JP4612021B2 - ガス栓の防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、 ガス栓の防水構造、特に、操作つまみを被嵌させるガス栓本体の筒部に弾性を有する薄肉樹脂製の防水キャップを外嵌させる構成のガス栓の防水構造に関する。
炊事場や浴室などの水回りに配設されるガス栓は飛散した水や洗剤等がかかったり、高い湿度中に曝されたりすることが多いため、操作つまみとガス栓本体の隙間等から水滴や洗剤等がガス栓本体内に浸入し易い。ガス栓本体内に水滴等が浸入すると、内部のせんなどの部材や摺動部を腐食させてしまい、これにより、ガス栓の開閉操作に支障をきたしたり、ガス漏れが生じたりする問題が生じる。このような問題を解決するために、ガス栓本体と操作つまみとの間に防水キャップを被嵌させて、ガス栓本体内への水の浸入を防ぐ防水構造がある。
この種防水構造を具備させたガス栓として、例えば、実開昭55−41642号公報に開示のもの(特許文献1)や、実開昭54−144438号公報に開示のもの(特許文献2)がある。
これら文献には、操作つまみの押し回し操作に対応できる防水キャップ(4)が開示されており、それぞれ、図6及び図7に示すように、ガス栓本体(1)のせん収容部の上方開放端に連設されている筒部(10)に水密状態に外嵌させて使用されている。
これら防水キャップ(4)では、筒部(10)に外嵌させる円筒部(40)を有すると共に、図6に示すものでは、円筒部(40)から上方へ断面略V字状に屈曲させた屈曲環部(41)を連設させ、図7のものでは、円筒部(40)の外周面にリブ(43)を突設させて、これら屈曲環部(41)の上端部(42)及びリブ(43)の突出端を操作つまみ(3)の内周面に接触させることにより、筒部(10)と操作つまみ(3)との間をシールする構成となっている。これら従来のものでは、筒部(10)と操作つまみ(3)との間に防水キャップ(4)を介在させることにより、筒部(10)と操作つまみ(3)との隙間から水滴等がガス栓本体(1)内に侵入する不都合を防止している。
実開昭55−41642号公報 実開昭54−144438号公報
しかしながら、上記各従来例の防水キャップ(4)では、円筒形の筒部(10)の外周面に防水キャップ(4)の円筒部(40)を外嵌させる構成であるから、それぞれの加工時のバラツキや寸法の誤差により、両者間に隙間を生じさせてしまうことがある。又、押し回し式の操作つまみ(3)の場合、操作つまみ(3)の押し回し操作に伴って、防水キャップ(4)も上下したり伸縮したりする構成のものでは、長期の使用によって、防水キャップ(4)の装着姿勢がずれることがある。これらの場合、防水キャップ(4)と筒部(10)との間に水滴等を浸入させてしまう虞があり、ガス栓本体(1)の防水効果が不十分となる不都合がある。
特に、図8に示すような構造のガス栓、すなわち、ガス栓本体(1)内に収容されているせん(2)と操作つまみ(3)との間にそれぞれに対して相対回動阻止状態に連結されるドライブシャフト(20)が前記筒部(10)内に収容され、筒部(10)の直径線上の両端には、前記ドライブシャフト(20)の回動範囲を規制するピン(21)を貫通させるための貫通孔(11)(11)が設けられ、前記筒部(10)には防水キャップ(4)を外嵌させた構成のガス栓においては、防水キャップ(4)と筒部(10)との間に水滴等を浸入させてしまった場合には、前記水滴は貫通孔(11)を介してガス栓本体(1)内に浸入してしまうといった問題がある。
ガス栓本体(1)の防水機能だけを考えれば、前記貫通孔(11)(11)の下方(筒部(10)の基端部側)の操作つまみ(3)と筒部(10)との間にOリング等のシール部材を設けることも考えられる。しかしながら、操作つまみ(3)の芯ぶれが生じて、シール部材に偏った力が作用した場合、操作つまみ(3)の操作性及びシール性が悪くなるといった不都合がある。又、シール部材によって、ガス栓本体(1)内の水密性は確保されるが、通気性も同時に遮断されてしまうので、操作つまみ(3)をガス栓本体(1)側へ押圧させることが困難となり、操作つまみ(3)の押し回し操作をスムーズに行うことができないといった問題が発生する。
本発明は、『ガス流路を開閉するせんが収容されるせん収容部の開放端に、前記せんを回動操作する操作つまみを被嵌させる筒部が連設されてあり、前記筒部には、前記操作つまみの回動範囲を規制する回動規制部材を前記筒部に対して回り止め状態に係止させるための係止部が貫通していると共に、弾性を有する薄肉樹脂製の防水キャップが水密状態に外嵌されているガス栓』において、前記操作つまみの押し回し操作時に、前記防水キャップがずれたり変形したりすることなく、前記筒部の外周面に水密状態に外嵌させた状態を保持しながら、スムーズな操作を可能にするガス栓の防水構造を提供することを課題とする。
(1)上記課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、『前記防水キャップは、一端開放部が他端開放部よりも小径なテーパ筒状に構成され、
前記筒部の外周面には、開放端側が基端部側よりも小径となるような複数の段部が形成され、
これら段部の各外周端を繋ぐ稜線からなるテーパ面のテーパ度合いは、前記防水キャップの内周テーパ面のテーパ度合いに略一致させていると共に、前記防水キャップの前記一端開放部の内径は、前記筒部の前記開放端の外径よりも小径に設定されてあり、
前記防水キャップは、前記係止部よりも基端部側に形成されている段部を含む全ての段部を被覆できる高さに構成されている』ことである。
筒部の外周面には、前記係止部よりも筒部の基端部側から開放端近傍に至る範囲に、複数の段部が設けられてあり、前記開放端に向かって小径となるテーパ状の稜線を構成している。これに外嵌させる防水キャップは、弾性を有する薄肉樹脂材料によって、前記段部で構成されている前記稜線のテーパ度合いに略一致するテーパ度合いの内周テーパ面を具備するテーパ筒状に構成されている。又、防水キャップの小径側の一端開放部の内径は前記筒部の前記開放端の外径よりも小径に設定されているから、防水キャップの一端開放部を筒部の開放端に強制的に被覆させようとすると、防水キャップは弾性的に半径方向に拡径させられる。半径方向に拡径させた状態で筒部に外嵌させられた防水キャップは、その弾性復帰力によって、内周テーパ面が各段部に食い込む態様で前記筒部の外周面に密着状態に外嵌する。切欠や貫通孔等の係止部が貫通している筒部の場合、これら係止部より基端部側にも段部が設けられていると共に、この基端部側の段部にも防水キャップが密着する態様となるから、万一、防水キャップの大径端部側(筒部の基端部側)から防水キャップと筒部との間に水滴等が浸入して来ても、前記水滴は、前記基端部側の段部への防水キャップの密着部で堰き止められ、前記切欠や貫通孔に到達することはない。
又、防水キャップは、操作つまみの押し回し操作に無関係である上に、操作つまみとガス栓本体の筒部との間は気密状態にシールされていないので、ガス栓本体内における外部との通気性は確保されている。
(2)請求項2に係る発明のものは、請求項1に記載のガス栓の防水構造において、『前記係止部は貫通孔とし、前記段部は、前記貫通孔の外側開放端のうち、前記筒部の前記開放端側の端縁近傍と基端部側の端縁近傍とに設けられている』もので、防水キャップは、貫通孔の外側開放端のうち、筒部の開放端側の段部にも基端部側の段部にも密着する態様となり、貫通孔からガス栓内部に水が浸入することがない。
(3)請求項3に係る発明のものは、請求項1又は請求項2に記載のガス栓の防水構造において、『前記回動規制部材が係止された状態の前記係止部の外側開放部に、充填部材を、前記稜線よりも外側へはみ出さないように充填した』もので、筒部を貫通している切欠や貫通孔等の係止部にパテや接着剤等の充填部材を充填させることで、前記係止部からの水滴の浸入を確実に防止することができる。又、防水キャップの内周テーパ面が前記段部のほかに、前記充填部材にも密着することとなるから、充填部材を防水キャップの抜け止め手段として機能させることができる。
(4)請求項4に係る発明のものは、上記各請求項に記載のガス栓の防水構造において、『前記筒部の内周面にグリスが塗布されている』もので、高湿度の環境下でも、グリスによってガス栓本体の筒部の内周面やせん収容部におけるせんの摺動面の上部が湿気から保護される。
(5)請求項5に係る発明のものは、上記各請求項に記載のガス栓の防水構造において、『前記回動規制部材の一部として、ドライブシャフトが前記筒部内に配置され、
前記ドライブシャフトは、前記操作つまみと前記せんとの間に位置し且つそれぞれに対して相対回動阻止状態に取り付けられると共に、前記ドライブシャフトと前記操作つまみとの間には、前記防水キャップに外嵌するスカート部を具備し、弾性を有する薄肉樹脂製のカバーキャップが水密状態に介在され、
前記スカート部の内周面と前記防水キャップの外周面とは、全周に渡って接触状態を保っている』もので、ドライブシャフトは、一般に、操作つまみの頂面から挿入されるネジによって、操作つまみにネジ止めされるもので、前記ドライブシャフトの回動範囲を規制するためのピンとによって回動規制部材を構成する。尚、ピンの両端部は前記係止部に差し込まれて固定されている。このものでは、操作つまみとドライブシャフトの間にカバーキャップを水密状態に介在させているから、操作つまみに設けられた前記ネジを挿通させる挿通孔からの水滴のガス栓本体内部への浸入を防止することができる。
前記カバーキャップにはスカート部が設けられてあり、これが、筒部に外嵌されている防水キャップの外周面を覆っている。カバーキャップのスカート部の内周面と前記防水キャップの外周面とは、全周に渡って接触状態を保っていることから、前記スカート部と防水キャップとの間に水滴等が浸入することはない。又、カバーキャップは、防水キャップと同様、弾性を有する薄肉樹脂製であるから、わずかな変形により防水キャップとの間に微小隙間を生じさせることができる。これにより、操作つまみの押し込み時又は引き上げ時に、ガス栓内部とガス栓外部の圧力差が生じても、前記微小間隙を介して、ガス栓本体内外の圧力を平衡状態に保つことができる。尚、前記微小隙間は、押し回し操作時の瞬間的なものであるので、ここから本体内部に水が侵入することはない。
尚、前記スカート部に続くカバーキャップの中央部分は、上述したように、前記操作つまみとドライブシャフトの間に水密状態に介在されているから、スカート部の外周面に付着した水滴等が、操作つまみ取付用のネジ孔からガス栓本体内に浸入することがない。
又、カバーキャップ及び防水キャップは、請求項6に係る発明のもののように、『ポリプロピレン製』のものが採用可能である。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、防水キャップは、その内周テーパ面が、ガス栓本体の筒部の外周面に設けた複数の段部の各々に食い込んで、密着状態にシールする装着態様となるから、防水キャップやガス栓本体の寸法に加工時のバラツキや誤差があったとしても、防水キャップと筒部との間の防水は確実に保持され、筒部に貫通している切欠や貫通孔等の係止部から水滴等がガス栓本体内に浸入するのを確実に防止することができる。又、防水キャップの内周面を複数の段部に密着させることにより、防水キャップは確実に回り止め状態且つ抜け止め状態に保持されることとなる。さらに、押し回し式の操作つまみであっても、押し回し操作に防水キャップは無関係であり、又、防水キャップによって、ガス栓本体内の通気性は遮断されないから、操作つまみは内部の空気を逃がしながら、容易に且つスムーズに押し回し操作することができ、押し回し操作時に、前記防水キャップの装着姿勢がずれたり変形したりすることもない。又、ガス栓本体内と外部とを同一気圧に維持することができるので、外気温の変化によって、ガス栓本体内の空気が膨張したり、負圧状態になったりすることがなく、ガス栓の作動不良を引き起こすことがない。
さらに、請求項2の発明によれば、筒部に設けた貫通孔へは、筒部の開放端側からの水滴の侵入も基端部側からの水滴の侵入も阻止できるようにしたから、貫通孔からの水滴等の浸入を一層確実に防止することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、係止部に充填部材を充填することにより、係止部からの水滴等の浸入はより一層確実に防止することができると共に、前記充填部材が防水キャップの抜け止め手段及び回り止め手段として機能することから、防水キャップを筒部に一層確実に装着させることができる。
さらに、請求項4に係る発明によれば、筒部の内周面及びせんの摺動面上部は、グリスによって防錆効果が確保される。よって、例えば、浴室等の高湿度の空間内に設置され、ガス栓本体内の湿度が上昇しても、ガス栓本体の内周面やせんが湿気によって錆付くことがない。又、請求項2に係るの発明のものでは、筒部に貫通させている切欠や貫通孔等の係止部からグリスが筒部の外部に漏れ出ることがあったとしても、筒部の開放端側も基端部側も段部と防水キャップの密着部が設けられる構成となっているから、係止部から筒部の外へ漏れ出た前記グリスが筒部と防水キャップとの間からガス部へ漏れ出て、台所や浴室等を汚す不都合はない。又、請求項3に係る発明のものでは、充填部材を係止部に充填させることにより、グリスが係止部から筒部の外部へ漏れ出ることはない。
請求項5に係る発明によれば、防水キャップに外嵌するカバーキャップを操作つまみとドライブシャフトの間に、水密状態に挟持させていることから、操作つまみとドライブシャフトとをネジ止めするネジの挿通孔からガス栓本体へ水滴等が浸入するのを防止することができ、ガス栓本体内への水滴等の浸入を一層確実に防止することができる。又、防水キャップとカバーキャップのスカート部との間は全周に渡って接触状態を保っていることから、水滴等が浸入するのを防止することができる上に、操作つまみの押し込み、引き上げ時にはカバーキャップが瞬間的にわずかに変形することにより防水キャップとカバーキャップの間に微小隙間ができ、水分をガス栓本体内に浸入させることなく、前記微小間隙により、ガス栓本体内外の圧力を平衡状態に保つことができる。従って、せんに不要な押し込み力や引き上げ力が作用せず、操作つまみをスムーズに押し回し操作することができる。
請求項6に係る発明によれば、防水キャップ及びカバーキャップの製造が容易で且つ安価となる。又、耐薬品性に優れ、肉厚も薄くすることができるので、これらキャップを外嵌・被覆させても、ガス栓を構成している各種部品の組み付け作業に影響を及ぼすことはない。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本願発明の第1番目の実施の形態におけるガス栓の組立完成状態での断面図であり、図2はその要部拡大断面図である。
この実施の形態のガス栓は、図1に示すように、ガス栓本体(1)にガス通路(13)が一直線上に貫通していると共に、その中央に、ガス通路(13)を開閉するせん(2)を収容させるせん収容部(12)が設けられている。せん(2)は、逆円錐台形状に形成されていると共に、ガス通路(13)に連通する挿通孔(22)が貫通しており、せん収容部(12)の開放端に連設させた筒部(10)に被嵌させる操作つまみ(3)の押し回し操作に伴って、せん収容部(12)の内周面を摺動面として回動可能となっている。
筒部(10)の中心に対して対向する側壁相互には、一対の貫通孔(11)(11)が貫通しており、これら貫通孔(11)(11)には、後述するドライブシャフト(20)の回動範囲を規制するためのストッパーとしてのピン(21)の両端が差し込まれて固定される。
ドライブシャフト(20)は、筒部(10)内に収容される略円柱体であり、その上面には、操作つまみ(3)に相対回動阻止状態にネジ止めされて連結させるための略直方体状の角軸部(31)がその直径線に沿って突設されている。そして、角軸部(31)の中央部には、操作つまみ(3)の頂部から挿通されるネジ(32)を螺合させる金属製のナット部(30)が嵌め込まれている。
ドライブシャフト(20)内には、図3に示すように、中心に対して対称な位置に、断面略台形状の第1、第2柱部(23)(24)が形成されており、これら第1、第2柱部(23)(24)を除いた範囲に、ピン(21)が貫通する横孔(25)が側方に開放するように形成されている。尚、横孔(25)の底面(26)には、第1柱部(23)と第2柱部(24)に沿って、操作つまみ(3)の閉位置においてピン(21)が嵌合可能な幅の溝(27)が直径方向に形成されている。
上記ドライブシャフト(20)とピン(21)とが回動規制部材として機能する。
又、前記底面(26)には、せん(2)の上面に突設させた略直方体状の操作軸部(29)が嵌合する嵌合孔(28)が、溝(27)に開放するように形成されている。
操作軸部(29)は、その長辺がせん(2)の挿通孔(22)と平行に位置するように設けられており、操作軸部(29)の基端部を囲むように、コイルバネ(33)を受けるための環状溝部(34)が形成されている。
尚、筒部(10)の内周面には、図2に示すように、グリス(17)が塗布されていると共に、ピン(21)の両端が差し込まれた状態にある貫通孔(11)(11)の外側開放端には、硬化型接着剤やパテ等の充填部材(18)が充填される。
本発明実施の形態のガス栓における筒部(10)の外周面には、図2に示すように、筒部(10)の基端部(14)側の外径よりも開放端(15)側の外径の方が小径となるように、複数の段部(10a)〜(10e)が一定の間隔毎に形成されてある。
段部(10b)は、貫通孔(11)の外側端縁の上端部に設けられており、段部(10d)は外側端縁の下端部に設けられている。
そして、筒部(10)の前記外周面に、ポリプロピレン製の薄肉シートからなる防水キャップ(5)を外嵌させる。
防水キャップ(5)は、上端が下端よりも小径なテーパ筒状に構成されてあり、上端周縁(52)からは、筒部(10)の環状頂面(16)を覆う環状フランジ片(50)が内方に向かって張り出している。前記環状フランジ片(50)で囲まれる円形窓部(51)内に、操作つまみ(3)の下面中央部分(35)が位置しており、操作つまみ(3)の押し回し操作の際に、前記下面中央部分(35)が円形窓部(51)を挿通するように設定されている。
防水キャップ(5)の上端周縁(52)の内径は、筒部(10)の開放端(15)の外径よりも小径に設定されてあり、防水キャップ(5)の内周テーパ面のテーパ度合いは、筒部(10)の各段部(10a)〜(10e)の外周端を繋ぐ稜線からなるテーパ面のテーパ度合いに略一致させてある。又、貫通孔(11)に充填させている前記充填部材(18)は、前記稜線から外方へ突出しない量に設定されていると共に、防水キャップ(5)の高さは、筒部(10)の高さ以上に設定されている。
防水キャップ(5)の上端周縁(52)の内径と筒部(10)の開放端(15)の外径との関係は上述したとおりであるから、防水キャップ(5)を筒部(10)に上方から被嵌させる際に、防水キャップ(5)の環状フランジ片(50)を筒部(10)の環状頂面(16)に被覆させようと、防水キャップ(5)を下方へ押し込みながら筒部(10)に外嵌させると、防水キャップ(5)の胴部は弾性的に半径方向に拡径させられた状態で筒部(10)に外嵌する態様となる。これにより、防水キャップ(5)の内周テーパ面はその弾性力によって、段部(10a)〜(10e)の各々に密に食い込む態様で密着することとなり、両者間は確実にシールされることとなる上に、防水キャップ(5)は、段部(10a)〜(10e)と充填部材(18)の突出端によって、筒部(10)の外周面に、抜け止め状態で且つ回り止め状態に装着される。
特に、貫通孔(11)(11)の外側開放端の上端及び下端の両方にそれぞれ段部(10b)(10d)が設けられてあり、その各々に防水キャップ(5)が密着し貫通孔(11)には、充填部材(18)を充填させているから、ガス栓本体(1)を浴室等の湿度の高い場所に設置しても、水滴等が、貫通孔(11)(11)からガス栓本体(1)内に浸入してくることはない。
又、同じ理由により、筒部(10)内に塗布されているグリス(17)が貫通孔(11)(11)から筒部(10)の外方へ流れ出る不都合もない。
この実施の形態のガス栓では、防水キャップ(5)の上からさらにカバーキャップ(55)を被嵌させてある。
カバーキャップ(55)は、防水キャップ(5)と同じく弾性を有する薄肉樹脂製のシートからなり、操作つまみ(3)とドライブシャフト(20)の間に挟持される頂面部(56)の周縁から、防水キャップ(5)の外周面を覆うスカート部(57)を垂下させた形状に構成されてあり、頂面部(56)の中央には、操作つまみ(3)とドライブシャフト(20)とを結合させるネジ(32)が挿通する挿通孔(58)が設けられている。
又、操作つまみ(3)を押し下げる際に、カバーキャップ(55)の全体形状が変形しないように、頂面部(56)の内、防水キャップ(5)の環状フランジ片(50)に対応する部分は、操作つまみ(3)の押し下げ量だけ、環状フランジ片(50)から上方へ離反させた状態に保持された形状となっている。
カバーキャップ(55)のスカート部(57)の内周面と、防水キャップ(5)の外周面とは、全周に渡って接触状態を保っている。よって、カバーキャップ(55)のスカート部(57)の下端から、水滴等がガス栓本体(1)内に浸入することはない。又、操作つまみの押し込み時又は引き上げ時には、ガス栓本体(1)の内部と外部に圧力差が生じるが、カバーキャップ(55)が瞬間的にわずかに変形することにより防水キャップ(5)とカバーキャップ(55)の間に微小隙間ができ、水分をガス栓本体(1)内に浸入させることなく、前記微小間隙によりガス栓本体(1)内外の圧力を平衡状態に保つことができる。従って、ガス栓を閉状態から開状態に押し回し操作するときにはガス栓本体(1)内の空気を外部に逃がしながら、操作つまみ(3)を降下させることができるから、操作つまみ(3)の押し回し操作をスムーズに行うことができる。さらに、外気温の変化に伴いガス栓本体(1)内の圧力が変化しても、防水キャップ(5)とカバーキャップ(55)の間は接触状態であり気密性は高くないので容易にガス栓本体(1)の内外の気圧は平衡状態となり、気温の変化に伴うガス栓の動作不良も防止することができる。
操作つまみ(3)を押し回し操作する際に、操作つまみ(3)をドライブシャフト(2)と共に昇降・回動させても、防水キャップ(5)は、複数の段部(10a)〜(10e)に食い込むように外嵌しているので昇降・回動することはなく、一方、カバーキャップ(55)は、操作つまみ(3)及びドライブシャフト(2)と共に昇降及び回動可能となっている。よって、操作つまみ(3)の押し回し操作を繰り返しても、防水キャップ(5)やカバーキャップ(55)の装着姿勢がずれることはなく、防水効果に支障を来たすことはない。
次に、上記発明のガス栓の組み付けについて説明する。
上記発明のガス栓を組み付けるには、ガス栓本体(1)のせん収容部(12)にせん(2)を収容し、環状溝部(34)内にコイルバネ(33)を配設する。そして、筒部(10)内にグリス(17)を塗布した後、コイルバネ(33)の上端部が、ドライブシャフト(20)の下面の環状溝部に収容され且つ、せん(2)の操作軸部(29)が嵌合孔(28)に嵌り込むように、ドライブシャフト(20)を筒部(10)内に収容する。
ドライブシャフト(20)がコイルバネ(33)の付勢力によって浮き上がって来ないように、ドライブシャフト(20)を下方に押えながら、一方の貫通孔(11)から、ピン(21)を差し込み、ドライブシャフト(20)の横孔(25)を通過させて、他方の貫通孔(11)に差込み、抜止め状態に貫通固定させる。尚、ピン(21)の長さは、筒部(10)の外径よりも短く設定されている。
ピン(21)が第1、第2柱部(23)(24)に沿って位置するように、ドライブシャフト(20)を回動させると、コイルバネ(33)の付勢力によって、ドライブシャフト(20)は上方へ付勢され、十字状の溝部(27)の一方の直線部分にピン(21)が収容される態様となる。
ピン(21)の両端を挿入させた貫通孔(11)(11)の外側開放端に、筒部(10)の外周面側から充填部材(18)を充填させ、その後、筒部(10)に、防水キャップ(5)を上述した要領で外嵌させ、続いて、カバーキャップ(55)をドライブシャフト(20)の上から被せる。
そして、ドライブシャフト(20)の上方に、ドライブシャフト(20)の角軸部(31)が、操作つまみ(3)の下面中央部分(35)に向けられている凹部(36)に嵌合するように、操作つまみ(3)を、カバーキャップ(55)の頂面部(56)を介して被せた後、操作つまみ(3)の頂部からネジ(32)を挿通させ、角軸部(31)内のナット部(30)に螺合させる。これで、ガス栓の組み立てが完了する。
ガス栓の閉状態から、操作つまみ(3)を押し回し操作すると、操作つまみ(3)の下面中央部分(35)が防水キャップ(5)の円形窓部(51)を通過しながら、カバーキャップ(55)及びドライブシャフト(20)と共に下方へ降下する。それにより、ピン(21)は溝部(27)から脱出させられ、横孔(25)内に位置する。これにより、ドライブシャフト(20)は、第1、第2柱部(23)(24)の所定の側面にピン(21)が到達するまでの範囲(90度)で回動可能となり、せん(2)が操作つまみ(3)の回動方向と同方向に90度回動すると、ガス通路(13)は開状態となる。開状態からを操作つまみ(3)を逆方向に90度回動させると閉状態となる。閉状態では操作つまみ(3)は、コイルバネ(33)の弾性力によって、ドライブシャフト(20)及びカバーキャップ(55)と共に上方へ付勢され、ピン(21)が溝部(27)に嵌ることにより、ドライブシャフト(20)が操作つまみ(3)及びせん(2)と共に回り止め状態に保持される。
上記第1番目の実施の形態のものでは、筒部(10)に密着させる防水キャップ(5)の上にカバーキャップ(55)を被せることによって、ガス栓本体(1)内の防水は一層確実となる上に、これら防水キャップ(5)及びカバーキャップ(55)とは無関係に操作つまみ(3)の押しまわし操作を可能としたから、操作つまみ(3)の操作に影響を及ぼすこともなく、さらに、防水キャップ(5)及びカバーキャップ(55)の装着態様がずれたり変形することがないから、防水効果を長期間維持することができる。
図4及び図5に示すものは、本発明の第2番目の実施の形態である。
この実施の形態のものでは、ガス栓本体(1)の筒部(10)の対向位置に、上記貫通孔(11)に代えて、上方に開放する切欠(19)(19)が設けられている。
ガス栓本体(1)内には、せん(2)と、コイルバネ(33)と、ドライブシャフト(44)、ストッパ(45)、C型係止リング(46)、E型リング(47)とからなる回動規制部材(200)が順に収容される。
前記切欠(19)(19)には、ストッパ(45)の耳部(49)(49)が係止され、ストッパ(45)を抜け止め状態に固定するために、C型係止リング(46)が、筒部(10)の内周面に設けた環状凹部(146)に嵌め込まれ固定される。
E型リング(47)は、ドライブシャフト(44)の胴部に設けられた環状溝(48)に嵌め込まれる。
回動規制部材(200)を筒部(10)内に収容した状態にて、E型リング(47)の上面に、環状頂面部(53)が載置されるように、弾性を有する薄肉樹脂製のシートからなる防水キャップ(54)を筒部(10)に外嵌させる。
尚、筒部(10)の外周面には、上記第1番目の実施の形態の場合と同様に、複数の段部(10a)〜(10e)が形成されており、防水キャップ(54)は、筒部(10)の段部(10a)〜(10e)に密着して両者間の水密状態を確保しながら、抜け止め状態且つ回り止め状態に装着される。又、筒部(10)内には、予め、グリスが塗布されており、ストッパ(45)の耳部(49)(49)を係止させた状態の切欠(19)(19)には、充填部材を充填させておけば、ガス栓本体(1)内の防水効果がより一層確実となる。
ドライブシャフト(44)の下面は、せん(2)の操作軸部(29)に相対回動阻止状態に連結されており、上面は、操作つまみ(3)にネジ(32)によって螺合接続される。
この実施の形態のガス栓の操作つまみ(3)も、押し回し式のものが採用されており、操作つまみ(3)を下方へ押すと、E型リング(47)付きのドライブシャフト(44)が、E型リング(47)が筒部(10)内に固定されているC型係止リング(46)に当接するまで降下する。
ドライブシャフト(44)が降下することにより、ドライブシャフト(44)の下端の係止凸部(44a)(44b)が、ストッパ(45)内における制約から外れ、回動可能となる。
操作つまみ(3)の押し回し操作時には、E型リング(47)付きのドライブシャフト(44)のみが、防水キャップ(54)とは無関係に降下し回動するから、防水キャップ(54)は筒部(10)の外周面に水密状態に装着された状態のままで、昇降・回動することはない。よって、防水キャップ(54)の装着姿勢が不用意にずれることはなく、切欠(19)(19)から水滴等がガス栓本体(1)内に浸入する不都合はない。
又、防水キャップ(54)の環状頂面部(53)の内周縁とドライブシャフト(44)の胴部との間には、隙間(S)を生じさせているため、この隙間(S)を介して、ガス栓本体(1)内の通気性は確保されている。よって、操作つまみ(3)の押し回し操作をスムーズに行える上に、外気温の変化にも対応させることができる。
万一、前記隙間(S2)から水滴等がガス栓本体(1)内に浸入することがあっても、筒部(10)内にはグリスが塗布されているから、ガス栓本体(1)内の摺動面の錆付きや腐食は防止されることとなる。
本願発明の第1番目の実施の形態におけるガス栓の組立て状態の断面図。 本願発明の第1番目の実施の形態におけるガス栓の要部拡大断面図。 本願発明の第1番目の実施の形態におけるガス栓に採用したドライブシャフトの横断面図。 本願発明の第2番目の実施の形態におけるガス栓の組立て状態の断面図。 本願発明の第2番目の実施の形態におけるガス栓の分解斜視図。 従来のガス栓の部分断面図。 従来の他のガス栓の部分断面図。 従来の他のガス栓の断面図。
符号の説明
(1) ・・・・・・・・ガス栓本体
(10)・・・・・・・・筒部
(10a)〜(10e)・・・・段部
(11)・・・・・・・・貫通孔(係止部)
(12)・・・・・・・・せん収容部
(13)・・・・・・・・ガス流路
(14)・・・・・・・・基端部
(15)・・・・・・・・開放端
(2) ・・・・・・・・せん
(20)・・・・・・・・ドライブシャフト(回動規制部材)
(21)・・・・・・・・ピン(回動規制部材)
(5) ・・・・・・・・防水キャップ

Claims (6)

  1. ガス流路を開閉するせんが収容されるせん収容部の開放端に、前記せんを回動操作する操作つまみを被嵌させる筒部が連設されてあり、前記筒部には、前記操作つまみの回動範囲を規制する回動規制部材を前記筒部に対して回り止め状態に係止させるための係止部が貫通していると共に、弾性を有する薄肉樹脂製の防水キャップが水密状態に外嵌されているガス栓において、
    前記防水キャップは、一端開放部が他端開放部よりも小径なテーパ筒状に構成され、
    前記筒部の外周面には、開放端側が基端部側よりも小径となるような複数の段部が形成され、
    これら段部の各外周端を繋ぐ稜線からなるテーパ面のテーパ度合いは、前記防水キャップの内周テーパ面のテーパ度合いに略一致させていると共に、前記防水キャップの前記一端開放部の内径は、前記筒部の前記開放端の外径よりも小径に設定されてあり、
    前記防水キャップは、前記係止部よりも基端部側に形成されている段部を含む全ての段部を被覆できる高さに構成されていることを特徴とするガス栓の防水構造。
  2. 請求項1に記載のガス栓の防水構造において、前記係止部は貫通孔とし、前記段部は、前記貫通孔の外側開放端のうち、前記筒部の前記開放端側の端縁近傍と基端部側の端縁近傍とに設けられていることを特徴とするガス栓の防水構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガス栓の防水構造において、前記回動規制部材を係止させた状態の前記係止部に、前記筒部の外周面側から、充填部材を、前記稜線よりも外側へはみ出さないように充填したことを特徴とするガス栓の防水構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のガス栓の防水構造において、前記筒部の内周面にグリスが塗布されていることを特徴とするガス栓の防水構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のガス栓の防水構造において、前記回動規制部材の一部として、ドライブシャフトが前記筒部内に配置され、
    前記ドライブシャフトは、前記操作つまみと前記せんとの間に位置し且つそれぞれに対して相対回動阻止状態に取り付けられると共に、前記ドライブシャフトと前記操作つまみとの間には、前記防水キャップに外嵌するスカート部を具備し、弾性を有する薄肉樹脂製のカバーキャップが水密状態に介在され、
    前記スカート部の内周面と前記防水キャップの外周面とは、全周に渡って接触状態を保っていることを特徴とするガス栓の防水構造。
  6. 請求項5に記載のガス栓の防水構造において、前記防水キャップ及び前記カバーキャップはポリプロピレン製とすることを特徴とするガス栓の防水構造。
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