JP4595731B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、切り替え可能な複数の動作モードを有する画像形成装置に関し、特に、操作部材に対する操作に、当該画像形成装置が実行する処理の内容を規定する情報となる設定を対応づけて登録可能な画像形成装置に関する。
従来より、ファックスモード、スキャンモード、コピーモード及びプリントモードを有するMFP(Multi Function Peripherals)のような、複数の動作モードを有する画像形成装置においては、操作の簡略化のため、操作部材に対する操作に、画像形成装置が実行する処理の内容を規定する情報である設定を対応づけて登録することができるようになっている。例えば、MFPにおいては、ワンタッチキーと称される操作部材に対する押下操作に、ファックスモードにおける送信先、スキャンモードにおける送信先及びコピーモードにおけるコピー条件等を登録することが可能となっている。このようなMFPでは、例えば、ファックスモードにおいてワンタッチキーに対する押下操作が実行されると、ファックスモードにおける送信先へ画像の送信が可能な状態となり、スキャンモードにおいてワンタッチキーに対する押下操作が実行されると、スキャンモードにおける送信先へ画像の送信が可能な状態となり、コピーモードにおいてワンタッチキーに対する押下操作が実行されると、コピーモードにおけるコピー条件によるコピーが可能な状態となる。
なお、特許文献1は、ワンタッチキーに対する押下操作に複数の通信宛先を登録することができる通信端末装置を開示している。
特開2003−244310号公報
しかし、従来の技術では、複数の動作モードにわたる複数の設定が1つの操作に登録されている場合、意図しない処理が実行されてしまうことがあった。例えば、ファックスモードにおける送信先へ画像の送信を行うことを意図してワンタッチキーに対する押下操作を実行したにも拘わらず、スキャンモードにおける送信先へ画像の送信が誤って行われてしまうことがあった。
また、従来の技術では、1つの操作に1つの設定が登録されている場合、当該設定を処理の内容に反映させるために、動作モードの切り替えという煩雑な操作を強いられることがあった。例えば、ワンタッチキーを押下してファックスモードにおける送信先へ画像の送信を行う場合、あらかじめファックスモードへの切り替えを行った後にワンタッチキーの押下を行う必要があった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、意図しない処理が実行されることや煩雑な操作を強いられることを回避することができる、利便性の高い画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1及び請求項2の発明は、切り替え可能な複数の動作モードを有する画像形成装置であって、操作の対象となる操作部材と、前記操作部材に対する操作に、前記画像形成装置が実行する処理の内容を規定する情報となる設定を対応づけて登録する登録手段と、実行された操作に登録されている設定を前記画像形成装置が実行する処理の内容に反映させる反映手段と、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録することが許可される第1登録モードと、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録することが禁止される第2登録モードとを切り替えるための切替手段とを備える。
請求項1の発明は、さらに、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録している場合に、前記第1登録モードから前記第2登録モードへの切り替えを禁止する。
請求項2の発明は、さらに、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録している場合に、前記第1登録モードから前記第2登録モードへの切り替え指示が前記切替手段により与えられると、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を登録している操作を報知する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定が実行された操作に登録されている場合に、前記反映手段による、処理の内容への設定の反映の要否を操作者に指示させる指示手段をさらに備える。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、現在の動作モードに関する設定が登録されていない操作が実行された場合に、実行された操作に設定が登録されている動作モードへの切り替え要否を操作者に指示させる指示手段をさらに備える。
請求項1及び請求項2の発明によれば、第2登録モードへの切り替えにより、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定が1つの操作に登録されることがなくなるので、意図しない処理が実行されることを防止可能であり、画像形成装置の利便性が向上する。
請求項1の発明によれば、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に対応づけて登録した後に、第1登録モードから第2登録モードへの切り替えが行われ、設定が失われることを防止可能である。
請求項2の発明によれば、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を登録している操作を知ることができるので、操作者は、操作に登録している設定を第2登録モードに適したものへ編集することできる。
請求項3の発明によれば、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定が登録されている操作を実行すると、処理の内容への設定の反映の要否を指示することができるので、意図しない処理が実行されることを防止可能であり、画像形成装置の利便性が向上する。
請求項4の発明によれば、現在の動作モードに関する設定が登録されていない操作を実行すると、実行された操作に対応づけて登録されている設定を内容に反映可能な処理を実行可能な動作モードへの切り替えの要否を指示することができるので、動作モードの切り替えの手間を削減でき、画像形成装置の利便性が向上する。
<1 第1実施形態>
<1.1 構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10及びその周辺の構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、ファックスモード、スキャナモード、コピーモード及びプリンタモードの4個の動作モードを有するデジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)である。
図1に示すように、画像形成装置10は、MPU(マイクロプロセッサ;MicroProcessor Unit)101、ROM102及びRAM103を備える。MPU101、ROM102及びRAM103によって実現されるマイクロコンピュータ120は、ROM102に格納されたプログラムを実行することにより、画像形成装置10の各構成を統括制御し、画像形成装置10の各種機能を実現している。
画像形成装置10の画像メモリ104は、画像形成装置10が処理対象とする画像を画像データとして記憶する。
また、画像形成装置10は、画像読取部109及び画像記録部110を備える。画像読取部109は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により原稿上の画像を読み取る。画像読取部109は、ADF(Automatic Document Feeder)方式又はFBS(Flat Bed Scanner)方式により原稿上の画像を読み取ることができる。画像記録部110は、電子写真方式により、画像を記録媒体上に形成する。
画像形成装置10には、ユーザインターフェースとして、操作部111及び表示部112が設けられる。操作部111は、操作の対象となるメカニカルスイッチ等の操作部材を含んで構成され、表示部112は、液晶ディスプレイ等の表示用の部材を含んで構成される。なお、表示部112を液晶タッチパネルディスプレイ等で構成して、表示部112が操作部111の一部又は全部の機能を兼ね備えるようにしてもよい。
操作部111には、操作部材として、ワンタッチキー111a、スタートボタン111b、動作モード切替ボタン111c及び登録モード切替ボタン111dが含まれる。ワンタッチキー111aに対する押下操作には、ファックスモードにおける送信先、スキャナモードにおける送信先及びコピーモードにおけるコピー条件を対応づけて登録可能となっている。スタートボタン111bは、処理の開始指示を画像形成装置10に与えるために用いられる。動作モード切替ボタン111cは、画像形成装置10の動作モードをファックスモード、スキャナモード、コピーモード及びプリンタモードの間で切り替えるために用いられる。登録モード切替ボタン111dは、画像形成装置10の登録モードを後述する複数登録許可モードと複数登録禁止モードとの間で切り替えるために用いられる。
この画像形成装置10には、各種の情報を記憶する記憶部105が設けられている。記憶部105は、フラッシュメモリやハードディスクドライブ等の不揮発性の記憶装置により構成される。記憶部105には、スキャナモードにおいて画像読取部109が読み取った画像を記憶するための記憶領域として、少なくとも1つのボックス105bが設定されている。また、記憶部105には、ファックスモードにおける送信先、スキャナモードにおける送信先及びコピーモードにおけるコピー条件をワンタッチキー111aに対する押下操作に対応づけて登録した登録テーブル105aが記憶されている。
ネットワークインターフェース106は、例えば、イーサネット(登録商標)により、画像形成装置10をネットワーク30に接続する。ネットワーク30は、ルータRT等のネットワーク機器を介してインターネット50に接続される。これにより、画像形成装置10は、ネットワーク30に接続されたパーソナルコンピュータPCやインターネット50に接続されたインターネットファックス装置IFAXと通信可能になっている。
NCU(網制御装置;Network Control Unit)107及びMODEM(モデム;MOdulator DEModulator)108は、一般公衆電話網40を経由した画像データの送受信に用いられる。NCU107は、一般公衆電話網40への接続を制御する。NCU107は、通信先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出する機能を備える。MODEM108は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30にしたがったファックス伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。又は、MODEM108は、これらに加えて、V.34にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。
ファックスモードでは、画像形成装置10は、画像読取部109が読み取った画像を、一般公衆電話網40を経由してファックス装置FAXへG3方式やスーパーG3方式により送信することができるとともに、一般公衆電話網40を経由してファックス装置装置FAXから送信されてきた画像を受信して画像記録部110に与えることにより、当該画像を記録媒体に印刷することができる。加えて、画像形成装置10は、画像読取部109が読み取った画像を、ネットワーク30及びインターネット50を経由してインターネットファックス装置IFAXへ送信することができる。ファックスモードにおけるインターネットファックス装置IFAXへの画像の送信は、画像を電子メールに添付してインターネットファックス装置IFAXの電子メールアドレスへ送信することにより行われる。したがって、ファックスモードにおいては、画像の送信先として、ファックス装置FAXの電話番号又はインターネットファックス装置IFAXの電子メールアドレスを設定することができる。
スキャナモードでは、画像形成装置10は、画像読取部109が読み取った画像を、画像形成装置10の記憶部105に設定されたボックス105bに記憶させることができる。加えて、画像形成装置10は、画像読取部109が読み取った画像を、ネットワーク30を経由してパーソナルコンピュータPCへ送信することができる。スキャナモードにおけるパーソナルコンピュータPCへの画像の送信は、画像を電子メールに添付してパーソナルコンピュータPCの電子メールアドレスへ送信することにより、又は、画像形成装置10との接続を確立したパーソナルコンピュータPCへ画像を直接送信することにより行われる。したがって、スキャンモードにおいては、画像の送信先として、画像形成装置10のボックス105b又はパーソナルコンピュータPCの電子メールアドレス若しくはパスを設定することができる。
コピーモードでは、画像形成装置10は、画像読取部109が読み取った画像を画像記録部110に与えることにより、当該画像を記録媒体に印刷することができる。コピーモードでは、コピー条件として、画質、用紙種類、用紙サイズ及び変倍率等を設定することができる。
プリンタモードでは、画像形成装置10は、ネットワーク30を経由してパーソナルコンピュータPCから送信されてきた印刷ジョブに関する画像を受信して画像記録部110に与えることにより、当該画像を記録媒体に印刷することができる。
<1.2 登録テーブル>
登録テーブル105aは、ワンタッチキー111aに対する押下操作に、画像形成装置10が実行する処理の内容を規定する情報となる設定として、ファックスモードにおける送信先、スキャナモードにおける送信先及びコピーモードにおけるコピー条件を対応づけて登録したものである。より具体的には、登録テーブル105aは、図2及び図3に示すように、「ワンタッチキーNO.」の欄に記載された番号が付与されたワンタッチキー111aに対する押下操作に、「機能(モード)」の欄に記載された動作モードにおける「設定」の欄に記載された設定を登録したことを示す情報となっている。なお、図2及び図3の「設定」の欄に記載された「未登録」は、設定が登録されていないことを意味している。この登録テーブル105aの具体的内容は、操作部111を用いた所定の操作により編集可能となっている。
画像形成装置10は、登録テーブル105aにおける、押下操作への設定の登録の許可態様が異なる複数登録許可モードと複数登録禁止モードとを有している。
複数登録許可モードは、図2に示すように、複数の動作モードにわたる複数の設定を1つのワンタッチキー111aに対する押下操作に登録することが許可される登録モードである。
一方、複数登録禁止モードは、図3に示すように、複数の動作モードにわたる複数の設定を1つのワンタッチキー111aに対する押下操作に登録することが禁止される登録モードである。この複数登録禁止モードでは、1つのワンタッチキー111aに対する押下操作には、ファックスモード、スキャナモード及びコピーモードから選択された1つの動作モードにおける設定のみを登録することが許される。
<1.3 動作>
<1.3.1 ワンタッチキーに対する押下操作>
図4は、ワンタッチキー111aに対する押下操作が実行された場合の画像形成装置10の動作フローを説明するフローチャートである。
図4を参照して説明すると、ワンタッチキー111aに対する押下操作が実行されると、画像形成装置10のマイクロコンピュータ120は、登録テーブル105aを参照して、実行された押下操作に複数の動作モードにわたる複数の設定が登録されているか否かを確認する(ステップS101)。
そして、複数の設定が登録されている場合、現在の動作モードにおける設定が、実行された押下操作に登録されているかか否かが確認され(ステップS107)、含まれている場合はステップS102へ移行し、含まれていない場合はステップS108へ移行する。
ステップS102では、操作者が意図しない処理を実行してしまうことを防止するため、画像形成装置10は、当該複数の設定のうち現在の動作モードに関する設定を、画像形成装置10が実行する処理の内容に反映させるか否かの指示を操作者に要求する。このステップS102は、具体例をあげて言えば、ファックスモードにおける送信先とスキャンモードにおける送信先とが登録されているワンタッチキー111aの押下操作がファックスモードにおいて実行された場合、操作者がスキャンモードにおける送信先への画像の送信を意図してワンタッチキー111aを押下したのではないことを確かめるために設けられている。この指示の要求は、例えば、マイクロコンピュータ120が表示部112を制御して表示部120に所定のメッセージを表示することにより実現してもよいし、所定のメッセージを音声で操作者に伝えることにより実現してもよい。
ステップS102において設定を反映させる旨の指示が与えられた場合、マイクロコンピュータ120は、現在の動作モードに関する設定を画像形成装置10が実行する処理の内容に実際に反映させる(ステップS103)。これにより、画像形成装置10は、スタートボタン111bの押下に応答して、当該設定を反映させた処理を実行することができるようになる。しかし、ステップS102において設定を反映させる旨の指示が与えられなかった場合、そのまま動作フローが終了する。
また、ステップS108では、動作モードの切り替え先の指示を操作者に要求し(ステップS108)、指示された動作モードに関する設定を画像形成装置10が実行する処理の内容に反映させるか否かの指示を操作者に要求する(ステップS109)。ステップS109において設定を反映させる旨の指示が与えられた場合、画像形成装置10の動作モードがステップS108で指示された動作モードに切り替えられ、ステップS108で指示された動作モードにおける設定を画像形成装置10が実行する処理の内容に実際に反映させる(ステップS110)。しかし、ステップS109において設定を反映させる旨の指示が与えられなかった場合、そのまま動作フローが終了する。なお、ステップS108においては、切り替え先となる動作モード、すなわち実行された押下操作に設定が登録されている動作モードを操作者に提示することが望ましい。
一方、実行された押下操作に複数の設定が登録されていない場合、実行された押下操作に設定が登録されている動作モードと現在の動作モードとが一致しているか否かがマイクロコンピュータ120によって調べられる(ステップS104)。このようなステップS104は、実行された押下操作に設定が登録されていても、任意の動作モードにおいて当該設定を処理の内容に反映させることができるわけではないことにより必要となっている。例えば、実行された押下操作にコピー条件だけが登録されている場合、当該コピー条件を適用可能であるのはコピーモードにおけるコピーだけに制限され、ファックスモードにおける画像の送信には適用不可能である。
ステップS104において動作モードが一致している場合は、ステップS103へ移行して現在の動作モードに関する設定を画像形成装置10が実行する処理の内容に実際に反映させる。しかし、ステップS104において動作モードが一致していない場合、すなわち、現在の動作モードに関する設定が登録されていない押下操作が実行された場合、画像形成装置10は、さらに、実行された押下操作に設定が登録されている動作モードへ切り替えるか否かの指示を操作者に要求する(ステップS105)。具体的な例をあげて説明すると、ファックスモードにおける送信先のみが登録されているワンタッチキー111aに対する押下操作がスキャナモードにおいて実行された場合、画像形成装置10は、スキャナモードへ切り替えるか否かの指示を操作者に要求することになる。この指示の要求も、ステップS102と同様に、マイクロコンピュータ120が表示部112を制御して表示部120に所定のメッセージを表示することにより実現してもよいし、所定のメッセージを音声で操作者に伝えることにより実現してもよい。このように、ステップS105においては、切り替え先となり得る動作モード、すなわち実行された押下操作に設定が登録されている動作モードを操作者に提示することが好ましい。切り替え先となり得る動作モードが複数ある場合には、その複数の動作モードを操作者に提示し、操作者は、提示された複数の動作モードの中から切り替え先とする動作モードを選択することができる。
ステップS105において、動作モードを切り替える旨の指示が与えられた場合、動作モードの切り替えが実際に実行され(ステップS106)、しかる後にステップS103へ移行して、現在の(変更後の)動作モードに関する設定を画像形成装置10が実行する処理の内容に実際に反映させるが、動作モードを切り替える旨の指示が与えられなかった場合、そのまま動作フローが終了する。
ステップS104〜S106は、現在の動作モードに関する設定が登録されていないワンタッチキー111aの押下操作が実行された場合に、登録されている設定を適用可能な動作モードへ切り替えるのを補助することにより、動作モードの切り替えの手間を削減するために設けられている。
<1.3.2 登録モードの切り替え>
図5は、登録モード切替ボタン111dにより複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替え指示が与えられた場合の画像形成装置10の動作フローを説明するフローチャートである。
図5を参照して説明すると、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替え指示が与えられると、画像形成装置10のマイクロコンピュータ120は、登録テーブル105aを参照して、押下操作に複数の動作モードにわたる複数の設定が登録されているか否かを確認する(ステップS201)。
そして、複数の設定が登録されている場合は、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへ登録モードを切り替えることを拒否する旨を警報音等により報知するとともに(ステップS202)、登録モードの切り替えの拒否理由すなわち複数の動作モードにわたる複数の設定が登録されている操作が存在するために拒否する旨を表示部112へのメッセージの表示等により報知する(ステップS204)。ステップS204により、操作者は、登録モードの切り替えが拒否された理由を知ることができる。
なお、ステップS204の終了後は、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替えは実際に行われることなく動作フローが終了する。すなわち、画像形成装置10では、押下操作に複数の動作モードにわたる複数の設定が登録されている場合には、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替えが禁止され、登録モードの変更により設定が失われてしまうことを防止している。
一方、複数の設定が登録されていない場合は、そのまま複数登録禁止モードへの切り替えが行われ(ステップS203)、しかる後に、動作フローが終了する。
以上の構成及び動作により、画像形成装置10は、誤送信等の意図しない処理が実行されることや煩雑な操作を強いられることを回避することができる、利便性の高いものとなっている。
<2 第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る画像形成装置20は、第1実施形態に係る画像形成装置10と類似の構成を有しており、第1実施形態における図1〜図3についての説明は、第2実施形態にも当てはまる。しかし、画像形成装置20は、登録モード切り替えボタン111dにより複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替え指示が与えられた場合の動作が画像形成装置10とは異なっている。以下では、この相違点について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
図6に示すように、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替え指示が与えられると、画像形成装置20のマイクロコンピュータ120は、登録テーブル105aを参照して、押下操作に複数の動作モードにわたる複数の設定が登録されているか否かを確認する(ステップS301)。
そして、複数の設定が登録されている場合は、複数の設定が登録されている押下操作を、当該押下操作の対象となるワンタッチキー111aの番号等により報知する(ステップS302)。この報知により、操作者は、複数の設定が登録されている押下操作すなわち登録されている設定を複数登録禁止モードに適したものとなるように編集する必要がある押下操作を知ることができる。この報知は、複数の設定が登録されている押下操作の対象となるワンタッチキー111aの番号と、当該ワンタッチキー111aに登録されている設定とを表示部112aに一覧表示することにより実現される。
複数の設定が登録されている押下操作をワンタッチキー111aの番号等により報知した後は、編集が必要な理由すなわち複数の動作モードにわたる複数の設定が登録されている押下操作が存在するため、登録禁止モードに適した設定となるように編集が必要である旨を表示部112へのメッセージの表示等により報知する(ステップS303)。ステップS303により、操作者は、設定の編集が必要である理由を知ることができる。
しかる後に、画像形成装置20は、登録テーブル105aの編集を行うことができる編集モードへ移行する(ステップS304)。編集モードでは、表示部112に一覧表示されている、複数の設定が登録されている押下操作の対象となるワンタッチキー111aの番号と、当該ワンタッチキー111aに登録されている設定とが編集可能な状態となる。なお、編集モードにおいて実行可能な編集には、複数モードにわたる複数の設定のうち、不要な設定を削除することにより、1つの操作に1つの動作モードにおける設定のみが登録されている状態とすることが含まれる。
編集モードの終了後、複数登録禁止モードへの切り替えが行われ(ステップS305)、しかる後に動作フローが終了する。ここで、編集モードの終了後に自動的に(操作者に確認することなく)複数登録禁止モードへの切り替えを行うのに代えて、一度操作者に確認してから(操作者に指示を要求し、操作者の指示が与えられてから)複数登録禁止モードへの切り替えを行うようにしてもよい。
一方、複数の設定が登録されていない場合は、そのまま、複数登録禁止モードへの切り替えが行われ(ステップS305)、しかるのちに、動作フローが終了する。
<3 変形例>
上述の第1実施形態及び第2実施形態では、ワンタッチキー111aという1個の操作部材に対する押下操作に設定が対応づけて登録される例を用いて説明を行ったが、短縮ダイヤルと称される2個以上の操作部材に対する順次の押下操作に処理情報が対応づけて登録される場合にも本発明は適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10及び第2実施形態に係る画像形成装置20並びにこれらの周辺の構成を示すブロック図である。 複数登録許可モードにおける登録テーブル105aを示す図である。 複数登録禁止モードにおける登録テーブル105aを示す図である。 ワンタッチキー111aに対する押下操作が実行された場合の画像形成装置10の動作フローを説明するフローチャートである。 登録モード切替ボタン111dにより、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替え指示が与えられた場合の画像形成装置10の動作フローを説明するフローチャートである。 登録モード切替ボタン111dにより、複数登録許可モードから複数登録禁止モードへの切り替え指示が与えられた場合の画像形成装置20の動作フローを説明するフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
105a 登録テーブル
111 操作部
111a ワンタッチキー
111b スタートボタン
111c 動作モード切替ボタン
111d 登録モード切替ボタン
120 マイクロコンピュータ

Claims (4)

  1. 切り替え可能な複数の動作モードを有する画像形成装置であって、
    操作の対象となる操作部材と、
    前記操作部材に対する操作に、前記画像形成装置が実行する処理の内容を規定する情報となる設定を対応づけて登録する登録手段と、
    実行された操作に登録されている設定を前記画像形成装置が実行する処理の内容に反映させる反映手段と、
    切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録することが許可される第1登録モードと、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録することが禁止される第2登録モードとを切り替えるための切替手段と、
    を備え
    切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録している場合に、前記第1登録モードから前記第2登録モードへの切り替えを禁止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 切り替え可能な複数の動作モードを有する画像形成装置であって、
    操作の対象となる操作部材と、
    前記操作部材に対する操作に、前記画像形成装置が実行する処理の内容を規定する情報となる設定を対応づけて登録する登録手段と、
    実行された操作に登録されている設定を前記画像形成装置が実行する処理の内容に反映させる反映手段と、
    切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録することが許可される第1登録モードと、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録することが禁止される第2登録モードとを切り替えるための切替手段と、
    を備え、
    切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を1つの操作に登録している場合に、前記第1登録モードから前記第2登録モードへの切り替え指示が前記切替手段により与えられると、切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定を登録している操作を報知することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    切り替え可能な複数の動作モードのうちの2個以上の動作モードの各々に対する設定が実行された操作に登録されている場合に、前記反映手段による、処理の内容への設定の反映の要否を操作者に指示させる指示手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    現在の動作モードに関する設定が登録されていない操作が実行された場合に、実行された操作に設定が登録されている動作モードへの切り替え要否を操作者に指示させる指示手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
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