JP4600852B2 - 係止機構を具備する医科・歯科用ハンドピース - Google Patents

係止機構を具備する医科・歯科用ハンドピース Download PDF

Info

Publication number
JP4600852B2
JP4600852B2 JP2006552578A JP2006552578A JP4600852B2 JP 4600852 B2 JP4600852 B2 JP 4600852B2 JP 2006552578 A JP2006552578 A JP 2006552578A JP 2006552578 A JP2006552578 A JP 2006552578A JP 4600852 B2 JP4600852 B2 JP 4600852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collet
sleeve
groove
gripping
axial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006552578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007521896A (ja
Inventor
マイトレ,ルク
Original Assignee
ビエン−エア ホールディング エス.エー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビエン−エア ホールディング エス.エー. filed Critical ビエン−エア ホールディング エス.エー.
Publication of JP2007521896A publication Critical patent/JP2007521896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4600852B2 publication Critical patent/JP4600852B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/14Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders
    • A61C1/142Operating tool blocking means
    • A61C1/144Operating tool blocking means constricting the operating tool, e.g. chuck
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/14Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders
    • A61C1/147Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders in a straight handpiece

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Description

本発明は、医科・歯科用のハンドピースに関する。
本発明の医科・歯科用ハンドピースは、長手軸方向に回転し、固定管状シャフトのベアリングを介して搭載される中空シャフトと、前記中空シャフトのフロントエンドに搭載され、取り外し可能なツールのシャンクを収納する中央チャネルを有するコレットと、前記コレットは、前記長手軸方向の周囲に分布し、中央チャネル内に把持用あごを具備する軸方向アームを有し、中空シャフトにより保持され、前記コレットの前記各アームの支持表面に求心力を加えて、コレットの把持用あごの間にツールシャンクを把持する把持機構と、固定管状シャフトに少なくとも部分的に具備され、コレットを解放するために、前記把持機構に作用する解放機構とを有する。
米国特許第3902248号明細書 米国特許第3631697号明細書 米国特許第3488850号明細書
通常のハンドピースは、特許文献1に開示されたのと同様に、把持用あごは、コレットの一端に配置される。このコレットは、円錐形状の外側支持表面を有する。この外側支持表面は、管状部品の内側コーンと係合し、ツールのシャンク上でコレットの一端を把持する。例えばコレットは、中空シャフト内にスライド可能に搭載され、その把持用あごと外部支持表面は、シャフトの前オリフィスと協働する為に、その一端に配置される。コレットスプリングが、コレット10を軸方向後方に引くことによって、把持する。解放機構は、ネジ係合により機器本体に接続される外側スリーブを有し、制御部材として機能する。ユーザがスリーブを軸を中心に回転させると、スリーブは、前方に動いて内側ブッシュを駆動して、コレットスプリングを圧縮し、コレットを前方に移動させ、コレットを、コレットを把持していたコーンから解放する。
ハンドピースに搭載されるツールが比較的高い応力を支持しなければならない場合、特にねじりと軸方向力に関しする限り、コレットは、堅固に把持しなければならない。このことは、コレットスプリングは、極めて高い軸方向力と円錐表面上にかかる強い摩擦力とを有し、この円錐表面が軸方向力を半径方向の把持力に変換するこを意味する。解放機構はこれらの力に打ち勝つことができなけばならないが、これは十分な軸方向スラスト力をコレットスプリングにより予め力が付与されているスライド部材に掛けることにより、行われる。この軸方向スラスト力は、その後ハンドピース1のフレームに伝達されるが、これは回転シャフトを支持するローラーベアリングの少なくとも一方を介して行われる。大部分の時間、特許文献1による構成と同様に、このスラスト力は前方にかかり、かくしてツールが使用中に受ける軸方向の負荷に対し反対方向にローラーベアリングに負荷をかける。即ちローラーベアリングは両方の軸方向負荷に耐えるよう設計しなければならない。
更に、比較的強いコレットスプリングは比較的大きな質量を有し、このことは高速回転し中心に正確に配置されない部品にとって、大きな欠点をもたらす。その結果発生した振動は、スプリング質量と共に増加する。
特許文献2に開示されたハンドピースにおいて、コレットとそのコレットスプリングは、上記したものと同一の種類でである為同一の欠点がある。コレットスプリングの力に打ち勝つために、解放機構は、固定チューブの螺旋スロットと、手動制御部材として機能する 軸を中心に回転するスリーブの軸方向溝の両方に係合するボールを含むよう構成される。
コレットスプリングを具備しないハンドピースが、特許文献3に開示されている。コレットは、把持力を生成する環状部品と協働する円錐状外部表面を有し、軸方向の遊びを持って中空シャフト内に搭載される。コレットのフロントエンドは、シャフトにより支持されておらず、手動制御部材として機能する軸方向に稼働なノーズ内に固定される前部ボールベアリングにより支持されている。こうするために、ノーズは、ネジ係合によりハンドピース本体に搭載され、操作者は、ノーズを回転して、前部ボールベアリングを前後に動かして、コレットを締めたり緩めたりする。このシステムの大きな欠点は、コレットがコレットされている間、作業中に、ベアリングに大きな軸方向負荷がかかることである。更に、前部ボールベアリングをサポートするシステムは、回転速度が速くなるにつれて増えるツールの振動を阻止するほどの剛性を有さない。
本発明の目的は、従来技術の前記の欠点を解決することであり、本発明の装置は、コレットで把持用あご20を強く把持し、かつ把持機構と解放機構に発生する軸方向の力を制限しながら行うことである。特に把持機構と解放機構は、コレットの操作を容易にし偶発的な動きを阻止するよう構成される。本発明の更なる目的は、ハンドピースのメインベアリングの内のローラーベアリングの配置を単純化することであり、特にメインのベアリング少なくとも一つのベアリングの軸方向負荷を減らすことにより行う。
本発明の第1態様によれば、本発明の医科・歯科用のハンドピースの把持機構は、中空シャフトに搭載されたスリーブと、前記コレットの各アームに対し、前記アームの支持表面とスライドするスリーブの内側カム表面との間で、中空シャフトの半径方向の穴に配置された伝達要素とを有し前記解放機構は、前記固定管状シャフト内に配置され、外側環状溝を具備するスライドするカラーと、前記固定管状シャフトの周囲に配置され、手動制御部材に接続され、内側軸方向溝を具備する回転ブッシュと、前記固定管状シャフトの螺旋スロットと、前記外側環状溝と、前記内側軸方向溝の1つに係合する一組のボールとを有し、回転ブッシュを所定の方向に回転させることにより、前記スライドするカラーを軸方向に移動させて、前記把持機構のスリーブを駆動して、前記コレットを解放する。
これらの特徴を組み合わせることにより、極めて強い把持力が、コレットに対し、ハンドピースの回転部分に大きな軸方向力をかけることなく、得られる。把持機構と解放機構は、この応力の軽減に起因して、軽くすることができる。本発明の好ましい実施例hによれば、螺旋スロットは、そのエッジの一方で、前記解放機構が非活性状態にあるときに、前記ボールが配置される端部に近いほうに、前記ボールをスナップヒットでその位置に保持するフレキシブル・ストリップを有する。
スライドするスリーブは、小さなスプリングで把持方向に引き抜くことができる。特に好ましい変形例によれば、中空シャフトがカム表面内に配置され、キャッチを構成し、スライドするスリーブを、コレットアームの柔軟性により、その場所に保持する。これにより通常の把持用スプリングを取り除くことができる。従って、解放操作は、スプリングに起因する軸方向スラスト力に打ち勝つ必要はない。
本発明の第2態様によれば、医科・歯科用ハンドピースの把持機構は、中空シャフトに搭載されたスリーブと、前記コレットの各アームに対し、前記アームの支持表面とスライドするスリーブの内側カム表面との間で、中空シャフトの半径方向の穴に配置された伝達要素とを有し、解放機構は、前記固定管状シャフト内に配置され、手動制御部材で駆動されるスライドするカラーを有し、前記手動制御部材が前記カラーを軸方向に動かし、前記把持機構のスリーブを駆動して、前記コレットを解放し、カム表面は、前記傾斜表面を具備した第1中空部と、突起部により前記第1中空部から分離され、前記第1中空部よりも浅い第2中空部とを有し、コレットのレバーは柔軟性を有し、前記第2中空部は、前記伝達要素が第2中空部に前記コレットのアームの柔軟性により係合しているときに、前記スライドするスリーブをその位置に保持するノッチを形成する。
本発明の好ましい実施例によれば、コレットの各アームは、レバーを有し、レバーの第1端は、前記コレットの環状部分にヒンジにより取り付けられ、その支持表面は、前記ヒンジから軸方向に離れており、把持用あごは、軸方向で、前記支持表面よりも前記ヒンジに近く配置される。従って把持機構によりかけられる求心力を減らすことができるが、その理由は、それらはツールに対し強い把持力を掛けるコレットレバーにより増幅されるからである。
図1は、本発明のさまざまな実施例による歯科用あるいは外科用のハンドピース1を示し、これに関し以下説明する。ハンドピースは、円筒状のシャンク3を有する取り外し/回転可能なツール2で取り付けられる。このシャンク3は、ハンドピース1の回転可能コレットに把持あるいはクランプされている。ハンドピース1は、モータ、このほん実施例では電動モータを具備し、ツール2を高速で回転させる。モータは、ハンドピース1の本体4内に収納される、ハンドピース1の後部に接続された導電ケーブル5を介して、外部ユニットから動力が送られ制御される。オペレータは、コレットの固定(締め付け)と解放(取り外し)を、本体4に回転可能に搭載されたスリーブ6を一方向あるいは反対方向に回転させることにより行う。参照番号7および8は通気孔を示す。このような器具の応用例は、特に歯科用、歯科研究用および微細外科手術用である。ここに示した実施例は、2.35mmの標準直径のシャンクを具備したツールを用いた歯科研究用器具である。
ツールを把持するコレット10と、このコレット10を固定する機構と解放する機構の第1実施例を図2−5を参照して次に説明する。コレット10は、電動モータ13のシャフト12に結合された中空回転シャフト11内で、ハンドピースの前端内に配置される。中空回転シャフト11は、ハンドピースの本体4に取り付けられた管状シャフト16内のボールベアリング14、15によりサポートされる。ここに示した医療用の装置においては、5万回/分の速度で回転する。しかし、コレット10のようなコレットは、数十万回/分で回転するようなツール、特に空気タービン駆動のツールでも使用されることもある。
コレット10を把持(固定)する固定機構17が、中空回転シャフト11に搭載され、それともに回転する。コレット10を解放する解放機構18は、スリーブ6を回転することにより制御され、回転しない管状シャフト16に搭載され、固定機構17に作用して、回転が停止したときに、ツールを解放する。これらの機構を以下詳述する。
図3−5は、特にコレット10の第1実施例を示し、コレット10は、コレットの中央チャネル19の周囲に均一に分配された3個の把持用あご20を有し、ツールのシャンク3を収納する。各把持用あご20は、シャンク3にあたって係合する円筒状の表面部分21を有する。
前端においては、コレット10は、できるだけツールの中心を合わせるように、高い精度で適合した軸方向孔23を具備するほぼ円筒状の挿入筒22を有する。図2からわかるように、後部案内筒24は、コレット10の後部で中空回転シャフト11内に固定され、ツールシャンクの端部をガイドするための中央孔25を有する。
各把持用あご20はレバー26と一体に形成される。このレバー26は、挿入筒22から後部方向に向かって軸方向に延び、フレキシブル部分27によりそこに取り付けられて一種のヒンジを形成し、そこにレバー26がシャフトの回転軸30方向に軸を中心に回転可能に取り付けられる。各レバー26上では、把持用あご20は、レバーの自由端28よりもフレキシブル部分27の方にはるかに近く配置される。その結果、自由端28に近いレバーに加わる半径方向の力が、把持用あご20に非常に強い把持力を生成する。
図に示したコレット10は、金属(例:鋼)の単一片から形成されるのが好ましい。レバー26は、軸方向スリット31により互いに分離され、それぞれ凹部32を介して挿入筒22の後部内に延びる。ピン33は、コレット10と中空回転シャフト11を回転可能に保持し、各凹部32内に係合する。横方向スリット34は、その元部でレバー26の厚さを減少させ、かくしてコレットの横方向断面の3つの周囲領域にフレキシブル部分27を形成する。挿入筒22の前部で、内側環状溝35がOリング36用に具備され、外側環状溝37が固定キャップ38のリップ用に具備され、ナット39が軸方向にコレット10を軸方向から保持するために中空回転シャフト11にねじ込まれる。ナット39は固定キャップ38の下に若干の空気圧を形成するため換気用フィン39aを具備し、固定キャップ38と挿入筒22の間のスリット内にゴミが入るのを阻止する。さらに、ナット39は、中空回転シャフト11の端部11aを挿入筒22に対して半径方向に固定し、この端部は、薄く、軸方向スリットによりフレキシブルなタブ(薄い片)に分割されている。これにより、遊びを持たずに(動かずに)、中空シャフトの中心にコレット10を配置できるようになる。
図示しない変形例においては、挿入筒22は、コレット10の一部を構成しない別の部品(ピース)でもよい。このコレットの前端を短い環状部分で形成し、そこにレバー26をヒンジで取り付ける。この環状部分は、必要によっては、レバーとは別の部品でもよいが、一体の構成物が通常好ましい。
固定機構17はスリーブ40を有し、このスリーブ40は中空回転シャフト11の周囲にスライド可能に搭載される。この中空回転シャフト11とスリーブ40は、中空回転シャフト11の軸方向スリットとスリーブ40に係合するクロスバー41により、回転可能に保持される。圧縮バネ42は、後部案内筒24にワッシャを介して配置され、クロスバー41を後部方向に向かって軸方向に押す。スリーブ40の前端は、円錐状表面44により前端に形成された内側溝43を有する。3個のボール45は、中空回転シャフト11の対応する穴78内に収納され、中空回転シャフト11の内側とスリーブ40の内側溝43のベースとの間の距離に対応した直径を有する。各ボール45は、レバーの自由端28に近い、コレット10のレバー26の1つの外側表面上に搭載される。
スリーブ40は、解放機構18から解放されると、圧縮バネ42の軸方向圧力の影響で、後部方向にスライドする傾向にある。その結果、その円錐状表面44がレバー26の端部を、対応するボール45を介して、半径方向内側に押す。レバーがフレキシブル部分27で回転可能に保持されているために、この力はレバーの把持用あご20に増幅して伝搬され、作業中非常にきっちりと連続的にツールシャンクを把持する。当業者に公知なように、このような固定機構では、コレットのレバー26は、剛性を有するか若干柔軟性があるかのいずれかである。レバー26が剛性を有する場合には、それらの端部の半径方向の動きは非常に小さく、同じことがスリーブ40の軸方向のずれについても言える。両方の場合とも、把持用あご20のレベルにおける高い把持力が連続的に維持されるが、これは圧縮バネ42が比較的小さい場合でも当てはまる。この理由は、コレットのてこ原理および回転軸30に対し円錐状表面44が若干傾斜しているからである。この若干の傾斜の効果は、レバー26上に働く遠心力は圧縮バネ42の影響に打ち勝つことができないことを意味する。ボール45を介した力の伝搬は、非常に小さな摩擦で達成されることに加えて、所定の把持力を維持するのを補助する。しかし、これらのボールは本発明に必要不可欠なものではなく、それらは、中空回転シャフト11を通りレバー26を内側に押すことのできる他の伝達要素で置換することもできる。
ユーザが制御用スリーブ6を解放方向に本体4上で回転させる場合には、解放機構18は、スリーブ40を圧縮バネ42の力に抗して前方に押すよう設計されている。解放機構18は、制御用のスリーブ6に回転可能に接続された筒状体50と、1個又は複数個のボール51(この実施例のハンドピースの回転軸30に対し対称に配置された2個のボール)と、管状シャフト16内にスライド可能に搭載された押し込みカラー52とを有する。、押し込みカラー52は、スリーブ40の外側スラストカラー54が回転しない場合には、それに対し軸方向にサポートする内側肩部53を前端に有する。ボール51は、押し込みカラー52の外側環状溝55内に係合する。さらにまた各ボール51は、筒状体50の対応する軸方向溝56内と管状シャフト16の傾斜したスリット57(図6)内に係合する。各スリット57のアウトラインは、ボール51のある軸方向の動きを決定するように螺旋状であり、その端部はボールの停止位置をより正確に規定するよう、若干傾斜している。
図6に示した一実施例においては、スリット57の後端は、押し込みカラー52の収納位置に対応しそしてかくしてコレット10の固定位置に対応して、フレキシブル・タブ58に適合する。その端部は突起部58aを有し、この突起部58aがスリット57の幅を狭め、スリット57の端部でボール51を弾性的に保持している。これにより、回転可能な制御用のスリーブ6は、偶発的な動作を阻止するために、弾性状態(柔軟性をもって)で保持され、ユーザに対しコレットの通常の動作位置から離れたことを知らしめる。フレキシブル・タブ58は、スリット59を管状シャフト16内で機械加工することにより形成される。このスリット59は、スリット57に平行で、タブ58の端部周囲で、スリット57に接続される。
本発明のハンドピースの顕著な態様は、図2aに特に示されるが、回転部分がわずか3個のベアリング構造で支持されている点である。すなわち前部ボールベアリング14と中部ボールベアリング15と後部ボールベアリング60であり、2本の同軸シャフトである中空回転シャフト11とシャフト12の両方は、中部ボールベアリング15により支持されている。中部ボールベアリング15内で、シャフト11,12は、互いにポジティブ・カップリング61により回転可能に接続されている。これらは図2,7,8に特によく示されている。中空回転シャフト11の後端は、肩部62を有し、この肩部62は中部ボールベアリング15の内側リング63に当接している。さらにそれは内側リング63内に挿入された一群の把持用ツメである歯部64を有する。この場合3個の歯部が円周上に互いに120°ずれて配置されている。
モータのシャフト12の前端は、中部ボールベアリング15の内側リング63内に挿入されるが、好ましくは、熱膨張、ベアリングの軸方向の遊びおよび他の許容誤差から生じる小さな軸方向のズレを吸収可能なようにしている。シャフト12のこの端部は、把持用ツメである歯部65を有する。この歯部65は他のシャフトの歯部64の間を軸方向に延びて、2本のシャフトの間で両方向にトルクの伝達を可能にしている。挿入部品である中間ピース66は、好ましくは合成材料製で、シリンダ状の円筒状本体67と半径方向ウイング68とを有し、これらが歯部64と歯部65との間に配置されてベアリングの役目をしている。さらに中間ピース66は、シャフト12内に収納された圧縮スプリング69により、中空回転シャフト11に対し、軸方向に予め力がかけられている。この機能の概要を次に説明する。
前部ボールベアリング14は、ダイアフラム・スプリング70の手段により予め力が加えられる。ダイアフラム・スプリング70は、ベアリングの外側カラー71を管状シャフト16内をスライドして後部方向に押す。この軸方向の予め加えられた力は、前部ボールベアリング14と中空回転シャフト11を介して、中部ボールベアリング15の領域まで伝達され、そこで一部は中間ピース66とモータのシャフト12を介して圧縮スプリング69の軸方向の圧力に等しくなるまで部分的に分配され、残りは予めかけられた力の形態で中部ボールベアリング15内に分配され、そしてこれがベアリングの外側リング72を介して管状シャフト16に戻る。圧縮スプリング69がシャフト12にかける軸方向の力は、後部ボールベアリング60の軸方向に予めかかる力を構成する。2本のシャフトの間のポジティブ・カップリング61の軸方向の遊び故に、この力は、ユーザがツールに軸方向の圧力をかけた時でも、変わらない。この圧力は中部ボールベアリング15により完全に吸収され、中部ボールベアリング15の外側リング72は、管状シャフト16の後端にねじ込まれた本体4の管状部材73の端部に当接されているからである。
上記の本発明の構造は、軸方向の力を吸収する点において、4個のベアリングを具備した従来の構造と同一の効果を有するが、本発明のハンドピースの全長は従来構造に比較して大幅に短くなっている。このような全長の短縮は、オペレータが取り扱う際の精度が増す利点があり、導電ケーブル5が器具の後端にかける応力の影響を低減する点で、特に利点がある。
本発明の別の利点は、2本のシャフト11、12の隣接する端部が同一のカラー62によりサポートされ且つ中心に配置されているために、その同心性は別の措置を施すことなく確保できることである。
図9は固定機構17の第2実施例を示し、これはハンドピースの第1実施例に対し、大幅に単純化されている。固定機構17は、図2に示したレイアウトに対し説明したものとは異なり、図2に示した圧縮バネ42を取り除いている。かくして解放機構18は、固定解放の制御手段として機能する。解放位置と固定位置スナップで適合でき、図6に示したスリット55は、各端部で、フレキシブル・タブ58と適合できる。
図9に示すように、スリーブ40の前端は、環状のアーク形状のプロファイルの環状溝80を追加している点が異なっている。この溝は、円錐状表面44から円筒状表面の短い部分により分離されている。これが隣接する表面に対し半径方向突起部81を形成する。この場合、各コレット10の各レバー26は若干柔軟性があり、これにより固定機構17が以下に述べるように機能する。
図9は解放状態を表し、この状態においては、各ボール45は内側溝43の底部にまで行くことができ、その結果コレット10の各レバー26は、中空回転シャフト11の内側表面にそれが当たるまで、離れる方向に移動することができる。コレット10の把持用あご20は、その後最大距離まで離間し、そしてツールのシャンク3が挿入されるあるいは取り除かれる。
その後コレット10を固定するために、スリーブ40は、前の実施例と同様に、スリーブ6を回転することにより引き戻される。しかし、スリーブ40の軸方向の動きはより大きい。その理由は環状溝80がボール45の場所にくるまで行われるからである。スリーブ40が、カラー52(図2a)により後方に駆動されるために、取り外し可能な停止カラー79(図中で点線で示す)はその後端部周囲に固定される。最初にボール45上を円錐状表面44が動くことにより、レバー26を中心方向に押し、コレットの把持用のあごがツールシャンク上に十分な抵抗にあった時に、それらを曲げる。変形の結果として、円筒状の半径方向突起部81はボールの上を通過して、その後環状溝80がボールに係合し、スライドするスリーブ40を、ボール45にかかるレバー26の支持力に起因して、その位置に保持する。
この解放ステップは第1実施例とほぼ同一方法で実行されるが、これは、制御用のスリーブ6(図6)を回転させることにより、内側肩部53とスリーブが、図9に示す位置まで前進することにより行われる。
図2に示す圧縮バネ42を取り除くことのできることにより、極めて重要な利点が提供できる。一方で、回転部分のバランスが良くなることである。その理由は、このようなスプリングはそれを収納する穴の中心に完全にはこないからである。重量が増加することもこの振動の原因である。他方で、このスプリングを取り除くことにより、解放機構18による前方向の力がスライドするスリーブ40と、中空回転シャフト11にかかる軸方向の力を低減できる。その後、この力はこのシャフトをサポートするベアリング、特に前部ボールベアリング14にかかる。これは出来るだけ小さく、軸方向の力に大きすぎてはならない。図9による構成においては、解放時に中空回転シャフト11にかかる最大軸方向力は、ボール45が環状溝80から出るのに必要な力である。その値は、この溝に形成された形状により容易に予め決定できる。
図9に示すように、スカート82あるいは一連の等価の突起部が、ボール45を含む円筒状ホール78の内側端部内に具備される。これによりコレット10が取り除かれた時にボールを保持する。このスカートを形成するのが簡単ではないために、このスカートは、コレットのアームであるレバー26を若干短くした、ホール78の出口に入り込む後部案内筒24で置換可能である。
注意すべき点として、上記の固定機構17は、図2aの実施例あるいは図9の実施例を問わず、コレット10の円周方向表面上でのみ機能し、その端部では機能しない。これにより本発明による「てこの原理」のコレットのさまざまな形状が可能となる。
図2を参照すると、これらの変形例の1つは、後部案内筒24を移動し(図面の右側に)それをコレット10内に組み込み、その後レバー26の2つの端部をそれぞれ挿入筒22と後部案内筒24に取り付け、ボール45の動作の元で筒の間で半径方向に曲がるようにレバーをさらに十分薄くする。ボール45は、レバーの中央部にある支持表面上で機能するようにする。かくして把持用あご20は、挿入筒22と後部案内筒24の両方に近接して配置可能であり、これによりツールシャンクは、2つの軸方向に離間した場所で遊びなしに保持される。
別の変形例は、コレット10のような2個のコレットを、把持用あごが他のコレットのレバーの間にそれらに接触することがないように離間して、シャフト11内に頭部から足下(head-to-shank)にかけて配置することである。一方のコレットの把持用のあごは、前端部に配置され、他方のコレットの把持用あごは後端部に配置される。かくしてツールシャンクは2つの軸方向に離間した点で遊びなく保持される。この固定機構は、それぞれのコレットに働くように、2組のボール45とスリーブ40内を軸方向にシフトさせた2個の内側溝43とを有する。
前記した実施例は、レバーコレットのみを有するが、本発明は、把持機構が求心力を各アームにかける限り、コレット或はコレットチャックがレバーではないアームを有する手持ち装置にまで拡張できる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明によるハンドピースの斜視図。 ボール型把持機構に取り付けられたコレットを有する、図1のハンドピースの第1実施例の前部の軸方向断面図。 ボール型把持機構に取り付けられたコレットを有する、図1のハンドピースの第1実施例の後部の軸方向断面図。 図2に示されたコレットを表す斜視図。 図2に示されたコレットの軸方向断面図。 図2に示されたコレットの側面図。 コレットを把持し解放する制御装置の部分斜視図。 ハンドピースの2本のシャフトの間の結合状態を表す図。 結合装置の中間部分を表す図。 図2aのボール把持機構の変形例である第2実施例を表す軸方向部分の詳細断面図。
符号の説明
1 ハンドピース
2 ツール
3 シャンク
4 本体
5 導電ケーブル
6 スリーブ
7,8 通気孔
10 コレット
11 中空回転シャフト
11a 端部
12 シャフト
13 電動モータ
14 前部ボールベアリング
15 中部ボールベアリング
16 管状シャフト
17 固定機構
18 解放機構
19 中央チャネル
20 把持用あご
21 表面部分
22 挿入筒
23 軸方向孔
24 後部案内筒
25 中央孔
26 レバー
27 フレキシブル部分
28 自由端
30 回転軸
31 軸方向スリット
32 スロット
33 ピン
34 横方向スリット
35 内側環状溝
36 Oリング
37 外側環状溝
38 固定キャップ
39 ネジ部
39a 換気用フィン
40 スリーブ
41 クロスバー
42 圧縮バネ
43 内側溝
44 円錐状表面
45 ボール
50 筒状体
51 ボール
52 押し込みカラー
53 内側肩部
54 外側フランジ
55 スリット
56 軸方向溝
57 スリット
58 フレキシブル・タブ
59 スリット
60 後部ボールベアリング
61 ポジティブ・カップリング
62 肩部
63 内側リング
64 歯部
65 歯部
66 中間ピース
67 円筒状本体
68 半径方向フィン
69 圧縮スプリング
70 ダイアフラム・スプリング
71 外側リング
73 管状部材
78 円筒状ホール
80 環状溝
81 半径方向突起部
82 スカート
84 自由端
85 支持表面
86 凹状円錐表面
87 プランジャー
88 圧縮バネ
89 ワッシャー
90 ボール
91 プラグ
92 中央案内ホール
93 ロッド
94 クロスバー
96 内部肩部
97 軸方向スリット
98 横方向スリット
100 筒状体
102 軸方向スリット
103 フレキシブル・アーム
104 前部
106 内側表面

Claims (11)

  1. (A) 長手軸方向に回転し、固定管状シャフト(16)のベアリングを介して搭載される中空シャフト(11)と、
    (B) 前記中空シャフト(11)のフロントエンドに搭載され、取り外し可能なツール(2)のシャンク(3)を収納する中央チャネル(19)を有するコレット(10)と、
    前記コレット(10)は、前記長手軸方向の周囲に分布し、中央チャネル内に把持用あご(20)を具備する軸方向アームであるレバー(26)を有し、
    (C) 中空シャフト(11)により保持され、前記コレット(10)の前記各アームの支持表面(46)に求心力を加えて、コレット(10)の把持用あご(20)の間にツールシャンクを把持する把持機構(17)と、
    (D) 固定管状シャフト(16)に少なくとも部分的に具備され、コレット(10)を解放するために、前記把持機構(17)に作用する解放機構(18)と
    を有し
    前記把持機構(17)は、
    (C1) 中空シャフト(11)に搭載されたスリーブ(40)と、
    (C2) 前記コレット(10)の各アームに対し、前記アームの支持表面(46)とスライドするスリーブ(40)の内側カム表面との間で、中空シャフト(11)の半径方向の穴に配置された伝達要素(45)と
    を有し
    前記解放機構(18)は、
    (D1) 前記固定管状シャフト(16)内に配置され、外側環状溝(55)を具備するスライドするカラー(52)と、
    (D2) 前記固定管状シャフト(16)の周囲に配置され、手動制御部材(6)に接続され、内側軸方向溝(56)を具備する回転ブッシュ(50)と、
    (D3) 前記固定管状シャフト(16)の螺旋スロット(57)と、前記外側環状溝(55)と、前記内側軸方向溝(56)の1つに係合する一組のボール(51)と
    を有し
    回転ブッシュ(50)を所定の方向に回転させることにより、前記スライドするカラー(52)を軸方向に移動させて、前記把持機構のスリーブ(40)を駆動して、前記コレット(10)を解放する
    ことを特徴とする歯科用又は医科用ハンドピース。
  2. 前記螺旋スロット(57)は、そのエッジの一方で、前記解放機構(18)が非活性状態にあるときに、前記ボール(51)が配置される端部に近いほうに、前記ボール(51)を、嵌まり込む形態で、その位置に保持するフレキシブル・ストリップ(58)を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  3. 前記フレキシブル・ストリップ(58)は、前記螺旋スロット(57)とそれに平行な追加スロット(59)との間に形成され、
    前記フレキシブル・ストリップ(58)は、その端部に近い方に、螺旋スロット(57)の幅を局部的に狭める***部分(58a)を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  4. 前記カム表面は、
    (X1)円錐状表面(44)のような、軸方向に傾斜した表面を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  5. 前記スリーブ(40)の内側カム表面は、
    (X2) 円錐状表面(44)を具備した第1溝(43)と、
    (X3) 突起部(81)により前記第1溝(43)から分離され、前記第1溝(43)よりも浅い第2溝(80)
    を有し
    前記コレット(10)の軸方向アームであるレバー(26)は、軸方向スリット(31)により互いに分離されて半径方向に柔軟性を有し、
    前記第2溝(80)は、前記伝達要素(45)が第2溝(80)に前記コレット(10)のレバー(26)の柔軟性により係合している時に、前記スライドするスリーブ(40)を、その場に保持するノッチとしての機能を果たす
    ことを特徴とする請求項4記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  6. 前記伝達要素(45)は、ボールである
    ことを特徴とする請求項1−5のいずれかに記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  7. (A) 長手軸方向に回転し、固定管状シャフト(16)のベアリングを介して搭載される中空シャフト(11)と、
    (B) 前記中空シャフト(11)のフロントエンドに搭載され、取り外し可能なツール(2)のシャンク(3)を収納する中央チャネル(19)を有するコレット(10)と、
    前記コレット(10)は、前記長手軸方向の周囲に分布し、中央チャネル内に把持用あご(20)を具備する軸方向アームを有し、
    (C) 中空シャフト(11)により保持され、前記コレット(10)の前記各アームの支持表面(46)に求心力を加えて、コレット(10)の把持用あご(20)の間にツールシャンクを把持する把持機構(17)と、
    (D) 固定管状シャフト(16)に少なくとも部分的に具備され、コレット(10)を解放するために、前記把持機構(17)に作用する解放機構(18)と
    を有し
    前記把持機構(17)は、
    (C1) 中空シャフト(11)に搭載されたスリーブ(40)と、
    (C2) 前記コレット(10)の各アームに対し、前記アームの支持表面(46)とスライドするスリーブ(40)の内側カム表面との間で、中空シャフト(11)の半径方向の穴に配置された伝達要素(45)と
    を有し
    前記解放機構(18)は、
    (D1) 前記固定管状シャフト(16)内に配置され、手動制御部材(6)駆動されるスライドするカラー(52)を有し、
    前記手動制御部材が前記カラー(52)を軸方向に動かし、前記把持機構のスリーブ(40)を駆動して、前記コレット(10)を解放し、
    前記スリーブ(40)の内側カム表面は、
    (X2) 円錐状表面(44)を具備した第1溝(43)と、
    (X3) 突起部(81)により前記第1溝(43)から分離され、前記第1溝(43)よりも浅い第2溝(80)
    を有し
    前記コレット(10)の軸方向アームであるレバー(26)は、軸方向スリット(31)により互いに分離されて半径方向に柔軟性を有し、
    前記第2溝(80)は、前記伝達要素(45)が第2溝(80)に前記コレット(10)のレバー(26)の柔軟性により係合している時に、前記スライドするスリーブ(40)を、その場に保持するノッチとしての機能を果たす
    ことを特徴とする歯科用又は医科用ハンドピース。
  8. 前記スリーブ(40)は、スプリングによる力がかかっておらず、
    前記解放機構(18)は、前記スリーブ(40)を、コレット(10)を把持したり解放したりするために、両方向に軸方向に沿って動かすことができる
    ことを特徴とする請求項5または7記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  9. 前記伝達要素(45)は、ボールである
    ことを特徴とする請求項7記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  10. 前記軸方向アームであるレバー(26)の第1端は、前記コレット(10)の環状部分(22)にヒンジ(27)により取り付けられ、その支持表面(46)は、前記ヒンジ(27)から軸方向に離れており
    前記把持用あご(20)は、軸方向で、前記支持表面(46)よりも前記ヒンジ(27)に近く配置される
    ことを特徴とする請求項1または7記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
  11. 前記コレット(10)の環状部分(22)と前記レバー(26)とは、一体で形成され、
    前記各レバー(26)のヒンジ(27)は、横方向スリット(34)により切り込まれて柔軟性のあるヒンジを構成し、
    前記環状部分(22)は、ツールシャンク用のガイドバレルを有する
    ことを特徴とする請求項10記載の歯科用又は医科用ハンドピース。
JP2006552578A 2004-02-17 2005-02-17 係止機構を具備する医科・歯科用ハンドピース Expired - Fee Related JP4600852B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP04003520 2004-02-17
PCT/EP2005/001612 WO2005089666A1 (fr) 2004-02-17 2005-02-17 Piece a main a usage dentaire ou chirurgical avec mecanisme de serrage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007521896A JP2007521896A (ja) 2007-08-09
JP4600852B2 true JP4600852B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=34924445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006552578A Expired - Fee Related JP4600852B2 (ja) 2004-02-17 2005-02-17 係止機構を具備する医科・歯科用ハンドピース

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7448870B2 (ja)
EP (1) EP1675523B1 (ja)
JP (1) JP4600852B2 (ja)
CN (1) CN100522100C (ja)
AT (1) ATE396660T1 (ja)
CH (1) CH695847A5 (ja)
DE (1) DE602005007169D1 (ja)
DK (1) DK1675523T3 (ja)
ES (1) ES2308437T3 (ja)
HK (1) HK1089921A1 (ja)
RU (1) RU2361541C2 (ja)
WO (1) WO2005089666A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1852085A1 (fr) 2006-05-03 2007-11-07 Bien-Air Holding SA Instrument à main à usage dentaire ou chirurgical
US20080033473A1 (en) * 2006-08-03 2008-02-07 Daniel Refai Blunt Dissection and Tissue Elevation Instrument
EP1894540A1 (fr) 2006-08-30 2008-03-05 Bien-Air Holding SA Instrument à main à usage dentaire ou chirurgical
US7959162B2 (en) * 2007-07-26 2011-06-14 Syntheon, Llc Releasing instrument holder and method of operating the instrument holder
US9707376B2 (en) * 2007-05-18 2017-07-18 Syntheon, Llc Torque-transmitting, locking instrument holder and method for operating the instrument holder
DE102011003103A1 (de) * 2011-01-25 2012-07-26 Robert Bosch Gmbh Werkzeugspannvorrichtung
JP6185158B2 (ja) 2013-05-30 2017-08-23 シャブリン ソシエテ・アノニムSchaublin Sa コレットアセンブリ
US9655688B2 (en) 2013-11-04 2017-05-23 L & K Dental Instruments Dental instrument
JP6250175B2 (ja) * 2014-04-30 2017-12-20 ジャイラス・エイシーエムアイ・インコーポレイテッド 改善されたカップリングアセンブリを備える回転ツール
USD788301S1 (en) 2015-04-23 2017-05-30 Gyrus Acmi Inc Drill
USD782675S1 (en) 2015-04-23 2017-03-28 Gyrus Acmi, Inc. Drill handle
USD792592S1 (en) 2015-04-23 2017-07-18 Gyrus Acmi, Inc. Angled drill
RU175312U1 (ru) * 2016-10-04 2017-11-29 Андрей Валентинович Александров Переходник для аспирационного устройства
RU175325U1 (ru) * 2016-10-04 2017-11-30 Андрей Валентинович Александров Переходник для аспирационного устройства
WO2018148539A1 (en) * 2017-02-10 2018-08-16 Zimmer, Inc. Systems for advancing a pin wire with a driver device
DE102018219609A1 (de) * 2017-11-17 2019-05-23 Minebea Mitsumi Inc. Spannzange zum Einspannen eines Dentalwerkzeugs und Verfahren zur Herstellung einer solchen Spannzange
CN110787706B (zh) * 2019-10-15 2024-04-16 浙江博来工具有限公司 一种搅拌杆快装连接头及其装配方法
CN114601626B (zh) * 2022-03-01 2024-01-30 北京华视诺维医疗科技有限公司 医用抛光装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB587871A (en) * 1945-01-24 1947-05-07 George William Gravell Improvements in or relating to chucks or like rotary tool or work holding devices
US3488850A (en) * 1966-03-09 1970-01-13 Star Dental Mfg Co Collet for straight handpiece
US3631597A (en) * 1969-09-15 1972-01-04 Star Dental Mfg Co Handpiece with improved chuck assembly
DE2234321C2 (de) * 1972-07-12 1974-05-30 Kaltenbach & Voigt, 7950 Biberach Zahnärztliches Handstück
DE2855359C3 (de) * 1978-12-21 1981-07-23 Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach Zahnärztliches Handstück
JPS6036256Y2 (ja) * 1981-03-23 1985-10-28 長田電機工業株式会社 ハンドピ−スのチャック開閉装置
DE4103663A1 (de) * 1991-02-07 1992-08-20 Aesculap Ag Chirurgisches handstueck
JP3208249B2 (ja) * 1993-12-28 2001-09-10 株式会社モリタ製作所 歯科用切削工具の把持装置
DE19753491A1 (de) * 1997-12-02 1999-06-10 Kaltenbach & Voigt Motorhandstück
US7066940B2 (en) * 2001-03-21 2006-06-27 Medtronic, Inc. Surgical instrument with rotary cutting member and quick release coupling arrangement
US7001391B2 (en) * 2001-03-21 2006-02-21 Medtronic, Inc. Surgical instrument with rotary cutting member and quick release coupling arrangement

Also Published As

Publication number Publication date
US20070054239A1 (en) 2007-03-08
DE602005007169D1 (de) 2008-07-10
ATE396660T1 (de) 2008-06-15
EP1675523B1 (fr) 2008-05-28
RU2005136990A (ru) 2006-07-27
CN1805717A (zh) 2006-07-19
DK1675523T3 (da) 2008-09-22
WO2005089666A1 (fr) 2005-09-29
CN100522100C (zh) 2009-08-05
US7448870B2 (en) 2008-11-11
HK1089921A1 (en) 2006-12-15
CH695847A5 (fr) 2006-09-29
ES2308437T3 (es) 2008-12-01
JP2007521896A (ja) 2007-08-09
EP1675523A1 (fr) 2006-07-05
RU2361541C2 (ru) 2009-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4600852B2 (ja) 係止機構を具備する医科・歯科用ハンドピース
JP4601448B2 (ja) 歯科用あるいは外科用ハンドピース
JP4969921B2 (ja) 柔軟性クランプを有する歯科用又は医科用ハンドピース
JP4657751B2 (ja) 歯科用あるいは外科用パワード・ハンドピース
US5735854A (en) Device for applying a screw
JP4308250B2 (ja) 外科用回転駆動ハンドピース
US4493645A (en) Device for opening and closing a chuck for a dental handpiece
US4595363A (en) Dental handpiece having means for opening and closing a chuck
JP5198269B2 (ja) 中空テーパーシャンクを有するワークまたは工具の締付け装置
JPH0392146A (ja) 着脱可能なハンドピーススリーブを備えた歯科用ハンドピース
US9364295B2 (en) Clamping device for a dental tool in a dental turbine handpiece
JP6762042B2 (ja) 工具用チャック並びに工具保持方法及び工具取り外し方法
US6155826A (en) Grip chuck spindle assembly for a dental handpiece
JPH0898848A (ja) 歯科用工具のチャック装置
JP3613735B2 (ja) 工具ホルダのクランプ装置
US10850372B2 (en) Apparatus for driving a bone fixation pin
US10849671B2 (en) Apparatus for driving a bone fixation pin
JP4024939B2 (ja) 工作機械の工具クランプ機構
RU2372874C2 (ru) Ручной инструмент для стоматологических или хирургических целей
JP2002219682A (ja) 把持具及びチャック装置
JP2009543625A (ja) 歯科用又は外科用の手技用器具連結装置
JPH06190614A (ja) 工具保持装置
CZ20022607A3 (cs) Držák řezného nástroje pro kovoobráběcí stroj
JP2006159355A (ja) スクロールチャック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees