JP4598772B2 - 画像の三次元表示方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像の三次元表示、特にコンピュータ生成画像の表示方法および装置に関する。
科学、技術およびエンターテインメントの多くの分野において、画像、画像シーケンスまたは映画は、現状では例えばコンピュータモニタまたはテレビの表示スクリーン等の2次元表面に表示されている。このような二次元表示の場合には、遠近法表示によってしか立体的な奥行きを擬似的に作り出すことができない。
よって、多くの分野において、立体的な物体を、例えば異なる方向から見ることもでき、したがって純粋な二次元表示よりもかなり多くの情報量を持った本物の三次元画像として表示する必要がある。したがって、本物の三次元画像は映画やビデオゲームにおいてより現実的な視覚的印象を提供するだけでなく、特に科学技術においても有利に利用することができる。複雑なタンパク質構造の三次元表示またはNMRトモグラフィまたはコンピュータトモグラフィにより得られるデータから算出された臓器または身体の部位全体の三次元表示を例として挙げることができる。従来の二次元表示と比べ、高さの情報を直接視覚化して見ることができ、二次元表示における数値コードによるコード化が必要なくなるので、安全性において決定的な改善をもたらすレーダー画像の三次元表示を別の例として挙げることができる。
一方、視聴者に三次元画像の印象を伝達するよう意図された数々の方法および装置が知られている。広く知られている方法によれば、人間の両眼視により生じる周囲の三次元的印象を擬似的に作り出すために補助器具を用いる試みがなされている。この場合には、互いに若干オフセットした視線に対応する、例えば立体フォトグラフィで撮った、またはコンピュータで生成した2つの画像をスクリーン上に投影する。偏光またはカラーフィルタ眼鏡等の適切な補助器具により、視聴者が片方の目で確実に2つの画像のうちの1つだけを見ることになる。このように擬似的に作り出された三次元効果は、視聴者に立体的な奥行きを超える付加的な情報を何ら与えるわけではない。したがって、例えば、視聴者は自分の位置を変えることにより新たな視角から表示されている場面を見ることはできない。
さらに、多くのユーザは特殊な眼鏡を装着する必要があることを面倒に感じている。
ラスタ画像の壁は、特定の距離で、視聴者がそれぞれ片方の目で左側または右側にある画像片だけを見る場合には、このような補助器具がなくても何とか見ることができる。ここでも同様に、視聴者は位置を変えられない。
米国特許出願第6,005,608号には、偏光またはカラーフィルタ眼鏡等の特殊な補助器具無しに視聴者が知覚できる本物の三次元画像を表示可能な三次元表示装置について記載されている。この場合には、受像管の二次元画像が受像管の画像平面と垂直に移動するスクリーン上に投影される。二次元画像ソースの寸法は、ここでは表示される体積の長さおよび幅に対応し、この平面に垂直なスクリーンの移動振幅は表示される体積の奥行きに対応する。受像管がそれぞれの瞬間に生成する表示される三次元画像の輪郭は、スクリーンの瞬間的な空間位置に同期される。しかしながら、受像管のスクリーン上への投影がシャドーマスクを介して行われるため、このような結像システムは非常に低い開口を有し、低レベルの周辺光の場合にしか機能しない。
同様の原理が、米国企業Actuality Systemsにより市販されている3−D表示スクリーンシステムの基本を成しており、例えば、国際出願第WO02/21851号では、光ビームがスキャナ光学系を介して回転スクリーン上に投影されることが記載されている。Actuality Systems社の3−D表示スクリーンは、複雑な機構のために非常に重量があり高価である。加えて、画像を生成するための一本の光ビームの偏向により得られる画像は、非常に光のレベルが低く、暗くした部屋でしか見ることができない。
画像の三次元表示装置は、日本国特許出願公開第56−113116号に記載されている。この文献によれば、二次元の個別画像がスクリーンとともに周期的に往復する結像素子を介してスクリーン上に投影される。しかしながら、この既知の装置では、それぞれが結像レンズの瞬間位置に応じて起動されるスイッチを介して制御されるアクティブなプロジェクタである4つの別個のプロジェクタにより、スクリーン上に投影される4つの個別の画像でしか三次元画像を作り上げることができない。奥行き情報が4つの異なる二次元個別画像のみに限定されているので、立体表示の質は満足のいくものではない。二次元画像情報の変化、すなわち、動いている場面の三次元表示まではこの装置では不可能である。さらに、プロジェクタを用いて二次元個別画像をスクリーン上に結像するために、スクリーン上の画像が適切な輝度で知覚できる視角に関してかなりの制限が生じる。いずれにしても、従来のプロジェクタの性能を考慮に入れると、画像を観察するには部屋を広範囲にわたって暗くする必要があると思われる。
また、三次元画像を生成するための装置が日本国特許出願公開第57−062020号に記載されている。この文献によれば、発光ダイオードから構成されるアレイ(LEDアレイ)を前後に移動させることにより画像が生成される。記載されている装置の場合には、大きな力がアレイ自体に作用するように、アレイ全体をアレイを制御する回路エレクトロニクスと一緒にドライブ上および機械的ガイド上で動かさなくてはならない。
日本国特許出願公開第07−33546号には、三次元画像を生成するための別の装置が記載されている。そこに記載されている装置の場合には、互いにオフセット配列された3個のリニアLEDアレイにより画像が生成され、3個のリニアLEDアレイのオフセットが最大限可能な画像の奥行きを規定している。ミラーを移動させることで、それぞれの場合に3つの奥行きがずれた画像ラインから3つの平坦な画像が生成される。この装置の場合にも、視聴者は非常に限られた数の奥行き情報項目だけしか利用できないので、正確な三次元画像の生成について論じることは不可能である。
したがって、本発明は前述の技術的な問題に基づいて、特に様々な視聴方向から本物の物体のように見ることができる種々の画像の三次元表示ための、画像の三次元表示方法および装置を提供するものであり、従来より既知の3−D表示よりも実質的に高いレベルの強度を有する画像を目標としている。本発明に係る装置は、ここでは大量生産に適しており、これに対応する費用効率が高い方法で生産することが可能であるよう意図されている。
技術的な問題は本発明の請求項1に記載の方法および請求項6に記載の装置を用いて解決される。本発明による方法の有利な進展は従属項の対象である。
したがって、本発明は、画像の三次元表示方法であって、一連の二次元個別画像が個別に制御可能な発光ダイオード(LED)の二次元アレイにより生成され、結像素子上に入射した光を散乱スクリーン上に集束させる結像素子上にアレイのLEDから出る光を集束し、結像素子および散乱スクリーンが、互いに連結されたままスクリーン平面に略直交する方向に周期的に反転するように移動され、一連の二次元個別画像が散乱スクリーンの空間位置に同期する、方法に関する。
スクリーンとともに結像素子を移動させることにより、特に高いレベルの強度の三次元画像を生成することができる。結像素子の直径、例えば結像素子として用いられるレンズの直径は、ここでは実質的に投影される二次元画像の寸法に有利に対応するものである。米国特許第6,005,608号に記載の装置と比較すると、本発明の結像システムは投影の強度を大幅に制限するピンホールを必要としない。
結像素子および散乱スクリーンはユニットとして周期的に反転するように移動される。
本発明に係る方法の第1の変形例によれば、ここで、実用上は光学投影システムの画像幅に対応する、散乱スクリーンおよび結像素子間の距離がほぼ一定に保たれる。しかしながら、散乱スクリーンおよび結像素子から構成されるユニットの周期的な反転移動により物体幅が連続的に変化するので、本変形例の場合には、変化する物体幅により生じる結像のぼけを最小限におさえるために、二次元画像が縮小されて散乱スクリーン上に投影されるのが好ましい。ここでは、光学結像素子の焦点距離の5〜10倍の、好ましくは6〜8倍の範囲で物体幅を選択するのが有利である。結果として、ほぼ結像素子の焦点距離の大きさ程度の、もしくは若干小さい移動の場合に、画像幅が少しだけ変化するに過ぎず、一周期の間に発生するごくわずかなぼけは実用上問題が無い。
本発明に係る方法の第2の変形例によれば、散乱スクリーンおよび結像素子間の距離が、投影の変化する画像幅に対して移動の半期毎に適合される。ここで、連結された結像素子および散乱スクリーンの移動が結像素子の別体の補償動作により補償されるが、これは光学系の共役距離方程式を用いて決定することができる。小さい物体幅を前提としても、特に小型の3−Dモニタを実施できるように、散乱スクリーンの瞬間位置に関係なく本変形例により二次元出力画像の最適にシャープな画像が可能となる。また、比較的高解像度の二次元出力画像を用いることを考えると、画像を縮小する必要が無いか、少なくとも強度に縮小する必要は無い。
本発明によれば、一連の二次元個別画像が、表示される三次元物体の可視表面データから算出される。本発明に係る方法の一変形例によれば、ここで、異なる視角から見える全ての表面を投影することができる。しかしながら、一例として、本変形例では、人間の知覚システムの惰性の結果として実質上同時に物体の表および裏側が見える。この効果は、特定の用途において、例えば、空域監視中のレーダーデータの立体表示において、完全に望ましい場合がある。この効果は、三次元物体の現実的な投影を前提としても、もし被験者による実験が見ている物体を正確に検出したことを示していれば、現実的な三次元場面の表示を実用上阻害するものではない。被験者が通常は見えない裏側も見えることを明確に通知されている場合に限り、被験者は物体の裏側に自分の視点を合わせることに、また後者を意識して知覚することに成功した。必要に応じて、本発明に係る方法の一変形例によって、あらゆる光学的なアーチファクトが排除できるように、可視表面を計算するときに視聴者の位置および視角を考慮に入れることが可能である。この場合には、視聴者が異なる視角から物体を見ようとすると、視聴者が所定の視角を基本的に維持しなければならず、かつ物体が適当な制御デバイスを介して計算により回転されなければならないか、または3−Dモニタが、例えば観察者の瞬間位置ひいては視聴方向の検出、さらに算出された表示への組み込みをも可能にする超音波センサ等の適当な手段を有するかのいずれかである。しかしながら、このような追加の手段は極端な特殊な場合にのみ必要となるに過ぎない。
本発明に係る方法の特に好ましい変形例によれば、一連の二次元個別画像が発光ダイオード(LED)から構成されるディスプレイによって生成されるが、これを直線アレイまたは二次元アレイとして設計することができる。LEDの使用の特に有利な点は、レンズとして作用する透明なカプセルによって、LED上で実質的にLEDから出る光全体が狭い立体角で発せられ、本発明により設けられた結像素子により散乱スクリーン上の点に集束されるところに見られる。それにより、はるかに少ないコストと共に、レーザーでなければ達成できない強度範囲に進展する。
簡単な概算から、本発明に係る装置を費用効率が高いLEDから構成された二次元ディスプレイとともに用いることにより、従来のコンピュータディスプレイスクリーンにより生成された二次元画像よりも実質的に高輝度の三次元画像を生成することが可能である。0.1mmサイズの画素において、従来のコンピュータディスプレイスクリーンはおよそ0.1μW/mmのパワー、すなわちおよそ1000*1000*0.1μW=10mWの合計パワーを有するが、これは白紙上へのおよそ100Luxの照射に相当する。移動する散乱スクリーンを備える3−Dモニタについては、z軸(奥行き)に沿って例えば500画素の解像度と仮定すると、画素はおよそ500分の1の時間だけアクティブであるに過ぎない。結果として、z軸に沿って500画素の解像度と仮定すると、光源の強度がもともと500*0.1μWmm=50mWmmでなければならない。しかしながら、これは簡単な費用効率が高いLEDを用いて、それらの合計パワーを1ピクセル上に集中させる場合にすでに可能である。コストの観点でセントの範囲を占める簡単な明るいLEDであっても、数十分の一mWのパワーを供給するし、さらに、簡単に制御可能であると考えられる。
LEDディスプレイの縮小を実施しない、あるいはほんの少しだけ実施することが目的であれば、特に小型のLEDが好ましい。そして、LEDアレイをSMD(表面実装)アレイとして設計することが特に好ましい。
さらに、本発明の目的は画像の三次元表示装置であって、特にコンピュータに接続可能な3−Dモニタである。
本発明に係る装置は、一連の二次元出力画像を少なくとも1個のLEDアレイ上に生成する画像生成手段と、連結された可動ユニットを形成する結像素子および散乱スクリーンと、ユニットを散乱スクリーンの表面に略直交する方向に周期的に往復移動させる作動手段と、一連の二次元出力画像を散乱スクリーンの空間位置と同期させる制御手段と、入射した光を散乱スクリーン上に集束させる側の結像素子上にアレイのLEDから出る光を集束する手段とを有する。この場合の散乱スクリーンのその平らな画像表面に直交する移動振幅は、表示される三次元画像の空間的奥行きを決定する。ここでは制御手段が、画像生成手段によって再生される一連の二次元出力画像を、それらの連続表示において所望の三次元物体が瞬間の空間位置に応じて投影されるように個々の画像を制御する。
結像の画像幅は、連結ユニットとしての結像素子および散乱スクリーンの移動によりほぼ一定である。このように、二次元出力画像が散乱スクリーン上に縮小されて投影される場合、すなわち物体幅が実質的に焦点距離の2倍を越えるとき、この構成は大きな空間被写界深度についてシャープで明るい画像を生じる。物体幅と結像システムの焦点距離が、出力画像が少しだけ縮小されるかまたは拡大でもされるように選択される場合、結像システムの共役距離方程式にしたがって、表示される三次元画像の空間被写界深度について二次元出力画像を散乱スクリーン上にシャープに投影することができるように、少なくとも部分的に画像幅の変動を補償する結像素子の補正移動が、結像素子および散乱スクリーンから構成されるユニットの連結移動に追加で重ね合わされるのが好ましい。この目的のために、散乱スクリーンのそれぞれの空間位置に応じて結像素子および散乱スクリーン間の距離を変更する手段を設けるのが好ましい。
可動散乱スクリーンは、投影画像をできる限り均一に、できる限り大きい立体角で散乱するように構成され、生成される三次元表示が視聴者により異なる視角から観察できるようになっている。例えば、スクリーンは半透明散乱スクリーンでもよい。よって、例えばPLEXIGLAS(登録商標)等の例えばアクリルガラス(PMMA)からできた、例えば、透明プラスチック材料でできた粗面スクリーン、あるいは薄型の粗面ガラス板が散乱スクリーンとしての機能を果たすことができる。
画像生成手段は、一連の二次元出力画像を結像素子を介して可動散乱スクリーン上に投影可能なように構成されている。ここで、画像生成手段は二次元出力画像を表示する手段を含むことが好ましく、特に二次元LEDアレイを備えることが好ましい。アレイの個々のLEDは、制御デバイスにより可動散乱スクリーンの瞬間位置に応じて個々に起動することができる。例えば部屋を暗くしなくても三次元画像をはっきりと知覚することが可能なように、特に明るくコントラストのある三次元画像表示をこのような画像生成手段を用いて生成することができるので、LEDアレイを用いることが特に好ましい。この場合は、ほぼ全ての発光が結像素子により可動スクリーン上に投影可能なようにLEDができる限り狭い発光特性を有する。LEDアレイのサイズによっては、光軸の方向に結像素子に向かって傾斜されたアレイの中心からさらにLEDをなくすほうが有利なこともある。
本発明に係る装置の変形例によれば、画像生成手段が、例えば画像生成平面において高い周波数で振動状態で移動可能な可動直線LEDアレイを備えることもできる。あるいは、直線アレイが静止することもでき、この場合、例えば、見かけ上二次元の出力画像が傾斜を変えることができるミラーの配置によって生成される。
LEDアレイは、画像が少なくとも3つの異なる波長で、好ましくは赤、緑、青(RGB)の原色で生成されるように設計されるのが好ましく、三次元画像のカラー表示が可能となる。このために、LEDアレイの各画素を3つの異なる色のLEDで構成することができる。しかしながら、個々のLEDは三原色を生成する3つの個別な切替可能接点を有することも既に知られている。あるいは、3つの異なる波長で動作する3つの別個のLEDアレイを設けて、適当なミラーを介して、好ましくはダイクロイックミラーを介して重ね合わせ、散乱スクリーン上に投影することも可能である。
散乱スクリーン上に投影された画像の強度は、それぞれ個々の画素の強度であるのが好ましく、動作電流強度および/またはLEDの調整可能な時間的アクティブ/非アクティブ比によって制御される。
LEDアレイが散乱スクリーン上に投影されるのを可能とする最も多様な光学系を、すなわち、特に全てのタイプのレンズ光学系を結像素子として用いることができる。一方では動かす質量は低いのに対して、他方ではレンズ光学系を介してLEDアレイから散乱スクリーン上にできる限り多くの光を確実に通すように、大径にもかかわらず非常に軽いレンズを選択するのが好ましい。結像素子は特定の長所を持つフレネルレンズを含む。このようなレンズも、寸法が大きいとともに軽く、具体的な要件にしたがって費用効率良く生産することができる。
本発明の装置は、生成される三次元画像の高い明度により区別される。本発明は、このために、LEDにより生成されるほぼ全ての光を可動結像素子上に集束させる。アレイのLEDから出る光を結像素子上に集束する手段は以下のように異なって構成されている。
第1の変形例によれば、LEDは、LEDにより生成された光が少しの発散だけで、あるいは理想的な場合には、ほぼ平行な光ビームとして出射するように設計された透明なプラスチックまたはガラスのカプセル内に封入される。移動する結像素子、すなわち例えば移動するフレネルレンズが、少なくともLEDアレイと同じサイズである場合、アレイの個々のLEDを互いにほぼ平行に配列することができ、したがって、平行な光ビームをまさに可動フレネルレンズの方向に発する。
対照的に、LEDアレイが結像レンズより大きい場合、別の変形例によれば、例えば、アレイの外側エッジに位置するLEDであってもそれらの光ビームを可動結像素子の方向に発するように、アレイのLEDを傾斜させてアレイ中のそれらの位置に配列することができる。しかしながら、この変形例は生産技術の観点ではより複雑なものである。
結果として、さらに別の変形例によれば、LEDにより発せられた平行な光ビームを可動結像素子上に集束させる固定された集光光学系、例えばここでもフレネルレンズをLEDアレイのすぐ下流に配置することが可能である。
特に好ましい変形例によれば、アレイのLEDはSMDアレイとして設計される。この場合、マクロレンズアレイをアレイのLEDのすぐ下流に設けることができ、LEDにより発せられる光を確実に可動結像素子上に集束させるものである。
可動結像素子におけるフレネルレンズの使用および薄型半透明散乱スクリーンの使用により、可動質量を大幅に減らすことができる。それにもかかわらず、発生する力をできる限り効果的に誘導するためには、結像素子および散乱スクリーンから構成されるユニットが垂直方向に往復移動できるように本発明に係る装置を構成するのが有利なこともある。簡単な変形例では、LEDアレイは例えば装置の底部に配列され、装置の光軸が底部にほぼ直交して走っている。
さらに、結像素子および散乱スクリーンから構成される可動ユニットが正反対に移動する1つまたは複数の補償体と連結されてもよい。このような構成は、ボクサーモータの原理に運動学的に匹敵するが、外側に向かう力からはほぼ自由なように設計することができ、よって、本発明に係る装置による振動およびノイズの発生を大幅に最小限に抑えることができる。
可動部分により、三次元画像の観察者がスクリーンの移動範囲に不注意に侵入するのを防ぐことが可能なように、少なくとも散乱スクリーンがハウジングまたは少なくとも透明な壁を持つ円筒形の保護リングにより囲まれている場合は有利である。アレイのLEDにより生成された波長の光のみを可視スペクトル領域で透過するフィルタを、ハウジングの壁に設けることができる。それによって、散乱光または周囲光の反射がハウジングの外側へ透過して観察される三次元画像を改ざんするのを防ぐことができる。
ハウジングが可動ユニット全体を囲んでいることは特に有利である。
ハウジング内が環境に対して低い圧力になっている、すなわち、ハウジングが少なくとも部分的に真空とされていることが有利である。結果的に、一方では結像素子および散乱スクリーンから構成される振動ユニットの動作中に克服されるべき空気抵抗を減らすことができ、他方ではこの移動中に機械的に生じるノイズと音波によるこれらノイズの外部への伝播を大幅に抑えることができる。
上述したように、LEDアレイは縮小されて散乱スクリーン上に結像されることが多かった。しかしながら、1:1の線形倍率が実施される場合、すなわち散乱スクリーン上に投影される画像が基本的にLEDアレイと同じ大きさである場合には、本発明の別の変形例により、大型の三次元画像のための結像システムを実施するために、本発明の装置をモジュール状にラスタ配列で多数相互接続することができる。結像システムの個々の装置は、例えば、プレイ中の場面をリアルタイムで三次元再生するフットボール競技場またはテニスコートの三次元画像等の大型の場面の組み合わせ画像を生成することができるようにコンピュータにより制御される。
本発明は、添付の図面に図示された例示的な実施形態を参照して、以下でより詳細に説明されている。
図1は、本発明による画像の三次元表示装置の好適な実施形態をコンピュータ11を介して制御される3−Dモニタ10として示す。3−Dモニタ10は、図示の例では関連する制御電子回路13を備える静止二次元LEDアレイ12からなる画像生成手段を有する。次に制御電子回路13は、例えばUSBインターフェース等のインターフェースを介して例えばコンピュータ(図示せず)に接続されたコントローラ11を介して駆動される。しかしながら、図面に概略で図示されたコンポーネント11も内蔵コントローラを備えるコンピュータとすることができる。アレイ12の各LEDセル14は、三原色に対して個別のLEDを有することができ、個別のセルとして全三原色を生成することができる集積LEDとして構成されるのが好ましい。この場合LEDセル14は小型であるため、高解像度でシャープな三次元表示を得るために、二次元出力画像の結像は縮小の必要がないか、または若干の縮小のみで済む。例えば、3:1結像を考えると、600×600の従来の費用効率が高いLEDセル14を600×600mmの領域に配列することが可能であるが、その画像では0.3mm×0.3mmの許容ピクセルサイズに相当する。
直径200mmのフレネルレンズ15および半透明の散乱スクリーン16として実施される結像素子が、ガイドロッド17および接続手段18を介して連結されるユニット19を形成し、図1に大きい矢印22で表わされるように、モータおよびトランスミッションユニット20を介して接続ロッド20により半透明の散乱スクリーン16の表面に垂直に周期運動するよう設定されている。適切な場合には、図1に小さい矢印23で表わされるように、変化する物体幅を散乱スクリーン16に対する位置に応じて補償するために、フレネルレンズ15あるいは散乱スクリーンが半期毎に補正動作を行うことができる。また、レンズ15の補正動作は適当な構成のモータおよびトランスミッション20、適切な場合には、レンズ15に連結された別の接続ロッド(図1には図示せず)または適当なギアホイールによって実施することができる。異なる線形倍率による小さな歪みを画像を構築する際の画素の選択により補償することができる。
このように、約1/(22*600)sec、すなわち約76μsecが2−D画像を構築するために利用可能である。アクティブなピクセルが形成され位置および強度データとして伝送される。データ量は3−D物体の表面データとして、全ての画素を有する二次元表示スクリーンのものとほぼ能動的に対応する。これに対応して、高速デジタルインターフェースが標準として利用可能である。ラッチおよび電流設定を有する特別なデジタル/アナログモジュールがLEDによる電流制御用に開発されるのが好ましい。このレンズ15および散乱スクリーン16は、軽度の真空中で移動されるのが好ましく、レンズおよび下地のガラススクリーンはここでは反射防止コーティングされているのが好ましく、また画像生成領域にはLEDのところ以外は暗い裏地が設けられて、強度に角度が付けられた光でも散乱スクリーンにより弱くしか再生できないように三原色以外の波長をフィルタによって遮断する。
ユニット19の瞬間位置が、例えば制御デバイス11によってモータおよびトランスミッションユニット20を介して能動的にセットすることができる。例えば、この場合に制御可能なステッピングモータまたは他のデジタル的にアドレス可能なアクチュエータを用いることができる。しかしながら、モータおよびトランスミッションユニット20を一定の回転速度で動作し、直線位置ピックアップまたは角度リゾルバを介してユニット19の瞬間位置をタップし、その後制御デバイス11で評価することができる。この最後の変形例は特に費用効率が高い解決法を構成する。
示した例では、フレネルレンズ15および半透明の散乱スクリーン16から構成されるユニット19が、約700/min−1の周期で200mmの空間振幅でガイドレール17の方向に、この方向(生成された三次元画像のz軸)の解像度が同じく600ポイントとなるように移動する。フレネルレンズ15および半透明の散乱スクリーン16を接続するケージが、好ましくは軽量で安定したカーボンファイバ材料から構成される接続素子18から形成される。このような配列は、問題なく36g程度の機械的負荷に耐える。発生する約7m/sの速度用の直線キャリッジウェイは、同様に市販されている。
両端面が開いている三次元直方体の投影を図1に概略的に示した。ここで、LEDアレイは二次元出力画像24として、画像25としてレンズ15を介して散乱スクリーン16上に投影される光る矩形を生成する。フレネルレンズ15および半透明の散乱スクリーン16から構成されるユニット19が、モータおよびトランスミッションユニット20によって周期的に往復移動する。機械的なスクリーンの動きのこの振幅内では、実線で表した第1の端位置と、レンズ15aおよび散乱スクリーン16aが点線で表された第2の端位置との間に三次元画像が投影される。第2の端位置で、画像25aが散乱スクリーン上に投影される。当然ながら、図1に例として4つだけを示した対応する出力画像24の投影25bも端位置同士の間に生成される。この簡単な仕組みから、複雑な三次元場面や動く三次元画像をどのようにして生成可能であるのかがすぐに明らかとなる。制御デバイス11によって、それぞれの瞬間の散乱スクリーン16の空間位置がわかるので、輪郭だけの直方体24の代わりに中実な直方体をLEDアレイ12により散乱スクリーン上の図の端位置で、すなわち図1で参照番号16および16aで示した位置で、散乱スクリーン上に投影することによって、例えば、簡単な方法で両端面が閉じた直方体を生成することが可能である。
移動可能なフレネルレンズ15により、LEDアレイ12を直接散乱スクリーン16上に結像することができる。特に個々のLED14がほぼ平行な光線を生成する際に、それらをカプセル化することにより実質的に光の損失なく可能である。しかしながら、市販のLEDから得られる光線は多かれ少なかれ発散する。その結果、図1に示したのと同様に、アレイのLEDから出るほぼ全ての光を移動可能フレネルレンズ15上に集束させる静止フレネルレンズ26を、LEDアレイ12のすぐ下流に配置することができる。
図2は、本発明による装置の可能な実用的実施を3Dモニタ30として斜視図で示す。光学設計は、基本的には図1の図に対応している。図1では光軸が水平に走っているが、図2の実施形態では光軸がフロアに対して垂直に向けられており、すなわち詳細には、移動可能なフレネルレンズと散乱スクリーンから構成されるユニット(別個には示していない)が矢印31で示した垂直方向に振動する。散乱スクリーンの振動範囲は透明なハウジング32により囲まれている。ノイズ放射を最小限に抑えるだけでなく、フレネルレンズおよび散乱スクリーンに対する空気抵抗を最小限に抑えるために、ハウジング32の内部33は数mbarの圧力まで真空とされている。装置の残りの部分は不透明なハウジングパネル34により覆われている。LEDアレイ(外側からは認識できない)が3Dモニタ30の底部領域35に配置されている。図示された変形例には、例えば事前に記録されたフィルムを備えたメモリーカードが挿入されて内部のコンピュータにより再生可能な接続口36も設けられている。あるいは、この接続口36が外部のコンピュータに接続するためのインターフェースを有していてもよい。
本発明による装置によりアニメーションで再生可能な模式的な3次元の日常の場面37(車と信号)が、図2の図の透明なハウジング31内に見える。
図3は、図1でより詳細に説明した本発明による装置が三次元大型表示スクリーン40にモジュール方式で多数接続されている概略図である。明確化のために、外側ガイドロッド41a〜dがここに示されている。この変形例では、LEDアレイ42a〜fがフレネルレンズ43a〜fによる1:1の線形倍率で散乱スクリーン44a〜f上に投影される。散乱スクリーンは大型の画像45全体を生成する。このような表示スクリーンは、多数のモジュールを用いて実施することができ、メートルの範囲の寸法に達することができる。
本発明による装置の実施形態の概略図である。 本発明による装置の垂直に向けられた実施形態を示す図である。 モジュール方式で配列された多数の本発明の装置から組み立てられた、大型三次元画像を生成するための結像システムを示す図である。

Claims (19)

  1. 画像の三次元表示方法であって、
    一連の二次元個別画像が個別に制御可能な発光ダイオード(LED)の二次元アレイにより生成され、
    結像素子上に入射した光を散乱スクリーン上に結像させる結像素子上にアレイのLEDから出る光を集束し、
    結像素子および散乱スクリーンが、互いに連結されたままユニットとしてスクリーン平面に略直交する方向に周期的に反転するように移動され、
    散乱スクリーンおよび結像素子間の距離がほぼ一定に保たれ、
    一連の二次元個別画像が散乱スクリーンの空間位置に同期する、方法。
  2. 散乱スクリーン上に投影された画像の強度が動作電流強度および/またはLEDの調整可能な時間的アクティブ/非アクティブ比によって制御されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 一連の二次元個別画像が、表示される三次元物体の可視表面データから算出されることを特徴とする、請求項1,2いずれか一項に記載の方法。
  4. 画像の三次元表示装置であって、
    一連の二次元出力画像(24)を少なくとも1個のLEDアレイ(12)上に生成する画像生成手段と、
    連結された可動ユニット(19)を形成する結像素子(15)および散乱スクリーン(16)であって、散乱スクリーン(16)および結像素子(15)間の距離がほぼ一定に保たれた結像素子(15)および散乱スクリーン(16)と、
    ユニット(19)を散乱スクリーン(16)の表面に略直交する方向に周期的に往復移動させる作動手段(20、21)と、
    一連の二次元出力画像(24)を散乱スクリーン(16)の空間位置と同期させる制御手段(11)と、
    入射した光を散乱スクリーン(16)上に結像させる結像素子(15)上にアレイ(12)のLEDから出る光を集束する手段と、
    を有する、装置。
  5. LEDアレイ(12)が出力画像(24)を少なくとも3つの異なる波長で生成することを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 互いに異なる波長で動作する3個のLEDアレイ(14)が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 3個のLEDアレイにより生成された出力画像(24)がダイクロイックミラーを介して散乱スクリーン上に投影されることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 結像素子(15)がフレネルレンズを備えることを特徴とする、請求項4〜7のいずれか一項に記載のデバイス。
  9. アレイ(12)のLED(14)から出る光を集束する手段が、各LEDを囲んで略平行なビームを生成する透明なカプセルを備えることを特徴とする、請求項4〜8のいずれか一項に記載のデバイス。
  10. カプセル化されたLED(14)が結像素子(15)に向けられていることを特徴とする、請求項9に記載のデバイス。
  11. アレイ(12)のLED(14)から出る光を集束する手段が、さらに、LEDアレイ(12)および可動ユニット(19)間に配置された固定集光光学系(26)を備えていることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  12. アレイ(12)のLED(14)から出る光を集束する手段が、LEDアレイ(12)のすぐ下流に配置されるマイクロレンズアレイを備えることを特徴とする、請求項4〜8のいずれか一項に記載の装置。
  13. ユニット(19)が床面に対して略垂直方向に移動されることを特徴とする、請求項4〜12のいずれか一項に記載の装置。
  14. ユニット(19)が、当該ユニットと正反対に移動して当該ユニットの移動を補償する補償体に連結されていることを特徴とする、請求項4〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 散乱スクリーンが透明な壁を有するハウジング(32)により囲まれていることを特徴とする、請求項4〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. ハウジングの壁には、実質的に前記LEDにより生成された光の可視スペクトル領域だけで透明なフィルタが設けられていることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. ハウジング(32)が可動ユニット(19)全体を囲んでいることを特徴とする、請求項15または16に記載の装置。
  18. ハウジング(32)内が大気圧よりも低い圧力状態になっていることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. グリッド状に配列された請求項4〜18のいずれか一項に記載の複数の装置を備え、前記複数の装置が一体となって1つの三次元画像(45)を生成する、結像システム。
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