JP4599889B2 - 軸継手監視装置 - Google Patents

軸継手監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4599889B2
JP4599889B2 JP2004146788A JP2004146788A JP4599889B2 JP 4599889 B2 JP4599889 B2 JP 4599889B2 JP 2004146788 A JP2004146788 A JP 2004146788A JP 2004146788 A JP2004146788 A JP 2004146788A JP 4599889 B2 JP4599889 B2 JP 4599889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ultrasonic
wave
rolling surface
rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004146788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005325978A (ja
Inventor
展央 米山
賢志 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2004146788A priority Critical patent/JP4599889B2/ja
Priority to PCT/JP2005/008888 priority patent/WO2005111451A1/ja
Priority to US11/579,954 priority patent/US7513159B2/en
Priority to CNB2005800159498A priority patent/CN100482963C/zh
Priority to KR1020067023994A priority patent/KR101138534B1/ko
Priority to EP05739320A priority patent/EP1775492B1/en
Publication of JP2005325978A publication Critical patent/JP2005325978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4599889B2 publication Critical patent/JP4599889B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、圧延設備などの駆動軸に組込まれる十字軸継手を監視する軸継手監視装置に関する。
例えば鉄鋼用圧延設備では、圧延ローラと駆動モータとの間に接続された駆動軸の途中部分に十字軸継手を設けることにより、上記ローラが圧延中の鋼材に対し上下に動くのを許容した状態で、圧延処理を行っている。
上記のような十字軸継手では、例えば下記特許文献1に記載されているように、その十字軸の4つの各軸にベアリングカップを設けるとともに、このカップと軸との間にころを転動自在に配置して当該軸の外周面を転動面に利用するものが提供されている。そして、この十字軸継手では、駆動軸の駆動モータ側及び圧延ローラ側にそれぞれ配置される駆動軸部及び従動軸部の各端部を、相異なる直線上の2つの上記ベアリングカップに接続することで当該継手は駆動軸内に組込まれて駆動モータの回転力を圧延ローラ側に伝達する。
特開平11−51073号公報(第3頁、図4)
ところで、上記のような十字軸継手では、鉄鋼圧延時に上記圧延ローラ側から軸及び各ベアリングカップに作用する負荷荷重は極めて大きいものであり、使用時間などに応じて軸表面に剥離が生じ易かった。しかも、上記圧延ローラが上下に動いたときに、上記ベアリングカップが取り付けられた対応する軸に対して揺動することから、剥離や亀裂などの損傷が各軸に設けられた転動面の周方向で部分的に発生し易かった。さらには、4つの軸で表面剥離の程度が異なる場合があった。
ところが、圧延設備などでは、十字軸継手の十字軸は4つの上記ベアリングカップによって軸方向周りの部分が覆われるとともに、上記駆動軸部及び従動軸部の各端部が十字軸の中央部にほぼ密着するように繋がれて当該十字軸は外部にほとんど露出されることなく駆動軸内に組込まれている。このため、各軸に設けられた転動面での剥離などの損傷を検出するためのセンサを十字軸継手に取り付けることは困難であり、センサ検出結果による損傷検知を行うことも難しかった。それ故、圧延設備では、定期的に、駆動軸から十字軸継手を取外し、さらには軸とベアリングカップとを分離して十字軸継手を完全に分解することで、各軸での表面剥離の程度を目視確認することが要求されて、この定期点検作業に大変な労力と時間を要した。また、上記転動面に供給された使用済みのグリース内の鉄粉の含有量を測定することで、軸表面での損傷発生を類推することも行われているが、この方法では損傷検知を常時行うことができず、しかも、その類推結果による損傷発生の検知精度は低く、さらには軸単位の損傷検知を行うことは困難であった。
従って、本発明は、圧延設備などの駆動軸に組込まれる十字軸継手においても、その十字軸の各軸に設けられた転動面での剥離などの損傷を軸単位に精度よく、かつ早期に検知することができる新たな技術的手段を提供することを目的とする。
本発明は、十字軸の4つの各軸の外周面を転動体が転動する転動面として用いた十字軸継手を監視する軸継手監視装置であって、
前記転動面に向けて超音波を発信し、かつ、その転動面で反射した超音波を受信可能な超音波センサを前記軸の内部に配置したことを特徴とするものである。
上記のように構成された軸継手監視装置では、超音波センサから転動面に向けて超音波を発信させ、その転動面で反射した超音波を当該センサにて受信させることにより、本発明の発明者等は、剥離などの損傷が転動面に生じているか否かについて判別できることを見出した。すなわち、損傷が転動面に生じていない場合には、その転動面からの超音波の反射波はその超音波の発信波に対しほとんど減衰することなく、上記センサはその反射波を受信することができた。これに対して、損傷が転動面に生じている場合には、その損傷によって超音波が拡散され、センサ側に反射される反射波が著しく減衰したり、全くセンサで受信できなかったりした。本発明は、上述のような知見に基づいて完成されたものであり、転動面からの超音波の反射波の変化を検出することにてその転動面での損傷発生を即座に検知することができる。また、超音波センサは軸内部に配置されているので、圧延設備などのように十字軸継手の十字軸が外部にほとんど露出されることなく駆動軸内に組込まれる場合でも、転動面に対する高精度な損傷検知を軸単位に行うことができる。尚、上記超音波センサは、十字軸の4つの各軸に設けてもよいし、損傷が発生し易い軸のみに設置してもよい。
また、上記軸継手監視装置において、前記超音波センサは、当該超音波センサが受信する前記転動面からの超音波の反射波が増幅されるように、その超音波の発信波の位相を、前記転動面に損傷が生じていないときにその転動面から反射される超音波の反射波の位相に合わせて、当該発信波を前記転動面に向けて発信するものである。
この構成により、送信波と反射波との干渉作用により、超音波センサに入力される転動面からの超音波の振幅を大きくすることができ、当該転動面に対する損傷検知精度を向上させることができる。
また、上記軸継手監視装置において、前記4つの各軸には、ベアリングカップが揺動可能に装着されるとともに、前記超音波センサは、前記ベアリングカップ側に固定された状態で、前記軸の内部に設けられた配置スペースに配置されていることが好ましい。
この場合、超音波センサがベアリングカップに固定されているので、そのカップが対応する軸に対して揺動したときに、当該センサもともに揺動して、その転動面上の超音波の発信先の箇所(センシング箇所)を移動させることができる。つまり、超音波センサは、上記カップの揺動に応じて、転動面を順次センシングすることができ、超音波の発信範囲を大きくすることなく必要な範囲に超音波を照射することができるとともに、当該転動面における損傷発生の箇所を特定することも可能となる。
また、上記軸継手監視装置において、前記超音波センサは、前記配置スペースの壁面に密接した状態で、前記転動面に向けて超音波を発信してもよい。
この場合、超音波センサと転動面との間の超音波の伝播経路上に界面が生じるのを防ぐことができ、界面による屈折などの超音波の伝播経路が変更されるのを防止して、転動面の所望箇所に対する超音波センシングを確実に行わせることができる。
また、上記軸継手監視装置において、前記超音波センサは、前記軸に形成されたグリース通路用の孔の内部に配置されてもよい。
この場合、超音波センサを軸内部に配置するための穴や凹部等を当該軸に設けることなく、当該センサを設置することができる。
本発明によれば、十字軸の軸内部に設けた超音波センサがその軸の外周面を用いて構成された転動面に向けて超音波を発信して、その転動面からの超音波の反射波の変化を検出することにより、転動面での損傷発生を即座に検知できるので、圧延設備などの駆動軸に組込まれる十字軸継手においても、上記転動面に対する損傷検知を十字軸の軸単位に精度よく、かつ早期に行うことができる。
以下、本発明の軸継手監視装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明では、圧延設備の駆動軸に組込まれる十字軸継手に適用した場合を例示して説明する。
実施形態1
図1は鉄鋼メーカの圧延設備に使用される駆動軸を示す斜視図であり、図2は本発明の一実施形態に係る軸継手監視装置の主要部を駆動軸の軸方向から見た図である(一部断面を含む。)。図において、駆動軸10の両端部近傍には十字軸継手11が使用されており、この継手11を介在させて、当該駆動軸10の一端側及び他端側には図示を省略した駆動モータ及び鉄鋼用圧延ローラがそれぞれ連結されている。つまり、駆動軸10には、2つの十字軸継手11の間に配置される中間軸部(第1軸部)10aに加えて、上記モータ及びローラ側にそれぞれ接続される駆動軸部(第2軸部)10b及び従動軸部(第3軸部)10cが設けられており、一方の十字軸継手11にて中間軸部10aと駆動軸部10bとが連結され、他方の十字軸継手11にて中間軸部10aと従動軸部10cとが連結されている(図1参照)。また、圧延設備では、2本の駆動軸10が互いに平行に配置されており、各駆動軸10に連結された2つの上記ローラ間にスラブ等を通すことで圧延処理が施された鋼材を製造するように構成されている。また、この圧延処理の際に、各十字軸継手11は、接続された駆動軸10がその軸方向から傾くのを許容した状態で上記駆動モータの回転力を圧延ローラに伝達する。さらに、各十字軸継手11を設けることにより、各圧延ローラが摩耗したときや鋼材の圧延幅を変更するときに上下のローラ芯間を容易に調整できるようになっている。
上記十字軸継手11は、十字軸12と、4個のベアリングカップ13とを備えており、ベアリングカップ13が十字軸12の軸方向周りの部分を覆うように当該十字軸12の4つの各軸12aに揺動可能に取り付けられている。各ベアリングカップ13は、カップ部131と、その内部に保持され、上記軸12aに転がり接触する複数のころ132とを具備しており、カップ部131の内周面及び軸12aの外周面をそれぞれ外輪軌道及び内輪軌道としている。また、図2における上下一対のベアリングカップ13は当該十字軸継手11から見て軸方向一方側の駆動軸10の軸部(例えば、上記駆動軸部10b)に、左右一対のベアリングカップ13は軸方向他方側の駆動軸10の軸部(例えば、上記中間軸部10a)に、それぞれ接続されている。詳細には、カップ部131の左右両端部側に設けられたボルト穴131aに螺着されるボルトを介して駆動軸10の対応する軸部の端部に形成されたフランジ部が当該カップ部131に連結されており、十字軸12の左右両側の中央部が軸部端部にほぼ密接して、当該十字軸12が外部にほとんど露出されることなく駆動軸10内に組込まれた状態で各軸部が接続されている。
上記カップ部131の周方向中央にはグリース注入用の孔131bが形成されている。また、上記十字軸12の各軸12aには、上記孔131bと同軸的に、当該軸12aの中心軸周りに孔12bが後述の転動面としての外周面に同心に形成されており、十字軸継手11の内部で互いに連結されている。この孔12bは、上記ころ132の軸外周面及びカップ部内周面との転がり接触部を潤滑するグリースが流されるグリース用通路を構成している。
また、上記孔131bには、蓋14が着脱可能に取り付けられており、上記転がり接触部から当該孔131bを介して外部にグリースが漏れ出るのを防ぐようになっている。詳細にいえば、この蓋14には、例えば段差状に形成された孔131bの内周面と密接して当該孔131bを実質的に密閉する平底碗状の取付部14aと、その底部から軸12aの軸方向に延設されてその軸側の上記孔12bに挿入された丸棒状の支持部14bとを有している。
また、上記十字軸12の各軸12aでは、その孔12bの内部に本発明の軸継手監視装置に含まれた超音波センサ151、152、153、154が配置されており、対応する軸12aの外周面を用いた上記ころ132の転動面での剥離や亀裂などの損傷の検知を行うように構成されている。
具体的には、図3に例示するように、超音波センサ151は、配置スペースとしての上記孔12bの内部において、超音波の発信部及び受信部が構成されたセンサ端部が孔12bの内壁面12b1に密接した状態で、軸12aの外周面からなる上記転動面12a1に向けて超音波の発信波Sを発信し、かつその転動面12a1からの超音波の反射波Rを受信可能に構成されている。また、この超音波センサ151は、ブラケット等の取付手段(図示せず)にて軸12a側に固定されたものであり、上記センサ端部と内壁面12b1との間に同図に点にて示すグリースを介在させることなく孔12b内部に配置されている。
また、超音波センサ151は、超音波を発生するピエゾ素子と受信するピエゾ素子とを含んだものであり、十字軸継手11の回転動作時に、上記転動面12a1において最大負荷が作用する箇所の範囲であって、当該転動面12a1で上記の損傷が最も発生し易い軸12aの先端部(ベアリングカップ13)側に存在する最大負荷範囲Aの全域を一周期でカバーできる超音波を発信するようになっている。
詳細には、上記駆動軸10では、圧延ローラ側の従動軸部10cが上下方向に動くのを許容するため、従動軸部10c及び中間軸部10aはそれぞれ中間軸部10a及び駆動軸部10bに対して、所定の作動角(例えば、最大5deg)の範囲内で上下方向に揺動可能に対応する十字軸継手11を介して連結されている。それ故、例えば図4(a)に示すように、中間軸部10aが駆動軸部10bに対して最大作動角で上方向に傾いている場合には、例えば中間軸部10aに連結された各ベアリングカップ13は、同図(b)の二点鎖線にて示すように、その装着された軸12aに対し図の右端部が上方向に傾いた状態となっている。また、中間軸部10aが上記図4(a)に示す状態から最大作動角を維持した状態で90deg及び180deg回転すると、このカップ13も中間軸部10aの回転動作に応じて、同図(b)の実線及び点線にて示すように、軸12aに対して揺動する。すなわち、十字軸継手11では、当該継手11が駆動軸10とともに回転したときに、各ベアリングカップ13はその駆動軸10に設定された最大作動角の2倍の角度範囲(例えば、+5〜−5deg)で軸12aの中心Oに対して揺動(往復回動)するようになっている。
また、十字軸継手11では、その回転動作時に4つの各軸12を有する十字軸12は、駆動軸10の回転に応じて同一平面内で回転しているが、各軸12に装着されたベアリングカップ13は上記のように揺動する。このため、図4(b)に示した軸12aの端部が同図の紙面に垂直な平面内でその図の下側に向けて回転するときには、その軸12aの転動面12a1(図3)においてベアリングカップ13側からの最大負荷が作用する箇所は、当該カップ13の軸12aに対する揺動に応じて移動することとなり、上記最大負荷範囲Aは同図(b)に両矢印にて示す範囲となる。また、この最大負荷範囲Aの転動面12a1の周方向寸法Nは、当該転動面12a1の円周Lと、駆動軸10の最大作動角の2倍の角度である十字軸継手11の作用角M(例えば、10deg)とを用いて、N=L×M÷360degで求められる。
さらに、十字軸継手11から中間軸部10aに伝えられる回転力は、軸12aからこの軸先端部側に設けられたベアリングカップ13を介して中間軸部10aに伝えられることから、最大負荷範囲Aは転動面12a1の軸先端部側であり、超音波センサ151は、図2に示したように、上記最大負荷範囲Aに対応すべく孔12b内で転動面12a1(図3)の軸先端部側に対向配置されている。
また、超音波センサ151は、図3に示したように、最大負荷範囲A全域を一周期でカバーできる超音波として、上記周方向寸法Nに等しい振幅を有する横波超音波、または同寸法Nに等しい拡散幅を有する縦波超音波の上記発信波Sを転動面12a1に発信している。また、この発信波Sの周波数は、超音波の伝播媒体としての軸12a内の伝播経路上で著しく減衰されない値が選択されている。
また、図3(a)に示すように、転動面12a1に損傷(剥離H)が生じていない場合には、超音波センサ151の発信部が転動面12a1に向けて発射した発信波Sは、当該転動面12a1にて反射されて、その発信後から所定時間を経過した後に反射波Rとしてセンサ151の受信部で受信される。そして、超音波センサ151は、受信した反射波Rに応じた検出信号(電圧信号)を後述のセンサ回路に出力する。
一方、図3(b)に示すように、転動面12a1に損傷(剥離H)が生じている場合には、超音波センサ151の発信部から転動面12a1への発信波Sは当該剥離Hにて拡散される。このため、超音波センサ151の受信部が、同図(b)に示すように、反射波Rを全く受信できなかったり、あるいはセンサ151は拡散された一部の超音波を上記所定時間経過後に剥離Hが生じていない場合に比べて大幅に小さい反射波Rを受信したりする。このように、剥離Hの有無によって超音波センサ151の受信部が受信する反射波Rが変化し、さらに当該センサ151から上記センサ回路に出力される検出信号も同様に変化する。
また、超音波センサ151では、図5に示すように、上記発信波Sは、超音波センサ151が受信する超音波の反射波Rが増幅されるように、その位相が調整されて発信されている。つまり、発信波Sの位相は、図5(a)及び(b)に示すように、転動面12a1に損傷が生じていないときにその転動面12a1から反射される超音波の反射波R0の位相に合わせられたものであり、当該転動面12a1に損傷が発生していないときには、これらの発信波S及び反射波R0の干渉作用により、同図(c)に示すように、超音波センサ151は最大ピーク値P(発信波S×2−ころへの透過分)を有する反射波Rを受信するようになっている。
図2に戻って、上記超音波センサ151には、蓋14の内部又は表面に設けた溝を通したケーブル16を介して当該センサ151の検出結果を外部に送信する子機1が接続されている。
また、他の3箇所の軸12aについても同様に、蓋14(図示せず)、超音波センサ152、153、及び154にそれぞれ接続された子機2、3、及び4が設けられており、合計4個の子機1〜4からそれぞれ検出信号(結果)データを発信することができる。
上記子機1は、図6に示すように、超音波センサ151からの検出信号を入力するとともに、図示しないボルト等の固定手段によって取付部14aの底部に固定されるセンサ基板31と、このセンサ基板31の上方に配置されたワイヤレス基板32と、このワイヤレス基板32の上方に配置されたバッテリー電源33とを備えている。また、子機1では、互いに接離自在なコネクタにて各基板31、32と電源33とが順次接続されるようになっており、当該ユニット1はビス穴14c内に挿入されるビス(図示せず)によって上記孔131bに装着される蓋14の内部に収納されている。すなわち、センサ基板31及びワイヤレス基板32は、それぞれ設けられた勘合コネクタ31c及び32cとが互いに連結されることでこれらの基板31及び32が電気的に接続され、またワイヤレス基板32及びバッテリー電源33は、それぞれ設けられた勘合コネクタ32d及び33aとが互いに連結されることでこれらの基板32及び電源33が電気的に接続されている。なお、図6では、図面の簡略化のために、上記支持部14bの図示は省略している。また、各基板31及び32はモールド樹脂によりコーティングされたものであり、これら基板31及び32の回路等の電子部品にグリースや湿気などによる悪影響が極力生じないよう構成されている。
上記センサ基板31は、超音波センサ151からの検出信号にアナログ/デジタル変換を施し検出信号データを生成するA/D変換機能を有するセンサ回路31aと、上記バッテリー電源33に含まれた二本の単三形電池33aからの直流をユニット各部に適宜分配供給するための電源回路31bとを備えている。
上記ワイヤレス基板32には、例えばDSPを用いて構成された送受信回路32aと、この送受信回路32aや上記センサ回路31aなどで使用されるプログラム等のデータを保持するメモリ32bとを備えており、当該ワイヤレス基板32が超音波センサ151の検出信号データを無線送信するデータ送信部を構成している。上記送受信回路32aには、所定周波数の発信波(搬送波)を発振する発振機能、この搬送波に検出信号データを乗せるための変調機能が付与されている。また、送受信回路32aは、後述の親機5(図7)からの発信波を受信して、その受信した発信波を復調してその発信波に含まれた同親機5からの指示信号を抽出する復調機能を有しており、前記指示信号によって子機1の各部はその駆動制御が行われるようになっている。また、送受信回路32aには、バッテリー電源33の上方で蓋14の開口端付近に配置されるアンテナ34が接続されており、このアンテナ34が上記検出信号データのシリアルデータ列を含んだ送信波を外部に発信する。尚、この説明以外に、アンテナ34をベアリングカップ13の外表面に沿わせて配置する構成でもよい。
また、他の子機2〜4も子機1と同様に上下三段に分割配置された基板及び電源を有しており、対応する超音波センサ152〜154からの検出信号データを発信するようになっている。
また、上記子機1〜4及び超音波センサ151〜154は、上記軸継手監視装置Tに含まれたものであり、各子機1〜4にはそれぞれ識別子としての連続した整数のID番号0,1,2,3が割り当てられており、各子機1〜4の上記送受信回路32aでは、センサ検出結果の送信を行うときに例えばヘッダー部に割り当てられたID番号を含めて、送信波を発信するように構成されている。そして、軸継手監視装置T内で各子機1〜4と超音波センサ151〜154とを特定可能になっている。
図7に示すように、上記軸継手監視装置Tは、超音波センサ151〜154(図2)と、対応するセンサ151〜154が接続された子機1〜4と、これらの各子機1〜4からの送信波を受信する親機5を備えている。この親機5には、例えばRS232Cに準拠した通信線6aを介して圧延設備内に配置されたパネルコンピュータ7が接続されている。また、このパネルコンピュータ7には、例えば10Base−T線を用いたLAN 6bを介して、圧延設備から離れた監視室内などに設置されたパソコン(以下、“PC”と略称する。)8が接続されており、このPC 8は、インターネット等の通信ネットワーク20を介在させて例えば十字軸継手11の製造メーカやそのメンテナンス会社などの情報処理端末21に接続可能に構成されている。尚、軸継手監視装置Tでは、上記2本の駆動軸10に組付けられた4つの各十字軸継手11に子機1〜4が装着されており、パネルコンピュータ7及びPC 8は当該監視装置T内に含まれた全ての各子機からの送信データを上記ID番号を基に判別し、各十字軸継手11の監視を上記軸12a単位に行えるようになっている。
上記パネルコンピュータ7には、そのコンピュータ機能として、各超音波センサ151〜154からの検出信号データに基づいた対応する軸12aでの損傷の有無についての判別・診断機能が付与されている。つまり、パネルコンピュータ7は、各センサ151〜154の上記発信部が超音波の発信波Sを発射した後、対応する上記受信部で受信される超音波の反射波Rの変化、例えばその最大ピーク値を監視しており、この監視している最大ピーク値が図5(c)に示した(発信波S×2−ころへの透過分)の値に到達したときには、監視対象の転動面12a1に損傷が生じていないと判別する。一方、監視している最大ピーク値が上述の2倍の値に達しなかったときには、監視対象の転動面12a1に損傷が生じたと判別する。また、このコンピュータ7には、各子機1〜4のバッテリー電源33での電池容量の残量管理などの監視装置Tの構成要素のメンテナンス作業に必要な情報管理機能、及び各検出データの波形や上記検出信号データの変化等の所定の履歴情報をディスプレイに表示するモニタリング機能がソフトウェアにて与えられている。
また、PC 8には、パネルコンピュータ7が有する上記のコンピュータ機能に加えて、入力した検出データやそれに基づく損傷の診断結果などのデータを保存したり、他の情報処理端末21に上記の保存データを提供するWebサーバとして働いたりするようなサーバ機能が付与されている。
以上のように構成された本実施形態では、十字軸12の各軸12aの内部に超音波センサ151〜154を設けるとともに、各超音波センサ151〜154から対応する軸12aの転動面12a1に向けて超音波を発信させ、かつその転動面12a1からの反射波Rを受信させている。そして、パネルコンピュータ7またはPC 8が反射波Rの変化を基に転動面12a1での損傷発生やその進行度合いを判別している。従って、圧延設備などの駆動軸に組込まれる十字軸継手においても、転動面12a1に対する損傷検知を含む十字軸継手11の監視・診断を軸12a単位に精度よく、かつ早期に行うことができる。この結果、従前の定期点検作業及びこれに伴う十字軸継手11の分解作業を実施することなく、高精度な診断結果に基づくメンテナンス作業を的確なタイミングで適切に行わせることができる。
また、本実施形態では、各超音波センサ151〜154は、転動面12a1に損傷が生じていないときにその転動面12a1から反射される超音波の反射波R0の位相に、送信波Sの位相を合わせて当該送信波Sを発信しているので、各センサ151〜154が受信する超音波の振幅を大きくすることができ、対応する転動面12a1に対する損傷検知の精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、各超音波センサ151〜154は、孔12bの内壁面12b1に密接した状態で、転動面12a1に向けて超音波を発信しているので、これらセンサ151〜154と各転動面12a1との間の超音波の伝播経路上に界面が生じるのを防ぐことができる。従って、界面による屈折などの超音波の伝播経路が変更されるのを防止して、転動面12a1の所望箇所に対する超音波センシングを確実に行わせることができる。
実施形態2
図8は、別の実施形態に係る軸継手監視装置の超音波センサを示す図である。図において、本実施形態と上記実施形態との主な相違点は、超音波センサの固定位置を、軸側からベアリングカップ側に変更した点である。
図8において、本実施形態では、各軸12aの内部に設けられたセンサ、例えば超音波センサ151は、上記蓋14の支持部14b(図2)に取り付けられた固定部材14dにより、当該蓋14を介してベアリングカップ13に固定された状態で、孔12bの内部に配置されている。また、本実施形態の超音波センサ151は、孔12bの内壁面12b1から離間した状態で、その発信部から超音波の発信波Sを転動面12a1に向けて発信し、かつその受信部にて転動面12a1からの反射波Rを受信するようになっている。また、このように、超音波センサ151は内壁面12b1に対し離間配置されて、軸12aと密度が異なるグリースを介在させているので、当該超音波センサ151では、密度が異なる物質同士の界面を通過するので発信波Sが表面波となって転動面12a1に伝播されない可能性のある横波超音波よりも、表面波とならない縦波超音波を発信する方が好ましい。また、超音波センサ151の内壁面12b1に対する離間距離を小さくしてセンサ151を内壁面12b1に近接配置する方が好ましい。
以上のように構成された本実施形態では、超音波センサ151がベアリングカップ13側に固定されているので、当該カップ13が駆動軸10の揺動に応じて対応する軸12aに対し揺動したときに、当該センサ151の発信波Sの到達箇所、すなわち転動面12a1上の超音波のセンシング箇所も上記最大負荷範囲A内を揺動(往復回動)する。従って、転動面12a1に剥離Hが生じていない場合には、図8(a)に示すように、上記実施形態1と同様に、超音波センサ151の発信部から転動面12a1への発信波Sは、当該転動面12a1にて反射されて、その発信後から所定時間を経過した後に反射波Rとしてセンサ151の受信部で受信される。また、ベアリングカップ13の揺動に伴って、超音波センサ151の照射箇所が、図8(a)に示した状態から同図の右側に揺動して、図8(b)に示す状態となると、上記発信部から転動面12a1への発信波Sは、その転動面12a1上の剥離Hによって拡散されて、正常な反射波Rをセンサ151が受信できずに剥離H(損傷)の発生を検知可能となる。この結果、超音波センサ151側からパネルコンピュータ7側に送信される剥離Hの検出波形は、例えば図10の波形50に示すように、当該剥離Hの検出箇所のみ電圧値が低下した波形となる。
また、本実施形態では、超音波センサ151のセンシング箇所が、最大負荷範囲A内を揺動するので、上記実施形態1と異なり、当該負荷範囲A全域を一周期でカバー可能な高振幅・高出力の超音波を発信する必要がなく、同実施形態1に比べて低出力の超音波で損傷検知を行うことができる。
さらに、上記パネルコンピュータ7やPC 8において、十字軸継手11(駆動軸10)の回転数を検知することにより、転動面12a1における損傷の発生箇所を特定することも可能となる。具体的には、ベアリングカップ13は、軸12aの中心Oに対して順次揺動すると、超音波センサ151はベアリングカップ13に固定されているので、このセンサ151の発信波Sに対する軸12aの相対的な動作は図9(a)〜(d)になる。また、剥離Hも図9(a)に示す状態から図9(b)に示す状態、及び同(b)に示す状態から図9(c)に示す状態に相対的に移動し、上記最大負荷範囲A内で揺動する間に2回、センサ15は反射波Rを受信できなかったり、正常な最大ピーク値P(図5(c))よりも著しく小さくなった反射波Rを受信したりする。そこで、例えばパネルコンピュータ7は、図示しない位置センサから十字軸継手11(または駆動軸10)の回転絶対角情報を取得し、転動面12a1での損傷発生位置を特定するよう構成されている。つまり、ベアリングカップ13の揺動動作と十字軸継手11の回転動作とは、互いに相関関係を有しており、パネルコンピュータ7はその相関関係に基づき予め入力設定されたテーブルなどを参照することで、取得した十字軸継手11の回転絶対角情報からベアリングカップ13の揺動状態(揺動角度・位置)を判別することができる。そして、パネルコンピュータ7は、上記揺動状態の情報と超音波センサ151の検出結果とを用いて、転動面12a1上での剥離位置を特定できる。
尚、上記の説明では、圧延設備の駆動軸に組込まれる十字軸継手に適用した場合について説明したが、本発明は十字軸の軸内部に転動面に向けて超音波を発信しその転動面からの反射波を受信可能に構成された超音波センサを設置したものであればよく、例えば鉄道車両に組付けられる駆動軸の十字軸継手の監視に本発明を用いることもできる。
また、上記の説明では、超音波センサの検出結果を外部に送信する子機を設けた構成について説明したが、子機の代わりに、同センサの検出結果を記憶するメモリを設置して、このメモリで保持した検出結果を基に損傷監視を行う構成でもよい。但し、上記のように、子機がセンサ検出結果を逐次送信する場合の方が、転動面の損傷検知をよりリアルタイムに行うことができる点で好ましい。
また、上記の説明では、グリース通路用の孔の内部に超音波センサを配置した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば当該センサを配置するための穴や凹部等の配置スペースを十字軸の軸に設けて配置する構成でもよい。但し、上記のように、軸に形成されたグリース通路用孔の内部に超音波センサを配置する場合の方が、当該孔を上記配置スペースとして活用することができ、センサを簡単に、かつコスト安価に取り付けることができる点で好ましい。
また、上記の説明では、パネルコンピュータまたはPCにおいて、超音波センサの検出結果に基づく損傷有無やその進行度合いの判別処理を行わせる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば上記センサ回路に設けたDSP等のデータ処理部において上記の判別処理を実行させてもよい。
また、図8に示した実施形態2では、超音波センサを孔の内壁面から離した状態でベアリングカップ側に固定した構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば超音波センサのセンサ先端部が上記内壁面に常に密接されるように当該センサ先端部を内壁面側に付勢するバネ等の付勢手段を介してセンサをベアリングカップ側に固定する構成でもよい。このように構成した場合には、上記実施形態1のものと同様に、超音波の伝播経路上に密度が異なる物質同士の界面が生じるのを防ぐことができることから、ベアリングカップの揺動に応じて超音波の走査位置を変更して損傷位置を特定できる実施形態2での当該損傷位置の特定精度が上記界面によって低下するのを確実に防止することができたり、横波超音波を用いることもできたりする。
鉄鋼メーカの圧延設備に使用される駆動軸を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る軸継手監視装置の主要部を駆動軸の軸方向から見た図である(一部断面を含む。)。 上記軸継手監視装置の超音波センサを示す図であり、(a)及び(b)はそれぞれ損傷が発生していない場合及び損傷が発生している場合での同センサの具体的な動作例を示す図である。 図2に示した十字軸継手における揺動動作を示す図であり、(a)及び(b)はそれぞれ上記駆動軸の作動角及びこの作動角によって軸に対して揺動するベアリングカップを示す図である。 上記超音波センサの具体的な動作波形を示す図であり、(a)は同センサの発信波を示す波形図であり、(b)は上記十字軸継手の軸の外周面(転動面)に損傷が生じていないときにその転動面から反射される反射波を示す波形図であり、(c)は上記軸の転動面に損傷が生じていないときに同センサが実際に受信する反射波を示す波形図である。 上記軸継手監視装置に含まれた子機の要部構成例を示す図である。 上記軸継手監視装置の具体的な全体構成例を示すブロック図である。 別の実施形態に係る軸継手監視装置の超音波センサを示す図であり、(a)及び(b)はそれぞれ損傷が発生していない場合及び損傷が発生している場合での同センサの具体的な動作例を示す図である。 図8に示した軸継手監視装置での損傷発生箇所の特定方法を示す図であり、(a)〜(d)は損傷発生箇所と上記ベアリングカップの揺動に伴って変化する超音波センサの検出位置との関係を示す図である。 図7に示したパネルコンピュータ側に入力される超音波センサの具体的な検出波形を示すグラフである。
符号の説明
11 十字軸継手
12 十字軸
12a 軸
12a1 転動面
12b (グリース通路用の)孔(配置スペース)
12b1 内壁面
13 ベアリングカップ
151〜154 超音波センサ
T 軸継手監視装置

Claims (4)

  1. 十字軸の4つの各軸の外周面を転動体が転動する転動面として用いた十字軸継手を監視する軸継手監視装置であって、
    前記転動面に向けて超音波を発信し、かつ、その転動面で反射した超音波を受信可能な超音波センサ前記軸の内部に配置され、
    前記超音波センサは、当該超音波センサが受信する前記転動面からの超音波の反射波が増幅されるように、その超音波の発信波の位相を、前記転動面に損傷が生じていないときにその転動面から反射される超音波の反射波の位相に合わせて、当該発信波を前記転動面に向けて発信することを特徴とする軸継手監視装置。
  2. 前記4つの各軸には、ベアリングカップが揺動可能に装着されるとともに、
    前記超音波センサは、前記ベアリングカップ側に固定された状態で、前記軸の内部に設けられた配置スペースに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の軸継手監視装置。
  3. 前記超音波センサは、前記配置スペースの壁面に密接した状態で、前記転動面に向けて超音波を発信することを特徴とする請求項に記載の軸継手監視装置。
  4. 前記超音波センサは、前記軸に形成されたグリース通路用の孔の内部に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の軸継手監視装置。
JP2004146788A 2004-05-17 2004-05-17 軸継手監視装置 Expired - Fee Related JP4599889B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004146788A JP4599889B2 (ja) 2004-05-17 2004-05-17 軸継手監視装置
PCT/JP2005/008888 WO2005111451A1 (ja) 2004-05-17 2005-05-16 軸継手監視装置
US11/579,954 US7513159B2 (en) 2004-05-17 2005-05-16 Shaft Coupling Monitoring Apparatus
CNB2005800159498A CN100482963C (zh) 2004-05-17 2005-05-16 联轴器监视装置
KR1020067023994A KR101138534B1 (ko) 2004-05-17 2005-05-16 축 이음 감시장치
EP05739320A EP1775492B1 (en) 2004-05-17 2005-05-16 Spider joint

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004146788A JP4599889B2 (ja) 2004-05-17 2004-05-17 軸継手監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005325978A JP2005325978A (ja) 2005-11-24
JP4599889B2 true JP4599889B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=35472481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004146788A Expired - Fee Related JP4599889B2 (ja) 2004-05-17 2004-05-17 軸継手監視装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4599889B2 (ja)
CN (1) CN100482963C (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6135379B2 (ja) * 2013-08-05 2017-05-31 株式会社ジェイテクト 圧延機用スピンドル装置
EP2843359B1 (de) * 2013-08-26 2016-05-04 Grundfos Holding A/S Kupplung mit einem antriebseitigen Kupplungsteil und mit einem abtriebseitigen Kupplungsteil
CN106050955A (zh) * 2016-02-14 2016-10-26 万向钱潮股份有限公司 一种智能新型免维护型十字轴万向节
CN106050957A (zh) * 2016-02-14 2016-10-26 万向钱潮股份有限公司 一种智能维护型十字轴万向节
CN106051119A (zh) * 2016-02-14 2016-10-26 万向钱潮股份有限公司 一种智能转向万向节
JP7056403B2 (ja) * 2018-06-20 2022-04-19 横河電機株式会社 バルブ診断装置、バルブ装置、及びバルブ診断方法
CN110058524B (zh) * 2019-05-07 2020-07-31 武汉理工大学 两自由度弹性模块及其测量和控制方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5877915A (ja) * 1981-11-02 1983-05-11 Toshiba Corp 遠心清澄機軸受異常予知装置
JPH074934U (ja) * 1993-06-25 1995-01-24 光洋精工株式会社 ユニバ−サルジョイント
JPH10267898A (ja) * 1997-01-24 1998-10-09 Skf Ind Trading Dev Co Bv モニタ装置を有する単列ボール軸受
JP2001227935A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Hitachi Ltd 大型回転機械におけるジャーナル軸受の異常予知装置
JP2002181038A (ja) * 2000-12-18 2002-06-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 異常診断装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2040788C1 (ru) * 1993-04-29 1995-07-25 Товарищество с ограниченной ответственностью "Интрон Плюс" Вихретоковый датчик для неразрушающего контроля металлизации отверстий и трубок и способ его изготовления
US5484219A (en) * 1994-02-22 1996-01-16 The Babcock & Wilcox Company Six-degree-of-freedom compliancy/breakaway device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5877915A (ja) * 1981-11-02 1983-05-11 Toshiba Corp 遠心清澄機軸受異常予知装置
JPH074934U (ja) * 1993-06-25 1995-01-24 光洋精工株式会社 ユニバ−サルジョイント
JPH10267898A (ja) * 1997-01-24 1998-10-09 Skf Ind Trading Dev Co Bv モニタ装置を有する単列ボール軸受
JP2001227935A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Hitachi Ltd 大型回転機械におけるジャーナル軸受の異常予知装置
JP2002181038A (ja) * 2000-12-18 2002-06-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 異常診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005325978A (ja) 2005-11-24
CN1954158A (zh) 2007-04-25
CN100482963C (zh) 2009-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2005111451A1 (ja) 軸継手監視装置
US12006160B2 (en) Apparatus and method for monitoring conveyor systems
KR101225231B1 (ko) 컨베이어용 롤러의 원격고장진단 시스템
US20110257903A1 (en) Rotating array probe system for non-destructive testing
JP4599889B2 (ja) 軸継手監視装置
KR20110011678A (ko) 터널 굴착 효율을 모니터링하기 위한 장치 및 방법
JPH05203537A (ja) ころがり軸受の監視装置
US20180003823A1 (en) Rotary type distance sensing device
JP4742821B2 (ja) 駆動軸損傷診断装置
JP4687005B2 (ja) 軸継手監視装置
CN111094153A (zh) 一种包括用于输送带辊密封件中的多功能传感器
JP2006106917A (ja) 駆動軸用ワイヤレスユニット、ベアリングカップグリース注入孔用蓋、及び駆動軸監視システム
JP4941306B2 (ja) 駆動軸損傷診断ユニット
JP4396311B2 (ja) 駆動軸用データ送信ユニット、ベアリングカップグリース注入孔用蓋、及び駆動軸監視システム
JP7136153B2 (ja) センサ装置および異常監視装置
JP2006200613A (ja) 駆動軸損傷診断ユニット
JP4517754B2 (ja) 駆動軸監視装置
JP2006099340A (ja) 鉄鋼設備用監視システム
JP2005325980A (ja) 軸継手監視装置
JP2007247799A (ja) 十字軸継手
JP2001227935A (ja) 大型回転機械におけるジャーナル軸受の異常予知装置
JP2006099396A (ja) ワイヤレスユニット、及びこれを用いた鉄鋼設備用監視システム
JP2006200612A (ja) 駆動軸損傷診断ユニット
JP2006023882A (ja) 鉄鋼設備用監視システム
JP2007247877A (ja) 十字軸継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4599889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees