JP4615233B2 - Dmaを内蔵するマイクロコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明は、DMA(Direct Memory Access)を内蔵するマイクロコンピュータに関し、特に、多数の周辺リソースを搭載し複数種類のマイクロコンピュータに共通して使用可能な評価用マイクロコンピュータに関する。
マイクロコンピュータは、例えば、バスを介して接続されたCPUと、RAMやROMなどのメモリと、各種の機能を有する周辺リソースとを有する。周辺リソースは、タイマーや通信マクロ、その他マイクロコンピュータによる制御に必要な各種機能を有し、一種のマクロ回路である。マイクロコンピュータでは、メモリへのアクセス制御として、CPUが制御するCPUアクセスに加えて、CPUを介することなく周辺リソースからのアクセスを行うDMAコントローラが制御するアクセスが採用される。このようなDMAが可能なマイクロコンピュータは、例えば、特許文献1に記載されている。
この特許文献1には、全ての周辺装置ボードにDMAチャネルをもれなく自動的に割り当てることが記載されている。このように、DMA制御において、DMAを行う全ての周辺リソースに対してユニークなチャネル番号が割り当てられ、このチャネル番号に基づいてメモリへのDMA制御が行われる。例えば、電源投入時にDMAコントローラに全てのチャネルに対応して転送元アドレスと転送先アドレスとが登録され、周辺リソースからのDMAリクエストに応答して、DMAコントローラは、登録された転送元アドレスと転送先アドレスを参照して、必要なデータの転送制御を行う。データ転送完了後に、DMAコントローラはリクエストをクリアする信号を周辺リソースに送信し、DMAを要求した周辺リソースにDMAリクエストを取り下げさせる。このように、DMA制御を行うためには、DMAを要求する周辺リソースに対してチャネル番号をユニークに割り当てる必要がある。
特開平5−53968号公報(1993年3月5日公開)
マイクロコンピュータの開発段階において、デバッグサポートユニットを搭載して、外部から内部メモリのデータを参照したり、任意のタイミングでプログラムの実行を停止、再開させたりすることができる評価用マイクロコンピュータが開発される。評価用マイクロコンピュータは、制御対象の装置に接続し、開発中のプログラムを実行させて、所望の制御が行われるか否かの評価を行うとともに、開発中のプログラムのデバッグ作業に利用される。
一方、顧客の所有する多数のマイクロコンピュータには、それぞれ異なる又は同じ周辺リソースが搭載され、過去において開発された多数の周辺リソースのマクロデータは顧客にとって重要な資産である。前述したとおり、DMA機能を有するマイクロコンピュータでは、搭載される周辺リソースに対してユニークなチャネル番号が割り当てられる。それに伴って、各周辺リソースは、割り当てられたチャネル番号に対応するリソース番号を有し、そのリソース番号に対応して所定の動作を実行するように設計されている。例えば、DMAコントローラからリソース番号を指定して何らかの制御信号が与えられると、周辺リソースは、与えられたリソース番号を参照し自分への制御信号であることを認識すると、対応する制御動作を実行する。このように、過去において開発された多数の周辺リソースには、それぞれ搭載されるマイクロコンピュータにて割り当てられたリソース番号に対応する機能が埋め込まれているのが通常である。
そこで、この開発済みの周辺リソースを任意に組み合わせて新たなマイクロコンピュータを開発する場合に、開発済みの周辺リソースのマクロを評価用マイクロコンピュータチップに搭載できれば、開発段階の初期においてデバッグ作業や制御の評価を早期に開始することができる。しかしながら、現実には、開発済み周辺リソースには、開発済みのマイクロコンピュータにおけるチャネル番号に対応するリソース番号が割り当てられている。そのため、開発済みの周辺リソースのマクロをそのまま評価用チップに搭載すると、そのDMAのチャネル番号と開発済みの周辺リソースのリソース番号との対応関係がとれない場合が生じる。あるいは、開発済みの周辺リソースのマクロをそのまま評価用チップに搭載すると、搭載された周辺リソースのリソース番号がダブってしまうことがあり、適切にDMA制御を行うことができない。
このような事情から、従来は、新たなマイクロコンピュータを開発する場合は、たとえ過去に開発済みの周辺リソースを利用する場合でも、新たなマイクロコンピュータのDMAチャネルに対応して新たに周辺リソースを開発し又は改変し、その周辺リソースを搭載した評価用マイクロコンピュータチップを新たに開発する必要があった。このような評価用チップの新たな開発は、マイクロコンピュータの開発コストを上昇させるとともに、開発工程のスループットの低下を招いている。
そこで、本発明の目的は、異なるマイクロコンピュータの開発に共通して使用可能な評価用のマイクロコンピュータを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面によれば、マイクロコンピュータにおいて、
CPUと、
メモリと、
前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求を行って前記メモリとデータ転送を行う複数の周辺リソースと、
前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
前記リソース変換ユニットにより、前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースと前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの論理リソース番号とが対応付けられていることを特徴とする。ここで、論理リソース番号とは、前述のDMAチャネルに対応する番号であり、搭載されている複数の周辺リソースの実リソース番号とは必ずしも対応していない。
上記の目的を達成するために、本発明の第2の側面によれば、マイクロコンピュータにおいて、
CPUと、
メモリと、
前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求信号を送信して前記メモリとデータ転送を行い、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給されるクリアリクエスト信号に応答して当該アクセス要求信号を解除する複数の周辺リソースと、
前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースと前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの論理リソース番号とを対応付ける第1の対応テーブルを有し、当該第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間で前記アクセス要求信号とクリアリクエスト信号の変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
前記第1の対応テーブルは外部から書き換え可能であることを特徴とする。
本発明によれば、複数の周辺リソースを搭載し、当該搭載された複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースだけをダイレクトメモリアクセスコントローラの論理リソース番号に対応付けることができ、開発時の評価用マイクロコンピュータを共通化することができる。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、量産用のマイクロコンピュータの構成例である。このマイクロコンピュータは、内部バスBUSを介して接続されたCPU、RAMやROMなどのメモリ、周辺リソースA,B,C,D、DMAコントローラDMACを有する。CPUは、プログラムの実行、バスの管理をするとともに、メモリへのアクセスを制御する。周辺リソースは、タイマー、通信マクロ、DA変換回路などの各種機能を有し、バスBUSに接続される。DMAコントローラDMACは、これら周辺リソースに対してメモリへのDMA制御を行う。DMAコントローラDMACは、例えば4つのDMAチャネルを有し、このDMAチャネルに対応して、周辺リソースA,B,C,Dにはリソース番号RN#0〜RN#3が割り当てられている。
図2は、DMA制御動作を示すタイミングチャート図である。図1、図2にしたがってDMA制御動作について説明する。各リソースは、DMAコントローラに対してDMAリクエスト信号REQ0〜REQ3をアサートし、DMAコントローラにDMA制御を依頼する。図2の例では、リソースAがDMAリクエスト信号REQ0をHレベルにしてアサートし、DMA制御を要求している。これに応答して、DMAコントローラDMACは、CPUとバス権についての仲裁制御を行い、バス権を取得した場合は、あらかじめ設定されている転送元アドレスと転送先アドレスにしたがって、リソースAとメモリRAMまたはROMとの間でデータ転送を制御する。例えば、リソースA内のバッファに格納されたデータをメモリRAMの転送先アドレスの領域に書き込む。このDMA制御内容は、リソース毎にあらかじめ設定され、DMAコントローラ内の図示しないレジスタに書き込まれている。
DMAコントローラDMACは、要求されたDMA制御動作が終了すると、リソースAに対してDMAリクエストの解除を要求するクリアリクエスト信号CLREQをHレベルにし、リソースAのリソース番号RN#0をリソース番号バスRN[1:0]に出力する。クリアリクエスト信号CLREQは、全てのリソースに共通に供給され、各リソースは、リソース番号バスRN[1:0]のリソース番号が自分のリソース番号と一致するか否か確認し、一致したリソースAは、DMAリクエスト信号REQ0をLレベルに下げて要求を解除する。このように、リソース番号バスは一種のアドレスバスであり、リソース番号は一種のリソースのアドレスである。
図1、2に示されたDMA制御は一例であり、他の方法によりリソースからのDMAリクエストとクリアリクエストとを実現することもできる。但し、図1、2の例では、各リソースが専用のDMAリクエスト信号をDMAコントローラにアサートすることで、DMAリクエストの競合が回避されている。一方、クリアリクエストは競合することはないので、信号線の数を減らすために、DMAコントローラから、全てのリソースに共通のリソース番号バスRN[1:0]へのリソース番号とクリアリクエスト信号とが出力される。特に、DMAチャネル数が8個になると、3ビットのリソース番号バスRN[2:0]で指定したリソースにクリアリクエスト信号を伝達することができ、信号線の数の減少が顕著である。
このように、各リソースには、DMAチャネルに対応してリソース番号が割り当てられており、そのリソース番号に対応してそれぞれの機能を実現するようにリソース内の回路が構成されている。つまり、リソースは、割り当てられたリソース番号と供給されるリソース番号とが一致する場合に、所定の機能を実行するように回路が構成されている。
図3は、複数のマイクロコンピュータの構成例を示す図である。図3には、2種類のマイクロコンピュータ100、200が示されている。マイクロコンピュータ100は、4つのリソースR−A,R−B,R−C,R−Dを有し、それぞれのリソースにはリソース番号RN#0〜RN#3が割り当てられている。一方、マイクロコンピュータ200も、4つのリソースR−A,R−E,R−F,R−Gを有し、それぞれのリソースにはリソース番号RN#0〜RN#3が割り当てられている。つまり、この2つのマイクロコンピュータ100、200は、同じリソースR−Aを有するものの、残りの3つのリソースはそれぞれ異なっている。但し、それぞれのマイクロコンピュータにおけるDMAチャネルは4チャネルと限定されるので、各リソースにはリソース番号RN#0〜RN#3が割り当てられる。つまり、異なるリソースR−B、R−Eに、同じリソース番号RN#1が割り当てられ、同様に、リソースR−C、R−Fにリソース番号RN#2が、リソースR−D、R−Gにリソース番号RN#3がそれぞれ割り当てられている。
このように、マイクロコンピュータが開発される段階で、そのマイクロコンピュータに必要なリソースも開発される。そして、この開発済みリソースのマクロデータはある種の設計資産として蓄積されていく。そこで、このような過去に開発したマクロデータを使用して新たなマイクロコンピュータを開発することがしばしば起こりうる。
図4は、新たに開発されるマイクロコンピュータの一例を示す図である。ここでは、開発済みリソースR−A、R−B、R−E、R−Fを搭載するマイクロコンピュータと仮定する。マイクロコンピュータの開発段階で、デバッグ・サポート・ユニットDSUを搭載する評価用チップE−CHIPが作られ、この評価用チップを制御対象の装置に接続して制御動作を実行し、プログラムデバッグのための評価が行われる。DSUは、インサーキットエミュレータICEを介してパーソナルコンピュータPCに接続され、プログラムの実行を任意のステップで停止、再開させたり、内部メモリRAMの特定のデータをモニタリングしたりといった評価制御に利用される。
図4の評価用チップE−CHIPには、開発済みの4つのリソースをそのまま搭載しているが、各リソースR−A,R−B,R−E,R−Fには、それぞれ開発時に与えられたリソース番号RN#0,RN#1,RN#1,RN#2が割り当てられている。したがって、これらのリソース番号は、DMAコントローラのチャネル番号には対応しておらず、このままではDMA制御を行うことができない。そのため、開発済みのリソースのマクロをそのまま使用することができず、評価用チップはできるだけ短いターンアラウンドタイムで提供することが望まれているにも関わらず、評価用チップの開発期間が長くなるという弊害を招く。
一方で、量産用マイクロコンピュータ300では、DMAチャネルに対応したリソース番号RN#0〜RN#3が割り当てられた4つのリソースがそれぞれ開発され搭載される。これらのリソースは、開発済みマクロの一部を改変することにより、新たなリソース番号に対応した回路に開発されている。しかし、量産用マイクロコンピュータは、評価用マイクロコンピュータによる評価工程の後に提供されるので、そのようなリソースの再開発工程が生じてもあまり大きな問題とはならない。
新たに開発されるマイクロコンピュータが、図4とは異なるリソースの組み合わせの場合は、それに対応して評価用チップも開発する必要がある。このように量産されない評価用チップをその都度開発することは、開発コストの上昇を招き好ましくない。そこで、開発済みのマイクロコンピュータに搭載されたリソースの資産をそのまま利用して評価用チップを提供することができれば、早期に評価用チップを提供することができ、更に、開発コストを抑えることができる。
図5は、本実施の形態における評価用マイクロコンピュータの構成図である。この評価用マイクロコンピュータE-CHIPは、バスBUSを介して接続されたCPU、RAM、ROM、DMACに加えて、開発済みのリソースが多数搭載されている。例えば、ある顧客向けの評価用チップには、その顧客が過去に開発したリソースが全て又は一部搭載されている。そして、その顧客が新たに開発するマイクロコンピュータの評価用チップとして共通に利用される。図5の例では、図3で示した2つのマイクロコンピュータ100、200に搭載されている7つのリソースR−A,R−B,R−C,R−D,R−E,R−F,R−Gが搭載されている。したがって、これらのリソースには、開発時に割り当てられた実リソース番号RRN#0,RRN#1,RRN#2,RRN#3,RRN#1,RRN#2,RRN#3がそのまま割り当てられている。そのため、実リソース番号は重複することがある。
なお、本実施の形態では、開発済みリソースに実際に割り当てられているリソース番号を実リソース番号RRN#と称する。一方、搭載された複数のリソースを識別するために、ユニークなアドレスとして、物理リソース番号PRN#0〜PRN#6がこれらのリソースに割り当てられる。本実施の形態では、最大で16個のリソースを搭載可能とし、それに伴い、物理リソース番号はPRN#0〜PRN#15になる。更に、DMAコントローラDMACが有するチャネル番号は、論理的に使用するリソースを識別するIDであるので、本実施の形態では論理リソース番号と称する。
そして、DMAコントローラDMACと複数のリソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットR−CONが設けられ、このリソース変換ユニットR−CONにおいて、複数のリソースのうちの利用対象である一部の周辺リソースと、DMAコントローラDMACの論理リソース番号とが対応付けられている。そして、リソース変換ユニットR−CONは、DMAコントローラDMACの信号20を利用対象のリソースへの信号22に変換し、逆に利用対象のリソースからの信号22をDMAコントローラへの信号20に変換する。この変換制御は、搭載されるリソースの一部のみがDMAコントローラによる制御対象リソースに割り当てられることに伴って必要になるものであり、更に、搭載されたリソース間で実ソース番号が重複していることに伴って必要になるものである。したがって、具体的には、リソース変換ユニットR−CONは、DMAコントローラの論理リソース番号と、利用対象のリソースの物理リソース番号との対応テーブルを有し、更に、DMAコントローラの論理リソース番号と、利用対象のリソースの実リソース番号との対応テーブルを有する。これらの対応テーブルを利用して、信号20、22間の変換制御を行う。
図5に示された評価用マイクロコンピュータE−CHIPがあれば、開発済みリソースを任意に組み合わせた新たなマイクロコンピュータの評価用チップを簡単に構成することができる。上記したように、利用対象のリソースに対応して、リソース変換ユニットR−CON内の対応テーブルを設定ればよく、かかる設定は、DSUを介して外部から行うことができる。つまり、この評価用マイクロコンピュータは、開発済みのリソースを組み合わせて利用する限度において、新たなマイクロコンピュータの評価用チップとして共通化することができ、開発コストを削減することができ、また評価用チップの開発手番を短くすることができる。
図6は、本実施の形態における評価用マイクロコンピュータのリソース変換ユニットの構成図である。リソース変換ユニットR−CONは、DMAコントローラDMACと16個のリソースR−A,R−B....R−G....R−Pとの間に設けられている。この例では、4つのDMAチャネルが利用可能であり、この4つのDMAチャネルに対応して2ビットの論理リソース番号LRN[1:0]がDMAコントローラに与えられる。一方、16個のリソースに対しては、ユニークな物理リソース番号PRN#0〜PRN#15が与えられる。そして、リソース変換ユニットR−CONは、DMAコントローラの論理リソース番号LRN#と、利用対象のリソースの物理リソース番号PRN#との対応を示す第1の対応テーブルを格納する第1のレジスタREG1を有し、更に、DMAコントローラの論理リソース番号LRN#と、利用対象のリソースの実リソース番号RRN#との対応を示す第2の対応テーブルを格納する第2のレジスタREG2を有する。
16個のリソースそれぞれからDMAリクエスト信号REQが出力される。したがって、このDMAリクエスト信号REQは、物理リソース番号PRN#に対応して16本設けられる。これに対して、DMAコントローラDMACは、4チャネル分のDMAリクエスト信号REQ#0〜REQ#3しか受け付けない。そこで、リソース変換ユニットR−CONは、第1の対応テーブルREG1に基づいて、利用対象の一部の周辺リソースから供給されるDMAリクエスト信号を、DMACの論理リソース番号に対応するDMAリクエスト信号REQ#0〜REQ#3に変換するリクエスト変換部30を有する。この変換されたアクセス要求信号REQ#0〜REQ#3はDMAコントローラDMACに供給される。この第1の対応テーブルREG1とリクエスト変換部30の構成は後で詳述する。
次に、DMAコントローラDMACが出力するクリアリクエスト信号CLREQは、通常のマイクロコンピュータのように全てのリソースに共通に与えると、同じ実リソース番号を有するリソースが存在するので、DMAチャネルに対応しないリソースにクリアリクエストをアサートしてしまうことになる。そこで、クリアリクエスト変換部32にて、クリアリクエスト信号CLREQに応答して、DMAチャネルに対応するリソースへのクリアリクエスト信号CLREQ0〜15が生成される。つまり、クリアリクエスト変換部32は、DMACからクリアリクエスト信号CLREQが供給されると、16本のクリアリクエスト信号CLREQ0〜15のうち、論理リソース番号LRN[1:0]で指定されるリソースへのクリアリクエスト信号だけをHレベルにして、そのリソースに供給する。この変換動作のために、クリアリクエスト変換部32は第1のテーブルREG1を参照する。これにより、DMACが指定している論理リソースにだけクリアリクエスト信号が供給される。クリアリクエスト変換部32の構造は後に詳述する。
更に、DMACのチャネルに対応する論理リソース番号LRN[1:0]と利用対象のリソースの実リソース番号RRN[1:0]とは、1対1に対応していないので、リソース変換ユニットR−CONは、それらリソース番号の第2の対応テーブルを格納する第2のレジスタREG2と、論理リソース番号LRN[1:0]を実リソース番号RRN[1:0]に変換するリソース番号変換部34を有する。リソース番号変換部34は、変換した実リソース番号RRN[1:0]を実リソース番号バスRRN[1:0]に出力し、全リソースに供給する。リソース番号変換部34の構造は後に詳述する。
今仮に、図4に示した評価用チップE−CHIPを、図5、図6内の評価用チップにより実現する場合について説明する。つまり、図5、図6の16個のリソースのうち、リソースR−A、R−B、R−E、R−Fが利用対象のリソースとされ、これら4つのリソースに、DMAチャネルである論理リソース番号LRN[1:0]の#0,#1,#2,#3が割り当てられたとする。つまり、論理リソース番号LRN[1:0]と物理リソース番号PRN[3:0]との対応、及び、論理リソース番号LRN[1:0]と実リソース番号RRN#との対応は、次の通りである。
LRN#0 : PRN#0 : RRN#0
LRN#1 : PRN#1 : RRN#1
LRN#2 : PRN#4 : RRN#1
LRN#3 : PRN#5 : RRN#2
これらの対応が、第1、第2の対応テーブルとしてレジスタREG1,REG2に格納される。
図7は、リクエスト変換部30の構造図である。第1のレジスタREG1には、論理リソース番号LRN#0〜#3に対応するレジスタ領域内に利用対象のリソースの物理リソース番号PRN#が格納されている。上記の対応と同様に、第1のレジスタREG1には、物理リソース番号PRN#0、#1、#4、#5が4ビットデータとして格納されている。また、利用対象か否かを示すバリッドビットVBを有し、この例では、4つの論理リソース番号LRNに全て物理リソース番号が対応付けられているので、バリッドビットVBは全て「1」である。
リクエスト変換部32は、16個のリソースそれぞれからの16本のDMAリクエスト信号REQ(PRN#0)〜REQ(PRN#15)を、4本のDMAリクエスト信号REQ#0〜REQ#3に変換するために、4組の変換ユニットを有する。各ユニットは、第1の対応テーブルREG1の物理リソース番号LRN#をデコードするデコーダDEC#0〜DEC#3を有し、このデコーダはデコードされた1つの出力信号のみをHレベルにする。そして、16個のANDゲート40−0〜40−3とORゲート42−0〜42−3が、その出力信号により選択されたDMAリクエスト信号REQ(PRN#0)、REQ(PRN#1)、REQ(PRN#4)、REQ(PRN#5)を、リクエスト信号REQ#0〜REQ#3として出力する。
図8は、クリアリクエスト変換部32の構造図である。クリアリクエスト変換部32は、第1のレジスタREG1内の物理リソース番号PRN#を、論理リソース番号LRN[1:0]に応じて選択するセレクタ44と、選択された物理リソース番号PRN#をデコードするデコーダ46と、16個のデコーダ出力に応じて、1本のクリアリクエスト信号CLREQを、16本のクリアリクエスト信号CLREQ0〜15のうちの1本に変換するANDゲート群48とからなる。このクリアリクエスト変換部32により、DMAコントローラDMACがクリアリクエスト信号CLREQを出力すると、論理リソース番号LRNで指定されるリソースに対するクリアリクエスト信号CLREQ0〜15が出力される。
図9は、リソース番号変換部34の構造図である。リソース番号変換部34は、論理リソース番号LRN#0〜LRN#3に対応して2ビットの実リソース番号PRN#を格納する第2の対応テーブルREG2から、論理リソース番号LRN[1:0]に対応する実リソース番号PRN[1:0]を選択するセレクタ50からなる。これにより、DMAコントローラDMACが出力する論理リソース番号LRN[1:0]が利用対象のリソースの物理リソース番号PRN[1:0]に変換される。
図10は、本実施の形態における評価用マイクロコンピュータのDMA制御動作のタイミングチャート図である。図6〜図9を参照しながら、DMA制御動作を説明する。まず、DSUを介して、第1のレジスタRE1と第2のレジスタREG2に、それぞれ論理リソース番号LRN#に対応する物理リソース番号PRN#及び実リソース番号RRN#が設定されている。これに利用対象のリソースが登録される。次に、利用対象の4つのリソースのうち、一つのリソースR−AがDMAリクエスト信号REQ(PRN#0)をHレベルにしてアサートすると、リクエスト変換部32内のデコーダDEC#0の出力によりDMACへのリクエスト信号REQ#0がHレベルにされる。そして、DMACは、このリクエスト信号REQ#0に応答して、所定のDMA制御を実行する。
DMA制御が完了すると、DMACは、クリアリクエスト信号CLREQをHレベルにしてアサートし、対象となる論理リソース番号LRN#0を出力する。この論理リソース番号LRN#0は、リソース番号変換部34により実リソース番号RRN#0に変換され、全てのリソースに出力される。また、クリアリクエスト信号CLREQは、クリアリクエスト変換部32により、論理リソース番号LRN#0に対応する物理リソース番号PRN#0のクリアリクエスト信号CLREQ0に変換され、リソースR−Aに供給される。
リソースR−Aは、クリアリクエスト信号CLREQ0に応答して、リクエスト信号REQ(PRN#0)をLレベルに落としてDMAリクエストを解除する。このリクエスト信号REQ(PRN#0)の変化は、リクエスト変換部32によりクリアリクエスト信号REQ#0に変換される。
上記のDMA制御動作は、リソースR−BやR−E,R−FがDMAリクエストをアサートした場合も同様である。特に、リソースR−BとR−Eは、同じ実リソース番号を持っているが、リソース番号変換部32により論理リソース番号LRN#が実リソース番号RRN#に変換されるとともに、クリアリクエスト変換部32より論理リソース番号LRN#で指定されたリソースへのクリアリクエスト信号CLREQ#のみがアサートされるので、適切にDMAリクエスト信号を取り下げることができる。また、リソースR−FがDMAリクエストをアサートする場合も、リソース番号変換部34により正しい実リソース番号に変換されるので、適切に動作可能である。
DMA制御動作において、4つのリソースが同時にDMAリクエストをアサートした場合は、DMACは、順番にDMA制御を実行し、DMA制御動作が完了するたびに、対応するリソースにDMAリクエストの取り下げをクリアリクエスト信号CLREQと論理リソース番号LRN#により要求する。これにより、DMAリクエストが競合した場合でも、適切にDMA制御動作を実行することができる。
図11は、本実施の形態におけるリソース変換ユニットR−CONの変形例の構成図である。この例は、DMAコントローラDMACがクリアリクエスト信号を論理リソース番号に対応して4本出力する例である。したがって、論理リソース番号を出力することはない。このようなDMACの場合は、リソース変換ユニットR−CONの構成は、図6の例よりも簡素化される。すなわち、リクエスト変換部32に加えて、クリアリクエスト変換部32が設けられるだけであり、リソース番号変換部は必要ない。そして、クリアリクエスト変換部32は、4本のクリアリクエスト信号CLREQ#0〜#3を、第1の対応テーブルREG1を参照して、利用対象のリソースへのクリアリクエスト信号CLREQ0,1,4,5に変換する。
図12は、図11の変形例におけるクリアリクエスト変換部32の構成図である。クリアリクエスト変換部32は、4つの論理リソース番号に対応して、4つのユニットで構成される。各ユニットは、第1の対応テーブルREG1に格納されている物理リソース番号PRN#をそれぞれデコードするデコーダ52−0,52−1と、デコード出力に応じてDMACから供給される4つのクリアリクエスト信号CLREQ#0〜#3を、利用対象のリソースへのクリアリクエスト信号CLREQ0〜CLREQ15のいずれか1つに変換するアンドゲート群54−0,54−1とを有する。
図11の評価用マイクロコンピュータのDMA制御動作によれば、リソースがアサートしたリクエスト信号がリクエスト変換部30でDMAC用のリクエスト信号に変換され、DMACに供給される。それに応答して、DMACがDMA制御を実行し、DMAC制御が完了すると、対応するクリアリクエスト信号をアサートする。アサートされたクリアリクエスト信号は、クリアリクエスト変換部32により対応するリソースへのクリアリクエスト信号に変換され、リソースに供給される。クリアリクエスト信号を供給されたリソースは、自分のリクエスト信号のアサートを取り下げる。
図13は、更に、本実施の形態におけるリソース変換ユニットR−CONの別の変形例の構成図である。この変形例は、図6のリソース変換ユニットR−CONのうち、リソース番号変換部34を設けない例である。それ以外の構成は図6と同じである。したがって、図13の変形例では、DMACが生成する論理リソース番号LRN[1:0]が変換されることなく、リソースの実リソース番号として全リソースに供給される。但し、リソースの実リソース番号が重複しているので、クリアリクエスト変換部32により変換されるクリアリクエスト信号CLREQ0〜15により、クリアリクエスト対象のリソースが特定される。上記の説明からわかるとおり、この変形例では、同時に利用するリソースは、実リソース番号が#0、#1、#2、#3の組み合わせでなければならない。このような利用可能なリソースの制限を許容できる場合のみ、この変形例のリソース変換ユニットを有する評価用マイクロコンピュータが利用可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、評価用マイクロコンピュータが開発済みの多数のリソースを搭載しているので、新たに開発しようとするマイクロコンピュータに搭載するリソースを開発済みリソースから任意に組み合わせて選択することができる。しかも、開発済みのリソースの実リソース番号が重複していても、リソース変換ユニットによりリソース番号の変換を行うので、適切にDMA制御を行うことができる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)マイクロコンピュータにおいて、
CPUと、
メモリと、
前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求を行って前記メモリとデータ転送を行う複数の周辺リソースと、
前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
前記リソース変換ユニットにより、前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースと前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの論理リソース番号とが対応付けられていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記2)付記1において、
前記リソース変換ユニットは、前記一部の周辺リソースと前記論理リソース番号との対応を示す第1の対応テーブルを有し、当該第1の対応テーブルは書き換え可能であることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記3)付記2において、
前記複数の周辺リソースには、それぞれユニークな物理リソース番号が割り当てられ、
前記第1の対応テーブルには、前記論理リソース番号と前記一部の周辺リソースの物理リソース番号とが対応付けられていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記4)付記2において、
前記リソース変換ユニットは、前記第1の対応テーブルに基づいて、前記一部の周辺リソースから供給される第1のアクセス要求信号を、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの前記論理リソース番号に対応する第2のアクセス要求信号に変換するリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のアクセス要求信号を前記ダイレクトメモリアクセスコントローラに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記5)付記2において、
前記リソース変換ユニットは、前記第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給されアクセス要求を解除する第1のクリアリクエスト信号を、前記一部の周辺リソースのうち対応する一つの周辺リソースへの第2のクリアリクエスト信号に変換するクリアリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のクリアリクエスト信号を前記一つの周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記6)付記2において
前記リソース変換ユニットは、前記第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給され前記論理リソース番号に対応し前記アクセス要求を解除する第1のクリアリクエスト信号を、前記一部の周辺リソースのうち対応する一つの周辺リソースへの第2のクリアリクエスト信号に変換するクリアリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のクリアリクエスト信号を前記一つの周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記7)付記2において、
更に、外部からアクセス可能なデバッグ・サポート・ユニットを有し、
当該デバッグ・サポート・ユニットは、外部からの制御に応答して、前記第1の対応テーブルの対応を書き換えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記8)付記1において、
前記リソース変換ユニットは、前記一部の周辺リソースの実リソース番号と前記論理リソース番号との対応を示す第2の変換テーブルを有し、当該第2の変換テーブルは書き換え可能であることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記9)付記8において、
前記リソース変換ユニットは、前記第2の変換テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給される論理リソース番号データを、前記一部の周辺リソースの実リソース番号データに変換するリソース番号変換部を有し、当該変換した実リソース番号データを前記周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記10)付記8において、
更に、外部にされるデバッグ・サポート・ユニットを有し、
当該デバッグ・サポート・ユニットは、外部からの制御に応答して、前記第2の対応テーブルの対応を書き換えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記11)マイクロコンピュータにおいて、
CPUと、
メモリと、
前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求信号を送信して前記メモリとデータ転送を行い、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給されるクリアリクエスト信号に応答して当該アクセス要求信号を解除する複数の周辺リソースと、
前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースと前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの論理リソース番号とを対応付ける第1の対応テーブルを有し、当該第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間で前記アクセス要求信号とクリアリクエスト信号の変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
前記第1の対応テーブルは外部から書き換え可能であることを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記12)付記11において、
前記リソース変換ユニットは、
前記第1の対応テーブルに基づいて、前記一部の周辺リソースから供給される第1のアクセス要求信号を、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの前記論理リソース番号に対応する第2のアクセス要求信号に変換するリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のアクセス要求信号を前記ダイレクトメモリアクセスコントローラに供給し、
更に、前記第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給されアクセス要求を解除する第1のクリアリクエスト信号を、前記一部の周辺リソースのうち対応する一つの周辺リソースへの第2のクリアリクエスト信号に変換するクリアリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のクリアリクエスト信号を前記一つの周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
(付記13)付記12において、
前記リソース変換ユニットは、前記一部の周辺リソースの実リソース番号と前記論理リソース番号との対応を示す第2の変換テーブルを有し、当該第2の変換テーブルは書き換え可能であり、
前記リソース変換ユニットは、前記第2の変換テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給される論理リソース番号データを、前記一部の周辺リソースの実リソース番号データに変換するリソース番号変換部を有し、当該変換した実リソース番号データを前記周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
量産用のマイクロコンピュータの構成例である。 DMA制御動作を示すタイミングチャート図である。 複数のマイクロコンピュータの構成例を示す図である。 新たに開発されるマイクロコンピュータの一例を示す図である。 本実施の形態における評価用マイクロコンピュータの構成図である。 本実施の形態における評価用マイクロコンピュータのリソース変換ユニットの構成図である。 リクエスト変換部30の構造図である。 クリアリクエスト変換部32の構造図である。 リソース番号変換部34の構造図である。 本実施の形態における評価用マイクロコンピュータのDMA制御動作のタイミングチャート図である。 本実施の形態におけるリソース変換ユニットR−CONの変形例の構成図である。 図11の変形例におけるクリアリクエスト変換部32の構成図である。 本実施の形態におけるリソース変換ユニットR−CONの別の変形例の構成図である。
符号の説明
DMAC:DMAコントローラ、R−A〜R−G:リソース
R−CON:リソース変換ユニット、20:DMACの信号
22:リソースの信号

Claims (6)

  1. マイクロコンピュータにおいて、
    CPUと、
    メモリと、
    前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
    それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、それぞれユニークな物理リソース番号が割り当てられ、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求を行って前記メモリとデータ転送を行う複数の周辺リソースと、
    前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースの物理リソース番号と前記論理リソース番号との対応を示し書換可能な第1の対応テーブルを有し、前記第1の対応テーブルに基づいて前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットとを有することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. マイクロコンピュータにおいて、
    CPUと、
    メモリと、
    前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
    それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求を行って前記メモリとデータ転送を行う複数の周辺リソースと、
    前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースと前記論理リソース番号との対応を示し書き換え可能な第1の対応テーブルを有し、前記第1の対応テーブルに基づいて前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
    前記リソース変換ユニットは、前記第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給されアクセス要求を解除する第1のクリアリクエスト信号を、前記一部の周辺リソースのうち対応する一つの周辺リソースへの第2のクリアリクエスト信号に変換するクリアリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のクリアリクエスト信号を前記一つの周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. マイクロコンピュータにおいて、
    CPUと、
    メモリと、
    前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
    それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求を行って前記メモリとデータ転送を行う複数の周辺リソースと、
    前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースと前記論理リソース番号との対応を示し書き換え可能な第1の対応テーブルを有し、前記第1の対応テーブルに基づいて前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
    前記リソース変換ユニットは、前記第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給され前記論理リソース番号に対応し前記アクセス要求を解除する第1のクリアリクエスト信号を、前記一部の周辺リソースのうち対応する一つの周辺リソースへの第2のクリアリクエスト信号に変換するクリアリクエスト変換部を有し、当該変換された第2のクリアリクエスト信号を前記一つの周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  4. マイクロコンピュータにおいて、
    CPUと、
    メモリと、
    前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
    それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求を行って前記メモリとデータ転送を行う複数の周辺リソースと、
    前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースの実リソース番号と前記論理リソース番号との対応を示す書換可能な変換テーブルを有し、前記変換テーブルに基づいて前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間の信号変換を行うリソース変換ユニットとを有することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  5. 請求項において、
    前記リソース変換ユニットは、前記変換テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給される論理リソース番号データを、前記一部の周辺リソースの実リソース番号データに変換するリソース番号変換部を有し、当該変換した実リソース番号データを前記周辺リソースに供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  6. マイクロコンピュータにおいて、
    CPUと、
    メモリと、
    前記CPUを介することなく前記メモリへのアクセスを制御するダイレクトメモリアクセスコントローラと、
    それぞれ与えられた実リソース番号に対応して所定の機能を有し、それぞれユニークな物理リソース番号が割り当てられ、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラにアクセス要求信号を送信して前記メモリとデータ転送を行い、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラから供給されるクリアリクエスト信号に応答して当該アクセス要求信号を解除する複数の周辺リソースと、
    前記複数の周辺リソースのうち一部の周辺リソースの前記物理リソース番号と前記ダイレクトメモリアクセスコントローラの論理リソース番号とを対応付ける第1の対応テーブルを有し、当該第1の対応テーブルに基づいて、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラと前記複数の周辺リソースとの間で前記アクセス要求信号とクリアリクエスト信号の変換を行うリソース変換ユニットとを有し、
    前記第1の対応テーブルは外部から書き換え可能であることを特徴とするマイクロコンピュータ。
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