基地局
5 ネットワーク
6 GPSナビゲーションコンテンツサーバ
7 GPS衛星
11 アンテナ
12 通信部
13 スピーカ
14 カメラ
15 GPSアンテナ
16 GPS処理部
17 制御部
18 表示部
19 記憶部
20 マイク
21 操作部
22 地図画像更新部
23 ストリーミングデータ変換部

Claims (7)

  1. 自機の位置を示した地図画像を更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新される地図画像を、所定の圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換されたストリーミングデータを、当該ストリーミングデータを受信して再生する端末に送信する送信手段とを備える
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 携帯端末は、テレビ電話機能を備えると共に、更に、
    撮像手段と、
    指示を受け付ける受付手段とを備え、
    前記変換手段は、テレビ電話中に、所定の指示を受け付けるまでは、前記撮像手段により撮像された映像をテレビ電話の圧縮フォーマットのストリーミングデータに遂次変換し、所定の指示を受け付けた後は、当該映像に代えて、前記更新手段により更新される地図画像を前記圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換し、
    前記送信手段は、前記変換手段により変換されたストリーミングデータを相手端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記変換手段は、前記更新手段により更新される地図画像を前記圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換する際に、前記映像変換時よりフレームレートを下げて、1フレームあたりのデータ容量を増やして変換し、
    前記送信手段は、一定のビットレートで前記変換手段により変換されたストリーミングデータを相手端末に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記変換手段は、前記更新手段により更新される地図画像を前記圧縮フォーマットのストリーミングデータに変換する際に、前記映像変換時より1フレームあたりのデータ容量を増やして変換する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 前記地図画像の縮尺を拡大又は縮小する指示である縮尺指示をユーザから受け付ける受付手段を更に備え、
    前記更新手段は、受け付けた縮尺指示に基づいて地図画像の縮尺を拡大又は縮小して更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  6. 前記所定の指示を示す指示情報を、テレビ電話の通話相手の端末から受信する受信手段を更に備え、
    前記変換手段は、テレビ電話中に前記受信手段により指示情報を受信した場合に、前記生成手段により遂次更新される地図画像を前記ストリーミングデータに変換する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  7. 前記受信手段は、更に、地図画像の縮尺を拡大又は縮小する指示を示す縮尺指示情報を、テレビ電話の相手端末から受信し、
    前記更新手段は、受信した縮尺指示情報に基づいて地図画像の縮尺を拡大又は縮小して更新する
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
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