JP4601657B2 - トラヒックシェーピング装置および方法 - Google Patents
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Description
トークンレート=8×Clk×T/N
上記式が示すように、トークンレートは、システムクロックを分周比Nで除算することで算出されるため、トークンレートが高い場合には粗くしか設定できず、また、低い場合には必要以上に密に設定されるという問題があった。
本発明の説明中で、M<<N(M、Nは任意の数)とは、Mの値をNの値分左シフト演算を行うことを示す。また、本発明の説明中で、(条件)?(真値):(偽値)とは、三項演算子であり、(条件)が真であれば(真値)をとり、(条件)が偽であれば(偽値)をとることを示す。また、本発明の説明中で、(条件A)==(条件B)とは、(条件A)が示す条件と(条件B)が示す条件とが一致するか否かの判定を行い、一致すれば真とし、一致しなければ偽とする条件式を示す。また、本発明の説明中で、(条件A)&&(条件B)とは、(条件A)が示す条件と(条件B)が示す条件とのAND(論理積)をとることを示す。
図1の(a)は、第1の実施形態によりトークンバケツモデルで動作するトラヒックシェーピング装置の構成を示すブロック図である。
トラヒックシェーピング装置100は、トークンバケツモデルにより送信要求されたパケットの帯域を平滑化して出力し、トークンサイズ設定部101と、加算値設定部102と、トークンカウンタ103と、シフト値設定部104と、フレーム長設定部105と、演算部106と、制御部107とを備えている。
ユーザは、トラヒックシェーピング装置100の、トークンサイズ設定部101と、加算値設定部102と、シフト値設定部104とに、所定の値を記憶させておく。また、制御部107の初期状態はIDLEとする(ステップS501)。
トークンレート=8×T×Clk/2N
上式を用いると、トークンレートの設定ステップΔは、Δ=8×(T+1)×Clk/2N−8×T×Clk/2N=8×Clk/2Nで表される。ここで、設定ステップΔは、シェーピングレートをつかさどるTに無関係である。そのため、トラヒックシェーピング装置100は、トークンレートの高低にかかわらず一定の設定ステップを取ることが出来る。また、上式が示すように、2Nで除算を行うことで、除算をシフト演算に変形することが出来るため、計算コストが低いという特長を持つ。
図5の(a)は、第2の実施形態によりリーキバケツモデルで動作するトラヒックシェーピング装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態によるトラヒックシェーピング装置200は、第1の実施形態と同様の構成をしており、第1の実施形態と同様の構成・動作については、その説明を省略する。
一方、ステップS604の判定処理で、制御部207がYESと判定すれば、第1の実施形態と同様に、制御部207の状態をIDLEからReqSndに遷移させ(ステップS605)、第1の実施形態と同様の動作を行う。
図10は、第3の実施形態によりリーキバケツモデルで動作するトラヒックシェーピング装置の構成を示すブロック図である。第3の実施形態によるトラヒックシェーピング装置300は、第2の実施形態と同様の構成をしており、第2の実施形態と同様の構成・動作については、その説明を省略する。
ユーザは、トークンサイズ設定部301、加算値設定部302、トークンカウンタ303、シフト値設定部304、ウェイト値設定部308に所定の値を記憶させておく。また制御部307の初期状態はIDLEとする(ステップS701)。演算部306は、トークンカウンタ303からトークンカウンタ値を読み出し、また、制御部307の状態を読み出し、制御部307の状態がIDLEで、かつ、トークンカウンタ≧0なら、トークンカウンタを0にリセットする。図1の(b)には、演算部306が行う処理動作を表す式が示されている。
20 後段回路
21 スケジューラ回路
100 トラヒックシェーピング装置
101 トークンサイズ設定部
102 加算値設定部
103 トークンカウンタ
104 シフト値設定部
105 フレーム長設定部
106 演算部
107 制御部
200 トラヒックシェーピング装置
201 トークンサイズ設定部
202 加算値設定部
203 トークンカウンタ
204 シフト値設定部
205 フレーム長設定部
206 演算部
207 制御部
300 トラヒックシェーピング装置
301 トークンサイズ設定部
302 加算値設定部
303 トークンカウンタ
304 シフト値設定部
305 フレーム長設定部
306 演算部
307 制御部
308 ウェイト値設定部
309 ウェイトカウンタ
Claims (5)
- 予め定められたトークンカウンタ値の最大値であるトークンサイズを上限値として、予め定められた周期により加算されるトークンカウンタ値を記憶するトークンカウンタ記憶部を備え、当該トークンカウンタ記憶部に記憶される前記トークンカウンタ値に基づいてパケット送信を制御するトラヒックシェーピング装置であって、
予め定められたシフト値を記憶するシフト値記憶手段と、
前記トークンカウンタ値に加算値を加算する際に、当該トークンカウンタ値と、前記トークンサイズを前記シフト値により左シフト演算した値とを比較し、前記トークンカウンタ値の方が、前記トークンサイズを前記シフト値により左シフト演算した値よりも大きい場合に、前記トークンサイズを、前記トークンカウンタ値として前記トークンカウンタ記憶部に記憶させる第1の演算手段と、
前記パケットの送信要求を受信した場合に、前記トークンカウンタ値に基づいて、前記パケットの送信要求を行う制御手段と、
前記制御手段が前記パケットの送信要求を行った場合に、前記パケットのフレームサイズ値を前記シフト値により左シフト演算した値を、前記トークンカウンタ値から減算する第2の演算手段と、
を備えることを特徴とするトラヒックシェーピング装置。 - 前記制御手段は、前記パケットの送信要求を受信した場合に、前記トークンカウンタ値が、前記パケットのフレームサイズ値を前記シフト値により左シフト演算した値以上である場合に、前記パケットの送信要求を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のトラヒックシェーピング装置。 - 前記制御手段は、前記パケットの送信要求を受信した場合に、前記トークンカウンタ値が、予め定められたトークンカウンタ値の初期値以上である場合に、前記パケットの送信要求を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のトラヒックシェーピング装置。 - 前記制御手段が、前記送信要求を行った後、予め定められた待機時間の間、新たなパケットの送信要求を受信しない場合に、前記トークンカウンタ記憶部に記憶されたトークンカウンタ値に初期値を記憶させる第3の演算手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトラヒックシェーピング装置。 - 予め定められたトークンカウンタ値の最大値であるトークンサイズを上限値として、予め定められた周期により加算されるトークンカウンタ値を記憶するトークンカウンタ記憶部に記憶される前記トークンカウンタ値に基づいてパケット送信を制御するトラヒックシェーピング方法であって、
第1の演算手段が、前記トークンカウンタ値に加算値を加算する際に、当該トークンカウンタ値と、前記トークンサイズを予め定められたシフト値により左シフト演算した値とを比較し、前記トークンカウンタ値の方が、前記トークンサイズを前記シフト値により左シフト演算した値よりも大きい場合に、前記トークンサイズを、前記トークンカウンタ値として前記トークンカウンタ記憶部に記憶させるステップと、
制御手段が、前記パケットの送信要求を受信した場合に、前記トークンカウンタ値に基づいて、前記パケットの送信要求を行うステップと、
第2の演算手段が、前記制御手段が前記パケットの送信要求を行った場合に、前記パケットのフレームサイズ値を前記シフト値により左シフト演算した値を、前記トークンカウンタ値から減算するステップと、
を備えることを特徴とするトラヒックシェーピング方法。
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JP2007277842A JP4601657B2 (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | トラヒックシェーピング装置および方法 |
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JP2009105829A JP2009105829A (ja) | 2009-05-14 |
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JPH1023040A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-23 | Pmc Sierra Inc | 可変ビットレートスケジューラ |
JP2007088994A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | トラヒックシェーピング装置、およびトラヒックシェーピング方法 |
JP2007088998A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パケットシェーピング装置およびパケットシェーピング方法 |
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