JP4609999B2 - 水路ブロック製造用型枠及び水路ブロック製造方法 - Google Patents

水路ブロック製造用型枠及び水路ブロック製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、水路を構築する際に用いられる水路ブロックを製造するための型枠と、該型枠を用いて製造される水路ブロックの製造方法に関する。
ブロック内に流水路を有し且つブロック上面に流水路に至る通水孔を備える水路ブロックを製造するための型枠は、一般に、台枠と、台枠上に設けられた底板と、台枠に開閉自在に設けられた前妻板及び後妻板と、台枠に開閉自在に設けられた左側板及び右側板と、閉じられた前妻板及び後妻板に挟まれる流水路形成用の中子と、上下動可能に構成された入子を底板の中子と向き合う部分に形成された開口から該中子に接触し得るように突出可能な機構をさらに備える。
登録実用新案第2516970号公報
水路ブロックの排水性を高めるための導水溝を通水孔と連通するようにブロック上面に形成する場合には、前記入子を通水孔と導水溝とを同時形成可能な形状とする必要がある。しかし、このような形状の入子を用いると、水路ブロックから入子を抜き出す際に極めて大きな力が必要となると共に抜き出し時に欠けや割れ等の損傷を水路ブロックに与えやすい。また、通水孔または導水溝の形状のみを変更したい場合でも入子全体を別の入子と交換する必要があるためコスト面で不利である。
本発明は前記事情に鑑みて創作されたものであり、その目的とするところは、所望の数及び形状の通水孔及び導水溝を水路ブロックの上面に的確に形成できる水路ブロック製造用型枠と水路ブロック製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の水路ブロック製造用型枠は、台枠と、台枠上に設けられた底板と、台枠に開閉自在に設けられた前妻板及び後妻板と、台枠に開閉自在に設けられた左側板及び右側板と、閉じられた前妻板及び後妻板に挟まれる流水路形成用の中子とを備えた水路ブロック製造用の型枠であって、底板の中子と向き合う部分に前後方向に間隔をおいて形成された複数の開口それぞれから中子に向かって該中子と非接触で突出可能であり、突出状態で水路ブロックの上面に導水溝を形成し得る複数の導水溝形成部材と、隣接する突出状態の導水溝形成部材の間に底板と中子とに挟まれた状態で設置可能であり、設置状態で水路ブロックの上面の導水溝間に流水路に至る通水孔を形成し得る通水孔形成部材とを備える、ことをその特徴とする。
また、本発明の水路ブロック製造方法は、台枠と、台枠上に設けられた底板と、台枠に開閉自在に設けられた前妻板及び後妻板と、台枠に開閉自在に設けられた左側板及び右側板と、閉じられた前妻板及び後妻板に挟まれる流水路形成用の中子とを備えた型枠を用いて水路ブロックを製造する方法であって、底板の中子と向き合う部分に前後方向に間隔をおいて形成された複数の開口それぞれから中子に向かって該中子と非接触で複数の導水溝形成部材を突出させ、隣接する突出状態の導水溝形成部材の間に底板と中子とに挟まれた状態で通水孔形成部材を設置し、前妻板,後妻板,左側板及び右側板を閉じた後に型枠内にコンクリートを打設して水路ブロックを形成し、各導水溝形成部材を水路ブロックから抜き出して非突出状態とし前妻板,後妻板,左側板及び右側板を開いた後に複数の導水溝が形成され且つ通水孔形成部材が埋設された水路ブロックを型枠から取り出し、取り出した水路ブロックから通水孔形成部材を抜き出す、ことをその特徴とする。
前記の型枠及び製造方法によれば、水路ブロックに導水溝を形成する部材と通水孔を形成する部材とを分離して構成することにより、導水溝形成部材と通水孔形成部材を別々に水路ブロックから抜き出せるので、導水溝形成部材を水路ブロックから抜き出すとき、並びに、通水孔形成部材を水路ブロックから抜き出すときにさほど大きな力を必要としないし、各々の抜き出し時に欠けや割れ等の損傷を水路ブロックに与え難い。
また、導水溝形成部材と通水孔形成部材とが分離して構成されているので、導水溝形成部材を高さ寸法が異なるものに変えるか、または、その突出量を変えることによって水路ブロックに形成される導水溝の深さを簡単に変更できると共に、通水孔形成部材を他の形状のものに変えることによって水路ブロックに形成される通水孔の幅寸法等を簡単に変更できる。
本発明によれば、所望の数及び形状の通水孔及び導水溝を水路ブロックの上面に形成できる水路ブロック製造用型枠と水路ブロック製造方法を提供できる。
本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
[第1実施形態]
図1〜図12は本発明の第1実施形態を示す。
まず、図1及び図2を参照して下記の型枠10により製造される水路ブロックC1の形状について説明する。
水路ブロックC1は水路を構築する際に用いられるものであり、全体が直方体形状を成し、断面略矩形の流水路C1aを前後方向に沿って有する。また、水路ブロックC1の上面C1bは幅方向中心に向かって下向きに傾斜した断面V字形を成す。さらに、水路ブロックC1の上面C1bの幅方向中心には前後方向に間隔をおいて4個の導水溝C1cが設けられ、隣接する導水溝C1cの間それぞれには流水路C1aに至る通水孔C1dが計3個設けられている。
各導水溝C1cの深さは水路ブロックC1の頂版部分の厚さの約1/2もしくはそれ以下であり、左右幅が上から下に向かって徐々に小さくなる断面形を有している。各通水孔C1dは左右幅が上から下に向かって徐々に大きくなる断面形を有していて、上端の左右幅は導水溝C1cの上端の左右幅と一致している。
次に、図3〜図6を参照して前記水路ブロックC1を製造するための型枠10の構成について説明する。
型枠10は、上面形状が矩形を成す台枠11と、台枠11上に支持枠12を介して設けられた上面形状が矩形を成す底板13と、台枠11の後端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた後妻板14と、台枠11の前端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた前妻板15と、台枠11の左端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた左側板16と、台枠11の右端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた右側板17とを備える。
底板13は幅方向中心に向かって上向きに傾斜した断面逆V字形を成し、該底板13の幅方向中心には前後方向に間隔をおいて4個の矩形状開口13aが設けられている。後妻板14は開閉自在に構成されているが、該後妻板14は水路ブロック製造過程で必ずしも開く必要はないため開閉しないように適当な固定器具によって台枠11に固定しておいてもよい。
また、後妻板14には中子支持梁18の後端が固定されており、該中子支持梁18には流水路C1a形成用の中子19が取り付けられている。中子19は図7に示すように側面に分離箇所を有する断面略C形を成しており、中子支持梁18に取り付けられた状態で図示省略の中子拡縮機構の操作によって定常形態(図7(B)参照)から縮小形態(図7(A)参照)に変化でき、その逆の形態変化も可能としている。尚、図面には分離箇所を側面に有するものを中子19として示したが、分離箇所を底面に有するものを中子19として用いてもよい。
さらに、底板13の下側には前後方向に長い支持台20が配置されており、該支持台20の上面には4個の導水溝形成部材21が底板13の各開口13aに対応した間隔で設けられている。各導水溝形成部材21は左右幅が上から下に向かって徐々に大きくなる断面形を有している。支持台20はV字リンク等を用いた図示省略の昇降機構の操作による昇降を可能としており、上昇時には各導水溝形成部材21を底板13の各開口13aから中子19の底面に向かって該中子19と非接触で突出させることができ、また、下降時には各導水溝形成部材21を底板13の各開口13aを介して底板13の上面よりも下方に引き込んで非突出状態とすることができる。
符号22は計3個の通水孔形成部材であり、該各通水孔形成部材22は左右幅が上から下に向かって徐々に小さくなる断面形を有し、その前後長さは導水溝形成部材21の前後間隔と一致している。また、各通水孔形成部材22の下端の左右幅は、突出状態にある各導水溝形成部材21の突出部分の下端の左右幅と一致している。さらに、各通水孔形成部材22の底面は、底板13の上面の幅方向中心部に整合した断面逆V字形を成している。
次に、図7〜図9並びに図1を参照して前記型枠10によって前記水路ブロックC1を製造する方法について説明する。
製造に際しては、図7(A)に示すように、中子19が縮小形態にある状態で昇降機構を操作して支持台20を上昇させ、4個の導水溝形成部材21を底板13の各開口13aから中子19の底面に向かって該中子19と非接触で突出させる。続いて、底板13と中子19の隙間に左右何れかの方向から通水孔形成部材22を挿入し、隣接する突出状態の導水溝形成部材21の間それぞれに通水孔形成部材22を差し込む。勿論、底板13の上面の所定位置に通水孔形成部材22を挿入した後に4個の導水溝形成部材21を底板13の各開口13aから中子19の底面に向かって該中子19と非接触で突出させるようにしても、隣接する突出状態の導水溝形成部材21の間それぞれに通水孔形成部材22を差し込んだ状態とすることは可能である。
差し込まれた通水孔形成部材22の前後に存する導水溝形成部材21は該通水孔形成部材22の前後方向の位置を定める役割を果たす。また、各通水孔形成部材22の底面は、底板13の上面の幅方向中心部に整合した断面逆V字形を成しているので、互いの逆V字形面を整合させることにより各通水孔形成部材22の左右方向の位置決めが行われる。
そして、図7(B)に示すように、中子拡縮機構を操作して縮小形態にある中子19を定常形態に戻す。このとき、各通水孔形成部材22の上面は中子19の底面によって下方に押され、結果的に、各通水孔形成部材22は隣接する突出状態の導水溝形成部材21の間に底板13と中子19とに挟まれた状態で設置されることになる。
各通水孔形成部材22の設置は縮小形態にある中子19を定常形態に戻した後に行うことも可能である。この場合には、図8に示すように、突出状態の導水溝形成部材21の間に存する底板13と中子19との隙間それぞれに通水孔形成部材22を押し込めばよい。
各通水孔形成部材22を設置した後の型枠10の形態は図3のようになるので、同形態で前妻板15と左側板16と右側板17を閉じ、図示省略の型締め機構を操作して型締めを行い、続いて型枠10内にコンクリートを打設して所期の水路ブロックを形成する。
ブロック形成後は、昇降機構を操作して支持台20を下降させ、4個の導水溝形成部材21を水路ブロックC1から抜き出して底板13の各開口13aを介して底板13の上面よりも下方に引き込んで非突出状態とする。そして、中子拡縮機構を操作して定常形態にある中子19を縮小形態にし、前妻板15と左側板16と右側板17を開き、続いて水路ブロックC1を中子19から引き抜くようにして型枠10から取り出す。通水孔形成部材22は水路ブロックC2に埋設されたままとなっているため該通水孔形成部材22は水路ブロックC2と一緒に型枠10から取り出される。
そして、図9に示すように、取り出した水路ブロックC1の外側から各通水孔形成部材22を内側に押圧して該各通水孔形成部材22を水路ブロックC1から抜き出す。以上により図1に示した水路ブロックC1が製造される。
このように、前述の型枠及び製造方法によれば、水路ブロックC1に導水溝C1cを形成する部材21と通水孔C1dを形成する部材22とを分離して構成することにより、導水溝形成部材21と通水孔形成部材22を別々に水路ブロックC1から抜き出せるので、導水溝形成部材21を水路ブロックC1から抜き出すとき、並びに、通水孔形成部材22を水路ブロックC1から抜き出すときにさほど大きな力を必要としないし、各々の抜き出し時に欠けや割れ等の損傷を水路ブロックC1に与え難い。
また、導水溝形成部材21と通水孔形成部材22とが分離して構成されているので、導水溝形成部材21を高さ寸法が異なるものに変えるか、または、昇降機構の上下移動量を調節して導水溝形成部材21の突出量を変えることによって水路ブロックC1に形成される導水溝C1cの深さを簡単に変更できると共に、通水孔形成部材22を他の形状のものに変えることによって水路ブロックC1に形成される通水孔C1dの幅寸法等を簡単に変更できる。
さらに、隣接する突出状態の導水溝形成部材21の間に設置された通水孔形成部材22は底板13と中子19とで挟まれた状態にあるため、設置後の通水孔形成部材22の姿勢を安定に保持することができ、これにより、型枠10内にコンクリートを打設する際等における振動や衝撃等によって通水孔形成部材22に位置ずれを生じることを防止できる。
尚、前述の実施形態では、各通水孔形成部材22を設置する際の左右方向の位置決めを、逆V字形を成す各通水孔形成部材22の底面を同形状を成す底板13の上面の幅方向中心部に整合させることによって行うようにしたが、図10に示すように、底板13の上面の幅方向中心部に好ましくは2以上の凸部13bを形成し、該凸部13bに嵌合可能な凹部22bを各通水孔形成部材22の底面に形成しておけば、各通水孔形成部材22の底面の凹部22bを底板13の上面の凸部13bに嵌め合わせることによって各通水孔形成部材22を設置する際の左右方向の位置決めをより的確に行うことができる。勿論、各通水孔形成部材22の底面側に凸部を形成し、該凸部に嵌合可能な凹部を底板13の上面側に形成しても、両者の凹凸嵌合によって同様の位置決め作用を得ることができる。
図示を省略したが、底板13の上面の各通水孔形成部材22を設置する位置に各通水孔形成部材22の底部を嵌め込むことができる矩形状の浅溝を形成しておき、該浅溝に通水孔形成部材22の底部を嵌め合わせるようにしても同様の位置決め作用を得ることができる。
また、図11に示すように、支持台20の上面に前後方向に長い1つの導水溝形成部材21’を形成し且つ該導水溝形成部材21’に対応する開口13a’を底板13に形成すると共に、各通水孔形成部材22の底面に導水溝形成部材21’が直接嵌合可能な溝部22cを形成しておき、導水溝形成部材21’を底板13の開口13a’から中子19の底面に向かって突出させる前に各通水孔形成部材22を底板13と中子19との間に設置しておき、続いて導水溝形成部材21’を底板13の開口13a’から中子19の底面に向かって突出させて該突出部分を各通水孔形成部材22の底面の溝部22cに嵌合させるようにしても同様の位置決め作用を得ることができる。しかも、この場合には、各通水孔形成部材22を上下両方から押圧することができるので、該各通水孔形成部材22をより強固に固定できる作用も得られる。
さらに、前述の実施形態では、中子支持梁18の後端を後妻板14に固定したものを示したが、図12に示すように、中子支持梁18’をL字形に形成してその縦長部分を台枠11の後端に固定し、該中子支持梁18’の横長部分を後妻板14に形成した挿通孔14aに遊挿した構成を採用してもよい。このような構成を採用すれば、挿通孔14aの内面と中子支持梁18’の外面との隙間を利用して後妻板14を所定角度開くことができるので、水路ブロックC1の後端と後妻板14とが強く密着している場合でも該後妻板14の開動作によって密着を解くことができる。
さらに、前述の実施形態では、本発明を図1に示した水路ブロックC1を製造するための型枠10に適用した例を示したが、図1に示した水路ブロックC1の流水路C1aの底面側が開放したような形状を備える、所謂、門型の水路ブロックを製造するための型枠に本発明を適用しても前記同様の作用効果を得ることができる。
[第2実施形態]
図13〜図24は本発明の第2実施形態を示す。
まず、図13及び図14を参照して下記の型枠40により製造される水路ブロックC2の形状について説明する。
水路ブロックC2は水路を構築する際に用いられるものであり、全体が直方体形状を成し、断面略矩形の流水路C2aを前後方向に沿って有する。また、水路ブロックC2の上面C2bは幅方向中心に向かって下向きに傾斜した断面V字形を成す。さらに、水路ブロックC2の上面C2bの幅方向中心には前後方向に間隔をおいて2個の導水溝C2cが設けられ、隣接する導水溝C2cの間には流水路C2aに至る通水孔C2dが1個設けられている。
各導水溝C2cの深さは水路ブロックC2の頂版部分の厚さの約1/2もしくはそれ以下であり、左右幅が上から下に向かって徐々に小さくなる断面形を有している。通水孔C2dはグレーティングGを着脱自在に嵌め込むことができる形状をしている。
次に、図15〜図18を参照して前記水路ブロックC1を製造するための型枠40の構成について説明する。
型枠40は、上面形状が矩形を成す台枠41と、台枠41上に支持枠42を介して設けられた上面形状が矩形を成す底板43と、台枠41の後端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた後妻板44と、台枠41の前端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた前妻板45と、台枠41の左端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた左側板46と、台枠41の右端に軸支部(図示省略)を介して開閉自在に設けられた右側板47とを備える。
底板43は幅方向中心に向かって上向きに傾斜した断面逆V字形を成し、該底板43の幅方向中心には前後方向に間隔をおいて2個の矩形状開口43aが設けられている。後妻板44は開閉自在に構成されているが、該後妻板44は水路ブロック製造過程で開く必要はないため開閉しないように適当な固定器具によって台枠41に固定しておいてもよい。
また、後妻板44には中子支持梁48の後端が固定されており、該中子支持梁48には流水路C2a形成用の中子49が取り付けられている。中子49は図19に示すように側面に分離箇所を有する断面略C形を成しており、中子支持梁48に取り付けられた状態で図示省略の中子拡縮機構の操作によって定常形態(図19(B)参照)から縮小形態(図19(A)参照)に変化でき、その逆の形態変化も可能としている。尚、図面には分離箇所を側面に有するものを中子49として示したが、分離箇所を底面に有するものを中子49として用いてもよい。
さらに、底板43の下側には前後方向に長い支持台50が配置されており、該支持台50の上面には2個の導水溝形成部材51が底板43の各開口43aに対応した間隔で設けられている。各導水溝形成部材51は左右幅が上から下に向かって徐々に大きくなる断面形を有している。支持台50はV字リンク等を用いた図示省略の昇降機構の操作による昇降を可能としており、上昇時には各導水溝形成部材51を底板43の各開口43aから中子49の底面に向かって該中子49と非接触で突出させることができ、また、下降時には各導水溝形成部材51を底板43の各開口43aを介して底板43の上面よりも下方に引き込んで非突出状態とすることができる。
符号52は通水孔形成部材であり、該通水孔形成部材52は図13に示した通水孔C2dと相似形で僅かに小さな外形を有し、その前後長さは導水溝形成部材21の前後間隔と一致している。また、通水孔形成部材52の底面は、底板43の上面の幅方向中心部に整合した断面逆V字形を成している。
次に、図19〜図21並びに図15を参照して前記型枠40によって前記水路ブロックC2を製造する方法について説明する。
製造に際しては、図19(A)に示すように、中子49が縮小形態にある状態で昇降機構を操作して支持台50を上昇させ、2個の導水溝形成部材51を底板43の各開口43aから中子49の底面に向かって該中子49と非接触で突出させる。続いて、底板43と中子49の隙間に左右何れかの方向から通水孔形成部材52を挿入し、隣接する突出状態の導水溝形成部材51の間に通水孔形成部材52を差し込む。勿論、底板43の上面の所定位置に通水孔形成部材52を挿入した後に2個の導水溝形成部材51を底板43の各開口43aから中子49の底面に向かって該中子49と非接触で突出させるようにしても、隣接する突出状態の導水溝形成部材51の間に通水孔形成部材52を差し込んだ状態とすることは可能である。
差し込まれた通水孔形成部材52の前後に存する導水溝形成部材51は該通水孔形成部材52の前後方向の位置を定める役割を果たす。また、通水孔形成部材52の底面は、底板43の上面の幅方向中心部に整合した断面逆V字形を成しているので、互いの逆V字形面を整合させることにより通水孔形成部材52の左右方向の位置決めが行われる。
そして、図19(B)に示すように、中子拡縮機構を操作して縮小形態にある中子49を定常形態に戻す。このとき、通水孔形成部材52の上面は中子49の底面によって下方に押され、結果的に、通水孔形成部材52は隣接する突出状態の導水溝形成部材51の間に底板43と中子49とに挟まれた状態で設置されることになる。
通水孔形成部材52の設置は縮小形態にある中子49を定常形態に戻した後に行うことも可能である。この場合には、図20に示すように、突出状態の導水溝形成部材51の間に存する底板43と中子49との隙間に通水孔形成部材52を押し込めばよい。
通水孔形成部材52を設置した後の型枠40の形態は図15のようになるので、同形態で前妻板45と左側板46と右側板47を閉じ、図示省略の型締め機構を操作して型締めを行い、続いて型枠40内にコンクリートを打設して所期の水路ブロックを形成する。
ブロック形成後は、昇降機構を操作して支持台50を下降させ、2個の導水溝形成部材51を水路ブロックC2から抜き出して底板43の各開口43aを介して底板43の上面よりも下方に引き込んで非突出状態とする。そして、中子拡縮機構を操作して定常形態にある中子49を縮小形態にし、前妻板45と左側板46と右側板47を開き、続いて水路ブロックC2を中子49から引き抜くようにして型枠40から取り出す。通水孔形成部材52は水路ブロックC2に埋設されたままとなっているため該通水孔形成部材52は水路ブロックC2と一緒に型枠40から取り出される。
そして、図21に示すように、取り出した水路ブロックC2の内側から通水孔形成部材52を外側に押圧して該通水孔形成部材52を水路ブロックC2から抜き出す。以上により図13に示した水路ブロックC2が製造される。
このように、前述の型枠及び製造方法によれば、水路ブロックC2に導水溝C2cを形成する部材51と通水孔C2dを形成する部材52とを分離して構成することにより、導水溝形成部材51と通水孔形成部材52を別々に水路ブロックC2から抜き出せるので、導水溝形成部材51を水路ブロックC2から抜き出すとき、並びに、通水孔形成部材52を水路ブロックC2から抜き出すときにさほど大きな力を必要としないし、各々の抜き出し時に欠けや割れ等の損傷を水路ブロックC2に与え難い。
また、導水溝形成部材51と通水孔形成部材52とが分離して構成されているので、導水溝形成部材51を高さ寸法が異なるものに変えるか、または、昇降機構の上下移動量を調節して導水溝形成部材51の突出量を変えることによって水路ブロックC2に形成される導水溝C2cの深さを簡単に変更できると共に、通水孔形成部材52を他の形状のものに変えることによって水路ブロックC2に形成される通水孔C2dの幅寸法等を簡単に変更できる。
さらに、隣接する突出状態の導水溝形成部材52の間に設置された通水孔形成部材52は底板43と中子49とで挟まれた状態にあるため、設置後の通水孔形成部材52の姿勢を安定に保持することができ、これにより、型枠40内にコンクリートを打設する際等における振動や衝撃等によって通水孔形成部材52に位置ずれを生じることを防止できる。
尚、前述の実施形態では、通水孔形成部材52を設置する際の左右方向の位置決めを、逆V字形を成す通水孔形成部材52の底面を同形状を成す底板43の上面の幅方向中心部に整合させることによって行うようにしたが、図22に示すように、底板43の上面の幅方向中心部に好ましくは2以上の凸部43bを形成し、該凸部43bに嵌合可能な凹部52bを通水孔形成部材52の底面に形成しておけば、通水孔形成部材52の底面の凹部52bを底板43の上面の凸部43bに嵌め合わせることによって通水孔形成部材52を設置する際の左右方向の位置決めをより的確に行うことができる。勿論、通水孔形成部材52の底面側に凸部を形成し、該凸部に嵌合可能な凹部を底板43の上面側に形成しても、両者の凹凸嵌合によって同様の位置決め作用を得ることができる。また、各通水孔形成部材22を上下両方から押圧することができるので、該各通水孔形成部材22を強固に固定できる。
図示を省略したが、底板43の上面の通水孔形成部材52を設置する位置に通水孔形成部材52の底部を嵌め込むことができる矩形状の浅溝を形成しておき、該浅溝に通水孔形成部材52の底部を嵌め合わせるようにしても同様の位置決め作用を得ることができる。
また、図23に示すように、支持台50の上面に前後方向に長い1つの導水溝形成部材51’を形成し且つ該導水溝形成部材51’に対応する開口43a’を底板43に形成すると共に、通水孔形成部材52の底面に導水溝形成部材51’が直接嵌合可能な溝部52cを形成しておき、導水溝形成部材51’を底板43の開口43a’から中子49の底面に向かって突出させる前に通水孔形成部材52を底板43と中子49との間に設置しておき、続いて導水溝形成部材51’を底板43の開口43a’から中子49の底面に向かって突出させて該突出部分を通水孔形成部材52の底面の溝部52cに嵌合させるようにしても同様の位置決め作用を得ることができる。しかも、この場合には、通水孔形成部材22を上下両方から押圧することができるので、該通水孔形成部材52をより強固に固定できる作用も得られる。
さらに、前述の実施形態では、中子支持梁48の後端を後妻板44に固定したものを示したが、図24に示すように、中子支持梁48’をL字形に形成してその縦長部分を台枠41の後端に固定し、該中子支持梁48’の横長部分を後妻板44に形成した挿通孔44aに遊挿した構成を採用してもよい。このような構成を採用すれば、挿通孔44aの内面と中子支持梁48’の外面との隙間を利用して後妻板44を所定角度開くことができるので、水路ブロックC2の後端と後妻板44とが強く密着している場合でも該後妻板44の開動作によって密着を解くことができる。
さらに、前述の実施形態では、本発明を図13に示した水路ブロックC2を製造するための型枠40に適用した例を示したが、図13に示した水路ブロックC2の流水路C2aの底面側が開放したような形状を備える、所謂、門型の水路ブロックを製造するための型枠に本発明を適用しても前記同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る水路ブロックの斜視図である。 図1に示した水路ブロックの導水溝を含む平面で破断した縦断面図と、図1に示した水路ブロックの通水孔を含む平面で破断した縦断面図である。 図1に示した水路ブロックを製造するための型枠の斜視図である。 図3に示した型枠から中子及び中子支持梁を除外した図である。 図4において導水溝形成部材を下降させ、且つ、通水孔形成部材を切り離した状態を示す図である。 図3に示した型枠における支持台及び導水溝形成部材の斜視図である。 図3に示した型枠によって図1に示した水路ブロックを製造する方法の説明図である。 図3に示した型枠によって図1に示した水路ブロックを製造する方法の説明図である。 図3に示した型枠によって図1に示した水路ブロックを製造する方法の説明図である。 水路ブロックを製造する際における通水孔形成部材の他の位置決め方法の説明図である。 水路ブロックを製造する際における通水孔形成部材のさらに他の位置決め方法の説明図である。 図3に示した型枠の中子支持梁の変形例を示す型枠の部分破断斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る水路ブロックの斜視図である。 図13に示した水路ブロックの導水溝を含む平面で破断した縦断面図と、図13に示した水路ブロックの通水孔を含む平面で破断した縦断面図である。 図13に示した水路ブロックを製造するための型枠の斜視図である。 図15に示した型枠から中子及び中子支持梁を除外した図である。 図16において導水溝形成部材を下降させ、且つ、通水孔形成部材を切り離した状態を示す図である。 図15に示した型枠における支持台及び導水溝形成部材の斜視図である。 図15に示した型枠によって図13に示した水路ブロックを製造する方法の説明図である。 図15に示した型枠によって図13に示した水路ブロックを製造する方法の説明図である。 図15に示した型枠によって図13に示した水路ブロックを製造する方法の説明図である。 水路ブロックを製造する際における通水孔形成部材の他の位置決め方法の説明図である。 水路ブロックを製造する際における通水孔形成部材のさらに他の位置決め方法の説明図である。 図15に示した型枠の中子支持梁の変形例を示す型枠の部分破断斜視図である。
符号の説明
C1…型枠、C1a…流水路、C1b…上面、C1c…導水溝、C1d…通水孔、10…型枠、11…台枠、13…底板、13a…開口、14…後妻板、15…前妻板、16…左側板、17…右側板、19…中子、20…支持台、21…導水溝形成部材、22…通水孔形成部材、C2…型枠、C2a…流水路、C2b…上面、C2c…導水溝、C2d…通水孔、40…型枠、41…台枠、43…底板、43a…開口、44…後妻板、45…前妻板、46…左側板、47…右側板、49…中子、50…支持台、51…導水溝形成部材、52…通水孔形成部材。

Claims (2)

  1. 台枠と、台枠上に設けられた底板と、台枠に開閉自在に設けられた前妻板及び後妻板と、台枠に開閉自在に設けられた左側板及び右側板と、閉じられた前妻板及び後妻板に挟まれる流水路形成用の中子とを備えた水路ブロック製造用の型枠であって、
    底板の中子と向き合う部分に前後方向に間隔をおいて形成された複数の開口それぞれから中子に向かって該中子と非接触で突出可能であり、突出状態で水路ブロックの上面に導水溝を形成し得る複数の導水溝形成部材と、
    隣接する突出状態の導水溝形成部材の間に底板と中子とに挟まれた状態で設置可能であり、設置状態で水路ブロックの上面の導水溝間に流水路に至る通水孔を形成し得る通水孔形成部材とを備える、
    ことを特徴とする水路ブロック製造用型枠。
  2. 台枠と、台枠上に設けられた底板と、台枠に開閉自在に設けられた前妻板及び後妻板と、台枠に開閉自在に設けられた左側板及び右側板と、閉じられた前妻板及び後妻板に挟まれる流水路形成用の中子とを備えた型枠を用いて水路ブロックを製造する方法であって、
    底板の中子と向き合う部分に前後方向に間隔をおいて形成された複数の開口それぞれから中子に向かって該中子と非接触で複数の導水溝形成部材を突出させ、
    隣接する突出状態の導水溝形成部材の間に底板と中子とに挟まれた状態で通水孔形成部材を設置し、
    前妻板,後妻板,左側板及び右側板を閉じた後に型枠内にコンクリートを打設して水路ブロックを形成し、
    各導水溝形成部材を水路ブロックから抜き出して非突出状態とし前妻板,後妻板,左側板及び右側板を開いた後に複数の導水溝が形成され且つ通水孔形成部材が埋設された水路ブロックを型枠から取り出し、
    取り出した水路ブロックから通水孔形成部材を抜き出す、
    ことを特徴とする水路ブロック製造方法。
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